JP4316198B2 - 半導体装置、受信機及び半導体装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置、受信機及び半導体装置の制御方法に関する。
一般に、無線通信(無線リンク)において、無線機(送受信機)の周波数精度は、通信品質を維持することのできる十分な精度を保つように規格化され、こうした無線機に搭載される基準発振器には温度補償等を可能とした周波数精度の高いものが要求される。ところで、近距離無線リンクにおいては、比較的緩い無線規格(周波数のずれに対する許容範囲が比較的広い)が設定されている無線機もある。例えばブルートゥース(Bluetooth )では、周波数精度は、チャネルあたりの帯域幅1MHzに対して、75KHzの初期周波数精度と40KHzの周波数ドリフトを許容している。この場合、無線機はそれほど高精度な基準発振器を必要としないため、低コスト化を実現することができる。こうした比較的緩い規格が設定されている場合、受信機においては、送信機からの受信周波数のずれに対しても正しく復調を行うことが必要である。
【0002】
【従来の技術】
無線通信時、受信機にて受信する信号の周波数がチャネル選択用バンドバスフィルタ(BPF)のから外れてしまうと、その受信信号に歪みが生じて符号間干渉が増加し、ビット誤り率が増大する。この結果、受信機は、受信信号に対する復調を正しく行うことができない。
【0003】
そこで、従来の受信機においては、このようなチャネル帯域からの周波数のずれに対する受信特性の低下を防止するため、BPFの段数を増設し、その通過帯域が、当該通信時に使用するチャネル帯域よりも予め許容する周波数のずれ分だけ広くなるように設定している。BPFの段数を増加するのは、単に通過帯域を広くするだけであると、帯域外での減衰量が低下することにより、減衰特性が低下するからである。
【0004】
また、一般にFM受信機などでは、受信機が受信する信号の強度をモニタし、該信号強度に応じてローカル発振器(Local Oscillator;LO)が生成する周波数(発振周波数)を可変させることで、受信信号の中間周波数(Intermediate Frequency;IF)がBPFの通過帯域の中心になるように調整している。
【0005】
また、例えば携帯電話等の移動体通信端末などでは、基地局の基準周波数に移動端末側の基準周波数が合うように制御することで、受信感度を向上させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、受信機では、BPFの通過帯域幅を広くすると、雑音特性が低下する。このため、結果として受信特性を向上させることができなかった。また、この方法では、BPFの段数が増加することにより、回路面積が増大するという問題があった。特にBPFはそれ自体の回路面積が大きいため、その段数が増加すると受信機が大型化するという問題があった。
【0007】
通常、BPFは受信機内に集積化され、該受信機で用いられるIF信号の周波数は、一般にBPFのチャネル帯域に合わせて低い周波数(例えばBluetooth では1〜3MHz)に設定される。即ち、受信信号を低周波のIF信号に変換することで、受信機の回路面積の小型化、低コスト化を図るようにしている。このような受信機において、従来のように、受信信号強度に応じてローカル発振器の周波数を調整する方法では、該信号強度のピーク前後で検出精度が低下するために、IF信号の周波数を正確に制御することができないという問題があった。加えて、この方法では、モニタする受信信号のレベルが変動(フェーディング)する場合に対応することができない上、TDD(Time Division Duplex)などのように高速に応答する必要がある制御方式には適用することができないという問題を有していた。
【0008】
また、ブルートゥース等を搭載した機器同士を接続して行う近距離無線リンクにおいては、全ての機器はマスターとスレーブのいずれにもなりうる。このような場合、マスター側の基準周波数にスレーブ側の基準周波数を合わせる制御方式では、スレーブ側の機器において、受信特性を向上させることはできるが、送信時に初期周波数精度が低下するという問題があり、実用上好ましくない制御方式であった。
【0009】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は受信周波数のずれに対しても受信特性を劣化させずに正しく復調することのできる受信機に使用される半導体装置、受信機及び半導体装置の制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、受信信号を所定のチャネル帯域で受信する半導体装置であって、基準信号に基づいて発振するローカル発振器と、前記ローカル発振器の出力に基づいて受信する前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、該比較差に応じた誤差信号を生成する比較器と、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器とを備え、前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器は前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持し、前記直交変調器は前記ローカル発振器の出力を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正する。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、前記比較器は、復調器から出力されるキャリア信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較することにより、誤差信号を生成する。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、前記ローカル発振器を送信機の変調器として共用するようにしたため、部品点数を削減して回路を効率的に構成することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、半導体装置は、前記誤差信号に応じた周波数信号を出力する信号発生器を備えている。直交変調器は、その信号発生器から出力される周波数信号に基づいて前記ローカル発振器の出力を変調することにより補正する。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、受信信号の周波数を所定のチャネル帯域に制御する半導体装置であって、基準信号に基づいて発振するローカル発振器の周波数を制御し、前記チャネル帯域を設定するための第1の制御ループと、前記ローカル発振器の出力に基づいて前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器が前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持しつつ、前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を、前記比較差に応じて生成した誤差信号に基づいて変調することにより補正するための第2の制御ループと、を含む。
【0015】
請求項6に記載の発明によれば、前記第1の制御ループによる前記チャネル帯域の設定後に前記第2の制御ループに切り替えてローカル発振器の出力を補正するようにした。
【0016】
請求項7に記載の発明によれば、前記第2の制御ループによる制御動作に先立って、前記バンドパスフィルタの中心周波数を前記基準信号に基づいてチャネル帯域に対応する周波数に設定するようにした。これにより、受信信号に含まれる不要な周波数成分はバンドパスフィルタによって確実に除去されるため、受信特性の劣化が防止される。
請求項8に記載の発明によれば、基準発振器から出力される基準信号の周波数に基づいてローカル発振器の出力を制御し、バンドパスフィルタの通過帯域を所定のチャネル帯域に設定するためのチャネル設定手段と、前記チャネル帯域に応じて受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器が前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持しつつ、前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、該比較差に応じた誤差信号を生成して、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正する周波数補正手段と、を備える。
請求項9に記載の発明によれば、受信信号を所定のチャネル帯域で受信する半導体装置の制御方法であって、基準信号に基づいてローカル発振器を発振させ、前記ローカル発振器の出力に基づいて受信する前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較して、該比較差に応じた誤差信号を生成し、前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器は前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持し、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図1に従って説明する。
【0018】
図1は、本実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。尚、同図は、無線機が有する受信機の構成部分を示すものであり、送信機の構成部分については一部省略している。
【0019】
受信機11は、増幅器12、ミキサ13,バンドパスフィルタ(BPF)14、自動利得制御回路(AGC)15、復調器16、基準発振器17、周波数制御回路18、分周器19、周波数補正手段としての比較器20、チャネル設定手段としてのPLL制御回路21、ローカル発振器22を含む。尚、この受信機11は、基準発振器17の水晶振動子を除いて1チップの半導体装置として形成されるものである。
【0020】
増幅器12は、図示しない送信機から受信した高周波の受信信号fRXを増幅してミキサ13に出力する。ミキサ13は、その増幅器12により増幅された受信信号fRXとローカル発振器22の出力信号fLOとの周波数差を算出し、その周波数差に応じた中間周波を持つ受信信号fIF(=fRX−fLO)をBPF14に出力する。即ち、ミキサ13は、高周波の受信信号fRXをそれより周波数の低い中間周波の受信信号fIFに周波数変換して出力する。
【0021】
BPF14は、周波数制御回路18により中心周波数foを持つ通過帯域となるように設定される。詳しくは、周波数制御回路18は、基準発振器17から出力される基準信号frefの周波数に基づいてBPF14の中心周波数foを中間周波の受信信号fIFと略一致する周波数とするように制御する。BPF14は、その通過帯域を外れる周波数成分を除去した受信信号fIFをAGC15に出力する。AGC15は、そのBPF14を介して入力する中間周波の受信信号fIFを復調器16にて復調可能なレベルにまで増幅して生成した受信信号fIFmを出力する。
【0022】
復調器16は、そのAGC15から供給される受信信号fIFmを復調し、該受信信号fIFmから取り出した受信データ(デジタルデータ)を図示しない内部回路に出力する。また、復調器16は、受信信号fIFmを復調してキャリア信号fIFcを比較器20に出力する。
【0023】
比較器20には、キャリア信号fIFcと基準発振器17から出力される基準信号frefの周波数を分周器19により分周比1/Rにて分周した分周信号fref/Rが入力される。比較器20は、キャリア信号fIFcと分周信号fref/Rとの周波数差を比較し、該周波数差に応じた誤差信号fmをローカル発振器22に出力する。
【0024】
PLL制御回路21には、上記基準発振器17から出力される基準信号frefが入力される。このPLL制御回路21は、基準信号fref及びローカル発振器22の出力信号fLOを入力し、各信号fref,fLOの周波数差(位相差)に基づいて生成した制御信号fvをローカル発振器22に出力する。
【0025】
比較器20及びPLL制御回路21の出力端子にはループ切替手段としてのループ切替スイッチ23が接続されている。ループ切替スイッチ23は、その接続位置を第1端子Ta又は第2端子Tbに切り替えることにより、ローカル発振器22の入力をPLL制御回路21からの制御信号fv又は比較器20からの誤差信号fmに切り替える。
【0026】
詳述すると、ループ切替スイッチ23が第1端子Taに切り替えられるとき、PLL制御回路21及びローカル発振器22により第1の制御ループR1が形成される。第1の制御ループR1は、受信信号fRXを受信するためのチャネル帯域(周波数帯域)を設定する。即ち、この第1の制御ループR1では、PLL制御回路21は、基準発振器17からの基準信号fref及び帰還入力されるローカル発振器22の出力信号fLOに基づいて該発振器22の発振周波数を所望の周波数に設定することにより受信チャネル帯域を設定する。
【0027】
一方、ループ切替スイッチ23が第2端子Tbに切り替えられるとき、ミキサ13、BPF14、AGC15、復調器16、比較器20及びローカル発振器22により第2の制御ループR2が形成される。第2の制御ループR2は、受信信号fIFの周波数(中間周波)を一定の周波数に制御する。即ち、この第2の制御ループR2では、比較器20からの誤差信号fmに基づいて、受信信号fIFの周波数とBPF14の中心周波数とが略一致するようにローカル発振器22の発振周波数が補正される。
【0028】
尚、本実施形態において、受信機11を構成するローカル発振器22は、例えば電圧制御型発振器(VCO)で構成され、図示しない送信機によるデータ送信時には変調器として用いられる。
【0029】
次に、このように構成された受信機11の作用を説明する。
まず、周波数制御回路18は、基準信号frefの周波数に基づいてBPF14の中心周波数foを設定する。ループ切替スイッチ23は、第1端子Ta(つまり第1の制御ループR1側)に切り替えられており、PLL制御回路21は、ローカル発振器22の発振周波数を制御して受信時のチャネル帯域を設定する。このチャネル帯域の設定後、ループ切替スイッチ23が第2端子Tb(つまり第2の制御ループR2側)に切り替えられる。
【0030】
受信機11が受信信号fRXを受信すると、増幅器12は、受信信号fRXを増幅してミキサ13に出力し、ミキサ13は、その受信信号fRXを中間周波の受信信号fIFに周波数変換してBPF14に出力する。このBPF14の中心周波数foは、上記周波数制御回路18により受信信号fIFの周波数(中間周波)と略一致する周波数に予め設定され、BPF14は、受信信号fIFに含まれる不要な周波数成分を除去してAGC15に出力する。AGC15は、所定の利得に増幅した受信信号fIFmを復調器16に出力し、復調器16は、その受信信号fIFmを復調して受信データを取り出して、キャリア信号fIFcを比較器20に出力する。
【0031】
比較器20は、キャリア信号fIFcと基準信号frefの分周信号fref/Rとを比較し、各信号fIFc,fref/Rの周波数差に応じた誤差信号fmを生成する。上記したように、ループ切替スイッチ23は、第2端子Tbに切り替えられており、比較器20からの誤差信号fmはローカル発振器22に入力される。これにより、ミキサ13から出力される受信信号fIFの周波数とBPF14の中心周波数foとが一致するようにローカル発振器22の発振周波数が誤差信号fmに基づいて補正される。
【0032】
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)受信機11は、第1の制御ループR1のPLL制御回路21により受信信号fRXに対するチャネル帯域を設定した後、第2の制御ループR2の比較器20により受信信号fIFmを復調した後のキャリア信号fIFcと基準信号frefを分周した分周信号fref/Rとの比較結果に基づいてローカル発振器22の周波数を補正する。BPF14の中心周波数foは、基準信号frefに基づいて中間周波の受信信号fIFの周波数と略一致する周波数となるように予め設定される。このような受信機11では、BPF14の中心周波数foと受信信号fIFの周波数が、ともに基準信号frefの周波数に基づいて制御される。このため、受信周波数のずれや周波数ドリフトが発生した場合にも、受信信号fIFの周波数をBPF14の中心周波数foに精度よく一致させることができる。従って、受信特性の劣化(ビット誤り率の増大など)が防止され、受信信号fRXに対する復調を正確に行うことができる。
【0033】
(2)BPF14の中心周波数foは、基準信号frefに基づいて受信信号fIFの周波数と略一致する周波数となるように制御されるため、該受信信号fIFに含まれる不要な信号はBPF14により確実に除去される。これにより、妨害信号などを受信することによって受信特性を劣化させることはない。
【0034】
(3)本実施形態では、BPF14の段数を増加する必要がないため、回路面積の増大が防止される。従って、受信機11が大型化することが防止される。
(4)ローカル発振器22を送信機の変調器を用いて構成し、該発振器22を送信機と共用するようにしたため、受信機11を効率的に構成することができる。これにより、製造コストの低減化に貢献することができる。
【0035】
(5)本実施形態では、チャネル設定時におけるローカル発振器22の周波数制御はPLL制御回路21により行われる。従って、周波数ホッピング等の周波数切り替え制御も高速に行うことが可能である。
【0036】
(第二実施形態)
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図2に従って説明する。
図2は、本実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。尚、本実施形態の受信機は第一実施形態とほぼ同様に構成されており、同図は無線機における送信機の構成部分を具体化して示したものである。従って、第一実施形態と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を一部省略する。
【0037】
本実施形態の受信機31は、第一実施形態と同様に基準発振器17の水晶振動子を除いて1チップの半導体装置として形成される。
この受信機31において、PLL制御回路21は、スイッチ素子(スイッチ)32及びローパスフィルタ(LPF)33を介してローカル発振器22に接続され、ローカル発振器22は増幅器34と接続されている。即ち、LPF33は、PLL制御回路21からの制御信号fvを平滑することにより高周波成分を除去してローカル発振器22に出力する。スイッチ32は、第1の制御ループR1を開閉制御し、このスイッチ32がオンされるとき第1の制御ループR1が形成され、逆にオフされるとき第1の制御ループR1はオープンループとなる。
【0038】
比較器20はLPF35に接続され、このLPF35は送受信切替スイッチ36を介してローカル発振器22に接続されている。送受信切替スイッチ36は、受信側端子Tr及び送信側端子Ttを有し、上記LPF35は受信側端子Trと接続されている。送受信切替スイッチ36の送信側端子Ttには帯域制限フィルタとしてのベースバンド(BB)フィルタ37が接続されている。
【0039】
このような構成では、受信動作時において、受信機31は、第一実施形態と同様、まず第1の制御ループR11にてチャネル帯域の設定を行う。その際、BPF14の中心周波数foは基準信号frefに基づいて予め設定される。その後は、送受信切替スイッチ36が受信側端子Trに接続されて第2の制御ループR22が形成され、受信機31は、ローカル発振器22の周波数補正を行うことにより、受信信号fIFの周波数(中間周波)とBPF14の中心周波数foとを略一致させる。尚、送信動作時には、送受信切替スイッチ36が送信側端子Ttに接続される。
【0040】
即ち、送信データは、BBフィルタ37を介してローカル発振器22に入力され、変調された後に増幅器34により増幅されて送信信号fTXとして送信される。
【0041】
このように、受信機31は、送信機用の変調器としてのローカル発振器22を用いて受信動作時の周波数制御を行うことにより、該受信機31の部品点数の増加を抑止して回路を効率的に構成することができる。
【0042】
(第三実施形態)
以下、本発明を具体化した第三実施形態を図3に従って説明する。
図3は、本実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。尚、本実施形態の受信機は第二実施形態の受信機の構成を一部変更したものであり、同図は無線機における送信機の構成部分を具体化して示したものである。従って、第二実施形態と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を一部省略する。
【0043】
本実施形態の受信機41は、上記実施形態と同様に基準発振器17の水晶振動子を除いて1チップの半導体装置として形成される。
この受信機41において、比較器20は、LPF35を介して信号発生器としての第1のIQ発生器42aに接続され、第1のIQ発生器42aは、比較器20からの誤差信号fmに応じた周波数信号を生成する。具体的には、第1のIQ発生器42aにはROM43が内蔵され、このROM43には比較器20からの誤差信号fmに応じて第1のIQ発生器42aが生成する周波数信号に対応したデータ(補正データ)が予め格納されている。
【0044】
第1のIQ発生器42aは、送受信切替スイッチ44、第1及び第2のD/Aコンバータ(DAC)45a,45bを介して直交変調器46と接続されている。直交変調器46は増幅器34に接続され、その増幅器34の出力端子はミキサ13に接続されている。
【0045】
送受信切替スイッチ44は、受信側端子Tra,Trb及び送信側端子Tta,Ttbを有し、上記第1のIQ発生器42aは、受信側端子Tra,Trbと接続されている。送受信切替スイッチ44の送信側端子Tta,Ttbには第2のIQ発生器42bが接続されている。
【0046】
このような構成では、受信動作時において、受信機41は、第一実施形態と同様、まず第1の制御ループR111にてチャネル帯域の設定を行う。その際、BPF14の中心周波数foは基準信号frefに基づいて予め設定される。その後、送受信切替スイッチ44が受信側端子Tra,Trbに接続されて第2の制御ループR222が形成される。受信機41は、比較器20からの誤差信号fmに基づいてローカル発振器22の出力信号を直交変調器46により変調し、該ローカル発振器22の周波数補正を行うことにより、受信信号fIFの周波数(中間周波)とBPF14の中心周波数foとを略一致させる。
【0047】
ここで、第1のIQ発生器42aは、比較器20からの誤差信号fmに応じて生成する補正用の周波数信号に対応した補正データをROM43から随時読み出し、該補正データを各DAC45a,45bによりアナログ信号に変換して直交変調器46に出力する。従って、各DAC45a,45bからは周波数が離散的に出力される。このため、受信動作をより安定させるために、第1のIQ発生器42aから出力される補正データをラッチするラッチ回路を備えるようにしてもよい。
【0048】
尚、送信動作時には、送受信切替スイッチ44が送信側端子Tta,Ttbに接続される。即ち、送信データは、第2のIQ発生器42bを介して各DAC45a,45bによりアナログ信号に変換され、直交変調器46により変調された後、増幅器34により増幅されて送信信号fTXとして送信される。
【0049】
このように、受信機41は、送信機用の直交変調器46を用いて受信動作時の周波数制御を行うことにより、該受信機41の部品点数の増加を抑止して回路を効率的に構成することができる。
【0050】
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・各実施形態において、比較器20にて基準信号frefと比較する周波数(キャリア信号fIFcの周波数)は、それを分周或いは逓倍した周波数でも可能である。
【0051】
・各実施形態において、比較器20は、キャリア信号fIFcと基準信号frefの周波数比較を行うようにしたが、各信号fIFc,frefの位相比較を行うことにより誤差信号fmを生成するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、受信周波数のずれに対しても受信特性を劣化させずに正しく復調することのできる受信機に使用される半導体装置、受信機及び半導体装置の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。
【図2】 第二実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。
【図3】 第三実施形態の受信機を示す概略ブロック回路図である。
【符号の説明】
fm 誤差信号
fIF,fRX,fIFm 受信信号
fIFc キャリア信号
fref 基準信号
R1,R11,R111 第1の制御ループ
R2,R22,R222 第2の制御ループ
14 バンドパスフィルタ
16 復調器
17 基準発振器
20 比較器
21 PLL制御回路
22 ローカル発振器
46 直交変調器
Claims (9)
- 受信信号を所定のチャネル帯域で受信する半導体装置であって、
基準信号に基づいて発振するローカル発振器と、
前記ローカル発振器の出力に基づいて受信する前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、該比較差に応じた誤差信号を生成する比較器と、
前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器と
を備え、
前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器は前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持し、前記直交変調器は前記ローカル発振器の前記出力信号を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正することを特徴とする半導体装置。 - 前記受信信号を復調してキャリア信号を生成する復調器を備え、
前記比較器は、前記キャリア信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記ローカル発振器を送信機の変調器として共用することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
- 前記誤差信号に応じた周波数信号を出力する信号発生器を備え、
前記直交変調器は、前記ローカル発振器の出力を前記信号発生器から出力される周波数信号に基づいて変調することにより補正することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の半導体装置。 - 受信信号の周波数を所定のチャネル帯域に制御する半導体装置であって、
基準信号に基づいて発振するローカル発振器の周波数を制御し、前記チャネル帯域を設定するための第1の制御ループと、
前記ローカル発振器の出力に基づいて前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器が前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持しつつ、前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を、前記比較差に応じて生成した誤差信号に基づいて変調することにより補正するための第2の制御ループと、を含むことを特徴とする半導体装置。 - 前記第1の制御ループによる前記チャネル帯域の設定後に前記第2の制御ループに切り替えて前記ローカル発振器の出力を補正するためのループ切替手段を有することを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
- 受信機には前記チャネル帯域を設定するためのバンドパスフィルタが備えられ、
前記第2の制御ループによる制御動作に先立って、前記バンドパスフィルタの中心周波数を前記基準信号に基づいて前記チャネル帯域に対応する周波数に設定するための周波数制御回路を有することを特徴とする請求項5又は6記載の半導体装置。 - 基準発振器から出力される基準信号の周波数に基づいてローカル発振器の出力を制御し、バンドパスフィルタの通過帯域を所定のチャネル帯域に設定するためのチャネル設定手段と、
前記チャネル帯域に応じて受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器が前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持しつつ、前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較し、該比較差に応じた誤差信号を生成して、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正する周波数補正手段と、を備えることを特徴とする受信機。 - 受信信号を所定のチャネル帯域で受信する半導体装置の制御方法であって、
基準信号に基づいてローカル発振器を発振させ、
前記ローカル発振器の出力に基づいて受信する前記受信信号と前記基準信号との周波数又は位相を比較して、該比較差に応じた誤差信号を生成し、
前記受信信号を受信する場合に、前記ローカル発振器は前記受信信号のチャネル帯域に応じた発振周波数を有する出力信号を保持し、前記ローカル発振器の出力を変調して送信信号を出力する直交変調器により前記ローカル発振器の前記出力信号を前記誤差信号に基づいて変調することにより補正する
ことを特徴とする半導体装置の制御方法。
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