JP4320730B2 - 水位調整ゲート - Google Patents

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Description

本発明は、水路の水位を調整させる水位調整ゲートに関し、特に、水路上流の水位を設定水位に保持させる水位調整ゲートの改良に関する。
に関する。
従来から、水路を横断させて設置された回動軸に水路方向へ延びるゲートアームの中間部が固着されて、該ゲートアームの水路上流側に扉体が設けられると共にゲートアームの水路下流側にカウンタウェイトが設けられる水位調整ゲートが知られている(例えば、特許文献1参照。)。一般に、このような水位調整ゲートでは、水路の上流に連通される静水池と水路の下流に連通される遊水池との間に仕切板を介してフロート室が設けられて、該フロート室に収容されるフロートが静水池の水位に応じて上下動されて、該フロートにフロートアームを介して連結される上記回動軸が駆動されることにより、該回動軸の回りにゲートアームが揺動されてゲートアームが開閉動作される。このようにして、静水池(水路上流)の水位に応じてゲート開度(扉体の開度)を制御することで、水路の上流の水位が設定水位に調整される。
ところで、実際の水路では一定の断面積の開水路が延々と続くことがほとんどなく、断面積の変化、トンネル、サイフォン等があるため、管路から開水路へ、又は開水路から管路へ移行される箇所に水位調整ゲートが設置されることがある。そして、管路から開水路へ移行される箇所に水位調整ゲートが設置される場合には、当該水位調整ゲートの直上流の貯水容量が小さいために、水位調整ゲートの上流の水位が急激に変動される傾向にある。特に、扉体が閉動作されるタイミング(周期)で上流水位が急激上昇された場合には、水位調整ゲートの上流の水位変動が著しく大きくなるために、フロート室の水位の上昇が間に合わず、水位調整ゲートの上流の水位を設定水位に迅速に調整させるのが極めて困難であった。
特開平6−235212号公報(段落番号0015〜0023、図1及び図2)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、水路上流の急激な水位変動に迅速に対応させることが可能な水位調整ゲートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、水路上流に連通される静水池と、水路下流に連通される遊水池と、静水池と遊水池との間に仕切板を介して設けれるフロート室と、該フロート室に収容されてフロート室の水位の変化に応じて上下動されるフロートと、静水池に設けられて上面が水路上流の規定水位に開口されると共に下面が注水管を介してフロート室に連通される注水槽と、フロート室と遊水池とに連通される流出管に設けられてフロート室から遊水池へ流出される水の流量が調整される流出弁と、水路を横断して設置されてフロートが上下動されるのに連動して回動される回動軸と、該回動軸の回動動作に連動して作動されて水路の開度が調節される扉体と、を具備して、水路上流の水位が上昇されて静水池の水位が設定水位を上回る場合には、静水池に貯留された水が注水槽から注水管を介してフロート室へ送水されて、該フロート室の水位が上昇されることにより扉体が開動作されて、また、水路上流の水位が下降されて静水池の水位が設定水位を下回る場合には、流出管によってフロート室の水が遊水池へ流出されて、該フロート室の水位が下降されることにより扉体が閉動作される水位調整ゲートであって、静水池の水位が上限調整水位よりも高い場合に、上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水されると共に、静水池の水位が下限調整水位よりも低い場合に、下限調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ流出される水位調整補助手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、水位調整補助手段は、静水池内に鉛直に設置されて下部が上限調整用弁を介して補助送水管に接続される上限調整用防波防塵管と、該上限調整用防波防塵管に収容される上限調整用フロートと、中間部に該上限調整用フロートが螺合されて下端部に上限調整用弁の弁体が設けられる上限調整用弁操作軸と、を含んで構成される上限水位調整補助手段を具備すると共に、静水池内に鉛直に設置されて直下に下限調整用弁が配置される下限調整用防波防塵管と、下限調整用防波防塵管に収容される下限調整用フロートと、中間部に該下限調整用フロートが螺合されて下端部に下限調整用弁の弁体が設けられる下限調整用弁操作軸と、を含んで構成される下限水位調整補助手段を具備することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、水路上流に連通される静水池と、水路下流に連通される遊水池と、静水池と遊水池との間に仕切板を介して設けれるフロート室と、該フロート室に収容されてフロート室の水位の変化に応じて上下動されるフロートと、静水池に設けられて上面が水路上流の規定水位に開口されると共に下面が注水管を介してフロート室に連通される注水槽と、フロート室と遊水池とに連通される流出管に設けられてフロート室から遊水池へ流出される水の流量が調整される流出弁と、水路を横断して設置されてフロートが上下動されるのに連動して回動される回動軸と、該回動軸の回動動作に連動して作動されて水路の開度が調節される扉体と、を具備して、水路上流の水位が上昇されて静水池の水位が設定水位を上回る場合には、静水池に貯留された水が注水槽から注水管を介してフロート室へ送水されて、該フロート室の水位が上昇されることにより扉体が開動作されて、また、水路上流の水位が下降されて静水池の水位が設定水位を下回る場合には、流出管によってフロート室の水が遊水池へ流出されて、該フロート室の水位が下降されることにより扉体が閉動作される水位調整ゲートであって、静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で上昇される場合に、上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水されると共に、静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で下降される場合に、下限調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ流出される水位調整補助手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、水位調整補助手段は、静水池内に鉛直に設置される防波防塵管と、防波防塵管に嵌合されて設定水位よりも下方の防波防塵管の軸直角面上に配置されると共に静水池の水位の変動速度に応じて防波防塵管に対して鉛直方向へ移動されるダイヤフラムと、中間部に該ダイヤフラムが螺合されて下端部に上限調整用弁の弁体と下限調整用弁の弁体とが同軸上に設けられる弁操作軸と、を含んで構成されることを特徴とする。
従って、請求項1に記載の発明では、水路上流の水位が上限調整水位よりも高い場合には、水位調整補助手段の上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水される。これにより、フロート室の水位が迅速に上昇されて扉体が迅速に開動作される。また、水路上流の水位が下限調整水位よりも低い場合には、水位調整補助手段の下限調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ迅速に流出される。これにより、フロート室の水位が迅速に下降されて扉体が迅速に閉動作される。
請求項2に記載の発明では、水路上流の水位が上限調整水位よりも高い場合には、静水池の水位の上昇に伴い上限水位調整補助手段の上限調整用フロートが上昇されて上限調整用弁操作軸を介して上限調整用弁の弁体が上昇される。これにより、上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水される。また、水路上流の水位が下限調整水位よりも低い場合には、静水池の水位の下降に伴い下限水位調整補助手段の下限調整用フロートが下降されて下限調整用弁操作軸を介して下限調整用弁の弁体が下降される。これにより、下降調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ迅速に流出される。
請求項3に記載の発明では、静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で上昇される場合には、水位調整補助手段の上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水される。これにより、フロート室の水位が迅速に上昇されて扉体が迅速に開動作される。また、静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で下降される場合には、水位調整補助手段の下限調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ迅速に流出される。これにより、フロート室の水位が迅速に下降されて扉体が迅速に閉動作される。
請求項4に記載の発明では、
静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で上昇される場合には、静水池の水位の上昇に伴いダイヤフラムが防波防塵管に対して上昇されて弁操作軸を介して上限調整用弁の弁体が上昇される。これにより、上限調整用弁が開動作されて静水池に貯留された水が補助送水管を介してフロート室へ送水される。また、静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で下降される場合には、静水池の水位の下降に伴いダイヤフラムが防波防塵管に対して下降されて弁操作軸を介して下限調整用弁の弁体が下降される。これにより、下降調整用弁が開動作されてフロート室に貯留された水が補助流出管を介して遊水池へ迅速に流出される。
水路上流の急激な水位変動に迅速に対応させることが可能な水位調整ゲートを提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。図1に示されるように、本水位調整ゲートは、長方形断面を有する開渠(以下、水路と称す。)の全幅に亘って扉体1が設けられて、該扉体1が水路方向(図1における紙面視左右方向)に延びるゲートアーム2の水路上流側(図1における紙面視左側)に取り付けられる。そして、本水位調整ゲートでは、上記扉体1を境界に水路が上流(図1における紙面視左側)と下流(図1における紙面視右側)とに区分される。また、本水位調整ゲートは、上記ゲートアーム2の中間部が水路を横断して設置された回動軸3に固着されて、該回動軸3が回動されることによりゲートアーム2が揺動される。これにより、本水位調整ゲートでは、扉体1が回動軸3の回りに回動されて、扉体1の開度(水位調整ゲートの開放の度合い、以下、ゲート開度と称す。)が調節される。なお、本水位調整ゲートは、上記ゲートアーム2の水路下流側(図1における紙面視右側)にカウンタウェイト4が設けられて、回動軸3の回りに作用させるモーメントが調整される。
図1に示されるように、本水位調整ゲートは、上流側連通路5によって水路上流に連通された静水池6と、下流側連通路7によって水路下流に連通された遊水池8とが、フロート室9を介在させて水路の側方に設けられる。該フロート室9には、内部空間に主フロート10と密閉部11とが上下に配置されたフロート12が浮設される。そして、本水位調整ゲートは、該フロート12の主フロート10が下部連通管13によって遊水池8に連通される。これにより、本水位調整ゲートは、フロート12の主フロート10に遊水池8の水が下部連通管13を介して導入されると共に、該主フロート10に導入された水が下部連通管13を介して遊水池8へ必要に応じて流出される。また、本水位調整ゲートは、フロート12がフロートアーム14を含むリンク機構を介して回動軸3に連結される。そして、本水位調整ゲートは、フロート室9の水位Hfに応じてフロート12が上下動されて上記リンク機構を介して回動軸3が回動される。
なお、図1に示されるように、本水位調整ゲートは、フロート室9と遊水池8とが仕切板15の下部に設けられた流出管16によって連通されており、該流出管16に設けられた流出弁17によってフロート室9から遊水池8へ流出される水の流量が調節される。また、本水位調整ゲートは、上記静水池6に、上部に注水口19aが開口されて底部が注水管18を介してフロート室9に連通された注水槽19が設けられる。そして、該注水槽19の注水口19aは設定水位上に設けられる。これにより、本水位調整ゲートでは、上記静水池6の水位が設定水位Hsを超えている場合に、当該静水池6の水が注水口19aから注水槽19へ流入されて該注水槽19へ注水された水が注水管18を介してフロート室9へ注水される。そして、フロート室9の水位Hfが上昇されるのに伴い、フロート12が上方へ移動されて扉体1が回動軸3の回りに開方向(図1における紙面視時計回り方向)へ回動される。これにより、ゲート開度が拡大されて水路下流の流量が増大されることにより水路上流の水位が下降されて設定水位Hsに向けて調整される。
また、図1に示されるように、本水位調整ゲートは、上記静水池6に、断面が長方形に形成されて中空部に上限調整用フロート20が浮設される上限調整用防波防塵管21が略鉛直に向けられて設けられる。また、本水位調整ゲートは、該上限調整用防波防塵管21の下部が上限調整用弁22を介して補助送水管23の一端に接続されて、該補助送水管23の他端が上記フロート室9に連通される。また、上記上限調整用弁22は、送水穴24が形成される弁座25と、下方に向けて外径が逓減されて上記弁座25の送水穴24を閉塞可能な外円錐面26a(図2参照)を有する弁体26とを含んで構成される。また、図2に示されるように、上限調整用フロート20には、当該上限調整用フロート20を上下方向(図2における紙面視上下方向)に貫通させたねじ穴27が軸線上に設けられる。そして、該上限調整用フロート20のねじ穴27には、下端に上記弁体26が固定された上限調整用弁操作軸28の外周面に形成されたねじ部29が螺合される。
そして、本水位調整ゲートでは、例えば水路上流の水位が急激に上昇された場合に、静水池6の水位が上昇されるのに伴い上限調整用防波防塵管21内の水位が上昇されて、上限調整用フロート20が上昇されることにより弁体26が上方へ移動される。これにより、上限調整用弁22(送水穴24)が開放されて静水池6の水が補助送水管23を介してフロート室9へ送水される。そして、フロート室9の水位Hfが上昇されるのに伴いフロート12が上方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図1における紙面視で時計回り方向へ回動されることにより、ゲート開度が拡大される構造になっている。なお、図1に示されるように、上記上限調整用防波防塵管21には、中空部に静水池6の水を導入させるための導水窓30が設けられる。また、上記補助送水管23には、当該補助送水管23によって静水池6からフロート室9へ送水される水の流量が調節される送水調節用弁31が設けられる。
さらに、図1及び図2に示されるように、上記上限調整用弁操作軸28の上端にはハンドル32が設けられており、該ハンドル32が操作されることにより弁体26に対する上限調整用フロート20の位置(距離)がねじ穴27とねじ部29とによって調節されて上限調整用弁22が開放されるタイミング(静水池6の水位)が設定される構造になっている。図1に示されるように、本水位調整ゲートは、上記静水池6に、断面が長方形に形成されて中空部に下限調整用フロート33が浮設される下限調整用防波防塵管34が略鉛直に向けられて設けられる。また、本水位調整ゲートは、フロート室9と遊水池8とが補助流出管35によって連通される。該補助流出管35には、下限調整用防波防塵管34の直下に配置される下限調整用弁36が設けられる。なお、下限調整用防波防塵管34と補助流出管35とは隔壁37を介して接続される。また、上記下限調整用弁36は、送水穴38が形成される弁座39と、上方に向けて外径が逓減されて上記弁座39の送水穴38を閉塞可能な外円錐面を有する弁体40とを含んで構成される。
また、下限調整用フロート33には、当該下限調整用フロート33を上下方向に貫通させたねじ穴が軸線上に設けられる。さらに、図1に示されるように、該下限調整用フロート33のねじ穴には、上記隔壁37を貫通させて下端に上記弁体40が固定された下限調整用弁操作軸41の外周面に形成されたねじ部が螺合される。そして、本水位調整ゲートでは、例えば水路上流の水位が急激に下降された場合に、静水池6の水位が下降されるのに伴い下限調整用防波防塵管34内の水位が下降されて、下限調整用フロート33が下降されることにより弁体40が下方へ移動される。これにより、下限調整用弁36(送水穴38)が開放されてフロート室9の水が補助流出管35を介して遊水池8へ流出される。そして、フロート室9の水位Hfが下降されるのに伴いフロート12が下方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図1における紙面視で反時計回り方向へ回動されることにより、ゲート開度が縮小される構造になっている。
なお、図1に示されるように、上記下限調整用防波防塵管34には、中空部に静水池6の水を導入させるための導水窓42が設けられる。また、上記補助流出管35には、当該補助送水管35によってフロート室9から遊水池8へ流出される水の流量が調節される流出調節用弁43が設けられる。さらに、上記下限調整用弁操作軸41の上端にはハンドル44が設けられており、該ハンドル44が操作されることにより弁体40に対する下限調整用フロート33の位置(距離)がねじ穴とねじ部とによって調節されて下限調整用弁36が開放されるタイミング(静水池6の水位)が設定される構造になっている。
次に、本水位調整ゲートの作用を説明する。まず、本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が図1に示される上限水位Huと下限水位Hlとの間で比較的緩やかに推移される場合には、静水池6から注水槽19並びに注水管18を介してフロート室9へ注水される水とフロート室9から流出管16を介して遊水池8へ流出される水とによって、フロート室9の水位Hfが調節されてフロート12が上下方向へ位置決めされる。これにより、ゲートが調節されて水路上流の水位が設定水位Hsに調整される。また、本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇されて静水池6の水位が上限水位Huを超えた(上回った)場合には、当該静水池6の水位が上昇されるのに伴い上限調整用フロート20が上方へ移動されて、上限調整用弁22が開放される。これにより、静水池6から注水槽19並びに注水管18を介してフロート室9へ送水されるのに加えて、より多量の静水池6の水が補助送水管23を介してフロート室9へ送水されてフロート室9の水位が上昇される。
そして、該フロート室9の水位が上昇されるのに伴いフロート12が上方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図1における紙面視で時計回り方向へ回動されることによりゲート開度が拡大される。他方、水路上流の水位が急激に下降されて静水池6の水位が下限水位Hlを超えた(下回った)場合には、当該静水池6の水位が下降されるのに伴い下限調整用フロート33が下方へ移動されて、下限調整用弁36が開放される。これにより、フロート室9の水が補助流出管35を介して遊水池8へ流出されてフロート室9の水位が下降される。そして、該フロート室9の水位が下降されるのに伴いフロート12が下方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図1における紙面視で反時計回り方向へ回動されることによりゲート開度が縮小される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合に、静水池6の水位が上昇されて、当該静水池6の水位が上昇されるのに伴い上限調整用フロート20が上方へ移動される。これにより、上限調整用弁22が開放されて、より多量の静水池6の水が補助送水管23を介してフロート室9へ送水される。そして、フロート室9の水位が上昇されるのに伴いフロート12が上方へ移動されて、ゲート開度が拡大される。これにより、本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合であってもゲート開度が速やかに拡大されるので、水路上流の水位が設定水位Hsに向けて迅速に調整される。
本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合に、静水池6の水位が下降されて、当該静水池6の水位が下降されるのに伴い下限調整用フロート33が下方へ移動される。これにより、下限調整用弁36が開放されて、より多量のフロート室9の水が補助流出管35を介して遊水池8へ流出される。そして、フロート室9の水位が下降されるのに伴いフロート12が下方へ移動されて、ゲート開度が縮小される。これにより、本水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合であってもゲート開度が速やかに縮小されるので、水路上流の水位が設定水位Hsに向けて迅速に調整される。
したがって、本水位調整ゲートでは、ゲート開度が水路上流の水位に応じて速やかに、且つ適正に調節されるので、水路上流の水位が急激に変化される場合であっても、水路上流の水位が迅速に調整されて設定水位Hsに保持される。また、本水位調整ゲートでは、電動モータ等の原動機が用いられていないため、装置が安価に構成されると共に作動の信頼性が確保される。
なお、本実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本実施の形態では、図1に示されるように、上限調整用フロート20並びに下限調整用フロート33を含んで構成される水位調整補助手段が、フロート12の上下動に連動してゲートアーム2が揺動されることにより扉体1が開閉動作される、いわゆる、ラジアル式水位調整ゲートに採用される場合について説明したが、図9に示されるように、フロート12の上下動に連動してチェーン69に垂設された扉体1が開閉動作(昇降)される、いわゆる、引き上げ式水位調整ゲートに、上記水位調整補助手段を採用してもよい。
また、本実施の形態の水位調整ゲートは、上流の水位を調整する目的であれば、農業用水の水路等に限らず、例えば、河川や溜め池等に設置してもよい。
(他の実施の形態)
他の実施の形態を図3〜図8に基づいて説明する。なお、上述した図1に示される水位調整ゲートと同一又は相当する構成要素については同一の名称及び符号を付与して、その詳細な説明を省く。図3に示されるように、他の水位調整ゲートは、静水池6に、略円筒状に形成された防波防塵管51が略鉛直に向けられて設けられて、該防波防塵管51の下部が上限調整用弁22を介して送水管52によってフロート室9に連通される。また、他の水位調整ゲートは、上記送水管52が上記上限調整用弁22の直下に配置された下限調整用弁36を介して補助流出管35に接続される。図4に示されるように、他の水位調整ゲートは、上限調整用弁22の弁体26と下限調整用弁36の弁体40とが対向されて弁操作軸53に設けられる。なお、各弁体26,40は、上記弁操作軸53に螺合されており、位置決め用ナット54によって位置決めされて相互に対向される面の間隔が適正に保持される。そして、他の水位調整ゲートは、弁体26の上方に形成された弁操作軸53の左ねじ部55に上ガイドナット55が螺合されて、弁体40の下方に形成された弁操作軸53の右ねじ部57に下ガイドナット58が螺合される。
また、図4及び図5に示されるように、各ガイドナット56,58は、防波防塵管51及び補助流出管35に設けられた各回り止めプレート59,60によって、弁操作軸53の軸線回りに回転されるのが阻止されて、且つ当該軸線方向へ案内される構造になっている。そして、上ガイドナット56と弁体26との間には弁操作軸53に外挿された圧縮コイルばね61がワッシャを介して設けられて、下ガイドナット58と弁体40との間には弁操作軸53に外挿された圧縮コイルばね62がワッシャを介して設けられる。これにより、他の水位調整ゲートでは、弁操作軸53の上部に設けられたハンドル63が回転されることにより、一対のガイドナット56,58が相互に近接離反されて各圧縮コイルばね61,62のばね力が適正に調節されることにより、各弁体26,40の各外円錐面26a,40aが上限調整用弁22及び下限調整用弁36の各弁座25,39に押圧されて当該上限調整用弁22及び下限調整用弁36が閉塞される構造になっている。
また、図3及び図4に示されるように、上記弁操作軸53には、各弁体26,40の上方に略円板状に形成されたダイヤフラム64が設けられる。該ダイヤフラム64は、中心にスリーブ65が設けられて該スリーブ65が上記弁操作軸53に嵌合される。そして、ダイヤフラム64は、外周端部と防波防塵管51の内周面とが所定の間隙を有するように直径が設定されると共に当該ダイヤフラム64によって仕切られる上部空間と下部空間とが連通される連通穴66(図6参照)が設けられる。これにより、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位(静水池6の水位)が緩やかに変動される場合には、ダイヤフラム64によって仕切られる防波防塵管51内の上部空間と下部空間との間の水が、当該防波防塵管51の内周面と上記ダイヤフラム64の外周端部との間隙、及び連通穴66を介して行き来される。これにより、他の水位調整ゲートでは、防波防塵管51内の水位の変動に応じてダイヤフラム64に作用される圧力が逃されて、スリーブ65の内周面と弁操作軸53の外周面との間に大きな摩擦力が作用されることがなく、ダイヤフラム64が弁操作軸53に対して当該弁操作軸53の軸線方向へ移動される。
そして、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合に、静水池6の水位が上昇されるのに伴い、防波防塵管53内の水位が急激に上昇されてダイヤフラム64に図4における上方向へ比較的大きい圧力が作用される。これにより、スリーブ65の内周面と弁操作軸53の外周面との間に大きな摩擦力が生じて当該弁操作軸53に上方向の軸スラスト力が作用される。そして、図7に示されるように、圧縮コイルばね62を圧縮しつつ弁操作軸53が上昇されて弁体26が上方へ移動される。これにより、上限調整用弁22が開放されて静水池6の水が送水管52を介してフロート室9へ送水される。そして、フロート室9の水位Hfが上昇されるのに伴いフロート12が上方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図3における紙面視で時計回り方向へ回動されることにより、ゲート開度が拡大される構造になっている。他方、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合に、防波防塵管53内の水位が急激に下降されてダイヤフラム64に図4における下方向へ比較的大きい圧力が作用される。
これにより、スリーブ65の内周面と弁操作軸53の外周面との間に大きな摩擦力が生じて当該弁操作軸53に下方向の軸スラスト力が作用される。そして、図8に示されるように、圧縮コイルばね61を圧縮しつつ弁操作軸53が下降されて弁体40が下方へ移動される。これにより、下限調整用弁36が開放されてフロート室9の水が送水管52及び補助流出管35を介して遊水池8へ送水される。そして、フロート室9の水位Hfが下降されるのに伴いフロート12が下方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図3における紙面視で反時計回り方向へ回動されることにより、ゲート開度が縮小される構造になっている。なお、図3及び4に示されるように、上記防波防塵管51には、中空部に静水池6の水を導入させるための導水窓67が設けられる。また、上記送水管52には、当該送水管52を通過する水の流量が調節される流量調節用弁68が設けられる。
次に、他の実施の形態の作用を説明する。まず、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合には、静水池6の水位が上昇されるのに伴い、防波防塵管53内の水位が急激に上昇されてダイヤフラム64に図4における上方向へ比較的大きい圧力が作用される。そして、図7に示されるように、圧縮コイルばね62を圧縮しつつ弁操作軸53が上昇されて弁体26が上方へ移動される。これにより、上限調整用弁22が開放されて静水池6の水が送水管52を介してフロート室9へ送水される。そして、フロート室9の水位Hfが上昇されるのに伴いフロート12が上方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図3における紙面視で時計回り方向へ回動されることにより、静水池6から注水槽19並びに注水管18を介してフロート室9へ送水されるのに加えて、より多量の静水池6の水が送水管52を介してフロート室9へ送水されてフロート室9の水位が上昇されてゲート開度が拡大される。
他方、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合には、防波防塵管53内の水位が急激に下降されてダイヤフラム64に図4における下方向へ比較的大きい圧力が作用される。そして、図8に示されるように、圧縮コイルばね61を圧縮しつつ弁操作軸53が下降されて弁体40が下方へ移動される。これにより、下限調整用弁36が開放されてフロート室9の水が送水管52及び補助流出管35を介して遊水池8へ流出される。そして、フロート室9の水位Hfが下降されるのに伴いフロート12が下方へ移動されて、フロートアーム14を介して回動軸3が図3における紙面視で反時計回り方向へ回動されることにより、ゲート開度が縮小される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合に、ダイヤフラム64に上方向へ比較的大きい圧力が作用されて弁操作軸53が上昇される。これにより、弁体26が上方へ移動されて上限調整用弁22が開放されることにより静水池6の水が送水管52を介してフロート室9へ送水される。これにより、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に上昇された場合であってもゲート開度が速やかに拡大されるので、水路上流の水位が設定水位Hsに向けて迅速に調整される。
他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合に、ダイヤフラム64に下方向へ比較的大きい圧力が作用されて、弁操作軸53が下降される。これにより、弁体40が下方へ移動されて下限調整用弁36が開放されることによりフロート室9の水が送水管52及び補助流出管35を介して遊水池8へ流出される。これにより、他の水位調整ゲートでは、水路上流の水位が急激に下降された場合であってもゲート開度が速やかに縮小されるので、水路上流の水位が設定水位Hsに向けて迅速に調整される。
したがって、他の水位調整ゲートでは、ゲート開度が水路上流の水位に応じて速やかに、且つ適正に調節されるので、水路上流の水位が急激に変化される場合であっても、水路上流の水位が迅速に調整されて設定水位Hsに保持される。また、他の水位調整ゲートでは、電動モータ等の原動機が用いられていないため、装置が安価に構成されると共に作動の信頼性が確保される。さらに、他の水位調整ゲートでは、単一の防波防塵管51及び弁操作軸53によって上限水位と下限水位との調整がなされるので、図1に示される水位調整ゲートと比較して、小スペースに設置することが可能である。
なお、他実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
他実施の形態では、図3に示されるように、ダイヤフラム64を含んで構成される水位調整補助手段が、フロート12の上下動に連動してゲートアーム2が揺動されることにより扉体1が開閉動作される、いわゆる、ラジアル式水位調整ゲートに採用される場合について説明したが、図9に示されるように、フロート12の上下動に連動してチェーン69に垂設された扉体1が開閉動作(昇降)される、いわゆる、引き上げ式水位調整ゲートに、上記水位調整補助手段を採用してもよい。
また、他の実施の形態の水位調整ゲートは、上流の水位を調整する目的であれば、農業用水の水路等に限らず、例えば、河川や溜め池等に設置してもよい。
本水位調整ゲートの説明図である。 本水位調整ゲートの説明図であって、上限調整用フロート及び弁体が設けられた上限調整用弁操作軸の正面図である。 他の水位調整ゲートの説明図である。 他の水位調整ゲートの説明図であって、主要部の詳細図である。 図4における(b)矢視図の一部を示す図である。 図4における(a)矢視図の一部を示す図である。 図4において上限調整用弁が開放された状態を示す図である。 図4において下限調整用弁が開放された状態を示す図である。 引き上げ式の水位調整ゲートを示す説明図である。
符号の説明
1 扉体、3 回動軸、6 静水池、8 遊水池、9 フロート室、12 フロート、16 流出管、18 注水管、19 注水槽、20 上限調整用フロート、21 上限調整用防波防塵管、22 上限調整用弁、23 補助送水管、28 上限調整用弁操作軸、33 下限調整用フロート、34 下限調整用防波防塵管、35 補助流出管、36 下限調整用弁、41 下限調整用弁操作軸、51 弁操作軸、52 通水管、64 ダイヤフラム

Claims (4)

  1. 水路上流に連通される静水池と、水路下流に連通される遊水池と、前記静水池と前記遊水池との間に仕切板を介して設けれるフロート室と、該フロート室に収容されて前記フロート室の水位の変化に応じて上下動されるフロートと、前記静水池に設けられて上面が水路上流の規定水位に開口されると共に下面が注水管を介して前記フロート室に連通される注水槽と、前記フロート室と前記遊水池とに連通される流出管に設けられて前記フロート室から前記遊水池へ流出される水の流量が調整される流出弁と、水路を横断して設置されて前記フロートが上下動されるのに連動して回動される回動軸と、該回動軸の回動動作に連動して作動されて前記水路の開度が調節される扉体と、を具備して、水路上流の水位が上昇されて前記静水池の水位が設定水位を上回る場合には、前記静水池に貯留された水が前記注水槽から前記注水管を介して前記フロート室へ送水されて、該フロート室の水位が上昇されることにより前記扉体が開動作されて、また、水路上流の水位が下降されて前記静水池の水位が設定水位を下回る場合には、前記流出管によって前記フロート室の水が前記遊水池へ流出されて、該フロート室の水位が下降されることにより前記扉体が閉動作される水位調整ゲートであって、前記静水池の水位が上限調整水位よりも高い場合に、上限調整用弁が開動作されて前記静水池に貯留された水が補助送水管を介して前記フロート室へ送水されると共に、前記静水池の水位が下限調整水位よりも低い場合に、下限調整用弁が開動作されて前記フロート室に貯留された水が補助流出管を介して前記遊水池へ流出される水位調整補助手段を備えることを特徴とする水位調整ゲート。
  2. 前記水位調整補助手段は、前記静水池内に鉛直に設置されて下部が前記上限調整用弁を介して前記補助送水管に接続される上限調整用防波防塵管と、該上限調整用防波防塵管に収容される上限調整用フロートと、中間部に該上限調整用フロートが螺合されて下端部に前記上限調整用弁の弁体が設けられる上限調整用弁操作軸と、を含んで構成される上限水位調整補助手段を具備すると共に、前記静水池内に鉛直に設置されて直下に前記下限調整用弁が配置される下限調整用防波防塵管と、前記下限調整用防波防塵管に収容される下限調整用フロートと、中間部に該下限調整用フロートが螺合されて下端部に前記下限調整用弁の弁体が設けられる下限調整用弁操作軸と、を含んで構成される下限水位調整補助手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の水位調整ゲート。
  3. 水路上流に連通される静水池と、水路下流に連通される遊水池と、前記静水池と前記遊水池との間に仕切板を介して設けれるフロート室と、該フロート室に収容されて前記フロート室の水位の変化に応じて上下動されるフロートと、前記静水池に設けられて上面が水路上流の規定水位に開口されると共に下面が注水管を介して前記フロート室に連通される注水槽と、前記フロート室と前記遊水池とに連通される流出管に設けられて前記フロート室から前記遊水池へ流出される水の流量が調整される流出弁と、水路を横断して設置されて前記フロートが上下動されるのに連動して回動される回動軸と、該回動軸の回動動作に連動して作動されて前記水路の開度が調節される扉体と、を具備して、水路上流の水位が上昇されて前記静水池の水位が設定水位を上回る場合には、前記静水池に貯留された水が前記注水槽から前記注水管を介して前記フロート室へ送水されて、該フロート室の水位が上昇されることにより前記扉体が開動作されて、また、水路上流の水位が下降されて前記静水池の水位が設定水位を下回る場合には、前記流出管によって前記フロート室の水が前記遊水池へ流出されて、該フロート室の水位が下降されることにより前記扉体が閉動作される水位調整ゲートであって、前記静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で上昇される場合に、上限調整用弁が開動作されて前記静水池に貯留された水が補助送水管を介して前記フロート室へ送水されると共に、前記静水池の水位が所定変動速度よりも高い変動速度で下降される場合に、下限調整用弁が開動作されて前記フロート室に貯留された水が補助流出管を介して前記遊水池へ流出される水位調整補助手段を備えることを特徴とする水位調整ゲート。
  4. 前記水位調整補助手段は、前記静水池内に鉛直に設置される防波防塵管と、前記防波防塵管に嵌合されて規定水位よりも下方の前記防波防塵管の軸直角面上に配置されると共に前記静水池の水位の変動速度に応じて前記防波防塵管に対して鉛直方向へ移動されるダイヤフラムと、中間部に該ダイヤフラムが螺合されて下端部に前記上限調整用弁の弁体と前記下限調整用弁の弁体とが同軸上に設けられる弁操作軸と、を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載の水位調整ゲート。

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