JP2006333375A - 視聴者参加型放送番組の参加方法、デジタル放送システム、放送装置および移動体用放送受信装置 - Google Patents

視聴者参加型放送番組の参加方法、デジタル放送システム、放送装置および移動体用放送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】視聴者参加番組において視聴者からの有効な回答を正しく選別する。
【解決手段】本システムは、デジタル放送を受信可能な移動体用放送受信装置1と、番組コンテンツを管理するサーバ放送装置200とを有する。デジタル放送の番組が回答を要求する事項を含む場合で、移動体用放送受信装置1から回答を受信したときに、サーバ放送装置200は該回答を送信した移動体用放送受信装置1の居住地識別情報に基づいて番組参加権の有無を調べ、番組参加権を有する移動体用放送受信装置1からの回答を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、視聴者参加型放送番組の参加方法、番組供給元と視聴者とでデータの双方向通信が可能なデジタル放送システム、該デジタル放送の放送装置、および、該デジタル放送を受信可能な移動体用放送受信装置に関する。
デジタル放送では、番組事業者から視聴者への番組コンテンツの提供に加えて、番組事業者と視聴者間で双方向に様々なデータのやり取りが可能である(視聴者参加型放送番組)。
このため、視聴者参加型のクイズ、アンケートなどが番組放送時間内に視聴者に放映され、それを見た視聴者がクイズやアンケートに答えて、それを集計して番組放送時間内に結果を公表し、あるいは次回の番組で知らせることができる。また、番組事業者にとっては番組を作成する上で有益な情報を視聴者から得ることができる。
また、視聴者(移動デジタル放送受信端末装置)からのインタラクションに応じてその応答結果を公衆回線網を通じて応答サーバに送信するサービスを提供する双方向型デジタル放送システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−278664号公報
このような番組参加が許されている番組の場合、その番組参加権をむやみに与えたのでは、とくにアンケート結果の集計などでは正しい結果が得られない場合がある。たとえば、悪意の視聴者がアンケートを意図する結果に導くために、同一の回答を多数送りつけることが考えられる。このような場合、アンケートの集計等の数字がどこまで正しいものが判らない。
本発明が解決しようとする課題は、視聴者からの有効な回答を正しく選別することができるようにすることである。
本発明に係る視聴者参加型放送番組の参加方法は、該視聴者参加型放送番組を受信している移動体用放送受信装置の利用者の居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御することを特徴とする。
本発明では好適に、前記移動体用放送受信装置が位置情報を取得し、該位置情報と前記居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御することを特徴とする。
本発明に係るデジタル放送システムは、放送装置と、移動体用放送受信装置とを含む。前記放送装置は、視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報を前記放送手段から放送するように制御する放送制御手段と、を備える。前記移動体用放送受信装置は、視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する参加制御手段と、を備える。
本発明では好適に、前記移動体用放送受信装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、前記放送制御手段は、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を前記放送手段から放送するように制御し、前記参加制御手段は、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する。
本発明に係る放送装置は、視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報を前記放送手段から放送するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明では好適に、前記制御手段は、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を前記放送手段から放送するように制御することを特徴とする。
本発明に係る移動体用放送受信装置は、視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明では好適に、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、前記制御手段は、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報及び受信装置の位置情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御することを特徴とする。
本発明に係る他のデジタル放送システムは、移動体用放送受信装置と、放送装置とを含む。前記移動体用放送受信装置は、送信手段と、視聴者参加型放送番組を受信する放送受信手段と、利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報も送信するように制御する送信制御手段と、を備える。前記放送装置は、移動体用放送受信装置と、視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、当該視聴者参加型放送番組に基づく回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報を受信する受信手段と、該受信した居住地識別情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する放送制御手段と、を備える。
本発明では好適に、前記移動体用放送受信装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、前記送信制御手段は、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報も送信するように制御し、前記放送制御手段は、前記受信手段が前記回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を受信した場合、前記制御手段は、該受信した居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御することを特徴とする。
本発明に係る他の放送装置は、視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、当該視聴者参加型放送番組に基づく回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報を受信する受信手段と、該受信した居住地識別情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する制御手段と、を備える。
本発明では好適に、前記受信手段が前記回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を受信した場合、前記制御手段は、該受信した居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御することを特徴とする。
本発明に係る他の移動体用放送受信装置は、送信手段と、視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報も送信するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明では好適に、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、前記制御手段は、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報も送信するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、視聴者参加型放送番組において視聴者からの有効な回答を正しく選別することができるという利点がある。
本発明は、携帯電話機、コンピュータ、電話、ゲーム機、カメラ、カーナビあるいは動画再生装置などの表示手段を有する機器であって、とくに移動が自由に行える移動体用の機器に、デジタル放送受信機能を付加した場合に広く適用可能である。
以下、本発明の実施の形態を、放送受信機能を内蔵した移動体用放送受信装置を例として図面を参照しつつ説明する。
図1(A)に、実施の形態に関わる移動体用放送受信装置の構成例を示す。
移動体用放送受信装置1は、デジタル放送受信の機能を実現するための基本構成として、放送受信部2、放送受信アンテナ3、表示部4、スピーカ5およびキー部6を有する。
放送受信部2は、放送無線部2A、復調部2Bおよび復号部2Cを含む。
デジタル放送受信において、不図示の放送局から送信された電波を放送受信アンテナ3で受信する。受信信号を放送無線部2Aで同調し、周波数変換等を行い、復調部2Bで該信号からデータストリームを取り出す。さらに復号部2Cで、データストリームから音声や映像等のメディアを分離し、メディアごとにデコードを行う。デコード後の映像は表示部4で表示され、音声はスピーカ5から出力される。
なお、表示部4は後述する移動体通信端末として使用するときにも用いられ、共用される。スピーカ5は、放送コンテンツに含まれる音声を出力するほかに、移動体通信端末の着信音を発生する場合等に使用される。キー部6は、放送受信時に機能切り替え、選局およびボリューム調整等に使用され、移動体通信時に機能切り替え、テンキーその他の情報入力手段として使用される。
移動体用放送受信装置1は、移動体通信端末としての機能を実現するための構成として、移動体通信部7、アンテナ8、送話器9、受話器10およびバイブレータ11を有する。
移動体通信部7は、分配混合部71、送信回路および受信回路に大別される。
送信回路は、送信無線部72T、変調部73T、符号化部74T、A/D変換部75Tを有する。受信回路は、受信無線部72R、復調部73R、復号部74R、D/A変換部75Rを有する。
移動体通信の送信において、送話器9で音波が電気信号に変換され、この電気信号に変換された音声信号はA/D変換部75Tでデジタル符号列に変換され、符号化部74Tで圧縮符号化された後、変調部73Tに送られる。変調部73Tでは電波伝送に適した変調がかけられ、送信無線部72Tで周波数変換、増幅等が行われる。その後、送信無線部72Tからの音声信号は、分配混合部71を経てアンテナ8へ送られ、不図示の移動体通信基地局に無線で送信される。
移動体通信の受信において、不図示の移動体通信基地局から送信された電波はアンテナ8で受信される。その受信信号が、分配混合部71を経て受信無線部72Rで同調・変換等された後に、受信信号から復調部73Rで符号列が取り出される。この符号列を復号部74Rで音声符号に復号したのち、D/A変換部75Rで音声電気信号に変換する。音声電気信号は、受話器10で音声に変換されて外部に送出される。
データ通信の場合、データを表示部で再生する以外、受信動作の基本は上記と同じである。
これらの放送および通信の動作に必要な他の構成として、移動体用放送受信装置1は、制御部13、電池14、電源制御部15および音響発生部16を有する。
電源制御部15は、制御部13の指示にしたがって電池14と各部の電源の制御を行う。
制御部13はマイクロコンピュータを中心とした構成を有し、上記各種機能を実現するための制御を行う。この制御は、上述したデジタル放送受信および移動体通信の送受信の制御、そのための電源制御、入出力インターフェースの制御(キー制御や着信報知等のユーザとのやり取り)のほかに、移動体通信網との移動体通信プロトコルの処理等がある。
より詳細には、移動体用放送受信装置1移動体通信網を利用したデータ通信を行う場合、または、移動体通信網との移動体通信プロトコルのやりとりを行う場合に、図1(A)に示す変調部73Tおよび復調部73Rと制御部13が符号を送受信することにより、移動体通信プロトコルの処理が実行される。
さらに制御部13は、当該端末の位置検出の制御を行う。
すなわち、移動体用放送受信装置1は、位置情報を取得するために、図1(A)に示す移動体通信部7にGPSアンテナ12が装備され、衛星からの電波を受信することができる。制御部13は、位置情報の受信信号から得られたデータを演算して、端末の位置を割り出す。
図1(B)に、制御部の構成例を示す。
制御部13は、ROM135と、ROM135に収納されたプログラムにしたがって各種処理を行うCPU137と、処理するデータを保管するRAM133と、信号を入出力するI/O139と、現在時刻を保持するRTC(Real-Time Clock)136とを有する。これらはバス140で接続されている。また、I/O139は、外部制御信号線138で外部の機器と接続される。
以上の構成を有する本実施の形態における移動体用放送受信装置1は、識別情報を自身で確認する機能を有している。
この機能を実現するための構成として、図1(A)に示すように、制御部13は識別情報を比較する比較手段131と、識別情報取得手段132とを有している。なお、比較手段131と識別情報取得手段132は、CPUに書き込まれ、あるいは、CPU内に読み込まれたプログラム上の機能として実現できる。
比較手段131および識別情報取得手段132がプログラムの機能として実現されている場合、その機能の実行は以下のようになされる。
図1(B)において、ROM135に収納された「識別情報取得プログラム」をCPU137内に読み込み、このプログラムにしたがって、前述した放送受信機能または移動体通信機能を制御し、通信事業者のサーバから居住地識別情報を取得する。取得された居住者情報は、RAM133内に識別情報134として蓄積される。また、ユーザが居住地識別情報を設定する方式でも良い。
通信事業者のサーバから居住地識別情報を取得する場合、サーバで居住地識別情報が更新された際は、識別情報取得手段132が再び居住地識別情報を取得すると、図1(B)において、RAM133内の識別情報134を新たに取得した情報で書き換える。
また、ROM135に収納された「識別情報の比較プログラム」をCPU137内に読み込み、このプログラムにしたがって、放送に含まれる識別情報と端末内の識別情報134とを比較する。そしてCPU137は、比較の結果に基づいて、当該移動体用放送受信装置1のユーザが番組に参加することが出来る権利(以下、回答する権利がある、データ放送を表示できることが出来るなどの意味も含めた「番組参加権」と表記する)を有しているか否かを判断する。
図2に、番組を送り出す側のシステム構成例を示す。
図解した番組管理システム(放送装置)200は、番組制作装置201、記憶装置202、番組送出装置203、多重化装置204、送信装置205、ネットワーク207、ネットワーク受信装置208、受信処理装置209および集計処理装置210を有する。
番組制作装置201において創作された番組コンテンツは、記憶装置202に蓄積される。また、番組送出装置203によって、予め決められたスケジュールに従い、創作された番組コンテンツがデジタル放送を行うために複数のパケットに分割される。パケット化された番組コンテンツデータは、多重化装置204にて多重化後に、送信装置205から放送波Wbとして放送(送出)される。また、番組制作装置201は、視聴者参加型放送番組への参加を許可する(参加権を与える)条件として、居住地識別情報や特定の位置やエリアを示す現在位置情報などの識別情報を指定して、データを生成する。そして、番組制作装置201で生成されたデータ(識別情報)を送信装置205から放送波Wbとして放送するように番組制作装置201は制御する。
図1に図解され既に説明した移動体用放送受信装置1は、この放送波を受信し、その放送受信機能によって番組コンテンツを図1(A)に示す表示部4に表示する。
ここで当該番組コンテンツには質問、アンケートなどの、視聴者に回答を促す要求事項を含むとする。視聴者(移動体用放送受信装置1のユーザ)が、この要求事項に応えるためにキー部6を操作し、移動体用放送受信装置1の移動体通信機能を利用して回答を無線信号(以下、回答信号という)として送出する。
図2に示すように、回答信号Srは、不図示の移動体通信網の装置を介してネットワーク207に入り、回答信号Srに含むアドレスにしたがって特定される番組配信元のネットワーク受信装置208に届けられる。
ネットワーク受信装置208にて受け取られた回答信号Srは、受信処理装置209にて必要な形式のデータに変換され、記憶装置202に蓄積される(なお、記憶装置202以外の記憶装置でも良い)。このデータが多数の視聴者から集められると、それらが集計処理装置210を介した集計作業によって集計され、その結果を番組制作装置201に送る。
その後、番組コンテンツを送出したときと同じ処理によって、回答集計結果が放送内容に付加され、送出される。
このような番組コンテンツの回答収集においては、回答権(番組参加権)の有無を確認してユーザが番組に参加(回答)する資格があるかを判断し、あるいは、番組配信元で有効な回答かどうかを判断する必要がある。これは、たとえば悪意の回答者が多数の視聴者を偽装して多量の同一回答を送りつけ、集計結果を意図的に誤ったものに導く可能性があり、そのような事態を避けるためである。また悪意が無くとも、地域限定のアンケートであるのに、他の地域からの回答が混入し、集計結果の信頼性が低下する可能性があり、そのような事態も避ける必要がある。
つぎに、番組参加権の有無を確認する方法の実施例1,2を説明する。なお、視聴者(移動体用放送受信装置1)は、視聴者参加型放送番組によるアンケートなどの視聴者が回答することのできるデータ放送を受信する際、または受信して表示する際、または受信したデータ放送に対して回答を送信する際などの各状態において適宜以下の実施例の処理が行われる。
<実施例1>
実施例1は、視聴者の居住地を限定する場合であり、図3にその確認手順を示す。
図3は、端末側で番組参加権の有無を確認する例を示すフローチャートである。以下、図1および図2を適宜参照しながら、図3のステップS301〜S314を順次説明する。
処理が開始されると(S301)、移動体用放送受信装置1(図1および図2参照、以下、「端末」という場合もある)は放送を受信し(S302)、復調後に放送用マークアップ言語(BML:Broadcasting Markup Language)を解釈する(S303)。たとえば、図1に示す復調部73Rから制御部13のI/O139およびバス140を介してRAM133内に、解釈の対象となる符号列を読み込む。CPU137が所定のプログラムにしたがって、この符号列を、番組参加権を判断するためのデータに変換する。そしてCPU137(識別情報取得手段132)は、このデータから居住地を示す識別情報を取得する(S304)。
識別情報は、都道府県や市町村に割り当てられたコードなどである。たとえば、図5の図表に示す「JIS X0401:都道府県コード」の一つのコードを識別情報として用いることができる。さらに、市町村まで限定することも可能である。さらに細かく指定するならば、郵便番号を利用することが有効である。
移動体用放送受信装置1内の記憶部には、例えば、放送に含まれる識別情報と同じ形式で構成された端末所有者の居住地識別情報を保管している。記憶部は、図1に示すRAM133またはROM135でもよいし、他の内蔵メモリデバイス、さらには、外部から着脱可能に挿入されるメモリカード等の外部メモリであってもよい。
「識別情報の取得:S304」が完了したら図1に示すCPU137(比較手段131)は、端末内で自身が保有する端末所有者の居住地識別情報と、取得した識別情報との比較を行う(S305)。それらが合致すれば、視聴者(移動体用放送受信装置1)は「番組参加」を行うことができる状態へ制御される、つまり回答を送信できる状態に制御され、視聴者の回答入力待ちになる(S306)。
その後、図1に示す移動体用放送受信装置1のキー部6から番組の問題に対する回答が視聴者によって入力されると、該端末は「回線接続」を行い(S307)、その無線通信回線を番組コンテンツのサーバに接続する。それによって回答(回答情報)を送信すると(S308)、「回線切断」を行い(S309)、処理を終了する(S310)。この回答には、番組内で提起された要求事項(問題、アンケート、質問など)の識別情報と、その視聴者による回答の識別情報とを含む。
「識別情報の比較:S305」で、取得した識別情報が端末所有者の居住識別情報と一致しなかった場合は、図1に示す移動体用放送受信装置1の制御部13はキー部6および表示部4を制御して、番組参加ができないように「操作キーの無効」処理を行い(S311)、表示画面上に「参加権なし」表示制御を行う(S312)。
その後、番組参加時間が過ぎると、表示場面で「参加権なし」の表示を終了させ(S313)、「操作キー解除」を行い(S314)、処理を終了する(S310)。
なお、「操作キーの無効」については、参加の規制の一例を示しただけであって、データ放送(BML)のスクロール、カーソルの移動、文字などの入力を許可して、回答の送信だけを規制制御するようにしても、データ放送自体を表示できないように規制制御しても良い。以降の説明における「操作キーの無効」も同様である。
<実施例2>
実施例2は、実施例1と同様、視聴者の居住地を限定する場合であるが、その参加権の確認方法が実施例1と異なり、番組サーバ側で参加権のある端末を識別する。
図4は、その確認手順を示すフローチャートである。以下、図1および図2を適宜参照しながら、図4のステップS401〜S409を順次説明する。なお、データ放送に対して回答を送信する際に処理が行われる。
処理が開始されると(S401)、移動体用放送受信装置1で通信回線が接続され(S402)、移動体用放送受信装置1の通信回線が図2に示すネットワーク207を介してサーバ側の番組管理システム200に接続される。視聴者(移動体用放送受信装置1)からの回答信号と識別情報(端末所有者(回答者)の居住地識別情報)がネットワーク受信装置208を介して受信処理装置209に入力されると、ここで回答(回答情報)と該回答に関連付けられた識別情報が取得される(S403)。
識別情報は、都道府県や市町村に割り当てられたコードなどである。たとえば、図5の図表に示す「JIS X0401:都道府県コード」の一つのコードを識別情報として用いることができる。さらに、市町村まで限定することも可能である。さらに細かく指定するならば、郵便番号を利用することが有効である。
移動体用放送受信装置1内の記憶部には、例えば、放送に含まれる識別情報と同じ形式で構成された端末所有者の居住地識別情報を保管している。記憶部は、図1に示すRAM133またはROM135でもよいし、他の内蔵メモリデバイス、さらには、外部から着脱可能に挿入されるメモリカード等の外部メモリであってもよい。
これが完了すると通信回線が切断され(S404)、つぎに受信処理装置209において端末所有者の居住地識別情報が、サーバ側で指定する番組参加を認める居住地と一致するかが調べられる(「識別情報の比較:S405」)。それらが合致していれば、回答信号に含まれる回答を処理、すなわち所定の形式のデータに変換し(S406)、記憶装置202内(記憶装置202以外の記憶装置でも良い)に端末所有者のデータ記憶領域を設け、該領域に要求事項ごとに回答を収納し(S407)、処理を終了する(S408)。
「識別情報の比較:S405」の結果、識別情報が合致していなければ、得た回答を廃棄し(S409)、処理を終了する(S408)。このとき識別情報の不一致を端末所有者に通知してもよい。
このような回答が多数の視聴者から寄せられ、それらが記憶装置202に蓄積されると、蓄積された回答が集計処理装置210の集計作業によって集計制御(例えば番組参加権を有する移動体用放送受信装置からの回答を採用)され、その結果を番組制作装置201に送る。
その後、番組コンテンツを送出したときと同じ処理によって、回答集計結果が放送内容に付加され、送出される。
<実施例3>
実施例3は実施例1と同様、端末側で参加権の有無を確認するが、ここでは視聴者の居住地と現在位置を限定する。
図6は、実施例3における確認手順を示すフローチャートである。以下、図1および図2を適宜参照しながら、図6のステップS601〜S616を順次説明する。
処理が開始されると(S601)、移動体用放送受信装置1は放送を受信し(S602)、復調後にBMLを解釈する(S603)。たとえば、図1に示す復調部73Rから制御部13のI/O139およびバス140を介してRAM133内に、解釈の対象となる符号列を読み込む。CPU137が所定のプログラムにしたがって、この符号列を、番組参加権を判断するためのデータに変換する。そしてCPU137(識別情報取得手段132)は、このデータから居住地と現在位置(特定の位置やエリア)を示す識別情報(識別情報1および2)を取得し(S604)、RAM133に格納する。
識別情報1は居住地を示す、都道府県や市町村に割り当てられたコードなどである。たとえば、図5の図表に示す「JIS X0401:都道府県コード」の一つのコードを識別情報1として用いることができる。さらに、市町村まで限定することも可能である。さらに細かく指定するならば、郵便番号を利用することが有効である。
移動体用放送受信装置1内の記憶部には、放送に含まれる識別情報と同じ形式で構成された端末所有者の居住地識別情報を保管している。記憶部は、図1に示すRAM133またはROM135でもよいし、他の内蔵メモリデバイス、さらには、外部から着脱可能に挿入されるメモリカード等の外部メモリであってもよい。
識別情報2は、現在位置(特定の位置やエリア)を示すもので、緯度と経度のそれぞれで現在位置を含む範囲により現在位置を表す。緯度範囲/経度範囲は、たとえば、E139°30′〜E139°40′/N35°15′〜N35°25′のように指定される。
「識別情報1,2の取得:S604」が完了したら図1に示すCPU137(比較手段131)は、端末内で自身が保有する端末所有者の居住地識別情報と、取得した識別情報1との比較を行う(S605)。
それらが合致すれば、つぎに端末の現在位置の測定を行う(S606)。より詳細には、図1(A)に示すGPSアンテナ12によって衛星からの電波を受信し、受信処理および復調後に、位置情報の符号列を制御部13に送る。制御部13は、位置情報の符号列号から得られたデータを演算して、端末の現在位置を緯度/経度で割り出す。これにより、たとえばE139°32′/N35°20′のような現在位置の情報が得られる。なお、放送視聴中(放送受信中)に測定する現在位置でも良いが、直前に測定している現在位置でも良い。
そして、つぎに図1に示すCPU137(比較手段131)は、衛星からの電波から得られた現在位置(特定の位置やエリア)の情報が、放送から受信し記憶部に保管している現在位置の範囲内であるか否かを調べる(「識別情報2の比較:S607」)。
衛星から得られた(取得した)現在位置の情報が、放送から受信した現在位置(特定の位置やエリア)の範囲内であれば、視聴者(移動体用放送受信装置1)は「番組参加」を行うことができる状態へ制御される、つまり回答を送信できる状態に制御され、視聴者の回答入力待ちになる(S608)。なお、位置情報は、衛星から取得した情報をネットワークに接続されている他の装置に送信して、該装置が解析した位置情報を取得して現在位置の情報として使用しても良い。
その後、図1に示す移動体用放送受信装置1のキー部6から番組の問題に対する回答が視聴者によって入力されると、該端末は「回線接続」を行い(S609)、その無線通信回線を番組コンテンツのサーバに接続する。それによって回答(回答情報)を送信すると(S610)、「回線切断」を行い(S611)、処理を終了する(S612)。この回答には、番組内で提起された要求事項(問題、アンケート、質問など)の識別情報と、その視聴者による回答の識別情報とを含む。
「識別情報1の比較:S605」または「識別情報2の比較:S607」で、放送の受信により取得した識別情報1が端末所有者の居住識別情報と一致しなかった場合、あるいは、放送の受信により取得した識別情報2が衛星の電波から取得した現在位置の情報を含まない場合は、図1に示す移動体用放送受信装置1の制御部13はキー部6および表示部4を制御して、番組参加ができないように「操作キーの無効」処理を行い(S613)、表示画面上に「参加権なし」表示制御を行う(S614)。
その後、番組参加時間が過ぎると、表示場面で「参加権なし」の表示を終了させ(S615)、「操作キー解除」を行い(S616)、処理を終了する(S612)。
<実施例4>
実施例4は、実施例3と同様、視聴者の居住地および現在位置を限定する場合であるが、その参加権の確認方法が実施例3と異なり、番組サーバ側で参加権のある端末を識別する。
図7は、その確認手順を示すフローチャートである。以下、図1および図2を適宜参照しながら、図7のステップS701〜S710を順次説明する。なお、データ放送に対して回答を送信する際に処理が行われる。
処理が開始されると(S701)、移動体用放送受信装置1で通信回線が接続され(S702)、移動体用放送受信装置1の通信回線が図2に示すネットワーク207を介してサーバ側の番組管理システム200に接続される。視聴者(移動体用放送受信装置1)からの回答信号と識別情報(端末所有者(回答者)の居住地識別情報と現在位置の情報)がネットワーク受信装置208を介して受信処理装置209に入力されると、ここで回答(回答情報)と該回答に関連付けられた識別情報1,2が取得される(S703)。ここで識別情報1として、<実施例1>と同様、たとえば「JIS X0401:都道府県コード」を使用でき、これにより端末所有者の居住地が識別可能である。また、識別情報2は、端末の現在位置を示すもので、緯度と経度のそれぞれで現在位置を含む範囲により現在位置を表す。回答には、要求事項の識別情報と回答識別情報が含まれる。
これが完了すると通信回線が切断され(S704)、受信処理装置209において端末所有者の居住地識別情報(識別情報1)が、サーバ側で指定する番組参加を認める居住地と一致するかが調べられる(「識別情報1の比較:S705」)。それらが合致していれば、つぎに端末の現在位置(識別情報2)が、サーバ側で指定する番組参加を認める端末の位置情報(緯度/軽度)の範囲に含まれるかが調べられる(「識別情報2の比較:S706」)。
端末の現在位置(識別情報2)がサーバ側の位置情報(緯度/軽度)の範囲に含まれる場合は、回答信号に含まれる回答を処理、すなわち所定の形式のデータに変換し(S707)、記憶装置202内(記憶装置202以外の記憶装置でも良い)に端末所有者のデータ記憶領域を設け、該領域に要求事項ごとに回答を収納し(S708)、処理を終了する(S709)。
「識別情報1の比較:S705」または「識別情報2の比較:S706」の結果、識別情報1がサーバ側の居住識別情報と一致しなかった場合、あるいは、識別情報2がサーバ側の現在情報の範囲に含まれない場合は、得た回答を廃棄し(S410)、処理を終了する(S709)。このとき識別情報の不一致を端末所有者に通知してもよい。
なお、図7においても、このような回答が多数の視聴者から寄せられ、それらが記憶装置202に蓄積されると、蓄積された回答が集計処理装置210の集計作業によって集計制御(例えば番組参加権を有する移動体用放送受信装置からの回答を採用)され、その結果を番組制作装置201に送る。
その後、番組コンテンツを送出したときと同じ処理によって、回答集計結果が放送内容に付加され、送出される。
このようにサーバ側で、端末所有者(視聴者)の番組参加権を居住地と現在位置を選択する実施例4においては、無条件に端末から識別情報を受け取れるので、居住地から離れた場所でアクセスしている視聴者に限定して番組参加させる等の選択も可能になる。さらに、どのような番組がどこに居住している人にどのような場所(区域)で視聴されているかも把握することができる。したがって、より細かな視聴者情報を得ることができる。たとえば、関東地区では居住地から離れた場所で視聴している人が多いが、関西地区では居住地から近い場所で視聴している人が多い等がわかる。
上述した実施例1〜4では端末の識別情報(居住地識別情報)が予め設定されていることを前提としている。この端末の識別情報(居住地識別情報)は、ユーザの操作により設定することができるが、次の実施例ではこの端末の識別情報(居住地識別情報)のなりすましを防止するための識別情報の設定方式(システム)について例を挙げて説明する。
まず、識別情報の設定の際に必要な、通信事業者サーバと端末の構成を説明する。
図10は、通信事業者サーバおよび移動体用放送受信装置の構成図である。
通信事業者サーバ1000は、記憶部(居住地識別情報)1001、登録手段1002、居住地問合せ手段1003、ゲートウェイ1004およびキーボード1005を有する。このうち登録手段1002および居住地問合せ手段1003は、当該通信事業者サーバ1000の「登録(変更)手続プログラム」の機能として実現可能である。
通信事業者サーバ1000において、端末の登録依頼を、ネットワーク207を介して受け取ると、端末使用者情報をオペレータがキーボード1005から入力する。また、端末から受信した情報に基づいてサーバの処理により登録するものであっても良い。ここで「端末使用者情報」とは、端末の登録依頼(または登録内容の変更依頼)に付随して送られてきた、端末購入(契約)時の端末所有者の氏名、住所、端末電話番号等の情報(または変更後の情報)をいう。端末使用者情報は、登録手段1002によって記憶部(居住地識別情報)1001内に「居住地識別情報」として登録される。
一方、移動体用放送受信装置1においては、更新手段141により通信事業者サーバ1000内の居住地識別情報の取得を試みる。更新手段141は、たとえば図1に示す制御部13内に設けられ、たとえば、その「識別情報要求プログラム」の機能として実現可能である。
居住地識別情報の取得要求は、図1(A)に示す移動体用放送受信装置1内の移動体通信部7、アンテナ8から無線信号として出力され、これが移動体基地局211で受信され、ネットワーク207を経由してゲートウェイ1004を介して居住地問合せ手段1003に届けられる。移動体用放送受信装置1からの居住地識別情報の取得要求を受けた居住地問合せ手段1003は、記憶部1001内の居住地識別情報を検索する。この検索の結果、要求された居住地識別情報が登録記憶部1001内に登録されている場合、通信事業者サーバ1000は、その登録された居住地識別情報を、再び同じ経路で移動体用放送受信装置1に送り届ける。
登録された居住地識別情報を無線信号として受けた移動体用放送受信装置1は、その無線信号を受信処理、復調によって得られた符号列を制御部13に送る。制御部13は、その識別情報取得手段132(CPU137)が、送られてきた符号列から居住地識別情報を取得し、更新手段141によって端末内の記憶部(たとえばRAM133)内に居住地識別情報として収納する。
このような端末の識別情報(居住地識別情報)の登録と取得の方法によれば、端末の所有者が通信事業者に住所変更の手続きをとり通信事業者のサーバ内の識別情報が変更されない限り、新しい識別情報を受け取ろうとしても同じ識別情報が上書きされるだけなので書き換えることができない。このため、端末の使用者(端末所有者)になりすました未登録端末からのアクセスによって、上述した実施例1〜4のような方法によって番組の要求事項に回答を送ることが不可能となる。
つぎに、通信事業者の登録手続きについて図8を用いて説明する。なお、以下の説明では図1,図2および図10を適宜参照する。
図8は、通信事業者サーバにおける登録手続きを示すフローチャートである。
ある移動体用放送受信装置から登録要求が発せられると、それを受けて通信事業者サーバ1000において登録手続きが開始される(S801)。
最初に、上記登録要求に含まれる、端末購入(契約)時の端末所有者の氏名、住所、端末電話番号等の端末の「使用者(所有者)情報」が、キーボード1005を介して登録手段1002に入力される、また、ネットワークに接続された加入者情報入力(登録)か可能な端末(不図示)から受信した情報に基づいてサーバの処理により登録(入力)する(S802)。また、端末使用者に端末「使用者(所有者)情報」の変更が生じた合った場合は、その登録内容変更要求が移動体用放送受信装置や上記端末から発せられ、それを受けて、新しい住所等の端末「使用者(所有者)情報」の変更内容がキーボード1005から登録手段1002に入力される、また、移動体用放送受信装置や上記端末から受信した情報に基づいてサーバの処理により登録(入力)する。
登録手段1002は、これら入力された情報に基づいて、使用者居住地の「識別情報」を作成する(S803)。
つぎに登録手段1002は、記憶部1001の記憶情報を検索し、その使用者(所有者)の識別情報が記憶部1001に既に登録されているかを調べる(「既存識別情報の確認:S804」)。登録(変更)要求があった使用者(所有者)の識別情報が既に登録されている場合、新しい識別情報を上書きする(S805)。このとき、新しい識別情報が既存の識別情報と同じならば上書きしても結果的には登録内容は変更されない。異なる場合は、古い登録内容は新しい情報に置き換わる。
このようにして作成され変更された使用者識別情報は、通信事業者サーバ1000の記憶部1001に蓄積され(S806)、処理を終了する(S807)。「既存識別情報の確認:S804」の際、登録されている識別情報がなければ、作成した識別情報をそのまま記憶部1001に蓄積し(S806)、処理を終了する(S807)。
つぎに、通信事業者サーバで登録されている使用者識別情報を移動体用放送受信装置が取得する手続きについて、図9を用いて説明する。
図9は、通信事業者サーバで登録されている使用者識別情報を移動体用放送受信装置が取得する手続きを示すフローチャートである。
処理が開始されると(S901)、図1に示す移動体用放送受信装置1にて制御部13により「識別情報取得プログラム」が実行され、識別情報要求信号が生成される(S902)。
通信回線が接続され(S903)、移動体用放送受信装置1の通信回線が図10に示すネットワーク207を介して通信事業者サーバ1000に接続される。
通信事業者サーバ1000は、識別情報要求信号を受け取り、その居住地問合せ手段1003が記憶部1001に対して、該当端末の識別情報を検索する(S904)。
識別情報は、端末電話番号・ID等から検索できる。
該当する識別情報が見つかれば、該当する識別情報が居住地問合せ手段1003、ゲートウェイ1004、ネットワーク207および移動体基地局211に送られ、そこから移動体用放送受信装置1に送出される(S905)。
この識別情報を受信した移動体用放送受信装置1は、受信処理および復調を行って、復調後の符号列から制御部13により識別情報の取得が「識別情報取得プログラム」に従って実行される(S906)。
次いで、取得された識別情報を記憶部133(たとえばRAM)に保管し(S907)、通信回線を切断して(S908)、処理を終了する(S909)。
上記「識別情報の保管:S907」は、端末内における既存の識別情報の有無、あるいは、既存識別情報の内容に関わらず無条件に行う。その場合でも、通信事業者サーバ側で識別情報が変更されていない限り、実質的に書き換えられることはない。
上記「識別情報の検索:S904」で通信事業者サーバに端末使用者の居住地の識別情報が登録されていない場合は、識別情報に変えて、未登録通知が発せられる。このため「識別情報の取得:S906」で、この未登録通知が認識されると、制御部13の制御により、図11(A)に示すように、「識別情報が登録されていないので取得できない」旨のメッセージが表示部4に表示される。
一方、登録が完了している場合は、「識別情報の取得:S906」の前または後の段階で、制御部13の制御により、図11(B)に示すように、「識別情報を確認した」旨の表示と、「実際に取得(保管する)か否か」のメッセージが表示部4に表示される。使用者はキー部6を操作して、識別情報を取得(保管)するか否かを選択することができる。
以上、本発明の移動体用放送受信装置を用いれば、予め端末に所有者(使用者)居住地の識別情報を記憶させ、サーバ放送装置から居住地指定を行い、その識別情報にて番組参加権を該当端末に与える。たとえば横浜市居住者が現在京都市に所要で来ていても番組参加権が与えられる。
また、移動体用放送受信装置の位置情報を併用して、所有者(使用者)の居住地と現在地を掛け合わせて、番組参加権を与えることも出来る。たとえば横浜市の居住者で、かつ現在渋谷区を歩いている人に番組参加権を与えることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、位置情報の取得はGPSに限るものではなく、移動体基地局などの情報により得られる(測位される)ものなどでも良い。
また、上記実施例のうち、現在位置情報に基づいて番組参加権が得られる方法でも良いが、このような位置情報により番組参加権の有無を確認する場合、番組参加権が得られる端末は、位置取得手段で得られた区域内のものに限定されてしまう。
このような現在位置情報に基づいて番組参加権の指定する方法でも、視聴者の移動先の地域に指定先を限定する場合は問題ない。
しかし、視聴者の居住地を基準に情報を収集したい場合に、このような現在位置情報に基づいて番組参加権の指定を行うと、端末が居住地区域内にある間はよいが、そこを外れている場所に視聴者が移動すると、その場所では番組参加権が得られないという不利益を視聴者に与えてしまう。また、実際には居住地が異なるが、偶然そのエリアに位置していた端末が番組参加権を与えられ回答することが出来てしまう。
以上より、本発明では、地域を移動して番組を視聴可能な移動体用放送受信装置に適した番組参加権の確認を正しく行えるデジタル放送システム、サーバ放送装置が提供できる。また、番組参加の許可または規制の制御ができる移動体用放送受信装置を提供できる。なお、該当しない場合でも、番組参加が規制されているだけで番組の受信(視聴)を行うことが出来るのは言うまでも無い。
さらに、番組供給元や視聴者(移動体用放送受信装置)からの居住者識別情報の問い合わせに対応可能な通信事業者サーバを提供できる。
これにより悪意の視聴者の回答を有効に排除できる。
(A)は実施の形態に関わる移動体用放送受信装置の構成図、(B)は制御部の構成図である。 番組を送り出す側のシステム構成図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例2のフローチャートである。 都道府県コードを示す図表である。 実施例3のフローチャートである。 実施例4のフローチャートである。 通信事業者サーバにおける登録手続きを示すフローチャートである。 通信事業者サーバで登録されている使用者識別情報を移動体用放送受信装置が取得する手続きを示すフローチャートである。 通信事業者サーバおよび移動体用放送受信装置の構成図である。 (A)および(B)は表示部のメッセージ例を示す図である。
符号の説明
1…移動体用放送受信装置、2…放送受信部、3…放送受信アンテナ、4…表示部、6…キー部、7…移動体通信部、8…アンテナ、12…GPSアンテナ、13…制御部、71…分配混合部、72T…送信無線部、72R…受信無線部、73T…変調部、73R…復調部、131…比較手段、132…識別情報取得手段、134…識別情報、137…CPU、141…更新手段、200…番組管理システム、201…番組制作装置、202…記憶装置、203…番組送出装置、207…ネットワーク、208…ネットワーク受信装置、209…受信処理装置、210…操作端末、211…移動体基地局、1000…通信事業者サーバ、1001…記憶部、1002…登録手段、1003…居住地問合せ手段、1004…ゲートウェイ

Claims (14)

  1. 視聴者参加型放送番組であって、該視聴者参加型放送番組を受信している移動体用放送受信装置の利用者の居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する
    ことを特徴とする視聴者参加型放送番組の参加方法。
  2. 前記移動体用放送受信装置が位置情報を取得し、該位置情報と前記居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴者参加型放送番組の参加方法。
  3. 視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、
    当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報を前記放送手段から放送するように制御する放送制御手段と、
    を備える放送装置と、
    視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、
    利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する参加制御手段と、
    を備える移動体用放送受信装置と、
    を含むことを特徴とするデジタル放送システム。
  4. 前記移動体用放送受信装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記放送制御手段は、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を前記放送手段から放送するように制御し、
    前記参加制御手段は、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載のデジタル放送システム。
  5. 視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、
    当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報を前記放送手段から放送するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放送装置。
  6. 前記制御手段は、当該視聴者参加型放送番組への参加を許可する居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を前記放送手段から放送するように制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の放送装置。
  7. 視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、
    利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体用放送受信装置。
  8. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記制御手段は、前記受信手段を介して取得する前記番組への参加を許可する居住地識別情報及び受信装置の位置情報と前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて当該視聴者参加型放送番組への参加を制御する
    ことを特徴とする請求項7記載の移動体用放送受信装置。
  9. 送信手段と、
    視聴者参加型放送番組を受信する放送受信手段と、
    利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報も送信するように制御する送信制御手段と、
    を備える移動体用放送受信装置と、
    視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、
    当該視聴者参加型放送番組に基づく回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報を受信する受信手段と、
    該受信した居住地識別情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する放送制御手段と、
    を備える放送装置と、
    を含むデジタル放送システム。
  10. 前記移動体用放送受信装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記送信制御手段は、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報も送信するように制御し、
    前記放送制御手段は、前記受信手段が前記回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を受信した場合、前記制御手段は、該受信した居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する
    ことを特徴とする請求項9記載のデジタル放送システム。
  11. 視聴者参加型放送番組を放送する放送手段と、
    当該視聴者参加型放送番組に基づく回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報を受信する受信手段と、
    該受信した居住地識別情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放送装置。
  12. 前記受信手段が前記回答と該回答に関連付けられた居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報を受信した場合、前記制御手段は、該受信した居住地識別情報及び放送受信装置の位置情報に基づいて前記回答を集計して前記放送手段から放送するように制御する
    ことを特徴とする請求項11記載の放送装置。
  13. 送信手段と、
    視聴者参加型放送番組を受信する受信手段と、
    利用者の居住地識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報も送信するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体用放送受信装置。
  14. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記制御手段は、前記視聴者参加型放送番組に基づく回答を前記送信手段を介して送信する際、前記回答とともに前記記憶手段が記憶している居住地識別情報及び前記位置情報取得手段が取得した位置情報も送信するように制御する
    ことを特徴とする請求項13記載の移動体用放送受信装置。
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