JP4325406B2 - 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法 - Google Patents

冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4325406B2
JP4325406B2 JP2004001844A JP2004001844A JP4325406B2 JP 4325406 B2 JP4325406 B2 JP 4325406B2 JP 2004001844 A JP2004001844 A JP 2004001844A JP 2004001844 A JP2004001844 A JP 2004001844A JP 4325406 B2 JP4325406 B2 JP 4325406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
cooked rice
frozen
water
cooked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004001844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005192475A (ja
Inventor
達也 山本
文彦 佐野
宏樹 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP2004001844A priority Critical patent/JP4325406B2/ja
Publication of JP2005192475A publication Critical patent/JP2005192475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325406B2 publication Critical patent/JP4325406B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

本発明は、電子レンジで解凍加熱する冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法に係り、詳しくは、バラ状急速凍結(IQF)させた米飯を、電子レンジで解凍加熱することにより、炊き立ての食感及び風味を有する米飯が得られる冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法に関する。
従来、電子レンジで解凍加熱する冷凍米飯にあっては、解凍加熱後の米飯が炊き立ての米飯の食感や風味を有するように様々な工夫がされている。
例えば、加水を少なくして炊いた米飯を蒸し、表面に水を掛けて吸水させてからバラ状急速凍結することにより、冷凍保存中や解凍加熱時に米飯の表面から水が飛んで米飯の表面が乾燥することを防止するもの(特許文献1参照)、米を糊化度の低い状態に炊いた後、米の表面に水を均一に付着させてからバラ状急速凍結し、解凍加熱時に糊化度の低い状態の米飯を完全に炊くようにするもの(特許文献2参照)、通常に炊飯した米の表面に水を噴霧してからバラ状急速凍結することにより、解凍加熱時に米飯の表面が乾燥することを防止するもの(特許文献3参照)等がある。
特開平1−256355号公報 特開平6−237715号公報 特開平3−254651号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、加水量を少なくして炊いた状態の米飯を、加水して水に浸して凍結することから、米飯をバラ状に凍結させることが極めて難しく、米飯はブロック状に凍結されていた。このため、解凍加熱中に米飯が吸収する水の量が多くなり、さらに、解凍加熱時間が著しく長くなることから、解凍加熱後の米飯の状態が悪くなったり、解凍前の米飯の重量と解凍後の米飯の重量に差が生じるといった問題が生じていた。また、ブロック状に凍結された米飯は、解凍加熱時にブロックの場所により昇温速度にムラができ、解凍加熱にバラツキが生じるが、このバラツキを抑制することは困難であった。
特許文献2のものでも、糊化度の低い状態に炊いた米飯の表面に水を付着させ、水分量を多くした状態で凍結させるので、米飯をバラ状に凍結させることが難しい。また、特許文献3のものでは、完全に炊きあげた状態の米飯に水を噴霧して凍結させることから、炊き立ての米飯の香りが失われるとともに、食感、食味も低下し、さらに、バラ状に凍結させることも難しかった。
そこで本発明は、解凍加熱後の喫食時に、炊き立ての米飯のふっくらとした食感と、良好な香り及び食味とを得ることができるバラ状急速凍結した冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びのその解凍方法を提供することを目的としている。ここで言うバラ状急速速結とは、必ずしも各米粒ごとに分離して凍結した状態だけを指すものではなく、数粒〜数十粒の米粒が固まりになっていても解凍時間や必要量の分別に支承がない範囲であればよいものとする。
上記の目的を達成するため本発明の冷凍米飯の製造方法は、原料米を糊化度が80%〜96%となる状態に炊く炊飯工程と、該炊飯工程を経た米飯をバラ状急速凍結する1次冷凍工程と、該1次冷凍工程後の米飯の表面に水をコーティングさせる加水工程と、該加水工程後の米飯を再度バラ状急速凍結する2次冷凍工程とを含んでいることを特徴としている。
前記炊飯工程が、原料米を蒸す蒸し工程と、該蒸し工程後の原料米を80℃〜100℃の湯で湯煎する湯煎工程と、該湯煎工程後の原料米を湯煎温度と同等又はそれ以下の温度で乾燥する乾燥工程とを含んでいることを特徴としている。また、前記加水工程の水は調味料を含んだ調味液であってもよく、さらに、多糖類、タンパク質及び/又はその加工物のうち1種類以上を含んでいてもよい。
なお、本発明において、原料米を糊化度が80%〜96%となる状態に炊くというのは、いわゆる米を炊飯途中の糊化度が低い半生状態に炊くことであり、糊化度が80%より低いと冷凍米飯を解凍加熱した際に米が完全に炊きあがらず、また、糊化度が96%より高いと冷凍米飯を解凍加熱した際に米飯が柔らかくなりすぎるため、好ましくない。
また、本発明の冷凍米飯は、上述の冷凍米飯の製造方法によって得られたものであり、その解凍方法は、加圧した状態で解凍加熱することを特徴としている。
米を糊化度が80%〜96%となる状態に炊き、一旦バラ状急速凍結させ、そのバラ状急速凍結した米飯に水をコーティングさせた後、再度バラ状急速凍結させて冷凍米飯を製造することで、この冷凍米飯を電子レンジで解凍を兼ねて加熱すると、糊化度の低い半生状態の冷凍米飯が、コーティングされた水を吸水しながら完全に炊飯された状態となるので、通常の方法で炊き上げた米飯と同様の食感,風味及び食味を有する米飯を得ることができる。また、解凍加熱時に、冷凍米飯は周りにコーティングされた水だけしか吸水しないので、解凍加熱後の飯粒の吸水量が安定し、食感にバラツキを生じることがない。
さらに、糊化度の低い米飯をバラ状急速凍結した後に、その表面に様々な調味液をコーティングすることにより、米飯の食感、食味や風味を自由にアレンジすることができる。
上述の方法で得られた冷凍米飯を、加圧した状態で解凍加熱することにより、さらに粘着性が高くふっくらとした食感の米飯を得ることができる。
図1は本発明の冷凍米飯を製造する方法の一例を示すフローチャート、図2は従来の冷凍米飯を製造する方法の一例を示すフローチャートである。
原料米として、新潟県産コシヒカリを使用し、図1に示すフローチャートに基き、表1に示すように湯煎及び乾燥の温度条件を変えて(実験区1〜5)冷凍米飯を製造した。なお、湯煎及び乾燥の温度条件を変えたことにより、1次冷凍前の米の吸水率が変わらないように、湯煎及び乾燥の時間を変えて調整した。
Figure 0004325406
図1及び表1に示すように、まず、洗米工程11で、原料米を15℃の水に投入し、手で20回撹拌する手洗米を3回行い、浸漬工程12で、洗米後の原料米を25℃の水に2時間浸漬した。蒸し工程13では、浸漬工程終了後の原料米を、家庭用の蒸し器を用いて常圧飽和蒸気内で12分間蒸した。
湯煎工程14では、蒸し工程終了後の原料米を、実験区1では、80℃の湯に6.5分間、実験区2では、85℃の湯に5分間、実験区3では、88℃の湯に4.5分間、実験区4では、94℃の湯に4.5分間、実験区5では、100℃の湯に4分間投入して湯煎した。
乾燥工程15では、スチームコンベクションオーブンを用いて、実験区1では80℃で5分間、実験区2では85℃で5.5分間、実験区3では88℃で5分間、実験区4では94℃で5分間、実験区5では100℃で5分間、湯煎後の米飯を加熱して乾燥させ、糊化度の低い半生状態の米飯を得た。冷却工程16で、乾燥工程15を終えた前記米飯を笊等に取って冷却した。冷却後の前記米飯の吸水率は、原料米の重量に対して何れの実験区のものも93%であった。
1次冷凍工程(IQF)17では、回転ドラムを備えたバラ状急速凍結装置内に、冷却工程終了後の前記米飯と、スノー状のドライアイスや液体窒素、低温空気等の寒剤とを投入して混合し、前記米飯をバラ状急速凍結させた。加水工程18では、1次冷凍工程17でバラ状急速凍結された米飯に、該米飯に対して20%の重量の水をスプレーで吹きかけて混合し、米飯の表面に水をまんべんなくコーティングした。2次冷凍工程(IQF)19では、水をコーティングした米飯を再度バラ状急速凍結装置内に投入し、寒剤と混合させてバラ状急速凍結させ、冷凍米飯を製造した。冷凍後の米飯の加水率は、原料米の重量に対して何れの実験区のものも132%であった。包装工程20では、2次冷凍工程19で得られた冷凍米飯をレンジアップ用の袋に120gずつ袋詰めした。
このようにして得られた冷凍米飯を、600Wの電子レンジによって、袋ごと2分間解凍加熱した。これにより、冷凍状態の糊化度の低い半生の米飯が解凍されると同時に、加熱されることによって完全に炊きあがり、炊き立てのふっくらとした食感と香りを有し、粘りのある良好な食味を持った米飯を得ることができた。
レンジアップ用の袋や容器は、加圧ができて加熱時に蒸気が抜けるタイプの袋が望ましい。例えば、ナイロンとポリエチレンとのラミネート製の袋や、ポリプロピレン製の容器を用いて加圧することにより、解凍加熱時の温度を105℃以上に設定することができ、より粘着性の高いふっくらとした食感の米飯を得ることができる。
次に、表1に示すコントロール区となる従来の冷凍米飯の製造方法を、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。コントロール区の洗米工程31,浸漬工程32,蒸し工程33は、上述の実験区1〜5の洗米工程11,浸漬工程12,蒸し工程13と同様に行った。湯煎工程34では、蒸し工程終了後の原料米を100℃の湯に6分間投入して湯煎した。乾燥工程35では、スチームコンベクションオーブンで、湯煎工程終了後の原料米を100℃で12分間加熱して乾燥させるとともに、原料米を完全に炊飯した。冷却工程36で、炊飯後の米飯を笊等に取って冷却した。冷却後の米飯の吸水率は、原料米の重量に対して132%であった。
冷凍工程(IQF)37で、回転ドラムを備えたバラ状急速凍結装置内に冷却した米飯と、スノー状のドライアイスや液体窒素、低温空気等の寒剤とを投入して混合し、米飯をバラ状急速凍結させた。冷凍後の米飯の加水率は、原料米の重量に対して132%であった。得られた冷凍米飯を、包装工程38でレンジアップ用の袋に袋詰めした。このようにして製造した冷凍米飯を、600Wの電子レンジを用いて、袋ごと2分間解凍加熱した。
上述のようにして得られた実験区1〜5及びコントロール区の各冷凍米飯を解凍加熱し、品質比較をした結果を表2に示す。
Figure 0004325406
表2に示すように、実験区1〜5で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態は何れも、コントロール区で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態に比べて、米飯の香りと食味が良好であった。
実験区1〜5で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態を比較すると、湯煎温度及び乾燥温度を低くした実験区1のものでは、糊化度が低すぎて、解凍時に加熱されても米飯の中心部に芯が残り易いものとなり、食感が良くなかった。一方、湯煎温度及び乾燥温度を高くした実験区4,5のものでは、1次冷凍前の米飯に付着性が出て、1次冷凍後にダマが発生し易かった。以上のことから、1次冷凍前の吸水率を93%、1次冷凍後にスプレーで加水する加水率を20%とした条件下では、湯煎温度及び乾燥温度条件が85℃〜100℃、望ましくは88℃〜94℃としたものが良好であることが分かった。
また、湯煎後の米飯を湯煎温度と同一の温度で乾燥させることにより、米飯は表面に付着水が少ない状態となり、良好な状態で1次冷凍することができた。
新潟県産コシヒカリを使用し、表3に示すように、湯煎及び乾燥の温度条件を94℃、乾燥の時間を5分間と固定し、湯煎の時間条件を変えて(実験区6,7,4,8)、コントロール区と各実験区で得られた米飯の品質を比較した。各製造条件を表3に、米飯の品質比較結果を表4に示す。なお、湯煎及び乾燥の時間条件を変えたことにより、1次冷凍前の米の吸水率が変動した分を、1次冷凍後にスプレーで加水する加水量で修正し、最終的に2次冷凍後の加水率が一定になるように調整した。また、本実施例の実験区4は、実施例1で行った実験区4と同一である。
Figure 0004325406
Figure 0004325406
表4に示すように、実験区6,7,4,8で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態は何れも、コントロール区で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態に比べて、米飯の香り、食味及び食感が良好であった。
実験区6,7,4,8で得られた解凍加熱後の米飯を比較すると、湯煎の時間を長くして、1次冷凍前の米の吸水率が高いほど、解凍加熱後の米飯の食感が良くなり、ふっくらとした米飯が得られるが、香りの点では、湯煎の時間を短くして、1次冷凍前の米の吸水率が低いほど良好になった。以上のことから、湯煎及び乾燥の温度条件を94℃、乾燥の時間を5分とした条件下では、湯煎時間が4.5分前後であると良好であることが分かった。
新潟県産コシヒカリを使用し、表5に示すように、1次冷凍後の加水率を変えて(実験区9,10,3,11)、コントロール区と各実験区で得られた米飯の品質を比較した。各製造条件を表5に示し、米飯の品質比較結果を表6に示す。なお、本実施例の実験区3は、実施例1で行った実験区3と同である。
Figure 0004325406
Figure 0004325406
表6に示すように、実験区9,10,3,11で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態は何れも、コントロール区で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態に比べて香りと食味が良好であった。
実験区9,10,3,11で得られた冷凍米飯の解凍加熱後の状態を比較すると、加水率が増えるほど、香り及び食感が良好になった。一方、加水率を10%とした実験区9のものでは、解凍加熱時に加熱されても米飯の中心部に芯が残りやすく食感が劣り、加水率を25%とした実験区11のものでは、水が吸収されずに米飯の周りに残り、得られた米飯が水っぽくなった。以上のことから、1次凍結前の米の吸水率が93%、解凍加熱時間が600Wの電子レンジで3分とした条件下では、加水率が20%程度が良好であることが分かった。
新潟県産コシヒカリを使用し、1次冷凍後に数種類の調味液をスプレーで吹き付けて米の表面にコーティングたもの(実験区12,13,14)と、1次冷凍後に水をスプレーで吹き付けて米の表面にコーティングした実験区4で得られた米飯とを比較した。各製造条件を表7に示す。なお、実験区12で用いた調味液aは、本みりん2.5%,日本酒1.5%の水溶液を軽く沸騰させた後さました液、実験区13で用いた調味液bは、洗米した米200gに水500gと蜂蜜30gとを加え、10℃で12時間放置した後、ろ過した液、実験区14で用いた調味液cは、カツオ出汁調味料1g,塩0.25g,昆布出汁調味料30g,醤油10g,料理酒10g,砂糖5gに適量の水を加えて加熱後、水を加えて100gに重量調整した液をそれぞれ用いた。
Figure 0004325406
この結果、実験区12で得られた米飯は、実験区4で得られた米飯と比べると、甘みが増して風味が全体に強いものとなった。実験区13で得られた米飯は、実験区4で得られた米飯と比べると、米表面の粘着層が厚くなり、食感が良好なものとなった。実験区14で得られた米飯は、通常の炊き込みご飯と同様の食味及び食感を有したものとなった。
このように、1次冷凍後に加水する液を様々な調味液、例えば寿司酢等とすることにより、米飯の食感、食味や風味を自由にアレンジすることができた。以上のことから、工業的に冷凍米飯の生産を行う場合には、1次凍結まで同じ製法で生産した米飯に各種調味液を加水して、様々な製品を製造することが可能であり、少量で他品種の冷凍米飯の生産を行い易くなり好ましい。
また、加水する液は、多糖類やタンパク質やこれらの加工物でもよく、多糖類としては水飴等の澱粉分解物やプルラン、ペクチン等のガム類、ラフィノース等のオリゴ糖類、タンパク質としてはアミラーゼ等の酵素やゼラチン、カゼイン等、これらの加工物としてはブイヨン、粉ミルク、糖蜜等を用いることができる。
さらに、湯煎後の米飯を加熱して乾燥させる乾燥温度は、湯煎温度よりも1〜2度高くても良く、また湯煎温度よりも低く設定することもできる。
本発明の冷凍米飯の製造方法の一例を示すフローチャート 従来の冷凍米飯の製造方法の一例を示すフローチャート
符号の説明
11…洗米工程、12…浸漬工程、13…蒸し工程、14…湯煎工程、15…乾燥工程、16…冷却工程、17…1次冷凍工程、18…加水工程、19…2次冷凍工程、20…包装工程

Claims (6)

  1. 原料米を糊化度が80%〜96%となる状態に炊く炊飯工程と、該炊飯工程を経た米飯をバラ状急速凍結する1次冷凍工程と、該1次冷凍工程後の米飯の表面に水をコーティングさせる加水工程と、該加水工程後の米飯を再度バラ状急速凍結する2次冷凍工程とを含んでいることを特徴とする冷凍米飯の製造方法。
  2. 前記炊飯工程が、原料米を蒸す蒸し工程と、該蒸し工程後の原料米を80℃〜100℃の湯で湯煎する湯煎工程と、該湯煎工程後の原料米を湯煎温度と同等又はそれ以下の温度で乾燥させる乾燥工程とを含んでいることを特徴とする請求項1記載の冷凍米飯の製造方法。
  3. 前記加水工程の水が調味料を含んでいることを特徴とする請求項1記載の冷凍米飯の製造方法。
  4. 前記加水工程の水が多糖類、タンパク質及び/又はその加工物のうち1種類以上を含んでいることを特徴とする請求項1記載の冷凍米飯の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載された製造方法によって得られたことを特徴とする冷凍米飯。
  6. 請求項5によって得られた冷凍米飯を、加圧した状態で解凍加熱することを特徴とする冷凍米飯の解凍方法。
JP2004001844A 2004-01-07 2004-01-07 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法 Expired - Fee Related JP4325406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001844A JP4325406B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001844A JP4325406B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192475A JP2005192475A (ja) 2005-07-21
JP4325406B2 true JP4325406B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34817239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004001844A Expired - Fee Related JP4325406B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325406B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4552842B2 (ja) * 2005-12-07 2010-09-29 味の素株式会社 複粒化した冷凍米飯及びその製造方法
JP4730315B2 (ja) * 2007-01-30 2011-07-20 味の素株式会社 米飯の成型方法及び成型米飯
CN106307010A (zh) * 2016-08-23 2017-01-11 贵州梵净山农业高科技股份有限公司 一种微波生产米饭方法
JP7243127B2 (ja) * 2018-10-25 2023-03-22 三菱電機株式会社 炊飯器および米飯調理システム
JP7363364B2 (ja) * 2019-10-28 2023-10-18 三菱電機株式会社 炊飯器および米飯調理システム
JPWO2022210310A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06
CN117119904A (zh) * 2021-03-31 2023-11-24 株式会社日冷食品 冷冻加工米饭食品的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005192475A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101128120B (zh) 用于制备脂肪含量减少的冷冻马铃薯条的加工方法
US5441758A (en) Process for preparing no or low fat potato chips and straws
MX2011000422A (es) Metodo para producir fideos instantaneos.
KR890004901B1 (ko) α화 건조미의 제조방법
US4579746A (en) Method of preparing a cooked and frozen noodle product
CN106974261A (zh) 一种即食食用菌菇脆片及其无油加工方法
JP4325406B2 (ja) 冷凍米飯の製造方法及び冷凍米飯並びにその解凍方法
WO1993016604A1 (en) Highly water absorbing rice, method of manufacturing same and utilization thereof
US4308295A (en) Process for preparing a pre-cooked frozen rice product
JP5508139B2 (ja) ノンフライ麺、及びその製造方法
JPS61195655A (ja) 乾燥α化穀物の製造方法
KR100454450B1 (ko) 급탕또는즉석조리용파스타류및면류의제조방법
CN108185425A (zh) 一种牡丹花脆片的制备方法
EP1680966B1 (en) Corn grain-flavouring method
JP2008131887A (ja) 電子レンジ炊飯可能な加工米の製造方法
JP3062771B2 (ja) バラ状凍結米飯の製造方法
US1363193A (en) Food preparation and process of making same
JP2853951B2 (ja) 冷凍米飯の製造方法
JPH0669348B2 (ja) 包装早炊米の製造法
JPS6132940B2 (ja)
JPH0336497B2 (ja)
JPS63269959A (ja) 赤飯およびおこわ類の冷凍食品の製法
TWI636738B (zh) 避免微波後乾裂的具有麵皮包覆結構的微波食品的製造方法及其所製成的微波食品
JP2004016174A (ja) 焼き芋類似加工食品およびその製造方法
JP2821562B2 (ja) 高吸水米、その製造法及び利用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4325406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees