JP4323080B2 - 免震橋梁対応伸縮継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、保耐法域の移動量をも対応できる免震橋梁対応伸縮継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の免震橋梁対応伸縮継手としては、例えば図12に示すようなものがある。
【0003】
この免震橋梁対応伸縮継手は、図12に示すように、橋梁H,H相互の対向面にそれぞれ開孔h,hを設けてあり、前記開孔h,h相互間に支持梁90を架設すると共に前記支持梁90の一端側を一方の開孔hの構成壁に水平方向に揺動できるように軸支させてある。前記支持梁91には図12に示すように、複数本の長尺の路面構成部材91がそれぞれ支持体92を介して取り付けられており、前記路面構成部材91は支持体92を介して、支持梁90に沿ってスライド可能に且つ支持梁90に対して回動可能となっている。そして、橋梁H,Hの接近・離反した場合において全ての路面構成部材91,91相互間が均等な間隔となるように、図示しないコントロール機構を具備させてある。
【0004】
したがって、上記伸縮継手では、保耐法域の移動量を有する地震がおきた場合でも路面構成部材91,91相互間距離が均等となる態様で遊間Uを塞ぐこととなり、車両は通過できる。
【0005】
しかしながら、上記免震橋梁対応伸縮継手では、以下のA,Bに示すような問題がある。
A.上記したように、全ての路面構成部材91,91相互間が均等な間隔となるようにするためのコントロール機構が必要不可欠であるため、装置が大がかりになり、またコストアップになる。
B.この伸縮継手は道路幅全長が一体物で製作されていることから、運搬が困難であり、また、万一破損した場合に部分取り替えができない。この問題を解決するため、定尺のものを繋ぐシステムが採られつつあるが、定尺相互間の止水処理が困難であり、良い方法は見当たらない。
【0006】
したがって、この種の免震橋梁対応伸縮継手を取り扱う使用する業界では、▲1▼保耐法域の移動量に対応でき且つ伸縮応力が大きくならず、▲2▼構造が簡単であり、▲3▼コストダウンできる免震橋梁対応伸縮継手が開発されることを待ち望んでおり、また、前記▲1▼〜▲3▼に加えて定尺のものを繋ぐ構造であって優れた止水効果を有する免震橋梁対応伸縮継手が開発されることを待ち望んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、▲1▼保耐法域の移動量に対応でき且つ伸縮応力が大きくならず、▲2▼構造が簡単であり、▲3▼コストダウンできる免震橋梁対応伸縮継手を提供することを課題とし、また、前記▲1▼〜▲3▼に加えて定尺のものを繋ぐ構造であって優れた止水効果を有する免震橋梁対応伸縮継手を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、橋梁H,Hの対向面に設けられた開孔h,hと、端部が開孔h,hにおいて抜き差し可能に挿入保持された支持梁1と、橋梁H,Hの対向面間に直接又は他部材を介して取り付けられ且つ支持梁1上に摺動可能に載置された少なくとも一個の移動量吸収部材2とを具備し、前記移動量吸収部材2は、開放部が対向する態様で配置された断面コ字状の保持部材20と、硬質板とゴム板を交互に積層固着して成り且つ各保持部材20の上下板20a,20b間に取り付けられた積層体21と、左右の積層体21に支持され且つ頂部が左右の上板20a,20a相互間に臨んでいる断面山型形状の突起22から成ると共に、各上板20aは突起22と衝突したときにはノックオフする。
(請求項2記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、上記請求項1記載の発明に関し、複数の移動量吸収部材2を直接又は他部材を介して一体化してあり、最左の移動量吸収部材2を一方の橋梁H側に、最右の移動量吸収部材2を他方の橋梁H側に、それぞれ取り付けている。
(請求項3記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、保持部材20は、上板20aと縦板20cとをボルト止めすることによりノックオフ構造となっている。
(請求項4記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、突起22は、端部が左右の積層体21に埋設固着された板材22a上に固定してある。
(請求項5記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、移動量吸収部材2,2相互間に浮き上がり防止板3を設けてある。(請求項6記載の発明)
この発明の免震橋梁対応伸縮継手は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に関し、複数の単位体Tを接続体Sを介して接続して構成してあり、上板20aの長手方向端縁と、積層体21の長手方向端縁と、下板20bの長手方向端縁と、突起22の長手方向端縁とを位置ズレさせ、単位体Tと接続体Sとの接着面積を増加させてある。
【0009】
なお、上記発明の免震橋梁対応伸縮継手の機能については、以下の発明の実施の形態の欄で明らかにする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施形態として示した図面に従って説明する。
〔実施形態1〕
図1は橋梁H,H相互間に設置されたこの発明の実施形態の免震橋梁対応伸縮継手であり、図2は前記免震橋梁対応伸縮継手を構成する単位体Tの斜視図である。
【0011】
この免震橋梁対応伸縮継手は、基本的には図1に示すように、支持梁1と、二個の移動量吸収部材2と、浮き上がり防止板3と、二個の固定板4と、二個のボックス5から構成されており、開孔h,hに嵌め込まれた前記ボックス5を使用して設置されている。ここで、この免震橋梁対応伸縮継手はユニット形式としてあり、図2に示す単位体Tを図3に示す接続体S(上板20aと対応する上板20A、積層体21と対応する積層体21A、縦板20cと対応する縦板21C、下板20b と対応する下板20B、突起22と対応する突起22Aから成り、その部分を斜線部で示す)を介して複数個繋げるようにして構成されるものとしてある。
【0012】
なお、この実施形態の免震橋梁対応伸縮継手では保耐法域の移動量を吸収できるようにするため、図5に示すような寸法関係に設定してある。
【0013】
以下に、この免震橋梁対応伸縮継手を構成する主要部材について詳細に説明する。
(開孔h、固定板4、ボックス5の関係について)
開孔hは、図1に示すように、橋梁H,H相互の対向面に橋軸直角方向に一定間隔で設けられた直方体状のものである。
【0014】
上記ボックス5と固定板4とは溶接等により一体化されており、固定板4に具備させてあるアンカーボルトABによりボックス5は開孔h内で抜け止め状態に固定されている。
(支持梁1の構成について)
支持梁1は、図1や図2に示すように、両端部近傍にベアリング材10(例えばテフロン付きゴム支承)を固着して成る断面角形の長尺状のものであり、その両端は前記ベアリング材10により上下方向に位置決めされる態様でボックス5内に挿入されている。そして、この支持梁1は、橋梁H,H相互が接近・離反した場合には、ベアリング材10がボックス5の内面を摺動しながら抜き差しされるようになっている。ここで、上記したベアリング材10は支持梁1側に設けるのではなく、ボックス5の内面側に設けるようにしてもよい。
【0015】
なお、この支持梁1は、鋼材により形成されている。
(移動量吸収部材2の構成について)
移動量吸収部材2は、図1や図2に示すように、橋梁H,H相互の対向する面にアンカーボルトABにより止着されている固定板4,4相互間に設けられており、支持梁1上に摺動可能に載置されている。
【0016】
ここで、この実施形態では、二個の移動量吸収部材2により橋梁H,H相互の接近・離反の移動量を吸収するようにしており、また、移動量吸収部材2,2相互間に浮き上がり防止板3を介してボルト止めしてある。そして、左側の移動量吸収部材2は左側の固定板4に、右側の移動量吸収部材2は右側の固定板4に、それぞれボルト止めしてある。
【0017】
また、各移動吸収部材2は、図1や図2に示すように、開放部が対向する態様で配置された断面コ字状の保持部材20と、各保持部材20の上下板20a,20b間に取り付けられた積層体21と、左右の積層体21に支持され且つ頂部が左右の上板20a,20a相互間に臨んでいる断面山型形状の突起22から成るものとしてある。
【0018】
保持部材20は、図1や図2に示すように、上下板20a,20b及び縦板20cとから構成されており、図4に示す如く上板20aと縦板20cの上端とはボルトBで止められ、下板20bと縦板20cとは固着一体化されている。なお、この実施形態では、図1や図2に示すように、縦板20cと固定板3との間、下板20bと支持梁1との間、及び縦板20cと浮き上がり防止板3との間には、それぞれゴムシートgを介在させてある。これは、縦板20cと固定板3との間及び縦板20cと浮き上がり防止板3との間のシール性を確保するためであり、下板20bと支持梁1との間に生じる騒音防止性を確保するためである。また、この実施形態では、図3に示すように、上記上板20aの長手方向端縁と、積層体21の長手方向端縁と、下板20bの長手方向端縁と、突起22の長手方向端縁とを位置ズレさせてあり、各接続体Sとの接触面積を増加させて(接触面は符号Wで示した太い線部分)、止水効果を向上させてある。
【0019】
積層体21は、硬質板とゴム板を交互に積層固着して成るものであり、これの上面を上板20aに、下面を下板20bに、それぞれボルト止めしてある。このように積層体21と上板20aとをボルトBにより止めてあるのは、上記した上板20aと縦板20cとのボルト止めの構成と合わせて、上板20aが突起22と衝突したときに上板20aをノックオフさせるためである。
【0020】
突起22は、基本的には上述した通りであるが、更に具体的は、図1に示すように、左右の端部が左右の積層体21に埋設固着された板材22a上に固定されており、下部は緩やかな傾斜の斜辺に、上部はきつい傾斜の斜辺になった断面山形形状になっている。突起22をこのような断面形状にしたのは、上板20aの内端と突起11の斜辺との間の距離を大きくとるためである。
【0021】
なお、上記した保持部材20及び突起22は、共に鋼材により構成されている。
(浮き上がり防止板3の構成について)
浮き上がり防止板3は、図1や図2に示すように、板材に上記支持梁1を貫通させる開口30を形成して成るものであり、前記開口30を構成する下辺には支持梁1を受けるためのベアリング材10を配設してある。
【0022】
なお、この浮き上がり防止板3は、鋼材により構成されている。
(固定板4の構成について)
固定板4は、図1や図2に示すように、板材に上記支持梁1を貫通させる開口40を形成して成るものであり、前記開口40を構成する下辺には支持梁1を受けるためのベアリング材10を配設してある。
【0023】
なお、この固定板4は、鋼材により構成されている。
(ボックス5の構成について)
ボックス5は、図1に示すように、一面のみが開放する直方体状に形成されており、鋼材により構成されている。
(この免震橋梁対応伸縮継手の基本的な機能について)
この免震橋梁対応伸縮継手は、常時や震度法時に想定される移動量、保耐法時に想定される移動量に対して以下に示すように機能する。
▲1▼ 常時の移動
雰囲気温度の変化による橋梁H,H相互間の接近・離反による移動であり、橋軸方向の移動量は±100mm以下、橋軸直角方向の移動量は±50mm以下の移動である。
【0024】
夏季には雰囲気温度が上昇し、それに伴い橋梁Hは伸びることになる。このため、免震橋梁対応伸縮継手は図1の状態から図6に示す如く各移動吸収部材2の保持部材20,20相互は積層体21, 21を小さく剪断変形させる態様で接近する。なお、この状態においては、上板20aの内端と突起22とは大きな間隔で離れた状態となっている。
【0025】
冬季には雰囲気温度が低下し、それに伴い橋梁Hは縮むことになる。このため、免震橋梁対応伸縮継手は図1の状態から図7に示す如く各移動吸収部材2の保持部材20,20相互は積層体21, 21を小さく剪断変形させる態様で離反する。
▲2▼ 震度法時に想定される移動量
橋軸方向の移動量は±200mm以下、橋軸直角方向の移動量は±100mm以下の移動である。
【0026】
橋軸方向の移動の場合、免震橋梁対応伸縮継手は図1の状態から図8や図9に示す如く各移動吸収部材2の保持部材20,20相互は積層体21, 21を大きく剪断変形させる態様で接近・離反する。なお、前記保持部材20,20相互の接近状態において、上板20aの内端と突起22とは非常に接近している。
【0027】
橋軸直角方向の移動の場合は、移動吸収部材2,2は接近・離反することはない。以下の▲3▼についても同じ。
▲3▼ 保耐法時に想定される移動量
橋軸方向の移動量は±201mm以上、橋軸直角方向の移動量は±101mm以上の移動である。
【0028】
この場合、免震橋梁対応伸縮継手は図1の状態から図10や図11に示す如く各移動吸収部材2の保持部材20,20相互は積層体21, 21を非常に大きく剪断変形させる態様で接近・離反する。なお、前記保持部材20,20相互が非常に接近して、上板20aの内端と突起22の側壁とは衝突し、図4で示したボルトBが剪断される(ノックオフ)と共に突起22の側壁の傾斜に倣って少し浮いた状態となる。この状態において、たとえ上板20aが他所へ飛んでいたとしても、積層体21の上面及び突起22の上端は路面に臨んでいるから、緊急車両等の通過は可能である。
▲4▼ 以上のように、この免震橋梁対応伸縮継手では常時や震度法時の移動量だけでなく、保耐法時の移動量をも吸収できる。
(この免震橋梁対応伸縮継手の他の機能について)
この形態の免震橋梁対応伸縮継手では、従来の技術の欄で述べたコントロール機構は不要となり、構造が非常に簡単になり、コストダウンできる。
【0029】
また、この形態の免震橋梁対応伸縮継手は、接続体Sを介して単位体T,Tを接続して構成されるものでるから、運搬が容易であり、万一破損した場合には少なくとも単位体Tごとに取り替えができる。
【0030】
さらに、上記した単位体Tと接続体Sとの接着面積を増加させた構成により優れた止水効果を有する。
〔他の実施形態〕
上記実施形態では、二個の移動量吸収部材2を有するものとしているが、これに限定されることなく、一個、三個を含む移動量吸収部材2を有するものとすることができる。
【0031】
上記実施形態では、二個の移動量吸収部材2を浮き上がり防止板3を介してボルト等により一体化しているが、二個の移動量吸収部材2を直接ボルト等により一体化してもよい。
【0032】
上記実施形態では、移動吸収部材2は固定板4を介して橋梁Hに取り付けられているが、移動吸収部材2を直接橋梁Hに取り付けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
この発明は上記のような構成であるから次の効果を有する。
【0034】
発明の実施形態の欄の説明から明らかなように、▲1▼保耐法域の移動量に対応でき且つ伸縮応力が大きくならず、▲2▼構造が簡単であり、▲3▼コストダウンできる免震橋梁対応伸縮継手を提供でき、また、前記▲1▼〜▲3▼に加えて定尺のものを繋ぐ構造であって優れた止水効果を有する免震橋梁対応伸縮継手を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の免震橋梁対応伸縮継手の正面図。
【図2】前記免震橋梁対応伸縮継手を構成する単位体の斜視図。
【図3】前記免震橋梁対応伸縮継手の漏水経路、単位体、及び接続体の説明図。
【図4】前記免震橋梁対応伸縮継手を構成する移動量吸収部材の要部の説明図。
【図5】前記免震橋梁対応伸縮継手の寸法を示した図。
【図6】常時における橋梁相互の接近により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図7】常時における橋梁相互の離反により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図8】震度法時における橋梁相互の接近により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図9】震度法時における橋梁相互の離反により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図10】保耐法時における橋梁相互の接近により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図11】保耐法時における橋梁相互の離反により起こる移動量を吸収した状態を示す断面図。
【図12】先行技術の免震橋梁対応伸縮継手の部分断面図。
【符号の説明】
H 橋梁
h 開孔
1 支持梁
2 移動量吸収部材
3 浮き上がり防止板
20 保持部材
20a 上板
20b 下板
21 積層体
22 突起

Claims (6)

  1. 橋梁H,Hの対向面に設けられた開孔h,hと、端部が開孔h,hにおいて抜き差し可能に挿入保持された支持梁1と、橋梁H,Hの対向面間に直接又は他部材を介して取り付けられ且つ支持梁1上に摺動可能に載置された少なくとも一個の移動量吸収部材2とを具備し、前記移動量吸収部材2は、開放部が対向する態様で配置された断面コ字状の保持部材20と、硬質板とゴム板を交互に積層固着して成り且つ各保持部材20の上下板20a,20b間に取り付けられた積層体21と、左右の積層体21に支持され且つ頂部が左右の上板20a,20a相互間に臨んでいる断面山型形状の突起22から成ると共に、各上板20aは突起22と衝突したときにはノックオフすることを特徴とする免震橋梁対応伸縮継手。
  2. 複数の移動量吸収部材2を直接又は他部材を介して一体化してあり、最左の移動量吸収部材2を一方の橋梁H側に、最右の移動量吸収部材2を他方の橋梁H側に、それぞれ取り付けていることを特徴とする請求項1記載の免震橋梁対応伸縮継手。
  3. 保持部材20は、上板20aと縦板20cとをボルト止めすることによりノックオフ構造となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の免震橋梁対応伸縮継手。
  4. 突起22は、端部が左右の積層体21に埋設固着された板材22a上に固定してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の免震橋梁対応伸縮継手。
  5. 移動量吸収部材2,2相互間に浮き上がり防止板3を設けてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の免震橋梁対応伸縮継手。
  6. 複数の単位体Tを接続体Sを介して接続して構成してあり、上板20aの長手方向端縁と、積層体21の長手方向端縁と、下板20bの長手方向端縁と、突起22の長手方向端縁とを位置ズレさせ、単位体Tと接続体Sとの接着面積を増加させてあることを特徴とする請求項1乃至5記載の免震橋梁対応伸縮継手。
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