JP4323494B2 - 道路用継手 - Google Patents

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Description

本発明は、道路の継目に配置される伸縮継手に関する。
道路の継目に配置される伸縮継手として、一般に、道路の長手方向へ相対的に変位可能に相互に組み合わされる一対の櫛型部材を用いる櫛型伸縮継手がある(特許文献1,2及び3)。
特開平8−296203号公報 実開昭55−21342号公報 特開2004−3277号公報
これらの櫛形伸縮継手に用いられている各櫛形部材は、複数の櫛歯と基部とを該櫛歯が道路の幅方向に間隔をおいて道路の長手方向に伸びる状態に一体的に結合させており、また櫛歯が相手の櫛形部材の櫛歯の間に位置する状態にコンクリート部材や鋼材のような道路構築部材に配置される。
特許文献1に記載された櫛型伸縮継手は、各櫛歯が基部から片持ち梁状に伸びる状態に基部において各櫛形部材を道路構築部材に組み付けられる。このため、道路の幅方向に連続して伸びる空間が継手の下方に形成され、この空間を雨水のような液体の排出路として用いることができる。
しかし、特許文献1の櫛型伸縮継手では、各櫛歯が片持ち梁状に支持されるから、車両等の荷重に起因する大きな曲げモーメントが両櫛型部材の各櫛歯に作用する。その結果、車両等の荷重に十分に耐える構造にするためには、櫛型部材の機械的強度や道路構築部材への各櫛形部材の結合強度を高めなければならない。このため特許文献1の櫛型伸縮継手では、構造が複雑で高価になる。
特許文献2に記載された櫛形伸縮継手は、両櫛形部材の各櫛歯の先端部を相手の櫛形部材が結合されている道路構築部材に載置している。このため、液体の排出路として用いることができる空間が継手の下方に形成され、また特許文献1に記載の櫛形伸縮継手ほどには、櫛型部材の機械的強度や道路構築部材への各櫛形部材の結合強度を高める必要はない。
しかし、特許文献2の櫛型伸縮継手では、両櫛形部材の各櫛歯が両持ち梁状に支持されるから、道路の伸縮を吸収するに十分な路長方向幅寸法を有する空間を得るためには、路長方向における各櫛歯の長さ寸法を少なくとも相手の櫛形部材の櫛歯の移動量及び相手の櫛形部材の櫛歯との重複長さ分だけ大きくしなければならない。
特許文献3に記載された櫛形伸縮継手は、両櫛形部材全体を道路構築部材に載置して、車両等の荷重を道路用構築部材に伝達する。このため、特許文献1及び2に記載の櫛形伸縮継手ほどには、櫛型部材の機械的強度や道路構築部材への各櫛形部材の結合強度を高める必要はない。
しかし、特許文献3の櫛型伸縮継手では、両櫛形部材が道路構築部材に載置されるから、道路の幅方向に伸びて液体の排出路として利用可能の空間が継目の箇所に形成されない。このため、継目の排水性能が低い。
本発明の目的は、継目の排水性能が高いにもかかわらず、櫛歯の長さ寸法を小さくすることを可能にすることにある。
本発明に係る第1,第2及び第3の道路用継手は、いずれも、道路の長手方向に間隔をおいて配置される第1及び第2の板状部材と、該第1の板状部材に配置された第1の櫛形部材と、前記第2の板状部材に配置された第2の櫛形部材とを含む。前記第1及び第2の櫛形部材のそれぞれは、基部と、前記道路の幅方向に間隔をおいて前記基部から前記道路の長手方向に伸びる複数の櫛歯であって前記櫛歯の少なくとも先端部が相手の櫛形部材の櫛歯の間に位置される複数の櫛歯とを備える。前記第1の櫛形部材の前記櫛歯及び前記基部は前記第1の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の前記基部は前記第2の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の櫛歯の少なくとも先端部は前記第1の板状部材に受けられている。
本発明に係る第1の道路用継手において、前記第1の櫛形部材の各櫛歯は、前記第2の櫛形部材の櫛歯を受け入れる空間を形成する鋼製の筒部材により形成されている。
本発明に係る第2の道路用継手において、前記第1の櫛形部材の基部及び櫛歯は、コンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で前記第1の板状部材と一体的に製作されており、前記第1の櫛形部材は、さらに、前記第2の櫛形部材の櫛歯を受け入れるように隣り合う櫛歯の間に配置された筒部材を備える。
本発明に係る第1及び第2の道路用継手において、前記第1及び第2の櫛形部材の各基部は、隣り合う前記櫛歯の間にあって相手の櫛形部材の基部に向く奥底面を有することができ、また前記第1及び第2の櫛形部材の各櫛歯は、上面と、下面と、道路の幅方向に隣り合う櫛歯に向く一対の側面と、相手の櫛形部材の基部に向く先端面とを有することができる。

本発明の道路用継手は、第1及び第2の板状部材が道路の長手方向に間隔をおいた状態に及び第2の櫛形部材の櫛歯の先端部が第1の板状部材に受けられた状態に、コンクリート部材や鋼材のような道路構築部材に配置される。このため、道路の幅方向に連続して伸びる空間が第2の櫛形部材の櫛歯の下方にあって第1及び第2の板状部材の間に形成される。雨水等の液体は、第2の櫛形部材の櫛歯の間を通って上記空間に流れ、その空間から排出される。
また、第1の櫛形部材は、その基部及び櫛歯が第1の板状部材に支持されている。このため、第1の櫛形部材に作用する車両等の荷重は、第1の板状部材を介して道路構築部材に伝達される。その結果、第1の櫛形部材の基部及び櫛歯の機械的強度を、特許文献1に記載の櫛形伸縮継手ほどには、高くする必要がなく、しかも特許文献2に記載の櫛形伸縮継手に比べ、第1の櫛形部材の櫛歯の長さ寸法を小さくすることができる。
これに対し、第2の櫛形部材は、その基部を第2の板状部材に支持されると共に、各櫛歯の先端部を第1の板状部材に受けられて両持ち梁状に支えられる。このため、第2の櫛形部材に作用する車両等の荷重は、第2の板状部材を介して道路構築部材に伝達されると共に、各櫛歯の先端部及び第1の板状部材を介して道路構築部材に伝達される。その結果、第2の櫛形部材の基部及び櫛歯の機械的強度も、特許文献1に記載の櫛形伸縮継手ほどには、高くする必要がない。
また、第1の櫛形部材の櫛歯及び基部が第1の板状部材に支持され、第2の櫛形部材の櫛歯が両持ち梁状に第1及び第2の板状部材に支持されるから、第2の櫛形部材の各櫛歯の長さ寸法を少なくとも第1の櫛形部材の櫛歯の移動量及び第1の櫛形部材の櫛歯に対する重複長さ分(オーバーラップ量)だけ大きくする必要がない。その結果、その分、特許文献2に記載の櫛形伸縮継手に比べ、第2の櫛形部材の櫛歯の長さ寸法を小さくすることができる。
上記のように各櫛歯の長さ寸法を小さくすることができると、それだけ安価になる。
以下、実施例について説明する。
図1から図3を参照するに、伸縮継手10は、平面形状においては道路の幅方向(路幅
方向)に長い長方形の形状を有しており、また縦断面形状においては道路の長手方向(路長方向)に長い長方形の形状を有する直方体状に製造されている。
伸縮継手10は、路長方向に間隔をおいた一対の板状部材12及び14と、一方の板状部材12に配置された櫛形部材16と、他方の板状部材14に配置された櫛形部材18とを含む。
図3に示すように、櫛形部材16及び18のそれぞれは、基部20と、路幅方向に間隔をおいて基部20から路長方向に伸びる複数の櫛歯22とを備えており、また鋼材で製作されている。
櫛形部材16及び18の各基部20は、隣り合う櫛歯22の間にあって相手の櫛形部材18又は16に向く奥底面を有する板状とされている。櫛形部材16及び18の各櫛歯22は、上面と、下面と、路幅方向に隣り合う櫛歯22に向く一対の側面と、相手の櫛形部材18又は16に向く先端面とを有する四角柱状とされている。
板状部材12及び14のそれぞれは、路幅方向に長い長方形の平面形状を有する板の形を有する主体部24の幅方向中央部の上面に路幅方向へ連続して伸びる凸部26を形成している。板状部材12及び14のそれぞれは、プレキャスト鉄筋コンクリート部材とされている。
板状部材12の主体部24の上面のうち、凸部26より板状部材14の側の領域は、櫛形部材16の基部20及び櫛歯22並びに櫛形部材18の櫛歯22の先端部を受ける受け面28とされており、受け面28と反対側の領域は後に説明するアスファルト舗装60が形成される舗装用面30とされている。
板状部材14の主体部24の上面のうち、凸部26より板状部材12の側の領域28は、櫛形部材18の基部20を受ける受け面32とされており、受け面32と反対側の領域は後に説明するアスファルト舗装62が形成される舗装用面34とされている。
櫛形部材16は、これの全体が板状部材12の受け面28に載置されて、図示しないアンカーやボルトのような固定具より板状部材12に固定されている。このため、櫛形部材16は、板状部材12に結合されて支持されている。
櫛形部材18は、これの櫛歯22が板状部材14から相手の櫛形部材16の側に伸びる状態に基部20が板状部材14の受け面32に載置されて、図示しないアンカーやボルトのような固定具より板状部材14に固定されている。
これにより、櫛形部材18は、これの櫛歯22が板状部材14と櫛形部材18の基部20とから両持ち梁状に伸びる状態に、基部20において板状部材14に結合されて支持されている。
図1から図3に示す例においては、伸縮継手10は、いわゆる道路舗装用床板のような板状のコンクリート部材40の上に配置されたコンクリート製の一対の舗装路盤材42とコンクリート部材44との間に形成される継目に、板状部材12及び14が路長方向に間隔をおきかつ櫛形部材18の櫛歯22の先端部が板状部材12の受け面28に受けられて櫛形部材16の櫛歯22の間に位置する状態に、配置される。
コンクリート部材40と44とは、平板状をしたプレキャスト鉄筋コンクリート版であるが、現場打ちの鉄筋コンクリート版であってもよい。
コンクリート部材40は、一端部を橋台46に受けられ、残りの領域を橋台46の側方の土工部48に載置さられている。舗装路盤材42は、コンクリート部材40の一端側に載置されている。
コンクリート部材44は、その大部分をコンクリート部材40に載置され、残りの領域を橋台46に受けられた橋桁50に受けられて、橋桁50とコンクリート部材40とに掛け渡されている。コンクリート部材44は、橋桁50に受けられた板状のコンクリート部材52に接続されて、いわゆるコンクリート製の延長床板を形成している。
コンクリート部材40と、コンクリート部材44及び伸縮継手10との間には、スライディング板54が配置されている。このスライディング板54は、コンクリート板44が道路、特に橋桁の熱伸縮にともなって路長方向へ相対的に容易に移動するように、後婦製樹脂で薄板又はシートの形に製作されている。スライディング板54は、コンクリート部材44が橋桁50だけの熱伸縮を吸収する場合には、図示しないアンカーやボルトのような固定国よりコンクリート部材40に固定される。
コンクリート部材40と橋台46との間、及び、橋台46と橋桁50との間には、それぞれ、スペーサ56及び58が配置されている。道路のうち、伸縮継手10が配置される継目を除く領域と、伸縮継手10のアスファルト舗装面30,34とには、アスファルト舗装60及び62が形成される。
図示の例では、板状部材14による櫛形部材18の支持力は、板状部材14の主体部24の路長方向における板状部材12側の面に配置された補強板64により、補強されている。
伸縮継手10は、継目に配置された状態において、上面の高さ位置をアスファルト舗装60,62の高さ位置に一致されている。
上記の状態において、継目を形成しているコンクリート部材44や、橋桁50等の伸縮による継目の伸縮(間隔の変化)は、板状部材12及び櫛形部材16の組立体と、板状部材14及び櫛形部材18の組立体とが相寄り相離れる方向に相対的に移動することにより吸収される。
上記両組立体の相対的な移動を円滑にするために、図示してはいないが、板状部材12の受け面28にスライディング板が配置されている。
伸縮継手10が上記のように舗装路盤材42とコンクリート部材44との間に配置された継目の構造において、路幅方向に連続して伸びる空間66が櫛形部材18の櫛歯22の下方にあって板状部材12,14の間に形成される。このため、雨水等の液体は、櫛形部材18の櫛歯22の間を通って空間66を路幅方向に流れて、道路の外に排出される。
櫛形部材16に作用する車両等の荷重は、板状部材12及びスライディング板54を介してコンクリート部材40に伝達される。このため、櫛形部材16の櫛歯22の全体が受け面に支持されていることに起因して、櫛形部材16の基部20及び櫛歯22の機械的強度を、特許文献1に記載の櫛形伸縮継手ほどには、高くする必要がなく、しかも特許文献2に記載の櫛形伸縮継手に比べ、第1の櫛形部材の櫛歯の長さ寸法を小さくすることができる。
櫛形部材18に作用する車両等の荷重は、板状部材14及びスライディング板54を介してコンクリート部材40に伝達されると共に、櫛形部材18の各櫛歯22の先端部、板状部材12及びスライディング板54を介してコンクリート部材40に伝達される。このため、櫛形部材18の櫛歯22が両持ち梁状に支持されていることに起因して、櫛形部材18の基部20及び櫛歯22の機械的強度も、特許文献1に記載の櫛形伸縮継手ほどには、高くする必要がなく、しかも特許文献2に記載の櫛形伸縮継手に比べ、第2の櫛形部材の櫛歯の長さ寸法を小さくすることができる。
両櫛形部材16及び18を鋼材で製作する代わりに、両櫛形部材16及び18をコンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で製作してもよい。また、両櫛形部材16及び18の一方を、鋼材、コンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で製作し、他方を鋼材、コンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される他の材料で製作してもよい。
しかし、両持ち梁状に支持される櫛形部材18は、鋼材で製作するか、鉄筋や鉄骨等で補強することが好ましい。
両櫛形部材16及び18の少なくとも一方をコンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で製作する場合、その櫛形部16又は18材を対応する板状部材12又は14と一体的に製作してもよい。この場合、板状部材12又は14の凸部26の全て又は一部を櫛形部材16又は18の基部20の全て又は一部として用いてもよい。
図4を参照するに、伸縮継手70においては、一方の櫛形部材16の基部20及び櫛歯22が、コンクリート、アスファルト合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で板状部材12と一体的に製作されており、他方の櫛形部材18が鋼で製作されている。
櫛形部材16の基部20及び櫛歯22は、これらに配置された鉄筋により板状部材12に配置された鉄筋に結合されている。櫛形部材18は、基部20において図示しないアンカーやボルトのような固定具より板状部材14に固定されている。
櫛形部材16の櫛歯22の前半部は、平面的に見て、先端側ほど狭くなるテーパ状とされている。櫛形部材18の櫛歯22の後半部(基部側の部位)は、平面的に見て、基部20側ほど大きくなるテーパ状とされている。
櫛形部材16は、基部20の隣り合う櫛歯22の間にあって相手の櫛形部材18に向く奥底面と、各櫛歯22の路幅方向に向く一対の側面と、各櫛歯22の相手の櫛形部材18に向く先端面とを鋼製のカバー72で保護されている。
伸縮継手70も、図1から図3に示す伸縮継手10と同様に用いられると共に、伸縮継手10と同様に作用し、伸縮継手10と同様の効果を生じる。
図5を参照するに、伸縮継手80においては、両櫛形部材16及び18の基部20及び櫛歯22が、それぞれ、コンクリート、アスファルト合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で対応する板状部材12又は14と一体的に製作されている。
両櫛形部材16及び18の各基部20及び各櫛歯22は、これらに配置された鉄筋により対応する板状部材12又は14に配置された鉄筋に結合されている。両櫛形部材16及び18の各櫛歯22は、平面的に見て、先端側ほど狭くなる台形とされている。
両櫛形部材16及び18のそれぞれは、基部20の隣り合う櫛歯22の間にあって相手の櫛形部材に向く奥底面と、各櫛歯22の路幅方向に向く一対の側面及び相手の櫛形部材18又は16に向く先端面とを鋼製のカバー82で保護されている。
伸縮継手80も、図1から図3に示す伸縮継手10と同様に用いられると共に、伸縮継手10と同様に作用し、伸縮継手10と同様の効果を生じる。
図6を参照するに、伸縮継手90においては、一方の櫛形部材16の基部20及び櫛歯22が、コンクリート、アスファルト合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で対応する板状部材12と一体的に製作されており、他方の櫛形部材18が鋼で製作されている。
両櫛形部材16,18の基部20及び櫛歯22は、これらの基部20を貫通して対応する板状部材14に螺合されたねじ部材(図示せず)によりその板状部材14に結合されている。両櫛形部材16及び18の各櫛歯22は、四角柱状の形状とされている。
櫛形部材16のうち、相手の櫛形部材18の櫛歯22を受け入れる空間は、隣り合う櫛歯22の間に配置された筒部材92により形成されている。各筒部材92は、板状部材12及び櫛形部材16の製作時に、隣り合う櫛歯22の間に配置されて、板状部材12及び櫛形部材16に結合されている。
各筒部材92を板状部材12の鉄筋に結合する場合、図6における櫛形部材16の櫛歯22を省略し、その代わりに各筒部材92自体を櫛形部材16の櫛歯22として用いてもよい。
伸縮継手90も、図1から図3に示す伸縮継手10と同様に用いられると共に、伸縮継手10と同様に作用し、伸縮継手10と同様の効果を生じる。
図3から図6は、スライディング板54を省略している。しかし、スライディング板54を、受け面28に全く配置しなくてもよいし、またコンクリート部材40の上にあるスライディング板54の部分を省略してもよい。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
本発明に係る道路用継手を配置した道路の構造の一実施例を示す縦断面図。 図1における継目の構造の一実施例を示す拡大縦断面図。 本発明に係る伸縮継手の第1の実施例を示す斜視図。 本発明に係る伸縮継手の第2の実施例を示す斜視図。 本発明に係る伸縮継手の第3の実施例を示す斜視図。 本発明に係る伸縮継手の第4の実施例を示す斜視図。
符号の説明
10,70,80,90 伸縮継手
12,14 板状部材
16,18 櫛形部材
20 基部
22 櫛歯
24 主体部
26 凸部
28,32 受け面
30,34 舗装用面
40,44,52 コンクリート部材
42 舗装路盤材
46 橋台
48 土工部
50 橋桁
54 スライディング板
60,62 アスファルト舗装
64 補強板
66 液体排出用の空間
72,82 カバー
92 筒部材

Claims (3)

  1. 道路の長手方向に間隔をおいて配置される第1及び第2の板状部材と、該第1の板状部材に配置された第1の櫛形部材と、前記第2の板状部材に配置された第2の櫛形部材とを含み、
    前記第1及び第2の櫛形部材のそれぞれは、基部と、前記道路の幅方向に間隔をおいて前記基部から前記道路の長手方向に伸びる複数の櫛歯であって前記櫛歯の少なくとも先端部が相手の櫛形部材の櫛歯の間に位置される複数の櫛歯とを備え、
    前記第1の櫛形部材の前記櫛歯及び前記基部は前記第1の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の前記基部は前記第2の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の櫛歯の少なくとも先端部は前記第1の板状部材に受けられており、
    前記第1の櫛形部材の各櫛歯は、前記第2の櫛形部材の櫛歯を受け入れる空間を形成する鋼製の筒部材により形成されている、道路用伸縮継手。
  2. 道路の長手方向に間隔をおいて配置される第1及び第2の板状部材と、該第1の板状部材に配置された第1の櫛形部材と、前記第2の板状部材に配置された第2の櫛形部材とを含み、
    前記第1及び第2の櫛形部材のそれぞれは、基部と、前記道路の幅方向に間隔をおいて前記基部から前記道路の長手方向に伸びる複数の櫛歯であって前記櫛歯の少なくとも先端部が相手の櫛形部材の櫛歯の間に位置される複数の櫛歯とを備え、
    前記第1の櫛形部材の前記櫛歯及び前記基部は前記第1の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の前記基部は前記第2の板状部材に支持されており、前記第2の櫛形部材の櫛歯の少なくとも先端部は前記第1の板状部材に受けられており、
    前記第1の櫛形部材の基部及び櫛歯は、コンクリート、合材、合成樹脂及びゴムから選択される材料で前記第1の板状部材と一体的に製作されており、
    前記第1の櫛形部材は、さらに、前記第2の櫛形部材の櫛歯を受け入れるように隣り合う櫛歯の間に配置された筒部材を備える、道路用伸縮継手。
  3. 前記第1及び第2の櫛形部材の各基部は、隣り合う前記櫛歯の間にあって相手の櫛形部材の基部に向く奥底面を有し、
    前記第1及び第2の櫛形部材の各櫛歯は、上面と、下面と、道路の幅方向に隣り合う櫛歯に向く一対の側面と、相手の櫛形部材の基部に向く先端面とを有する、請求項1又は2に記載の道路用伸縮継手。
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