JP4322221B2 - 風呂蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽の上面に覆設される風呂蓋に関するものである。
現在主流の風呂蓋は、アルミニウム化粧板で発泡PP等をサンドイッチした構造となっているが、発泡倍率も低く肉厚も薄いため断熱性が低いという問題点があった。
断熱性を高めるために、従来、発泡ウレタン等の発泡体で構成される風呂蓋が存在するが、それらの発泡体の風呂蓋では断熱性がまだ不十分であり、断熱性を確保するためには相当の厚みが必要となり、使用しない時の置き場に困る等の問題点があった。
また、特許文献1に開示されているように、外板を2重構造として、外板内部を真空とすることにより、熱の伝達を少なくした風呂蓋が案出されている。
なお、特許文献2に開示されているような、2枚の外板の4周にサイドプレートを溶接して、その内部に断熱材を内蔵して真空引きした真空断熱体が存在する。
特開昭62−201125号公報 特開昭60−114680号公報
上記特許文献1に開示されているような構造の風呂蓋では、真空時に凹まないように内部に補強材を入れる必要があり、強度的に弱く製造も困難であるという問題点があった。
また特許文献2に開示されているような真空断熱体では、4周にサイドプレートを溶接せねばならないため製造が面倒なものとなり、外周の溶接部分の外観が悪くなるという問題点があった。
更に、真空断熱材の最近のものとして、グラスウール等を芯材とし表皮材で覆うものがあるが、表皮材が薄くて穴があきやすく、外観も悪く強度不足であった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、強度的に優れ、且つ見栄えも良い断熱性に優れた風呂蓋を提供するものであり、その請求項1は、芯材の表裏両面を、耐水性及び耐熱性を備えた板状の表装材で覆い、該表裏両面の表装材の外周どうしの間を密閉して内部を真空状態とした真空断熱体を形成し、該真空断熱体の外周にエッジプロテクターを装着したことである。
また請求項2は、前記表裏両面の表装材の外周どうしの間を密閉する手段が、密閉状に接着又は融着されて表裏の表装材の外周を覆う外包シートであり、該外包シートの上から前記エッジプロテクターを装着したことである。
また請求項3は、前記表装材が、アルミニウム等の金属板や合成樹脂板、又はそれらを複合した強度を有する板材で構成されていることである。
本発明の風呂蓋は、芯材の表裏両面を覆う表装材の外周どうしの間を密閉して内部を真空状態とした真空断熱体を形成し、真空断熱体の外周にエッジプロテクターを装着したことにより、真空断熱体の外周はエッジプロテクターで覆われて見栄え性が良いものとなり、また、真空断熱体を構成する表裏の表装材は、耐水性及び耐熱性を備えて強度が確保されており、表装材がそのまま外観部材を構成して外観が良好なものとなり、また、内部は真空状態であり、高い断熱性を確保して、厚みを薄く成形することができるものとなる。
また、表裏両面の表装材の外周どうしの間を密閉する手段が、密閉状に接着又は融着されて表裏の表装材の外周を覆う外包シートであり、外包シートの上からエッジプロテクターを装着したことにより、表裏の表装材の外周に外包シートを接着又は融着して、軟らかい素材の外包シートで良好に密閉することができ、その状態で真空引きして内部を真空状態にすることができ、良好に真空断熱体を形成させて、外周側にエッジプロテクターを装着して、外包シートをエッジプロテクターで保護しつつ隠すことができ、見栄え性が向上したものとなる。
また、表装材が、アルミニウム等の金属板や合成樹脂板、又はそれらを複合した強度を有する板材で構成されていることにより、表裏の表装材で全体の強度が確保され、また表装材が化粧処理された外観部材を構成することで、外観が極めて良好なものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、風呂蓋の外観図であり、この風呂蓋1は、真空断熱体2の4周にエッジプロテクター3を装着して構成されている。
この風呂蓋1は、図2の断面拡大図で示すような構造となっている。
即ち、真空断熱体2は、表裏両面に表装材5a,5bが配設され、この表装材5a,5b間に芯材4が挟み込まれて構成されており、表装材5a,5bの外周には外包シート6が接着又は融着されて、この外包シート6で表裏両面の表装材5a,5bの外周どうしの間が密閉されたものとなっている。
この外包シート6の一部に、図3に示すように、真空引き路部6aを形成させておき、この真空引き路部6aに真空装置を接続して真空引きすることで、芯材4内の空気が抜かれ、表裏の表装材5a,5bと外包シート6で密閉された内部空間が真空状態となって真空断熱体2が形成されている。
なお、内部は0.1〜0.5Torr或いは10−4Torrの真空状態となるように真空引きされて形成されるものである。
なお、表裏の表装材5a,5bは、例えばアルミニウム板或いは合成樹脂板、或いはアルミニウム板と合成樹脂板の複合板で構成することができ、厚みを0.2mm以上に設定して強度を確保することができ、しかも表面は化粧処理等を施すことで、良好な外観が確保できるものである。
また、内部の芯材4は、例えば、厚みが5mm程度のグラスウールマット等のマット状繊維体で、型崩れしないように扁平化して構成しておくことができ、芯材4の内部に連続した空気層が形成されているため、良好に芯材4内部の空気を引き抜いて、内部を確実に真空状態にすることができるものである。
また、表裏の表装材5a,5bの外周を覆い密閉状とさせる外包シート6は、例えば、無延伸ポリプロピレン樹脂(CPP)フィルム,ポリビニールアルコール樹脂(PVA)フィルム,ポリエチレンテレフタレート(PET)シートを三層構造にしたもの等を用いることができる。
このように、表裏の表装材5a,5bの外周を外包シート6で密閉して、その状態で真空引きして内部を真空状態とした真空断熱体2を形成させておき、この真空断熱体2に対し、図3に示すように、その外周に断面略コの字状のエッジプロテクター3を、外装シート6の上から装着し、風呂蓋1を完成させることができ、外装シート6はエッジプロテクター3により完全に隠蔽されるため、風呂蓋1の外観は極めてすっきりとした美観を呈するものとなる。
また、表装材5a,5bは強度があり、また外周もエッジプロテクター3により補強されているため、外包シート6に孔が開いたりして内部の真空が破壊されることもなく、良好な断熱性能を維持することができ、全体の厚みを従来の発泡ウレタンよりも薄くして、より高い断熱性を確保することができるものである。
なお、本例では、外周に外包シート6を接着又は融着したものを例示しているが、表裏の表装材5a,5bの外周にプレートを接着,融着して外周を覆い、プレートで密閉した構造とすることもでき、外周のプレートはエッジプロテクター3で隠すことができるため、見栄えの良い風呂蓋を製造することができるものとなる。
風呂蓋の外観斜視図である。 風呂蓋の縦断面拡大構成図である。 表裏の表装材の外周を外包シートで密閉した真空断熱体に、更にその外周にエッジプロテクターを装着する製造過程の工程説明図である。
符号の説明
1 風呂蓋
2 真空断熱体
3 エッジプロテクター
4 芯材
5a,5b 表装材
6 外包シート

Claims (3)

  1. 芯材の表裏両面を、耐水性及び耐熱性を備えた板状の表装材で覆い、該表裏両面の表装材の外周どうしの間を密閉して内部を真空状態とした真空断熱体を形成し、該真空断熱体の外周にエッジプロテクターを装着したことを特徴とする風呂蓋。
  2. 前記表裏両面の表装材の外周どうしの間を密閉する手段が、密閉状に接着又は融着されて表裏の表装材の外周を覆う外包シートであり、該外包シートの上から前記エッジプロテクターを装着したことを特徴とする請求項1に記載の風呂蓋。
  3. 前記表装材が、アルミニウム等の金属板や合成樹脂板、又はそれらを複合した強度を有する板材で構成されている請求項1又は請求項2に記載の風呂蓋。
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