JP4315889B2 - ヒンジ及びシート開放装置 - Google Patents

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本発明は、ヒンジ及びシート開放装置に関するものである。
従来、車両に設置されるシートの開放動作を補助するシート開放装置として、ばねと回転ダンパとを有するものが知られている(例えば、特開平11−115844号公報参照)。ここで、ばねは、その弾性によりシートを開放させる働きをし、回転ダンパは、それが発揮する制動力によりシートの開放動作を緩慢とさせる働きをしている。
しかしながら、例えば、特開平11−115844号公報に開示されたシート開放装置のように、ばねとして渦巻きばねを用いたものでは、シートを開放させ得るばねの力を得るために、ばね自体の外径が大きくなるため、装置の大型化を招くという欠点がある。装置の大きさは、設置スペースに影響を与えるため、渦巻きばねを利用した装置は、十分な設置スペースを確保できない小型の車両には適用できないという問題があった。
また、渦巻きばねを利用したものは、渦巻きばねの端部が固定される軸に、ばねの端部を固定するためのすり割りが形成されるが、すり割りを形成することによって軸の強度が低下したり、加工コストが増加したりするという問題があった。
また、上記公報に開示されたシート開放装置では、ばねの力をシートに伝達するために、ばねとシートとの間に、軸部、レバー部、連結ロッド及びアームブラケットを必要としており、構造が複雑で、組み立てが容易でないという欠点がある。
さらに、かかるシート開放装置は、シートと車体を接合するヒンジを別途必要とするものであり、その部品点数の多さから、製造コストが高くつくという問題がある。
特開平11−115844号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、小型で構造が簡素なヒンジ及びシート開放装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下のヒンジ及びシート開放装置を提供する。
(1)軸を中心として互いに揺動する第1及び第2ブラケットと、
筒形のコイル部内に前記軸が挿通されるとともに、コイル部の両側から延びる端部がそれぞれ前記第1及び第2ブラケットに直接係止され、第1及び第2ブラケット同士を近接又は離間させる方向に付勢するコイルばねと、
前記軸に内蔵され、前記コイルばねの付勢力に抗して、前記第1及び第2ブラケットの近接動作又は離間動作を緩慢なものとさせる回転ダンパとを有し、
前記軸の一端側が、前記軸を回転可能に支持する前記第1ブラケットの第1接続部と、前記軸を回転不能に支持する前記第2ブラケットの第1接続部とに直接連結され、
前記軸の他端側及び前記回転ダンパの回転軸が、前記第1ブラケットの第2接続部に回転不能に支持され、かつ前記第2ブラケットの第2接続部に回転可能に支持されるジョイントを介して、前記第1ブラケットの第2接続部と、前記第2ブラケットの第2接続部とに連結されることを特徴とするヒンジ。
(2)車両に設置されるシートに取り付けられる第1ブラケットと、
車体側に取り付けられるとともに、前記第1ブラケットに軸を介して接続される第2ブラケットと、
筒形のコイル部内に前記軸が挿通されるとともに、コイル部の両側から延びる端部がそれぞれ前記第1及び第2ブラケットに直接係止され、前記シートに対し、該シートを開放させ得る付勢力を付与するコイルばねと、
前記軸に内蔵され、前記コイルばねの付勢力に抗して、前記シートの開放動作を緩慢なものとさせる回転ダンパとを有し、
前記軸の一端側が、前記軸を回転可能に支持する前記第1ブラケットの第1接続部と、前記軸を回転不能に支持する前記第2ブラケットの第1接続部とに直接連結され、
前記軸の他端側及び前記回転ダンパの回転軸が、前記第1ブラケットの第2接続部に回転不能に支持され、かつ前記第2ブラケットの第2接続部に回転可能に支持されるジョイントを介して、前記第1ブラケットの第2接続部と、前記第2ブラケットの第2接続部とに連結されることを特徴とするシート開放装置。
前記(1)及び(2)に記載の本発明によれば、ばねとして、コイル部の両側から延びる端部がそれぞれ第1及び第2ブラケットに係止されるコイルばねを用いるため、軸のみならず、第1及び第2ブラケットについても、強度の低下を防ぐことができる。また、第1及び第2ブラケット同士を接続する軸がコイルばねのコイル部内に挿通されるとともに、その軸に回転ダンパが内蔵されるため、装置全体の大きさを非常に小さくすることが可能となる。また、コイルばねの力と回転ダンパの制動力を直接第1及び第2ブラケットに伝達し得るため、構造を極めて簡素にすることが可能となる。また、第1及び第2ブラケットをそれぞれ取付対象に固定するだけでよいため、容易に組み付けることができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。さらに、ヒンジとしての機能と開閉動作を補助する機能とを合わせ持つため、他のヒンジが別途必要となることもなく、部品点数の削減を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例に従って説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るヒンジの分解斜視図である。この図に示したように、本実施例に係るヒンジは、第1ブラケット10、第2ブラケット20、軸30、コイルばね40及び回転ダンパ50を有して構成される。
第1ブラケット10は、板状の取付部11と、取付部11の両端から取付部11に対して略直交する方向にそれぞれ突出する第1及び第2接続部12,13とを有して構成される。ここで、取付部11には、固定用のねじが挿通される穴11aが、第1接続部12には、軸30がはまり込む円形の穴12aが、第2接続部13には、ジョイント60がはまり込む方形の穴13aがそれぞれ形成されている。
第2ブラケット20も、第1ブラケット10と同様に、板状の取付部21と、取付部21の両端から取付部21に対して略直交する方向にそれぞれ突出する第1及び第2接続部22,23とを有して構成される。ここで、取付部21には、固定用のねじが挿通される穴21aが、第1接続部22には、ジョイント60がはまり込む円形の穴22aが、第2接続部23には、軸30がはまり込む方形の穴23aがそれぞれ形成されている。
第1及び第2ブラケット10,20は、軸30を介して接続されるとともに、軸30を中心として互いに揺動し得るように設けられる。
本実施例における軸30は、断面略円形であって、一方の端面30aから突出する方形の第1係合部31と、第1係合部31の端面から突出する円形の第2係合部32とを有して構成される。第1係合部31は、第2ブラケット20の第2接続部23に形成された穴23aにはまり込み、第2係合部32は、第1ブラケット10の第1接続部12に形成された穴12aにはまり込む。そして、第1ブラケット10の第1接続部12と第2ブラケット20の第2接続部23は、第1ブラケット10の第1接続部12の外側に配置されるワッシャ70と、ワッシャ70に形成された穴70aに挿通され、軸30に形成されたねじ穴33に結合するねじ80を用いて、軸30から離脱しないよう軸30に接続される。
本実施例における軸30には、また、他方の端面30bに開口する中空部34が設けられており、中空部34の底壁には、凹部35が形成されている。
コイルばね40は、ねじりコイルばねからなる。本実施例におけるコイルばね40は、第1及び第2ブラケット10,20同士を離間させる方向に付勢する役割を果たすものである。図2に示したように、コイルばね40の筒形のコイル部41内には、軸30が挿通される。このように、コイル部41内に軸30が挿通されることにより、コイルばね40のよじれを防ぐことができるという利点がある。また、コイル部41の両側から延びる端部42,43は、それぞれ第1及び第2ブラケット10,20に係止され、第1ブラケット10の取付部11と第2ブラケット20の取付部21を近接させることにより、コイルばね40がねじられるようになっている。
本実施例における回転ダンパ50は、コイルばね40の付勢力に抗して、第1及び第2ブラケット10,20の離間動作を緩慢なものとさせる役割を果たすものである。回転ダンパ50としては、かかる機能を果たし得るものであれば、どのようなものであってもよいが、小型でも大きな制動力を発揮し得る揺動型のものを用いることが好ましい。
本実施例における回転ダンパ50は、図3に示したように、回転軸51の回転に伴い粘性流体が充填された本体ケース52内において揺動するベーン53を備える揺動型であって、ベーン53の揺動により生じる粘性流体の抵抗を利用して回転軸51の回転速度を減速させるものである。なお、本実施例における回転ダンパ50には、回転軸51が一方向に回転した場合にのみ制動力を発揮し得るように、逆止弁54が設けられている(図3参照)。また、本体ケース52には、底面から突出する凸部55が設けられている(図1参照)。
回転ダンパ50は、図2に示したように、軸30に内蔵される。すなわち、回転ダンパ50は、本体ケース52が軸30の中空部34内に収容され、回転軸51が軸30の他方の端面30bから突出するように設けられる。本体ケース52の底面から突出する凸部55は、中空部34の底壁に形成された凹部35にはまり込み、本体ケース52の回り止めとして機能する。回転軸51は、ジョイント60の軸部61に形成されたすり割り62にはまり込み、ジョイント60の回転に伴って回転するように設置される。
なお、ジョイント60には、図1に示したように、円形の第1係合部63と、方形の第2係合部64が形成されており、第1係合部63が、第2ブラケット20の第1接続部22に形成された穴22aにはまり込み、第2係合部64が、第1ブラケット10の第2接続部13に形成された穴13aにはまり込むことで、第1及び第2ブラケット10,20同士を接続する役割を果たしている。そして、ジョイント60は、軸部61に形成された溝65にはまり込むC形リング90を用いて脱落しないよう取り付けられる。また、ジョイント60に形成されたフランジ66は、第1ブラケット10の第2接続部13と、第2ブラケット20の第1接続部22がジョイント60から離脱することを防ぐ働きをしている。
本実施例に係るヒンジは、中心軸のまわりで揺動する構造物の接合部材として広く利用することが可能であり、例えば、オートバイ等の車両に設置されるシートに適用した場合には、シート開放装置として機能させることができる。
すなわち、本実施例に係るヒンジをシート開放装置として機能させる場合には、図4に示したように、車両に設置されるシート100に第1ブラケット10が取り付けられ、車体110側に第2ブラケット20が取り付けられる。本実施例によれば、車両への組み付けは、第1及び第2ブラケット10,20をそれぞれ取付対象に固定するだけでよいため、作業が容易で、しかもその作業を非常に短い時間で行うことができる。従って、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、第1及び第2ブラケット10,20同士を接続する軸30がコイルばね40のコイル部41内に挿通されるとともに、その軸30に回転ダンパ50が内蔵されるため、装置全体の大きさを非常に小さくすることが可能であり、設置スペースが非常に小さくて済むという利点がある。従って、オートバイ等の大型の車両のみならず、スクーター等の小型の車両にも適用できる。
シート100が使用位置にある状態では、第1ブラケット10の取付部11と第2ブラケット20の取付部21が互いに向き合うように接近することによって、コイルばね40がねじられた状態となっている。
図5に示したように、シート100を使用位置から全開位置へ開放させるときには、コイルばね40に蓄積されたエネルギーが放出されることにより、軸30を中心として、第1ブラケット10が第2ブラケット20から離間する方向に揺動し、これに伴い、シート100が開放方向に押し上げられる。
この際、回転ダンパ50は、第1ブラケット10が揺動することによってジョイント60が回転するのに伴い、回転軸51が回転し、ベーン53が本体ケース52内の粘性流体を押圧することによって、粘性流体の抵抗を生じさせる。そして、この抵抗が第1ブラケット10の離間動作を制動させる力として第1ブラケット10に付与されることにより、コイルばね40の付勢力に抗して、シート100の開放動作が緩慢なものとなる。従って、シート100はゆっくりとした速度で開放することとなる。
一方、シート100を全開位置から使用位置へ閉成させるときには、第1ブラケット10が第2ブラケット20に近接していくのに従ってコイルばね40がねじられるため、この際に生じるコイルばね40の反力によって、シート100が車体110に勢いよく衝突することを防ぐことができる。また、回転ダンパ50が、逆止弁54を備えた一方向性のものであるため、シート100を閉じるときには、回転ダンパ50の制動力がシート100に対して付与されないようになっている。
本実施例に係るヒンジは、シート開放装置として適用した場合には、シート100と車体110を接合するヒンジとしての機能と、シート100の開閉動作を補助する機能とを合わせ持つため、他のヒンジが別途必要となることもなく、部品点数の削減を図ることが可能となる。
図6は、本発明の実施例2に係るヒンジの分解斜視図である。この図に示したように、本実施例に係るヒンジは、コイルばね40が複数個設けられる点で実施例1に係るヒンジと異なる。
本実施例によれば、図6乃至図8に示したように、コイルばね40を2個備えるため、コイルばね40が1個の場合と比較して、第1及び第2ブラケット10,20を付勢する力を高めることができる。
本実施例に係るヒンジも、実施例1に係るヒンジと同様に、シート開放装置として機能させることが可能であり、シート開放装置として適用した場合には、シートと車体を接合するヒンジとしての機能と、シートの開閉動作を補助する機能とを合わせ持つため、他のヒンジが別途必要となることもなく、部品点数の削減を図ることが可能となる。
なお、第2のブラケット20に対して、第1ブラケット10が相対的に揺動し得る角度は、任意に設定することができる。具体的には、上記した実施例1及び2では、図9に示したように、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、略平行に位置した状態から約90度離間した状態となるまで第1ブラケット10が揺動し得るように設定されているが、例えば、図10に示したように、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、約90度離間した状態から、さらに約90度離間した状態となるまで第1ブラケット10が揺動し得るように設定することもできる。図11は、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、約90度離間した状態から、さらに約90度離間した状態を示す斜視図である。
図12は、本発明の実施例3に係るヒンジの斜視図である。この図に示したように、本実施例に係るヒンジは、コイルばね40の端部42,43がそれぞれ第1及び第2ブラケット10,20の外面に係止され、コイルばね40が第1及び第2ブラケット10,20同士を近接させる方向に付勢する役割を果たすものである点で、実施例2に係るヒンジと異なる。
また、本実施例に係るヒンジは、軸30に内蔵される回転ダンパ50が、コイルばね40の付勢力に抗して、第1及び第2ブラケット10,20の近接動作を緩慢なものとさせるものである点で、実施例2に係るヒンジと異なる。
本実施例によれば、第2ブラケット20に対して、第1ブラケット10を相対的に離間させる方向に揺動させることにより、コイルばね40がねじられることになる。例えば、図13に示したように、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、約90度離間した状態から、さらに約90度離間した状態となるまで第1ブラケット10を揺動させたときに、コイルばね40がねじられた状態となる。そして、コイルばね40に蓄積されたエネルギーが放出されることにより、軸30を中心として、第1ブラケット10が第2ブラケット20に近接する方向に揺動し、元の状態に、すなわち、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、約90度離間した状態に復帰する。
なお、第2ブラケット20に対して、第1ブラケット10が相対的に揺動し得る角度は、任意に設定することが可能であり、例えば、図14に示したように、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、約90度離間した位置から、略平行な位置に至るまで第1ブラケット10が揺動し得るように設定することもできる。図15は、第1ブラケット10の取付部11が、第2ブラケット20の取付部21に対して、略平行な位置にある状態を示す斜視図である。
本実施例に係るヒンジも、中心軸のまわりで揺動する構造物の接合部材として広く利用することが可能である。
本発明の実施例1に係るヒンジの分解斜視図である。 実施例1に係るヒンジの断面図である。 実施例1において採用された回転ダンパの内部構造を示す図である。 実施例1に係るヒンジを車両に取り付けた状態を示す図である。 実施例1に係るヒンジの作用を説明するための図である。 本発明の実施例2に係るヒンジの分解斜視図である。 実施例2に係るヒンジの断面図である。 実施例2に係るヒンジの斜視図である。 実施例1及び2に係るヒンジの作用を説明するための図である。 実施例1及び2に係るヒンジの作用を説明するための図である。 第1ブラケットの取付部が、第2ブラケットの取付部に対して、約90度離間した状態から、さらに約90度離間した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例3に係るヒンジの斜視図である。 実施例3に係るヒンジの作用を説明するための図である。 実施例3に係るヒンジの作用を説明するための図である。 第1ブラケットの取付部が、第2ブラケットの取付部に対して、略平行な位置にある状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 第1ブラケット
11 取付部
11a 穴
12 第1接続部
12a 穴
13 第2接続部
13a 穴
20 第2ブラケット
21 取付部
21a 穴
22 第1接続部
22a 穴
23 第2接続部
23a 穴
30 軸
31 第1係合部
32 第2係合部
33 ねじ穴
34 中空部
35 凹部
40 コイルばね
41 コイル部
42,43 端部
50 回転ダンパ
51 回転軸
52 本体ケース
53 ベーン
54 逆止弁
55 凸部
60 ジョイント
61 軸部
62 すり割り
63 第1係合部
64 第2係合部
65 溝
66 フランジ
70 ワッシャ
70a 穴
80 ねじ
90 C形リング
100 シート
110 車体

Claims (2)

  1. 軸を中心として互いに揺動する第1及び第2ブラケットと、
    筒形のコイル部内に前記軸が挿通されるとともに、コイル部の両側から延びる端部がそれぞれ前記第1及び第2ブラケットに直接係止され、第1及び第2ブラケット同士を近接又は離間させる方向に付勢するコイルばねと、
    前記軸に内蔵され、前記コイルばねの付勢力に抗して、前記第1及び第2ブラケットの近接動作又は離間動作を緩慢なものとさせる回転ダンパとを有し、
    前記軸の一端側が、前記軸を回転可能に支持する前記第1ブラケットの第1接続部と、前記軸を回転不能に支持する前記第2ブラケットの第1接続部とに直接連結され、
    前記軸の他端側及び前記回転ダンパの回転軸が、前記第1ブラケットの第2接続部に回転不能に支持され、かつ前記第2ブラケットの第2接続部に回転可能に支持されるジョイントを介して、前記第1ブラケットの第2接続部と、前記第2ブラケットの第2接続部とに連結されることを特徴とするヒンジ。
  2. 車両に設置されるシートに取り付けられる第1ブラケットと、
    車体側に取り付けられるとともに、前記第1ブラケットに軸を介して接続される第2ブラケットと、
    筒形のコイル部内に前記軸が挿通されるとともに、コイル部の両側から延びる端部がそれぞれ前記第1及び第2ブラケットに直接係止され、前記シートに対し、該シートを開放させ得る付勢力を付与するコイルばねと、
    前記軸に内蔵され、前記コイルばねの付勢力に抗して、前記シートの開放動作を緩慢なものとさせる回転ダンパとを有し、
    前記軸の一端側が、前記軸を回転可能に支持する前記第1ブラケットの第1接続部と、前記軸を回転不能に支持する前記第2ブラケットの第1接続部とに直接連結され、
    前記軸の他端側及び前記回転ダンパの回転軸が、前記第1ブラケットの第2接続部に回転不能に支持され、かつ前記第2ブラケットの第2接続部に回転可能に支持されるジョイントを介して、前記第1ブラケットの第2接続部と、前記第2ブラケットの第2接続部とに連結されることを特徴とするシート開放装置。
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