JP4316315B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に係り、例えば、遊技機本体の前面下部の下球皿に喫煙者用の灰皿を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技店内の禁煙コーナーに設けられているパチンコ遊技機に灰皿が使用可能な状態で設けられていると、遊技者に使用されることがあって、禁煙の管理が難しくなる。このため、同一機種であっても、遊技店の判断によって、その設置場所(喫煙コーナー又は禁煙コーナー)に応じて、灰皿が使用可能状態なものと、灰皿が使用不能状態なものとに選択できるように、遊技機に灰皿蓋を設け、灰皿の開口部を蓋で覆った灰皿使用可能状態と、灰皿蓋を収納領域に納めた灰皿使用不能状態とに使い分けできる遊技機が発明されている。
【0003】
そのような遊技機の具体的な構成は、パチンコ遊技機の下球皿に設置される灰皿は、その両側壁から水平方向へ軸が突設され、その軸を下球皿の収納凹部内側面に形成された孔に嵌入することで、軸を中心にして前方へ回動自在になっている。従って、清掃時には灰皿を前方に回動させることによって、灰皿の中に貯まった吸殻などの除去を簡単に行うことができる。
【0004】
また、同様の遊技機の例としては、灰皿としての使用だけでなく、遊技者の意思に応じて、灰皿としての機能をなくして物品の保持台として使用できることを目的として、灰皿を灰皿蓋が覆う状態における上面に諸物品を載置可能な凹部を灰皿蓋に設けた遊技機(例えば、特許文献1)や、中空の球体を分割した形状をなす灰皿蓋を採用し、その灰皿蓋が遊技機本体の内部に収納されるように回動させた遊技機(例えば、特許文献2)があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−157700号公報(段落〔0011〕−〔0028〕、第4図及び第5図)
【特許文献2】
特開2002−66068号公報(段落〔0013〕−〔0060〕、第2図〜第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、灰皿を使用する際の灰皿蓋の位置が、灰皿上部に位置する遊技機本体の前面に設けられた収納領域に嵌め込まれているだけなので、遊技機への振動によって回動した灰皿蓋が、遊技者の意に反して灰皿を覆うことがあった。また、灰皿を使用しないとき、すなわち灰皿蓋が灰皿を覆っている状態では、灰皿上部に位置し、遊技機本体の前面に設けられた前記灰皿蓋を嵌め込んで収納するための凹部が目立ち、遊技機全体として見栄えが悪いものとなっていた。
【0007】
また、特許文献2に記載の技術は、灰皿蓋を収める構造を採用しているので、分割された中空球体形状の灰皿蓋を収容するための領域を、遊技機の内部に形成しなければならず、球通路を設けた機構板や基板等の装置類を多数設けるための領域を制限してしまう結果を招いていた。
【0008】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、省スペースで灰皿蓋を確実に収納でき、かつ灰皿蓋を上方に跳ね上げる態様の遊技機よりも見栄えがよい遊技機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、請求項1記載の発明は、遊技機本体の前面に設けられ、吸殻を貯留するための開口部が形成された灰皿本体と、前記開口部を覆う平板形状の灰皿蓋とを有する遊技機において、前記灰皿蓋を収納する収納領域を形成するための収納領域形成部が前記遊技機本体の前面に対向する前記灰皿本体の後面に設けられ、前記灰皿本体が遊技機本体から離間可能に設置され、前記灰皿本体は、前記開口部の開口方向が上方を向く第1の位置と、その第1の位置において遊技機本体の前面と対向する面が遊技機本体の前面から離間する第2の位置とに回動するように遊技機本体に取り付けられた灰皿支持部材に軸支され、前記灰皿蓋は、前記開口部を覆う位置と前記収納領域形成部によって形成される収納領域に収納される位置とに回動するように前記灰皿本体の後面上端よりも上方の前記灰皿本体に前記灰皿蓋の一端を軸支したことを特徴とする。
【0010】
係る構成のように、前記灰皿本体に設けられた前記収納領域形成部が遊技機本体の前面と灰皿本体との間に灰皿蓋を収納する収納領域を形成するため、遊技機への振動が与えられた場合でも遊技者の意に反して灰皿蓋が灰皿を覆ってしまうことがない。また、前記収納領域は灰皿本体側に形成されるので、前記遊技機本体になんら加工を施すことなく、従来の遊技機本体に灰皿のユニットとして取り付けることができる。すなわち、遊技機本体内部に対する侵襲がないので、遊技機本体内部を有効に利用することができる。また、灰皿蓋の収納領域を遊技機本体の前面と灰皿本体との間に設けたため、収納領域は灰皿本体によって隠され、遊技者からは見えない位置となるので、見栄えのよい遊技機を提供することができる。ここで、前記収納領域形成部は、灰皿蓋の少なくとも一部を収納する領域を形成する部材であって、この収納領域形成部によって灰皿蓋の全部が収納されることが望ましい。また、前記収納領域形成部の形状は灰皿蓋の大きさ、特に灰皿蓋の厚さに基づいて設計される。灰皿蓋の肉厚よりも大に設計されていてもよいが、スペース効率を考慮すると収納領域の前後方向の大きさは灰皿蓋の肉厚以下とすることが望ましく、更には灰皿蓋の肉厚と略同一とされることが望ましい。
【0011】
上記課題を解決するための、請求項2記載の発明は、遊技機本体の前面に設けられ、吸殻を貯留するための開口部が形成された灰皿本体と、前記開口部を覆う平板形状の灰皿蓋とを有する遊技機において、前記灰皿蓋を収納する収納領域を形成するための収納領域形成部が、前記遊技機本体の前面に対向する前記灰皿本体の後面に設けられ、前記灰皿本体が遊技機本体から離間可能に設定され、前記灰皿本体は、前記開口部の開口方向が上方を向く第1の位置と、その第1の位置において遊技機本体の前面と対向する面が遊技機本体の前面から離間する第2の位置とに回動するように遊技機本体に取り付けられた灰皿支持部材に軸支され、前記灰皿蓋は、前記開口部を覆う位置と前記収納領域形成部によって形成される収納領域に収納される位置とに回動するように前記灰皿本体の後面上端よりも上方の遊技機本体側前面に前記灰皿蓋の一端を軸支したことを特徴とする。
【0012】
係る構成とすることにより、前記灰皿本体を遊技機本体から離間させることで、前記灰皿蓋を前記収納部に収納しやすくなる。
【0013】
上記課題を解決するための、請求項3記載の発明は、請求項に記載の遊技機において、前記灰皿本体遊技機本体に軸支された軸位置と、前記灰皿蓋が遊技機本体に軸支された軸位置とは、遊技機本体を基準とした灰皿本体の前後方向の寸法以上離間していると共に、前記灰皿本体は、前記寸法以上離間するように回動することを特徴とする。
【0014】
係る構成とすることにより、前記灰皿蓋の紛失や盗難を防ぐことができ、かつ灰皿蓋と灰皿本体とを1つのユニットとして取り扱うことができ、結果として部材管理を好適に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という。)に具体化した一実施形態について図面を参照して説明する。
【0020】
図1には、パチンコ機10の前面側が略示されており、パチンコ機10において機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技機構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付け整合されている。
【0021】
また、前枠14の前面側には、パチンコ機10の各種遊技状態(図柄変動、大当り状態、賞球払出し状態など)に応じて点灯(点滅)・消灯などの発光装飾を行う電飾ランプ16,17が設けられている。なお、各電飾ランプ16,17の表面(レンズ部材の表面)は、例えば、赤色などの単一色で着色が施されている。さらに、中枠12の下部には下球皿18及び発射装置19等が装着されている。
【0022】
また、遊技盤13の遊技領域の略中央には、図柄を可変させて図柄組み合わせゲームを行う図柄表示装置20が配設されている。そして、図柄表示装置20には、液晶画面からなる可視表示部21が設けられており、当該可視表示部21には、複数列(例えば、3列)の図柄が各列毎に表示されるようになっている。従って、遊技者は、可視表示部21に表示された各列の図柄の組み合わせから大当り状態、リーチ状態、又は、はずれ状態の何れかの状態を認識することができる。例えば、可視表示部21に表示された全列の図柄が同一の図柄である場合には、その組み合わせから大当り状態を認識することができる。そして、図柄組み合わせのゲームの結果、全列の図柄が同一の図柄からなる組み合わせとなった場合には、多数の遊技球(賞球)を獲得できるチャンスが遊技者に付与されるようになっている。
【0023】
そして、本実施形態のパチンコ機10は、外枠11、中枠12、前枠14、上球皿15及び下球皿18などの各種の遊技機構成部材(以下、「構成部材」と言う。)本体の表面に模様層が施されている。具体的には、これらの構成部材本体の表面のうち、製品形態に組み付けられたパチンコ機10(図1の状態)において、機前面側から遊技者が視認できる視認部位11a,12a,14a,15a,18aに模様層が施されている。
【0024】
図2は、本実施形態の構成として、図1における構成部材のうち、灰皿を有する下球皿18を、灰皿本体3とその灰皿本体3を支持する灰皿支持部材2とから構成された構成部材として模式的に示した図であり、図2(a)は下球皿18の斜視図、図2(b)は、図2(a)のA−A断面図である。すなわち、本実施形態の説明においては、パチンコ機10本体が、遊技機本体1と構成部材としての下球皿18とから構成されることと定義し、下球皿18は、灰皿本体3及びその灰皿本体3を回動するための灰皿支持部材2からなるものとして説明する。
【0025】
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態における遊技機は、遊技機本体1と、遊技機本体1の前面に離間して設置された灰皿支持部材2と、灰皿支持部材2に挟まれるように灰皿支持部材2に回動可能に設置され、上方に開口部302が形成された灰皿本体3と、灰皿本体3の開口部302を覆う灰皿蓋4とを有してなる。ここで、灰皿支持部材2は図1における下球皿18に該当するものである。
【0026】
また、遊技機本体1の前面には、灰皿蓋4を回動させるための灰皿蓋支持部材101が設けられており、この灰皿蓋支持部材101に形成された蓋用支持孔102に灰皿蓋4の端部に設けられた支持軸(図4参照)が嵌合することによって灰皿蓋4が回動可能となっている。また、灰皿蓋支持部材101の設置位置は、灰皿本体3の後面と遊技機本体1の前面とが略均等な距離をもって対向した状態において開口部302の開口面の後端近傍に、前記灰皿蓋4の支持軸(図示せず)の両端部に対応して2つ設置される。
【0027】
図3は、本発明に係る遊技機の一実施形態における灰皿本体の構造及び灰皿支持部材の構成を示す斜視図であり、図3(a)は、本実施形態における灰皿本体の構造を示す斜視図であり、図3(b)は、本実施形態において灰皿本体を除いた場合の構成を示す斜視図である。
【0028】
図3(a)に示すように、灰皿本体3は、上方に開口した開口部302を有した箱形状をなす。そして、灰皿本体3を回動させるための支持軸301が灰皿本体3の両側面の前方方向下端部に突出して設けられている。また、灰皿本体3の後面には、灰皿本体3の両側面を延設した態様で収納領域形成部303が設けられている。この収納領域形成部303の突出寸法(遊技機本体1の前後方向において灰皿本体3から突出している寸法)は、灰皿蓋4の厚さ寸法よりも大に設計され、灰皿本体3の後面及び収納領域形成部303によって形成される空間(収納領域)は、灰皿蓋4全体を収納可能に設計される。
【0029】
一方、灰皿本体3を支持する灰皿支持部材2は、図3(b)に示すように、灰皿本体3の両端に位置するように遊技機本体1に設置され、支持軸301を受ける支持孔202が、灰皿支持部材2が相互に対向する面における前方方向下端部に支持軸301が嵌合するように凹形状をなしている。従って、支持軸301と支持孔202とが嵌合することによって、遊技機本体1の前面に突出するように相互に対向した灰皿支持部材2の間で灰皿本体3が、上方に向いた開口部を前面方向に向かせるように回動可能となる。そして、遊技者が灰皿を使用するときの位置に灰皿本体3の下面を係止するための係止片201が、灰皿支持部材2が相互に対向する各々の面における前方方向下端部に設けられ、それら係止片201は相互に対向する方向に突出して形成されている。ここで、本実施形態において、遊技者が灰皿を使用可能な灰皿本体3の位置(第1の位置)とは、灰皿本体3の開口部302が上方を向く位置であり、言い換えると、灰皿本体3の後面と遊技機本体1の前面とが略面一となるように対向している状態を指し、逆に遊技者が灰皿を使用不可な灰皿本体3の位置(第2の位置)とは、灰皿本体3が回動することによって灰皿本体3の後面と遊技機本体1の前面とが離間した状態を指す。
【0030】
また、灰皿本体3の開口部302を覆うための灰皿蓋4の形状は、図4に示すように、平板形状の本体40の一端面に蓋用支持孔102に嵌合させて灰皿蓋4を灰皿本体3に対して回動可能とするための蓋用支持軸401が形成されている。そしてこの蓋用支持軸401の両端部を、対向する2つの蓋用支持孔102にそれぞれ嵌合させることによって、灰皿蓋4は灰皿本体3に対して回動可能となる。
【0031】
次に、本発明に係る遊技機の一実施形態における動作について図2及び図5〜図7を参照して以下に説明する。
【0032】
図5〜図7は、本発明に係る遊技機の一実施形態における動作を示す斜視図及び断面図であり、図5(a)におけるB−B断面図が図5(b)、図6(a)におけるC−C断面図が図6(b)、図7(a)におけるD−D断面図が図7(b)である。
【0033】
まず、図2に示す状態は、2つの灰皿支持部材に挟まれた灰皿本体3が、開口部302が上方を向く位置となるように係止片201によって係止され、遊技機本体1に形成された灰皿蓋支持部材101に回動可能に設置された灰皿蓋4が、開口部302を覆い、係止片201と共に灰皿本体3を固定している状態である。すなわち、灰皿本体3が遊技者にとって使用不可な状態である。
【0034】
次に、図5に示すように、灰皿蓋4を上方に跳ね上げるようにして回動させることにより、灰皿本体3の固定が解除され、遊技機本体1の前方方向に回動可能となるので、支持孔202及び支持軸301によって、開口部302が向く方向を上方から前面方向になるように灰皿本体3を回動させる。
【0035】
次に、図6に示すように、回動させた灰皿本体3をそのままにして、一度上方に跳ね上げた灰皿蓋4を遊技機本体1側(跳ね上げた方向と反対の方向)に回動させる。具体的には、灰皿蓋4の裏面(灰皿蓋4が開口部302を覆ったときに開口部302の開口面に対向する面)を遊技機本体1の前面に当接する位置まで回動させる。このとき、図5(b)に示すように、灰皿本体3を有効に回動させるために、灰皿蓋4の回動半径(遊技機1の前方方向の寸法)d1と、灰皿本体3の回動半径d2との関係が、d1≦d2となるように、灰皿支持部材2に設けられる支持孔202の位置が設定されるべきである。
【0036】
その後、開口部302が向く方向を前面方向から上方になるように灰皿本体3を回動させると、図7に示すように、収納領域形成部303によって形成された収納領域に灰皿蓋4が収納された状態で灰皿が使用可能な状態(開口部302が灰皿蓋4に覆われることなく上方を向いている状態)となる。このように、回動可能とした灰皿蓋4を収納領域形成部303によって灰皿本体3の後面に形成された収納領域に収納する構成を採用したので、灰皿使用時に、遊技機への振動が与えられた場合でも遊技者の意に反して灰皿蓋が灰皿を覆ってしまうことがない。また、灰皿不使用時には、灰皿蓋4が灰皿本体3の回動動作を制限しているので、遊技機への振動が与えられた場合に、遊技者の意に反して灰皿本体3が回動してしまうことを防ぐことができる。さらに、灰皿蓋4を灰皿本体3の後面側に確保された収納領域に収納したので、見栄えのよい遊技機を提供することができる。
【0037】
尚、以上説明したように、遊技者にとって使用不可とされた状態の灰皿を使用可能の状態にする動作の一方、灰皿を使用可能な状態から使用不可の状態にするためには、灰皿本体3を遊技機本体の前方方向に回動(開口部302が開口している方向が上方から遊技機本体1の前方方向となるように回動)させて、前記収納領域に収納された灰皿蓋4を回動可能な状態とし、その灰皿蓋4を遊技機本体1の前方方向(灰皿蓋4を、灰皿蓋4の裏面が灰皿本体3の後面に当接した位置から灰皿蓋4の裏面が開口部302の開口面に当接する位置に回動させる方向)に回動させ、灰皿蓋4が開口部302を覆った後、灰皿本体3を遊技機本体の後方方向に回動(開口部302が開口している方向が遊技機本体1の前方方向から上方となるように回動)させることで行われる。
【0038】
(他の実施形態)
以下、本発明に係る遊技機の他の実施形態について図面を参照して説明する。図8は、本発明に係る遊技機の他の実施形態を示す斜視図(図8(a))及びE−E断面図(図8(b))である。図8に示すように、本実施形態における遊技機は、遊技機本体1の前面に設置された灰皿支持部材2と、灰皿支持部材2に回動可能に設置され、上方に開口部が形成され、かつ後面に収納領域が設けられた灰皿本体3と、灰皿本体3の開口部を覆う灰皿蓋4とを有してなり、灰皿蓋4は灰皿本体3に対して回動可能に灰皿本体3に設置されている。すなわち、前述した実施形態との構造上の違いは、灰皿蓋4を回動させるために灰皿蓋4の支持軸に対応する支持孔(詳しくはその支持孔を備えた灰皿蓋支持部材)が、遊技機本体1に設けられるのではなく、灰皿本体3に設けられた点である。
【0039】
図9は、本発明に係る遊技機の他の実施形態における灰皿本体及び灰皿蓋の構造を示す斜視図であり、図9(a)は、本実施形態における灰皿本体の構造を示し、図9(b)は、本実施形態における灰皿蓋の構造を示した斜視図である。
【0040】
図9(a)に示すように、本実施形態の灰皿本体3は、上方に開口した開口部302を有した箱形状をなす。そして、灰皿本体3を回動させるための支持軸301が灰皿本体3の両側面の前方方向下端部に突出して設けられている。また、灰皿蓋4を灰皿本体3に対して回動させるために、灰皿蓋4の蓋用支持軸401(図9(b)参照)に嵌合させる蓋用支持孔305を備えた突出部304が灰皿本体3の両側面の後方方向上端部に突出して設けられている。ここで、突出部304は、灰皿蓋4が開口部302を覆う状態と、灰皿蓋4の上面(灰皿蓋4において、灰皿が遊技者にとって使用不可とされた状態の、開口部302が開口している方向の面)が灰皿本体3の後面に対向する状態とに回動可能な程度に灰皿本体3の上方及び後方に突出するように設けられ、それに伴って蓋用支持孔305の形成位置も設定される。特に、突出部304の後方へ突出する寸法は、灰皿蓋4の厚さ寸法以上とされる。すなわち、前述の実施形態における収納領域形成部303が灰皿本体3の後面と共に灰皿蓋4を収納する収納領域を確保するのと同様の機能として、本実施形態における突出部304が灰皿本体3の後面と共に灰皿蓋4を収納する収納領域を確保するのである。
【0041】
一方、灰皿本体3を支持する灰皿支持部材2は、前述の実施形態と同様、図3(b)に示すように、灰皿本体3の両端に位置するように遊技機本体1に設置され、支持軸301を受ける支持孔202が、灰皿支持部材2が相互に対向する面における前方方向下端部に支持軸301が嵌合するように凹形状をなしている。従って、支持軸301と支持孔202とが嵌合することによって、遊技機本体1の前面に突出するように相互に対向した灰皿支持部材2の間で灰皿本体3が、上方に向いた開口部を前面方向に向かせるように回動可能となる。そして、遊技者が灰皿を使用するときの位置に灰皿本体3の下面を係止するための係止片201が、灰皿支持部材2が相互に対向する各々の面における前方方向下端部に設けられ、それら係止片201は相互に対向する方向に突出して形成されている。
【0042】
また、灰皿本体3の開口部302を覆うための灰皿蓋4の形状は、図9(b)に示すように、平板形状の本体40の一端面に、蓋用支持孔305に嵌合させて灰皿蓋4を灰皿本体3に対して回動可能とするための蓋用支持軸401が形成されている。そしてこの蓋用支持軸401の両端部を、対向する2つの蓋用支持孔305にそれぞれ嵌合させることによって、灰皿蓋4は灰皿本体3に対して回動可能となる。また、灰皿本体3には上方に突出した突出部304が設けられるため、灰皿蓋4が良好に回動するために、平板形状の灰皿蓋本体40における蓋用支持軸401近傍には突出部303に対応した切り欠きが形成されている。
【0043】
次に、本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作について図8及び図10〜図14を参照して以下に説明する。
【0044】
図10〜図14は、本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図であり、図10(a)におけるF−F断面図が図10(b)、図11(a)におけるG−G断面図が図11(b)、図12(a)におけるH−H断面図が図12(b)、図13(a)におけるI−I断面図が図13(b)、図14(a)におけるJ−J断面図が図14(b)である。
【0045】
まず、図8に示す状態は、灰皿本体3が遊技者にとって使用不可な状態、すなわち、2つの灰皿支持部材に挟まれた灰皿本体3が、開口部302が上を向く位置に係止片201によって係止され、灰皿本体3に回動可能に設置された灰皿蓋4が、開口部302を覆い、係止片201と共に灰皿本体3を固定している状態である。
【0046】
次に、図10に示すように、灰皿蓋4によって開口部302を覆った状態で、支持孔202及び支持軸301によって、開口部302が向く方向を上方から前面方向になるように灰皿本体3を回動させる。このとき、前述の実施形態では、灰皿本体3が有効に回動するために、灰皿蓋4の回動半径(遊技機1の前方方向の寸法)d1と、灰皿本体3の回動半径d2との関係が、d1≦d2となるように、灰皿支持部材2に設けられる支持孔202の位置を設定する必要があったが、本実施形態では灰皿蓋4が開口部302を覆ったまま灰皿本体3と共に回動するのでその必要はない。
【0047】
次に、図11及び図12に示すように、回動させた灰皿本体3をそのままにして、灰皿蓋4を上方に跳ね上げ、灰皿蓋4の上面(灰皿蓋4において、灰皿が遊技者にとって使用不可とされた状態の、開口部302が開口している方向の面)が灰皿本体3の後面に当接する状態となるまで回動させる。このようにすることで、突出部304及び灰皿本体3の後面によって確保された収納領域に灰皿蓋4が収納された状態となる。ここで、灰皿本体3を有効に回動させるために、このとき、図12(b)に示すように、灰皿蓋4の回動半径(遊技機1の前方方向の寸法)d1と、灰皿本体3が回動して遊技機本体1に最大に離間したときの支持孔304の中心と遊技機本体1の前面との距離d3との関係が、d1≦d3となるように、灰皿支持部材2に設けられる支持孔202の位置を設定する必要がある。
【0048】
その後、図13に示すように、灰皿蓋4の上面が灰皿本体3の後面に当接している状態で、灰皿本体3を開口部302が向く方向を前面方向から上方になるように回動させると、図14に示すように、突出部304及び灰皿本体3の後面によって確保された収納領域に灰皿蓋4が収納された状態で、灰皿が使用可能な状態(開口部302が灰皿蓋4に覆われることなく上方を向いている状態)となる。このように、回動可能とした灰皿蓋4を突出部304によって灰皿本体3の後面に形成された収納領域に収納する構成を採用したので、灰皿使用時に、遊技機への振動が与えられた場合でも遊技者の意に反して灰皿蓋が灰皿を覆ってしまうことがない。また、灰皿不使用時には、灰皿蓋4が灰皿本体3の回動動作を制限しているので、遊技機への振動が与えられた場合に、遊技者の意に反して灰皿本体3が回動してしまうことを防ぐことができる。さらに、灰皿蓋4を灰皿本体3の後面に確保された収納領域に収納したので、見栄えのよい遊技機を提供することができる。加えて、遊技機本体1に何ら加工を施すことがないので、回動可能な灰皿蓋4を備えた灰皿ユニットとして、従来の遊技機に採用することができる。
【0049】
尚、以上説明したように、遊技者にとって使用不可とされた状態の灰皿を使用可能の状態にする動作の一方、灰皿を使用可能な状態から使用不可の状態にするためには、灰皿本体3を遊技機本体の前方方向に回動(開口部302が開口している方向が上方から遊技機本体1の前方方向となるように回動)させて、前記収納領域に収納された灰皿蓋4を回動可能な状態とし、その灰皿蓋4を遊技機本体1の前方方向(灰皿蓋4を、灰皿蓋4の裏面が灰皿本体3の後面に当接した位置から灰皿蓋4の裏面が開口部302の開口面に当接する位置に回動させる方向)に回動させ、灰皿蓋4が開口部302を覆った後、灰皿本体3を遊技機本体の後方方向に回動(開口部302が開口している方向が遊技機本体1の前方方向から上方となるように回動)させることで行われる。
【0050】
さらに、本発明に係る遊技機の他の実施形態について図15を参照して以下に説明する。図15は、本実施形態における灰皿本体の構造を示す斜視図である。図15に示すように、本実施形態では、灰皿本体3の後端部における開口面近傍に突出部303を設けるだけでなく、灰皿本体3の両側面を延設し、それらを一体に連結した態様を採用したものである。このような態様を採用することによって、灰皿蓋4を収納する収納領域形成部としての突出部304の機械的強度が増し、灰皿の使用、不使用の反復動作を繰り返すことによって生じうる突出部304の破損を軽減することができる。尚、前記各実施形態においては、灰皿には煙草の灰や吸殻を貯留するものとしたが、小銭や携帯電話等の収納容器として利用される場合も含むことは言うまでもない。
【0051】
以上の実施形態では、灰皿蓋4を収納するための収納領域形成部が灰皿本体3の後面に形成された態様を説明したが、その変形例として、遊技機本体1と下球皿18との間に平板形状をなす裏板(図示せず)を介在させてもよい。このような形態においても、前記収納領域形成部は灰皿本体3の後面に形成されるが、下球皿18としての灰皿支持部材2は、前記裏板に取り付けられることとなる。すなわち、前記裏板は、灰皿支持部材2に含まれる部材と言うこともできる。
【0052】
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
イ)記灰皿本体が遊技機本体に軸支された軸位置と、前記灰皿蓋が遊技機本体に軸支された軸位置とは、遊技機本体を基準とした灰皿本体の前後方向の寸法以上離間していると共に、前記灰皿本体は、前記寸法以上離間するように回動することを特徴とする遊技機。
【0053】
ロ)記灰皿本体は、前記灰皿蓋が軸支された軸位置が、前記遊技機本体の前面から前記灰皿蓋の前後方向の距離以上離間するように回動することを特徴とする遊技機。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、遊技機本体の前面と灰皿本体との間に収納領域を設けたため、遊技機への振動が与えられた場合でも遊技者の意に反して灰皿蓋が灰皿を覆ってしまうことがない。また、灰皿蓋を上方に跳ね上げる態様の遊技機よりも見栄えのよい遊技機を提供することができる。さらに、灰皿蓋に複雑な形状を採用していないので、灰皿蓋の破損を未然に防ぐことができる。加えて、前記収納領域は、前記灰皿蓋をその厚さ方向が前記遊技機本体の前方方向となるように形成されるので、灰皿本体を備えた遊技機本体としての省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一実施形態における構成を示す前面図。
【図2】本発明に係る遊技機の一実施形態における構成を模式的に示す斜視図及び断面図。
【図3】本発明に係る遊技機の一実施形態における灰皿本体及び灰皿本体を支持する各部材の構成を示す斜視図。
【図4】本発明に係る遊技機の一実施形態における灰皿蓋の構造を示す斜視図。
【図5】本発明に係る遊技機の一実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図6】本発明に係る遊技機の一実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図7】本発明に係る遊技機の一実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図8】本発明に係る遊技機の他の実施形態における構成を模式的に示す斜視図及び断面図。
【図9】本発明に係る遊技機の他の実施形態における灰皿本体及び灰皿蓋の構造を示す斜視図。
【図10】本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図11】本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図12】本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図13】本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図14】本発明に係る遊技機の他の実施形態における動作を示す斜視図及び断面図。
【図15】本発明に係る遊技機の他の実施形態における灰皿本体の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 遊技機本体
2 灰皿支持部材
3 灰皿本体
4 灰皿蓋
10 パチンコ遊技機
101 灰皿蓋支持部材
102 蓋用支持孔
201 係止片
202 支持孔
301 支持軸
302 開口部
303 収納領域形成部
304 突出部
305 蓋用支持孔
401 蓋用支持軸

Claims (3)

  1. 遊技機本体の前面に設けられ、吸殻を貯留するための開口部が形成された灰皿本体と、前記開口部を覆う平板形状の灰皿蓋とを有する遊技機において、
    前記灰皿蓋を収納する収納領域を形成するための収納領域形成部が、前記遊技機本体の前面に対向する前記灰皿本体の後面に設けられ、
    前記灰皿本体が遊技機本体から離間可能に設置され、
    前記灰皿本体は、前記開口部の開口方向が上方を向く第1の位置と、その第1の位置において遊技機本体の前面と対向する面が遊技機本体の前面から離間する第2の位置とに回動するように遊技機本体に取り付けられた灰皿支持部材に軸支され、
    前記灰皿蓋は、前記開口部を覆う位置と前記収納領域形成部によって形成される収納領域に収納される位置とに回動するように前記灰皿本体の後面上端よりも上方の前記灰皿本体に前記灰皿蓋の一端を軸支したことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技機本体の前面に設けられ、吸殻を貯留するための開口部が形成された灰皿本体と、前記開口部を覆う平板形状の灰皿蓋とを有する遊技機において、
    前記灰皿蓋を収納する収納領域を形成するための収納領域形成部が、前記遊技機本体の前面に対向する前記灰皿本体の後面に設けられ、
    前記灰皿本体が遊技機本体から離間可能に設定され、
    前記灰皿本体は、前記開口部の開口方向が上方を向く第1の位置と、その第1の位置において遊技機本体の前面と対向する面が遊技機本体の前面から離間する第2の位置とに回動するように遊技機本体に取り付けられた灰皿支持部材に軸支され、
    前記灰皿蓋は、前記開口部を覆う位置と前記収納領域形成部によって形成される収納領域に収納される位置とに回動するように前記灰皿本体の後面上端よりも上方の遊技機本体側前面に前記灰皿蓋の一端を軸支したことを特徴とする遊技機。
  3. 前記灰皿本体遊技機本体に軸支された軸位置と、前記灰皿蓋が遊技機本体に軸支された軸位置とは、遊技機本体を基準とした灰皿本体の前後方向の寸法以上離間していると共に、前記灰皿本体は、前記寸法以上離間するように回動することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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