JP4321034B2 - 圧電アクチュエータおよびディスク装置 - Google Patents

圧電アクチュエータおよびディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4321034B2
JP4321034B2 JP2002301604A JP2002301604A JP4321034B2 JP 4321034 B2 JP4321034 B2 JP 4321034B2 JP 2002301604 A JP2002301604 A JP 2002301604A JP 2002301604 A JP2002301604 A JP 2002301604A JP 4321034 B2 JP4321034 B2 JP 4321034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
piezoelectric
element unit
connecting portion
piezoelectric actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002301604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004140069A (ja
Inventor
秀樹 桑島
薫 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002301604A priority Critical patent/JP4321034B2/ja
Priority to CNB2003101002595A priority patent/CN1221970C/zh
Priority to DE2003620198 priority patent/DE60320198T2/de
Priority to EP20030023237 priority patent/EP1411560B1/en
Priority to US10/684,403 priority patent/US7312955B2/en
Priority to KR20030071677A priority patent/KR100960771B1/ko
Publication of JP2004140069A publication Critical patent/JP2004140069A/ja
Priority to HK04104457A priority patent/HK1061601A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4321034B2 publication Critical patent/JP4321034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • H10N30/206Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using only longitudinal or thickness displacement, e.g. d33 or d31 type devices

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電圧を印加すると伸縮する特性を備えた圧電材料により形成したアクチュエータ素子に関し、特にディスク装置におけるヘッド位置決め機構に用いられるアクチュータ素子である圧電アクチュエータと、それを用いたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク装置は、近年、ヘッド素子の改善によりトラックに沿った線記録密度が向上している。これに伴いトラックに垂直方向の記録密度の向上が重要になり、より微細なトラックピッチを実現することが求められてきている。幅の狭いトラックに正確にヘッドを追従させるためには、ヘッドを微小に移動させる機構が必要である。
【0003】
磁気ディスク型情報記録再生装置において、磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドは、ヘッドスライダに搭載され、アクチュエータアームに取り付けられている。このアクチュエータアームをボイスコイルモータ(VCMとよぶ)によって揺動させることで、磁気ディスク上の所定のトラック位置に位置決めされた磁気ヘッドで記録再生を行っている。しかし、記録密度の向上とともに、このような従来のVCMのみでの位置決めでは十分な精度を確保できなくなってきている。このために、VCMの位置決め手段に加えて、副アクチュエータとして圧電体素子を用いた微小位置決め手段により、ヘッドスライダを微小駆動させ、高速、高精度の位置決めを行う提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。また、副アクチュエータとして、薄膜の圧電体素子を用いた例が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2529360号公報
【特許文献2】
特開平9−73746号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような副アクチュエータを構成する圧電体素子としては、小型、軽量であること、低い印加電圧で大きな変位量が得られること、主アクチュエータと副アクチュエータがそれぞれの動作に影響を与えないことが要求される。
【0006】
従来例では、これらの要求を同時に満たすことができないといった課題を有していた。すなわち、副アクチュエータの共振周波数を主アクチュエータの共振周波数より大きくするとともに圧電体素子の変位量を大きくするためには、副アクチュエータの剛性を大きくし、数十Vの高い電圧を印加する必要があった。そのため、構成が煩雑になるばかりか、回路構成も大掛かりになり、特に小型のディスク装置には適用しにくいといった課題を有していた。
【0007】
本発明は、上記従来の課題を解決し、副アクチュエータとして低い印加電圧で大きな変位量を発生することができ、さらに副アクチュエータが伸縮することによって発生する曲げモードに対しても安定なアクチュエータを提供するとともに、それを用いたディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の圧電アクチュエータは、スリットにより分離されたフレキシブル基板と、フレキシブル基板の分離された一方の基板上に載置された第1の圧電体素子ユニットと、第1の圧電体素子ユニットと略平行にフレキシブル基板の分離された他方の基板上に載置された第2の圧電体素子ユニットと、第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットのそれぞれ両端支持した場合の一次曲げモードの腹に位置し、フレキシブル基板を連結する連結部とを備えている。そのため、圧電アクチュエータの曲げモードを補強する効果が生じ、それぞれの圧電体素子ユニットがお互い逆方向に伸縮する際に発生する曲げ共振を抑制することが可能となる。
【0009】
さらに、本発明の圧電アクチュエータは、連結部はフレキシブル基板に設けられた配線部材である。そのため、連結部に強度を持たせるとともに弾性的に支持することが可能となる。
【0010】
さらに、連結部が複数の櫛歯状連結部であるため、より確実に曲げ共振の抑止ができる。
【0011】
さらに、配線部材は第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットとに共用の配線であるため、分離されたフレキシブル基板を結合する効果が大きくなり、曲げ共振の抑止効果が大になる。
【0012】
さらに、連結部は分離されたフレキシブル基板を横断して設けられ、連結部の厚みがその幅より大であるため、それぞれの圧電体素子ユニットが逆方向に伸縮するのを妨げず、曲げ共振が発生すること確実に抑止できる。
【0013】
さらに、本発明の圧電体アクチュエータは、第1の圧電体素子ユニットおよび第2の圧電体ユニットが薄膜圧電体を有し、それぞれ薄膜圧電体の上面と下面に金属膜を成膜して被覆形成した薄膜圧電体を、接着層を挟んで積層形成した構成としている。そのため、薄型、小型で印加電圧が小さくても変位量の大きい圧電アクチェータを実現できる。
【0014】
さらに、本発明のディスク装置は、少なくともディスクと、ヘッドが搭載されたヘッドスライダと、ヘッドスライダを固定するフレクシャと、フレクシャが固定されたアームと、ディスクの所定位置にヘッドスライダを位置決めするための第1の位置決め手段と第2の位置決め手段とを有するディスク装置であって、第1の位置決め手段はアームを回転させる駆動手段であり、第2の位置決め手段はフレクシャに固定された圧電体素子によりヘッドスライダをディスクの所定位置に微動させるアクチュエータであり、アクチュエータとして上述の圧電アクチュエータを用いている。そのため、高速、高精度位置決めの可能なディスク装置を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における圧電アクチュエータおよびこれを用いたディスク装置について図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1は本発明の実施の形態における圧電アクチュエータよりなるアクチュエータ素子を備えたヘッド支持機構の斜視図であり、図2はそのヘッド支持機構を分解して示す斜視図である。また、図3はそのヘッド支持機構に使用されるスライダの斜視図である。
【0017】
図1から図3において、ヘッド支持機構100は、例えば磁気ヘッド1が取り付けられたスライダ2を先端部に支持するロードビーム4を有している。ロードビーム4は、ヘッドアクチュエータアーム(図示せず)に取り付けられる正方形状をした基端部4aを有し、基端部4aは、ビーム溶接等によってベースプレート5に固定されている。ベースプレート5は、上記ヘッドアクチュエータアームに取り付けられている。ロードビーム4には、基端部4aから先細状に続くネック部4bに延出し、さらにそれに連続して、ビーム部4cが直線状に延出するように設けられている。ネック部4bの中央部には、開口部4dが設けられて、板バネ部4eを構成している。ビーム部4cの先端部における各側縁部には、スライダ保持基板3aの回動を若干の隙間をもって規制する規制部4fがそれぞれ設けられている。
【0018】
なお各規制部4fは、ビーム部4cの先端から基端部4a側に向かって直線状に延出している。図2に示すように、ビーム部4c上には、ヘッド配線パターン6を有するフレクシャ7が設けられている。フレクシャ7は、ステンレススチール材をベースとしている。フレクシャ7の一端に設けられたスライダ取付部7x上には、磁気ヘッド1が搭載されたスライダ2が配置されている。また、フレクシャ7には薄膜保持部8a、8bが設けられ、圧電アクチュエータ素子10が載置されている。
【0019】
図3に示すように、スライダ2の磁気ヘッド1が設けられた端面の下部には、4つの端子2a〜2dが並設されている。さらに、スライダ2の上面には、回転駆動される磁気ディスク(図示せず)によって生じる空気流を、スライダ2のピッチ方向(磁気ディスクの接線方向)に沿って通流させて、磁気ディスクとの間にエアー潤滑膜を形成するエアベアリング面2eが設けられている。エアベアリング面2eの中心位置は、ロードビーム4のディンプル4gに一致している。
【0020】
図4はヘッド支持機構100におけるフレクシャ7のスライダ2を搭載する先端部分の構成を示す分解斜視図である。図4において、フレクシャ7は、フレクシャ7の本体を構成するステンレススチール材をベースとするフレクシャ基板3およびスライダ保持基板3aと、例えばポリイミドなどの樹脂により形成されたフレキシブル基板8cとよりなり、フレクシャ基板3およびスライダ保持基板3aとフレキシブル基板8cとは面で接合されている。したがって、このフレキシブル基板8cによりフレクシャ基板3とスライダ保持基板3aとは機械的に連結されている。さらには、フレキシブル基板8cには局部的に狭い幅で形成された弾性ヒンジ部となった繋ぎ部19a、19bが設けられている。繋ぎ部19a、19bは、フレクシャ基板3とスライダ保持基板3aとの間の境目に設けられており、繋ぎ部19a、19bにより互いに可動自在に連結されている。フレキシブル基板8cのスライダ取付部7xには配線6a、6b、6c、6dが設けられている。また、フレキシブル基板8cの上面には、薄膜保持部8a、8bが互いに並列した状態でスリット30を介して分離されて設けられ、さらに薄膜保持部8a、8bの周囲には配線6a、6b、6c、6dが延伸されて設けられている。また、スリット30の周囲には、圧電アクチュエータ素子10の接地電極用のグランド配線9dが設けられているとともに、スリット30の一部がフレキシブル基板8cによって結合されて連結部40を形成している。また、連結部40のフレキシブル基板8c上には、スリット30の周囲に配設されたグランド配線9dがスリット30の両側を短絡するように形成されている。スライダ保持基板3aには突起部3bが形成され、この突起部3bはロードビーム4の先端付近に形成されたディンプル4gに当接している。この突起部3bはディンプル4gによって押圧され、ディンプル4gを中心としてスライダ保持基板3aが全方位にわたって回動可能に保持されている。したがって、薄膜保持部8aと8bの両端はフレクシャ基板3とスライダ保持基板3aによって支持されている。
【0021】
また、図2に示すように、フレクシャ7の他方の端部には、外部接続端子保持部7yが設けられている。外部接続端子保持部7yは、ロードビーム4の基端部4aにおけるネック部4bと反対方向の側縁部に配置されている。
【0022】
図5は、連結部40の詳細構成を示す部分拡大斜視図であり、図6は図4におけるフレキシブル基板8cのA−A断面図、図7は図4におけるフレキシブル基板8cのB−B断面図である。図5に示すように、フレキシブル基板8cにはスリット30が設けられているが、圧電アクチュエータ素子10が搭載される薄膜保持部8aと8bを連結するように、フレキシブル基板8cが一部連結される連結部40を設けている。連結部40を設ける位置は、圧電アクチュエータ素子10の伸縮長手方向の略中心である。また、連結部40のフレキシブル基板8c上には、スリット30の両側に設けられたグランド配線9dが短絡された形の配線連結部41が形成されている。この配線連結部41はその線幅tと厚みhがh>tとなるように構成されている。図6のA−A断面図が示すように、フレキシブル基板8cの両側にはスライダ2のヘッド1に配線するため配線6a、6b、6c、6dが2本ずつメッキ法などによって形成されて構成されている。また、フレキシブル基板8cの中心部にはスリット30が設けられ、その両側にはグランド配線9dが同様の方法によって形成されている。一方、連結部40を含む断面である図7に示すように、連結部40においてグランド配線9dによって、配線連結部41が設けられ両側のグランド配線9dと結合している。
【0023】
次に、本発明の実施の形態における薄膜圧電体で形成した圧電アクチュエータ素子10について説明する。図8はヘッド支持機構100における薄膜保持部8a、8bに載置される圧電アクチュエータ素子10の平面図である。圧電アクチュエータ素子10は、ともに薄膜圧電体で形成され、それぞれが鏡面対称形状に配置された第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bとから構成されている。圧電アクチュエータ素子10の全体は、柔軟性のあるコーティング樹脂14でカバーされ、一端はこのコーティング樹脂14で第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bとを結合部14aで結合している。図9は図8中のC−C断面図である。圧電アクチュエータ素子10は、フレクシャ7を構成するフレキシブル基板8cの薄膜保持部8a、8b(図4参照)に接着して取り付けられる。図9に示すように、圧電アクチュエータ素子10は、左右それぞれ別々の第1の圧電体素子ユニット10aおよび第2の圧電体素子ユニット10bが一対となって構成されている。第1の圧電体素子ユニット10aおよび第2の圧電体素子ユニット10bは、第1の薄膜圧電体11aおよび第2の薄膜圧電体11bとが積層配置された2層構造を有している。図から見て上部に位置する第1の薄膜圧電体11aの上側には第1の電極金属膜12aが、また下側には第2の電極金属膜12bが形成されている。同様に第2の薄膜圧電体11bは、第1の薄膜圧電体11aの下部に配置され、その両面には第3の電極金属膜12cと第4の電極金属膜12dとが設けられている。第2の電極金属膜12bと第3の電極金属膜12cとは接着剤13で接着されている。このように、1つの圧電体素子ユニットに薄膜圧電体を2層積層する構成として印加電圧に対する変位量を大きくしている。
【0024】
図10は本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構100において、圧電アクチュエータ素子10を貼り付けたフレクシャ7をスライダを貼り付ける側から見た平面図で示している(スライダは図示せず)。図11は図10のY−Y断面図であり、圧電アクチュエータ素子10の配線の詳細を示している。
【0025】
図11を用いて、本発明の実施の形態における圧電アクチュエータ素子10の配線について説明する。圧電アクチュエータ素子10の第1の電極金属膜12a、第4の電極金属膜12dにはプラス電圧が加えられ、第2の電極金属膜12b、第3の電極金属膜12cはグランドレベルに落とされている。第1の電極金属膜12a、第4の電極金属膜12dは、それぞれフレクシャ7の中程に配置された薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bに対してワイヤボンド線16で接続されている。第2の電極金属膜12bと第3の電極金属膜12cとは、グランド金属膜17を介して薄膜圧電体素子駆動配線9cに接続されている。スライダのグランド配線9dは、スライダのアース端子であり、薄膜圧電体素子駆動配線9cに短絡されている。これら薄膜圧電体素子駆動配線9a、9b、9cは外部接続端子保持部7yに一方の端部が設けられており、外部の駆動回路(図示せず)に接続されている。
【0026】
次に、このようなヘッド支持機構100の動作について、図12〜図14を参照して説明する。図12は本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構100の側面図であり、図13はこのヘッド支持機構100の動作を説明するための圧電アクチュエータ素子10の断面および圧電体への電圧印加仕様を説明する図である。図14はヘッド支持機構100の動作を説明するための概略構成図である。
【0027】
圧電アクチュエータ素子10の薄膜圧電体素子駆動配線9cは図13(a)に示すようにグランドレベルに設定されている。薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bには図13(b)、(c)に示すようにそれぞれ第1の薄膜圧電体11a、第2の薄膜圧電体11bをそれぞれ駆動する駆動電圧が印加される。この駆動電圧は、バイアス電圧V0を中心としてお互いに逆位相となっている。駆動電圧が印加されると、図13(a)に示すように第1の薄膜圧電体11a、第2の薄膜圧電体11bは矢印B方向に収縮する。第1の薄膜圧電体11a、第2の薄膜圧電体11bには分極方向に電圧が印加されるため、第1の薄膜圧電体11a、第2の薄膜圧電体11bの分極が反転しその特性を損なうことはない。また、印加電圧が分極を反転させない程度に小さい場合、特性を損なうおそれがないので、薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bにはプラス・マイナスいずれの電圧を印加しても構わない。
【0028】
図14は第2の圧電体素子ユニット10bが伸び、第1の圧電体素子ユニット10aが収縮したときのスライダ2の回転動作について描いた図であり、第2の圧電体素子ユニット10bが矢印E方向に伸び、第1の圧電体素子ユニット10aが矢印D方向に収縮すると、スライダ2およびスライダ保持基板3aは突起部3bに当接するディンプル4gを中心に矢印C方向に回動する。このようにして、スライダ2上に設けられた磁気ヘッド1は、磁気ディスクに同心状態で設けられた各トラックの幅方向に移動することになる。これによりトラックから位置ずれを起こした磁気ヘッド1を所定のトラックに追従させることができ、磁気ヘッド1のオントラック性を高精度で実現することができる。なお、スライダ2には、図2に示すロードビーム4の板バネ部4eにより20mN〜30mNの大きさのロード荷重が加えられており、スライダ保持基板3aが回動される場合には、このロード荷重が、ディンプル4gとスライダ保持基板3aとに作用する。したがって、スライダ保持基板3aには、スライダ保持基板3aとディンプル4gとの摩擦係数にて決定される摩擦力が作用する。この摩擦力によりスライダ保持基板3aの突起部3bとディンプル4gとの間に位置ずれが生じない。
【0029】
図15(a)と図16(a)に、このような両端が支持固定された圧電アクチュエータの基本振動モードを模式的に示し、図15(b)と図16(b)にはその場合の周波数応答特性を示している。
【0030】
図15では、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bがフリーな状態、すなわち本発明の実施の形態と異なり、圧電アクチュエータ素子10が搭載されるフレキシブル基板8cに連結部40が設けられていない従来の構成の場合を示している。このような構成では、基本振動モードとして、圧電体素子ユニットの伸縮によって、それぞれの第1の圧電体素子ユニット10a、第2の圧電体素子ユニット10bが矢印A、Bのように、すなわち片方の圧電体素子ユニットは上方に撓み、他方の圧電体素子ユニットが下方に撓み波打ちする一次曲げモードの振動現象が発生する。そのため、図15(b)のC部に示すように低い周波数でアクチュエータ素子の共振による不安定現象が発生する。このような共振が発生すると、図4のヘッド支持機構100におけるフレクシャ7の先端部分で、第1の圧電体素子ユニット10a、第2の圧電体素子ユニット10bが搭載されている領域とスライダ2側の圧電体素子ユニットのない領域とで剛体の中立軸の位置が異なっている場合には、発生する変位に損失が生じるため精度の高い位置決めができなくなる。
【0031】
一方、図16(a)は、本発明の実施の形態である圧電アクチュエータ素子10が搭載されるフレキシブル基板8cに連結部40を設けた場合の圧電アクチュエータの基本振動モードを模式的に示し、図16(b)にはその時の周波数応答特性を示している。連結部40が設けられる位置は、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bの長手方向の略中心部、望ましくは前述の波打ち共振が発生する曲げモードの腹の位置としている。図16より、連結部40を設けることによって、波打ちする振動現象が抑制され、低周波領域での共振現象が抑えられるため高い周波数応答特性を実現できることがわかる。したがって、圧電体素子ユニットの伸縮が同一面で行われ、伸縮によって発生する変位の損失と位置ずれが発生しないため、高精度の安定動作が可能となる。
【0032】
連結部40は、圧電体素子ユニット10aと10bがそれぞれ逆方向に伸縮するのに抵抗にならないとともに、曲げモードの基本振動を抑制するだけの剛性が必要となる。本実施の形態では、図5に示すように、連結部40のフレキシブル基板8c上には、スリット30の両側に設けられたグランド配線9dが短絡された形の配線連結部41が形成され、この配線連結部41がその線幅tと厚みhがh>tとなるように構成されている。そのため、配線連結部41の厚み方向に対する剛性を大きく、それぞれの第1の圧電体素子ユニット10a、第2の圧電体素子ユニット10bの長手方向への剛性を小さくすることが可能となるため、波打ち共振現象を抑制しながら圧電体素子の伸縮現象は阻害されずに、安定した動作が実現できる。
【0033】
また、図17には連結部40の他の実施の形態を示し、図10と同様に圧電アクチュエータ素子10を貼り付けたフレクシャ7をスライダを貼り付ける側から見た平面図であるが、連結部40を櫛形形状として複数の連結部で構成した場合について示している。連結部を複数設けることによって、連結部の強度、柔軟性を最適にすることが可能となる。
【0034】
図18は、本発明の実施の形態におけるディスク装置を示す。ディスク50は主軸51に取り付けられて、この主軸51に直結された駆動手段(図示せず)で回転駆動される。この駆動手段としては、例えばスピンドルモータが用いられる。ヘッドアクチュエータ52は、磁気ヘッド(図示せず)を有したヘッドスライダ53がフレクシャ54の一端部に支持固定され、さらにフレクシャ54がアーム55に支持固定されている。アーム55は軸受け部56に揺動自在に取り付けられ、他端側には第1の位置決め手段である揺動手段57が配置されている。揺動手段57には、偏平コイル58を有するボイスコイルモータが用いられ、アーム55をディスク50の面上で矢印59のように揺動させてヘッドスライダ53をディスク50のトラック上に位置させ、磁気ヘッドでそれを追従させる。さらに、本実施の形態では、ヘッドスライダ53を微動位置決めするための第2の位置決め手段としてのヘッドアクチュエータ52が図1から図11に示す構成を有している。
【0035】
そのため、微小位置決めを高精度で行うことが可能となり、小型で大記録容量のディスク装置を実現することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の実施の形態における圧電アクチュエータは、電圧印加によって伸縮変位する第1の圧電体素子ユニットおよび第2の圧電体素子ユニットと、第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットのそれぞれ一次曲げモードの腹の位置に、第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットとを連結する連結部とを備えているため、圧電アクチュエータの曲げモードを補強する効果が生じ、それぞれの圧電体素子ユニットがお互い逆方向に発生する場合に、曲げ共振を抑制することが可能となる。
【0037】
そのため高い周波数応答特性と高精度の位置決めが可能な圧電アクチュエータを実現し、それを用いた小型で大記録容量のディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の斜視図
【図2】本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の分解斜視図
【図3】本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構に使用されるスライダの斜視図
【図4】本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構に使用されるフレクシャの構成を示す分解斜視図
【図5】本発明の実施の形態における連結部の詳細構成を示す部分拡大斜視図
【図6】図4のA−A断面図
【図7】図4のB−B断面図
【図8】本発明の実施の形態における圧電アクチュエータ素子の平面図
【図9】図8のC−C断面図
【図10】本発明の実施の形態における圧電アクチュエータ素子を貼り付けたフレクシャの平面図
【図11】図10のY−Y断面図
【図12】本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の側面図
【図13】(a)は本発明の実施の形態における圧電アクチュエータ素子の断面図
(b)は端子9aへの印加電圧パターン図
(c)は端子9bへの印加電圧パターン図
【図14】本発明の実施の形態における圧電アクチュエータの回動動作を示す概略構成図
【図15】(a)は従来の圧電アクチュエータ素子の基本振動モードを示す模式図
(b)はその周波数応答特性図
【図16】(a)は本発明の本実施の形態における圧電アクチュエータ素子の基本振動モードを示す模式図
(b)はその周波数応答特性図
【図17】本発明の他の実施の形態における圧電アクチュエータ素子を貼り付けたフレクシャの平面図
【図18】本発明の実施の形態におけるディスク装置の斜視図
【符号の説明】
1 磁気ヘッド(ヘッド素子)
2 スライダ
2a,2b,2c,2d 端子
2e エアベアリング面
3 フレクシャ基板
3a スライダ保持基板
3b 突起部
4 ロードビーム
4a 基端部
4b ネック部
4c ビーム部
4d 開口部
4e 板バネ部
4f 規制部
4g ディンプル
5 ベースプレート
6 ヘッド配線パターン
6a,6b,6c,6d 配線
7,54 フレクシャ
7x スライダ取付部
7y 外部接続端子保持部
8a,8b 薄膜保持部
8c フレキシブル基板
9a,9b,9c 薄膜圧電体素子駆動配線
9d グランド配線
10 圧電アクチュエータ素子
10a 第1の圧電体素子ユニット
10b 第2の圧電体素子ユニット
11a 第1の薄膜圧電体
11b 第2の薄膜圧電体
12a 第1の電極金属膜
12b 第2の電極金属膜
12c 第3の電極金属膜
12d 第4の電極金属膜
13 接着剤
14 コーティング樹脂
14a 結合部
16 ワイヤボンド線
17 グランド金属膜
19a,19b 繋ぎ部
30 スリット
40 連結部
41 配線連結部
50 ディスク
51 主軸
52 ヘッドアクチュエータ
53 ヘッドスライダ
54 フレクシャ
55 アーム
56 軸受け部
57 揺動手段
58 偏平コイル
59 矢印
100 ヘッド支持機構

Claims (9)

  1. スリットにより分離されたフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板の分離された一方の基板上に載置された第1の圧電体素子ユニットと、
    前記第1の圧電体素子ユニットと略平行に前記フレキシブル基板の分離された他方の基板上に載置された第2の圧電体素子ユニットと、
    前記第1の圧電体素子ユニットと前記第2の圧電体素子ユニットのそれぞれ両端支持した場合の一次曲げモードの腹に位置し前記フレキシブル基板を連結する連結部と
    を有することを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 連結部はフレキシブル基板に設けられた配線部材であることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 連結部が複数の櫛歯状連結部であることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 配線部材は第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットとに共用の配線であることを特徴とする請求項2に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 連結部は分離されたフレキシブル基板を横断して設けられ、前記連結部の厚みが前記連結部の幅より大であることを特徴とする請求項2に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットはそれぞれ逆方向に変位することを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  7. 第1の圧電体素子ユニットおよび第2の圧電体素子ユニットは薄膜圧電体を有することを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  8. 第1の圧電体素子ユニットおよび第2の圧電体素子ユニットは、それぞれ上面と下面に金属膜を成膜して被覆形成された薄膜圧電体を、接着層を挟んで積層形成したことを特徴とする請求項6に記載の圧電アクチュエータ。
  9. 少なくともディスクと、
    ヘッドが搭載されたヘッドスライダと、
    前記ヘッドスライダを固定するフレクシャと、
    前記フレクシャが固定されたアームと、
    前記ディスクの所定位置に前記ヘッドスライダを位置決めするための第1の位置決め手段と第2の位置決め手段とを有するディスク装置であって、
    前記第1の位置決め手段は前記アームを回転させる駆動手段であり、
    前記第2の位置決め手段は前記フレクシャに固定された圧電体素子により前記ヘッドスライダを前記ディスクの所定位置に微動させるアクチュエータであり、
    前記アクチュエータが請求項1〜請求項8のいずれかに記載の圧電アクチュエータであることを特徴とするディスク装置。
JP2002301604A 2002-10-16 2002-10-16 圧電アクチュエータおよびディスク装置 Expired - Fee Related JP4321034B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002301604A JP4321034B2 (ja) 2002-10-16 2002-10-16 圧電アクチュエータおよびディスク装置
CNB2003101002595A CN1221970C (zh) 2002-10-16 2003-10-13 压电驱动器和盘装置
EP20030023237 EP1411560B1 (en) 2002-10-16 2003-10-14 Piezoelectric actuator and disk drive using the same
DE2003620198 DE60320198T2 (de) 2002-10-16 2003-10-14 Piezoelektrischer Aktuator und Plattenlaufwerk mit diesem
US10/684,403 US7312955B2 (en) 2002-10-16 2003-10-15 Disk drive piezoelectric actuator with coupling portion extending across a slit between flexible substrates
KR20030071677A KR100960771B1 (ko) 2002-10-16 2003-10-15 압전 액추에이터 및 디스크 장치
HK04104457A HK1061601A1 (en) 2002-10-16 2004-06-19 Piezoelectricity driver and disk device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002301604A JP4321034B2 (ja) 2002-10-16 2002-10-16 圧電アクチュエータおよびディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004140069A JP2004140069A (ja) 2004-05-13
JP4321034B2 true JP4321034B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=32040807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002301604A Expired - Fee Related JP4321034B2 (ja) 2002-10-16 2002-10-16 圧電アクチュエータおよびディスク装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7312955B2 (ja)
EP (1) EP1411560B1 (ja)
JP (1) JP4321034B2 (ja)
KR (1) KR100960771B1 (ja)
CN (1) CN1221970C (ja)
DE (1) DE60320198T2 (ja)
HK (1) HK1061601A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8756776B1 (en) 2005-12-09 2014-06-24 Western Digital Technologies, Inc. Method for manufacturing a disk drive microactuator that includes a piezoelectric element and a peripheral encapsulation layer
JP2007273589A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Ltd 薄膜圧電デバイスおよびその作製方法
US7777991B2 (en) * 2007-01-12 2010-08-17 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Head gimbal assembly with improved interconnection between head slider and suspension, fabricating method thereof, and magnetic disk drive with the same
US8144435B2 (en) * 2008-10-20 2012-03-27 Seagate Technology Llc Cost reduced microactuator suspension
US8643980B1 (en) 2008-12-15 2014-02-04 Western Digital (Fremont), Llc Micro-actuator enabling single direction motion of a magnetic disk drive head
JP4820425B2 (ja) * 2009-03-16 2011-11-24 Tdk株式会社 ヘッドジンバルアセンブリの製造方法、及び、ハードディスク装置の製造方法
KR101725115B1 (ko) 2010-12-16 2017-04-26 한국전자통신연구원 플렉시블 기판을 이용한 자급자족형 전원 공급 장치 및 센서 노드
JP5943590B2 (ja) * 2011-01-07 2016-07-05 日本発條株式会社 圧電素子の製造方法、圧電素子、圧電アクチュエータ、及びヘッド・サスペンション
US8879210B1 (en) 2011-11-30 2014-11-04 Magnecomp Corporation DSA suspension with microactuators extending to gimbal through flexible connectors
US8947831B1 (en) 2011-11-30 2015-02-03 Magnecomp Corporation GSA suspension with microactuators extending to gimbal through flexible connectors
US9190086B1 (en) 2011-11-30 2015-11-17 Magnecomp Corporation GSA suspension having slider clearance for shock performance
JP6128438B2 (ja) * 2013-09-30 2017-05-17 大日本印刷株式会社 サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ
JP6146463B2 (ja) * 2015-03-13 2017-06-14 Tdk株式会社 ヘッドアッセンブリおよび磁気ディスク装置
JP6249320B2 (ja) * 2017-04-17 2017-12-20 大日本印刷株式会社 サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ
CN111313751B (zh) * 2020-03-16 2022-10-21 南京航空航天大学 运用于狭窄空腔中的刚柔一体爬行作动器及其工作方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61150287A (ja) * 1984-12-24 1986-07-08 Japan Storage Battery Co Ltd 圧電体変位装置
JP2529360B2 (ja) 1988-08-29 1996-08-28 富士写真フイルム株式会社 電動ズ―ムレンズ付きカメラ
US5187458A (en) * 1989-09-21 1993-02-16 Nihon Musen Kabushiki Kaisha Composite longitudinal vibration mechanical filter having central frequency deviation elimination means and method of manufacturing same
JP2888261B2 (ja) 1990-12-19 1999-05-10 富士通株式会社 ヘッド支持機構
US5764444A (en) * 1991-07-23 1998-06-09 Fujitsu Limited Mechanism for minute movement of a head
WO1993002451A1 (en) * 1991-07-23 1993-02-04 Fujitsu Limited Mechanism for finely moving head
JPH08305622A (ja) 1995-05-08 1996-11-22 Nec Corp 情報処理システム及びその排他制御方式
JPH0973746A (ja) 1995-09-01 1997-03-18 Fujitsu Ltd ディスク装置のヘッド支持機構
US6327120B1 (en) * 1997-04-17 2001-12-04 Fujitsu Limited Actuator using piezoelectric element and head-positioning mechanism using the actuator
US6386053B1 (en) * 1997-09-08 2002-05-14 Ngk Insulators, Ltd. Mass sensor and mass detection method
US6157522A (en) 1998-04-07 2000-12-05 Seagate Technology Llc Suspension-level microactuator
US6715192B2 (en) * 1998-12-28 2004-04-06 Ngk Insulators, Ltd. Method for manufacturing a piezoelectric/electrostrictive device
MY128744A (en) * 2000-02-01 2007-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Head support machanism and thin film piezolectric actuator
US6618220B2 (en) * 2000-07-04 2003-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Head actuator and hard disc drive including the same
JP4101492B2 (ja) * 2000-10-23 2008-06-18 松下電器産業株式会社 ヘッド支持機構
JP3900846B2 (ja) * 2001-03-02 2007-04-04 セイコーエプソン株式会社 音叉型水晶振動片、振動子、発振器及び携帯用電話装置
US7005304B2 (en) * 2001-06-29 2006-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Micro-moving device and its manufacturing method
JP2003272324A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜圧電体素子およびその製造方法並びにアクチュエータ
JP2004064877A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電アクチュエータ、圧電アクチュエータを用いたディスク装置、および圧電アクチュエータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040130831A1 (en) 2004-07-08
HK1061601A1 (en) 2004-09-24
KR100960771B1 (ko) 2010-06-01
EP1411560A2 (en) 2004-04-21
DE60320198D1 (de) 2008-05-21
CN1497593A (zh) 2004-05-19
US7312955B2 (en) 2007-12-25
KR20040034463A (ko) 2004-04-28
EP1411560A3 (en) 2006-03-22
DE60320198T2 (de) 2009-05-14
CN1221970C (zh) 2005-10-05
JP2004140069A (ja) 2004-05-13
EP1411560B1 (en) 2008-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7551405B2 (en) Rotational PZT micro-actuator with fine head position adjustment capacity, head gimbal assembly, and disk drive unit with same
US7379274B2 (en) Rotational PZT micro-actuator, head gimbal assembly, and disk drive unit with the same
US7375930B2 (en) Apparatus for PZT actuation device for hard disk drives
US6891701B2 (en) Head gimbal assembly with precise positioning actuator for head element and disk drive apparatus with the head gimbal assembly
US7719798B2 (en) Rotational micro-actuator integrated with suspension of head gimbal assembly, and disk drive unit with the same
US6201668B1 (en) Gimbal-level piezoelectric microactuator
US6700749B2 (en) Precise positioning actuator for head element, head gimbal assembly with the actuator, disk drive apparatus with the head gimbal assembly, manufacturing method of actuator and manufacturing method of head gimbal assembly
US7298593B2 (en) Micro-actuator including a leading beam pivot part, head gimbal assembly and disk drive unit with the same
JP4321034B2 (ja) 圧電アクチュエータおよびディスク装置
US7417831B2 (en) Micro-actuator and head gimbal assembly for a disk drive device
US10957351B2 (en) Microactuator, head suspension assembly and disk device
WO2003067576A1 (en) Head gimbal assembly with precise positioning actuator for head element, disk drive apparatus with the head gimbal assembly, and manufacturing method of the head gimbal assembly
US6459548B1 (en) Head suspension assembly with flexible air-floating lead
US6831815B2 (en) Head slider precise positioning actuator including a base section and a pair of movable arms
JP4837350B2 (ja) マイクロアクチュエータ、これを用いたヘッドジンバルアッセンブリ及びディスクドライブ
US6775107B2 (en) Head gimbal assembly with precise positioning actuator for head element
JP2023512245A (ja) サスペンションダンピング
JP2007149327A (ja) マイクロアクチュエータ、これを用いたヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブ
US6515835B2 (en) Precise positioning actuator actuator for precisely positioning thin-film magnetic head element and head gimbal assembly with the actuator
US8040640B2 (en) Slider and micro-actuator assembly, head gimbal assembly, and disk drive unit with the same
US7518833B2 (en) Micro-actuator with electric spark preventing structure, HGA, and disk drive unit with the same, and manufacturing method thereof
JPH10134529A (ja) 制振シート付きフレキシブル印刷回路及びこれを用いたディスク装置
JP2007042262A (ja) ヘッドジンバルアセンブリおよびディスクドライブ装置
JP3405451B2 (ja) 圧電体アクチュエータおよびディスク装置
JP2007250172A (ja) U字形フレームと金属支持フレームとを備えているマイクロアクチュエータ、及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050516

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees