JP2001078167A - 通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置 - Google Patents
通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置Info
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Abstract
局に個人情報をリアクションとして返す場合に、ユーザ
側ではプライバシーの保護が図れるようにすると共に、
放送局側ではユーザの個人情報の信頼性を向上させるよ
うにする。 【解決手段】 放送局1からプロトコルとデータとから
なるリアクションを要求するための情報を放送する。受
信端末3は、この情報に基づいてインターネット4を介
して放送局1にリアクションを返す。受信端末3からの
リアクションは認証局5に送られる。認証局5は、各ユ
ーザの個人情報を格納する蓄積部を有し、放送局1から
のプロトコルとデータとからなるリアクションを要求す
るための情報を受信すると共、受信端末3からのリアク
ションを受け取り、蓄積部の情報を使って、リアクショ
ンが特定の条件に合致しているかどうかを判断し、特定
の条件を合致している場合のみ、受信端末3から受け取
ったリアクションを放送局1に送る。これにより、各受
信端末のユーザのプライバシーが保護されると共に、放
送局側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
Description
放送局にリアクションを返すような形態のテレビジョン
番組、例えば、視聴者参加型の番組や視聴率の調査に用
いて好適な通信システム、通信方法、受信端末装置、及
び認証局に関する。
組に参加するような形態のものがある。例えば、テレビ
ジョンショッピングの番組では、番組中に商品を宣伝し
ながら、その商品の購買者を募ったり、その商品の人気
度やその商品に関心がある客層を調べるために、視聴者
にアンケートを募ったりする場合がある。また、討論番
組では、その論題に対する視聴者の意見を募ったりする
場合がある。また、クイズ番組で、番組の視聴者に向け
てクイズを出題するような場合がある。
形態のテレビジョン番組では、全ての視聴者を対象とす
るのではなく、視聴者の条件を設定して、意見を募る場
合がある。例えば、「年齢30歳以上の男性」という条
件を設定し、この条件に当てはまる人の意見を募るよう
な場合がある。このような視聴者が番組に参加するよう
な形態のテレビジョン番組では、番組の進行に伴って、
視聴者からのリアクションが迅速に返されることが望ま
れる。
ルかアナログか、地上波放送か衛星放送かに係わらず、
基本的には、全て、放送局から視聴者への一方向通信で
ある。このため、視聴者が番組に参加するような形態の
テレビジョン番組では、視聴者から放送局に返すリアク
ションは、別の媒体を使って送る必要がある。
であるため、従来、視聴者からのリクションは、別の媒
体、例えば、電話やファクシミリ、郵便葉書や手紙を用
いて、放送局側に返されている。例えば、視聴者が番組
に参加するような形態の番組では、番組の放映中に、そ
の番組に対する窓口となる電話番号やファクシミリ番
号、郵便の宛て先等が紹介される。視聴者は、電話番号
や宛て先をメモし、電話やファクシミリ、或いは郵便葉
書や手紙で、その番組に対するリアクションを送るよう
にしている。
ションでは、即時性に欠ける。また、電話やファクシミ
リによるリアクションでは、電話回線が混み合ってい
て、視聴者からのリアクションが届きにくくなるような
ことが良くある。また、電話やファクシミリによるリア
クションでは、瞬時に視聴者のリアクションを求めた
り、視聴者の意見を分析したりすることは困難である。
が盛んに行なわれている。視聴率調査では、番組の視聴
率ばかりでなく、どのような年齢や職業の視聴者がどの
ような番組を見ているかの情報が調査されている。この
ような視聴率調査も、上述の視聴者参加番組でのリアク
ションと同様に、迅速にリアクションが返されることが
望まれる。
となる家庭に、専用の機器を取り付け、この専用の機器
を使って、放送局にリアクションが返されている。とこ
ろが、このような専用の機器を使った調査方法では、サ
ンプル調査となり、実際の視聴率との誤差が生じてく
る。また、特定の条件を設定して視聴率を調査したりす
ることが困難である。
トを使って視聴者からのリアクションを放送局側に送る
ことが考えられる。インターネットは、双方向の通信媒
体であるので、番組に対する視聴者からのリアクション
を即時に受けることができると共に、視聴者の要求や意
見を整理したり、分析したりすることが簡単に行なえ
る。
からのリアクションを送るようにした場合、多数の視聴
者から同時にリアクションがあった場合に、視聴者から
のリアクションを受けるのが困難になる。また、インタ
ーネットを使って視聴者からのリアクションを送るよう
にした場合には、視聴者のプライバシーの保護が守られ
なくなる可能性がある。
るとか、「30代の女性」とかいうような条件を設定し
て、アンケートや意見を募ったりしたとする。この場合
には、視聴者は、名前や、職業、年収、年齢、既婚か未
婚かというような個人情報をリアクションとして放送局
に送るようになる。ところが、このような個人情報を送
ってしまうと、プライバシーが守られなくなってしま
う。
vacy Preferences)において、個人からの情報発信の情
報の場合には、プライバシーの保護が求められている。
このことからも、プライバシーの保護が必要である。
してリアクションを求めた場合に、たとえその条件に合
っているかどうかを示す個人情報が送られてきたとして
も、その個人情報が本当に合っているかどうかを確認す
ることは難しい。例えば、「年収1000万円以上の
人」というような条件を設定してアンケートや意見を募
ったときに、視聴者が「年収1000万円以上である」
としてリアクションを返してきたとしても、その視聴者
の本当の年収であるかどうかは疑わしい。
には、個人情報が外部に漏れてしまい、プライバシーが
守られなくなる可能性があると共に、視聴者から個人情
報が送られてきたとしても、この個人情報が信頼できる
かどうかを確認することは困難である。
らの放送に基づいて、ユーザが放送局に個人情報をリア
クションとして返す場合に、プライバシーの保護が図れ
るようにした通信システム、通信方法、受信端末装置、
認証局装置を提供することにある。
に基づいて、ユーザが放送局に個人情報をリアクション
として返す場合に、ユーザの個人情報の信頼性を向上さ
せるようにした通信システム、通信方法、受信端末装
置、認証局装置を提供することにある。
情報を要求するための情報を含む情報を第1の伝送媒体
を使って放送する放送局と、放送局からの個人情報を要
求するための情報を含む情報を受信し、個人情報を要求
するための情報に基づいて、放送局に向けて第2の伝送
媒体を使ってリアクションの個人情報を出力する受信端
末と、第2の伝送媒体上で受信端末と放送局との間に介
在し、受信端末からのリアクションの個人情報を受信
し、受信端末からのリアクションの個人情報が所定の条
件を満たしているかどうかを検証し、所定の条件を満た
している場合には、受信端末からのリアクションの個人
情報を放送局に送る認証局とからなる通信システムであ
る。
送媒体を使って個人情報を要求するための情報を含む情
報を放送し、受信端末は、放送局からの個人情報を要求
するための情報を含む情報を受信し、個人情報を要求す
るための情報に基づいて、放送局に向けて第2の伝送媒
体を使ってリアクションの個人情報を出力し、認証局
は、第2の伝送媒体上で、受信端末と放送局との間に介
在し、受信端末からのリアクションの個人情報を受信
し、受信端末からのリアクションの個人情報が所定の条
件を満たしているかどうかを検証し、所定の条件を満た
している場合には、受信端末からのリアクションの個人
情報を放送局に送るようにした通信方法である。
報を要求するための情報を含む情報を第1の伝送媒体を
使って受信する受信手段と、ユーザの個人情報が蓄積さ
れる蓄積手段と、放送局からの個人情報を要求するため
の情報と、蓄積部の個人情報とに基づいて、放送局に送
信するリアクションの個人情報を形成する処理手段と、
リアクションの個人情報を第2の伝送媒体を使って出力
する送信手段とからなる受信端末装置である。
報を要求するための情報を含む情報を第1の伝送媒体を
使って受信する受信手段と、各受信端末のユーザの個人
情報が蓄積される蓄積手段と、各受信端末から送られて
きたリアクションの個人情報を第2の伝送媒体を使って
受信する受信手段と、放送局からの個人情報を要求する
ための情報と、蓄積部の各ユーザの個人情報とに基づい
て、受信端末からのリアクションの個人情報が所定の条
件を満たしているかを検証する検証手段と、所定の条件
を満たしている場合には、受信端末からのリアクション
の個人情報を放送局に送る送信手段とからなる認証局装
置である。
リアクションを要求するための情報が送られる。この情
報に基づいて、インターネットを介して、受信端末から
リアクションが返される。この受信端末からのリアクシ
ョンは、認証局に送られる。認証局は、各ユーザの個人
情報を格納する蓄積部を有し、放送局からのプロトコル
とデータとからなるリアクションを要求するための情報
を受信すると共、受信端末からのリアクションを受け取
り、各ユーザの個人情報を格納する蓄積部からリアクシ
ョンを送ったユーザの個人情報を読み出し、受信端末か
ら受け取ったリアクションが特定の条件に合致している
かどうかを判断し、特定の条件を合致している場合の
み、受信端末から受け取ったリアクションを放送局に送
るようにしている。
受信端末からリアクションが条件に合致するかどうか検
証され、条件に合致している場合のみ、リアクションが
放送局に送られる。これにより、各受信端末のユーザの
プライバシーが保護されると共に、放送局側では、信頼
性の高い情報を得ることができる。
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたディジタル放送システムの一例を示すものであ
る。
PEG(Moving Picture EncodingGroup )2のトラン
スポートストリームを使って、ディジタルテレビジョン
放送を行なっている。MPEG2方式は、ビデオデータ
を動き補償予測とDCT(Discrete Cosine Transform
)とにより圧縮符号化し、この圧縮されたビデオデー
タと、サブバンド符号化により圧縮されたオーディオデ
ータと、付加データとを夫々パケット化して伝送するも
のである。
すように、現行番組情報D1と、付加情報D2とが含め
られる。現行番組情報D1は、番組として映出するデー
タのパケットストリームを示す。すなわち、番組情報部
D1は、例えば、MPEG2方式で圧縮されたビデオデ
ータと、圧縮されたオーディオデータとからなる。
定番組情報部D11と、高度情報部D12と、個人情報
部D13とからなる。予定番組情報部D11は、EPG
(電子番組ガイド)と呼ばれる情報を指すもので、放送
番組の予定表を送るものである。高度情報部D12は、
文書や動画、静止画、音声、他のページ等をリンクさせ
てマルチメディア画面を形成させるもので、例えば、M
HEG(Multimedia and Hypermedia Information Codi
ng Experts Group)やXML(eXtensible Markup Lang
uage)等のようなメタ情報で記述できる。なお、これら
は、ARIB(電波産業界)により決められつつある。
リアクションとして放送局1に送ったりするような場合
に、ユーザの条件を設定したり、リアクションとして送
る個人情報を設定したりするのに用いられる。個人情報
部D13は、図2Cに示すように、更に、プロトコル部
D14と、データ部D15とからなる。プロトコル部D
14は、ユーザの条件を設定したり、情報内容を設定し
たりするための処理に必要な情報及びプログラム等であ
り、データ部D15は、実際の情報である。このような
個人情報部D13の情報もメタ言語で記述することがで
きる。
00万円のエンジニアに対するリアクション」というよ
うな場合には、図3に示すように、「居住地」、「年
収」、「職業」というようなユーザの条件を設定するた
めのものがプロトコル部D14の情報となり、「東京
都」、「年収300万」、「エンジニア」というような
実際のデータがデータ部D15の情報となる。
ことが考えられる。個人情報として必要となるプロトコ
ル部に対して、Gコードのようなコードを振る。例え
ば、居住地と性別がANDで結合しているとするなら
ば、「R1010」というコードで表されるようにす
る。つまり、プロトコル部は、Gコードの「R101
0」という番組を指定するものだけを記入することにな
る。より進んで考えると、データ部もGコードのように
することができる。
えば12GHz帯の搬送波を使って、衛星2に向けて送
信される。衛星2からの信号は、各家庭の受信端末3で
受信されると共に、認証局5で受信される。
11と、モニタ12とからなる。衛星放送受信装置11
は、IRD(Integrated Receiver Decoder )と呼ばれ
るもので、この衛星放送受信装置11は、インターネッ
トに接続可能とされる。
D内にインターネットに接続可能な機能を付加するよう
にしても良いし、IRDとパーソナルコンピュータとを
接続して、インターネットに接続できるようにしても良
い。後に説明するように、受信端末3には、個人情報を
格納するための蓄積部が必要であることや、リアクショ
ンとしてメッセージを返すようなことを考えると、衛星
放送受信装置11として、IRDとパーソナルコンピュ
ータとを接続するような構成とすることが望ましい。ま
た、IRD部分をボードやカード上に構成して、パーソ
ナルコンピュータのバスに接続するような構成としても
良い。
機である。また、衛星放送受信装置11として、パーソ
ナルコンピュータを用いた場合には、パーソナルコンピ
ュータのディスプレイをモニタ12とすることができ
る。
局1から送られてくるデータは、現行番組情報D1と、
付加情報D2とからなり、付加情報D2は、更に、予定
番組情報部D11と、高度情報部D12と、個人情報部
D13とからなる。衛星放送受信装置11で、これらの
情報がデコードされる。デコードされた番組情報部D1
の情報に基づいて、モニタ12に番組の再生画面が映出
される。
タから、更に、番組情報部D11と、高度情報部D12
と、個人情報部D13とが得られる。付加情報D2の予
定番組情報部D11として送られてきたデータに基づい
て、EPG画面が形成される。高度情報部D12として
送られてきたデータに基づいて、マルチメディア画面が
形成される。これらのデータに基づいて形成された信号
がモニタ12に送られ、モニタ12に映出される。
タに基づいて、個人情報のリアクションの処理が行なわ
れる。すなわち、リアクションを求めるような番組で
は、付加情報D2の個人情報部D13のプロトコル部D
14と、データ部D15とにより、ユーザの条件や、リ
アクションとして送る個人情報の内容が設定される。こ
れに基づいて、受信端末3からリアクションとして個人
情報が出力される。このリアクションは、インターネッ
ト4を介して、放送局1に向けて送られる。
局5でも受信されている。図2で示したように、衛星2
からの信号は、現行番組情報D1と、付加情報D2とが
あるが、認証局5では、これらのうち、付加情報D2の
みが用いられる。そして、付加情報D2の中から、個人
情報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15が
取り出される。
この蓄積部には、例えば、各ユーザの名前、居住地、職
業、年収等の各ユーザの個人情報と、各ユーザの個人情
報を送信しても良いかどうかを示す許可情報がプレファ
レンスとして蓄積されている。
て送られてくる信号が受信され、受信されたプロトコル
部D14とデータ部D15の情報から、ユーザの条件
や、リアクションとして送られる情報内容が設定され
る。また、認証局5には、インターネット4を介して、
各受信端末3からのリアクションが受信される。
部D14とデータ部D15とから設定された条件で、蓄
積部のプレファレンスの情報から、そのユーザの個人情
報が検索される。そして、検索された個人情報と、イン
ターネット4を介して送れてきたユーザの情報とが比較
され、そのユーザがリアクションを放送局1に送る権利
があるか否かが判断される。更に、認証局5で、蓄積部
に蓄積されている許可情報が参照され、そのユーザの個
人情報を放送局1に送信しても良いかどうかが判断され
る。そして、リアクションを放送局1に送る権利がある
と判断され、個人情報を送信しても良という許可情報が
ある場合にのみ、そのユーザのリアクションが認証局5
から放送局1に送られる。
伝送は、インターネットを使っても良いし、専用回線を
用いるようにしても良い。
タル衛星放送システムでは、受信端末3は、放送局1か
ら衛星2を介して送られてくるデータを受信し、インタ
ーネット4を介して放送局1に向けてリアクションを送
っている。この受信端末3の構成について更に詳述す
る。
一例を示すものである。図4において、放送局1からの
信号は、衛星2を介して、受信部21で受信される。受
信部21で、所望の信号が選択され、この信号がデコー
ドされる。
出力される。このパケットストリームは、データ分離部
22に供給される。データ分離部22で、ビデオパケッ
トと、オーディオパケットと、付加データのパケットと
が分離される。
ケット、付加データのパケットは、データ処理部23に
送られる。データ処理部23は、ビデオデータやオーデ
ィオデータの伸長処理を行なうと共に、付加データに対
する処理を行なっている。伸長されたビデオデータ及び
オーディオデータから、ビデオ信号及びオーディオ信号
が形成される。このビデオ信号及びオーディオ信号は、
モニタ12に供給される。
基づいて、EPG画面や、マルチメディア画面が形成さ
れる。このEPG画面やマルチメディア画面がモニタ1
2に映出される。データ処理部23には、操作部26か
ら入力が与えられる。
25が設けられる。蓄積部25には、図5に示すよう
に、ユーザの名前、居住地、職業、年収等が視聴者の個
人情報として蓄積される。
「鈴木太郎」、居住地が「東京都」、職業が「エンジニ
ア」、年収が「300万円」、性別が「男」のユーザの
場合の個人情報である。図5Bは、ユーザIDが「#
2」、名前が「佐藤二郎」、居住地が「東京都」、職業
が「教員」、年収が「500万円」、性別が「男」のユ
ーザの場合の個人情報である。図5Cは、ユーザIDが
「#3」、名前が「田中花子」、居住地が「埼玉県」、
職業が「銀行員」、年収が「900万円」、性別が
「女」のユーザの場合の個人情報である。
部25を不揮発性半導体メモリにより構成しておき、こ
こに、直接書き込むようにしても良い。また、ユーザが
ディジタル衛星放送の受信契約を行う際に発行されるカ
ード28に個人情報を格納することが考えられる。カー
ド28の情報は、カード駆動部29により読み取れ、デ
ータ処理部23に供給される。このようなカード28を
使うようにすると、1つの受信端末3を複数のユーザで
使う場合に、各ユーザ毎に個人情報を設定できる。ま
た、このカード28をサービス会社に持ち込んで、個人
情報を書き換えたりことが比較的容易に行なえるように
なる。
所望の情報内容のリアクションを要求するような番組
や、視聴率調査をするような場合には、個人情報部D1
3のプロトコル部D14とデータ部D15により、ユー
ザの条件や、リアクションとして送る情報内容が設定さ
れる。このとき、ユーザの条件や情報内容を設定するの
に、蓄積部25に蓄積されている個人情報(図5)が参
照される。受信したプロトコル部D4とデータ部D15
とにより形成されたユーザの条件が蓄積部25の個人情
報に合致していたら、リアクションとして送られる情報
が蓄積部25から取り出され、送信部27に向けて出力
される。そして、送信部27から、インターネット4を
介して、放送局1に向けて送られる。
で、放送局1から衛星2を介して送れてくるデータを受
信し、リアクションを返す場合の処理の概要を示すフロ
ーチャートである。
て送られてきたデータが受信され、この受信データか
ら、プロトコル部D14のデータとデータ部D15のデ
ータとが取り出される(ステップS1)。そして、プロ
トコル部D14及びデータ部D15の情報から、リアク
ションを返す視聴者の条件や、リアクションとして送る
情報内容が設定される(ステップS2)。蓄積部25が
アクセスされ、そのユーザの個人情報が読み出される
(ステップS3)。
条件に適合しているか否かが判断される(ステップS
4)。個人情報がステップS2で作成された条件に適合
していると判断された場合には、ステップS2で設定さ
れた情報内容に基づいて、送信部27からリアクション
が送信される(ステップS5)。個人情報がステップS
2で設定された条件に適合していないと判断された場合
には、送信部27から送信は行なわれない(ステップS
6)。
れてきたデータを受信したとき、個人情報部D13のプ
ロトコル部D14のデータが、図3に示したように、
「居住地」、「年収」、「職業」であり、データ部D1
5の情報が、「東京都」、「300万」、「エンジニ
ア」であるとする。これは、「東京都に在住しており、
年収が300万円のエンジニアに対するリアクションを
求める」ということを意味する。したがって、図6にお
けるステップS2で、居住地が「東京」、年収が「30
0万円」、職業が「エンジニア」がリアクションを返す
条件として設定される。
の受信端末3の蓄積部25に蓄積されている視聴者の個
人情報は、図5Aに示すように、名前が「鈴木太郎」、
居住地が「東京都」、職業が「エンジニア」、年収が
「300万円」、性別が「男」であるとすると、プロト
コル部D14及びデータ部D15から設定された条件
と、ユーザ個人情報は合致するため、リアクションがイ
ンターネット4を介して送信される。
ーザの蓄積部25に蓄積されているユーザの個人情報
は、図5Bに示すように、名前が「佐藤二郎」、居住地
が「東京都」、職業が「教員」、年収が「500万
円」、性別が「男」となっていたとする。また、ユーザ
IDが「#3」のユーザの蓄積部25に蓄積されている
ユーザの個人情報は、図5Cに示すように、名前が「田
中花子」、居住地が「埼玉県」、職業が「銀行員」、年
収が「900万円」、性別が「女」となっていたとす
る。これらのユーザの場合には、プロトコル部D14及
びデータ部D15から設定された条件と、ユーザ個人情
報は合致しないため、リアクションは送信されない。
ムにおける受信端末3では、受信したプロトコル部D1
4及びデータ部D15により設定された条件と、蓄積部
25に蓄積されたユーザの個人情報とが比較され、条件
に合致した場合にのみ、リアクションが送られるように
なっている。
て説明する。図7は、図1における認証局5の構成の一
例である。図7において、放送局1からの信号は、衛星
2を介して、受信部31で受信される。受信部31で、
衛星2からの信号のうちの所望の信号が選択される。
データ分離部32に供給される。データ分離部32で、
ビデオパケットと、オーディオパケットと、付加データ
のパケットとが分離される。ここで、認証局5では、特
に、番組を映出する必要はないので、分離されたパケッ
トのうち、付加データのパケットがデータ処理部33に
送られ、ビデオパケットとオーディオパケットは捨てら
れる。勿論、認証局5側でも、番組をモニタできるよう
にする構成としても良い。この場合には、データ分離部
32で分離されたビデオデータやオーディオデータに対
する処理が行なわれる。
設けられる。蓄積部35には、図8に示すように、各ユ
ーザのユーザID、名前、居住地、職業、年収の各ユー
ザの個人情報がプレファレンスとして蓄積されている。
そして、各項目には、情報送出の許可/不許可を示す項
目(可/非で示される)が設けられる。
「鈴木太郎」、居住地が「東京都」、職業が「エンジニ
ア」、年収が「300万円」、性別が「男」であり、こ
のユーザは、居住地と、職業と、年収と、性別を送るこ
とは許可しているが、名前を送ることを拒否している。
ユーザID「#2」は、名前が「佐藤二郎」、居住地が
「東京都」、職業が「教員」、年収が「500万円」、
性別が「男」で、全ての項目を送ることを許可してい
る。ユーザID「#3」は、名前が「田中花子」、居住
地が「埼玉県」、職業が「銀行員」、年収が「900万
円」、性別が「女」であり、このユーザは、名前と、居
住地と、性別は送ることを許可しているが、職業と、年
収は、送ることを拒否している。蓄積部35には、この
ような各ユーザの個人情報が全て格納されている。
ジタル衛星放送の受信契約時の申し込み書類に基づいて
作成される。そして、この蓄積部35の情報は、容易に
外部に漏洩されないように保護されている。
所望の情報内容のリアクションを要求するような番組
や、視聴率調査をするような場合には、受信した個人情
報部D13のプロトコル部D14とデータ部D15によ
り、視聴者の条件や、リアクションとして送る情報内容
が設定される。
末3からユーザのリアクションの個人情報が送られてく
る。このリアクションは、受信部38で受信され、認証
部36に送られる。
部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから
形成された条件で検索された蓄積部35のプレファレン
ス情報が送られている。
ョンとして送られてきた個人情報と、受信した個人情報
部D13のプロトコル部D14とデータ部D15とから
形成された条件で蓄積部35のプレファレンスから検索
されたそのユーザの個人情報とが比較される。ここで、
正当なユーザであれば、リアクションとして受信端末3
から送られてきた個人情報と、受信した個人情報部D1
3のプロトコル部D14とデータ部D15とから形成さ
れた条件でプレファレンスから検索されたそのユーザの
情報とは、一致しているはずである。リアクションとし
て受信端末3から送られてきた個人情報と、蓄積部35
のプレファレンスから検索されたそのユーザの個人情報
とが一致していれば、リアクションの権利があると判断
される。そして、この場合には、更に、リアンクョンを
送ることを許可しているか否かが判断される。そして、
リアクションの権利があり、リアンクョンを送ることを
許可している場合のみ、送信部37から放送局1に向け
て、リアクションが送られる。
したリアクションを放送局1に送るときの処理の概要を
示すフローチャートである。
て送られてきたデータが受信され、この受信データか
ら、プロトコル部D14のデータと、データ部D15の
データとが抽出される(ステップS21)。そして、プ
ロトコル部D14及びデータ部D15の情報から、リア
クションを返すことができるユーザの条件や、リアクシ
ョンとして送る情報内容が設定される(ステップS2
2)。
4を介して、リアクションが受信されると(ステップS
23)、ステップS22で設定された条件で、リアクシ
ョンを返してきたユーザのプレファレンスが蓄積部35
から読み出される(ステップS24)。リアクションと
して受信端末3から送られてきた個人情報と、プレファ
レンスから読み出されたユーザの情報とが比較される
(ステップS25)。リアクションとして受信端末3か
ら送られてきた個人情報と、プレファレンスから読み出
されたユーザの個人情報とが一致しているか否かが判断
される(ステップS26)。
てきた個人情報と、プレファレンスから読み出されたユ
ーザの個人情報とが一致している場合には、そのユーザ
のプレファレンスが参照され、ユーザがその個人情報を
送信することを許可しているか否かが判断される(ステ
ップS27)。ユーザがその個人情報を送信することを
許可している場合には、送信部37から放送局1に向け
て、そのユーザのリアクションが送信される(ステップ
S28)。ユーザがその個人情報を送信することを許可
していない場合には、送信部37から送信は行なわれな
い(ステップS29)。
タル衛星放送システムにおける認証局5では、各ユーザ
の個人情報がプレファレンスとして蓄積された蓄積部3
5が設けられる。そして、受信した個人情報部D13の
プロトコル部D14とデータ部D15とから形成された
条件で、そのユーザの個人情報が蓄積部35のプレファ
レンスにより参照され、各受信端末3からリアクション
として送られてきた個人情報と蓄積部35から参照され
たユーザの個人情報とが比較され、そのユーザがリアク
ションを返す権利があるか否かが判断される。そして、
更に、リアンクョンを送ることを許可しているか否かが
判断される。そして、リアクションを送る権利があり、
リアンクョンを返送ることを許可しているユーザの場合
のみ、送信部37から放送局1に向けて、リアクション
が送られる。
バシーが守られる。また、放送局側の立場では、ユーザ
の条件を設定してリアクションを返してもらう場合や、
視聴率の調査をする際に、その情報の信頼性が向上する
ようになる。
したが、この発明は、ディジタル衛星放送に限らず、デ
ィジタル地上波放送や、ディジタルCATV(Cable An
tenna Television)放送でも、同様に適用できる。ま
た、上述の例では、各受信端末からのリアクションをイ
ンターネットを介して各放送局に向けて送っているが、
他のメディアを使うようにしても良い。
地上波、ケーブル等、放送局から受信端末に届けられる
データの伝送媒体を配信系、各受信端末から放送局に送
るリアクションの伝送媒体を伝送系とすると、図10に
示すように表すことができる。
ように、放送局101からのデータを衛星放送や地上波
放送、ケーブル等の配信系102を使って各家庭の受信
端末103に送り、この放送番組に対するユーザからの
リアクションを、各家庭の受信端末103からインター
ネット等の伝送系104を介して送信し、そして、伝送
系104と放送局101との間に認証局105を設け、
伝送系104を介して各家庭の受信端末103から送ら
れてきたリアクションを認証局105を介してフィルタ
リングして放送局101に送るような構成となる。
101からのデータを配信系102を介して受け取り、
リアクションを、伝送系104、認証局105を介し
て、放送局101に返す。したがって、このシステムで
は、配信系102と伝送系104という2つの経路を使
って、双方向通信が行なわれていると見做すこともでき
る。
り、複数の受信端末103からのリアクションの中か
ら、条件に合致するものがフィルタリングされて、放送
局101に送られる。これにより、各受信端末103の
ユーザのプライバシーが保護されると共に、放送局10
1側では、信頼性の高い情報を得ることができる。
ザからのリアクションがあった場合にも、所望の条件で
リアクションをフィルタリングでき、多数のユーザから
の同時にリアクションがあった場合に対応できる。
に対して、多数の視聴者により、多数の受信端末103
からリアクションがあるような場合には、図11に示す
ように、認証局105でそのリアクションが条件に適合
するかどうかが判断され、条件に適合した場合のみ、放
送局101にリアクションが送られる。このようなフィ
ルタリング機能により、放送局101への集中的なアク
セスが防止できる。
用例について、更に説明していくことにする。
では、現在放送している番組を見ている視聴者のユーザ
がどのような職業や年齢で、どこに住んでいるのかとい
うようなユーザの志向を調査したいような場合がある。
この場合、放送局101では、所望の条件に合致するユ
ーザのリアクションを求めるために、受信端末103に
プロトコルとデータとを送信する。例えば、現在放送し
ている番組を見ている視聴者の中で、「銀行員で女性の
人」はどのくらいいるのかを調査するような場合には、
放送局101からは、「職業」、「性別」のリアクショ
ンを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」
というデータが送られる。
望の条件に合致するユーザのリアクションを求めるため
のプロトコル及びデータ、例えば、「職業」、「性別」
のリアクションを求めるというプロトコルと、「銀行
員」、「女性」というデータが送られる。このプロトコ
ル及びデータは、配信系102を介して、受信端末10
3に送られると共に、認証局105に送られる。
ザの個人情報が格納されており、放送局1からのプロト
コル及びデータが受信端末103で受信されると、蓄積
部113が参照される。受信されたプロトコル及びデー
タで形成された条件と、蓄積部113に蓄積されている
条件とが合致すると、受信端末103から放送局101
に向けて、伝送系104を介して、個人情報がリアクシ
ョンとして送られる。
送系104を介して、認証局105に送られる。認証局
105では、放送局101から配転系102を介して送
られてきたプロトコルと、データを受信しており、この
プロトコルとデータから、リアクションを返すユーザの
条件や、リアクションとして送る情報内容が設定されて
いる。認証局105に受信端末103から伝送系104
を介してユーザのリアクションが送られると、認証局1
05は、受信したプロトコルとデータからリアクション
を返すユーザの条件やリアクションとして送る情報内容
を設定し、蓄積部115を参照して、そのユーザのプレ
ファレンスの個人情報を検索し、このユーザがリアクシ
ョンを返す権利があるか否かを判断する。そして、認証
局105は、プレファレンス情報から、ユーザがリアク
ションの送信を許可しているかどうかを判断し、リアク
ションの送信を許可している場合のみ、そのリアクショ
ンを放送局101に送る。
に合致するユーザのリアクションを求めるためのプロト
コル及びデータ、例えば、「職業」、「性別」のリアク
ションを求めるというプロトコルと、「銀行員」、「女
性」というデータが送られているとすると、この条件を
満足するユーザの受信端末103から、伝送系104を
介して、認証局105に、リアクションが送られてく
る。
満足しているが、自分の個人情報が外部に送られてしま
うことを拒んでいる場合が考えられる。このようなユー
ザに対しては、プライバシーの保護を図るために、個人
情報が外部に送られないようにする必要がある。
15に蓄積されているプレファレンスの情報(図8)に
は、情報送信の許可/不許可を示す項目が付加されてい
る。これにより、このようなユーザのプライバシーの保
護が図れる。
ーザIDが「#3」のユーザは、職業が「銀行員」で、
性別が「女性」である。したがって、放送局101か
ら、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求め
るというプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデ
ータが送られたとすると、ユーザIDが「#3」のユー
ザは、この条件を満足することになり、そのユーザの受
信端末103から認証局115に、個人情報がリアクシ
ョンとして返される。
信されることを拒否しているとする。このようなユーザ
に対しては、プライバシーの保護を図るために、認証局
105から放送局101に、そのユーザのデータが送ら
れないようにする必要がある。
に、認証局105の蓄積部115に蓄積されているプレ
ファレンスの情報中、外部への情報の送信を不許可とす
る項目、この場合には「職業」の項目の許可情報が、外
部への送信が不許可となるように設定される。
えば、「職業」、「性別」のリアクションを求めるとい
うプロトコルと、「銀行員」、「女性」というデータが
送られ、その条件に合致するユーザIDの受信端末10
3から認証局115に、個人情報がリアクションとして
返されたとしても、そのユーザの個人情報は、認証局1
05で止められ、放送局101に送られることはなくな
る。
人や場所によって、情報が送られるのを許可したり、拒
否したりする場合がある。例えば、放送局に情報を送る
ことは拒否するが、公的機関に情報を送ることは許可す
るというような場合がある。この場合には、図12に示
すように、情報を送る人や場所に応じて、その情報を送
ることの許可/拒否を設定できるように、認証局105
の蓄積部115のプレファレンスを設定するようにして
も良い。
しており、受信端末103から返される個人情報が常に
正しいとは限らない。受信端末103の蓄積部113の
個人情報が書き換えられたりする可能性も考えられる。
105で、受信したプロトコル及びデータで、蓄積部1
15に蓄積されている各ユーザのプレファレンスが参照
され、これにより、受信端末103からのリアクション
が認証されている。これにより、信頼性の向上が図れ
る。
から、例えば、「職業」、「性別」のリアクションを求
めるというプロトコルと、「銀行員」、「女性」という
データが送られたとする。ここで、図5及び図8で示す
ユーザIDが「#1」のユーザや「#2」のユーザが、
その受信端末103の蓄積部113の個人情報を「銀行
員」、「女性」と書き換えているとする。この場合に
は、ユーザIDが「#1」や「#2」のユーザの受信端
末103から認証局115にリアクションが返される。
プレファレンスには、ユーザIDが「#1」のユーザの
職業は「エンジニア」で性別は「男性」であり、ユーザ
IDが「#2」のユーザの職業は「教員」で性別は「男
性」であると書かれている。したがって、この場合に
は、認証局105の蓄積部115のプレファレンスに書
かれているユーザIDが「#1」や「#2」のユーザの
職業や性別と、受信端末103からのユーザの職業や性
別とが異なっているので、認証局105では、そのユー
ザからのリアクションは、リアクションを返す権利がな
いと判断される。このため、その受信端末103から送
られてきたリアクションは、認証局105で止められ、
放送局101に送られることはない。
ピングの番組を放送しており、番組中に商品を宣伝しな
がら、その商品の購買者を募ったりする場合がある。ま
た、討論番組で、その論題に対する視聴者の意見を募っ
たりする場合がある。また、クイズ番組で、番組の視聴
者に向けてクイズを出題するような場合がある。このよ
うな場合には、受信端末103からは、個人情報の他
に、買い物をする品物や、意見、クイズの回答等をメッ
セージとして送る必要がある。図13は、このようなメ
ッセージを付けて、受信端末103から放送局101に
リアクションを送る場合を示すものである。
は、プロトコルとデータとが放送される。このプロトコ
ルには、「メッセージを送信する」というようなコマン
ドが含まれている。なお、ここでいうメッセージとは、
ユーザがキーホード等により入力したメッセージだけで
なく、YES、NOボタン等を押したときに発生するデ
ータもメッセージとして扱っている。
しており、討論されている論題について、東京都に住ん
でいる30歳以上を対象として、その論題に賛成か反対
かを調べたような場合がある。この場合には、「居住
地」、「年齢」、「賛成/反対のメッセージを送る」と
いうプロトコルと、「東京都」、「30歳以上」という
データが送られる。
賛成/反対の意見を送りたいと考えたユーザは、キー操
作をして、メッセージを送る。このとき、そのユーザの
受信端末103の蓄積部113に蓄積されている個人情
報がリアクションを返すための条件に満足していれば、
この場合には、そのユーザが「東京都」在住で、「30
歳以上」という条件を満足していれば、そのユーザの受
信端末103から、伝送系104を介して、認証局10
5に、個人情報のデータとメッセージがリアクションと
して送られる。
満足しているのであるが、自分の個人情報が外部に送ら
れてしまうことを拒んでいる場合が考えられる。例え
ば、上述のように、論題についての賛成/反対の意見を
送るような場合、賛成/反対のメッセージは送りたい
が、自分の名前が送られることを拒否したい場合があ
る。
部115に蓄積されているプレファレンスの情報の情報
提供の許可を示す項目、この場合には、名前の項目に、
その情報を送ることが不許可であると書き込まれる。こ
のようにすれば、受信端末103からのデータとメッセ
ージがリアクションとして認証局105に送られたと
き、認証局105で、ユーザが送りたくない情報を取り
除くことができ、例えば、受信端末103は、自分の名
前は放送局101に送らずに、メッセージだけを放送局
101に送るようになことができる。
の中には、メッセージを送ることができる条件を満たし
ていないのに、自分の意見を主張するために、受信端末
103の蓄積部113の個人情報を書き換えて、メッセ
ージを送ってくる場合が考えられる。すなわち、この場
合には、「東京都」在住、「30歳以上」という条件を
満たしていないのに、受信端末103の蓄積部113の
個人情報を書き換えて、メッセージを送ってくることが
考えられる。
テムでは、認証局105で、受信したプロトコル及びデ
ータと、蓄積部115に蓄積されている各ユーザのプレ
ファレンスにより、受信端末103からのリアクション
が認証されている。このため、受信端末103の蓄積部
113の個人情報を書き換えてメッセージを送っても、
このメッセージは放送局101に届けられない。
ロトコルとデータとを受信しているが、図14及び図1
5に示すように、受信端末103は、プロトコルのみを
受信するようにすることも考えられる。この場合、受信
端末103では、データ部で指定される条件に合致して
いるか否かに係わらず、プロトコルで示されるユーザ情
報が蓄積部113から読み出され、認証局105に送ら
れる。条件の設定は、全て、認証局105側で行なわれ
る。
で指定される条件に合致しているか否かに係わらず、プ
ロトコルで示されるユーザ情報が蓄積部113から読み
出され、認証局105に送られる。
とデータからリアクションの条件が設定される。受信端
末103からリアクションとなる個人情報のデータが送
られてきたら、設定されたリアクションの条件で、蓄積
部115に蓄積されているプレファレンスから、リアク
ションを送ってきたユーザ情報が検索される。受信端末
103から送られてきた情報と、蓄積部115に蓄積さ
れているプレファレンスから検索されたユーザの個人情
報とが一致しており、このユーザがその情報を放送局1
01に送ることを許可している場合のみ、認証局105
から放送局101に、そのデータが送られる。
係わらず、プロトコルで示されるユーザ情報が認証局1
05に送られてくるが、認証局105で、プロトコルと
データからユーザの条件が設定されて、プレファレンス
の情報が読み出されるため、条件に合致した場合のみ、
受信端末103からのデータが放送局101に送られ
る。
みを受信するようにすると共に、受信端末103からメ
ッセージを送れるようにしたものである。
ージを送るという処理の仕方を含めれている。受信端末
103からは、受信されたプロトコルにより、個人情報
を蓄積部113に蓄積されたユーザの個人情報が読み出
されて送られると共に、プロトコルで指定される処理が
リアクションとして実行される。メッセージの処理につ
いては、図13に示した例と同様である。
信端末103に個人情報を蓄積せずに、全て、認証局1
05側で、個人情報の管理を行なうようにすることも考
えられる。
ロトコルが受信される。受信端末103では、プロトコ
ルで示される条件に応える場合には、トリガとして、例
えば、ユーザIDが認証局105に送られる。
とデータからリアクションの条件が設定される。受信端
末103からトリガ(例えばユーザID)が送られてき
たら、設定された条件で、蓄積部115に蓄積されてい
るプレファレンスから、リアクションを送ってきたユー
ザ情報が検索される。検索されたユーザ情報は、ユーザ
がその情報を放送局101に送ることを許可している場
合には、認証局105から放送局101に、送られる。
積せずに、全て、認証局105側で、個人情報の管理を
行なうと共に、受信端末103からメッセージを送れる
ようにしたものである。
ロトコルが受信される。受信端末103では、プロトコ
ルには、メッセージを送るという処理が含まれいる。こ
の場合に、トリガとして、例えば、ユーザIDが認証局
105に送られると共に、メッセージが認証局105に
送られる。
とデータからリアクションの条件が設定される。受信端
末103からトリガ(例えばユーザID)が送られてき
たら、設定されたリアクションの条件で、蓄積部115
に蓄積されているプレファレンスから、リアクションを
送ってきたユーザの情報が検索される。検索されたユー
ザの情報は、ユーザがその情報を放送局101に送るこ
とを許可している場合には、認証局105から放送局1
01に送られる。また、このとき、受信端末103から
送られてきたメッセージが放送局101に送られる。
より、受信端末103からリアクションの中から、条件
に合致するものがフィルタリングされて、放送局101
に送られる。これにより、各受信端末103のユーザの
プライバシーが保護されると共に、放送局101側で
は、信頼性の高い情報を得ることができる。
ザからのリアクションがあった場合にも、所望の条件で
リアクションをフィルタリングでき、多数のユーザから
の同時にリアクションがあった場合に対応できる。
ルとデータとからなるリアクションを要求するための情
報が送られ、この情報に基づいて、インターネットを介
して、受信端末からリアクションの個人情報が返され、
この受信端末からのリアクションは、認証局に送られ
る。認証局は、各ユーザの情報を格納する蓄積部を有
し、放送局からのプロトコルとデータとからなるリアク
ションを要求するための情報を受信すると共、受信端末
からのリアクションを受け取り、各ユーザの情報を格納
する蓄積部からリアクションを送ったユーザの個人情報
を読み出し、受信端末から受け取ったリアクションが特
定の条件に合致しているかどうかを判断し、特定の条件
を合致している場合のみ、受信端末から受け取ったリア
クションを放送局に送るようにしている。
受信端末からリアクションが条件に合致するかどうか検
証され、条件に合致している場合のみ、リアクションが
放送局に送られる。これにより、各受信端末のユーザの
プライバシーが保護されると共に、放送局側では、信頼
性の高い情報を得ることができる。
テムの一例のブロック図である。
テムで放送されるデータの説明に用いる略線図である。
テムで放送されるプロトコル部とデータ部との説明に用
いる略線図である。
テムの一例における受信端末の説明に用いるブロック図
である。
テムの一例における受信端末の蓄積部の説明に用いる略
線図である。
テムの一例における受信端末の説明に用いるフローチャ
ートである。
テムの一例における認証局の説明に用いるブロック図で
ある。
テムの一例における認証局の蓄積部の説明に用いる略線
図である。
テムの一例における認証局の説明に用いるフローチャー
トである。
るブロック図である。
るブロック図である。
る略線図である。
るブロック図である。
るブロック図である。
るブロック図である。
るブロック図である。
るブロック図である。
・・・インターネット,5・・・認証局
Claims (26)
- 【請求項1】 個人情報を要求するための情報を含む情
報を第1の伝送媒体を使って放送する放送局と、 上記放送局からの個人情報を要求するための情報を含む
情報を受信し、上記個人情報を要求するための情報に基
づいて、上記放送局に向けて第2の伝送媒体を使ってリ
アクションの個人情報を出力する受信端末と、 上記第2の伝送媒体上で受信端末と上記放送局との間に
介在し、上記受信端末からのリアクションの個人情報を
受信し、上記受信端末からのリアクションの個人情報が
所定の条件を満たしているかどうかを検証し、上記所定
の条件を満たしている場合には、上記受信端末からのリ
アクションの個人情報を上記放送局に送る認証局とから
なる通信システム。 - 【請求項2】 上記認証局は、上記放送局からの個人情
報を要求するための情報を含む情報を受信すると共に、 上記受信端末の各ユーザの個人情報を格納する蓄積部を
有し、 上記放送局からの上記個人情報を要求するための情報
と、上記蓄積部に格納されている各ユーザの個人情報に
基づいて、上記受信端末からのリアクションの個人情報
が所定の条件を満たしているかを検証するようにした請
求項1に記載の通信システム。 - 【請求項3】 上記認証局の上記蓄積部には、更に、上
記各ユーザの個人情報の送出を許可するか否かの許可情
報が含まれており、 上記認証局は、上記許可情報に応じて、上記各ユーザの
個人情報の送出を制限するようにした請求項2に記載の
通信システム。 - 【請求項4】 上記許可情報は、情報を送出する相手方
毎に設定できるようにした請求項3に記載の通信システ
ム。 - 【請求項5】 上記受信端末は、上記受信端末のユーザ
の個人情報を格納する蓄積部を有し、上記放送局からの
上記個人情報を要求するための情報と、上記蓄積部に格
納されている個人情報に基づいて、リアクションの個人
情報を送信するようにした請求項1に記載の通信システ
ム。 - 【請求項6】 上記放送局から送信される個人情報を要
求するための情報は、リアクションの条件や処理を設定
するためのプロトコル部と、実際の情報を示すデータ部
とからなる請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項7】 上記受信端末は、リアクションの個人情
報にメッセージを付加して送信するようにした請求項1
に記載の通信システム。 - 【請求項8】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル衛星
放送である請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項9】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル地上
波放送である請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項10】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル有
線放送である請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項11】 上記第2の伝送媒体は、インターネッ
トである請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項12】 放送局は、第1の伝送媒体を使って個
人情報を要求するための情報を含む情報を放送し、 受信端末は、上記放送局からの個人情報を要求するため
の情報を含む情報を受信し、上記個人情報を要求するた
めの情報に基づいて、上記放送局に向けて第2の伝送媒
体を使ってリアクションの個人情報を出力し、 認証局は、上記第2の伝送媒体上で、受信端末と上記放
送局との間に介在し、上記受信端末からのリアクション
の個人情報を受信し、上記受信端末からのリアクション
の個人情報が所定の条件を満たしているかどうかを検証
し、上記所定の条件を満たしている場合には、上記受信
端末からのリアクションの個人情報を上記放送局に送る
ようにした通信方法。 - 【請求項13】 上記認証局は、上記放送局からの個人
情報を要求するための情報を含む情報を受信すると共
に、 上記受信端末の各ユーザの個人情報を格納する蓄積部を
有し、 上記放送局からの上記個人情報を要求するための情報
と、上記蓄積部に格納されている各ユーザの個人情報に
基づいて、上記受信端末からのリアクションの個人情報
が所定の条件を満たしているかを検証するようにした請
求項12に記載の通信方法。 - 【請求項14】 上記認証局の上記蓄積部には、更に、
上記各ユーザの個人情報の送出を許可するか否かの許可
情報が含まれており、 上記認証局は、上記許可情報に応じて、上記各ユーザの
個人情報の送出を制限するようにした請求項13に記載
の通信方法。 - 【請求項15】 上記許可情報は、情報を送出する相手
方毎に設定できるようにした請求項14に記載の通信方
法。 - 【請求項16】 上記受信端末は、上記受信端末のユー
ザの個人情報を格納する蓄積部を有し、上記放送局から
の上記個人情報を要求するための情報と、上記蓄積部に
格納されている個人情報に基づいて、リアクションの個
人情報を送信するようにした請求項12に記載の通信方
法。 - 【請求項17】 上記放送局から送信される個人情報を
要求するための情報は、リアクションの条件や処理を設
定するためのプロトコル部と、実際の情報を示すデータ
部とからなる請求項12に記載の通信方法。 - 【請求項18】 上記受信端末は、リアクションの個人
情報にメッセージを付加して送信するようにした請求項
12に記載の通信方法。 - 【請求項19】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル衛
星放送である請求項12に記載の通信方法。 - 【請求項20】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル地
上波放送である請求項12に記載の通信方法。 - 【請求項21】 上記第1の伝送媒体は、ディジタル有
線放送である請求項12に記載の通信方法。 - 【請求項22】 上記第2の伝送媒体は、インターネッ
トである請求項12に記載の通信方法。 - 【請求項23】 放送局からの個人情報を要求するため
の情報を含む情報を第1の伝送媒体を使って受信する受
信手段と、 ユーザの個人情報が蓄積される蓄積手段と、 上記放送局からの個人情報を要求するための情報と、上
記蓄積部の個人情報とに基づいて、上記放送局に送信す
るリアクションの個人情報を形成する処理手段と、 上記リアクションの個人情報を第2の伝送媒体を使って
出力する送信手段とからなる受信端末装置。 - 【請求項24】 上記放送局から送信される個人情報を
要求するための情報は、リアクションの条件や処理を設
定するためのプロトコル部と、実際の情報を示すデータ
部とからなる請求項23に記載の受信端末装置。 - 【請求項25】 放送局からの個人情報を要求するため
の情報を含む情報を第1の伝送媒体を使って受信する受
信手段と、 各受信端末のユーザの個人情報が蓄積される蓄積手段
と、 各受信端末から送られてきたリアクションの個人情報を
第2の伝送媒体を使って受信する受信手段と、 上記放送局からの個人情報を要求するための情報と、上
記蓄積部の各ユーザの個人情報とに基づいて、上記受信
端末からのリアクションの個人情報が所定の条件を満た
しているかを検証する検証手段と、 上記所定の条件を満たしている場合には、上記受信端末
からのリアクションの個人情報を上記放送局に送る送信
手段とからなる認証局装置。 - 【請求項26】 上記放送局から送信される個人情報を
要求するための情報は、リアクションの条件や処理を設
定するためのプロトコル部と、実際の情報を示すデータ
部とからなる請求項25に記載の認証局装置。
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JP25427999A JP4320861B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 通信システム、通信方法、受信端末装置、認証局装置 |
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