JP4321221B2 - 分岐合流用コンベヤ設備 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば集荷場に設置されて物品の仕分けなどに利用される分岐合流用コンベヤ設備に関するものである。
従来、この種の設備としては、次のような構成のものが提供されている。すなわち、複数のローラを、そのローラ軸心を横方向としてそれぞれローラフレームに遊転自在に軸支するとともに、各ローラフレームを、機枠に対し縦軸を介して回動自在に取り付けて、機枠に対して複数のローラを、その搬送経路の方向に対してローラ軸心を直交状とした位置と、搬送経路の方向に対してローラ軸心を傾斜させた位置とに亘って各別に変更自在に設けている。前記ローラ群の傾斜角度を、経路方向における中央部側のローラの傾斜角度を大としかつ上手部ならびに下手部の端部側のローラほど傾斜角度を小として、各別に変えて傾斜させる角度変更装置を設け、各ローラに連動する回転動付与装置を機枠側に配設している。
前記回転動付与装置は、前後部材の両端に遊転自在に設けられた従動輪体と、両従動輪体間に遊転自在に設けられた複数の支持輪体と、ベース枠に設けられた正逆駆動自在な駆動部からの出力軸に取り付けられた駆動輪体と、左右方向の軸心周りで回転する各輪体間に亘って巻回されたベルトとからなり、両従動輪体間に位置するベルトの部分は、各支持輪体により下方から受け止められるとともに、凹部を通して各ローラの下位部分に圧接されるように構成されている。
前記機枠は、左右一対のコンベヤフレームと、両コンベヤフレームの下部間を連結する横部材などから構成される。そして横部材の上部間に、搬送経路の全長に亘っての前後部材が設けられ、この前後部材の、搬送経路の方向で所定ピッチ置きの複数箇所からはそれぞれ縦軸が立設され、これら縦軸にローラフレームが回動自在に設けられている。さらに前後部材には、両従動輪体や支持輪体群が遊転自在に設けられている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平7−309413号公報(第3−4頁、第1、3、6図)
しかし、上記した従来構成によると、前後部材に、縦軸群が立設されるとともに、両従動輪体や支持輪体群が遊転自在に設けられていることで、その構成は、相互に精度を確保し難くなるとともに、コスト高となっていた。
また、L形に曲げ加工した前後部材に対して機械加工した縦軸群が溶接により立設されることで、その構成は、精度を確保し難くなるとともに、コスト高となっていた。さらに、1つ置きの隣接したローラ間の下方それぞれに支持輪体が設けられることで、すなわち2本のローラに対して1本の支持輪体が設けられることで、ベルトの屈曲抵抗が大きくなり、以てベルトの寿命は短いものになっていた。しかも、左右一対のコンベヤフレーム間を連結する中間の横部材や両端の横部材は、ベルトの走行ルートを確保するために、共に凹型の複雑な形状になるとともに、コスト高となっていた。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、安価な構成でありながら、ローラ側と回転動付与手段側との精度を確保し得る分岐合流用コンベヤ設備を提供することを目的としたものである。
また請求項4記載の発明は、ベルトの屈曲抵抗を小さくし得る分岐合流用コンベヤ設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の分岐合流用コンベヤ設備は、コンベヤ幅方向の中央部分において機枠側に、搬送経路の方向に沿った第1前後部材と第2前後部材とを平行状として配設し、複数のローラを、そのローラ軸心を横方向としてそれぞれローラフレームに遊転自在に軸支するとともに、各ローラフレームを、前記第1前後部材に対し縦軸を介して回動自在に取り付けて、第1前後部材に対して複数のローラを、その搬送経路の方向に対してローラ軸心を直交状とした位置と、搬送経路の方向に対してローラ軸心を傾斜させた位置とに亘って各別に変更自在に設け、前記ローラフレーム群を、その傾斜角度を各別に変えて傾斜させる角度変更手段を設け、各ローラに連動する回転動付与手段を機枠側に配設し、前記回転動付与手段を、前記第2前後部材と、この第2前後部材の両端に遊転自在に設けた従動輪体と、両従動輪体間において第2前後部材に遊転自在に設けた複数の支持輪体と、前記機枠側に設けた駆動部からの出力軸に取り付けた駆動輪体と、左右方向の軸心周りで回転する各輪体間に亘って巻回したベルトとにより構成し、両従動輪体間に位置するベルトの部分を、各支持輪体により下方から受け止めさせるとともに、各ローラの下位部分に圧接すべく構成したことを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、回転動付与手段の作動により、支持輪体群により下方から受け止めているベルトの部分を各ローラの下位部分に圧接させて、ローラ群を強制回転させることで、搬送経路を形成し得る。そしてローラのローラ軸心を搬送経路の方向に対して直交状とした中立状態において、被搬送物は、仕分けられることなく、そのままローラ群により下手へと搬送し得る。また被搬送物を仕分けるとき、分岐指令によって角度変更手段を作動させることにより、ローラフレーム群を、縦軸を介して同方向に所定角度で回動させ得る。これにより、ローラ群を、その傾斜角度を各別に変えて、すなわち上手部側の傾斜角度を小とし、そして傾斜角度を次第に大にして傾斜させる。
このようにしてローラ群を傾斜させることで、上手側から搬送されてきた被搬送物を、まず傾斜角度の小さなローラ群によって、搬送距離に対して小さな角度で次第に向き変更し得るとともに少ない量で徐々に一側へと寄せ得、そして傾斜角度の中くらいなローラ群によって、搬送距離に対して少し大きな角度で次第に向き変更し得るとともに少し多い量で徐々に一側へと寄せ得、さらに傾斜角度の大きいローラ群によって、搬送距離に対して大きな角度で次第に向き変更し得るとともに多い量で一側へと寄せ得、以て一側外方に排出して仕分け得る。
なお、角度変更手段を上述とは逆に作動させることで、ローラ群を同様な形態で逆方向に傾斜させ得、以て被搬送物を、他側外方に排出して仕分け得る。さらに同様な配置において、回転動付与手段の逆作動により搬送方向を変えることで、左右いずれかの側外方から被搬送物を合流させ得る。
その際に、機枠側の第1前後部材に対して、各ローラフレームを縦軸を介して回動自在に取り付け、そして機枠側の第2前後部材を利用して、各ローラに連動する回転動付与手段を配設したことによって、その構成は、前後部材別に精度を出せばよいことになる。
また本発明の請求項2記載の分岐合流用コンベヤ設備は、上記した請求項1記載の構成において、両従動輪体と支持輪体群とを、両前後部材間に位置させて第2前後部材に遊転自在に設けたことを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、両従動輪体と支持輪体群とを両前後部材により両側からカバーした状態で配設し得る。
そして本発明の請求項3記載の分岐合流用コンベヤ設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、第1前後部材に対して縦軸群を、それぞれ連結具を介して連結し、この縦軸にローラフレームを回動自在に取り付けたことを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、縦軸群の配設は溶接構造を廃止して行える。
さらに本発明の請求項4記載の分岐合流用コンベヤ設備は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、隣接したローラ間の下方それぞれに支持輪体を設けたことを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、1本のローラに対して1本の支持輪体が設けられることで、ベルトの屈曲抵抗を小さくし得る。
しかも本発明の請求項5記載の分岐合流用コンベヤ設備は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、機枠は、左右一対のコンベヤフレームと、両コンベヤフレーム間を連結する複数の横部材とを有し、横部材間に第1前後部材と第2前後部材とを配設し、搬送経路の方向の両端に位置する横部材に対して第2前後部材の両端は搬送経路の方向に突出させ、この第2前後部材の突出した両端部分に大径の従動輪体を遊転自在に設けたことを特徴としたものである。
したがって請求項5の発明によると、各横部材は、ベルトの走行ルートを確保するための複雑な形状を不要とし得る。
また本発明の請求項6記載の分岐合流用コンベヤ設備は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、傾斜自在なローラ群を配設した主コンベヤにおける中央部のローラ群の側外方に分岐合流用の副コンベヤを配設したことを特徴としたものである。
したがって請求項6の発明によると、ローラ群は、上手部側の傾斜角度を小とし、そして副コンベヤに近づくほど傾斜角度を次第に大にして傾斜させ得る。したがって、主コンベヤの上手側から搬送されてきた被搬送物は、次第に向き変更し得るとともに徐々に側方へと寄せたのち、傾斜角度の大きいローラ群によって、大きな角度で次第に向き変更し得るとともに多い量で側方へと寄せ得、以て側外方の副コンベヤに排出して仕分け得る。なお同様にして側外方の副コンベヤから主コンベヤへ被搬送物を合流させ得る。
上記した本発明の請求項1によると、回転動付与手段の作動により、支持輪体群により下方から受け止めているベルトの部分を各ローラの下位部分に圧接させて、ローラ群を強制回転させることで、搬送経路を形成できる。そして角度変更手段を作動させることにより、ローラフレーム群を、縦軸を介して同方向に所定角度で回動でき、以てローラ群の傾斜を容易にして行うことができる。
その際に、ローラ群を、その傾斜角度を各別に変えて、すなわち上手部側の傾斜角度を小とし、そして傾斜角度を次第に大にして傾斜させることで、異なる大きさの被搬送物の全てを円滑に分岐、合流できる。つまり、分岐の場合、被搬送物を、まず傾斜角度の小さなローラ群により小さな角度から次第に向き変更できるとともに少ない量で徐々に側方へと寄せることができ、そして最終的には、傾斜角度の大きいローラ群により大きな角度で次第に向き変更できるとともに多い量で側方へと寄せることができ、以て被搬送物に、分岐作用を早めに(急激に)受けさせることなく、かつ充分な分岐作用を受けさせることができて、形状の大小に関係なく、常に好適に分岐できる。また逆の作用によって、形状の大小に関係なく、常に好適に合流できる。
特に、機枠側の第1前後部材に対して、各ローラフレームを縦軸を介して回動自在に取り付け、そして機枠側の第2前後部材を利用して、各ローラに連動する回転動付与手段を配設したことによって、その構成は、前後部材別に精度を出せばよいことから、安価に提供できるとともに、ローラ側と回転動付与手段側との精度を容易に確保できることになる。
また上記した本発明の請求項2によると、両従動輪体と支持輪体群とを両前後部材により両側からカバーした状態で、しかも全体をコンパクトにして配設できる。
そして上記した本発明の請求項3によると、縦軸群の配設は溶接構造を廃止して行うことができ、精度を容易に確保できるとともに、安価に提供できる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、1本のローラに対して1本の支持輪体を設けることになってベルトの屈曲抵抗を小さくでき、以てベルトの寿命の延長化を可能にできる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、各横部材は、ベルトの走行ルートを確保するための複雑な形状を不要にでき、形状を簡素化して安価に提供できる。
また上記した本発明の請求項6によると、主コンベヤと、その側外方に配設した副コンベヤとの間で、被搬送物の分岐や合流を、形状の大小に関係なく、常に好適に行うことができる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を、図1〜図8に基づいて説明する。
図1、図3において10は主コンベヤで、その上手には搬入用コンベヤ1が配設されるとともに、下手には搬出用コンベヤ2が配設され、さらに中間部の一側外方にはそれぞれ分岐用の副コンベヤ3が配設されている。ここで搬入用コンベヤ1と搬出用コンベヤ2と副コンベヤ3としては、駆動ローラコンベヤ形式が採用されている。
前記主コンベヤ10の機枠11は、図2〜図8に示すように、左右一対のコンベヤフレーム12と、両コンベヤフレーム12の下部間を連結する4個の(複数の)横部材13と、適宜の横部材13から垂設した脚連結用部材14などから構成される。ここでコンベヤフレーム12はC型レール状体であって、その開放部を側外方に向けて配設されている。また横部材13もC型レール状体であって、その開放部を下方に向けて配置され、両端に固定されたブラケット15がボルト・ナット(固定具)16を介してコンベヤフレーム12側に固定される。
その際に搬送経路9の方向の両端に位置する横部材13は、両コンベヤフレーム12における搬送経路9の方向の両端部12aに対して、或る距離Lを置いて内側に配置されている。これにより機枠11における搬送経路9の方向の両端部分には凹所17が形成されることになる。
そして両コンベヤフレーム12間に配置されかつ搬送経路9の方向で複数のローラは、その搬送経路9の上手部と下手部でそれぞれ両コンベヤフレーム12に回転自在に支持される定置ローラ21群と、中間部の可動ローラ22群とに分けられる。これら可動ローラ22は、ローラ軸23に遊転自在に外嵌され、そしてローラ軸23をローラフレーム24に支持させることで、可動ローラ22は、そのローラ軸心23aを横方向としてそれぞれローラフレーム24に遊転自在に軸支される。
ここでローラフレーム24は、底板部24Aと、この底板部24Aの左右両端から上方へ連設した側板部24Bと、前記底板部24Aの前後両端から上方へ連設した前後板部24Cとから形成され、両側板部24Bにローラ軸23が支持されている。そしてコンベヤ幅方向の中間部で底板部24Aから前後板部24Cに亘っては上方への凹部25が形成され、この凹部25を通して、可動ローラ22の下位部分が下方へ露出するよう形成されている。
そして、底板部24Aにおけるコンベヤ幅方向の中央部には筒体26が固定されている。ここで筒体26は、その孔部を上下方向として、上端部が底板部24Aに挿通された状態で、底板部24Aに対し垂設した状態で固定されている。なお底板部24A上には両側に振り分けて、ローラフレーム24の変形を防止するための補強材27が設けられている。
各可動ローラ22は、搬送経路9の方向に対してローラ軸心23aを直交状とした位置と、搬送経路9の方向に対してローラ軸心23aを傾斜させた位置とに亘って各別に変更自在に設けられる。すなわちコンベヤ幅方向の中央部分において、前記横部材13の上部間に、搬送経路9の全長よりは少し短めの第1前後部材31が設けられる。この第1前後部材31は矩形棒状であって、前記横部材13の上部間に亘って載置されたのち、ボルト・ナット(固定具)32を介して横部材13側に固定される。
そして第1前後部材31の、搬送経路9の方向で所定ピッチP置きの複数箇所からはそれぞれ縦軸33が立設されている。その際に、第1前後部材31に対して縦軸33群は、第1前後部材31に下方から挿通したボルト(連結具の一例)34を縦軸33に形成されたねじ部35に螺合させることで、それぞれ各別に連結されている。このように設けられた各縦軸33に、前記ローラフレーム24側に固定された筒体26が回動自在に外嵌され、そして縦軸33の上方突出端にC形止め輪36が係止され、以て各ローラフレーム24は、機枠11側の第1前後部材31に対し縦軸33を介して回動自在に取り付けられる。
ここで搬送経路9は、その経路方向において中央部の複数本(実施の形態1では8本)の可動ローラ22により形成される中央部ゾーン9Aと、この中央部ゾーン9Aに対して上手部と下手部で複数本(実施の形態1では3本)の可動ローラ22により形成される中間部ゾーン9Bと、これら中間部ゾーン9Bに対して上手部と下手部で複数本(実施の形態1では3本)の可動ローラ22により形成される端部ゾーン9Cとに分けられている。そして中央部ゾーン9Aの一側外方に前記副コンベヤ3が配設されている。
前記ローラフレーム24群を、その傾斜角度を各別に変えて傾斜させる角度変更手段40が設けられる。すなわち角度変更手段40は、隣接したローラフレーム24間を相対揺動自在に連結する連結部材や、少なくとも一個のローラフレーム24に連動連結する揺動付与装置などにより構成されている。
ここで連結部材はリンク状であって、前記中央部ゾーン9Aのローラフレーム24の下面間に亘って縦ピン41を介して連結される中央部連結部材42と、中央部ゾーン9Aの両端のローラフレーム24と前記中間部ゾーン9Bの各ローラフレーム24との下面間に亘って縦ピン43を介して連結される複数本(実施の形態1では3本)の中間部連結部材44と、中間部ゾーン9Bの両端のローラフレーム24と前記端部ゾーン9Cの各ローラフレーム24との下面間に亘って縦ピン45を介して連結される複数本(実施の形態1では3本)の端部連結部材46とから構成される。
その際に、各可動ローラ22のローラ軸心23aを搬送経路9の方向に対し直交状とした状態において、中央部連結部材42は長尺で共通化されかつ搬送経路9に沿って平行して配設されている。また中間部連結部材44は各別の3本が使用され、縦ピン43の位置が上手部または下手部ほど外側に位置しかつ直線状として配設されている。さらに端部連結部材46は各別の3本が使用され、縦ピン45の位置は内側どうしならびに外側どうしを揃えかつ上手部または下手部ほど外側に位置して配設されている。
このような連結部材42,44,46ならびに縦ピン41,43,45の配置、配列によって、少なくとも1個のローラフレーム24を揺動付与装置により縦軸33の周りで傾斜回動させたとき、可動ローラ22群は副コンベヤ3に近づくほど、すなわち中央部ゾーン9Aの可動ローラ22群ほど傾斜角度を大にして傾斜回動される。
なおローラフレーム24の底板部24Aには、ローラ軸心23aに沿った方向において複数の縦ピン結合用孔28が形成され、以てローラフレーム24に対する連結部材42,44,46の連結位置は、ローラ軸心23aの方向で変更自在に構成されている。これによって、可動ローラ22を取り付けたローラフレーム24は、任意なゾーン9A,9B,9Cの任意な位置に配置し得、選択を不要にし得る。
中央部の横部材13間に支持枠49が設けられ、この支持枠49側に前記揺動付与装置50が配設される。この揺動付与装置50は、その内端が1個の筒体26に連結されたクランクアーム51と、支持枠49上に設けられた搬送経路9に沿った方向のシリンダー装置52などからなる。そして、シリンダー装置52のピストンロッドが縦ピン53を介してクランクアーム51の外端側に連結されている。さらに、支持枠49側には、クランクアーム51が当接することでシリンダー装置52の収縮限を規制するストッパー体54が設けられている。以上の41〜54などにより角度変更手段40の一例が構成される。
前記機枠11側には、各ローラ21,22に連動する回転動付与手段60が配設されている。すなわち前記第1前後部材31と平行状として、前記機枠11側の横部材13の上部間に、搬送経路9の全長に亘っての第2前後部材61が設けられる。この第2前後部材61はL型レール状であって、前記横部材13の上部間に亘って載置されたのち、ボルト・ナット(固定具)62を介して横部材13側に固定される。その際に第2前後部材61の両端部分61aは、その横板部を分断するとともに縦板部を下方へ長くして形成されている。そして両端部分61aは、搬送経路9の方向の両端に位置する横部材13に対して搬送経路9の方向に突出されており、すなわち両端部分61aは凹所17の部分に突出されている。
前記第2前後部材61の両端には大径の従動輪体63が左右方向ピン64を介して遊転自在に設けられるとともに、両従動輪体63間には複数の小経の支持輪体65が左右方向ピン66を介して遊転自在に設けられている。その際に両従動輪体63と支持輪体65群とは、左右方向において両前後部材31,61間に位置された状態で第2前後部材61に遊転自在に設けられる。
そして、第2前後部材61における凹所17の部分に突出される両端部分61aに大径の従動輪体63が遊転自在に設けられ、ここで両端部分61aは縦板部を下方へ長くして形成されていることで、左右方向ピン64を介しての取り付けは何ら支障なく行える。また支持輪体65は、隣接した可動ローラ22間の下方それぞれに位置されるように、すなわち1本の可動ローラ22に対して1本の支持輪体65が設けられている。
前記第2前後部材61側の下部側で複数箇所には、ブラケット74などを介して案内輪体67や前後一対のテンション輪体68が遊転自在に設けられるとともに、左右のローラフレーム24間に設けられたベース枠73には正逆駆動自在な駆動部(減速機付きモータ)69が設けられ、この駆動部69からの出力軸70に駆動輪体71が取り付けられている。
左右方向の軸心周りで回転する各輪体63,65,67,68,71間に亘ってベルト72が巻回され、その際に両従動輪体63間に位置するベルト72の部分は、各支持輪体65により下方から受け止められるとともに、凹部25を通して各ローラ21,22の下位部分に圧接されるように構成されている。なおベース枠73は、高さ調整装置75を介してコンベヤフレーム12側に連結されている。以上の61〜75などにより回転動付与手段60の一例が構成される。
前記機枠11側に、ローラフレーム24の端部に下方から対向する受け部材81が設けられている。ここで受け部材81は、たとえば樹脂製(金属製であってもよい。)の板レール状であって、ローラフレーム24群の両端部間に下方から対向するように、左右一対が搬送経路9に沿って配設される。その配設を行うため、左右一対のコンベヤフレーム12の内側面それぞれに、アングル状のブラケット82が適当な間隔を置いて複数取り付けられる。その際にブラケット82の取り付けは、ブラケット82の縦板部がボルト・ナット(連結具)83を介してコンベヤフレーム12に連結されることで行われる。
さらにブラケット82の横板部は上位で内方に向き、そして前後のブラケット82における横板部間に前記受け部材81が載置されている。この受け部材81に対して上方から通した皿螺子84を、横板部に形成した螺子孔85に螺合させることで、受け部材81は、ブラケット82を介してコンベヤフレーム12側に取り付けられる。このとき受け部材81は、ローラフレーム24の底板部24Aにおける端部下面に対して、その上面を充分に接近させて(小さな隙間を置いて)配設される。
以下に、上記した実施の形態1における作用を説明する。
上記のような構成によると、機枠11側の第1前後部材31に対して、各ローラフレーム24を縦軸33を介して回動自在に取り付け、そして機枠11側の第2前後部材61を利用して、各ローラ21,22に連動する回転動付与手段60を配設したことによって、その構成は、前後部材31,61別に精度を出せばよいことから、安価の構成でありながら、ローラ21,22側と回転動付与手段60側との精度を容易に確保し得ることになる。
また、第1前後部材31と第2前後部材61とを平行状として機枠11側に配設し、両従動輪体63と支持輪体65群とを、両前後部材31,61間に位置させて第2前後部材61に遊転自在に設けたことによって、両従動輪体63と支持輪体65群とを両前後部材31,61により両側からカバーした状態で、しかも全体をコンパクトにして配設し得る。そして、第1前後部材31に対して縦軸33群を、それぞれボルト34を介して連結し、この縦軸33にローラフレーム24を回動自在に取り付けたことによって、その構成は溶接構造を廃止して、精度を容易に確保し得るとともに、安価になる。
さらに、機枠11を、左右一対のコンベヤフレーム12と、両コンベヤフレーム12間を連結する複数の横部材13とにより構成し、横部材13間に第1前後部材31と第2前後部材61とを配設し、搬送経路9の方向の両端に位置する横部材13に対して第2前後部材61の両端は搬送経路9の方向の突出させ、この第2前後部材61の突出した両端部分61aに大径の従動輪体63を遊転自在に設けたことによって、各横部材13は、ベルト72の走行ルートを確保するための複雑な形状を不要とし、形状を簡素化して安価に提供し得る。
運転時においては、回転動付与手段60の駆動部69の作動により、出力軸70を介して駆動輪体71が強制回転され、これにより各輪体63,65,67,68を介してベルト72が移動されている。このベルト72の移動力は、各ローラ21,22に圧接伝動され、以てローラ21,22群を強制回転させて搬送経路9を形成している。その際に、隣接した可動ローラ22間の下方それぞれに支持輪体65が設けられることで、すなわち1本の可動ローラ22に対して1本の支持輪体65が設けられることで、ベルト72の屈曲抵抗を小さくし得、以てベルト72の寿命の延長化を可能にし得る。
そして図2に示すように、可動ローラ22のローラ軸心23aを搬送経路9の方向に対して直交状とした中立状態において、搬入用コンベヤ1から主コンベヤ10に送り込まれた被搬送物90は、まず駆動されている定置ローラ21群によって支持され、搬送される。このとき被搬送物90は、ラインへの投入時に設定器で設定すること、または主コンベヤ10に送り込まれる前後でバーコードを読み取ることなどにより、仕分けるか否かが決定されている。
すなわち仕分けしないとき、分岐指令がないことから可動ローラ22は中立状態を維持し、以て上手側から搬送されてきた被搬送物90は、そのまま可動ローラ22群から下手の定置ローラ21群へと支持搬送され、搬出用コンベヤ2へと搬出される。
そして被搬送物90を、いずれかの副コンベヤ3に仕分けるとき、分岐指令によって角度変更手段40が作動される。すなわち、揺動付与装置50のシリンダー装置52を伸展動してクランクアーム51を揺動させる。これにより、クランクアーム51を下手側へ押し移動させ、このクランクアーム51が連結されている筒体26を介して1個のローラフレーム24を、縦軸33の回りに回動させる。
この一つのローラフレーム24の回動は、中央部連結部材42を介して中央部ゾーン9Aの各ローラフレーム24に伝達され、これらローラフレーム24を、図1に示すように、縦軸33の回りで同方向に等角度に回動させる。これにより中央部ゾーン9Aの可動ローラ22群は、同方向に等角度でかつ傾斜角度を大にして傾斜される。
そして中央部ゾーン9Aの両端に位置したローラフレーム24の傾斜回動が、中間部連結部材44を介して中間部ゾーン9Bの各ローラフレーム24に伝達され、これらローラフレーム24を縦軸33の回りに回動させる。その際に中間部連結部材44群は、縦ピン43の位置が上手部または下手部ほど外側に位置しかつ直線状として配設されていることから、その縦ピン43と中間部連結部材44との配置、配列により、各ローラフレーム24、すなわち各可動ローラ22は、中央部ゾーン9A側ほど傾斜角度が大でかつ端部ゾーン9C側ほど傾斜角度が小として傾斜される。なお中間部ゾーン9B側の傾斜角度は、中央部ゾーン9Aの傾斜角度よりも小となる。
さらに中間部ゾーン9Bの両端に位置したローラフレーム24の傾斜回動が、端部連結部材46を介して端部ゾーン9Cの各ローラフレーム24に伝達され、これらローラフレーム24を縦軸33の回りに回動させる。その際に端部連結部材46群は、縦ピン45の位置が内側どうしならびに外側どうしを揃えかつ上手部または下手部ほど外側に位置していることから、これら縦ピン45と端部連結部材46との配置、配列により、各ローラフレーム24、すなわち各可動ローラ22は、中間部ゾーン9B側ほど傾斜角度が大でかつ端側ほど傾斜角度が小として傾斜される。なお端部ゾーン9C側の傾斜角度は、中間部ゾーン9Bの傾斜角度よりも小となる。
このようにして可動ローラ22群を傾斜させることで、上手側から搬送されてきた被搬送物90は、まず端部ゾーン9Cの傾斜角度の小さな可動ローラ22群によって、搬送距離に対して小さな角度で次第に向き変更されるとともに少ない量で徐々に一側へと寄せられる。そして中間部ゾーン9Bの傾斜角度の中くらいな可動ローラ22群によって、搬送距離に対して少し大きな角度で次第に向き変更されるとともに少し多い量で徐々に一側へと寄せられる。
さらに中央部ゾーン9Aの傾斜角度の大きい可動ローラ22群によって、搬送距離に対して大きな角度で次第に向き変更されるとともに多い量で一側へと寄せられ、以て被搬送物90を副コンベヤ3に排出し仕分け得る。なおシリンダー装置52を収縮動させることで、傾斜姿勢から中立姿勢への復帰も同様にして行え得る。
上述したような動作において、被搬送物90の支持搬送を行っていないとき、あるいは被搬送物90を仕分けることなく、搬送経路9で下手へと支持搬送しているとき、可動ローラ22ならびにローラフレーム24側には偏荷重が作用していないことから、ローラフレーム24の底板部24Aの端部下面は、受け部材81に対して小さな隙間を置いて対向されている。
そして被搬送物90を、いずれかの副コンベヤ3に仕分けるとき、中央部で一点支持を行う縦軸33と筒体26との間に生じた隙間(ガタつき)や被搬送物90の重量などによって、その仕分け搬送による荷重移動に伴って各ローラフレーム24は、仕分ける側の端部が下位となるように変形かつ傾斜される。このとき、底板部24Aにおける端部下面は、受け部材81の上面に当接して受け止められることになり、以て、それ以上の変形かつ傾斜が阻止される。したがって主コンベヤ10から副コンベヤ3への仕分け移動は、被搬送物90の重量などに関係なく常に円滑に行われる。
[実施の形態2]
以下に、本発明の実施の形態2を図9に基づいて説明する。
上記した実施の形態1では、主コンベヤ10から一側の副コンベヤ3に分岐(仕分け)させる作業を示したが、角度変更手段40を逆に作動させて、可動ローラ22群を同様な形態で逆方向に傾斜させるように構成することで、被搬送物90を、たとえば図9(a)で示すように、他側の副コンベヤ3に排出して仕分け得る。また、同様な配置において、駆動部69の逆作動により主コンベヤ10の搬送方向を変えることにより、たとえば図9(b)で示すように、左右いずれかの副コンベヤ3から主コンベヤ10へ被搬送物90を合流させ得る。さらに、たとえば図9(c)で示すように、両側に向きの異なる副コンベヤ3を配設した形式や、たとえば図9(d)で示すように向きの異なる副コンベヤ3をずらせて配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、第1前後部材31と第2前後部材61とを平行状として機枠11側に配設し、両従動輪体63と支持輪体65群とを、両前後部材31,61間に位置させて第2前後部材61に遊転自在に設けているが、これは第1前後部材31とは反対側に位置させて第2前後部材61に遊転自在に設けた形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、第1前後部材31に対して縦軸33群を、それぞれボルト34を介して連結し、この縦軸33にローラフレーム24を回動自在に取り付けているが、これは第1前後部材31に対して縦軸33群を溶接によって連結固定した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、隣接した可動ローラ22間の下方それぞれに支持輪体65を設けているが、これは1つ置きの隣接した可動ローラ22間の下方それぞれに支持輪体65が設けられた形式、すなわち2本の可動ローラ22に対して1本の支持輪体65が設けられた形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、機枠11を、左右一対のコンベヤフレーム12と、両コンベヤフレーム12間を連結する複数の横部材13とにより構成し、横部材13間に第1前後部材31と第2前後部材61とを配設し、搬送経路9の方向の両端に位置する横部材13に対して第2前後部材61の両端は搬送経路9の方向の突出させ、この第2前後部材61の突出した両端部分61aに大径の従動輪体63を遊転自在に設けているが、これは搬送経路9の方向の両端に位置する横部材13により第2前後部材61の両端を支持して、各横部材13を、ベルト72の走行ルートを確保するための形状とした形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、可動ローラ22群に対して上手部と下手部とに定置ローラ21群を配設したが、これは全て可動ローラ22群により形成した構成であってもよい。
上記実施の形態1では、回転動付与手段60として正逆駆動形式を採用し、可動ローラ22群を、中央部ゾーン9Aを中にして上手部と下手部とにそれぞれ中間部ゾーン9Bと端部ゾーン9Cとに振り分けて配設しているが、これは回転動付与手段60を一方向駆動形式とし、下手部側の中間部ゾーン9Bや端部ゾーン9Cを省略した形式であってもよい。
上記した実施の形態1では、角度変更手段40として連結部材42,44,46などを使用しているが、たとえば筒体26に回動力を付与するなど、他の形式であってもよい。また回転動付与手段60としてベルト72などを使用しているが、たとえばチェーンなど、他の形式であってもよい。
上記した実施の形態1では、ローラフレーム24に多数の縦ピン結合孔28を形成して連結位置を変更自在としているが、これは変更しない形式であってもよく、また、たとえばスライド形式により変更自在としてもよい。
上記した実施の形態1では、搬入用コンベヤ1と搬出用コンベヤ2と副コンベヤ3として駆動ローラコンベヤ形式を採用しているが、これらはベルトコンベヤ形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、主コンベヤ10の一側外方に駆動式の副コンベヤ3が配設されているが、これは非駆動式の副コンベヤ3であってもよい。さらに、副コンベヤ3に変えてシュート装置を配設した形式であってもよい。
上記した実施の形態1では、受け部材81として、全てのローラフレーム24に対向させた長尺で板レール状のものを示したが、これは搬送経路9の方向において複数に分割して、単一または複数のローラフレーム24に対向させてもよい。また受け部材81をコンベヤフレーム12に直接に取り付けることで、ブラケット82を省略することもできる。
本発明の実施の形態1を示し、分岐合流用コンベヤ設備の分岐時の概略平面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備の直送時の概略平面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備の縦断側面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備における回転動付与装置部分の一部切り欠き平面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備における中央部ゾーン部分の横断平面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備の縦断正面図である。 同分岐合流用コンベヤ設備におけるローラフレームの斜視図である。 同分岐合流用コンベヤ設備における要部の縦断正面図である。 本発明の実施の形態2を示し、a〜dはそれぞれ分岐合流用コンベヤ設備の使用形態を示す概略平面図である。
符号の説明
1 搬入用コンベヤ
2 搬出用コンベヤ
3 副コンベヤ
9 搬送経路
9A 中央部ゾーン
9B 中間部ゾーン
9C 端部ゾーン
10 主コンベヤ
11 機枠
12 コンベヤフレーム
13 横部材
17 凹所
21 定置ローラ
22 可動ローラ(ローラ)
23a ローラ軸心
24 ローラフレーム
25 凹部
26 筒体
27 補強材
28 縦ピン結合用孔
31 第1前後部材
33 縦軸
34 ボルト(連結具)
40 角度変更手段
42 中央部連結部材
44 中間部連結部材
46 端部連結部材
50 揺動付与装置
51 クランクアーム
52 シリンダー装置
60 回転動付与手段
61 第2前後部材
61a 両端部分
63 従動輪体
65 支持輪体
69 駆動部
70 出力軸
71 駆動輪体
72 ベルト
81 受け部材
90 被搬送物
L 或る距離
P 所定ピッチ

Claims (6)

  1. コンベヤ幅方向の中央部分において機枠側に、搬送経路の方向に沿った第1前後部材と第2前後部材とを平行状として配設し、複数のローラを、そのローラ軸心を横方向としてそれぞれローラフレームに遊転自在に軸支するとともに、各ローラフレームを、前記第1前後部材に対し縦軸を介して回動自在に取り付けて、第1前後部材に対して複数のローラを、その搬送経路の方向に対してローラ軸心を直交状とした位置と、搬送経路の方向に対してローラ軸心を傾斜させた位置とに亘って各別に変更自在に設け、前記ローラフレーム群を、その傾斜角度を各別に変えて傾斜させる角度変更手段を設け、各ローラに連動する回転動付与手段を機枠側に配設し、前記回転動付与手段を、前記第2前後部材と、この第2前後部材の両端に遊転自在に設けた従動輪体と、両従動輪体間において第2前後部材に遊転自在に設けた複数の支持輪体と、前記機枠側に設けた駆動部からの出力軸に取り付けた駆動輪体と、左右方向の軸心周りで回転する各輪体間に亘って巻回したベルトとにより構成し、両従動輪体間に位置するベルトの部分を、各支持輪体により下方から受け止めさせるとともに、各ローラの下位部分に圧接すべく構成したことを特徴とする分岐合流用コンベヤ設備。
  2. 従動輪体と支持輪体群とを、両前後部材間に位置させて第2前後部材に遊転自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の分岐合流用コンベヤ設備。
  3. 第1前後部材に対して縦軸群を、それぞれ連結具を介して連結し、この縦軸にローラフレームを回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1または2記載の分岐合流用コンベヤ設備。
  4. 隣接したローラ間の下方それぞれに支持輪体を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の分岐合流用コンベヤ設備。
  5. 機枠は、左右一対のコンベヤフレームと、両コンベヤフレーム間を連結する複数の横部材とを有し、横部材間に第1前後部材と第2前後部材とを配設し、搬送経路の方向の両端に位置する横部材に対して第2前後部材の両端は搬送経路の方向に突出させ、この第2前後部材の突出した両端部分に大径の従動輪体を遊転自在に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の分岐合流用コンベヤ設備。
  6. 傾斜自在なローラ群を配設した主コンベヤにおける中央部のローラ群の側外方に分岐合流用の副コンベヤを配設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の分岐合流用コンベヤ設備。
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