JP4314939B2 - 遠心式送風機およびこれを用いた車両用空調装置 - Google Patents
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Description
変位機構(73d、74、74b)は、吹出モード切換装置(18、19、20)が他の吹出モードに切り替えた際に、空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が小さくなるように、遠心式多翼ファン(71)および駆動手段(72)をスクロールケーシング(73)に対して相対変位させ、吹出モード切換装置(18、19、20)が1つの吹出モードに切り替えた際に、空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が大きくなるように、遠心式多翼ファン(71)および駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とするものである。
変位機構(73d、74、74b)は、目標温度(TAO)が他の吹出モードに対応する温度になっているときに、空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が小さくなるように、遠心式多翼ファン(71)および駆動手段(72)をスクロールケーシング(73)に対して相対変位させ、目標温度(TAO)が1つの吹出モードに対応する温度になっているときに、空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が大きくなるように、遠心式多翼ファン(71)および駆動手段(72)をスクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とするものである。
本実施形態は、本発明に係る遠心式送風装置を車両用空調装置に適用したものであって、図1は、本実施形態に係る車両用空調装置1の模式図であり、図2は制御系のブロック図である。
ここで、Tsetは操作パネル23にて設定した設定温度、TRは内気温センサにて検出した内気温度、TAMは外気温センサにて検出した外気温度、TSは日射センサにて検出した日射量である。また、Kset、KR、KAM及びKSはゲインで、Cは補正用の定数である。
第1実施形態では、遠心式多翼ファン71およびファンモータ72の変位に連動してベルマウスリング73e、つまり吸入口73fを変位させたが、本実施形態は、図9に示すように、ベルマウスリング73eを廃止してスクロールケーシング73(第2スクロールケーシング73c)に吸入口73fおよびベルマウス部73gを設けて、吸入口73fおよびベルマウス部73gをスクロールケーシング73に対して固定したものである。
上述の実施形態では、スクロールケーシング73に対する遠心式多翼ファン71等の位置を吹出モードに基づいて変位させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば目標吹出温度TAOに基づいて連続的または段階的に遠心式多翼ファン71等の位置を変位させてもよい。
73d…ファン支持部材、73e…ベルマウスリング、74…モータ。
Claims (9)
- 回転軸周りに多数枚の翼(71a)を有し、前記回転軸の軸方向から吸入した空気を径外方に向けて吹き出す遠心式多翼ファン(71)と、
前記遠心式多翼ファン(71)を回転駆動させる駆動手段(72)と、
前記遠心式多翼ファン(71)を収納するとともに、前記遠心式多翼ファン(71)から吹き出した空気が流れる渦巻き状の空気流路(73a)を構成するスクロールケーシング(73)と、
前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させる変位機構(73d、74、74b)とを備え、
前記変位機構(73d、74、74b)は、前記スクロールケーシング(73)に対して前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を相対変位させることによって、前記空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積を変化させるようになっていることを特徴とする遠心式送風装置。 - 前記変位機構(73d、74、74b)は、固定された前記スクロールケーシング(73)に対して前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を変位させることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風装置。
- 前記回転軸の軸方向端部側には、前記遠心式多翼ファン(71)の内径側に空気を導くリングのベルマウス(73e)が設けられており、
前記変位機構(73d、74、74b)は、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)の相対変位に連動して前記ベルマウス(73e)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とする請求項1または2に記載の遠心式送風装置。 - 前記変位機構(73d、74、74b)は、前記ベルマウス(73e)の中心と前記遠心式多翼ファン(71)の回転中心とが略一致するように、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)の相対変位に連動して前記ベルマウス(73e)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とする請求項3に記載の遠心式送風装置。
- 前記変位機構(73d、74、74b)は、少なくとも前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を支持するファン支持部材(73d)、並びに前記ファン支持部材(73d)を変位させるアクチュエータ(74)を有して構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
- 前記ファン支持部材(73d)は、前記スクロールケーシング(73)の中心からずれた位置を回転中心として回転することを特徴とする請求項5に記載の遠心式送風機。
- 前記遠心式多翼ファン(71)の回転中心は、前記ファン支持部材(73d)の回転中心からずれていることを特徴とする請求項6に記載の遠心式送風機。
- 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の遠心式送風装置(7)と、
前記遠心式送風装置(7)から送風された空気の通風経路を形成するとともに、その空気流れ最下流側部位に室内へ前記空気を吹き出すための複数の吹出口(14、15、17)が形成された空調ケーシング(2)と、
前記複数の吹出口(14、15、17)から前記室内に吹き出す空気の吹出モードを切り替える吹出モード切換装置(18、19、20)とを有し、
前記吹出モードのうち1つの吹出モードは、他の吹出モードに対して、前記空調ケーシング(2)内で発生する圧力損失が小さくなるように構成された車両用空調装置であって、
前記変位機構(73d、74、74b)は、
前記吹出モード切換装置(18、19、20)が前記他の吹出モードに切り替えた際に、前記空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が小さくなるように、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させ、
前記吹出モード切換装置(18、19、20)が前記1つの吹出モードに切り替えた際に、前記空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が大きくなるように、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の遠心式送風装置(7)と、
前記遠心式送風装置(7)から送風された空気の通風経路を形成するとともに、その空気流れ最下流側部位に室内へ前記空気を吹き出すための複数の吹出口(14、15、17)が形成された空調ケーシング(2)と、
前記複数の吹出口(14、15、17)から前記室内に吹き出す空気の吹出モードを切り替える吹出モード切換装置(18、19、20)と、
前記複数の吹出口(14、15、17)から前記室内に吹き出す空気の吹出温度を調節する吹出温度調節手段(13)と、
室内に吹き出す空気の目標温度(TAO)を決定するとともに、前記吹出モード切換装置(18、19、20)および吹出温度調節手段(13)の作動を制御する電子制御装置(21)とを有し、
前記電子制御装置(21)は、前記目標温度(TAO)に対応する前記吹出モードとなるように前記吹出モード切換装置(18、19、20)の作動を制御し、
前記吹出モードのうち1つの吹出モードは、他の吹出モードに対して、前記空調ケーシング(2)内で発生する圧力損失が小さくなるように構成された車両用空調装置であって、
前記変位機構(73d、74、74b)は、
前記目標温度(TAO)が前記他の吹出モードに対応する温度になっているときに、前記空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が小さくなるように、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させ、
前記目標温度(TAO)が前記1つの吹出モードに対応する温度になっているときに、前記空気流路(73a)の巻き終わり側における通路断面積が大きくなるように、前記遠心式多翼ファン(71)および前記駆動手段(72)を前記スクロールケーシング(73)に対して相対変位させることを特徴とする車両用空調装置。
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