JP4324222B2 - 相関最大点を決定するための装置および方法 - Google Patents

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    • H04B1/70755Setting of lock conditions, e.g. threshold

Description

本発明は、相関最大点を決定するための装置および方法に関し、これらは、特に、デジタル伝送システムに使用できる。
デジタル伝送システムにおける受信機が、送信機により送出されたデジタル信号に同期できるように、送信機は、受信機に知られているデジタル信号を放射する。受信機のタスクは、送られた信号の正確な到着時間(TOA)を決定することである。到着時間を決定するために、デジタル受信信号と既知のデジタル送信信号との間の相互相関が計算される。その後、相互相関度の最大点が検出され、送信信号の到着時間は、相関度最大点の位置から決定される。
相関度値の所定範囲内および/またはインデックス1の相関信号の所定範囲内で相関最大点を検索する場合、その所定範囲内に存在するすべての相関度の最大点を決定することによって相関度最大点を決定することができる。
しかしながら、連続する信号にわたって、すなわち、サンプルのストリームにわたって相関度最大点を検索する場合、今しがた計算された相関度が、該当する極大点を表しているのかどうかを連続的に判断しなければならない。このような極大点を決定するために、指定された閾値が、判断される相関度がその閾値を上回る場合には相関度最大点であるとするルールと共に用いられることがある。しかしながら、このような方法は、変化する伝送チャネルに適応の可能性がないので、柔軟性に欠け不正確である。このため、相関度最大点の決定には欠陥があることがある。相関度最大点の欠陥のある決定の結果、伝送システムの送信機と受信機との間で同期が取れなかったり、欠陥のあるデータ交信が行われたりすることがある。
米国特許第5818868A号は、受信されるデータ信号を認識することに関する。このために、平均値が、受信される値のグループから発生され、閾値が、この平均値に基づいて発生される。その後、このグループから最大値が取られ、閾値と比較される。説明されているこのアプローチは、連続する信号から最大点を確定することに適さない。
欧州特許出願公開第0654913A号は、受信されるコード信号のコードおよび位相に基づいて決定することができる、システムを説明している。
米国特許第5585429A号は、相関器の出力データから同期パルスを発生するためのシステムを説明している。このために、FIFOによって定義される複数の出力データが閾値を得るために加算される。この相関器の出力データは、この閾値と比較される。出力データの値が閾値より大きい場合、同期パルスが発生される。
米国特許第6748007B1号は、信号を処理するために用いられる閾値を確定するための方法を説明している。所定の時間間隔内で信号値は、閾値を確定するために検討される。最大値および平均ノイズ値は、それらの値から確定される。閾値は、最大値および平均ノイズ値から確定される。
本発明の目的は、相関度値が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値を確定するための装置、相関最大値を検出するための装置、ならびに、相関度値が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値を確定すると同様に相関最大値を検出するための方法およびコンピュータプログラムを提供することであり、これらにより相関度値シーケンスから相関最大値の信頼性のある決定を可能にする。
この目的は、請求項1に記載の閾値を確定するための装置、請求項10に記載の相関最大値を検出するための装置、請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって達成される。
本発明は、相関度値シーケンスから、判断される相関度値が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値を確定するための装置を提供し、その装置は、
相関度値シーケンスの区間内の相関度値から基準値を決定するための手段であって、判断される値は区間の外部にある、手段と、
基準値に基づいて閾値を決定するための手段とを備える。
さらに、本発明は、相関度値シーケンスから相関最大値を検出するための装置を提供し、
閾値を確定するための装置と、
判断される相関度値と判断される相関度値のために確定される閾値とを比較するための手段であって、この手段は比較結果に基づいてトリガー信号を提供するように構成され、そのトリガー信号は判断される相関度値が相関最大値であるかどうかを示す、手段とを備える。
本発明は、相関度のノイズ平均値である相関フロアからはっきり立ち上がっている極大点を、現在判断される相関度値を除外して平均を取ることによって相関フロアが連続的に計算され、さらに現在計算された相関フロアに基づいて最大点についての決定が達成されるという信頼性のある方法で決定できるという知見に基づいている。
本発明のアプローチは、相関度値シーケンス中の相関度最大値の信頼性ある認識を可能にする。具体的には、無限に連続する相関度値シーケンスにおいても、相関度最大値を、信頼できるように検出することができる。このことは、伝送システムにおいて、受信機の同期を取るために用いられる送信シーケンスの到着時間TOAを、信頼できるように決定する上で有利である。本発明のアプローチの基本的な利点は、相関度最大値を決定するための閾値を計算する際、連続的に確定し、外部からの干渉の影響を考慮に入れることである。これによって、変化するチャネル特性に対して柔軟な形で閾値を調整することができる。
1つの実施の形態によれば、確定されるフロアは、所定のファクタで重み付けされる。どのような閾値ファクタの選択が好ましいかは、検討される伝送システムによる。閾値ファクタを用いれば、相関フロアからはっきり立ち上がっている最大点を実際の相関度最大点と識別して到着時間を決定するために用いることができる利点がある。
さらなる実施の形態によれば、2つに分けられた平均ウィンドウが判断される相関度値の位置の前後に配置され、分けられた平均ウィンドウ内の相関度値に関して平均が実行されて、相関フロアが連続的に計算される。平均を2つに分けること、すなわち、相関ピーク候補の前後の両方での相関フロアの平均は、相関フロアの急激な上昇による誤検出を回避できる利点がある。単一のサンプルのことさえある、そのような非常に短期的な上昇は、たとえば、初期的には受信機ノイズしかない受信信号中に、非常に強い干渉波が送信され始めたときなどに生じる。このとき、相関度は、相関ピークなしでステップアップ上昇することになる。しかしながら、実際には、干渉波によって高められた相関度も相関フロアの上昇と見なされ、その中で検索される信号ピークが検索されることになる。相関ピークの候補位置の前後の両方に平均ウィンドウを配置することは、相関フロアの段階的上昇が、以前の相関フロアより何倍も高く立ち上がったピークとして誤検出されることを避ける上で利点がある。
さらなる実施の形態によれば、所定の待ち期間が相関度最大点を検出した後に設けられ、この待ち期間の間、さらなる相関度最大点を検出することはできない。このような待ち期間には、マルチパス・チャネルでは、後続するパスの相関最大点が検出されないという利点がある。この待ち期間は、連続する2つの相関最大点の間の予期された距離によって決まり、この距離も、送られる信号中で、同期化に用いられる送信信号シーケンスの配列から決まる。
さらなる実施の形態によれば、相関度カーブの反転点が確定される。具体的には、反転点は、検出される主最大点の直前で決定される。反転点の決定には、適切な送信信号において、反転点が明らかに相関度最大点よりもマルチパス伝搬の影響を受けにくいので、到着時間の決定精度を大幅に向上できるという利点がある。すなわち、後続するパスが反転点の位置に与える影響は、最大点の位置に与える影響より小さい。さらに、反転点は、ノイズに対してもより頑強である。
本発明の好適な実施の形態が添付図面を参照して以下により詳細に説明されるが、これらの図面としては:
図1は、本発明の実施の形態による閾値を確定するための装置を有する相関最大値を検出するための装置を示し、
図2は、相関度信号のグラフ表現であり、
図3は、移動ウィンドウ平均を有する相関度信号のさらなるグラフ表現であり、
図4は、相関度最大点のグラフ表現であり、
図5aは、相関度信号のグラフ表現であり、
図5bは、閾値に基づいて相関ピークの検出の関連性のグラフ表現であり、
図6は、本発明のさらなる実施の形態による相関最大値を検出するための装置のブロック図であり、
図7は、本発明の実施の形態による相関度最大点を検出するための装置を有する受信機のブロック図であり、
図8a〜図8iは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。
本発明の好適な実施の形態の以下の説明において、様々な図面において示され、同様な動作を有する要素について、同一または同様な参照符号が用いられ、これらの要素の繰り返しての説明は省かれる。
図1は、本発明の実施の形態による閾値を確定するための装置102を有する相関最大値を検出するための装置100のブロック図を示す。この実施の形態によれば、相関最大値を検出するための装置100は、データ伝送システムの受信機(図1に図示せず)の一部である。受信機を受信信号に同期するために、受信機は、受信信号の値と受信機に格納された既知の送信信号値との間の相互相関を連続的に実行し、通常、送信信号は受信信号中に周期的に現れる。受信機で計算された相関度は、連続する相関度値信号、すなわち相関度値サンプルのストリームを形成する。相関度シーケンスから相関最大値が検索され、既知の送信信号値からなる検索信号の到着時間が決定される。その後、相関度値シーケンスから、現在当面するまたは現在判断される相関度値を、判断される相関度値ということにする。
判断される相関度値が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値を確定するための装置102は、基準値を決定するための手段104と、閾値を決定するための手段106とを備える。相関最大値を検出するための装置100は、比較するための手段108をさらに備える。
相関最大値を検出するための装置100は、相関度値シーケンス112を受信するように構成される。相関度値シーケンス112は、基準値を決定するための手段104によって受信される。基準値を決定するための手段104は、相関度値シーケンス112の部分的な範囲から基準値116を形成し、さらに前記基準値116を、閾値118を決定するための手段106に提供するように構成される。
閾値を決定するための手段106は、基準値116に基づいて閾値118を決定し、さらに前記閾値118を、比較するための手段108に提供するように構成される。
比較するための手段108は、相関度値シーケンス112から現在判断される相関度値120と閾値118とを比較するよう構成される。比較手段108は、比較結果に応じて、トリガー信号114を提供するように構成される。トリガー信号114は、判断される相関度値120が、相関最大値すなわち相関最大点であるのかどうかを、または、相関最大点でないのかどうかを示す。このために、比較するための手段108は、判断される相関度値120と閾値または境界値118とを比較するように構成される。この実施の形態によれば、トリガー信号114は、判断される相関度値120が閾値118を上回った場合に最大点を示す。
この実施の形態によれば、基準値を決定するための手段104は、相関度値シーケンス112の部分的な範囲または区間内にある相関度値シーケンス112の相関度値から基準値116を形成するように構成され、判断される相関度値120は、区間の外部にある。基準値を決定するための手段104は、たとえば、相関度値シーケンス112のその区間内の相関度値の平均などの組合せを用いて、基準値116を形成するように構成される。この実施の形態によれば、算術平均は、基準値を決定するための手段104において区間内にある相関度値から形成される。そのため、基準値116は、相関フロアすなわち区間内の相関度のノイズ平均値に対応し、これから基準値116が形成される。
さらなる実施の形態(図1に図示せず)によれば、基準値を決定するための手段において、相関度値シーケンスのさらなる区間内の相関度値から、さらなる基準値が形成され、判断される相関度値は、その区間とそのさらなる区間との間にある。この実施の形態によれば、基準値およびさらなる基準値に基づいて共通基準値が決定される。これは、たとえば、基準値およびさらなる基準値から算術平均を用いて得ることができる。ここで、相関度値シーケンスの複数の相関度値が、区間とさらなる区間との間に位置されてもよい。この実施の形態によれば、判断される相関度値は区間とさらなる区間との間の中央に配置され、その区間とそのさらなる区間とは等しいサイズである。
閾値118を決定するための手段106は、基準値116に基づいて閾値118を決定するように構成される。判断される相関度値120が実際の相関度最大点であると見なされ、さらに送信シーケンスの到着時間を決定するために使用可能となるためには、判断される相関度値120は、そのピークが相関フロアより所定のファクタ倍高いという基準を満たさなければならない。相関フロアは、基準値116によって決定される。したがって、この実施の形態によれば、閾値118は、基準値116に閾値ファクタを乗じる乗算を用いて乗じられる。閾値ファクタ、または重みファクタは、検討される伝送システムによる。閾値を決定するための手段106は、所定の重みファクタで基準値116を重み付けし、さらにそれから閾値118を確定するように構成される。重みファクタは、閾値を決定するための手段106中に恒久的に格納されてもよく、あるいは、可変的に調整できるようにされてもよい。
図2は、相関度の連続する計算の経過を示す。相関度値シーケンス112は、水平時間軸上にプロットされた時間的に連続する相関度値からなる。相関度値の絶対値が垂直方向にプロットされる。この相関度値シーケンス112は、多数の極大点を示しているが、これらはノイズおよび他の望ましくない影響によるものである。1つの極大点260だけが、相関度値のノイズ平均値である相関フロアからはっきりと立ち上がっている。
ある時間Tにおける現在値が相関最大値であるかどうかを決定するために、時間Tの前後の相関フロアが検討される。この代わりに、時間Tの前の相関フロアだけを検討することも可能である。この方が、判断される相関度値が相関度最大値であるかどうかについてより迅速に決定することができる。特に、伝送システムにおいて相関フロア値の急激な上昇を除去することが可能な場合には、時間Tの後の相関フロアを検討することを省略することが可能である。
図2によれば、時間Tは、到着時間、または判断される相関度値260の判断の時間を定義し、これは図2中の相関度最大値である。この実施の形態によれば、一方で、平均値ブロックAにわたって相関フロアが計算され、他方で、平均値ブロックBにわたって相関フロアが計算される。平均値ブロックA、Bは、相関度値シーケンス112の2つの部分的な区間を指定し、それぞれの基準値が計算される。この実施の形態によれば、平均値ブロックA、Bの区間サイズは同一であり、幅windowlength_meanを有する。このように、平均値ブロックA、Bには、それぞれ、相関度値シーケンス112の同じ数の相関度値またはサンプルがある。
この代わりに、平均値ブロックA、Bを異なるサイズにすることもできる。平均値ブロックA、Bは、相関度値シーケンス112の判断される相関度値に対応する時間Tから間隔をあけて配置される。図2から、誤決定が行われることを避けるために、点Tの前後の所定の領域Cは、対象から除外されていることが分かる。それぞれの場合に検討される点Tの前および/または後の未使用領域Cには、複数の相関度値またはサンプルがあり、その数は、差windowlength_total−windowlength_meanと等しい。パラメータwindowlength_totalは、時間Tと平均値ブロックA、B中のT点から最も離れた相関度値サンプルとの間にあるサンプルの数を定義する。
図3は、以下にcorrともいう相関度値シーケンス112と重み付けされた基準値116および/または重み付けされた相関フロアに対応する閾値118の時間カーブとのグラフ表現を示す。基準値116および閾値118の両方が判断されるそれぞれの相関度値120のために連続的に計算されるので、基準値116および閾値118は、相関度値シーケンス112に基づいて個別のサンプルの連続するシーケンスとなる。以下に、相関フロアをmean_corrともいい、基準値116を重み付けするための重みファクタをpeakmean_treshともいう。
図3から、相関度値シーケンス112は、多数の個別の相関度値またはサンプル360a、360bからなることが分かる。時間的に相関度値260の前に配置される相関度値を参照番号360aで参照し、時間的に後続する相関度値を参照番号360bで参照する。図2によれば、時間Tの判断される相関度値260の前後の平均値ブロックA、Bを、A、Bという。また、区間Cは平均値ブロックA、Bの間の距離を示し、判断される相関度値260は区間Cの中央に配置される。
図3から、時間Tにおいて、検討されるサンプル260の前後の特定の領域Cが、なぜ相関フロアの計算に取り入れられないのかが明白である。空白スペースCにより相関最大値260の検出がより容易になる、というのは、C領域において相関フロアが領域A、Bよりも大幅に低くなるからであり、領域A、Bではピークの影響を受けると相関フロアにおいて明らかな上昇が引き起こされる。この影響は、相関ピークを生成するための送信シーケンスの選択にまで戻る。このような相関シーケンスのためには、望ましくは、相関ピークを生成するシーケンスであって、直近前後の相関フローが最小となるものが用いられる。したがって、区間Cの幅は、同期化に用いられる相関ピークを生成するために用いられる相関シーケンスに基づいて決定される。
図4は、連続的信号処理において最大点を検出するためのさらなる基準を示す。この実施の形態によれば、決定する前に、当面の新最大点がトリガー信号を外部へ送る対象になると決定するには、誤ったピークの検出を避けるために、いくつかの条件が満される必要がある。このために、現在の判断される相関度値260に加え、さらなる相関度値360aが、これらの値260、360aのために確定される相関フロア値または閾値と共に、一時的にメモリ(図示せず)に格納される。
その後、メモリbuffer_corr(図示せず)中に格納された相関度値サンプルをAKおよびBKとする。メモリbuffer_meancorr(図示せず)中の関連する相関フロアの値をAMおよびBMとする。AKは、AKのために最大点に関する決定をしようとする相関度値シーケンス112における現在ステップに含まれる最古のサンプルをいい、BKは、もう一方のサンプルをいう。図4から、相関度値AK、BKは両方とも閾値118を上回り、そのため、相関最大値候補であることが分かる。相関度値AK、BKのいずれかが相関最大値であるかどうかを決定するためには、両方のサンプルAKおよびBKがメモリbuffer_corr中に存在する必要がある。検討されたサンプルAKが、最大点であるためには、最後に読み取られたサンプルBKより大きいかこれに等しくなければならない。
マルチパス・チャネルにおいて信号シーケンスの到着時間を決定するためには、最初の信号パスの到着を検討するだけでよい。したがって、相関度最大点の検出では、上述の基準を満たす最初の最大点だけが関心事項となる。したがって、望ましくは、最初の最大点が検出された後、ある特定の待ち期間の間、後続するパスが検出されないように、検出器がオフに切り替えられる。通常、送信機は、位置および/またはTOAを継続的に決定できるように、受信機にとって既知である相関用シーケンスを定期的に放射するので、次の送信信号の到着のための到着時間を決定できるように、待ち間が経過した後、検出器は再びオンに切り替えられる。
図5aは、相関度値シーケンス112の一部を示し、具体的には、3つの主要な相関度最大値260、560、560’を示し、相関最大点260、560’は実際の相関最大点に対応しているが、相関最大点560はマルチパス伝搬により生じたものであり、そのため同期化のために有効な最大点ではない。マルチパス伝搬によって、直接パスの最大点の検出に加え、特定の遅延を有する1つまたは数個までもの付加的なピークが検出されることがあるが、これらに対してはトリガー信号がセットされないようにする。この実施の形態では、有効な相関最大値が検出された場合、トリガー信号は1にセットされる。マルチパス伝搬に起因する最大点によってトリガー信号がリセットされるのを防止するために、検出手段は、所定の待ち期間、非アクティブにされる。この実施の形態では、待ち期間は、minsamples_bw2peaksで示される。外部にトリガー信号を送信するために、2つの有効なピーク260、560’の間に、最小限、いくつの相関シーケンス112のサンプルが必要であるのかを示すために、外部パラメータminsamples_bw2peaksが必要となる。このために、最後に有効な最大値を検出した時間が記憶され、最後に検出されたピークが、少なくともminsamples_bw2peaksのサンプル分だけ前になれば、内部パラメータsamples_lastpeakは0の値にセットされる。パラメータsamples_lastpeakの値が、1からminsamples_bw2peaks−2までのいずれかの値であれば、他の条件が満たされていたとしても、新しい最大点の検出は行われない。図5aにおいて、相関ピーク560は有効な組合せ最大点として検出はされない、というのは、相関度値560が、有効な最大点として検出された相関度値260の後の区間minsamples_bw2peaks内にあるからである。
さらなる実施の形態によれば、相関度値が確定される組合せ値の大きさまたは信号は、サンプル・クロックによるよりもさらに緻密な方法で相関度最大点の検出を実行するために、アップサンプルされる。すなわち、サンプル・クロック中の関連する相関度値の間が特別な形で補間される。このように、たとえば部分相関が組合された後、複素相関度値がアップサンプルされて、到着時間の推定精度の向上を達成することができる。これは、通常、ゼロ挿入およびローパスフィルタリングを用いて行われる。次に、アップサンプルされた複素相関度値の大きさが計算され、この大きさがさらなる演算に用いられる。アップサンプリング・フィルタのために、サンプルが負に変わることがある。しかしながら、負の値に対して相関ピークはあり得ず、なぜならばゼロより小さいサンプルは除外されるからである。有効な相関度値は、ゼロより大きくなければならない。
新しい相関最大値が、図4のサンプルBKの時点でそうと認識されるためには、以下の条件を満たさなければならない。第1の条件として、最後に検出されたピークが、minsamples_bw2peaksよりも前になっていること、すなわち、アルゴリズムにおいて、
samples_lastpeak>minsamples_bw2peaks−1
が適用され、そのため、samples_lastpeak=0が適用されなければならない。これにより、マルチパス伝搬に起因する干渉の影響が低減される。
第2の条件として、図4中の相関度値AKおよび相関フロアAMがゼロより大きいことが必要である。
第3の条件として、図4の相関度値AKが、重みファクタpeakmean_threshに相関フロア値AMを乗じた値より大きいこと、すなわち、
AK>peakmean_thresh*AM
が適用されなければならない。これにより、相関度値AKが閾値を上回ることを確実にする。
第4の条件として、AKはBKよりも大きいかこれと等しいこと、すなわち、
AK≧BK
が適用されなければならない。
第1の条件によって、検出された最大点の直後に続くすべての点は、これらの点には第4の条件も当てはまることになるのだが、すでに除外された結果となる。もし第1の条件がなかったとすれば、図4では、最大点を検出するために、3つのサンプルAK、BK、およびCKが必要になる。この場合、仮に図4においてサンプルCKがサンプルAKより小さく、同時にAKがサンプルBKより大きいか同等であったとすれば、最大点はAKということになる。
4つの条件すべてが満たされれば、トリガー信号triger=1がセットされ、値AKのAMに対する比率peak2meanが、中央演算ユニット(図示せず)に転送される。
図5bは、閾値に基づいて相関ピークを誤検出する確率を例示したグラフ表現を示す。水平軸には、相関値に対する相対的な閾値が示される。図5bに示される誤り確率は、ランダムに採取された、相関ピークのための候補の可能性のある個別の相関値に適用される。このように、相関値のシーケンス中で相関ピークを検出しようとすれば、それ相応に誤検出の確立は増加する。
検出された相関ピークに基づく推定された到着時間に加えて、この推定の質も提供することができる。このために、ある実施の形態によれば、相関ピークの、すなわち、最大点として認識された相関度値の関連する相関フロアに対する比率が計算される。この値が大きいほど、その最大値の検出の信頼性は高まる。この代わりに、現在の信号対ノイズ比SNRを推定することもできる。本発明のある実施の形態によれば、このようなSNR推定が用いられ、最大点の検出の信頼性が推定できるように、推定SNRが品質値として出力される。
伝搬パスが1つしかない場合、および/または第1のパスが後続するパスよりも大幅に強い場合、および/またはすべての後続するパスが第1のパスよりも大幅に遅れて到着しさらに第1のパスより弱い場合には、SNIR推定(SNIR=信号対ノイズプラス干渉比)は、品質の適切な手段となる。特定の設定において、SNIR推定は、−20dbから+10dbの間のSINRに対して信頼性がある。SNIR推定を確定するために、サブサンプル・ラスター中において相関度の2乗の最大が計算される。
全バースト受信の間、ノイズ、干渉、ならびに量子化および相互変調のような他の妨害発生源に対する電磁波耐性の推定が行われる。このために、第1の可解パスだけが有用な信号として検討される。すべての後続するパスは干渉波として取り扱われる。したがって、2つのパスが非可解なほど近接している場合には、高いSNRが推定されることになる。しかし、その第2のパスは第1のパスのTOA推定の質を大きく劣化させる可能性がある。このような結果として、SNIR品質手段は、最初のパスが最強である可解パスにだけに適している。
SNIR推定において、長いバーストにビットをキーインする際に、3つの影響に起因して誤りが発生する。まず、放射されるシーケンスのエネルギーが、伝送ビット==0と、伝送ビット==1との間でごくわずかに違っていることがある。さらに、サンプリングの間に、正確な相関ピークが検知されずにその端部の点だけが検知された場合に、誤りが発生する。加えて、周波数オフセットが誤りにつながる。
さらなる実施の形態によれば、検討されるウィンドウ中の主最大点の前の反転点が相関度シーケンス112上で検索される。このことは、まず主最大点が決定されたこと、その後、最初の反転点が見つかるまで相関度カーブ112上の時間を戻ることを意味する。反転点の検索のためには、相関度関数112の一次および二次微分が必要となる。この関数はサンプリングルしてしか使えないので、微分は近似計算で、これもサンプリングしてだけで可能である。このように、反転点の位置は、初期的にオーバーサンプリング・ラスターの中またはサンプリング・ラスターの中でしか検出できない。高い精度のある方法で反転点の位置を決定するためには、最終的には、たとえば、反転点の前後のサンプルの間および/またはサンプル時間の間の線形補間を実行することも必要となる。この高精度に分解された反転点位置の推定から、最終的に高い精度のある方法で到着時間を決定することができる。隣接するサンプル間の補間については、たとえば、図5aから取ることができる。たとえば、最大相関度値260、560.560’など、個別のサンプルに十字マークを付け、これらの個別のサンプルをつなぐ連続線で個別のサンプルの補間を表す。
図6は、連続する相関度値シーケンス112から相関最大値を検出するための装置100のさらなる実施の形態の図表現を示す。相関度値シーケンス112は、検出するための装置100に入力112として提供される。相関最大値の検出に応じて、トリガー信号114が出力される。相関最大値を検出するための装置100は、閾値を確定するための装置102を備え、それは、基準値を決定するための手段104と閾値を決定するための手段106とを有する。さらに、相関最大値を検出するための装置100は、閾値118と判断される相関度値120とを比較するための手段108を備える。
この実施の形態において、基準値を決定するための手段104は、移動平均値を形成するための手段632と、遅延手段634と、加算手段636とを含む。連続平均値を形成するための手段632は、受信された相関度値シーケンス112の相関度値の平均を連続的に形成するように構成される。この平均値は、パラメータ642windowlength_meanによって決定される区間長さに形成される。現在提供される移動平均は、第1の基準値644として加算手段636と遅延手段634とに提供される。遅延手段634は、受信された基準値644を複数のサンプル分だけ遅延するように構成され、その数は、パラメータ646windowlength_totalおよびwindowlength_meansによって決まる。遅延手段634は、遅延された基準値を第2の基準値648として加算手段に提供するように構成される。加算手段636は、第1の区間から形成された第1の基準値644と、これより少し前の区間から形成された第2の基準値648とを加算し、さらに、これを基準値650として閾値118を決定するための手段106に提供するように構成される。この実施の形態において、閾値を決定するための手段106は、基準値650に所定の定数を乗じる乗算手段であり、その積を閾値118として比較するための手段108に提供する。この代わりに、基準値650の重み付けが比較するための手段108内で実行されてもよい。
相関最大値を検出するための装置100は、さらなる遅延手段652を備え、それは、相関度値シーケンス112の相関度値を、パラメータ654windowlength_totalによって定義される複数のサンプル分だけ遅延し、さらに、それらを比較するための手段108に提供するように構成される。これにより、比較するための手段108は、所定の判断時間に、判断される相関度値120とその判断される相関度値120に関して計算された閾値118とを受信することを確実にする。さらに、パラメータ656peakmean_threshおよびminsamples_bw2peaksが、比較するための手段108に提供される。
以下の相関最大値を検出するための装置100の説明において、さらなる遅延手段652をブロック0−6−1といい、平均値を計算するための手段632をブロック0−6−2といい、遅延手段634をブロック0−6−3といい、加算手段636をブロック0−6−4といい、乗算手段106をブロック0−6−5といい、比較するための手段108をブロック0−6−6という。相関度値シーケンス112は、信号Net13を介してブロック0−6−1およびブロック0−6−2に提供される。ブロック0−6−1は、信号Net76を介してブロック0−6−6に接続される。ブロック0−6−3および0−6−4は、Net49を介してブロック0−6−2に接続される。ブロック0−6−3は、Net50を介してブロック0−6−4に接続される。ブロック0−6−4は、Net55を介してブロック0−6−5に接続され、ブロック0−6−5は、Net67を介してブロック0−6−6に接続される。データタイプのシミュレーション環境(図示せず)において、前述のネットは実現することができ、ネットにデータレートB_block_4(tbc)を含めることができる。
相関最大点を検出するための装置100をブロック0−6という。ブロック0−6において、すべての相関最大点が検知され、検知された最大点ごとに、機能レベル0(図示せず)にトリガーパルスが送られることになる。このように、このレベルの出力トリガーは、新しい最大点が検出されない場合の値0と、最大点が検出された場合の値1とだけを取る。相関信号Input112中のすべての相関ピークを検知し、さらに相関ピークの検知に応じてトリガーパルスを出力するためには、まず、レベル0−6において、入力信号Inputの相関フロアを計算する必要があり、この相関フロアを用いて、このレベルの終端であるブロック0−6−6において、新しい最大点があるかどうかをサンプルごとに決定することができる。手段104において相関フロアを計算するためには、パラメータwindowlength_meanおよびwindowlength_totalが必要となり、これらは外部からこの階層レベルに転送される。
最初にブロック0−6−2において、入力端に到着した信号Inputの移動平均が、windowlength_meanのサンプル分の長さのウィンドウにわたって計算される。現在判断される相関度値120が相関最大値であるかどうか決定するためには、この点の前後を検討しなければならないが、同時に、ブロック0−6−6での誤決定を回避するように、この点の前後の所定の領域は除外されなければならない。検討されるこの点の前および/または後の非使用領域の大きさは、それぞれ、(windowlength_total−windowlength_mean)−サンプル分となる。
両方の条件を満たすために、ブロック0−6−4において、平均から得られた信号に、ブロック0−6−3で(2*windowlength_total−windowlength)のサンプル分だけ遅延された信号が加算される。これは、図2において、平均値ブロックAおよび平均値ブロックBを加算するのに対応する。
両方の平均値ブロックA、B(図2に示す)を加算することにより、出力が倍になるので、ブロック0−6−5において入力信号に0.5を乗じる。相関フロアの計算の終わりに得られた信号をmean_corrという。
平均値ブロックA、Bから得られた組合せフロア値を、判断される相関度値に関する決定に寄与させるために、入力端に到着した相関信号は、ブロック0−6−1において(windowlength_total)−サンプル分だけ遅延される。遅延された相関信号をcorrという。次に、2つの信号corrおよびmean_corrは、相関最大点の位置を決定するために、ブロック0−6−6に送られる。
レベル0−6での計算を終えた信号corrおよびmean_corrは、次にブロック0−6−6に印加される。ここで、corrは遅延された相関信号をいい、mean_corrは相関フロアのそれぞれに関連する値をいう。
さらに、パラメータpeakmean_threshおよびminsamples_bw2peaksも、レベル0−6−6で必要であり、これらは外部からこのレベルに送られる。
一対の入力サンプル(corr、mean_corr)ごとに、ブロック0−6−6は、エレメント0または1を有する出力サンプルトリガーを提供する。検出された各々の最大点に対してサンプルクロックB_clock_4中において1が外部に送られ、それ以外に対して0が送られる。
ブロック0−6−6の開始において、内部パラメータsample_lastpeakは、ゼロにセットされる。このパラメータsample_lastpeakは、マルチパス伝搬に起因するピークの誤検出を避けるために用いられる。
最大点があるかどうかについての決定の前に、まず、信号corrの2つの連続するサンプルがbuffer_corr中に存在する必要があり、信号mean_corrの2つの関連する値がbuffer_meancorr中に存在する必要がある。
このように、入力サンプルの第1のペア(corr、mean_corr)に対して、決定は行われず、出力信号trigger=0が外部に送られる。第2のサンプル・ペアが読み込まれたならば、最初に読み込まれた相関サンプルに対して最小点に関する決定を行うことができる。これが最大点である場合、パラメータsmaples_lastpeak=1およびtrigger=1がセットされ、すなわち、外部に1が送られる。一方、最大点でなければ、トリガー信号は0にされる。
これにより、入力信号に比べて出力信号が1つ分だけ遅延することになる、というのは、第(n+1)番目の出力サンプル「位置」にならなければ、第n番目の相関サンプルcorr中に新しい最大点が検出されたかどうかについての情報が得られないからである。
さらなる処理において、最大点に関する決定の前に、バッファbuffer_corr中の最古のサンプルは、新しい入力サンプルcorrと置き換えられ、それに応じて、バッファbuffer_meancorr中の最古のサンプルも、入力サンプルmean_corrと置き換えられる。さらに、trigger=0にセットされ、パラメータsamples_lastpeakは、それがゼロ以外のときは、1だけ増加される。このパラメータに対して、
samples_lastpeak=minsamples_bw2peaks−1
が正しい場合、samples_lastpeakは0にリセットされ、この値は次の最大点の検出まで変更されない。
図7は、本発明の実施の形態による相関最大値を検出するための装置100を有する受信機のブロック図を示す。ミキサ772は、(複素)ベースバンドに混合された受信信号770をサンプル・クロックB_clock中のフィルタ774に送る。フィルタ774は、ミキサ772の下流に接続される。整合フィルタ774によって生成された受信信号は、後続する相関ブロック776において、既知の信号シーケンスと相関が取られる。相関ブロック776は、相関度値を連続的に提供するように構成され、続いてその相関度値から最大点が決定される。次のアップサンプル・ブロック778において、相関度値をアップサンプルすることができる。相関最大値を検出するための後続する装置において、相関最大点の位置が計算され、トリガー信号が出力される。
前述のパラメータは、後述の図8a〜図8iによって定義される。
パラメータwindowlength_totalは、平均に用いられるサンプルの数に、区間と判断される相関度値との間にあって平均に考慮されないサンプルの数をプラスした数を定義する。
パラメータwindowlength_meanは、平均のために用いられるサンプルの数を定義する。
パラメータpeakmean_threshは、相関と相関の平均値との間の比率が超えなければならない閾値を表す。
パラメータminsamples_bw2peaksは、2つの検出可能なピークの間の最小差を定義する。
パラメータpeak2meanは、ピークが検出された場合の相関度値の相関フロアに対する比率を定義し、小数点第1位にまるめられる。
パラメータt_noprecorrvalsは、予期された相関ピークの前にある相関度値の数を定義する。
パラメータt_SNIRcorrfactは、Tバーストの推定されたSNIRのための長さ補正ファクタを定義する。
パラメータt_SNIRtreshは、Tバースト中に検出されたピークが有効であるといわれる推定されたSNIRのための閾値を定義する。
toaは、t−burst開始点の推定された到着時間を定義し、Tバーストは、受信機に知られさらに相関のために用いられる信号シーケンスである。
前述の実施の形態において、デジタル通信システムを参照しているが、本発明のアプローチは、所望の値の任意のシーケンスに対する閾値および/または最大点を検出するためにも用いることができる。値のシーケンスが相関値シーケンスまたは相関度値シーケンスの場合、これらを、相互相関、自己相関、または他のタイプの相関を用いて確定することができる。また、個別の相関度を、個別の部分相関度で構成されたものとすることもできる。相関度最大点および/またはその相関度最大点の発生時間の検出、すなわち受信値シーケンスの到着時間の検出については、同期化に加えて、相関に用いる既知シーケンスの到着時間を決定する他の任意の用途に適用することができる。
状況によっては、本発明の閾値を確定するための方法および本発明の相関最大値を検出するための方法は、ハードウェアまたはソフトウエアで実施することができる。この実施は、それぞれの方法が実行されるように、プログラム可能なコンピュータシステムと協働する、電子的に読み取り可能な制御信号を有する、デジタル記憶媒体、特に、ディスクまたはCD上で実行することができる。そのため、本発明は、一般に、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるときに、機械で読み取り可能なキャリアに格納された本発明の方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム製品にも存在する。言い換えると、本発明は、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるときに、この方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムとして実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態による閾値を確定するための装置を有する相関最大値を検出するための装置を示す。 図2は、相関度信号のグラフ表現である。 図3は、移動ウィンドウ平均を有する相関度信号のさらなるグラフ表現である。 図4は、相関度最大点のグラフ表現である。 図5aは、相関度信号のグラフ表現である。 図5bは、閾値に基づいて相関ピークの検出の関連性のグラフ表現である。 図6は、本発明のさらなる実施の形態による相関最大値を検出するための装置のブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態による相関度最大点を検出するための装置を有する受信機のブロック図である。 図8aは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8bは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8cは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8dは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8eは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8fは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8gは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8hは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。 図8iは、図7に示される実施の形態に用いられるパラメータの概観である。

Claims (18)

  1. 相関度値シーケンス(112)から、判断される相関度値(120;260)が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値(118)を確定するための装置(102)であって、前記装置は、前記相関度値(112)のそれぞれに特有の閾値(118)を連続的に計算するように構成され、さらに、
    前記相関度値シーケンス(112)の相関度値の第1の区間(A)および第2の区間(B)を、判断される前記相関度値(120;260)に応じて決定するように実装される、基準値(116;650)を決定するための手段(104)であって、第1の区間および第2の区間はそれぞれ所定の数の相関度値を含み、さらに判断される前記相関度値は第1の区間(A)と第2の区間(B)との間にあり、さらに
    基準値(116;650)を決定するための前記手段(104)は、前記第1の区間(A)内の相関度値を平均することによって第1の補助基準値(644)を決定し、前記第2の区間(B)内の相関度値を平均することによって第2の補助基準値(648)を決定し、さらに前記補助基準値(644,648)を平均することによって前記基準値(116;650)を決定するようにさらに実装される、手段と、
    記閾値(118)を決定するための手段(106)であって、前記閾値(118)を決定するための前記手段(106)は前記基準値(116;650)に閾値ファクタを乗じることによって前記基準値(116;650)に基づいて前記閾値(118)を決定するように構成される、手段とを備える、確定するための装置。
  2. 決定するための前記手段(104)は、前記区間(A、B)内の前記相関度値(112)から平均を取ることによって前記基準値(116)を決定するように構成される、請求項1に記載の確定するための装置。
  3. 前記閾値を決定するための前記手段(106)は、前記基準値(116)を所定の重みファクタで重み付けすることによって前記閾値(118)を決定するように構成される、請求項1または請求項2に記載の確定するための装置。
  4. 受信シーケンスと送信シーケンスとの間の相関から前記相関度値シーケンス(112)の前記相関度値を決定するための相関手段(776)をさらに有する、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の確定するための装置。
  5. 判断される前記相関度値(120;260)と前記区間(A、B)との間に、前記相関度値シーケンス(112)の複数(C)の相関度値がある、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の確定するための装置。
  6. 判断される前記値(120;260)と前記区間(A、B)との間にある前記相関度値の数(C)は、前記送信シーケンスの長さによって決まる、請求項5に記載の確定するための装置。
  7. 前記相関度値シーケンス(112)の前記相関度値は、時間的に連続し、さらに
    前記基準値を決定するための前記手段(104)は、前記区間のサイズ(A)および前記さらなる区間のサイズ(B)に対応する複数の相関度値にわたって移動平均値(644)を提供するための平均値手段(632)と、
    遅延平均値(648)を提供するための遅延手段(634)であって、前記区間(A)の幅と前記区間(A)および前記さらなる区間(B)の距離とに応じて前記平均値(644)を遅延するように構成される遅延手段と、
    前記平均値(644)および前記遅延平均値(648)を加算するための加算手段(636)であって、前記平均値は前記さらなる基準値に対応し、さらに前記遅延平均値は前記基準値に対応する、加算手段とを含む、請求項1に記載の確定するための装置。
  8. 前記相関度値シーケンス(112)の前記相関度値は、相互相関度値である、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の確定するための装置。
  9. 前記相関度値シーケンス(112)は、連続する相関度値シーケンスである、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の確定するための装置。
  10. 相関度値シーケンス(112)から相関最大値を検出するための装置であって、
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の閾値(118)を確定するための装置(102)と、
    判断される前記相関度値(120;260)と判断される前記相関度値のために確定される前記閾値(118)とを比較するための手段(108)であって、この手段は前記比較結果に基づいてトリガー信号(114)を提供するように構成され、前記トリガー信号は判断される相関度値が相関最大値であるかどうかを示す、手段とを備える、検出するための装置。
  11. 比較するための前記手段(108)は、判断される先行する相関度値(360a)を格納するための記憶手段をさらに含み、さらに、判断される前記相関度値(120)と格納された前記先行する相関度値(360a)との比較に基づいて前記トリガー信号(114)を提供するようにさらに構成される、請求項10に記載の検出するための装置。
  12. 比較するための前記手段(108)は、相関最大値を検出した結果として、所定の待ち期間の間、比較するための前記手段を非アクティブにするように構成される非アクティブ化手段を含み、前記待ち期間は、周期的に連続する2つの相関最大値の所定の時間的距離によって決まる、請求項10または請求項11に記載の検出するための装置。
  13. 前記相関度値シーケンス(112)の反転点を決定するための手段であって、相関最大値が検出されることに応じて、前記相関最大値に先行する反転点の発生に関する時間的情報を提供するように構成される手段をさらに備える、請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の検出するための装置。
  14. 前記時間的情報は、前記相関最大値と前記反転点との間にある複数の相関度値を示す、請求項13に記載の検出するための装置。
  15. 前記相関度値シーケンス(112)を補間するように構成される補間手段と、
    前記補間に基づいて反転点の計算を実行するように構成される反転点を決定するための手段とをさらに備える、請求項13または請求項14に記載の検出するための装置。
  16. 検出される前記相関最大値の大きさと前記基準値との間の差を確定するための手段をさらに備える、請求項10ないし請求項15のいずれかに記載の検出するための装置。
  17. それに記録されたプログラムを有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに、相関度値シーケンスから、判断される相関度値が相関最大値であるかどうかを決定するための閾値を確定するための方法を実行させ、前記方法は、前記相関度値のそれぞれに対して、
    前記相関度値シーケンス(112)の相関度値の第1の区間(A)および第2の区間(B)を、判断される前記相関度値に応じて決定するステップであって、第1の区間および第2の区間はそれぞれ所定の数の相関度値を含み、さらに判断される前記相関度値は第1の区間(A)と第2の区間(B)との間にあ、ステップと、
    前記第1の区間(A)内の相関度値を平均することによって第1の補助基準値(644)を決定し、前記第2の区間(B)内の相関度値を平均することによって第2の補助基準値(648)を決定し、さらに前記補助基準値(644,648)を平均することによって基準値(116;650)を決定するステップと、
    前記基準値(116;650)に閾値ファクタを乗じることによって前記基準値(116;650)に基づいて判断される前記相関度値に特有の前記閾値(118)を決定するステップとを備える、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
  18. 前記相関度値シーケンスから相関最大値を検出するため、前記方法は
    断される前記相関度値(120;260)と判断される前記相関度値のために確定される前記閾値(118)とを比較するステップであって、前記比較結果に応じてトリガー信号(114)を提供し、前記トリガー信号は判断される前記相関度値が相関最大値であるかどうかを示す、ステップをさらに備える、請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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