JP4321764B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタ、デジタル複写機等の画像形成装置と、それに適用される光走査装置に関する。
図14は、レーザプリンタ、デジタル複写機等の電子写真プロセスを利用した画像形成装置の一般的構成を模式的に示す。図14において、光源である半導体レーザユニット1001より出力されたレーザ光は、回転するポリゴンミラー1002(偏向器)によりスキャンされ、走査レンズ1003を介して被走査媒体である感光体1004上に光スポットを形成し、該感光体1004を露光して静電潜像を形成する。1ライン毎に、フォトディテクタ1005が走査ビームを検出する。位相同期回路1009は、クロック生成回路1008からのクロックを入力し、フォトディテクタ1005の出力信号に基づいて、1ライン毎に位相同期のとれた画像クロック(画素クロック)を生成する。画像処理ユニット1006は、その画像クロックと、それに同期させた画像データとをレーザ駆動回路1007へ供給する。レーザ駆動回路1007は、画像データと画像クロックに従い、半導体レーザユニット1001の発光時間をコントロールすることにより、感光体1004上の静電潜像の形成をコントロールする。
近年、印刷速度(画像形成速度)の高速化、画像の高画質化への要求が高まり、それに対して偏向器であるポリゴンモータの高速化や、レーザ変調の基準クロックとなる画素クロックの高速化で対応してきたが、どちらの高速化にも限界が近づいてきている。
そこで、複数の光源を用いたマルチビームによる光走査を採用することで、高速化への対応がなされてきている。マルチビームによる光走査方法では、偏向器の偏向により同時に走査できる光束数が増えることにより、偏向器であるポリゴンモータの回転速度を下げ、また、画素クロック周波数を下げることができるため、高速かつ安定した光走査及び画像形成が可能となる。
マルチビームを構成する光源としては、シングルビームのレーザチップを複数個組み合わせて用いる方法や、複数の発光素子を一つのレーザチップ上に組み込んだLDアレイなどを用いる方法が使用されている。
上記マルチビームを構成するLDアレイなどの半導体レーザはきわめて小型であり、かつ駆動電流により直接的にかつ高速に変調を行うことが出来るので、近年レーザプリンタ等の光源として広く用いられている。しかし、半導体レーザの駆動電流と光出力との関係は温度により変化する特性を有するので、複数の光源を同一チップ上に構成する面発光レーザの場合、光源間の距離が短いため、発光、消光による温度変化や温度クロストークなどの影響が顕著であり、それが光量変動の要因となりやすい。このような熱クロストークの問題を改善するための技術に関する公知文献としては例えば特許文献1,3が、また画素単位での発光強度及び発光時間の制御に関する公知文献としては例えば特許文献2がある。
特開2001−272615号公報 特開2003−72135号公報 特開2001−350111号公報
本発明は、面発光レーザ等からなる複数の光源を用いて光走査を行う光走査装置及びそれを用いる画像形成装置に関するものであり、その目的は、カラー画像記録の際の色ずれなどの要因になる副走査方向のドット位置ずれを効果的に補正すること、複数の光源の特性劣化の進みを均等化し、光源の長寿命化を図るとともに、複数の光源の不均等な特性劣化による光量のばらつきに起因する画像濃度むらの低減を図ること等である。
請求項1の発明は、被走査面の走査のための光ビームを発生する複数の光源と、それらを駆動する光源駆動手段とを有し、光源駆動手段は、被走査面上の隣接した2本の走査線に対応する2個の光源を1組とし、1組の光源のうちの一方を主光源、もう一方を副光源とし、1組の光源の総光量を変えることなく、かつ、副光源の光量を主光源の光量を越えさせることなく、主光源と副光源の間の光量比率を変化させることにより、1組の光源より発生する光ビームの被走査面上における副走査方向の光量分布を制御する光走査装置であり、光源駆動手段は、主光源として駆動する光源と副光源として駆動する光源を切り替える手段を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、被走査面の走査のための光ビームを発生する複数の光源と、それらを駆動する光源駆動手段とを有し、光源駆動手段は、被走査面上の隣接した3本の走査線に対応する3個の光源を1組とし、1組の光源のうち、中央の走査線に対応する光源を主光源、残りの2個の光源をそれぞれ副光源とし、1組の光源の総光量を変えることなく、かつ、各副光源の光量を主光源の光量を越えさせることなく、主光源と各副光源の間の光量比率を変化させることにより、1組の光源より発生する光ビームの被走査面上における副走査方向の光量分布を制御する光走査装置であり、光源駆動手段は、主光源として駆動する光源と副光源として駆動する光源を切り替える手段を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明による光走査装置において、被走査面における主光源に対応する走査線の間隔をΔXとするとき、被走査面における主光源に対応する走査線と、当該主光源に対する副光源に対応する走査線との間隔はΔX/2以下であることを特徴とする光走査装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項の発明による光走査装置において、複数の光源として、同一チップ上に複数の光源を格子状に配列した面発光レーザを備えることを特徴とする光走査装置である。
請求項5の発明は、被走査媒体と、その表面を被走査面として光ビームにより走査する光走査装置とを有し、被走査媒体上に静電潜像を形成する画像形成装置において、光走査装置は請求項1乃至4のいずれか1項の発明による光走査装置からなることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6の発明は、色別の複数の被走査媒体と、それらの表面を被走査面として光ビームにより走査する光走査装置とを有し、複数の被走査媒体上に色別の静電潜像を形成する画像形成装置において、光走査装置は請求項1乃至4のいずれか1項の発明による光走査装置からなることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1、2の発明によれば、1組の光源からの光ビームの副走査方向の光量分布が制御されるため、1組の光源からの光ビームによって画素列を記録する場合に画素の副走査方向の重心位置を制御することができ、記録される画素の副走査方向の位置ずれの高精度な補正が可能となるとともに、複数の光源の特性劣化の進みを均等化することができる。請求項3の発明によれば、隣り合う組の光源による光分布の重なり、すなわち隣り合う画素列の重なりが生じにくくなる。請求項4の発明によれば、光源に関連した構造を単純化することができ、また、複数の光源の位置関係を精度よく規定することができる。請求項5,6の発明によれば、画素の副走査方向の位置ずれの補正された高画質の画像形成が可能であり、特に、請求項6の発明によれば画素の副走査方向の位置ずれに起因する色ずれの少ない画像を形成可能である。
本発明の典型的な実施の形態においては、被走査面を走査するための光ビームを発生する手段として、複数の光源を同一チップ上に配置した1個又は複数個の面発光レーザが用いられ、複数本の光ビームにより被走査面が同時に走査される。そして、2つ以上の光源を1組として、各組の光源からの2本以上の光ビームにより被走査面上の隣接した2本以上の走査線が走査されることにより、画素列が記録される。つまり複数個の光源が同じ画素の記録に利用される。この記録の際に、各組の複数の光源間の光量の比率を変えることによって記録される画素の副走査方向の重心位置が制御される。
光源の光量制御の方法は、1組の光源のうちの1つを主光源、残りのものを副光源として光量を制御する方法(1)と、2個1組の光源をそれぞれ主光源として光量を制御する方法(2)とに分けることができる。その違いは次の通りである。
前者の方法(1)の場合、副光源の光量は常に主光源の光量より小さく、かつ、主光源と副光源の総光量は一定に維持しつつ、各光源の光量の比率を変化させることにより、主光源の光ビームによる走査線を基準として、記録される画素の副走査方向の重心位置が制御される。後者の方法(2)の場合、主光源と副光源のような光量の大小関係の制約はなく、2個の主光源の総光量を一定に維持しつつ各主光源の光量の比率を変化させることにより、2個の主光源の光ビームによる2本の走査線の中間位置を基準として、記録される画素の副走査方向の重心位置が制御される。
複数の光源からの複数本の光ビームは、例えば、光学レンズなどからなる光学系を介してポリゴンミラーなどの偏光器に導かれ、この偏光器により偏向された光ビームは光学レンズなどからなる光学系を介して被走査面に導かれ被走査面上に光スポットを形成する。電子写真式画像形成装置の場合、被走査面は感光体の表面であり、予め一様に帯電された感光体の表面が光スポットにより露光されることにより静電潜像が形成され、これがトナー現像されることにより顕像化される。カラー画像形成装置の場合には、静電潜像の形成とトナー現像とが色版別に行われる。
以下、本発明の実施の形態について具体的に説明する。
本実施例においては、画像形成のための複数本の光ビームを発生する手段として、例えば、図1に示すような同一チップ上に複数の光源(発光点)2が格子状に配置された面発光レーザ1が用いられる。以下の説明において、個々の光源2の特定のために図示のようなP1A〜P4Cの記号を適宜使用する。なお、チップ上に配列される光源の個数は適宜増減し得るものである。
このような面発光レーザ1の各光源2より発せらる光ビームは偏光器(ここではポリゴンミラーとする)を含む光学系を通じて被走査面を走査するために用いられるが、複数の光源からの複数本の光ビームによる走査線が副走査方向に所定の間隔で並ぶように、図2乃至図4に模式的に示すごとく、光源2の配列格子の列方向が副走査方向に対し所定の角度θをなすように、面発光レーザ1とポリゴンミラーの反射面との相対角度が設定される。このような角度関係は、特許文献1,3などに述べられていることである。かくして、光源P1A,P2A,P3A,P4A,P1B,P2B,P3B,P4B,P1C,P2C,P3C,P4Cからの光ビームの走査線が順に隣接することになる。
なお、特許文献3に記載されている例と同様に、面発光レーザ1を傾けるのではなく、面発光レーザ1上の光源の配列格子の列方向を予め所定の角度だけ傾けてくこともでき、かかる態様も本実施例に包含されるものである。また、複数個の面発光レーザを組み合わせて用いることもできる。例えば図5に模式的に例示するように、2個の面発光レーザ1a,1bを用いることもできる。3個以上を組み合わせることもできる。このように、複数個の面発光レーザを組み合わせて用いる態様も本実施例に包含されるものである。
被走査面上の隣接する走査線を走査する光ビームを発生するための複数の光源を1組とし、各組の光源からの複数本の光ビームが画像の1ラインの形成に用いられる。そして、各組の光源の光量制御の方法として前述の2つの方法が用いられる。
図2及び図3は前記方法(1)の例を模式的に示している。図2は、隣接する2本の走査線を走査する2本の光ビームを発生するための2個の光源2を1組とし、各組の一方の光源を主光源、もう一方の光源を副光源として用いる場合を示している。この例では、光源P1A,P2Aのペアのうち、光源P1Aが主光源、光源P2Aが副光源として用いられ、光源P3A,P4Aのペアのうち光源P3Aが主光源、光源P4Aが副光源として用いられ、光源P1B,P2Bのペアのうち光源P1Bが主光源、光源P2Bが副光源として用いられる。同様に、光源P3Bが主光源、光源P4Bが副光源として、光源1Cが主光源、光源P2Cが副光源として、また、光源3Cが主光源、光源P4Cが副光源として用いられる。
図3は、隣接する3本の走査線を走査する3本光ビームを発生するための3個の光源2を1組とし、各組の光源のうち、中央の走査線に対応する光源を主光源、残りの2個の光源を副光源として用いる場合を示している。この例では、光源P2A,P3A,P4Aが1組とされ、そのうちの光源P3Aが主光源、光源P2A,P4Aが副光源として用いられる。同様に、光源P1B,P2B,P3Bが1組とされ、そのうちの光源P2Bが主光源、残りの光源P1B,3Bが副光源として用いられ、また、光源P4B,P1C,P2Cが1組とされ、そのうちの光源P1Cが主光源、残りの光源P4B,P3Cが副光源として用いられる。
図4は前記方法(2)の例を模式的に示している。この例では、光源P1A,P2Aの組、光源P3A,P4Aの組、光源P1B,P2Bの組、光源P3B,P4Bの組、光源P1C,P2Cの組、光源P3C,P4Cの組において、両方の光源がそれぞれ主光源として用いられる。
図6は、1組の光源において、光源間の光量比率を変えることにより、1組の光源からの光ビームの被走査面上の副走査方向の光量分布(被走査光量分布)がどのように変化するかを模式的に示している。図中、上段部は光源A,Bの発光信号を示し、下段部は光源A,Bからの光ビームによる被走査面上での走査光量分布を示している。なお、ここでは、光源の発光時間を変えることによって光量を制御する場合を想定している。
図2の例における主光源P1Aを光源A、副光源P2Aを光源Bとする。画素7のように、光源Aの光量を100%、光源Bの光量を0%とすると、これら2光源の光ビームの走査光量分布の中心は光源Aの光ビームの中心と一致し、したがって、これら2光源の光ビームにより記録される画素の副走査方向の重心位置は光源Aの光ビームによる走査線と一致する。画素6のように光源Aの光量を減らし、光源Bの光量を増加させると、走査光量分布の中心は下側にずれるため、記録される画素の副走査方向の重心位置は、光源Bの光ビームによる走査線側に寄ってくる。画素5のように、光源Aの光量をさらに減らし光源Bの光量をさらに増加させると、記録画素の重心はさらに移動する。ただし、光源A,Bの総光量は一定に維持されるため、画素の記録濃度は一定となる。2つの光源のうちの一方を主光源、もう一方を副光源として利用する方法では、副光源の光量は主光源の光量を超えないように光量比率が制御されるので、図6に示す画素5,6,7のような光量比率、走査光量分布が利用されることになる。
図3の例のように主光源と2個の副光源の組が用いられる場合は、主光源を光源A、各副光源を光源Bとして、同様の光量比率の制御により走査光量分布を副走査方向に制御し、記録される画素の副走査方向の重心位置を、主光源による走査線を基準として、一方の副光源による走査線側へ、あるいは、他方の副光源による走査線側へ両方向に移動させることができることは明らかである。
また、図4の例における主光源P1Aを光源A、もう一方の主光源P2Aを光源Bとする。この場合、光源A,Bの光量をそれぞれ50%とすると、画素5のように、記録画像の重心は光源A,Bの走査線間の境界に位置する。光源Aの光量比率を上げると、光源Aの走査線側へ記録画素の重心が移動し、逆に、光源Bの光量比率を上げると光源Bの走査線側へ記録画素の重心が移動する。すなわち、この方法では、光源A,Bの光量比率を変えることにより、画素1〜7のような走査光量分布を全て利用することができる。総光量は一定に維持されるため、画素の記録濃度は一定となる。
上の説明では、光源の発光時間(発光信号のパルス幅)を変化させることにより光量を制御するものとした。同様の光量制御は、図7に示すように、発光強度すなわち発光信号のレベルを変化させて行うことも可能である。
図2又は図3の例のような光量比率の制御を行う場合、例えば図8又は図9に例示するように、主走査方向の画素位置に対応した主,副光源の光量比率のデータを予め用意しておき、記録走査時に、画素位置に対応した光量比率をテーブルより読み出して各光源の発光信号のパルス幅又はレベルを調整することにより、上に述べたような光量比率の制御を行って副走査方向の画素の重心位置を制御し、これにより画像の各ラインの副走査方向の位置ずれを高精度に補正することができる。図3の例のような2つの主光源の光量比率の制御も同様の方法で可能である。
なお、主光源の光ビーム(主ビーム)による走査線の間隔をΔxとしたときに、主ビームによる走査線と、その副光源の光ビーム(副ビーム)による走査線との間隔はΔx/2以下とするのが好ましい。このようにすると、各組の光源の光ビームの走査光量分布の重なり、すなわち隣接するラインの画素の副走査方向の重なりを防止することができる。
さて、主光源と副光源の組み合わせ光量比率を制御する場合、一般に主光源のほうが発光量及び発光時間が多くなるため、副光源に比べ主光源のほうが特性劣化が進みやすい。つまり、主光源の寿命が副光源より短くなりやすい。光源の特性劣化の進み具合が不均等であると、記録濃度むら、保守などの面で好ましくない。かかる不都合を避けるためには、主光源と副光源を切り替えることが有効である。この切り替えは、例えば、1ライン走査毎、1ページ走査毎などで行うことができる。本実施例では、図2又は図3のような制御方法を利用する場合に、そのような主光源と副光源の切り替えが行われる。
図10は、本実施例における光源駆動系の構成例を示すブロック図である。図10において、LD駆動回路14は、図2〜図9に関連して説明したような方法で光源P1A〜P4Cを駆動するための発光信号を発生する手段である。主走査カウンタ11は、各ラインの水平走査に同期した画素クロックをカウントすることにより水平走査位置を検出する手段である。光量比生成回路12は、水平走査位置に対応した光量比率のデータを格納したルックアップテーブル(LUT)などからなり、主走査カウンタ11により指示される水平走査位置に対応した光量比率をLD駆動回路14に供給する手段である。切換カウンタ13は、主走査カウンタ11の出力に応答して走査ライン数をカウントし、所定数ライン毎に主光源と副光源とを切り替える信号をLD駆動回路14に供給する手段である。LD駆動回路14は、画像データに従って各組の光源に対する発光信号を発生するが、この際に、光量比生成回路12より与えられる光量比率に応じて各組の光源に対する発光信号のパルス幅又はレベルを制御する。また、切換カウンタ13からの信号に従って、主光源と副光源の切換を行う。
図11は、本実施例に係る光走査装置の構成例を示す概略斜視図である。図11において、801は光学ユニットであり、複数の光源が配置された1つ以上の面発光レーザを備え、その裏面側に図10で説明したような駆動系の回路が実装されたプリント基板802が装着されている。この光学ユニット801は、光軸と直交する光学ハウジングの壁面にスプリングにより押圧され、調節ネジ803により、その傾きを調節されて保持される。この調節ネジ803はハウジング壁面に形成された突起部に螺合される。光学ハウジング内部には、シリンダレンズ805、ポリゴンミラー808とその駆動用モータ、fθレンズ806、折り返しミラー807、トロイダルレンズ812がそれぞれ位置決めされて取り付けられている。813は水平同期検知のためのミラーであり、このミラー813により反射された光ビームを検知するための同期検知センサが実装されたプリント基板809が、ハウジング壁面に装着されている。光学ハウジングは、カバー811により上部が封止され、壁面から突出した複数の取付部810にて画像形成装置本体のフレーム部材にネジにより固定される。
光学ユニット810の面発光レーザの光源は前述したように駆動され、複数の光ビームを発生する。この光ビームはシリンダレンズ805を介してポリゴンミラー808に導かれる。ポリゴンミラー808により偏向された光ビームはfθレンズ806、ミラー807、トロイダルレンズ812を経由して被走査面(不図示)へ向かい、被走査面を走査することになる。
図12は、本実施例に係る画像形成装置の構成例を示す概略断面図である。図12において、900は図11に示した光走査装置である。901は感光体ドラムであり、その表面が光走査装置900により走査される被走査面である。感光体ドラム901の周囲には、その表面を高圧に帯電するための帯電器902、現像ローラ903と現像ローラ903にトナーを供給するトナーカートリッジ904などからなる現像器、感光体ドラム901のトナー像を記録紙へ転写するための転写チャージャ906、感光体ドラム901上の残留トナーを掻き取り備蓄するクリーニングケース905が配置されている。記録紙は給紙トレイ906から給紙コロ907により供給され、レジストローラ対908により副走査方向の記録開始のタイミングに合わせて送り出され、感光体ドラム901と転写チャージャ906の間を通過し、その際にトナー像が転写される。この記録紙は、定着ローラ909によりトナー像を定着した後に排紙ローラ912により排紙トレイ910へ排出される。記録動作は周知の通りであり、帯電器902により帯電された感光体ドラム901の表面は光走査装置900からの光ビームで走査される。この走査により形成された静電潜像は現像器を通過時にトナー現像され、そのトナー像は転写チャージャ906を通過時に記録紙に転写される。
光走査装置900によれば、図2〜図10に関連して説明したように副走査方向の画素の位置ずれを高精度に補正することができる。したがって、この画像形成装置は、副走査方向の画素の位置ずれが高精度に補正された高画質の画像記録が可能である。また、光走査装置900によれば複数ラインの記録走査を同時に行うことができるため、高速な画像記録が可能である。
本発明は、タンデム方式のカラー画像形成装置にも同様に適用し得る。そのような実施例の概略を図13により説明する。
本実施例に係るカラー画像形成装置は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの各色の画像形成に別々の感光体2509a,2509b,2509c,2509dを用いる。このようなタンデム方式の装置においては、各色ステーションにおける感光体は別々の光路を経た光ビームにより走査されるため、感光体上で発生する副走査方向のドット位置ずれはステーション毎に異なる特性を有する。したがって、各色ステーション毎に副走査方向のドット位置補正を的確に行わないと、良好な画質、特に良好な色再現性を得ることができない。
図13において、2505は上下2段構成のポリゴンミラーである。図13には図示されていないが、各色ステーション毎に用意された、図1〜図9に関連したような面発光レーザより複数本の光ビームが出力され、これが不図示のコリメータレンズやシリンダーレンズなどの光学系を介して、ポリゴンミラー2505の異なった反射面に同時に入射される。
感光体2509aを含むステーションについて説明すると、ポリゴンミラー2505により偏向された光ビームは、第1の走査レンズ2506a、ミラー2513a、第2の走査レンズ2507a、ミラー2514a,2515a、ビームスプリッタ2508aを経由して感光体2509aを走査し、静電潜像を形成する。ビームスプリッタ2508aのハーフミラー面で反射された一部のレーザ光ビームは、水平同期検知用のフォトディテクタ2510aで検出される。他の色のステーションの走査系も同様の構成であることは図面から明らかであるので、説明を繰り返さない。
図示しないが、各ステーション毎に図10のような光源駆動系が備えられ、それぞれに水平同期検知用のフォトディテクタ2501a,2510b,2510c,2510dによる水平同期信号と同期した画素クロックが供給され、それに同期して各光源駆動系は面発光レーザの各光源を駆動する。その駆動方法は、図2〜図9により説明した通りであるので説明を繰り返さない。
各ステーションの感光体2509a,2509b,2509c,2509dの周囲には、感光体表面を一様に帯電させるための手段、感光体上の静電潜像を対応した色のトナー像に現像する手段、現像されたトナー像を中間転写体2516に転写させる手段、感光体表面に転写されずに残留したトナーを除去回収する手段、中間転写体2516上の各色トナー像を重ね合わせて用紙に転写させる手段、用紙上のトナー像を定着させる手段などが存在するが、図示されていない。
本実施例の画像形成装置は、各色ステーションにおける副走査方向のドット位置ずれが高精度に補正されるため、副走査ドット位置ずれが小さい高画質な画像を得ることができる。特に、各ステーション間の副走査ドット位置ずれに起因する色ずれを効果的に低減することができるため、色再現性の良い画像が得られる。
面発光レーザ上の光源配列を示す図である。 主光源と1個の副光源の組による記録走査の説明図である。 主光源と2個の副光源の組による記録走査の説明図である。 2個の主光源の組による記録走査の説明図である。 2個の面発光レーザを用いる例を示す図である。 2個の光源の組を用いる場合の光量比率と走査光量分布の説明図である。 2個の光源の組を用いる場合の光量比率を発光信号のレベルを変化させて制御する例を示す図である。 主光源と副光源の組を用いる場合の光量比率データの例を示す図である。 主光源と2個の副光源の組を用いる場合の光量比率データの例を示す図である。 本発明に係る光源駆動系の例を示すブロック図である。 本発明に係る光走査装置の一例を示す斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の一例を示す断面図である。 本発明に係るタンデム方式のカラー画像形成装置の一例を示す模式図である。 電子写真式の画像形成装置の一般的構成の説明図である。
1 面発光レーザ
2 光源
11 主走査カウンタ
12 光量比生成回路
13 切換カウンタ
14 LD駆動回路
801 光源ユニット
805 シリンダレンズ
806 fθレンズ
807 折り返しミラー
808 ポリゴンミラー
812 トロイダルレンズ
900 光走査装置
901 感光体ドラム

Claims (6)

  1. 被走査面の走査のための光ビームを発生する複数の光源と、それらを駆動する光源駆動手段とを有し、前記光源駆動手段は、被走査面上の隣接した2本の走査線に対応する2個の光源を1組とし、1組の光源のうちの一方を主光源、もう一方を副光源とし、1組の光源の総光量を変えることなく、かつ、副光源の光量を主光源の光量を越えさせることなく、主光源と副光源の間の光量比率を変化させることにより、1組の光源より発生する光ビームの被走査面上における副走査方向の光量分布を制御する光走査装置において、
    前記光源駆動手段は、主光源として駆動する光源と副光源として駆動する光源を切り替える手段を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 被走査面の走査のための光ビームを発生する複数の光源と、それらを駆動する光源駆動手段とを有し、前記光源駆動手段は、被走査面上の隣接した3本の走査線に対応する3個の光源を1組とし、1組の光源のうち、中央の走査線に対応する光源を主光源、残りの2個の光源をそれぞれ副光源とし、1組の光源の総光量を変えることなく、かつ、各副光源の光量を主光源の光量を越えさせることなく、主光源と各副光源の間の光量比率を変化させることにより、1組の光源より発生する光ビームの被走査面上における副走査方向の光量分布を制御する光走査装置において、
    前記光源駆動手段は、主光源として駆動する光源と副光源として駆動する光源を切り替える手段を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置において、
    被走査面における主光源に対応する走査線の間隔をΔXとするとき、
    被走査面における主光源に対応する走査線と、当該主光源に対する副光源に対応する走査線との間隔はΔX/2以下であることを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    複数の光源として、同一チップ上に複数の光源を格子状に配列した面発光レーザを備えることを特徴とする光走査装置。
  5. 被走査媒体と、その表面を被走査面として光ビームにより走査する光走査装置とを有し、被走査媒体上に静電潜像を形成する画像形成装置において、
    光走査装置は請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置からなることを特徴とする画像形成装置。
  6. 色別の複数の被走査媒体と、それらの表面を被走査面として光ビームにより走査する光走査装置とを有し、複数の被走査媒体上に色別の静電潜像を形成する画像形成装置において、
    光走査装置は請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置からなることを特徴とする画像形成装置。
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