JP4328164B2 - 車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ - Google Patents
車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4328164B2 JP4328164B2 JP2003336146A JP2003336146A JP4328164B2 JP 4328164 B2 JP4328164 B2 JP 4328164B2 JP 2003336146 A JP2003336146 A JP 2003336146A JP 2003336146 A JP2003336146 A JP 2003336146A JP 4328164 B2 JP4328164 B2 JP 4328164B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- suction port
- holder
- waterproof
- holder main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、前記ホルダ本体部内部には、前記モータ本体部を制御するための駆動回路が収容されており、前記防水部は前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ伝わって、前記駆動回路に移動することを防止している。
請求項7に記載の発明は、内側にモータ本体部を保持するホルダ本体部と、前記ホルダ本体部から径方向外側に延設される連結部と、前記連結部及び前記ホルダ本体部に固定されるプレートと、前記ホルダ本体部と前記連結部と前記プレートとにより形成され、前記連結部に形成された吸入口を介して該吸入口の上部と前記ホルダ本体部の底部内側とを連通し、前記吸入口から導入された冷却風によって前記モータ本体部を冷却する送風路部と、前記ホルダ本体部内部に駆動回路を収容する駆動回路収容部とを備えた車両用ブロワモータ装置のモータホルダであって、前記吸入口の下方位置に、前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ伝って、駆動回路側への移動を防止する防水部を設け、前記防水部は前記吸入口を包囲する防水溝により形成されている。
請求項1,3に記載の発明によれば、吸入口を伝って送風路部に浸入した水滴が隙間合わせ部に達することがなく、モータホルダとプレートの間からの液漏れが防がれる。
請求項1に記載の発明によれば、水滴が防水壁を伝うことによって水滴の移動範囲は防水壁の内側に制限され、防水壁の外側に形成された隙間合わせ部に水滴が達することが抑制される。また、吸入口から取り込まれた冷却風は、ホルダ本体部側に向かって流れている。従って、防水壁によって冷却風の流れが遮られるが、その影響が少なく抑えられる。
請求項3に記載の発明によれば、水滴が防水溝を横断することはできないので、水滴の移動範囲は防水壁の内部に制限され、防水口の外側に形成された隙間合わせ部に水滴が達することが抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、隙間合わせ部より防水壁が重力方向に突出するようにモータホルダの取付方向を設定することによって、水滴は防水壁を伝い隙間合わせ部より重力方向に移動される。従って、その後水滴が隙間合わせ部に到達することがないので隙間合わせ部からの液漏れはより低減される。
請求項5に記載の発明によれば、防水部で移動を止められた水滴は更に隙間合わせ部に達しにくくなり、モータホルダとプレートの間からの液漏れはより低減される。
請求項6に記載の発明によれば、水滴が防水壁を伝うことによって水滴の移動範囲は防水壁の内側に制限され、防水壁の外側に形成された隙間合わせ部に水滴が達することが抑制される。また、吸入口から取り込まれた冷却風は、ホルダ本体部側に向かって流れている。従って、防水壁によって冷却風の流れが遮られるが、その影響が少なく抑えられる。
請求項7に記載の発明によれば、水滴が防水溝を横断することはできないので、水滴の移動範囲は防水壁の内部に制限され、防水口の外側に形成された隙間合わせ部に水滴が達することが抑制される。
ブロワモータ装置は、図1に示すように、図示しない車両に固定されるモータホルダ1と、モータホルダ1に保持されるモータ本体部としてのブロワモータ2と、ブロワモータ2の回転軸3に固定されたファン4とを備えている。
モータホルダ1は、樹脂よりなり、ホルダ本体部5と、連結部6と、固定リング部7と、プレート8とを備えている。ホルダ本体部5は、その内側にブロワモータ2を保持するよう略有底筒形状に形成されている。連結部6はホルダ本体部5から径方向外側に延びる略円盤状をなし、ホルダ本体部5の開口部側に形成されている。連結部6には、軸線方向に貫通する複数の孔6aが形成されており、ファン4の回転時にファン4の軸線方向に空気を送風可能である。連結部6の先端には固定リング部7が形成されている。
プレート8は、略L字状に形成されている。詳述すると、図2(c)に示すように、プレート8は、周囲壁16と、該周囲壁16と一体形成された底壁17とを備えている。周囲壁16はL字状に形成された一対の側壁16aと、両側壁16aの端部同士を連結する一対の端部16bとを含む。プレート8は、連結部6と対向する部分において該連結部6に向かって開口するとともに、ホルダ本体部5と対向する部分において該ホルダ本体部5に向かって開口している。両側壁16a間の間隔は連結部6における周囲壁12の両側壁12a間の間隔と一致している。隔壁40は、両側壁16aを連結するように該側壁16aと一体形成されている。隔壁40は、底壁40aと、その底壁40aの一端から該底壁40aと直交するように延びる縦壁40bとを含み、全体としてL字状をなしている。
ブロワモータ2の駆動によりファン4が回転すると、それに伴いファン4の下方の空気が上方に送られる。そして、それに伴いこの際ファン4の下方には、連結部6に形成された孔6aを下から上に向かって通過する空気の流れが形成される。ファン4の下方から上方へと移動する空気の流れはホルダ本体部5の内部にも形成されている。詳述すると、空気はホルダ本体部5の下方に形成された連通孔5aからホルダ本体部5の内部に導かれ、該ホルダ本体部5の内部を軸線方向に移動することによりファン4の下方へと供給される。
(1)吸入口13の周囲を包囲するように防水壁15をモータホルダ1から送風路部9方向に向かって突出形成した。従って、吸入口13を伝って送風路部9に到達した水滴が防水壁15を越えて吸入口13の径方向外側へ移動することを制限することができ、吸入口13の径方向外側に位置する第1突き合わせ部27に水滴が達するのを防ぐことができる。そのため、第1突き合わせ部27に水滴が到達することにより起こる毛細管現象による車両用ブロワモータ装置からの液漏れを防ぐことができる。また、水滴が第1突き合わせ部を伝って収容室41の内部に至るといった事態も生じない。よって、収容室41内の回路基板42の被水が防止される。
○上記実施の形態では、防水部としてモータホルダ1から送風路部9に向かって突出する防水壁15を形成した。しかし、吸入口13から第1突き合わせ部27に水滴が移動することを防止できる機構を備えていればよく、例えば、図4に示すように、吸入口13の周りに防水部としての防水溝32を形成してもよい。
○上記実施の形態では、吸入口13の形状を平断面略半円形状に形成したが、吸入口13の形状はこれに限定されない。
○上記実施の形態では、防水壁15bの内周面の位置は、吸入口13の側壁のうちでモータホルダ1の径方向内側に位置する側壁の内周面から長さXだけ離間するように設定されており、吸入口13からホルダ本体部5内部に向かって導かれる空気の流れ性に影響を与えている。しかし、長さXは空気の流れ性が速くなりすぎないように、且つ冷却風の取り込みが極度に妨げられない範囲内で適宜変更してもよい。
Claims (7)
- モータ本体部と、
内側に前記モータ本体部を保持するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部から径方向外側に延設される連結部と、
前記連結部及び前記ホルダ本体部に固定されるプレートと、
前記ホルダ本体部と前記連結部と前記プレートとにより形成され、前記連結部に形成された吸入口を介して該吸入口の上部と前記ホルダ本体部の底部内側とを連通し、前記吸入口から導入された冷却風によって前記モータ本体部を冷却する送風路部と、
を備えた車両用ブロワモータ装置であって、
前記吸入口の下方位置に、前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ移動することを防ぐ防水部を設け、
前記防水部は前記吸入口を包囲する防水壁により形成され、
前記防水壁は、前記ホルダ本体部側が前記吸入口から離間していることを特徴とする車両用ブロワモータ装置。 - 前記防水壁は、前記隙間合わせ部よりも下方に突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブロワモータ装置。
- モータ本体部と、
内側に前記モータ本体部を保持するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部から径方向外側に延設される連結部と、
前記連結部及び前記ホルダ本体部に固定されるプレートと、
前記ホルダ本体部と前記連結部と前記プレートとにより形成され、前記連結部に形成された吸入口を介して該吸入口の上部と前記ホルダ本体部の底部内側とを連通し、前記吸入口から導入された冷却風によって前記モータ本体部を冷却する送風路部と、
を備えた車両用ブロワモータ装置であって、
前記吸入口の下方位置に、前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ移動することを防ぐ防水部を設け、
前記防水部は前記吸入口を包囲する防水溝により形成されていることを特徴とする車両用ブロワモータ装置。 - 前記ホルダ本体部内部には、前記モータ本体部を制御するための駆動回路が収容されており、前記防水部は前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ伝わって、前記駆動回路に移動することを防止していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用ブロワモータ装置。
- 前記防水部は、前記隙間合わせ部から離間していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用ブロワモータ装置。
- 内側にモータ本体部を保持するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部から径方向外側に延設される連結部と、
前記連結部及び前記ホルダ本体部に固定されるプレートと、
前記ホルダ本体部と前記連結部と前記プレートとにより形成され、前記連結部に形成された吸入口を介して該吸入口の上部と前記ホルダ本体部の底部内側とを連通し、前記吸入口から導入された冷却風によって前記モータ本体部を冷却する送風路部と、
前記ホルダ本体部内部に駆動回路を収容する駆動回路収容部と
を備えた車両用ブロワモータ装置のモータホルダであって、
前記吸入口の下方位置に、前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ伝って、駆動回路側への移動を防止する防水部を設け、
前記防水部は前記吸入口を包囲する防水壁により形成され、
前記防水壁は、前記ホルダ本体部側が前記吸入口から離間していることを特徴とする車両用ブロワモータ装置のモータホルダ。 - 内側にモータ本体部を保持するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部から径方向外側に延設される連結部と、
前記連結部及び前記ホルダ本体部に固定されるプレートと、
前記ホルダ本体部と前記連結部と前記プレートとにより形成され、前記連結部に形成された吸入口を介して該吸入口の上部と前記ホルダ本体部の底部内側とを連通し、前記吸入口から導入された冷却風によって前記モータ本体部を冷却する送風路部と、
前記ホルダ本体部内部に駆動回路を収容する駆動回路収容部と
を備えた車両用ブロワモータ装置のモータホルダであって、
前記吸入口の下方位置に、前記吸入口に付着した液体が前記プレートと前記連結部及び前記ホルダ本体部との隙間合わせ部へ伝って、駆動回路側への移動を防止する防水部を設け、
前記防水部は前記吸入口を包囲する防水溝により形成されていることを特徴とする車両用ブロワモータ装置のモータホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003336146A JP4328164B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-09-26 | 車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002289888 | 2002-10-02 | ||
JP2003336146A JP4328164B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-09-26 | 車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004142735A JP2004142735A (ja) | 2004-05-20 |
JP4328164B2 true JP4328164B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=32473375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003336146A Expired - Fee Related JP4328164B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-09-26 | 車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4328164B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4337669B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2009-09-30 | 株式会社デンソー | 車両用電動送風ファン装置 |
KR200459203Y1 (ko) * | 2010-07-16 | 2012-03-22 | 계양전기 주식회사 | 방수기능을 갖는 브러시리스 모터 |
FR2984810B1 (fr) * | 2011-12-23 | 2015-06-19 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif de refroidissement par air d'un pulseur pour appareil de chauffage, de ventilation et de climatisation |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003336146A patent/JP4328164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004142735A (ja) | 2004-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100534189B1 (ko) | 전기 구동 모터 | |
CN100435452C (zh) | 电机驱动工具 | |
US20090230791A1 (en) | Drive unit having optimized cooling | |
US9680349B2 (en) | Power tool with substrate having apertures for cooling coils and switching elements | |
JP4479799B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP2001359252A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2007136607A (ja) | 電動工具 | |
KR20160109071A (ko) | 회로기판을 갖는 전동식 펌프 | |
US6831435B2 (en) | Vehicle blower motor device and holder for blower motor device | |
JP4328164B2 (ja) | 車両用ブロワモータ装置及び車両用ブロワモータ装置のモータホルダ | |
JP2006205284A (ja) | 電動工具 | |
JP3971349B2 (ja) | 車両空調用モータの防水構造 | |
KR20050108783A (ko) | 의류 건조기 | |
JP2006353053A (ja) | 回転電機 | |
JP2002137620A (ja) | 車両用空調モータ及び車両用空調装置 | |
JP2002165401A (ja) | 車両用送風用モータ | |
JP5430480B2 (ja) | 駆動モータ | |
JP2008290218A (ja) | 電動工具 | |
JP2008086184A (ja) | アウタロータ型モータ | |
CN112042084A (zh) | 用于旋转电机的控制系统 | |
JP2002027709A (ja) | モータ装置のモータ冷却構造 | |
JPH09126197A (ja) | ファン付モータ | |
JP6302788B2 (ja) | 車両用ワイパモータ | |
JPH0677466U (ja) | ポンプモータ装置 | |
KR101949760B1 (ko) | 차량용 통풍시트용 모터 모듈 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060320 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090612 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |