JP2008206010A - 周波数変換回路、受信回路、および、電波時計 - Google Patents

周波数変換回路、受信回路、および、電波時計 Download PDF

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Abstract


【課題】 VCOの信号を安定化させ、かつ、適切な中間周波数信号を取得する。
【解決手段】 周波数変換回路23は、基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路30と、発振信号を分周して、局部発振信号を生成するとともに、当該発振信号を分周して、可変型フィルタ38の制御用のクロック信号を生成する分周器34と、局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して中間周波数の信号を出力するミキサ36と、クロック信号に応じて、中心周波数を変更可能な可変型フィルタ38と、を備える。可変型フィルタ38における中心周波数と、中間周波数とがほぼ一致するように、分周器における分周比が制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、受信した信号の周波数を変換して中間周波数信号を出力する周波数変換回路、当該周波数変換回路を含む受信回路、および、電波時計に関する。
アンテナ回路で受信した高周波信号を、より低い中間周波数の信号に周波数変換した上で、検波する技術(スーパーヘテロダイン方式)は、多種多用な受信機に適用されている。周波数変換を実現する周波数変換回路では、周波数混合器(ミキサ)に、周波数fの高調波信号と、発振回路からの局部発振信号fとが入力され、ミキサから、中間周波数fIF=f−fまたはf−fの信号が出力される。局部発振信号の周波数の安定性を確保するため、発振回路にはPLL(位相同期ループ)回路が設けられている。
図10は、PLL回路を含む発振回路の例を示す図である。図10に示すように、PLL回路は、電圧制御発振器(VCO)132と、VCO132からの信号を分周する分周器142と、一定の周波数の基準信号を発生する基準信号発生器144と、基準信号発生器144からの信号を分周する分周器145と、分周器142の出力および分周器145の出力の位相を比較して双方の信号のずれを検出する位相比較器146と、位相比較器146からの位相差を示す信号に基づいて、VCO132を制御する直流の制御信号を出力するループフィルタ148と、を備えている。
たとえば、分周器142は、入力信号をJ分周することができ、VCO132の出力信号の周波数fOUTの信号を分周して、周波数fOUT/Jの信号を出力することができる。また、分周器145は、入力信号をL分周することができ、基準信号発生器144からの周波数fの基準信号を分周して、周波数f/Lの信号を出力することができる。このように、基準信号および出力信号(局部発振信号)を分周することにより、fOUT=J/L×fとなる。分周比Jを可変とすることより、1/L×fの間隔で、異なる周波数の同期が可能となる。
たとえば、特許文献1には、マイクロプロセッサにより可変分周器を制御して、VCOからの発振信号を可変として、この発振信号が局部発振信号としてミキサに与えられる構成のAFC回路を含む周波数変換回路が開示されている。また、特許文献2には、2つのミキサを有し、第1のミキサには局部発振信号が与えられ、第2のミキサには、局部発振信号を分周した信号が与えられるように構成された周波数変換回路が開示されている。
特開平6−152665号公報 特開平11−88219号公報
従来の周波数変換回路においては、VCOの出力を局部発振信号としてミキサに与え、ミキサにおいて、受信信号と局部発振信号とを混合して中間周波数の信号(中間周波数信号)を得ている。ここで、受信信号の周波数の変化に応じて、VCOの周波数を変更して、一定の中間周波数を得られるようにしている。したがって、ミキサの後段に配置された中間周波数信号のみを通過させるフィルタは受信信号の周波数によらずに同一のものが使用可能である。
その一方、VCOの周波数は受信信号に応じて、その可変幅を広帯域にする必要も生じる。可変幅を広帯域にすると周波数安定には不利である。その一方、可変幅を狭くすると、受信信号の周波数に応じた適切な中間周波数信号を出力することができないという問題点もあった。
本発明は、VCOの信号を安定化させ、かつ、適切な中間周波数信号を取得することができる周波数変換回路、受信回路および当該受信回路を備えた電波時計を提供することを目的とする。
本発明の目的は、基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
前記発振回路からの発振信号を受け入れ、当該発振信号を分周して、局部発振信号を生成するとともに、当該発振信号を分周して、フィルタ制御用のクロック信号を生成する分周器と、
前記局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して中間周波数の信号を出力するミキサと、
前記クロック信号に応じて、通過させる信号の周波数を変更可能な可変型フィルタと、を備え、
前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路により達成される。
好ましい実施態様においては、前記分周器が、前記発振信号をN1分周した第1の局部発振信号、前記発振信号をN2分周した第2の局部発振信号を生成し、
前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
前記第2の局部発振信号および前記第1のミキサの出力信号を受け入れて、これらの信号を混合して第2の中間周波数の信号を出力する第2のミキサと、を備え、
前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記第2の中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定される。
別の好ましい実施態様においては、前記分周器が、前記発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成し、
前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第iの局部発振信号を、それぞれ出力する第iのミキサと、を備え、
前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記第nの中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定される。
また、本発明の目的は、基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
前記発振回路からの発振信号を受け入れ、前記発振信号をN1分周した第1の局部発振信号、および、前記発振信号をN2分周した第2の局部発振信号を生成する分周器と、
前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
前記第2の局部発振信号および前記第1のミキサの出力信号を受け入れて、これらの信号を混合して第2の中間周波数の信号を出力する第2のミキサと、を備え、
前記受信信号の周波数にかかわらず、前記第2の中間周波数がほぼ同一になるように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路により達成される。
さらに、本発明の目的は、基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
前記発振回路からの発振信号を受け入れ、前記発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成する分周器と、
前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第i(i=2〜n)の局部発振信号を、それぞれ出力する第i(i=2〜n)のミキサと、
前記受信信号の周波数にかかわらず、前記第nの中間周波数がほぼ同一になるように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路により達成される。
好ましい実施態様においては、前記発振回路が、
一定の周波数の基準信号を発生する基準信号発生器と、
制御電圧にしたがった周波数の信号を発生する電圧制御発振器と、
電圧制御発振器から出力される発振信号を分周する分周器と、
前記分周器から出力された分周信号と、前記基準信号とを比較して位相差を示す信号を出力する位相比較器と、
位相比較器からの信号に基づいて前記電圧制御発振器の制御電圧を出力するループフィルタと、を有する。
また、本発明の目的は、電波を受信して受信信号を出力するアンテナ回路と、
前記アンテナ回路により得られた受信信号を増幅する増幅回路と、
上述した周波数変換回路であって、前記増幅回路から出力された信号を周波数変換して中間周波数信号を出力する周波数変換回路と、
前記周波数変換回路から出力された中間周波数信号を検波する検波回路と、を備えたことを特徴とする受信回路により達成される。
また、本発明の目的は、上述した受信回路であって、長波帯の標準時刻電波を受信するアンテナ回路を有する受信回路と、
前記受信回路により受信および復調された、時刻情報を含む標準時刻電波の信号から、時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
時刻を計時する計時手段と、
当該計時手段により計時された時刻を表示する時刻表示手段と、
前記時刻情報抽出手段により抽出された時刻情報に基づいて、前記計時手段により計時された時刻を修正する時刻修正手段と、を備えたことを特徴とする電波時計により達成される。
本発明によれば、VCOの信号を安定化させ、かつ、適切な中間周波数信号を取得することができる周波数変換回路、受信回路および当該受信回路を備えた電波時計を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態においては、長波帯の標準時刻電波を受信して、その信号を検波して、信号中に含まれるタイムコードを取り出して、当該タイムコードに基づいて時刻を修正する電波時計に、本発明にかかる周波数回路を含む受信回路を設けている。
現在、日本、ドイツ、イギリス、スイスなどにおいて、所定の送信所から標準時刻電波が送信されるようになっている。たとえば、日本では、福島県および佐賀県の送信所から、それぞれ、40kHzおよび60kHzの振幅変調された標準時刻電波が送出されている。標準時刻電波は、年月日時分を含む情報(タイムコード)を含み、1周期60秒で送出されている。
図1は、本実施の形態にかかる電波時計の構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、電波時計10は、CPU11、入力部12、表示部13、ROM14、RAM15、受信回路16、計時回路部17および発振回路部18を備える。
CPU11は、所定のタイミングで、或いは、入力部12から入力された操作信号に応じてROM14に格納されたプログラムを読み出して、RAM15に展開し、当該プログラムに基づいて、電波時計を構成する各部への指示やデータの転送などを実行する。具体的には、たとえば所定時間毎に受信回路16を制御して標準時刻電波を受信させて、受信回路16からのタイムコードの信号に基づいて計時回路部17で計時される現在時刻データを修正する処理や、計時回路部17によって計時された現在時刻を表示部13に転送する処理などを実行する。
入力部12は、電波時計の各種機能の実行を指示するためのスイッチを含み、スイッチが操作されると、対応する操作信号をCPU11に出力する。表示部13は、文字盤やCPU11によって制御されたアナログ指針機構、液晶パネルを含み、計時回路部17によって計時された現在時刻を表示する。ROM14は、電波時計を動作させ、また、所定の機能を実現するためのシステムプログラムやアプリケーションプロググラムなどを記憶する。RAM15は、CPU11の作業領域として用いられ、ROM14から読み出されたプログラムやデータ、CPU11にて処理されたデータなどを一時的に記憶する。
受信回路16は、アンテナ回路20や周波数変換回路23を含み、アンテナ回路20にて受信された信号からタイムコードを含む信号を取り出して、取り出された信号をCPU11に出力する。
計時回路部17は、発振回路部18から入力される信号を計数して現在時刻を計時し、現在時刻データをCPU11に出力する。発振回路部18は、常時一定周波数のクロック信号を出力する。発振回路部18からのクロック信号は、周波数変換回路23の基準信号として使用される。
図2は、本実施の形態にかかる受信回路16の構成例を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、受信回路16は、標準時刻電波を受信するアンテナ回路20、アンテナ回路20により受信された標準時刻電波の信号(標準時刻電波信号)のノイズを除去するフィルタ回路21、フィルタ回路21の出力である高周波信号を増幅するRF増幅回路22、RF増幅回路22から出力された高周波信号を中間周波数信号に変換する周波数変換回路23、および、中間周波数信号を検波して、標準時刻電波信号を復調する検波回路24を備え、検波回路24によって復調された信号に含まれるタイムコードがCPU11に出力され、CPU11がタイムコードに基づいて時刻を修正する。
図3は、本実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。図3に示すように、周波数変換回路23は、発振回路30と、分周比を変更可能な分周器34と、ミキサ36と、通過させる信号の中心周波数を変更可能な可変型フィルタ38と、中間周波数増幅器(IF増幅器)40と、を有する。図3の例においては、単一のミキサにて、中間周波数信号を生成するようにしているが、これに限定されるものではなく、後述するように、周波数変換回路が直列に接続された複数のミキサを有し、複数の中間周波数信号を順次生成するように構成しても良い。
図4は、本実施の形態にかかる発振回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。図4に示すように、本実施の形態にかかる発振回路34は、VCO32、分周器42、基準信号発生器44、位相比較器46、および、ループフィルタ48を備えている。本実施の形態において、基準信号発生器44として、発振回路部18(図1)が利用され、基準信号発生器44からは、電波時計用の周波数(たとえば32kHz)の基準信号(クロック信号)が発生される。
分周器42は、VCO32から出力された、周波数fOUTの発振信号VCO_OUTをM分周して、周波数fOUT/Mの信号を出力する。なお、分周器42における整数の分周比Mは、CPU11からの制御信号により変更可能である。つまり、分周器42は可変分周器である。また、分周比Mが1であれば、発振信号VCO_OUTは基準信号と一致する。
分周器42からの周波数fOUT/Mの分周信号と、周波数fの基準信号とは、位相比較器46において、その位相が比較され、位相差を示す信号がループフィルタ48に出力される。ループフィルタ48は、位相差を示す制御信号に基づいて、VCO32を制御する直流の制御信号を出力する。VCO32は、ループフィルタ48からの制御信号にしたがった周波数fOUTの発振信号VCO_OUTを出力する。
本発明においては、発振回路30からの発振信号VCO_OUTを安定させるため、中間周波数を変化させる。つまり、発振回路30から出力された発振信号を分周器34によって分周して、種々の中間周波数信号を生成する。標準時刻電波の周波数は決められており(たとえば、日本では、40kHzおよび60kHz、イギリスで50kHz、ドイツで77.5kHz、スイスで75kHz)離散値をとる。したがって、作り出される中間周波数も離散値となり、離散値の中間周波数に合うような周波数特性を有するフィルタを、ミキサ36の後段に配置してフィルタ処理を適用することにより、従来のヘテロダイン方式による受信と同等に機能することができる。
図3において、発振回路30からの周波数fOUTの発振信号は、分周器34において、分周比Nで分周され、周波数fLO=fOUT/Nの局部発振信号LOが、ミキサ36に出力される。これによって、受信した周波数fの高調波信号および局部発振信号から、周波数fIF=fLO−fの中間周波数信号IFがミキサ36から出力される。
さらに、分周器34は、発振信号VCO_OUTを、分周比Kで分周し、可変型フィルタ38を制御する周波数fCLK=fOUT/Kのクロック信号CLKを、可変型フィルタ38に出力する。可変型フィルタ38はスイッチトキャパシタにより構成され、クロック周波数fCLKのクロック信号CLK信号に基づき、中心周波数fのフィルタとして機能する。中心周波数f≒fIFとなるように、クロック周波数fCLKを生成することにより、スイッチトキャパシタによる可変型フィルタ38は、中間周波数の信号のみを取り出すフィルタとして機能することができる。可変型フィルタ38から出力された中間周波数信号IFは、IF増幅器40にて増幅される。
図9は、スイッチトキャパシタフィルタの一例を示すブロックダイヤグラムである。スイッチトキャパシタフィルタでは、フィルタを構成するキャパシタの比とクロック周波数fCLKによってカットオフ周波数や中心周波数が決定される。
図9の例では、1次のLPFであるが、カットオフ周波数fcoff=fCLK*C2/(2π*C1)と表すことができる。BPFの場合も同様に、フィルタを構成するキャパシタの比とクロック周波数fCLKによって、中心周波数fを決定できるため、標準時刻電波の種別ごとに、中間周波数fIF≒中心周波数fとなるように、クロック周波数fCLKを設定すればよい。
本実施の形態においては、発振回路により、基準信号或いは基準信号のM倍の周波数fOUT(=M*f)の発振信号VCO_OUTが出力される。発振信号VCO_OUTは分周器においてN分周され、周波数fLO=fOUT/Nの局部発振信号が、ミキサに出力される。ミキサからは、中間周波数fIFの中間周波数信号IFがミキサから出力される。さらに、本実施の形態において、発振信号VCO_OUTは分周器においてK分周され、周波数fCLK=fOUT/Kのクロック信号CLKが、スイッチトキャパシタによる可変型フィルタに出力される。可変型フィルタは、クロック信号CLKにしたがった中心周波数f(≒fIF)で、信号にフィルタ処理を施す。これにより、中間周波数信号のみを可変型フィルタから出力することができる。
このように、本実施の形態によれば、発振信号VCO_OUTを分周して局所発振信号を作って、それに基づく中間周波数信号がミキサから出力され、かつ、発振信号VCO_OUTを分周したクロック信号CLKで、可変型フィルタの中心周波数を制御する。このような構成によって、VCOの可変幅を広帯域にすることなく、発振回路を構成することができ、周波数を安定させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、基準信号または基準信号の整数倍(M倍)の発振信号を生成するため、発振信号の安定性を確保することが可能である。すなわち、微小電力で回路を動作させる際に、VCOの揺らぎが受信回路の性能を左右する。このため基準信号或いはその倍数でVCOを発振させることで比較周波数を高めて、VCOの安定性を確保している。また、安定した発振信号を分周することで、局部発振信号等の安定度をさらに高めることが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、発振信号を分周してクロック信号を生成して、スイッチトキャパシタによる可変型フィルタのクロック信号としている。CPUなどの制御回路から分周比を制御することにより、可変型フィルタの中心周波数を所望のように(たとえば、中間周波数とほぼ一致するように)変更することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、周波数変換回路に単一のミキサを設け、中間周波数信号を出力するようにしているが、第2の実施の形態においては、複数(この例では2つ)のミキサを設け、第1のミキサで第1の中間周波数信号を出力し、さらに、第1のミキサと、フィルタを介して接続された第2のミキサで第2の中間周波数信号を出力するように構成している。このような構成を採用することにより、十分に低い中間周波数の中間周波数信号を得ている。
第2の実施の形態にかかる電波時計の構成は、第1の実施の形態のもの(図1に示すもの)と同様であり、また、受信回路の構成も第1の実施の形態のもの(図2に示すもの)と同様である。さらに、発振回路30も図4に示すような構成であり、第1の実施の形態のものと同様である。
図5は、第2の実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。図5に示すように、第2の実施の形態にかかる周波数変換回路23は、発振回路30、分周器50、第1のミキサ52、フィルタ54、第2のミキサ56、可変型フィルタ58およびIF増幅器60を有する。
分周器50は、発振回路30からの周波数fOUTの発振信号をN1分周して、周波数fLO1=fOUT/N1の第1の局部発振信号LO1を、第1のミキサ52に出力する。また、分周器50は、発振信号をN2分周して、周波数fLO2=fOUT/N2の第2の局部発振信号LO2を、第2のミキサ56に出力する。 さらに、分周器34は、発振信号を、分周比Kで分周し、可変型フィルタ58を制御する周波数fCLK=fOUT/Kのクロック信号CLKを、可変型フィルタ58に出力する。
本実施の形態において、フィルタ54は、可変型フィルタでなくても良いが、本実施の形態においては、便宜上、カットオフが4kHz、2kHzで切り替えられる構成となっている。
図6は、第2の実施の形態において、発振回路における逓倍比M、発振回路から出力される発振信号VCO_OUTの周波数fOUT、第1の分周比N1、第1の局部発振信号LO1の周波数(第1の局部発振周波数)fLO1、第1の中間周波数信号IF1の周波数(第1の中間周波数)fIF1、第2の分周比N2、第2の局部発振信号LO2の周波数(第2の局部発振周波数)fLO2、第2の中間周波数信号IF2の周波数(第2の中間周波数)fIF2を示す表である。第2の実施の形態においては、40kHz、60kHz、68.5kHz、75kHz、77.5kHzのそれぞれの標準時刻電波を受信でき、それぞれの周波数について、第1の分周比N1および第2の分周比N2が制御される。たとえば、CPU11が、分周器50に対して制御信号を出力し、当該制御信号によって、分周器50の第1の分周比N1および第2の分周比N2が制御されるように構成すればよい。
図6に示すように、たとえば、受信する標準時刻電波が40kHzである場合には、逓倍比M=13として、425984Hzの発振信号VCO_OUTが、発振回路から出力される。
また、第1の分周比N1=10、第2の分周比N2=162に設定される。第1の分周比N1=10とすることにより、第1の局部発振周波数fLO1=42598Hzとなり、第1の中間周波数fIF1=fLO1−f=2598.4Hzの第1の中間周波数信号IF1が、ミキサ52から出力される。
第2の分周比N2=162とすることにより、第2の局部発振周波数fLO2=2692.53Hzとなり、第2の中間周波数fIF2=fLO2−fIF1=31.13Hzの第2の中間周波数信号IF2が、ミキサ56から出力される。
本実施の形態においては、分周比N1、N2を調整することで、40kHz、60kHz、68.5kHz、75kHzの標準時刻電波信号について、2200〜2900Hz程度の第1の中間周波数信号を得ており、77.5kHzの標準時刻電波信号については、4000Hz台の第2の中間周波数信号を得ている。さらに、全ての標準時刻電波信号について、30Hz前後の第2の中間周波数信号を得ている。
第2の実施の形態においては、さらに、30Hz前後の第2の中間周波数信号に対して、図7に示すように、発振信号VCO_OUTを分周して、周波数fCLKのクロック信号CLKを生成し、可変型フィルタの中心周波数fを制御している。図7においては、クロック信号生成のための分周比K、クロック信号CLの周波数fCLK、可変型フィルタの中心周波数f、第2の中間周波数fIF2が示されている。
図7に示すように、標準時刻電波の周波数が、40kHz、60kHz、68.5kHz、75kHz、77.5kHzのときに、それぞれ、発振信号VCO_OUTを、84分周、130分周、82分周、122分周、98分周することで、可変型フィルタの中心周波数fを、それぞれ、31.48Hz、29.74Hz、29.77Hz、31.68Hz、および、31.43Hzとすることができる。図7において、可変型フィルタの中心周波数fと、第2の中間周波数fIF2との間で、f≒fIF2であることが理解できる。
上述したように、スイッチトキャパシタによるフィルタでは、フィルタを構成するキャパシタの比とクロック周波数fCLKによって中心周波数fが決定される。したがって、標準時刻電波の種別ごとに、中間周波数fIF≒中心周波数fとなるように、クロック周波数fCLKを設定すればよい。
第2の実施の形態においては、第1のミキサによってI/Q信号を作り、第2のミキサによってさらに周波数変換を行うことで、十分に低い中間周波数の中間周波数信号を得ることが可能となる。
また、第2の実施の形態においては、CPU11が、標準時刻電波の種別に応じた、逓倍比M、分周比N1、N2、分周比Kを、受信回路16の周波数変換回路23に出力し、周波数変換回路23が、与えられた逓倍比Mに応じて、発振信号VCO_OUTを分周し、分周比N1、N2に応じて、発振信号を分周して、第1および第2の局部発振信号を生成する。また、周波数変換回路23は、与えられた分周比Kにしたがって、発振信号を分周して、クロック信号を生成する。このように、第2の実施の形態によれば、標準時刻電波の種別に応じて、適切な中間周波数信号を生成することが可能となる。
本発明にかかる周波数変換回路は、たとえば、CMOSのLSIで構成することができる。特に、第2の実施の形態では、中間周波数を下げることにより、スイッチトキャパシタフィルタによるフィルタを用いても、十分にシャープな特性で中間周波数信号を取り出すことが可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、スイッチトキャパシタによる可変型フィルタを利用し、中間周波数≒フィルタの中心周波数となるように、スイッチトキャパシタのクロック信号CLKの周波数を設定している。しかしながら、スイッチトキャパシタによる可変型フィルタを利用せず、中心周波数の固定したフィルタを利用しても良い。
図8は、本発明の第3の実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。図8において、図5に示す周波数変換回路と同一の構成部分には同一の符号を付している。図8に示すように、第3の実施の形態にかかる周波数変換回路23においては、可変型フィルタ58のかわりに、中心周波数が固定のフィルタ62が設けられている。
たとえば、図6に示すように、逓倍比M、分周比N1、N2が決定され、第2の中間周波数が約30Hzであれば、フィルタ62の中心周波数を30Hzとする。このように第3の実施の形態においては、受信信号の種別ごとに、中間周波数fIF2がほぼ一致するように、逓倍比M、分周比N1、N2が決定され、当該種別にしたがって、CPU11が逓倍比Mや分周比N1、N2を周波数変換回路23に出力すればよい。
第3の実施の形態によれば、発振信号の周波数(基準信号に対する逓倍比)、第1の局部発振信号および第2の局部発振信号の周波数(第1の分周比N1、第2の分周比N2)の設定によって、受信信号の周波数にかかわらず中間周波数をほぼ一定にすることができる。また、VCOを基準信号或いはその倍数で発振させることでVCOの安定性を確保しつつ、中間周波数信号を取り出すフィルタの構成を単純化することが可能となる。
また、前記第2の実施の形態および第3の実施の形態においては、2つのミキサを接続し、それぞれに第1および第2の局部発振信号を与えて、第1および第2の中間周波数信号を取得し、最終的に、第2の周波数信号を周波数変換回路から出力している。しかしながら、このような構成に限定されず、n個のミキサを接続して、それぞれのミキサに、第1、第2、・・・、第nの局部発振信号を与えて、第1、第2、・・・、第nの中間周波数信号を取得し、最後段に位置する第nのミキサの出力(第nの中間周波数信号)を、周波数変換回路から出力するように構成しても良い。
たとえば、第2の実施の形態のように可変型フィルタを利用する場合、周波数変換回路において、発振回路からの発振信号を受け入れる分周器は、発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成する。また、周波数変換回路は、第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第iの局部発振信号を、それぞれ出力する第iのミキサと、を備え、可変型フィルタにおける中心周波数と、第nの中間周波数とがほぼ一致するように、分周器における分周比が決定される。
この例でも、第2の実施の形態と同様に、十分に低い中間周波数の中間周波数信号を得ることが可能となる。
また、第3の実施の形態のように、受信信号の周波数にかかわらず中間周波数をほぼ同一にする場合には、周波数変換回路は、基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、発振回路からの発振信号を受け入れ、発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成する分周器と、第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第i(i=2〜n)の局部発振信号を、それぞれ出力する第i(i=2〜n)のミキサと、受信信号の周波数にかかわらず、第nの中間周波数がほぼ同一になるように、前記分周器における分周比が決定される。
上記例においても、第3の実施の形態と同様に、発振信号の周波数(基準信号に対する逓倍比)、第jの局部発振信号の周波数(分周比Nj(j=1〜n)の設定によって、受信信号の周波数にかかわらず中間周波数をほぼ一定にすることができる。また、VCOを基準信号或いはその倍数で発振させることでVCOの安定性を確保しつつ、中間周波数信号を取り出すフィルタの構成を単純化することが可能となる。
図1は、本実施の形態にかかる電波時計の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる受信回路16の構成例を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。 図4は、本実施の形態にかかる発振回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。 図5は、第2の実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。 図6は、第2の実施の形態にかかる発振回路における逓倍比、第1の分周比、発振信号の周波数、第1の局部発振信号の周波数、第1の中間周波数、第2の分周比、第2の局部発振信号の周波数、第2の中間周波数を示す表である。 図7は、第2の実施の形態にかかるクロック信号用の分周比、クロック周波数、可変型フィルタの中心周波数、第2の中間周波数を示す表である。 図8は、第3の実施の形態にかかる周波数変換回路の構成例を示すブロックダイヤグラムである。 図9は、スイッチトキャパシタフィルタの一例を示すブロックダイヤグラムである。 図10は、PLL回路を含む発振回路の例を示す図である。
符号の説明
10 電波時計
11 CPU
16 受信回路
17 計時回路部
18 発振回路部
20 アンテナ回路
21 フィルタ回路
22 RF増幅回路
23 周波数変換回路
24 検波回路
30 発振回路
32 VCO
34 分周器
36 ミキサ
38 可変型フィルタ
40 IF増幅器

Claims (8)

  1. 基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
    前記発振回路からの発振信号を受け入れ、当該発振信号を分周して、局部発振信号を生成するとともに、当該発振信号を分周して、フィルタ制御用のクロック信号を生成する分周器と、
    前記局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して中間周波数の信号を出力するミキサと、
    前記クロック信号に応じて、通過させる信号の周波数を変更可能な可変型フィルタと、を備え、
    前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路。
  2. 前記分周器が、前記発振信号をN1分周した第1の局部発振信号、前記発振信号をN2分周した第2の局部発振信号を生成し、
    前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
    前記第2の局部発振信号および前記第1のミキサの出力信号を受け入れて、これらの信号を混合して第2の中間周波数の信号を出力する第2のミキサと、を備え、
    前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記第2の中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする請求項1に記載の周波数変換回路。
  3. 前記分周器が、前記発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成し、
    前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第iの局部発振信号を、それぞれ出力する第iのミキサと、を備え、
    前記可変型フィルタにおける前記周波数と、前記第nの中間周波数とがほぼ一致するように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする請求項1に記載の周波数変換回路。
  4. 基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
    前記発振回路からの発振信号を受け入れ、前記発振信号をN1分周した第1の局部発振信号、および、前記発振信号をN2分周した第2の局部発振信号を生成する分周器と、
    前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
    前記第2の局部発振信号および前記第1のミキサの出力信号を受け入れて、これらの信号を混合して第2の中間周波数の信号を出力する第2のミキサと、を備え、
    前記受信信号の周波数にかかわらず、前記第2の中間周波数がほぼ同一になるように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路。
  5. 基準信号或いは基準信号を逓倍した信号を発振信号として出力する発振回路と、
    前記発振回路からの発振信号を受け入れ、前記発振信号をNj(j=1〜n)分周した第jの局部発振信号のそれぞれを生成する分周器と、
    前記第1の局部発振信号および受信信号を受け入れて、これらの信号を混合して第1の中間周波数の信号を出力する第1のミキサと、
    第iの局部発振信号(ただし、i=2〜n)および第(i−1)の中間周波数信号を受け入れて、これらの信号を混合して第i(i=2〜n)の局部発振信号を、それぞれ出力する第i(i=2〜n)のミキサと、
    前記受信信号の周波数にかかわらず、前記第nの中間周波数がほぼ同一になるように、前記分周器における分周比が決定されることを特徴とする周波数変換回路。
  6. 前記発振回路が、
    一定の周波数の基準信号を発生する基準信号発生器と、
    制御電圧にしたがった周波数の信号を発生する電圧制御発振器と、
    電圧制御発振器から出力される発振信号を分周する分周器と、
    前記分周器から出力された分周信号と、前記基準信号とを比較して位相差を示す信号を出力する位相比較器と、
    位相比較器からの信号に基づいて前記電圧制御発振器の制御電圧を出力するループフィルタと、を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の周波数変換回路。
  7. 電波を受信して受信信号を出力するアンテナ回路と、
    前記アンテナ回路により得られた受信信号を増幅する増幅回路と、
    請求項1ないし6の何れか一項に記載された周波数変換回路であって、前記増幅回路から出力された信号を周波数変換して中間周波数信号を出力する周波数変換回路と、
    前記周波数変換回路から出力された中間周波数信号を検波する検波回路と、を備えたことを特徴とする受信回路。
  8. 請求項7に記載の受信回路であって、長波帯の標準時刻電波を受信するアンテナ回路を有する受信回路と、
    前記受信回路により受信および復調された、時刻情報を含む標準時刻電波の信号から、時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
    時刻を計時する計時手段と、
    当該計時手段により計時された時刻を表示する時刻表示手段と、
    前記時刻情報抽出手段により抽出された時刻情報に基づいて、前記計時手段により計時された時刻を修正する時刻修正手段と、を備えたことを特徴とする電波時計。
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