JP4320861B2 - 通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置 - Google Patents

通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特に、視聴者が放送局にリアクションを返すような形態のテレビジョン番組、例えば、視聴者参加型の番組や視聴率の調査に用いて好適な通信システム、通信方法、受信端末装置、及び認証局に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン番組の中には、視聴者が番組に参加するような形態のものがある。例えば、テレビジョンショッピングの番組では、番組中に商品を宣伝しながら、その商品の購買者を募ったり、その商品の人気度やその商品に関心がある客層を調べるために、視聴者にアンケートを募ったりする場合がある。また、討論番組では、その論題に対する視聴者の意見を募ったりする場合がある。また、クイズ番組で、番組の視聴者に向けてクイズを出題するような場合がある。
【0003】
このような視聴者が番組に参加するような形態のテレビジョン番組では、全ての視聴者を対象とするのではなく、視聴者の条件を設定して、意見を募る場合がある。例えば、「年齢30歳以上の男性」という条件を設定し、この条件に当てはまる人の意見を募るような場合がある。このような視聴者が番組に参加するような形態のテレビジョン番組では、番組の進行に伴って、視聴者からのリアクションが迅速に返されることが望まれる。
【0004】
ところが、テレビジョン放送は、ディジタルかアナログか、地上波放送か衛星放送かに係わらず、基本的には、全て、放送局から視聴者への一方向通信である。このため、視聴者が番組に参加するような形態のテレビジョン番組では、視聴者から放送局に返すリアクションは、別の媒体を使って送る必要がある。
【0005】
つまり、テレビジョン放送は、一方向通信であるため、従来、視聴者からのリクションは、別の媒体、例えば、電話やファクシミリ、郵便葉書や手紙を用いて、放送局側に返されている。例えば、視聴者が番組に参加するような形態の番組では、番組の放映中に、その番組に対する窓口となる電話番号やファクシミリ番号、郵便の宛て先等が紹介される。視聴者は、電話番号や宛て先をメモし、電話やファクシミリ、或いは郵便葉書や手紙で、その番組に対するリアクションを送るようにしている。
【0006】
ところが、郵便による視聴者からのリアクションでは、即時性に欠ける。また、電話やファクシミリによるリアクションでは、電話回線が混み合っていて、視聴者からのリアクションが届きにくくなるようなことが良くある。また、電話やファクシミリによるリアクションでは、瞬時に視聴者のリアクションを求めたり、視聴者の意見を分析したりすることは困難である。
【0007】
また、テレビジョン放送では、視聴率調査が盛んに行なわれている。視聴率調査では、番組の視聴率ばかりでなく、どのような年齢や職業の視聴者がどのような番組を見ているかの情報が調査されている。このような視聴率調査も、上述の視聴者参加番組でのリアクションと同様に、迅速にリアクションが返されることが望まれる。
【0008】
このような視聴率の調査は、従来、モニタとなる家庭に、専用の機器を取り付け、この専用の機器を使って、放送局にリアクションが返されている。ところが、このような専用の機器を使った調査方法では、サンプル調査となり、実際の視聴率との誤差が生じてくる。また、特定の条件を設定して視聴率を調査したりすることが困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、インターネットを使って視聴者からのリアクションを放送局側に送ることが考えられる。インターネットは、双方向の通信媒体であるので、番組に対する視聴者からのリアクションを即時に受けることができると共に、視聴者の要求や意見を整理したり、分析したりすることが簡単に行なえる。
【0010】
ところが、インターネットを使って視聴者からのリアクションを送るようにした場合、多数の視聴者から同時にリアクションがあった場合に、視聴者からのリアクションを受けるのが困難になる。また、インターネットを使って視聴者からのリアクションを送るようにした場合には、視聴者のプライバシーの保護が守られなくなる可能性がある。
【0011】
例えば、「年収200万円以下の人」であるとか、「30代の女性」とかいうような条件を設定して、アンケートや意見を募ったりしたとする。この場合には、視聴者は、名前や、職業、年収、年齢、既婚か未婚かというような個人情報をリアクションとして放送局に送るようになる。ところが、このような個人情報を送ってしまうと、プライバシーが守られなくなってしまう。
【0012】
また、W3CのP3P(Platform for Privacy Preferences)において、個人からの情報発信の情報の場合には、プライバシーの保護が求められている。このことからも、プライバシーの保護が必要である。
【0013】
また、放送局側では、視聴者の条件を設定してリアクションを求めた場合に、たとえその条件に合っているかどうかを示す個人情報が送られてきたとしても、その個人情報が本当に合っているかどうかを確認することは難しい。例えば、「年収1000万円以上の人」というような条件を設定してアンケートや意見を募ったときに、視聴者が「年収1000万円以上である」としてリアクションを返してきたとしても、その視聴者の本当の年収であるかどうかは疑わしい。
【0014】
このように、インターネットを使った場合には、個人情報が外部に漏れてしまい、プライバシーが守られなくなる可能性があると共に、視聴者から個人情報が送られてきたとしても、この個人情報が信頼できるかどうかを確認することは困難である。
【0015】
したがって、この発明の目的は、放送局からの放送に基づいて、ユーザが放送局に個人情報をリアクションとして返す場合に、プライバシーの保護が図れるようにした通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置を提供することにある。
【0016】
この発明の他の目的は、放送局からの放送に基づいて、ユーザが放送局に個人情報をリアクションとして返す場合に、ユーザの個人情報の信頼性を向上させるようにした通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、個人情報を要求するための情報を含む一の情報を第1の伝送媒体を使って放送する放送局と、放送局からの情報を受信する第1の受信部、および複数の項目に区分された第1のユーザの個人情報を格納する第1の蓄積部を有し、第1の受信部によって受信した一の情報に含まれる、個人情報を要求するための情報によって設定された条件と、第1の蓄積部に格納された第1のユーザの個人情報とを比較し、条件に合致した第1のユーザの個人情報を、リアクションの個人情報として、放送局に向けて第2の伝送媒体を使って送る受信端末と、第2の伝送媒体上で受信端末と放送局との間に介在し、受信端末からのリアクションの個人情報、および放送局からの一の情報を受信する第2の受信部、並びに、複数の項目に区分された第2のユーザの個人情報および該第2のユーザの個人情報の項目ごとに情報送出を許可するか否かを設定する許可情報が格納された第2の蓄積部を有し、第2の受信部によって受信した一の情報に含まれる、個人情報を要求するための情報によって設定された条件に合致した第2のユーザの個人情報が、第2の蓄積部から読み出され、読み出された第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とを比較し、第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とが一致している場合には、許可情報が参照され、参照された許可情報によって設定された、第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されている項目に対応する項目のリアクションの個人情報を放送局に送るようにし、参照された許可情報によって設定された、第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されていない項目に対応する項目のリアクションの個人情報を放送局に送らないようにし、第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とが一致していない場合には、リアクションの個人情報を放送局に送らないようにする認証局とを備えた通信システムである。
【0018】
請求項の発明は、放送局は、個人情報を要求するための情報を含む一の情報を第1の伝送媒体を使って放送し、受信端末は、放送局からの情報を受信する第1の受信部、および複数の項目で構成された第1のユーザの個人情報を格納する第1の蓄積部を有し、第1の受信部によって受信した一の情報に含まれる、個人情報を要求するための情報によって設定された条件と、第1の蓄積部に格納された第1のユーザの個人情報とを比較し、条件に合致した第1のユーザの個人情報を、リアクションの個人情報として、放送局に向けて第2の伝送媒体を使って送り、認証局は、第2の伝送媒体上で、受信端末と放送局との間に介在し、受信端末からのリアクションの個人情報、および放送局からの一の情報を受信する第2の受信部、並びに、複数の項目で構成された第2のユーザの個人情報および該第2のユーザの個人情報の項目ごとに情報送出を許可するか否かを設定する許可情報が格納された第2の蓄積部を有し、第2の受信部によって受信した一の情報に含まれる、個人情報を要求するための情報によって設定された条件に合致した第2のユーザの個人情報が、第2の蓄積部から読み出され、読み出された第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とを比較し、第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とが一致している場合には、許可情報が参照され、参照された許可情報によって設定された、第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されている項目に対応する項目のリアクションの個人情報を放送局に送るようにし、参照された許可情報によって設定された、第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されていない項目に対応する項目のリアクションの個人情報を放送局に送らないようにし、第2のユーザの個人情報と、リアクションの個人情報とが一致していない場合には、リアクションの個人情報を放送局に送らないようにする通信方法である。
【0021】
放送局からプロトコルとデータとからなるリアクションを要求するための情報が送られる。この情報に基づいて、インターネットを介して、受信端末からリアクションが返される。この受信端末からのリアクションは、認証局に送られる。認証局は、各ユーザの個人情報を格納する蓄積部を有し、放送局からのプロトコルとデータとからなるリアクションを要求するための情報を受信すると共、受信端末からのリアクションを受け取り、各ユーザの個人情報を格納する蓄積部からリアクションを送ったユーザの個人情報を読み出し、受信端末から受け取ったリアクションが特定の条件に合致しているかどうかを判断し、特定の条件を合致している場合のみ、受信端末から受け取ったリアクションを放送局に送るようにしている。
【0022】
このように、認証局を設けることにより、受信端末からリアクションが条件に合致するかどうか検証され、条件に合致している場合のみ、リアクションが放送局に送られる。これにより、各受信端末のユーザのプライバシーが保護されると共に、放送局側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用されたディジタル放送システムの一例を示すものである。
【0024】
図1において、放送局1では、例えば、MPEG(Moving Picture Encoding Group )2のトランスポートストリームを使って、ディジタルテレビジョン放送を行なっている。MPEG2方式は、ビデオデータを動き補償予測とDCT(Discrete Cosine Transform )とにより圧縮符号化し、この圧縮されたビデオデータと、サブバンド符号化により圧縮されたオーディオデータと、付加データとを夫々パケット化して伝送するものである。
【0025】
MPEG2のストリームには、図2Aに示すように、現行番組情報D1と、付加情報D2とが含められる。現行番組情報D1は、番組として映出するデータのパケットストリームを示す。すなわち、番組情報部D1は、例えば、MPEG2方式で圧縮されたビデオデータと、圧縮されたオーディオデータとからなる。
【0026】
付加情報D2は、図2Bに示すように、予定番組情報部D11と、高度情報部D12と、個人情報部D13とからなる。予定番組情報部D11は、EPG(電子番組ガイド)と呼ばれる情報を指すもので、放送番組の予定表を送るものである。高度情報部D12は、文書や動画、静止画、音声、他のページ等をリンクさせてマルチメディア画面を形成させるもので、例えば、MHEG(Multimedia and Hypermedia Information Coding Experts Group)やXML(eXtensible Markup Language)等のようなメタ情報で記述できる。なお、これらは、ARIB(電波産業界)により決められつつある。
【0027】
個人情報部D13は、ユーザの個人情報をリアクションとして放送局1に送ったりするような場合に、ユーザの条件を設定したり、リアクションとして送る個人情報を設定したりするのに用いられる。個人情報部D13は、図2Cに示すように、更に、プロトコル部D14と、データ部D15とからなる。プロトコル部D14は、ユーザの条件を設定したり、情報内容を設定したりするための処理に必要な情報及びプログラム等であり、データ部D15は、実際の情報である。このような個人情報部D13の情報もメタ言語で記述することができる。
【0028】
例えば、「東京に在住しており、年収が300万円のエンジニアに対するリアクション」というような場合には、図3に示すように、「居住地」、「年収」、「職業」というようなユーザの条件を設定するためのものがプロトコル部D14の情報となり、「東京都」、「年収300万」、「エンジニア」というような実際のデータがデータ部D15の情報となる。
【0029】
なお、個人情報部D13をより高度化することが考えられる。個人情報として必要となるプロトコル部に対して、Gコードのようなコードを振る。例えば、居住地と性別がANDで結合しているとするならば、「R1010」というコードで表されるようにする。つまり、プロトコル部は、Gコードの「R1010」という番組を指定するものだけを記入することになる。より進んで考えると、データ部もGコードのようにすることができる。
【0030】
図1において、放送局1からの信号は、例えば12GHz帯の搬送波を使って、衛星2に向けて送信される。衛星2からの信号は、各家庭の受信端末3で受信されると共に、認証局5で受信される。
【0031】
家庭内の受信端末3は、衛星放送受信装置11と、モニタ12とからなる。衛星放送受信装置11は、IRD(Integrated Receiver Decoder )と呼ばれるもので、この衛星放送受信装置11は、インターネットに接続可能とされる。
【0032】
なお、この衛星放送受信装置11は、IRD内にインターネットに接続可能な機能を付加するようにしても良いし、IRDとパーソナルコンピュータとを接続して、インターネットに接続できるようにしても良い。後に説明するように、受信端末3には、個人情報を格納するための蓄積部が必要であることや、リアクションとしてメッセージを返すようなことを考えると、衛星放送受信装置11として、IRDとパーソナルコンピュータとを接続するような構成とすることが望ましい。また、IRD部分をボードやカード上に構成して、パーソナルコンピュータのバスに接続するような構成としても良い。
【0033】
モニタ12は、例えば、テレビジョン受像機である。また、衛星放送受信装置11として、パーソナルコンピュータを用いた場合には、パーソナルコンピュータのディスプレイをモニタ12とすることができる。
【0034】
図2に示したように、衛星2を介して放送局1から送られてくるデータは、現行番組情報D1と、付加情報D2とからなり、付加情報D2は、更に、予定番組情報部D11と、高度情報部D12と、個人情報部D13とからなる。衛星放送受信装置11で、これらの情報がデコードされる。デコードされた番組情報部D1の情報に基づいて、モニタ12に番組の再生画面が映出される。
【0035】
また、デコードされた付加情報D2のデータから、更に、番組情報部D11と、高度情報部D12と、個人情報部D13とが得られる。付加情報D2の予定番組情報部D11として送られてきたデータに基づいて、EPG画面が形成される。高度情報部D12として送られてきたデータに基づいて、マルチメディア画面が形成される。これらのデータに基づいて形成された信号がモニタ12に送られ、モニタ12に映出される。
【0036】
また、個人情報D13として得られたデータに基づいて、個人情報のリアクションの処理が行なわれる。すなわち、リアクションを求めるような番組では、付加情報D2の個人情報部D13のプロトコル部D14と、データ部D15とにより、ユーザの条件や、リアクションとして送る個人情報の内容が設定される。これに基づいて、受信端末3からリアクションとして個人情報が出力される。このリアクションは、インターネット4を介して、放送局1に向けて送られる。
【0037】
図1において、衛星2からの信号は、認証局5でも受信されている。図2で示したように、衛星2からの信号は、現行番組情報D1と、付加情報D2とがあるが、認証局5では、これらのうち、付加情報D2のみが用いられる。そして、付加情報D2の中から、個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15が取り出される。
【0038】
また、認証局5は、蓄積部を有している。この蓄積部には、例えば、各ユーザの名前、居住地、職業、年収等の各ユーザの個人情報と、各ユーザの個人情報を送信しても良いかどうかを示す許可情報がプレファレンスとして蓄積されている。
【0039】
認証局5では、放送局1から衛星2を介して送られてくる信号が受信され、受信されたプロトコル部D14とデータ部D15の情報から、ユーザの条件や、リアクションとして送られる情報内容が設定される。また、認証局5には、インターネット4を介して、各受信端末3からのリアクションが受信される。
【0040】
認証局5で、衛星から受信したプロトコル部D14とデータ部D15とから設定された条件で、蓄積部のプレファレンスの情報から、そのユーザの個人情報が検索される。そして、検索された個人情報と、インターネット4を介して送れてきたユーザの情報とが比較され、そのユーザがリアクションを放送局1に送る権利があるか否かが判断される。更に、認証局5で、蓄積部に蓄積されている許可情報が参照され、そのユーザの個人情報を放送局1に送信しても良いかどうかが判断される。そして、リアクションを放送局1に送る権利があると判断され、個人情報を送信しても良という許可情報がある場合にのみ、そのユーザのリアクションが認証局5から放送局1に送られる。
【0041】
なお、認証局5から放送局1へのデータの伝送は、インターネットを使っても良いし、専用回線を用いるようにしても良い。
【0042】
このように、この発明が適用されたディジタル衛星放送システムでは、受信端末3は、放送局1から衛星2を介して送られてくるデータを受信し、インターネット4を介して放送局1に向けてリアクションを送っている。この受信端末3の構成について更に詳述する。
【0043】
図4は、図1における受信端末3の構成の一例を示すものである。図4において、放送局1からの信号は、衛星2を介して、受信部21で受信される。受信部21で、所望の信号が選択され、この信号がデコードされる。
【0044】
受信部21からは、パケットストリームが出力される。このパケットストリームは、データ分離部22に供給される。データ分離部22で、ビデオパケットと、オーディオパケットと、付加データのパケットとが分離される。
【0045】
分離されたビデオパケット、オーディオパケット、付加データのパケットは、データ処理部23に送られる。データ処理部23は、ビデオデータやオーディオデータの伸長処理を行なうと共に、付加データに対する処理を行なっている。伸長されたビデオデータ及びオーディオデータから、ビデオ信号及びオーディオ信号が形成される。このビデオ信号及びオーディオ信号は、モニタ12に供給される。
【0046】
また、データ処理部23で、付加データに基づいて、EPG画面や、マルチメディア画面が形成される。このEPG画面やマルチメディア画面がモニタ12に映出される。データ処理部23には、操作部26から入力が与えられる。
【0047】
また、データ処理部23に対して、蓄積部25が設けられる。蓄積部25には、図5に示すように、ユーザの名前、居住地、職業、年収等が視聴者の個人情報として蓄積される。
【0048】
図5Aは、ユーザIDが「#1」、名前が「鈴木太郎」、居住地が「東京都」、職業が「エンジニア」、年収が「300万円」、性別が「男」のユーザの場合の個人情報である。図5Bは、ユーザIDが「#2」、名前が「佐藤二郎」、居住地が「東京都」、職業が「教員」、年収が「500万円」、性別が「男」のユーザの場合の個人情報である。図5Cは、ユーザIDが「#3」、名前が「田中花子」、居住地が「埼玉県」、職業が「銀行員」、年収が「900万円」、性別が「女」のユーザの場合の個人情報である。
【0049】
なお、この個人情報は、図4における蓄積部25を不揮発性半導体メモリにより構成しておき、ここに、直接書き込むようにしても良い。また、ユーザがディジタル衛星放送の受信契約を行う際に発行されるカード28に個人情報を格納することが考えられる。カード28の情報は、カード駆動部29により読み取れ、データ処理部23に供給される。このようなカード28を使うようにすると、1つの受信端末3を複数のユーザで使う場合に、各ユーザ毎に個人情報を設定できる。また、このカード28をサービス会社に持ち込んで、個人情報を書き換えたりことが比較的容易に行なえるようになる。
【0050】
図4において、特定の条件の視聴者からの所望の情報内容のリアクションを要求するような番組や、視聴率調査をするような場合には、個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15により、ユーザの条件や、リアクションとして送る情報内容が設定される。このとき、ユーザの条件や情報内容を設定するのに、蓄積部25に蓄積されている個人情報(図5)が参照される。受信したプロトコル部D4とデータ部D15とにより形成されたユーザの条件が蓄積部25の個人情報に合致していたら、リアクションとして送られる情報が蓄積部25から取り出され、送信部27に向けて出力される。そして、送信部27から、インターネット4を介して、放送局1に向けて送られる。
【0051】
図6は、図4に示したような受信端末3で、放送局1から衛星2を介して送れてくるデータを受信し、リアクションを返す場合の処理の概要を示すフローチャートである。
【0052】
図6において、放送局1から衛星2を介して送られてきたデータが受信され、この受信データから、プロトコル部D14のデータとデータ部D15のデータとが取り出される(ステップS1)。そして、プロトコル部D14及びデータ部D15の情報から、リアクションを返す視聴者の条件や、リアクションとして送る情報内容が設定される(ステップS2)。蓄積部25がアクセスされ、そのユーザの個人情報が読み出される(ステップS3)。
【0053】
この個人情報がステップS2で設定された条件に適合しているか否かが判断される(ステップS4)。個人情報がステップS2で作成された条件に適合していると判断された場合には、ステップS2で設定された情報内容に基づいて、送信部27からリアクションが送信される(ステップS5)。個人情報がステップS2で設定された条件に適合していないと判断された場合には、送信部27から送信は行なわれない(ステップS6)。
【0054】
例えば、放送局1から衛星2を介して送られてきたデータを受信したとき、個人情報部D13のプロトコル部D14のデータが、図3に示したように、「居住地」、「年収」、「職業」であり、データ部D15の情報が、「東京都」、「300万」、「エンジニア」であるとする。これは、「東京都に在住しており、年収が300万円のエンジニアに対するリアクションを求める」ということを意味する。したがって、図6におけるステップS2で、居住地が「東京」、年収が「300万円」、職業が「エンジニア」がリアクションを返す条件として設定される。
【0055】
このとき、ユーザIDが「#1」のユーザの受信端末3の蓄積部25に蓄積されている視聴者の個人情報は、図5Aに示すように、名前が「鈴木太郎」、居住地が「東京都」、職業が「エンジニア」、年収が「300万円」、性別が「男」であるとすると、プロトコル部D14及びデータ部D15から設定された条件と、ユーザ個人情報は合致するため、リアクションがインターネット4を介して送信される。
【0056】
これに対して、ユーザIDが「#2」のユーザの蓄積部25に蓄積されているユーザの個人情報は、図5Bに示すように、名前が「佐藤二郎」、居住地が「東京都」、職業が「教員」、年収が「500万円」、性別が「男」となっていたとする。また、ユーザIDが「#3」のユーザの蓄積部25に蓄積されているユーザの個人情報は、図5Cに示すように、名前が「田中花子」、居住地が「埼玉県」、職業が「銀行員」、年収が「900万円」、性別が「女」となっていたとする。これらのユーザの場合には、プロトコル部D14及びデータ部D15から設定された条件と、ユーザ個人情報は合致しないため、リアクションは送信されない。
【0057】
このように、この発明が適用されたシステムにおける受信端末3では、受信したプロトコル部D14及びデータ部D15により設定された条件と、蓄積部25に蓄積されたユーザの個人情報とが比較され、条件に合致した場合にのみ、リアクションが送られるようになっている。
【0058】
次に、図1における認証局5の構成について説明する。図7は、図1における認証局5の構成の一例である。図7において、放送局1からの信号は、衛星2を介して、受信部31で受信される。受信部31で、衛星2からの信号のうちの所望の信号が選択される。
【0059】
受信部31からのパケットストリームは、データ分離部32に供給される。データ分離部32で、ビデオパケットと、オーディオパケットと、付加データのパケットとが分離される。ここで、認証局5では、特に、番組を映出する必要はないので、分離されたパケットのうち、付加データのパケットがデータ処理部33に送られ、ビデオパケットとオーディオパケットは捨てられる。勿論、認証局5側でも、番組をモニタできるようにする構成としても良い。この場合には、データ分離部32で分離されたビデオデータやオーディオデータに対する処理が行なわれる。
【0060】
データ処理部32に対して、蓄積部35が設けられる。蓄積部35には、図8に示すように、各ユーザのユーザID、名前、居住地、職業、年収の各ユーザの個人情報がプレファレンスとして蓄積されている。そして、各項目には、情報送出の許可/不許可を示す項目(可/非で示される)が設けられる。
【0061】
例えば、ユーザID「#1」は、名前が「鈴木太郎」、居住地が「東京都」、職業が「エンジニア」、年収が「300万円」、性別が「男」であり、このユーザは、居住地と、職業と、年収と、性別を送ることは許可しているが、名前を送ることを拒否している。ユーザID「#2」は、名前が「佐藤二郎」、居住地が「東京都」、職業が「教員」、年収が「500万円」、性別が「男」で、全ての項目を送ることを許可している。ユーザID「#3」は、名前が「田中花子」、居住地が「埼玉県」、職業が「銀行員」、年収が「900万円」、性別が「女」であり、このユーザは、名前と、居住地と、性別は送ることを許可しているが、職業と、年収は、送ることを拒否している。蓄積部35には、このような各ユーザの個人情報が全て格納されている。
【0062】
なお、蓄積部35の情報は、例えば、ディジタル衛星放送の受信契約時の申し込み書類に基づいて作成される。そして、この蓄積部35の情報は、容易に外部に漏洩されないように保護されている。
【0063】
図7において、特定の条件の視聴者からの所望の情報内容のリアクションを要求するような番組や、視聴率調査をするような場合には、受信した個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15により、視聴者の条件や、リアクションとして送る情報内容が設定される。
【0064】
また、インターネット4を介して、受信端末3からユーザのリアクションの個人情報が送られてくる。このリアクションは、受信部38で受信され、認証部36に送られる。
【0065】
また、認証部36には、受信した個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから形成された条件で検索された蓄積部35のプレファレンス情報が送られている。
【0066】
認証部36で、各受信端末3からリアクションとして送られてきた個人情報と、受信した個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから形成された条件で蓄積部35のプレファレンスから検索されたそのユーザの個人情報とが比較される。ここで、正当なユーザであれば、リアクションとして受信端末3から送られてきた個人情報と、受信した個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから形成された条件でプレファレンスから検索されたそのユーザの情報とは、一致しているはずである。リアクションとして受信端末3から送られてきた個人情報と、蓄積部35のプレファレンスから検索されたそのユーザの個人情報とが一致していれば、リアクションの権利があると判断される。そして、この場合には、更に、リアンクョンを送ることを許可しているか否かが判断される。そして、リアクションの権利があり、リアンクョンを送ることを許可している場合のみ、送信部37から放送局1に向けて、リアクションが送られる。
【0067】
図9は、認証局5で、受信端末3から受信したリアクションを放送局1に送るときの処理の概要を示すフローチャートである。
【0068】
図9において、放送局1から衛星2を介して送られてきたデータが受信され、この受信データから、プロトコル部D14のデータと、データ部D15のデータとが抽出される(ステップS21)。そして、プロトコル部D14及びデータ部D15の情報から、リアクションを返すことができるユーザの条件や、リアクションとして送る情報内容が設定される(ステップS22)。
【0069】
一方、各受信端末3から、インターネット4を介して、リアクションが受信されると(ステップS23)、ステップS22で設定された条件で、リアクションを返してきたユーザのプレファレンスが蓄積部35から読み出される(ステップS24)。リアクションとして受信端末3から送られてきた個人情報と、プレファレンスから読み出されたユーザの情報とが比較される(ステップS25)。リアクションとして受信端末3から送られてきた個人情報と、プレファレンスから読み出されたユーザの個人情報とが一致しているか否かが判断される(ステップS26)。
【0070】
リアクションとして受信端末3から送られてきた個人情報と、プレファレンスから読み出されたユーザの個人情報とが一致している場合には、そのユーザのプレファレンスが参照され、ユーザがその個人情報を送信することを許可しているか否かが判断される(ステップS27)。ユーザがその個人情報を送信することを許可している場合には、送信部37から放送局1に向けて、そのユーザのリアクションが送信される(ステップS28)。ユーザがその個人情報を送信することを許可していない場合には、送信部37から送信は行なわれない(ステップS29)。
【0071】
このように、この発明が適用されたディジタル衛星放送システムにおける認証局5では、各ユーザの個人情報がプレファレンスとして蓄積された蓄積部35が設けられる。そして、受信した個人情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから形成された条件で、そのユーザの個人情報が蓄積部35のプレファレンスにより参照され、各受信端末3からリアクションとして送られてきた個人情報と蓄積部35から参照されたユーザの個人情報とが比較され、そのユーザがリアクションを返す権利があるか否かが判断される。そして、更に、リアンクョンを送ることを許可しているか否かが判断される。そして、リアクションを送る権利があり、リアンクョンを返送ることを許可しているユーザの場合のみ、送信部37から放送局1に向けて、リアクションが送られる。
【0072】
これにより、ユーザ側の立場では、プライバシーが守られる。また、放送局側の立場では、ユーザの条件を設定してリアクションを返してもらう場合や、視聴率の調査をする際に、その情報の信頼性が向上するようになる。
【0073】
上述の例では、ディジタル衛星放送で説明したが、この発明は、ディジタル衛星放送に限らず、ディジタル地上波放送や、ディジタルCATV(Cable Antenna Television)放送でも、同様に適用できる。また、上述の例では、各受信端末からのリアクションをインターネットを介して各放送局に向けて送っているが、他のメディアを使うようにしても良い。
【0074】
この発明が適用されたシステムは、衛星や地上波、ケーブル等、放送局から受信端末に届けられるデータの伝送媒体を配信系、各受信端末から放送局に送るリアクションの伝送媒体を伝送系とすると、図10に示すように表すことができる。
【0075】
すなわち、このシステムは、図10に示すように、放送局101からのデータを衛星放送や地上波放送、ケーブル等の配信系102を使って各家庭の受信端末103に送り、この放送番組に対するユーザからのリアクションを、各家庭の受信端末103からインターネット等の伝送系104を介して送信し、そして、伝送系104と放送局101との間に認証局105を設け、伝送系104を介して各家庭の受信端末103から送られてきたリアクションを認証局105を介してフィルタリングして放送局101に送るような構成となる。
【0076】
このように、受信端末103側は、放送局101からのデータを配信系102を介して受け取り、リアクションを、伝送系104、認証局105を介して、放送局101に返す。したがって、このシステムでは、配信系102と伝送系104という2つの経路を使って、双方向通信が行なわれていると見做すこともできる。
【0077】
そして、認証局105を設けることにより、複数の受信端末103からのリアクションの中から、条件に合致するものがフィルタリングされて、放送局101に送られる。これにより、各受信端末103のユーザのプライバシーが保護されると共に、放送局101側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
【0078】
また、認証局105を使えば、多数のユーザからのリアクションがあった場合にも、所望の条件でリアクションをフィルタリングでき、多数のユーザからの同時にリアクションがあった場合に対応できる。
【0079】
すなわち、放送局101からの放送の配信に対して、多数の視聴者により、多数の受信端末103からリアクションがあるような場合には、図11に示すように、認証局105でそのリアクションが条件に適合するかどうかが判断され、条件に適合した場合のみ、放送局101にリアクションが送られる。このようなフィルタリング機能により、放送局101への集中的なアクセスが防止できる。
【0080】
このような、認証局を使ったシステムの運用例について、更に説明していくことにする。
【0081】
図10において、例えば、放送局101側では、現在放送している番組を見ている視聴者のユーザがどのような職業や年齢で、どこに住んでいるのかというようなユーザの志向を調査したいような場合がある。この場合、放送局101では、所望の条件に合致するユーザのリアクションを求めるために、受信端末103にプロトコルとデータとを送信する。例えば、現在放送している番組を見ている視聴者の中で、「銀行員で女性の人」はどのくらいいるのかを調査するような場合には、放送局101からは、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られる。
【0082】
図10において、放送局101からは、所望の条件に合致するユーザのリアクションを求めるためのプロトコル及びデータ、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られる。このプロトコル及びデータは、配信系102を介して、受信端末103に送られると共に、認証局105に送られる。
【0083】
受信端末103の蓄積部113には、ユーザの個人情報が格納されており、放送局1からのプロトコル及びデータが受信端末103で受信されると、蓄積部113が参照される。受信されたプロトコル及びデータで形成された条件と、蓄積部113に蓄積されている条件とが合致すると、受信端末103から放送局101に向けて、伝送系104を介して、個人情報がリアクションとして送られる。
【0084】
受信端末103からのリアクションは、伝送系104を介して、認証局105に送られる。認証局105では、放送局101から配転系102を介して送られてきたプロトコルと、データを受信しており、このプロトコルとデータから、リアクションを返すユーザの条件や、リアクションとして送る情報内容が設定されている。認証局105に受信端末103から伝送系104を介してユーザのリアクションが送られると、認証局105は、受信したプロトコルとデータからリアクションを返すユーザの条件やリアクションとして送る情報内容を設定し、蓄積部115を参照して、そのユーザのプレファレンスの個人情報を検索し、このユーザがリアクションを返す権利があるか否かを判断する。そして、認証局105は、プレファレンス情報から、ユーザがリアクションの送信を許可しているかどうかを判断し、リアクションの送信を許可している場合のみ、そのリアクションを放送局101に送る。
【0085】
例えば、放送局101からは、所望の条件に合致するユーザのリアクションを求めるためのプロトコル及びデータ、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られているとすると、この条件を満足するユーザの受信端末103から、伝送系104を介して、認証局105に、リアクションが送られてくる。
【0086】
このとき、ユーザの中には、上述の条件を満足しているが、自分の個人情報が外部に送られてしまうことを拒んでいる場合が考えられる。このようなユーザに対しては、プライバシーの保護を図るために、個人情報が外部に送られないようにする必要がある。
【0087】
前述したように、認証局105の蓄積部115に蓄積されているプレファレンスの情報(図8)には、情報送信の許可/不許可を示す項目が付加されている。これにより、このようなユーザのプライバシーの保護が図れる。
【0088】
例えば、図5及び図8に示したように、ユーザIDが「#3」のユーザは、職業が「銀行員」で、性別が「女性」である。したがって、放送局101から、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られたとすると、ユーザIDが「#3」のユーザは、この条件を満足することになり、そのユーザの受信端末103から認証局115に、個人情報がリアクションとして返される。
【0089】
ところが、このユーザは、自分の職業が送信されることを拒否しているとする。このようなユーザに対しては、プライバシーの保護を図るために、認証局105から放送局101に、そのユーザのデータが送られないようにする必要がある。
【0090】
そこで、このときには、図8に示したように、認証局105の蓄積部115に蓄積されているプレファレンスの情報中、外部への情報の送信を不許可とする項目、この場合には「職業」の項目の許可情報が、外部への送信が不許可となるように設定される。
【0091】
このようにすると、放送局101から、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られ、その条件に合致するユーザIDの受信端末103から認証局115に、個人情報がリアクションとして返されたとしても、そのユーザの個人情報は、認証局105で止められ、放送局101に送られることはなくなる。
【0092】
なお、個人情報の中には、情報が送られる人や場所によって、情報が送られるのを許可したり、拒否したりする場合がある。例えば、放送局に情報を送ることは拒否するが、公的機関に情報を送ることは許可するというような場合がある。この場合には、図12に示すように、情報を送る人や場所に応じて、その情報を送ることの許可/拒否を設定できるように、認証局105の蓄積部115のプレファレンスを設定するようにしても良い。
【0093】
ところで、受信端末103はユーザが保有しており、受信端末103から返される個人情報が常に正しいとは限らない。受信端末103の蓄積部113の個人情報が書き換えられたりする可能性も考えられる。
【0094】
しかしながら、このシステムでは、認証局105で、受信したプロトコル及びデータで、蓄積部115に蓄積されている各ユーザのプレファレンスが参照され、これにより、受信端末103からのリアクションが認証されている。これにより、信頼性の向上が図れる。
【0095】
すなわち、図10において、放送局101から、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが送られたとする。ここで、図5及び図8で示すユーザIDが「#1」のユーザや「#2」のユーザが、その受信端末103の蓄積部113の個人情報を「銀行員」、「女性」と書き換えているとする。この場合には、ユーザIDが「#1」や「#2」のユーザの受信端末103から認証局115にリアクションが返される。
【0096】
ところが、認証局105の蓄積部115のプレファレンスには、ユーザIDが「#1」のユーザの職業は「エンジニア」で性別は「男性」であり、ユーザIDが「#2」のユーザの職業は「教員」で性別は「男性」であると書かれている。したがって、この場合には、認証局105の蓄積部115のプレファレンスに書かれているユーザIDが「#1」や「#2」のユーザの職業や性別と、受信端末103からのユーザの職業や性別とが異なっているので、認証局105では、そのユーザからのリアクションは、リアクションを返す権利がないと判断される。このため、その受信端末103から送られてきたリアクションは、認証局105で止められ、放送局101に送られることはない。
【0097】
ところで、放送局101が、例えばショッピングの番組を放送しており、番組中に商品を宣伝しながら、その商品の購買者を募ったりする場合がある。また、討論番組で、その論題に対する視聴者の意見を募ったりする場合がある。また、クイズ番組で、番組の視聴者に向けてクイズを出題するような場合がある。このような場合には、受信端末103からは、個人情報の他に、買い物をする品物や、意見、クイズの回答等をメッセージとして送る必要がある。図13は、このようなメッセージを付けて、受信端末103から放送局101にリアクションを送る場合を示すものである。
【0098】
図13に示すように、放送局101からは、プロトコルとデータとが放送される。このプロトコルには、「メッセージを送信する」というようなコマンドが含まれている。なお、ここでいうメッセージとは、ユーザがキーホード等により入力したメッセージだけでなく、YES、NOボタン等を押したときに発生するデータもメッセージとして扱っている。
【0099】
例えば、放送局101で、討論番組を放映しており、討論されている論題について、東京都に住んでいる30歳以上を対象として、その論題に賛成か反対かを調べたような場合がある。この場合には、「居住地」、「年齢」、「賛成/反対のメッセージを送る」というプロトコルと、「東京都」、「30歳以上」というデータが送られる。
【0100】
この番組を見ていて、その論題についての賛成/反対の意見を送りたいと考えたユーザは、キー操作をして、メッセージを送る。このとき、そのユーザの受信端末103の蓄積部113に蓄積されている個人情報がリアクションを返すための条件に満足していれば、この場合には、そのユーザが「東京都」在住で、「30歳以上」という条件を満足していれば、そのユーザの受信端末103から、伝送系104を介して、認証局105に、個人情報のデータとメッセージがリアクションとして送られる。
【0101】
このとき、ユーザの中には、上述の条件を満足しているのであるが、自分の個人情報が外部に送られてしまうことを拒んでいる場合が考えられる。例えば、上述のように、論題についての賛成/反対の意見を送るような場合、賛成/反対のメッセージは送りたいが、自分の名前が送られることを拒否したい場合がある。
【0102】
このような場合には、認証局105の蓄積部115に蓄積されているプレファレンスの情報の情報提供の許可を示す項目、この場合には、名前の項目に、その情報を送ることが不許可であると書き込まれる。このようにすれば、受信端末103からのデータとメッセージがリアクションとして認証局105に送られたとき、認証局105で、ユーザが送りたくない情報を取り除くことができ、例えば、受信端末103は、自分の名前は放送局101に送らずに、メッセージだけを放送局101に送るようになことができる。
【0103】
また、このような番組を見ていて、ユーザの中には、メッセージを送ることができる条件を満たしていないのに、自分の意見を主張するために、受信端末103の蓄積部113の個人情報を書き換えて、メッセージを送ってくる場合が考えられる。すなわち、この場合には、「東京都」在住、「30歳以上」という条件を満たしていないのに、受信端末103の蓄積部113の個人情報を書き換えて、メッセージを送ってくることが考えられる。
【0104】
しかしながら、前述したように、このシステムでは、認証局105で、受信したプロトコル及びデータと、蓄積部115に蓄積されている各ユーザのプレファレンスにより、受信端末103からのリアクションが認証されている。このため、受信端末103の蓄積部113の個人情報を書き換えてメッセージを送っても、このメッセージは放送局101に届けられない。
【0105】
上述までの例では、受信端末103で、プロトコルとデータとを受信しているが、図14及び図15に示すように、受信端末103は、プロトコルのみを受信するようにすることも考えられる。この場合、受信端末103では、データ部で指定される条件に合致しているか否かに係わらず、プロトコルで示されるユーザ情報が蓄積部113から読み出され、認証局105に送られる。条件の設定は、全て、認証局105側で行なわれる。
【0106】
すなわち、受信端末103では、データ部で指定される条件に合致しているか否かに係わらず、プロトコルで示されるユーザ情報が蓄積部113から読み出され、認証局105に送られる。
【0107】
認証局105では、受信されたプロトコルとデータからリアクションの条件が設定される。受信端末103からリアクションとなる個人情報のデータが送られてきたら、設定されたリアクションの条件で、蓄積部115に蓄積されているプレファレンスから、リアクションを送ってきたユーザ情報が検索される。受信端末103から送られてきた情報と、蓄積部115に蓄積されているプレファレンスから検索されたユーザの個人情報とが一致しており、このユーザがその情報を放送局101に送ることを許可している場合のみ、認証局105から放送局101に、そのデータが送られる。
【0108】
この場合、受信端末103からは、条件に係わらず、プロトコルで示されるユーザ情報が認証局105に送られてくるが、認証局105で、プロトコルとデータからユーザの条件が設定されて、プレファレンスの情報が読み出されるため、条件に合致した場合のみ、受信端末103からのデータが放送局101に送られる。
【0109】
図15は、受信端末103がプロトコルのみを受信するようにすると共に、受信端末103からメッセージを送れるようにしたものである。
【0110】
この場合には、プロトコルとして、メッセージを送るという処理の仕方を含めれている。受信端末103からは、受信されたプロトコルにより、個人情報を蓄積部113に蓄積されたユーザの個人情報が読み出されて送られると共に、プロトコルで指定される処理がリアクションとして実行される。メッセージの処理については、図13に示した例と同様である。
【0111】
更に、図16及び図17に示すように、受信端末103に個人情報を蓄積せずに、全て、認証局105側で、個人情報の管理を行なうようにすることも考えられる。
【0112】
図16の例では、受信端末103では、プロトコルが受信される。受信端末103では、プロトコルで示される条件に応える場合には、トリガとして、例えば、ユーザIDが認証局105に送られる。
【0113】
認証局105では、受信されたプロトコルとデータからリアクションの条件が設定される。受信端末103からトリガ(例えばユーザID)が送られてきたら、設定された条件で、蓄積部115に蓄積されているプレファレンスから、リアクションを送ってきたユーザ情報が検索される。検索されたユーザ情報は、ユーザがその情報を放送局101に送ることを許可している場合には、認証局105から放送局101に、送られる。
【0114】
図17は、受信端末103に個人情報を蓄積せずに、全て、認証局105側で、個人情報の管理を行なうと共に、受信端末103からメッセージを送れるようにしたものである。
【0115】
図17の例では、受信端末103では、プロトコルが受信される。受信端末103では、プロトコルには、メッセージを送るという処理が含まれいる。この場合に、トリガとして、例えば、ユーザIDが認証局105に送られると共に、メッセージが認証局105に送られる。
【0116】
認証局105では、受信されたプロトコルとデータからリアクションの条件が設定される。受信端末103からトリガ(例えばユーザID)が送られてきたら、設定されたリアクションの条件で、蓄積部115に蓄積されているプレファレンスから、リアクションを送ってきたユーザの情報が検索される。検索されたユーザの情報は、ユーザがその情報を放送局101に送ることを許可している場合には、認証局105から放送局101に送られる。また、このとき、受信端末103から送られてきたメッセージが放送局101に送られる。
【0117】
このように、認証局105を設けることにより、受信端末103からリアクションの中から、条件に合致するものがフィルタリングされて、放送局101に送られる。これにより、各受信端末103のユーザのプライバシーが保護されると共に、放送局101側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
【0118】
また、認証局105を使えば、多数のユーザからのリアクションがあった場合にも、所望の条件でリアクションをフィルタリングでき、多数のユーザからの同時にリアクションがあった場合に対応できる。
【0119】
【発明の効果】
この発明によれば、放送局からプロトコルとデータとからなるリアクションを要求するための情報が送られ、この情報に基づいて、インターネットを介して、受信端末からリアクションの個人情報が返され、この受信端末からのリアクションは、認証局に送られる。認証局は、各ユーザの情報を格納する蓄積部を有し、放送局からのプロトコルとデータとからなるリアクションを要求するための情報を受信すると共、受信端末からのリアクションを受け取り、各ユーザの情報を格納する蓄積部からリアクションを送ったユーザの個人情報を読み出し、受信端末から受け取ったリアクションが特定の条件に合致しているかどうかを判断し、特定の条件を合致している場合のみ、受信端末から受け取ったリアクションを放送局に送るようにしている。
【0120】
このように、認証局を設けることにより、受信端末からリアクションが条件に合致するかどうか検証され、条件に合致している場合のみ、リアクションが放送局に送られる。これにより、各受信端末のユーザのプライバシーが保護されると共に、放送局側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムで放送されるデータの説明に用いる略線図である。
【図3】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムで放送されるプロトコル部とデータ部との説明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における受信端末の説明に用いるブロック図である。
【図5】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における受信端末の蓄積部の説明に用いる略線図である。
【図6】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における受信端末の説明に用いるフローチャートである。
【図7】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における認証局の説明に用いるブロック図である。
【図8】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における認証局の蓄積部の説明に用いる略線図である。
【図9】この発明が適用されたディジタル衛星放送システムの一例における認証局の説明に用いるフローチャートである。
【図10】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図11】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図12】この発明が適用されたシステムの説明に用いる略線図である。
【図13】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図14】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図15】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図16】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【図17】この発明が適用されたシステムの説明に用いるブロック図である。
【符号の説明】
1・・・放送局,2・・・衛星,3・・・受信端末,4・・・インターネット,5・・・認証局

Claims (14)

  1. 個人情報を要求するための情報を含む一の情報を第1の伝送媒体を使って放送する放送局と、
    放送局から上記一の情報を受信する第1の受信部、および複数の項目に区分された第1のユーザの個人情報を格納する第1の蓄積部を有し、
    上記第1の受信部によって受信した上記一の情報に含まれる、上記個人情報を要求するための情報によって設定された条件と、上記第1の蓄積部に格納された上記第1のユーザの個人情報とを比較し、上記条件に合致した上記第1のユーザの個人情報を、リアクションの個人情報として、上記放送局に向けて第2の伝送媒体を使って送る受信端末と、
    上記第2の伝送媒体上で上記受信端末と上記放送局との間に介在し、
    上記受信端末からの上記リアクションの個人情報、および上記放送局からの上記一の情報を受信する第2の受信部、並びに、複数の項目に区分された第2のユーザの個人情報および該第2のユーザの個人情報の項目ごとに情報送出を許可するか否かを設定する許可情報が格納された第2の蓄積部を有し、
    上記第2の受信部によって受信した上記一の情報に含まれる、上記個人情報を要求するための情報によって設定された条件に合致した上記第2のユーザの個人情報が、上記第2の蓄積部から読み出され、
    読み出された上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とを比較し、
    上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とが一致している場合には、上記許可情報が参照され、
    参照された上記許可情報によって設定された、上記第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されている項目に対応する項目の上記リアクションの個人情報を上記放送局に送るようにし、
    参照された上記許可情報によって設定された、上記第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されていない項目に対応する項目の上記リアクションの個人情報を上記放送局に送らないようにし、
    上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とが一致していない場合には、上記リアクションの個人情報を上記放送局に送らないようにする認証局と
    を備えた通信システム。
  2. 上記許可情報は、情報を送出する上記放送局毎に設定できるようにした請求項1記載の通信システム。
  3. 上記受信端末は、メッセージを入力するための操作部を有し、上記リアクションの個人情報に、上記操作部によって入力されたメッセージを付加して上記認証局に送信するようにし
    上記認証局は、上記第2の受信部によって、上記リアクションの個人情報と共に上記メッセージを受信し、
    上記リアクションの個人情報を上記放送局に送る場合には、上記リアクションの個人情報に上記メッセージを付加して送るようにし、
    上記リアクションの個人情報を送らないようにする場合には、上記メッセージを送らないようにする請求項1に記載の通信システム。
  4. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル衛星放送である請求項1に記載の通信システム。
  5. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル地上波放送である請求項1に記載の通信システム。
  6. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル有線放送である請求項1に記載の通信システム。
  7. 上記第2の伝送媒体は、インターネットである請求項1に記載の通信システム。
  8. 放送局は、個人情報を要求するための情報を含む一の情報を第1の伝送媒体を使って放送し、
    受信端末は、上記放送局から上記一の情報を受信する第1の受信部、および複数の項目に区分された第1のユーザの個人情報を格納する第1の蓄積部を有し、
    上記第1の受信部によって受信した上記一の情報に含まれる、上記個人情報を要求するための情報によって設定された条件と、上記第1の蓄積部に格納された上記第1のユーザの個人情報とを比較し、上記条件に合致した上記第1のユーザの個人情報を、リアクションの個人情報として、上記放送局に向けて第2の伝送媒体を使って送り
    認証局は、上記第2の伝送媒体上で、上記受信端末と上記放送局との間に介在し、
    上記受信端末からの上記リアクションの個人情報、および上記放送局からの上記一の情報を受信する第2の受信部、並びに、複数の項目に区分された第2のユーザの個人情報および該第2のユーザの個人情報の項目ごとに情報送出を許可するか否かを設定する許可情報が格納された第2の蓄積部を有し、
    上記第2の受信部によって受信した上記一の情報に含まれる、上記個人情報を要求するための情報によって設定された条件に合致した上記第2のユーザの個人情報が、上記第2の蓄積部から読み出され、
    読み出された上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とを比較し、
    上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とが一致している場合には、上記許可情報が参照され、
    参照された上記許可情報によって設定された、上記第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されている項目に対応する項目の上記リアクションの個人情報を上記放送局に送るようにし、
    参照された上記許可情報によって設定された、上記第2のユーザの個人情報の情報送出が許可されていない項目に対応する項目の上記リアクションの個人情報を上記放送局に送らないようにし、
    上記第2のユーザの個人情報と、上記リアクションの個人情報とが一致していない場合には、上記リアクションの個人情報を上記放送局に送らないようにする通信方法。
  9. 上記許可情報は、情報を送出する上記放送局毎に設定できるようにした請求項に記載の通信方法。
  10. 上記受信端末は、メッセージを入力するための操作部を有し、上記リアクションの個人情報に、上記操作部によって入力されたメッセージを付加して上記認証局に送信するようにし
    上記認証局は、上記第2の受信部によって、上記リアクションの個人情報と共に上記メッセージを受信し、
    上記リアクションの個人情報を上記放送局に送る場合には、上記リアクションの個人情報に上記メッセージを付加して送るようにし、
    上記リアクションの個人情報を送らないようにする場合には、上記メッセージを送らないようにする請求項に記載の通信方法。
  11. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル衛星放送である請求項に記載の通信方法。
  12. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル地上波放送である請求項に記載の通信方法。
  13. 上記第1の伝送媒体は、ディジタル有線放送である請求項に記載の通信方法。
  14. 上記第2の伝送媒体は、インターネットである請求項に記載の通信方法。
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