JP4322533B2 - 信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶素子や有機EL素子プラズマ等を用いた表示装置向けの映像信号を処理する信号処理装置に係わり、特に前記信号処理装置において、インターレース形式の映像信号をプログレッシブ形式の映像信号に変換するインターレース−プログレッシブ変換や、表示素子の応答速度を向上させるオーバードライブ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターレース形式の映像信号を液晶パネル等のプログレッシブ形式で映像表示を行なう表示装置へ表示する場合、インターレース形式の映像信号をプログレッシブ形式の映像信号に変換するインターレース−プログレッシブ変換を実施する必要がある。従来、インターレース−プログレッシブ変換の方法としては、例えば、特開2000−152246号公報に開示されているように、補間対象と異なったフレームまたはフィールドの画像信号から形成される画像間補間信号と、補間対象と同じフレームまたはフィールドの画像信号から形成される画像内補間信号とを混合する手段が知られている。ここで、画像間補間信号の形成にはフィールド遅延器を使用する。
【0003】
また、液晶表示装置では、液晶が電圧変化に応答する応答時間が大きいことによる残像現象を解決するために、例えば、特開2001−125067号公報に開示されているように、フレームメモリを使用したデータ強調手段を用いて、表示データに変化があった場合、変化をより大きくするように表示データを強調して変換することで、応答時間を短縮する手段が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−152246号公報
【特許文献2】
特開2001−125067号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
液晶素子などを用いた表示装置において、動きに適応したインターレース−プログレッシブ変換(以後、IP変換と呼ぶ)を実施する場合には、例えばフレームメモリなどのフィールド遅延器を使用する必要がある。また、前記のようなデータ強調手段(以後、オーバードライブと呼ぶ)を実施する場合にもフレームメモリを使用する。つまり、IP変換とオーバードライブを別個に実施しようとした場合、2つのフレームメモリが必要となり、表示装置の原価向上につながってしまう。
【0006】
本発明の目的は、動きに適応したIP変換とオーバードライブとに使用するフレームメモリを共通化することで、フレームメモリ数を削減する信号処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表示装置向けの信号処理装置において、タイミング制御部と、フィールド判定部と、フレームメモリ制御部と、ラインメモリと、ラインメモリ制御部と、ラインメモリ選択部と、オーバードライブ対応IP変換部と、オーバードライブ部と、を設け、前記フィールド判定部には、入力映像信号のデータが奇数フィールドのデータであるか、偶数フィールドのデータであるかを判別する手段と、入力映像信号のデータが奇数ラインのデータであるか、偶数ラインのデータであるかを判別する手段と、を設けた。前記オーバードライブ対応IP変換部には、前記フィールド判定部に判別データを手がかりに、フレームメモリを使用することで、動きに適応したIP変換を行なうための動き検知IP変換部を設け、更に、補間対象となる画素の前フィールドの階調値を演算によって求める手段に加え、オーバードライブ用に、同時に、同画素の前フィールドにおけるデータを演算するための手段を設けた。また、前記オーバードライブ部は、前記現フィールド階調値と前記前フィールド階調値に基づいてオーバードライブ制御を施すための補正値決定手段を設け、現フィールド階調値に前記補正値を利用したオーバードライブ制御を加えるための手段を設ける。
【0008】
従って、前記動きに適応したIP変換とオーバードライブの2つの演算を別個に処理するよりも、フレームメモリへのアクセス量を低減することができ、その結果、上記信号処理装置に接続するフレームメモリのチップ数を削減できる効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
前述のように、液晶素子等を用いた表示装置において、例えばテレビ映像などの動画を表示する場合、画質を向上させるためには、IP変換と、オーバードライブを搭載することが有効である。
【0011】
IP変換は、インターレース(飛び越し走査)信号を、プログレッシブ(順次走査)信号に変換する機能である。例えばNTSC,PAL,D1,D3等のインターレース形式の映像信号を、液晶パネル等のプログレッシブ形式で映像表示を行なう表示装置へ表示する場合に適用する。
【0012】
一方、オーバードライブ機能は、液晶パネルの応答速度を向上させることで動画を表示した際の動画ぼやけを軽減する機能である。
【0013】
本発明は、液晶表示装置等を用いた表示装置向けに、IP変換とオーバードライブの2つの機能を実現する信号処理装置を提供する。
【0014】
本発明の信号処理装置の動作を説明する前に、IP変換とオーバードライブについて概要を説明する。
【0015】
まず、IP変換について説明する。
【0016】
プログレッシブ信号並びにインターレース信号は共に映像信号の形式である。
【0017】
図1にプログレッシブ信号を、図2にインターレース信号を構成するデータの位置関係についての概要図をそれぞれ示す。
【0018】
プログレッシブ信号は、図1に示すように、あるサンプリング時刻における一画面分のデータを一つのフレームとし,同一フレーム内の全てのデータを画面の左上から右下に向かって水平ライン単位に順次走査することで構成する信号である。例えば映像信号規格のD2,D4などの信号では1秒間に約60枚のフレームから構成する。
【0019】
一方、インターレース信号は、図2に示すように、サンプリング時刻毎に交互に奇数フィールドと偶数フィールドを構成し、奇数フィールドでは奇数番号の水平ラインのみ、偶数フィールドでは偶数番号の水平ラインのみを、画面の左上から右下に向かって水平ライン単位に飛び越し走査することで構成する信号である。例えばNTSCやD1,D3などの信号では、1秒間に奇数フィールドと偶数フィールドをそれぞれ約30枚づつ、合計約60フィールドから構成する。
【0020】
IP変換とは、インターレース信号に含まれていない信号、すなわち奇数フィールドの偶数ライン並びに偶数フィールドの奇数ラインのデータを補間する処理である。
【0021】
本発明では、IP変換の方法として、画質に優れた動き検知IP変換を行なう。次に、動き検知IP変換について述べる。
【0022】
IP変換の方法としては、例えば同一フィールド内のラインデータで補間するフィールド内補間方式と、複数のフィールド間のデータを参照し、フィールド間でデータを補間するフィールド間補間方式がある。
【0023】
図3に、IP変換による補間の対象となるラインと、補間の参照データとして使用するラインの相互の位置関係についての概略図を示す。
【0024】
フィールド内補間では、例えば図3に示すラインC301に含まれる画素の階調値を求める場合、ラインC301の上下のラインU302並びにL303のデータを用いて補間する。このときの補間方法は、例えばラインU302のデータをそのまま使用したり(ラインダブラ方式)、ラインU302の階調値とL303の階調値の平均値を使用したり(直線補間方式)することができる。いずれの場合もオリジナルのプログレッシブ信号に比べ、垂直方向の解像度の低下が発生する。
【0025】
フィールド間補間では、例えば図3に示すラインC301の値を求める場合、ラインCの前後のフィールドの同位置のラインP304並びにN305のデータを用いて補間する。このときの補間方法は、例えばラインN305のデータをそのまま使用したり、ラインP304の階調値とラインN305の階調値の平均値を使用したりすることができる。フィールド間補間では、フィールド内補間と異なり垂直方向の解像度の低下は発生しない。しかし、サンプリング時刻の異なる画像を1ラインおきに合成することとなるため、ラインP304とラインN305の期間で画像に動きがある場合、水平方向に縞模様のノイズが発生することがある。
【0026】
以上のように、フィールド内補間とフィールド間補間の一方だけでは解像度の低下やノイズの発生による画質の劣化が発生してしまう。
【0027】
動き検知IP変換は、これらの問題を解決するために、動画に強いフィールド内補間と静止画に強いフィールド間補間の長所を組合せた方式であり、画像の動きを検知し、動きのある部分では、フィールド内補間を、動きのない部分ではフィールド間補間を使用する方式であり、画像に合せて適宜最適なデータを選択できるため高画質な画像が得られる。
【0028】
以上、動き検知IP変換について説明した。次にオーバードライブについて説明する。
【0029】
オーバードライブは、液晶パネルの応答速度を向上させ、動画ぼやけを改善する機能である。
【0030】
フレームメモリを使用して、フレーム間で同位置画素の階調差分を検出し、階調に変化があった画素には変化量に応じた補正値を原階調値に加算することにより、液晶パネルの応答時間を短縮することができる。
【0031】
図5に、オーバードライブによる表示素子の輝度応答時間の短縮の概略図を示す。
【0032】
特定画素において、jフレームにおいて目的とする輝度値を得るために、j-1フレームの輝度値から輝度値を変化させるために、j-1フレームの入力階調値とjフレームの入力階調値の差分値から求めた階調補正値を、jフレームの階調データに加えた場合の例を示した。
【0033】
オーバードライブによる補正がない場合、応答時間が1フレーム期間を超えてしまうため、jフレームの目的輝度に到達するのに複数フレーム期間を要する。この応答期間及び、波形の鈍りによる実効輝度不足が動画ぼけとして認識されることとある。一方オーバードライブを施すと、目的輝度に到達するまでの応答時間が短縮し、動画ぼけ現象を改善できる。
【0034】
図4に、オーバードライブに使用するラインの相互の位置関係の概要図を示す。
【0035】
同図中の位置Cのライン401に含まれる画素の階調値I(C)に対し、オーバードライブを施した後の階調値I (O)は,前フレームの同位置の画素P402の階調値I(P)を用いて,例えば、式(1)のように計算できる。
【0036】
I(O) = I(C) + α(I(C) I(P)) …(1)
ここでαはオーバードライブ係数であり,応答速度が向上するように液晶パネルの特性に応じて適切な値を決定する。
【0037】
以上、動き検知IP変換とオーバードライブについて述べたが、このように動き検知IP変換とオーバードライブは演算に複数のフィールドのデータを必要とするため、フィールドデータを格納するためのフレームメモリをそれぞれ使用する必要がある。
【0038】
そのため、従来の液晶素子を用いた表示装置の構成分担は,例えば図6に示す構成となっていた。
【0039】
表示装置601は、例えばインターフェースモジュール602と液晶パネルモジュール603から構成する。
【0040】
インターフェースモジュール602は、例えば、チューナー604、入力端子605、606,607、Y/C分離装置608、RGB変換装置608、信号処理装置610、フレームメモリ611から構成する。
【0041】
チューナー604は、例えばテレビ放送用電波から選局を行なって、例えばNTSC信号を取り出す機能を有する。
【0042】
入力端子605,606,607は、例えばビデオデッキやDVDプレーヤー、PC(パーソナルコンピュータ)などの外部装置(不図示)から各種映像信号を入力するための端子である。例えば、コンポジット端子、S端子、D端子、D-Sub端子、DVI端子、コンポーネント端子等である。図では3つの入力端子を設ける構成例を示したが、異なった構成としても良い。
【0043】
Y/C分離装置608は、チューナ604や入力端子605,606,607から入力された信号が、例えばNTSC信号などのように、輝度信号と色信号が合成された信号であった場合に、輝度信号と色信号を分離する機能を有する。
【0044】
RGB変換装置609は、入力された映像信号が輝度信号と色信号から構成される信号であった場合に、入力信号を、R成分、G成分、B成分のそれぞれの階調値データに変換する機能を有する。
【0045】
信号処理装置610は、入力された信号をIP変換する手段617を少なくとも有する。
【0046】
フレームメモリ611は、信号処理装置610で実行するIP変換手段617に必要なフレームデータを格納するために使用する。
【0047】
液晶パネルモジュール603は、例えばタイミング制御部612、フレームメモリ613、ドライバ614、615、液晶パネル616などから構成する。
【0048】
ドライバ614,615は液晶パネル616の所定の液晶素子を駆動するために、所定の電圧を印加する機能を有する。
【0049】
タイミング制御部612は、所定のタイミングでドライバ614,615に入力データを転送する機能を有する。また、入力されたデータにオーバードライブによるデータ変調を加えるためのオーバードライブ手段618を有する。
【0050】
フレームメモリ613は、タイミング制御部612で実行するオーバードライブ手段618に必要なフレームデータを格納するために使用する。
【0051】
ここに例を示すように,従来IP変換手段617はインターフェースモジュール602の信号処理装置610において実装し、オーバードライブ手段618は液晶パネルモジュール603のタイミング制御部612において実装するというように、2つのフレームメモリ611,613を別々のモジュールに個別に搭載していたため、部品点数が増加してシステムの原価向上につながっていた。
【0052】
そこで本発明では、IP変換用のフレームメモリとオーバードライブ用のフレームメモリを共通化することで、部品点数を減らして表示装置の原価低減を図った。
【0053】
図7は、本発明の一実施例を適用した表示装置701の構成例を示す図である。
【0054】
図6の構成では、フレームメモリが611と613の2つあることに対し、図7の構成では1つのフレームメモリ711のみを使用する点が異なる。
【0055】
また、図6の構成では、IP変換手段617はインターフェースモジュール612の信号処理装置610において実装し、オーバードライブ手段618は液晶パネルモジュール613において実装していたのに対し、図7の構成では、IP変換手段717とオーバードライブ手段718の2つをインターフェースモジュール702の信号処理装置718において実装する点が異なる。
【0056】
しかし、図7の構成において、単純にフレームメモリを共通化しただけでは、1つのフレームメモリ711に対して、IP変換手段によるメモリアクセスと、オーバードライブによるメモリアクセスの2つのメモリアクセスが同時に発生することとなり、入力映像信号と出力映像信号の組合せによっては、単位時間あたりのデータ転送量が大きくなり、フレームメモリの動作可能速度を超過してしまうケースが生じる可能性がある。
【0057】
そこで本発明では、図7に示したフレームメモリの共通化に加え、IP変換とオーバードライブを連携させて処理することでフレームメモリへのデータ転送量を低減する。データ転送量を低減することにより、フレームメモリを削減するすることが可能となった。
【0058】
次にデータ転送量の削減方法について説明する。
【0059】
本方式では、動き検知IP変換とオーバードライブ双方の処理で、使用するラインに共通性があることを利用し、双方の演算処理を連携させる。動き検知IP変換の処理の一部をオーバードライブ用の演算のために利用することで、データ転送量を削減する。
【0060】
図8並びに図9は、本方式おいて動き検知IP変換とオーバードライブでそれぞれ使用するラインの相互の位置関係の概略を示す図である。
【0061】
ここで、階調値の演算方法は (1) 奇数フィールドの奇数ラインもしくは、偶数フィールドの偶数ラインを演算する場合と、 (2) 奇数フィールドの偶数ラインもしくは、偶数フィールドの奇数ラインを演算する場合と、の2通りの場合に分けることができる。
【0062】
図8は、奇数フィールドの奇数ラインもしくは偶数フィールドの偶数ラインを表示する場合の演算方法の例である。
【0063】
ラインC801に含まれる画素の階調値を計算する場合、現フィールドの階調値は、該当する実データが入力映像信号中に既に存在するので、補間処理を行なわずにそのまま使用できる。一方、オーバードライブに必要な、前フィールドのラインP802の画素の階調値は,入力映像信号中に実データが存在しないため、前述の動き検知IP変換により、U'803,L'804,P'805,C801の位置のラインに含まれる画素から補間する。
【0064】
図9は、奇数フィールドの偶数ラインもしくは偶数フィールドの奇数ラインを表示する場合の演算方法の例である。
【0065】
ラインC901に含まれる画素の階調値を計算する場合、現フィールドの階調値は、該当する実データが入力映像信号中に存在しないため,前述の動き検知IP変換を用いてU902,L903,P904,N905の位置のラインに含まれる画素から補間する。一方、オーバードライブに必要な、前フィールドのラインP904の画素の階調値は、該当する実データが入力映像信号中に存在するので補間処理を行なわずにそのまま使用できる。
【0066】
以上、図8、図9を用いて説明したように、動き検知IP変換とオーバードライブに用いるラインには共通性がある。
【0067】
図10に、以上述べたフィールドとラインの組合せによる、前フィールドの画素の階調値と現フィールドの画素の階調値の演算方法についてまとめた表を示す。
【0068】
フィールド並びにラインの種別によって現フィールド階調値と前フィールド階調値をそれぞれ選択できる。
【0069】
I(C)1001,1007はラインC801の現フィールドの階調値、I(S')1002,1008は、ラインU'803,L'804,P'805,C801から動き検知IP変換によって求めた前フィールドの階調値である。
【0070】
一方、I(S)1003,1005はラインU902,L903,P904,N905から動き検知IP変換によって求めた現フィールドの階調値、I(P)1004,1006はラインC901の前フィールドの階調値である。
【0071】
以上、IP変換とオーバードライブを実現しつつ、双方の演算を連携させることで、データ転送量を低減してフレームメモリを共通化する方式について説明した。続いて、以上の方式を実現する論理回路の構成例について説明する。
【0072】
図11に、前述のデータ転送量低減方法を実現するためのオーバードライブ対応IP変換部1100の構成例を示す。
【0073】
オーバードライブ対応IP変換部1100は、動き検知IP変換部1101と、セレクタ1102から構成する。
【0074】
動き検知IP変換部1101は、フィールド内補間部1103と、フィールド間補間部1104と、動き検知部1105、セレクタ1106から構成する。
【0075】
フィールド内補間部1103は補間対象画素の上下のラインの画素データを用いてフィールド内補間を実行する。
【0076】
フィールド間補間部1104は補間対象画素の前後のフィールドのラインの画素データを用いてフィールド間補間を実行する。
【0077】
動き検知部1105は、前フィールドと次フィールドを比較して、補間対象画素に動きがあるかどうかを検知し、動きが検知された場合は、動き検知信号を生成する。例えば前フィールドの階調値と次フィールドの階調値の差分値を計算し、前記差分値が所定の閾値以上の値であった場合は、動きがあったと判断する、という方法をとることができる。あるいは、補間対象画素の周囲でパターンマッチングを行い、動きを検知する、といった方法をとっても良い。
【0078】
セレクタ1106は、前記動き検知信号に基づいて、フィールド内補間の結果得られた補間対象画素のデータとフィールド間補間の結果得られた補間対象画素のデータとを適宜選択する。
【0079】
前記セレクタ1106の働きにより、フィールド内補間とフィールド間補間を組合せた動き検知IP変換が実行できる。
【0080】
セレクタ1107は、図10に示した判定条件に基づき、フィールド判別信号と、ライン判別信号を用いて条件判別することにより、動き検知IP変換結果の階調値、前フィールドのラインの階調値、次フィールドのラインの階調値の中から、現フィールド階調値と前フィールド階調値をそれぞれ選択する。
【0081】
前記フィールド判別信号とは、オーバードライブ対応IP変換部1100の補間対象のデータが、奇数フィールドのデータであるのか、偶数フィールドのデータであるのかを随時示す信号である。
【0082】
前記ライン判別信号とは、オーバードライブ対応IP変換部1100の補間対象のデータが、奇数ラインのデータであるのか、偶数ラインのデータであるのかを随時示す信号である。
【0083】
ここで、前記動き検知IP変換部1101を、奇数フィールドの偶数ライン/偶数フィールドの奇数ラインでは、現フィールドの階調値の演算に使用し、奇数フィールドの奇数ライン/偶数フィールドの偶数ラインでは、オーバードライブ用の前フィールドの階調値の演算に使用する、というように2つの目的に対してライン毎に交互に役割を切替えて使用することで、同一の動き検知IP変換部1101を時分割で別用途に使用することが可能になり、回路規模の削減が可能となる。
【0084】
図12にオーバードライブ部1200の構成例を示す。
【0085】
オーバードライブ部1200は、補正値決定部1201と加算部1202から構成する。
【0086】
補正値決定部1201は、現フィールドの階調値、前フィールドの階調値、オーバードライブ係数αから補正値を算出する。
【0087】
加算部1202は、補正値決定部1201で決定した補正値を現フィールド階調値に加算する。
【0088】
補正値決定部1201は、例えば式(1)のαをレジスタ等に保持し、現フィールド階調値と前フィールド階調値から、随時演算を行い、オーバードライブの補正値を決定する構成とすることができる。あるいは、例えば現フィールド階調値と前フィールド階調の組合せと、前記組合せに対応するオーバードライブ値をマトリクス状に設定したテーブルを設け、RAMあるいはROM等を使用して、前記テーブルを参照することで補正値を決定する構成としても良い。
【0089】
図13は本発明を適用した論理回路の構成方法の一例を示す図である。
【0090】
信号処理装置1300は、 例えばタイミング制御部1301、フィールド判定部1302、S/P部1303、フレームメモリ制御部1304、ラインメモリ1305〜1310、P/S部1311〜1316、ラインメモリ制御部1317、ラインメモリ選択部1318、オーバードライブ対応IP変換部1319、オーバードライブ部1320、から構成する。
【0091】
タイミング制御部1301は、入力された映像信号の垂直同期信号、水平同期信号、データ有効信号から、液晶パネル出力用の垂直同期信号、水平同期信号、データ有効信号を生成する機能を有する。
【0092】
フィールド判定部1302は、入力された信号が、奇数フィールドのデータであるのか、偶数フィールドのデータであるのかを判別し、フィールド判別信号を生成する機能を有する。
【0093】
また、フィールド判定部1302は、入力された信号が奇数ラインのデータであるのか、偶数ラインのデータであるのかを判別し、ライン判別信号を生成する機能を有する。
【0094】
フレームメモリ制御部1304は、フレームメモリ1321へのデータアクセスを制御する。ここでフレームメモリ1321は例えばSDRAMを使用することができる。フレームメモリ1321には1フレーム分のデータを格納できる領域を少なくとも2つ、すなわち2フレーム分の記憶領域を設け、それぞれの領域でフレームメモリからの読出しと、書き込みアクセスが衝突しないように調停する。
【0095】
S/P部1303は、データのシリアル-パラレル変換を行なう。
【0096】
またP/S部1311〜1316は、S/P部1303でパラレルに変換した信号を元に戻すために、データのパラレル-シリアル変換を行なう。
【0097】
S/P部1303並びにP/S部1311〜1316は、フレームメモリ1321へのデータ転送効率を向上させるため、複数画素のデータアクセスを一回で実行するために設ける。例えば入力データがR成分、G成分、B成分に対してそれぞれ8bitを割当てて構成した24bit信号であった場合、フレームメモリ1321のデータバス幅を48bitとすれば、2画素分のデータを一回のメモリアクセスで転送できる。
【0098】
ラインメモリ1305〜1310は、フレームメモリ1321から読み出したデータを水平ライン単位で格納する機能を有する。また、ラインメモリ1305〜1310は、入力と出力のタイミングを調整するためのバッファの機能を持つ。加えて、ラインメモリ1305〜1310は、オーバードライブ対応IP変換部1319における演算において、複数ラインの演算にわたって同一ラインのデータを複数回使用するような場合に、当該ラインのデータをフレームメモリ1321から読み出して格納した後、当該データを一度の演算に使用した後すぐに廃棄して、次の演算に際して再び同一のラインデータをフレームメモリ1321から読み出して格納することをせずに、一度フレームメモリ1321から読み出して格納したデータは、オーバードライブ対応IP変換部1319の演算に、少なくとも当該データを必要とする期間はラインメモリ1305〜1310に保持しておき、前記複数回のデータ演算は、ラインメモリ1305〜1310に格納した当該データを用いて実行することで、フレームメモリ1321へのアクセス回数を減少させるために用いる。
【0099】
ラインメモリ制御部1318は、フレームメモリ1321からラインメモリ1305〜1310へのデータ転送を制御する。IP変換やオーバードライブを正確に行なうためには、必要なときに必要なデータを演算回路部に入力しなければならない。そのため、ラインメモリ制御部1318は、フレームメモリ1321に格納したデータを適切なタイミングでラインメモリ1305〜1310に転送するよう、フレームメモリ制御部1304に対して指示する。フレームメモリ制御部1314は、前記指示をを受けて、フレームメモリ1321に格納されているフレームデータのうち、前記指示により指定されたデータを、ラインメモリ1305〜1310のうち、前記指示により指定されたラインメモリへ格納する。
【0100】
ラインメモリ選択部1318は、複数のラインメモリ1305〜1310から、オーバードライブ対応IP変換部1319の演算に必要なU,L,P,N(あるいはU',L',P',C)の4本のラインデータを格納しているラインメモリを選択する機能を持つ。どのラインメモリがどのラインデータを格納しているという情報は、ラインメモリ制御部1317が管理しており、ラインメモリ制御部1317は、前記情報に基づき、ラインメモリ選択部1318に対して前記4本のラインデータを格納している4本のラインメモリを特定するための情報を送る。なお、フレームメモリ制御部1304とラインメモリ制御部には、フレームメモリ制御部1304がフレームメモリ1321からラインメモリ1305〜1310にデータを転送する書き込みアクセスと、ラインメモリ1305〜1310に格納したデータをオーバードライブ対応IP変換部1319が読み出すための読出しアクセスとにおいて、同一時刻に同一ラインメモリへ2つのアクセスが衝突することを回避する機能を設ける。
【0101】
フレームメモリ1321は入力映像信号をフレームデータとして格納する機能を有する。フレームメモリ1321は、例えばSDRAMなどを用いて構成することができる。フレームメモリ1321は信号処理装置1300に外付けする構成としても良いし、信号処理装置1300に内蔵する構成としても良い。
【0102】
フレームメモリ1321のどのアドレスにどのフレームのどのラインのデータが格納されているか、という情報は、フレームメモリ制御部1304が管理する。
【0103】
フレームメモリ1321とフレームメモリ制御部1304は所定のbit数のバス幅を持つデータバスを用いて接続する。ここで、前記データバスのバス幅を増やすと、データ転送速度の向上が見込めるが、その分フレームメモリ1321を構成するチップ数の増加、消費電力の増加、などの問題が発生してしまう。そのため、適当なバス幅を選択することが必要となる。
【0104】
例えば、1画素あたりの階調値をR成分、G成分、B成分にそれぞれ8bitで合計24bit信号で表現する構成とした場合、フレームメモリ1321にデータを格納する際には、データバス幅は24の倍数であることが望ましい。
【0105】
一方、フレームメモリ1321を構成するメモリチップに、例えば1チップあたり16bitあるいは32bitのデータバス幅を持つSDRAMチップを用いる場合、複数のSDRAMチップを並列に接続してデータバス幅を増やすことで、データ転送速度を向上させる構成とすることを考慮すると、データバス幅は16の倍数であることが望ましい。
【0106】
以上の2点を考え合せると、データバス幅は16と24の公倍数、例えば48bitもしくは96bitなどの値とすることが適当である。
【0107】
しかし、例えばデータバス幅を48bitとした場合は、16bitのバス幅を持つSDRAMチップを3つ用いることでフレームメモリ1321を構成することが可能であることに対し、データバス幅を96bitとした場合は、16bitのバス幅を持つSDRAMチップを用いてフレームメモリ1321を構成する場合なら前記SDRAMチップを6個使うことが必要となり、あるいは32bitのバス幅を持つSDRAMチップを用いてフレームメモリ1321を構成する場合なら前記SDRAMチップが3個使うことが必要となり、フレームメモリ1321のデータバス幅を48bitの構成とした場合と比較して、SDRAMチップの使用数が増えてしまうため、信号処理装置1300を用いた表示装置701の原価向上につながる。
【0108】
以上の理由により、フレームメモリ1321のデータバス幅は例えば48bitすることが適当であると考えることができる。前述のようにフレームメモリ1321のデータバス幅を48bitとすると、例えば1チップあたり16bitのデータバス幅を持つSDRAMチップ3つを並列に接続することでフレームメモリ1321を構成することができる。
【0109】
しかし、以上述べた、1画素あたりの解像度、データ形式、メモリチップの種類やデータバス幅等はあくまで一例であり、他の組合せで構成することもできる。
【0110】
以上、本発明の適用例を説明した。
【0111】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、表示装置向けに映像信号を処理する信号処理装置において、動きに適応したIP変換とオーバードライブを実現しつつ、両方式で演算を共通化することでフレームメモリに対するデータ転送量を低減することができ、その結果、演算に使用するフレームメモリの個数を削減することが可能となるため、本信号処理装置を用いた、表示装置の原価低減を図ることができる。
【0112】
また、信号処理装置とフレームメモリの間のデータ転送量が少なくなると、フレームメモリの動作周波数を低減できることや、消費電力を削減できることという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プログレッシブ形式の映像信号の概略を示す図である。
【図2】インターレース形式の映像信号の概略を示す図である。
【図3】本発明を適用した信号処理装置におけるインターレース−プログレッシブ変換の概略の一例を示す図である。
【図4】本発明を適用した信号処理装置におけるオーバードライブの概略の一例を示す図である。
【図5】本発明を適用した信号処理装置におけるオーバードライブによる応答時間の短縮の一例を示す図である。
【図6】液晶素子などを用いた表示装置の概略構成の一例を示す図である。
【図7】本発明を適用した液晶素子などを用いた表示装置の概略構成の一例を示す図である。
【図8】本発明を適用した信号処理装置のオーバードライブ対応IP変換の例について概略を示す図である。
【図9】本発明を適用した信号処理装置のオーバードライブ対応IP変換の例について概略を示す図である。
【図10】本発明を適用した信号処理装置のオーバードライブ対応IP変換における補間対象の画素の階調値演算方法の例を示す図である。
【図11】本発明を適用した信号処理装置におけるオーバードライブ対応IP変換部の概略構成の一例を示す図である。
【図12】本発明を適用した信号処理装置におけるオーバードライブ部の概略構成の一例を示す図である。
【図13】本発明を適用した信号処理装置の概略構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
301,801,901…補間対象ライン、302,803,902…補間対象ラインの上側ライン、303,804,903…補間対象ラインの下側ライン、304,805,904…補間対象ラインの前フィールドのライン、305,905…補間対象ラインの次フィールドのライン、401…オーバードライブ対象ライン、401,802…オーバードライブ対象ラインの前フィールドのライン、601,701…表示装置、602,702…インターフェースモジュール、603,703…液晶パネルモジュール、604,704…チューナ、605,606,607,705,706,707…入力端子、608,708…Y/C分離装置、609,709…RGB変換装置、610,710…信号処理装置、611,613,711…フレームメモリ、612,712…タイミング制御装置、614,615,714,715…ドライバ、616,716…液晶パネル、1100,1319…オーバードライブ対応IP変換部、1101…動き検知IP変換部、1102,1106…セレクタ、1103…フィールド内補間部、1104…フィールド間補間部、1105…動き検知部、1200,1320…オーバードライブ部、1201…補正値決定部、1202…加算部、1300…信号処理装置、1301…信号処理装置、1302…フィールド判定部、1303…S/P部、1304…フレームメモリ制御部、1305,1306,1307,1308,1309,1310…ラインメモリ、1311,1312,1313,1314,1315,1316…P/S部、1317…ラインメモリ制御部、1318…ラインメモリ選択部。
Claims (5)
- 表示装置向けに映像信号の信号処理を行なう信号処理装置であって、フレームメモリを接続する手段と、前記フレームメモリに映像信号をフレームデータとして格納し、前記フレームデータの変化に応じてインターレース−プログレッシブ変換を行なう手段と、表示素子の輝度値の応答速度を制御するオーバードライブを行なう手段とを有し、
前記インターレース−プログレッシブ変換手段は、
補間対象画素の上下のラインの画素データを用いてフィールド内補間を実行するフィールド内補間部と、補間対象画素の前後のフィールドのラインの画素データを用いてフィールド間補間を実行するフィールド間補間部と、前フィールドと次フィールドを比較して、補間対象画素に動きがあるかどうかを検知し、動きが検知された場合、動き検知信号を生成する動き検知部とを備えた動き検知IP変換部と、
前記動き検知部から出力された動き検知信号に基づいて、フィールド内補間の結果得られた補間対象画素のデータとフィールド間補間の結果得られた補間対象画素のデータとを適宜選択するセレクタとを備え、
前記動き検知IP変換部は、
奇数フィールドの偶数ライン/偶数フィールドの奇数ラインでの現フィールドの階調値の演算と奇数フィールドの奇数ライン/偶数フィールドの偶数ラインでのオーバードライブ用の前フィールドの階調値の演算とを時分割によって行うことを特徴とする信号処理装置。 - 前記請求項1に記載の信号処理装置であって、前記演算の実行対象は、NTSC,PAL,D1,D2,D3,D4の映像信号規格のうちの少なくとも一つ以上の映像信号に対応していること、を特徴とする信号処理装置。
- 前記請求項1に記載の信号処理装置であって、1チップあたりのデータバス幅が16bitであるメモリチップ3つを並列に接続して48bitのデータバス幅を持つフレームメモリとして使用すること、を特徴とする信号処理装置。
- 表示装置向けに映像信号の信号処理を行なう機能を有する表示装置向けインターフェースモジュールであって、チューナや入力端子を用いた映像信号の入力手段と、前記信号処理結果を出力するための出力手段を有し、前記インターフェースモジュールは、前記請求項1に記載の信号処理装置を用いて構成すること、を特徴とする表示装置向けインターフェースモジュール。
- 前記請求項1に記載の信号処理装置を用いて構成すること、を特徴とする表示装置。
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