JP4321314B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突時に、着座した乗員における拘束予定部位の移動を抑制して、乗員を保護する乗員保護装置に関する。
従来、この種の乗員保護装置としては、膝を拘束予定部位として、駆動機構に連結されたニーボルスタやニーパネル等の拘束体が、周囲を内装材に囲まれて、着座した乗員の膝の周囲である前方側に、配設されていた(例えば、特許文献1・2参照)。
そして、この種の乗員保護装置では、駆動機構の作動により、拘束体が、前方移動する乗員の膝を受け可能な位置に、配置された。そして、一旦、拘束体が、駆動機構の作動によって、内装材から車両後方側へ突出しても、乗員の膝が前方移動する虞れがない場合には、再度の駆動機構の作動により、拘束体は、内装材内に収納されるように、当初の位置に復帰されていた。
特開平4−278858号公報 特開2001−122061公報
しかし、従来の乗員保護装置では、拘束体を車両の後方側に突出させた後に復帰させるような場合、例えば、車両の前面衝突を予測して、拘束体を車両後方側に突出させて待機させていたものの、車両の衝突を回避できた場合には、拘束体を復帰させることが望ましく、その復帰させる場合、拘束体と、拘束体を収納していた内装材の開口周縁とが、意匠上の観点から、内装材の開口周縁の面に沿う方向の間隙を、少なくしていれば、拘束体の外周縁が、内装材の開口周縁に重なる等して、適切に、拘束体が復帰できない虞れが生ずる。
勿論、拘束体の外周縁と内装材の開口周縁との間に、内装材の開口周縁の面に沿う方向で、十分な隙間を設ければ、円滑に復帰できるように対処できるが、そのように構成しては、隙間が目立って、通常時の乗員の前方側の意匠性を低下させてしまう。
本発明は、上述の課題を解決するもので、意匠性を低下させずに、内装材の開口への拘束体の復帰を、円滑に行なえる乗員保護装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乗員保護装置は、駆動機構に連結された拘束体が、周囲を内装材に囲まれて、着座した乗員における拘束予定部位の周囲に、配設される構成として、
車両の衝突予測時に、駆動機構が、作動して、拘束体を内装材の開口から乗員側に突出させ、拘束体の乗員側の面によって、車両衝突時の拘束予定部位の移動を抑制し、
車両の衝突回避時、駆動機構が、内装材の開口から突出させた拘束体を、内装材の開口に復帰させる構成の乗員保護装置であって、
拘束体の外周縁付近に、内装材の開口への拘束体の復帰を案内する案内手段が、配設され
拘束体の外周縁と内装材の開口周縁との対応する部位に、内装材に囲まれた拘束体の収納時に、外れ可能に相互に嵌合するとともに、内装材の開口から突出した後の拘束体の復帰時に相互に嵌合可能な嵌合部が、形成され、
対応する嵌合部相互の少なくとも一方に、嵌合部相互の嵌合を案内する案内面が、配設され、
嵌合部相互と案内面とが、案内手段を構成していることを特徴とする。
本発明に係る乗員保護装置では、車両の衝突予測時に、駆動機構が、作動して、拘束体を内装材の開口から乗員側に突出させる。そして、車両の衝突時には、拘束体の乗員側の面によって、乗員の拘束予定部位の移動を抑制することとなり、車両の衝突回避時には、つぎの車両衝突時に備えて、駆動機構が、内装材の開口から突出させた拘束体を、内装材の開口に復帰させることとなる。その復帰時、意匠性が良好となるように、復帰完了時の拘束体の外周縁と内装材の開口周縁とにおける開口周縁の面に沿う方向の隙間が狭くとも、本発明に係る乗員保護装置では、拘束体の外周縁付近に配設された案内手段により、拘束体が、円滑に、内装材の開口に案内されて、当初の位置に収納されることとなる。
したがって、本発明に係る乗員保護装置では、意匠性を低下させずに、内装材の開口への拘束体の復帰を、円滑に行なうことができる。
勿論、内装材と駆動機構との車両への組付位置や組付方向等に、若干のバラツキがあったとしても、案内手段の案内により、円滑に、拘束体を内装材の開口に復帰させることができる。
さらに、拘束体の外周縁と内装材の開口周縁との対応する部位に、内装材に囲まれた拘束体の収納時に、外れ可能に相互に嵌合するとともに、内装材の開口から突出した後の拘束体の復帰時に相互に嵌合可能な嵌合部、形成され、対応する嵌合部相互の少なくとも一方に、嵌合部相互の嵌合を案内する案内面が、配設され、嵌合部相互と案内面とが、案内手段を構成している
このような構成では、嵌合部相互を嵌合させる際、案内面の案内により、少なくとも一方の嵌合部が、他方の嵌合部に対する所定の嵌合位置に円滑に配置されて、その他方の嵌合部に嵌合されることから、拘束体の外周縁を内装材の開口周縁と面一とする等のように、拘束体を、当初の収納位置に容易に配置させることができる。そして、このような構成の案内手段は、簡便な嵌合部相互と案内面とによって、容易に、構成することができる。
この場合、対応する嵌合部相互の一方を、係止孔とし、他方を、係止孔に抜け可能に挿入されて係止されるクリップとして、構成することができる。
このように構成する場合には、嵌合部相互の嵌合時、クリップが、案内面の案内により、係止孔の中心側に容易に挿入されて、拘束体を、当初の収納位置に容易に配置させることができる。そしてまた、係止孔にクリップを挿入させて係止すれば、嵌合部相互の嵌合時、嵌合部相互の係止状態を維持することができることから、車両走行中等において、拘束体の外周縁における内装材の開口周縁に対するガタツキを防止することが、可能となる。
また、拘束体の外周縁付近に、内装材の開口への拘束体の復帰を案内する案内手段が、配設されて、拘束体の外周縁と前記内装材の開口周縁との対応する部位に、内装材に囲まれた拘束体の収納時に、外れ可能に相互に嵌合するとともに、内装材の開口から突出した後の拘束体の復帰時に相互に嵌合可能な嵌合部が、形成される場合には、拘束体側の嵌合部に、連結材の一端を、連結させ、連結材の他端側を、連結材を繰出し可能でかつ巻き取り可能とした巻取り装置に、連結させて、案内手段を、嵌合部相互、連結材、及び、巻取り装置、から構成してもよい。
このような構成では、拘束体が、嵌合部相互の嵌合を解除して、内装材から突出されれば、連結材は、巻取り装置から繰出されて乗員側に延びる状態となり、そして、その後の拘束体の復帰時、巻取り装置を作動させて連結材を巻き取れば、拘束体側の嵌合部が、連結材の牽引により、内装材側の嵌合部への嵌合位置に円滑に案内され、そして、内装材側の嵌合部に嵌合されて、拘束体の外周縁を内装材の開口周縁と面一とする等のように、拘束体を、当初の収納位置に円滑に配置させることができる。そして、このような構成では、連結材の繰出し長さを所定長さに設定することにより、連結材の繰出し時における拘束体の外周縁の突出位置を、容易に、規制することができる。
この場合、内装材側の嵌合部を、係止孔とし、拘束体側の嵌合部を、係止孔に抜け可能に挿入されて係止されるクリップとして、構成し、連結材を、係止孔を挿通可能として、連結材の一端を、クリップの先端に連結させてもよい。
このような構成では、拘束体が、内装材から突出されれば、連結材は、巻取り装置から繰出され、係止孔を挿通して乗員側に延びる状態となり、そして、その後の拘束体の復帰時、巻取り装置を作動させて、嵌合部相互を嵌合させるように、連結材を巻き取れば、クリップが、係止孔を挿通している連結材の牽引により、係止孔の中心側に容易に挿入されて、拘束体を、当初の収納位置に容易に配置させることができる。そしてまた、拘束体側のクリップを、内装材側の開口周縁の係止孔に、挿入させて係止させれば、その係止状態が維持されることから、車両走行中等において、拘束体の外周縁における内装材の開口周縁に対するガタツキを防止することが、可能となる。
さらに、拘束体の復帰時に、拘束体と内装材の開口周縁との間に異物を挟み込むことを防止可能に、内装材から突出した際の拘束体の外周縁と内装材の開口周縁との間への異物の侵入を防止する遮蔽材を、配設させてもよい。
このような構成では、拘束体の復帰時に、拘束体の外周縁付近と内装材の開口周縁とで、キーシリンダに差し込んだキーから垂れるサブキーやキーホルダ、あるいは、乗員の衣服等の異物を挟み込まず、拘束体を、当初の収納位置に円滑に配置させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の乗員保護装置Sは、図1・2に示すように、乗員としての運転者Mの膝Kを拘束予定部位とし、膝Kの移動を抑制して運転者Mを保護するものであり、運転者Mの車両前方側であるステアリングコラム6の下方に配設されている。
なお、本明細書での上下・前後・左右の関係は、乗員保護装置Sが車両に搭載された状態を基準とするもので、搭載時の車両の上下・前後・左右の関係と一致するものである。
ステアリングコラム6は、図1に示すように、ステアリングホイール5に連結されるメインシャフト7と、メインシャフト7の周囲を覆うコラムチューブ8と、それらの周囲を覆うコラムカバー9と、を備えて構成されている。コラムカバー9は、インストルメントパネル(以下、インパネとする)12から斜め上後方に突出するように、配設されている。そして、図1・2に示すように、コラムカバー9の右側面9aには、エンジン始動用のイグニッションキーEを挿入させるキーシリンダ10が配設されている。なお、実施形態の場合、キーシリンダ10に挿入されたイグニッションキーEには、接続環等の接続具Jを使用して、サブキー等の付属品(キー付属品)Aが、垂れ下がるように接続されている。
乗員保護装置Sは、内装材17の開口18に、開口18を塞ぐように配設されて膝Kを拘束可能な拘束体27と、拘束体27を駆動させる駆動機構23としてのアクチュエータ24と、を備えて構成されている。アクチュエータ24は、後端を二又状として拘束体27の前面27aに結合させた駆動ロッド25を前後方向に往復移動可能な油圧シリンダや電動モータ等により構成され、そして、制御装置14によって作動を制御されている。このアクチュエータ24は、車両のボディ1側における剛性を有したインパネリインフォースメント2から延びるブラケット3・4に保持されている。
内装材17は、実施形態の場合、アッパパネル12aとロアパネル12bとからなるインパネ12のロアパネル12bとしており、この内装材17におけるコラムカバー9の左右と下方との領域には、拘束体27を収納する略長方形の開口18が、前後方向に貫通するように、形成されている。開口18の周縁の縁部19には、ロアパネル12bの後面から前方側に一段下がった段差部19aが、設けられ、段差部19aにおける開口18の四隅付近の部位には、図2・3に示すように、それぞれ、嵌合部としての前後方向に貫通する係止孔20が形成されている。段差部19aの後面側における係止孔20の周縁には、後方へ拡径したテーパ状の案内面21が形成されている。また、開口18の上縁側の段差部19aにおける左右の部位には、図2・4に示すように、前方へ凹んだ凹溝19bが形成され、左右の各凹溝19b内には、それぞれ、遮蔽材34が折り畳まれて収納されている。
これらの遮蔽材34は、上方から垂れてくるキー付属品A等の異物を、拘束体27の復帰時に、拘束体27と内装材17の開口縁部19との間に挟み込むことを防止するためのものであり、前後両端を、凹溝19bの前方側の壁面と凹溝19bを塞ぐ位置の拘束体27の前面27aとに連結させて、蛇腹状に折り畳まれて凹溝19b内に収納されている。そして、各遮蔽材34は、図4のA・Bに示すように、拘束体27が運転者M側となる車両後方側に突出する際、段差部19aと拘束体27の外周縁27cとの間の閉塞状態を維持することとなる。
拘束体27は、衝撃を与えることを極力抑えて運転者Mの膝Kを受けることができるように、内部に塑性変形や弾性変形可能な発泡体等の緩衝材を内蔵させた合成樹脂や金属等から形成されて、略長方形の板状としている。そして、実施形態の場合、拘束体27は、内装材17の開口18に収納された際、その外周縁27cが、開口18の周縁の縁部19に対して、殆ど隙間無く嵌合されるように、構成され、さらに、その収納時、運転者M側の面となる後面27bが内装材17の縁部19における段差部19aの周囲の後面19cと面一となるように、構成されている。また、拘束体27の前面27a側の四隅には、係止孔20に挿入されて、係止孔20の周縁となる段差部19aの前面側に係止されるクリップ28が、配設されている。これらのクリップ28は、内装材17側の嵌合部としての係止孔20に対して、外れ可能に嵌合する拘束体27側の嵌合部を構成するものであり、抜き可能に、係止孔20に係止されるように、構成されている。
そして、実施形態の場合、複数の係止孔20と、各係止孔20に抜け可能に挿入されて係止されるクリップ28と、係止孔20の周縁に設けられてクリップ28の係止孔20への挿入を案内する案内面21と、によって、復帰時の拘束体27を円滑に案内するための第1の案内手段G1が構成されている。
さらに、実施形態の場合、各クリップ28の先端側となる前端には、連結材31の一端としての後端31bが連結されている。連結材31は、復帰時の拘束体27を円滑に案内する第2の案内手段G2を構成するものであり、可撓性を有した紐材から形成され、ボディ1側に支持された回動自在なプーリ32によって方向転換され、連結材31を繰出し可能に巻き取る巻取り装置30に、他端側となる前端31a側を連結させて、配設されている。巻取り装置30は、制御装置14により作動を制御される電動モータに連結された巻取りローラ等を備えて構成され、拘束体27の左右両側付近で、それぞれ、ボディ1側に支持されて配設され、上下の連結材31を、一括して、繰出し可能でかつ巻取り可能としている。なお、巻取り装置30は、連結材31を運転者M側に引っ張れば、自動的に繰出すように構成されている。
制御装置14は、バンパ等に配置される複数のセンサ15と電気的に接続されている。センサ15は、車両に前方から接近してくる物体を検出可能としているもので、赤外線や超音波を利用するタイプ、あるいは、CCDカメラを利用するタイプを例示できる。制御装置14は、車速等を考慮しつつ、各センサ15からの信号を入力して、接近してくる物体との衝突を予測できる衝突検知と、衝突検知前における物体の接近検知と、の二段階を検出するように、構成されている。そして、制御装置14は、接近検知時、駆動機構23としてのアクチュエータ24を作動させ、その後に、衝突検知に移行しなかった場合には、駆動ロッド25を車両前方側に復帰移動させるように、アクチュエータ24を作動させるとともに、繰出した連結材31を巻き取るように、巻取り装置30を作動させる。
すなわち、この乗員保護装置Sでは、制御装置14がセンサ15からの信号により、接近検知を検出したならば、駆動機構23としてのアクチュエータ24を作動させる。すると、アクチュエータ24は、駆動ロッド25を運転者M側である後方へ突出させて、拘束体27を図1・2の二点鎖線に示す位置に、移動させる。この時、拘束体27の後方移動に伴い、各クリップ28は、連結材31を後方へ引っ張りつつ係止孔20から抜けて離脱するとともに、左右の遮蔽材34が、図4のA・Bに示すように、段差部19aと拘束体27の外周縁27cとの間隙Hの閉塞状態を維持しつつ、平らに展開する。
その後、制御装置14が、センサ15からの信号に基いて、衝突検知を検出したならば、制御装置14は、アクチュエータ24や巻取り装置30の作動を停止させたままとして、拘束体27の突出状態を維持する。その結果、車両が前面衝突して、運転者Mの膝Kが前方移動しても、拘束体27が、運転者M側の面である後面27bで膝Kを受けて、膝Kの移動を抑制し、運転者Mのインパネ12の下方への潜り込み等を防止することができる。
一方、車両が前面衝突を回避できて、制御装置14が、接近検知後に衝突検知を検出しなかった場合には、制御装置14は、駆動ロッド25を前進させて復帰させるようにアクチュエータ24を作動させ、かつ、係止孔20を挿通している連結材31を巻き取るように各巻取り装置30を作動させる。すると、各クリップ28が、前進して、案内面21に案内されながら、係止孔20の中心側に移動しつつ、的確に、係止孔20に挿入されて、段差部19aに係止されて、拘束体27の外周縁27cを内装材17の開口18の周囲の後面19cと面一として、拘束体27が内装材17の開口18に収納されることとなる。
以上のように、実施形態の乗員保護装置Sでは、車両の衝突予測時に、駆動機構23が、作動して、拘束体27を内装材17の開口18から運転者M側の車両後方側に突出させて、その後の車両の前面衝突時には、拘束体27の運転者M側の面の後面27bによって、膝Kの前方移動を抑制することができ、車両の衝突回避時には、つぎの車両衝突時に備えて、駆動機構23が、内装材17の開口18から突出させた拘束体27を、内装材17の開口18に復帰させる。
そして、その復帰時、意匠性が良好となるように、復帰完了時の拘束体27の外周縁27cと内装材17の開口18の周縁における縁部19との後面19cに沿う方向の隙間が狭くとも、実施形態の乗員保護装置Sでは、拘束体27の外周縁27c付近に配設された案内面21や連結材31等による案内手段G1・G2により、拘束体27が、円滑に、内装材17の開口18に案内されて、収納されることとなる。
したがって、実施形態の乗員保護装置Sでは、意匠性を低下させずに、内装材17の開口18への拘束体27の復帰を、円滑に行なうことができる。
そしてさらに、内装材17や拘束体27を連結させた駆動機構23の車両への組付位置や、拘束体27の移動方向にも影響する組付方向等に、若干のバラツキがあったとしても、案内手段G1・G2の案内により、円滑に、拘束体27を内装材17の開口18に復帰させることができる。
なお、実施形態では、内装材17の開口18の周縁の縁部19に、案内面21を有した複数の係止孔20を形成し、拘束体27の外周縁27cに、各係止孔20に挿入されるクリップ28を設けて、案内手段G1を設けた場合を示したが、クリップ28側に、先端側である前方側を先細りとするようなテーパ面を設けて、そのテーパ面を、クリップ28が円滑に係止孔20の中心側に挿入されるように案内する案内面21A(図3参照)とするように、拘束体27側嵌合部としてのクリップ28側に案内面21Aを設けてもよく、さらに、内装材側嵌合部としての係止孔側と拘束体側嵌合部としてのクリップ側とに共に案内面を設けてもよい。さらにまた、拘束体27の外周縁27c側に、係止孔を設けて、開口18の周縁の縁部19側に、外周縁27c側の係止孔に挿入係止されるクリップを設けて、係止孔側若しくはクリップ側の少なくとも一方に、案内面を設けてもよい。
そして、このような案内手段G1は、係止孔20、クリップ28、及び、係止孔20側やクリップ28側の少なくとも一方に設ける案内面21・21A、による簡便な構造で形成できて、容易に構成することができる。
さらに、実施形態の場合には、各クリップ28の前端に対して、連結材31の後端31bを連結させ、連結材31の前端31a側を、連結材31を繰出し可能に巻き取る巻取り装置30に、連結させて、クリップ28、係止孔20、連結材31、及び、巻取り装置30、からなる案内手段G2を、構成している。
このような案内手段G2では、内装材17から突出させた拘束体27の復帰時、巻取り装置30を作動させて、係止孔20を挿通している連結材31を巻き取れば、クリップ28が、係止孔20の中心側に容易に挿入されて、係止孔20の周縁19aを係止し、拘束体27の外周縁27cの後面27bを、内装材17の開口18の周縁における後面19cと面一とするように、拘束体27を、当初の収納位置に配置させることができる。そして、このような案内手段G2では、連結材31の繰出し長さを所定長さに設定することにより、連結材31の繰出し時における拘束体27の外周縁27cの突出位置を、容易に、規制することもできる。
なお、実施形態では、案内手段G1・G2を並設させた構成を示したが、一方の案内手段G1・G2だけを、配設させて、乗員保護装置を構成してもよい。
また、嵌合部相互の嵌合構造としては、実施形態のような、周囲を閉塞された係止孔20と、その係止孔20に挿入されて係止孔20の周縁に係止されるように嵌合されるクリップ28と、から構成する他、内装材17側若しくは拘束体27側の一方に設けられた複数の孔や凹部と、それらの孔や凹部に嵌り込んで、他方の拘束体27側若しくは内装材17側に設けられた凸部と、から構成したり、内装材17側の開口18自体と、その開口18の周縁自体に部分的に嵌り込む複数の係止脚や凸部、あるいは、開口18の周縁の全体に嵌り込む凸部等と、から構成する等の種々の構造を、例示できる。そして、それらの嵌合状態は、開口18と拘束体27との相対的な位置決めを確保できれば、アンダカットとなるような係止状態を伴わなくともよい。但し、嵌合部相互の嵌合時に、車両衝突時における拘束体27の突出を可能とするように、外れ可能として、係止状態を維持できる嵌合(係止)構造としていれば、車両走行中等において、拘束体27の外周縁27cにおける内装材17の開口周縁19に対するガタツキを防止することが、可能となる。
さらに、実施形態では、拘束体27の復帰時に、拘束体27と内装材17の開口縁部19との間にキー付属品A等の異物を挟み込むことを防止可能に、内装材17から突出した際の拘束体27の外周縁27cと内装材17の開口周縁19との間への異物の侵入を防止する遮蔽材34を、配設させている。そのため、図4のB・Cに示すように、拘束体27の復帰時に、拘束体27の外周縁27c付近と内装材17の開口周縁19とで、キーシリンダ10に差し込んだキーEから垂れるキー付属品A等の異物を挟み込まず、拘束体27を、当初の収納位置に円滑に配置させることができる。
なお、実施形態では、遮蔽材34を、拘束体27の上縁側だけに配設した場合を示したが、図5に示すように、拘束体27の外周縁27cの全周に、配設させたり、あるいは、適宜、外周縁27cの所定の部位に部分的に、配設してもよい。
また、図6・7に示す遮蔽材34Aのように、後端側を拘束体27の外周縁27cの前面27aに連結させて、拘束体27の突出時、平板状に展開し、拘束体27の復帰時、前面27aに押されて図示しないケース内にロール状に巻かれて格納される略板状としてもよい。この遮蔽材34Aは、左右両縁を断面コ字形のガイド35に挿通させれば、平板状の展開と図示しないケース内へのロール状の格納とを円滑に行なうことができる。
さらに、実施形態では、キーシリンダ10がステアリングコラム6(コラムカバー9)自体に配置されている場合について、説明したが、キーシリンダ10が、インパネ12のアッパパネル12a等の位置に配置されている場合には、そのキーシリンダ10に対応するように、遮蔽材34・34Aを配設させればよい。
さらにまた、実施形態では、運転席の前方側に膝用の拘束体を配設させた乗員保護装置を説明したが、膝用の拘束体を設けた乗員保護装置は、助手席の前方に、配設させてもよい。
そして、実施形態では、膝用の拘束体27が、駆動機構23の作動時、水平方向に沿って前後方向に移動する場合を示したが、拘束体27は、膝Kの前方移動を抑制できるように拘束予定部位の膝の周囲から突出すれば、斜め上方や斜め下方から直線的に移動させたり、さらには、上縁側若しくは下縁側を回転中心として、回転移動させたり、あるいは、直線移動と回転移動とを組み合わせた移動等によって、乗員M側に突出する構成としてもよい。
さらに、実施形態では、収納時の拘束体27が、全周を内装材17に囲まれた場合を示したが、拘束体27は、全周を内装材17に囲まれなくとも、所定の、例えば、上縁側や左右の少なくとも一方の側縁等を、内装材と隣接させるように配置されて、拘束体27が、内装材17に部分的に囲まれて配設されている場合にも、本発明を適用することができる。
また、実施形態では、拘束体27を収納するための開口18を備えた内装材17として、インパネ12のロアパネル12bを例示したが、コラムカバー9を、拘束体27を収納する内装材としたり、あるいは、助手席前方に拘束体を配設する場合には、インパネの他、グラブボックスのリッドを、拘束体を収納する内装材としてもよい。
そしてさらに、本発明に係る乗員保護装置の拘束体が拘束する乗員の拘束予定部位としては、乗員の膝ばかりでなく、頭部、胸部、大腿部等の種々の部位が適用でき、車両の衝突も前面衝突だけでなく、側面衝突や車両の後面への衝突等の種々の衝突に対応させて、所定の拘束予定部位を設定することができ、その拘束予定部の周囲の内装材の部位に、本発明の乗員保護装置を配設させることができる。
本発明の一実施形態である乗員保護装置の使用状態を示す車両前後方向の概略縦断面図である。 実施形態の乗員保護装置の概略正面図である。 実施形態の乗員保護装置の案内手段を示す概略部分縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態の乗員保護装置における遮蔽材の作動を説明する概略部分断面図であり、図2のIV−IV部位に対応する。 実施形態の変形例の乗員保護装置を示す概略正面図である。 実施形態の他の変形例の乗員保護装置を示す概略正面図である。 図6に示す乗員保護装置の遮蔽材の概略斜視図である。
符号の説明
17…内装材、
18…開口、
19…(開口の周縁)縁部、
20…(内装材側嵌合部)係止孔、
21・21A…案内面、
23…駆動機構、
27…拘束体、
27b…(乗員・運転者側の面)後面、
27c…外周縁、
28…(拘束体側嵌合部)クリップ、
30…巻取り装置、
31…連結材、
34・34A…遮蔽材、
A…(異物)キー付属品、
M…(乗員)運転者、
K…(拘束予定部位)膝、
S…乗員保護装置。

Claims (5)

  1. 駆動機構に連結された拘束体が、周囲を内装材に囲まれて、着座した乗員における拘束予定部位の周囲に、配設される構成として、
    車両の衝突予測時に、前記駆動機構が、作動して、前記拘束体を前記内装材の開口から乗員側に突出させ、前記拘束体の乗員側の面によって、車両衝突時の前記拘束予定部位の移動を抑制し、
    車両の衝突回避時、前記駆動機構が、前記内装材の開口から突出させた前記拘束体を、前記内装材の開口に復帰させる構成の乗員保護装置であって、
    前記拘束体の外周縁付近に、前記内装材の開口への前記拘束体の復帰を案内する案内手段が、配設され
    前記拘束体の外周縁と前記内装材の開口周縁との対応する部位に、前記内装材に囲まれた前記拘束体の収納時に、外れ可能に相互に嵌合するとともに、前記内装材の開口から突出した後の前記拘束体の復帰時に相互に嵌合可能な嵌合部が、形成され、
    対応する前記嵌合部相互の少なくとも一方に、前記嵌合部相互の嵌合を案内する案内面が、配設され、
    前記嵌合部相互と前記案内面とが、前記案内手段を構成していることを特徴とする乗員保護装置。
  2. 対応する嵌合部相互の一方が、係止孔とし、他方が、前記係止孔に抜け可能に挿入されて係止されるクリップとして、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 駆動機構に連結された拘束体が、周囲を内装材に囲まれて、着座した乗員における拘束予定部位の周囲に、配設される構成として、
    車両の衝突予測時に、前記駆動機構が、作動して、前記拘束体を前記内装材の開口から乗員側に突出させ、前記拘束体の乗員側の面によって、車両衝突時の前記拘束予定部位の移動を抑制し、
    車両の衝突回避時、前記駆動機構が、前記内装材の開口から突出させた前記拘束体を、前記内装材の開口に復帰させる構成の乗員保護装置であって、
    前記拘束体の外周縁付近に、前記内装材の開口への前記拘束体の復帰を案内する案内手段が、配設され、
    前記拘束体の外周縁と前記内装材の開口周縁との対応する部位に、前記内装材に囲まれた前記拘束体の収納時に、外れ可能に相互に嵌合するとともに、前記内装材の開口から突出した後の前記拘束体の復帰時に相互に嵌合可能な嵌合部が、形成され、
    前記拘束体側の嵌合部に、連結材の一端が、連結され、
    該連結材が、前記連結材を繰出し可能でかつ巻き取り可能とした巻取り装置に、他端側を連結させて、配設され、
    前記嵌合部相互、前記連結材、及び、前記巻取り装置が、前記案内手段を構成していることを特徴とする記載の乗員保護装置。
  4. 前記内装材側の嵌合部が、係止孔とし、前記拘束体側の嵌合部が、前記係止孔に抜け可能に挿入されて係止されるクリップとして、構成され、
    前記連結材が、前記係止孔を挿通可能として、一端を前記クリップの先端に連結させていることを特徴とする請求項3に記載の乗員保護装置。
  5. 前記拘束体の復帰時に、前記拘束体と前記内装材の開口周縁との間に異物を挟み込むことを防止可能に、前記内装材から突出した際の前記拘束体の外周縁と前記内装材の開口周縁との間への異物の侵入を防止する遮蔽材が、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の乗員保護装置。
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