JP4315316B2 - 音波検層用振源 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地質調査等で用いる音波検層用振源に関し、更に詳しく述べると、間隔をおいて配置した一対の短冊状の振動板を、電磁的に駆動することにより、ダイポール振源動作又はモノポール振源動作を行わせるようにした音波検層用の振源ユニット及び振源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音波検層法は、ボーリング孔内に、振源とその振源から発生した振動を受振する受振器とを、孔軸方向に所定間隔だけ離して設置し、振源による振動を孔内水によって孔壁に伝達し、孔壁を伝播してくる振動波形を受振器で検出記録して、P波(圧力波)やS波(剪断波、屈曲波)などを測定する方法である。速度検層法のうちの孔内起振受振法と類似した方法であるが、周波数が数十kHz程度以下の音波・超音波領域を使用することから音波検層法と呼ばれている。
【0003】
音波検層法が使用され始めた初期には、P波速度及び屈折S波速度の測定が主であった。しかし、ボーリング孔を屈曲させながら伝播する屈曲波(flexuaral 波)の理論的裏付け及びその実証により、P波測定からS波測定、更にstonely 波などの孔内波の精密な測定を行うようになってきた。
【0004】
音波検層用の振源は、初期には圧力波を発生する圧電素子や磁歪素子を用いたモノポール振源(単極振源;発生する振動はP波)であった。最近では、モノポール振源とダイポール振源(双極振源;発生する振動はS波)を併用する測定装置が多くなっている。
【0005】
そのダイポール振源としては、ソレノイドハンマ、磁歪素子、電磁駆動ダイヤフラムなどを孔軸に直交する方向に変位させて振動方向に正圧をその反対に負圧を発生させる方式、2個の円筒圧電素子を隔壁の両側に配置し正圧と負圧を発生させる方式、2個のバイモルフ振動子又はランジュバン振動子などを駆動方向の組み合わせにより同様の正圧と負圧を発生させる方式などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これらの振源における振動子は、共振周波数の近傍で使用しているために周波数帯域が狭い。これは、従来の振源では、起振パワーを大きくする必要があるとの観点から、大きな衝撃電圧で駆動するために振源の共振周波数近傍の周波数が発生するためであった。このことは、初期の音波検層では、プローブ径の関係から、取り扱う周波数が10k〜30kHz程度であったことから、特に問題とはなっていなかった。
【0007】
しかし最近の音波検層では、電子技術の発達、並びに現場でのより精密な波形の測定の要求から、ある程度のパワーはもちろん必要であるが、むしろ周波数帯域が広く、きれいな波形、即ち、モノパルス波形や任意の駆動電圧波形に忠実な波形を発生する振源が要求されるようになってきている。例えば、測定する振動の波の種類と解像力の関係にもよるが、およそ1k〜30kHzの周波数帯域を取り扱う必要が生じている。ところが、このような広い周波数帯域をカバーできる振源は未だ開発されていない。
【0008】
本発明の目的は、広い周波数帯域をカバーでき、ダイポール振源動作とモノポール振源動作が可能であり、構造が簡単でメンテナンスし易い音波検層用振源を提供することである。本発明の他の目的は、きれいな波形と周波数帯域の広い振動を効率よく発生できる音波検層用振源装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、磁界中に、電気導体からなる2枚の短冊状の振動板を間隔をおいて対向配置し、これらの振動板に同方向又は逆方向の電流を流すことによりダイポール振源動作又はモノポール振源動作を行わせるようにした音波検層用振源である。
【0010】
より具体的には、対向する側面に窓部が開口している筒状ケースと、該筒状ケース内で両方の窓部に臨むようにそれぞれ位置し両端部で保持されている短冊状の振動板と、振動板の幅方向に磁束の向きが生じるように振動板の両側に配設した永久磁石とを具備するように構成する。ここで振動板は、例えばリボン状の金属アルミニウム箔の表裏面を軟質樹脂で覆った構造をなしているのが好ましい。
【0011】
音波検層用の振源装置としては、例えば、上記のような音波検層用振源と、それに供給する電流方向の切替スイッチと、駆動波形データを記憶している波形メモリと、その波形データを読み出し制御するCPUと、読み出した波形データをD/A変換して駆動信号とするD/A変換器と、共振点のある低周波側の駆動信号成分を阻止するハイパス・フィルタと、駆動信号を増幅する電力増幅器と、増幅した駆動信号を前記音波検層用振源に効率よく供給するためのマッチングトランスを具備している構成とする。
【0012】
この振源は、ボーリング孔内に挿入されて、孔内水中に浸漬された状態で使用される。また、受振器が、前記振源から所定距離だけ離れた状態で、同じボーリング孔内で孔内水中に浸漬された状態で設置され、前記振源による振動を検出して記録することになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、きれいな波形と周波数帯域の広い振動を発生する振源に必要な条件について検討すると、次のようなことが挙げられる。
1.周波数帯域が広い振源とするためには、振源の共振周波数が使用周波数付近から離れていること。
2.振源が駆動波形に対して忠実に振動するためには、駆動力と振源の変位ができるだけ線形となるような関係にあること。
3.振源が振動した波形が孔内水にそのまま伝わるためには、振源と孔内水との機械的インピーダンスがマッチングしているか、その差が小さいこと。
4.振源の駆動波形には必要な周波数だけが含まれていること。
【0014】
このような技術的課題を解決できるのが本発明の音波探査用振源である。図1に振源の基本構造を示す。Aは上面を、Bは側面を、それぞれ表している。2個の永久磁石10,12を、N極とS極が対向するように、所定の間隔をおいて設置する。そして、これら2個の永久磁石10,12の間に、電気導体からなる短冊状の振動板14を、その面が磁界の方向と平行になるように配置する。ここでは、振動板の動作原理を説明するために、振動板を1枚のみ図示しているが、実際には2枚の振動板を平行に、間隔をおいて設置することになる。
【0015】
振動板14に電流を流すと、周知のフレミングの左手の法則により、該振動板14は永久磁石10,12の磁界方向に直角方向の力を受ける。受ける力Fは、磁束密度をB、磁界を受ける導体長さをL、導体を流れる電流をIとすると、
F=BLI
となり、電流に比例する。短冊状の振動板が理想状態であれば、該振動板は電流に比例した線形変位をすることになる。
【0016】
しかし、実際には振動板には重さがあり、且つ両端を固定する必要がある。長さ、幅、厚みも無視できない。そのため固有周波数を持つようになる。このことが非線形要素を生む。この影響を少なくすることが必要である。振動板を両端固定した場合には、固有周波数は次式で表される。
ω=2πf=A(EI/μL4 )1/2
但し、
E:ヤング率
I:モーメント(=bh3 /12) b:断面の長辺、h:断面の短辺
L:長さ
μ:単位長当たりの質量
A:振動ノードにより決まる係数
【0017】
加えた力に対して軽いものほど動き易い。即ち、高い周波数でも振動可能である。しかし、水より軽くすることは難しい。そこで、振動板は、その機械的インピーダンスが水のそれに近くなる程度の軽さにする。
【0018】
振動板を軽くすると、高い周波数でも振動が可能となるが、周波数帯域を広くするためには共振周波数を低くすることが必要になる。そのためには、上記の式で、ヤング率を小さく、モーメントを小さく、長さを長くすればよいことが分かる。即ち、柔らかい材質で薄い短冊状の振動板が好ましいことになる。そして、必要な周波数帯域になるように長さを調整すればよい。この振動板の構造は、コイルと違ってインダクタンス成分が殆どないことから、良好な波形で駆動することが可能である。
【0019】
また、低い周波数のところに共振点を持つため、駆動周波数の中にこの共振周波数を含まないように、ハイパス・フィルタを用いて低域側をカットする。
【0020】
このようにして振源を作製すると、前記1〜4のきれいな波形と周波数帯域の広い振動を発生する振源に必要な条件を満たし、モノパルス波形や任意の駆動電圧波形に忠実な波形の振動を発生する振源が得られる。
【0021】
そこで、実際の製作にあたっては、短冊状振動板の導体には軽量で且つ電気良導体である金属アルミニウムを箔状にして用い、その表面を軟質樹脂でコーティングするか軟質樹脂フィルムで覆い、水密状態とするのがよい。柔軟性を持たせるために波状にしてもよい。
【0022】
図2に、振源の動作モードを示す。2枚の振動板14a,14bに逆方向に通電すると、Aに示すように逆位相で動くモノポール振源動作をさせることができるし、2枚の振動板14a,14bに同方向に通電すると、Bに示すように同位相で動くダイポール振源動作をさせることができる。
【0023】
【実施例】
図3は本発明に係る音波検層用振源の一実施例を示す概観図であり、図4のAはその軸方向の縦断面を、Bは横断面を表している。
【0024】
振源本体は、円筒状ケース20の内に組み込まれる。円筒状ケース20は、その側面の対向する位置に縦長の長方形状の窓部22が開口している。ここでは、該窓部22は、周縁部が外側が拡がるように斜めに加工され、内部で発生する振動がスムーズに外部に放射されるように工夫してある。
【0025】
円筒状ケース20の内部で、両方の窓部22に臨むようにそれぞれ短冊状の振動板24を設ける。該振動板24は、リボン状の金属アルミニウム箔の表裏面を軟質樹脂で覆った構造をなし、所定の間隔をおいて対向配置され、その上下両端が前記円筒状ケース20に固定されている。また、振動板24の幅方向に磁束の向きが生じるように、振動板24の両側に永久磁石26を配設する。該永久磁石26の背後を包むように鉄製の磁気ヨーク28を設けて、永久磁石26の間に効率よく磁界が生じるようになっている。永久磁石26と磁性ヨーク28は、錆び易いために、表面をコーティングするか、あるいは図示しないが、振動板室にオイルを封入し水との直接接触を断つように構成する。
【0026】
振源装置の駆動系を含めた全体構成の一例を図5に示す。上記のような音波検層用振源30と、それに供給する電流方向の切替スイッチ32と、駆動波形データを記憶している波形メモリ34と、その波形データを読み出し制御するCPU(マイクロコンピュータ)36と、読み出した波形データをD/A変換して駆動波形にするD/A変換器38と、共振点のある低周波側の駆動信号成分を阻止するハイパス・フィルタ40と、駆動信号を増幅する電力増幅器42と、増幅した駆動信号を前記音波検層用振源30に効率よく供給するためのマッチングトランス44を具備している。
【0027】
予め代表的な波形パターンデータを波形メモリ34にデジタル的に記憶させておき、これをCPU36で読み出し、D/A変換器38でアナログ波形にし、ハイパス・フィルタ40で共振点のある低周波側の駆動信号成分を除去する。この駆動信号電流を電力増幅器42で増幅し、マッチングトランス44を介して振源30に供給する。他方、CPU36からの指令で切替スイッチ32を作動し、振源30への通電モードを制御する。
【0028】
振源の2枚の短冊状の振動板に同方向の電流を流すとダイポール振源動作し、逆方向の電流を流すとモノポール振源動作をする。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上記のように、磁界中に、電気導体からなる2枚の短冊状の振動板を間隔をおいて対向配置し、これらの振動板に同方向又は逆方向の電流を流すことにより振動させる構造であるので、電流の切り替え制御によりダイポール振源動作又はモノポール振源動作を行わせることができる。また、周波数帯域を広くとることができ、構造も簡単でメンテナンスし易く、機械的インピーダンスを小さくできる効果もある。
【0030】
本発明の音波検層用振源装置によれば、任意の振動波形について、きれいな波形と周波数帯域の広い振動を効率よく発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振源の基本構造を示す説明図。
【図2】その振動モードの説明図。
【図3】本発明に係る音波検層用振源の一実施例を示す概観図。
【図4】その軸方向の縦断面と横断面を示す説明図。
【図5】振源装置の駆動系を含めた全体構成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
20 円筒状ケース
22 窓部
24 振動板
26 永久磁石
28 磁気ヨーク
Claims (3)
- 磁界中に、電気導体からなる2枚の振動板を間隔をおいて対向配置した振源であって、対向する側面に窓部が開口している筒状ケースと、該筒状ケース内で両方の窓部に臨むようにそれぞれ位置し両端部で保持されている短冊状の振動板と、振動板の幅方向に磁束の向きが生じるように振動板の両側に配設した永久磁石とを具備し、前記2枚の振動板に同方向又は逆方向の電流を流すことによりダイポール振源動作又はモノポール振源動作を行わせるようにしたことを特徴とする音波検層用振源。
- 振動板は、リボン状の金属アルミニウム箔の表裏面を軟質樹脂で覆った構造になっている請求項1記載の音波検層用振源。
- 請求項1又は2記載の音波検層用振源と、それに供給する電流方向の切替スイッチと、駆動波形データを記憶している波形メモリと、その波形データを読み出し制御するCPUと、読み出した波形データをD/A変換して駆動信号とするD/A変換器と、共振点のある低周波側の駆動信号成分を阻止するハイパス・フィルタと、駆動信号を増幅する電力増幅器と、増幅した駆動信号を前記音波検層用振源に効率よく供給するためのマッチングトランスを具備している音波検層用振源装置。
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