JP4314817B2 - 携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ - Google Patents

携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せに関し、特に、電動ドリルや電動丸のこ、空気釘打ち機などの、電力により駆動する電動工具や空気により駆動する空気工具を含む携帯用工具の外枠部に装着する携帯用工具用カバー、携帯用工具用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯用工具としては、電動ドリルや、電動丸のこや、空気釘打ち機や、特開2000−337328号公報に記載されているような、建築現場でねじ締め作業に使用されるコードレスインパクトドライバや、特開平8−229850号公報に記載されているような電気ハンマ等が従来より知られている。
【0003】
例えば、コードレスインパクトドライバは、図13に示されるように、全体として略T字型をしており、内部に図示せぬ動力部と、機構部と、先端工具部とを備え、これらは外枠部114によって覆われている。また、ニカド電池やニッケル水素電池を備えるバッテリパック120が設けられており、バッテリバック120は、図示せぬバッテリが外枠部122に覆われて構成されている。図示せぬ動力部は図示せぬモータを備えており、図示せぬ機構部は図示せぬギヤ等により構成されている。図示せぬ先端工具部は図示せぬ駆動軸と図示せぬハンマとを備える。動力部からの駆動力は機構部で減速され、駆動軸を回転させハンマが回転と打撃を繰り返し、ハンマ先端に設けられた図示せぬビットでねじを締め付けるように構成されている。
【0004】
外枠部114は、ナイロン樹脂からなる樹脂部114Aと強度に優れたアルミニウム合金ダイキャスト製のハンマケース114Bとを有しており、電源、動力部及び機構部は樹脂部114Aによって覆われている。また、インパクトドライバ101の先端寄りに位置する図示せぬ先端工具部は、ハンマケース114Bによって覆われている。外枠部114を構成する樹脂部114Aとハンマケース114Bとは、それぞれ該外枠部114の外方に突出するネジ座114C、114Dを有しており、このネジ座114C、114Dにおいてネジ締めされることによって互いに接続されている。
【0005】
ところで、建築現場等においては、一つの現場で多くの人が同じ種類のインパクトドライバを使うことが多い。インパクトドライバ等の携帯用工具の大きさやデザインや構造は、製造メーカーが異なっても互いに似かよっているため、建築現場では、自分の工具と他人の工具との区別がつきにくい場合が多い。製造メーカが同一の場合にはなおさらである。そこで、建築現場等で作業をするユーザは、自分の工具と他人の工具とを間違えたりしないように、また、自分の工具が盗まれないように、外枠部114にペンキ等を用いて色を塗り、自分の工具であることを識別できるようにしたり、外枠部114にマジックで名前を書いたりしていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−337328号公報(第2頁、図1、図2、図5、図6)
【特許文献2】
特開平8−229850号公報(第2頁、図1、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の携帯用工具を用いて、例えば白い壁際でねじ締めを行う場合には、ユーザによってペンキ等が塗られた外枠部114が、相手材である白い壁に擦りつけられることがあり、ペンキ等で壁を汚してしまうという問題が生じていた。特に、上述のコードレスインパクトドライバ101の場合には、ネジ座114C、114Dが外枠部114の外方に突出しているため、ペンキ等が塗られた外枠部114の当該部分が、図14に示されるように壁に擦りつけられやすく、壁を汚しやすかった。また、外枠部114の外方に突出しているネジ座114C、114Dが壁に接触することにより、相手材を傷付けてしまう恐れがあった。
【0008】
また、建築現場等では携帯用工具は過酷に扱われるためキズや汚れが多くつき、外枠部に塗ったペンキや名前がはがれてしまったりかすれてしまったりする。このため、自分の携帯用工具を他人の携帯用工具から識別することが困難になるという問題が生じ、また、携帯用工具の外観の美観を損ねてしまうという問題が生じていた。
【0009】
また、1つの携帯用工具を何年か使用しそのデザインに飽きてしまった場合に、ペンキ等を塗りなおすのには手間がかかるため、容易に模様替えをすることができなかった。
【0010】
また、携帯用工具メーカーの側から外枠部の色の違う製品を多種類生産する方法も考えられるが、コストアップや流通管理が難しく、実際に供給できる種類の数は、2〜3種程度と限られていた。
【0011】
また、別売部品として外枠部の外側面に装着するカバーを用意し、カバーに模様を塗装や印刷する方法が考えられるが、従来の携帯用工具と同様に印刷したものが壁等に付着して壁等を汚してしまうことになることが予想される。また、色や模様の異なるカバーをメーカー側で複数種類生産し、ユーザの好みの色や模様のカバーをユーザが購入するようにした場合には、各色、模様ごとにそれぞれ需要が多くないと生産する数が少なくなり、コストが高くつくことになる。
【0012】
そこで、本発明は、ユーザが自己の携帯用工具であることを識別できるように、ユーザの好みに合わせて携帯用工具の外枠部を様々にカラーリングでき、作業時に相手材を汚さず、携帯用工具に激しくキズがついたり汚れたりてしても、カラーリングされたデザインを損ねず、且つ、メーカーが低コストで提供できる携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具の該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーであって、該外枠部の外側面上には情報を表示するための携帯用工具用シートを載置可能又は接着可能であり、該カバーは、光透過性を有すると共に、該外枠部上に載置又は接着された該携帯用工具用シートの全体及び該外枠部の少なくとも一部を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能である携帯用工具用カバーを提供している。
【0014】
ここで、該カバーは、透明又は半透明の樹脂からなることが好ましい。
【0015】
また、該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、該カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることが好ましい。
【0016】
また、内周面が該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることが好ましい。
【0018】
また、本発明は、バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具と、該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーとからなる携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せであって、該外枠部の外側面上には情報を表示するための携帯用工具用シートを載置可能又は接着可能であり、該携帯用工具用カバーは、光透過性を有すると共に、該外枠部上に載置又は接着された該携帯用工具用シートの全体及び該外枠部の少なくとも一部を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該携帯用工具用カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能である携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せを提供している。
【0019】
ここで、該携帯用工具用カバーは透明又は半透明の樹脂からなることが好ましい。
【0020】
また、該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、該携帯用工具用カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることが好ましい。
【0021】
また、該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該携帯用工具用カバーの内周面は該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることが好ましい。
【0023】
また、本発明は、バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具と、該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーと、情報を表示するために該携帯用工具に装着される携帯用工具用シートとからなる携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せであって、該携帯用工具用シートは該外枠部の外側面上に載置又は接着され、該携帯用工具用カバーは光透過性を有すると共に、該外枠部の少なくとも一部及び該携帯用工具用シートの全体を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該携帯用工具用カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能である携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せを提供している。
【0024】
ここで、該携帯用工具用カバーは透明又は半透明の樹脂からなることが好ましい。
【0025】
また、該携帯用工具用シートは紙又は樹脂からなることが好ましい。
【0026】
また、該外枠部に接触する該携帯用工具用シートの面は粘着性を有していることが好ましい。
【0027】
また、該携帯用工具用シートは一枚の大シート上に複数個印刷されていることが好ましい。
【0028】
また、該情報は、該携帯用工具のユーザの名前又は該ユーザが選択した色若しくは模様又は広告であることが好ましい。
【0029】
また、該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、該携帯用工具用カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることが好ましい。
【0030】
該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該携帯用工具用カバーの内周面は該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることが好ましい。
【0032】
また、該携帯用工具用シートは、該携帯用工具の販売店又は該携帯用工具のユーザへ配布されたデータに基づいて該販売店又は該ユーザが印刷してなることが好ましい。
【0033】
また、該データの配布は、インターネット又は記憶媒体を介して行われることが好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による携帯用工具、携帯用工具用カバー、携帯用工具用シートについて図1乃至図4に基づき説明する。携帯用工具1は、バッテリ21(図2)から供給される電力によって動作するコードレスインパクトドライバであり、図1又は図2に示されるように、動力部11と機構部12と先端工具部13とを備える本体部10と、ニカド電池又はニッケル水素電池からなるバッテリ21を備えるバッテリパック20とにより構成されている。動力部11と機構部12と先端工具部13とは、外枠部14によって覆われて本体部10をなし、また、バッテリ21は外枠部22によって覆われてバッテリパック20をなす。バッテリパック20は、本体部10に対して着脱可能に構成されている。
【0035】
動力部11はモータ11Aを備えており(図2)、モータ11Aはバッテリから供給される電力によって駆動される。本体部10の外枠部14にはスイッチ15が設けられており、スイッチ15をユーザが操作することによってモータ11Aの駆動開始・停止が行われる。機構部12は減速歯車12Aを備えており、減速歯車12Aはモータ11Aの出力軸11Bに接続されている。モータ11Aの回転力によって減速歯車12Aが駆動され、減速されて先端工具部13へ伝達されるように構成されている。先端工具部13は、ハンマ13Aとスピンドル13Bとアンビル13Cとを備えており、スピンドル13Bは減速歯車12Aとハンマ13Aとにそれぞれ接続され、ハンマ13Aはハンマ13Aに設けられた図示せぬ爪部においてアンビル13Cに接続されている。また、アンビル13Cの先端には図示せぬビットが着脱可能に取付けられる。減速歯車12Aからの回転力は、スピンドル13B、ハンマ13A、アンビル13Cの順に伝達され、図示せぬビットによってネジ締めを行うことができるように構成されている。
【0036】
バッテリパック20の外枠部22はナイロン樹脂によって構成されている。本体部10の外枠部14は、ナイロン樹脂からなる樹脂部14Aと強度に優れたアルミニウム合金ダイキャスト製のハンマケース14Bとを有する。動力部11及び機構部12は樹脂部14Aによって覆われており、携帯用工具1の先端寄りに位置する先端工具部13は、ハンマケース14Bによって覆われている。外枠部を構成するハンマケース14Bと樹脂部14Aとは、それぞれ外枠部の外方に突出するネジ座14C、14D(図3)を有しており、このネジ座14C、14Dにおいて4本の+(プラス)型のなべねじ16によってネジ締めされることによって互いに接続されている。なお、図3においては、なべねじ16は2本のみ見えている。ハンマケース14Bはアルミニウム合金部に相当する。
【0037】
ハンマケース14Bは、外形が先細り形状をなしており、その外側面上には携帯用工具用シート31が接着されている。ハンマケース14Bは先細り形状部に相当する。携帯用工具用シート31は紙でてきており、図4に示されるように、それぞれ凹部31aが4つ形成され所定の幅を有する略円弧状をなしている。携帯用工具用シート31は、携帯用工具1と一緒にセットで販売された一枚の大シート30上に複数個印刷されており、周囲にはミシン目が形成され、大シート30から切り抜かれて携帯用工具用シート31となる。大シート30上の携帯用工具用シート31が印刷されていない部分には、携帯用工具用シート31の使い方等に関する説明等が記載されている。携帯用工具用シート31の表面には、図4に示されるように、動物等の図柄や模様等がそれぞれ印刷されており、ユーザの好みの図柄等を選択できるようになっている。
【0038】
携帯用工具用シート31の厚さは0.05mm程度であり、図柄等の印刷されている表面に対する裏面は粘着性を有し、携帯用工具用シート31はシールをなす。携帯用工具用シート31は、平面に展開した形状で大シート30に印刷されているが、切り抜かれ、その長手方向の一端と他端とが互いに近づけられるようにして裏面を内側として湾曲され、図3に示されるような略環状とされる。そして、裏面全体がハンマケース14Bに接着される。携帯用工具用シート31には前述のように凹部31aが形成されているため、この凹部31aがネジ座14C、14D等を逃げており、ハンマケース14Bに巻きつけて接着したときにハンマケース14Bにフィットする。
【0039】
携帯用工具1のハンマケース14Bに、ユーザの好みの図柄や模様の印刷された携帯用工具用シート31を装着して、当該携帯用工具用シート31によって自己の携帯用工具1であることを識別できるようにしたため、携帯用工具1のメーカーの側で製造段階において外枠部14の色分けや作り分けをせずにユーザの好みや個性化に対応した携帯用工具のカラーリングが可能になり、コスト面や流通の面で非常に有利である。また、携帯用工具用シート31のデザインは、ユーザの好みで選ぶのであるが、飽きたら携帯用工具用シート31を交換することで、容易に違うデザインに変えることができる。
【0040】
また、ハンマケース14Bの形状に倣った外形の携帯用工具用シート31が大シート30に印刷され、外形に沿ってミシン目が形成されているため、後から余計な部分を切り取ったりする手間がなく、ハンマケース14Bへの張り付けをきれいに仕上げることができる。また、裏面が粘着性を有しているため、後述する携帯用工具用カバー40をハンマケース14Bに装着する際に、携帯用工具用シート31がずれたりすることなく、きれいに仕上げることができる。
【0041】
ハンマケース14Bの外側面上であって携帯用工具用シート31が装着されている位置には、携帯用工具用カバー40(図2)が装着されている。携帯用工具用カバー40は、ハンマケース14Bの形状に倣った中空円筒形状をなしており、ハンマケース14Bの先端側の端面部14Eの位置から、ハンマケース14Bが樹脂部14Aに接続されている基端部14Fの位置にかけて、ハンマケース14Bの全体を覆うようにして装着されている。従って、ハンマケース14Bの部分におけるネジ座14C(図3)と当該ネジ座14Cにおいてネジ締めを行うなべねじ16の頭とを完全に覆っており、また、ハンマケース14Bの外側面上に装着されている携帯用工具用シート31の全体を覆っている。
【0042】
ネジ座14Cを含めてハンマケース14Bの全体を覆っている携帯用工具用カバー40の部分は装着部40Aをなす。図柄等が印刷されている携帯用工具用シート31の表面と携帯用工具用カバー40の内周面との間にはほとんど隙間が無く、互いに略接触した状態となっている。また、携帯用工具用カバー40の内周面はハンマケース14Bの一部にも当接している。携帯用工具用カバー40の厚さは1mm程度である。携帯用工具用ケースは透明であり、PP(ポリプロピレン)又は硬質の樹脂からなり、ある程度の剛性を有する。従って、やわらかいゴムのようにめくれることはなく、一定の形状を保つことができる。
【0043】
ハンマケース14Bの先端側の端面部14Eには、ゴム製のフロントキャップ50が設けられている。フロントキャップ50は略環状をなしており、ハンマケース14Bに対して着脱可能である。フロントキャップ50の内周面には、フロントキャップ50の内方へ突出する凸部50A(図3)が設けられている。凸部50Aは、フロントキャップ50の周方向に沿って等間隔で4つ設けられている。
【0044】
一方、ハンマケース14Bの端面部14Eには、ハンマケース14Bの内方へ窪んだ凹部14aが形成されている。凹部14aは、凸部50Aに合致した形状をなし、ハンマケース14Bの周方向に等間隔で4つ形成されており、凸部50Aと係合可能である。フロントキャップ50が装着されているときには、凸部50Aと凹部14aとが互いに係合しており、フロントキャップ50はハンマケース14B及び携帯用工具用カバー40に対して移動不能となるように構成されている。凸部50Aと凹部14aとは互いに係合する係合部をなす。フロントキャップ50は、携帯用工具用カバー40が装着された後に、端面部14Eにおいて、携帯用工具用カバー40に当接した状態でハンマケース14Bに同軸的に装着される。
【0045】
フロントキャップ50はゴム製であるが、その弾性力で凸部50Aが凹部14aに強固に係合されているので、携帯用工具1の使用中に外れることがない。フロントキャップ50がハンマケース14Bに装着され、フロントキャップ50とハンマケース14Bとによって携帯用工具用カバー40が挟まれ、フロントキャップ50がハンマケース14Bに対して移動不能となる。このため、携帯用工具用カバー40をハンマケース14Bに対して移動不能とすることができる。従って、携帯用工具用カバー40を、剛性のある固めの材料で作ることができる。
【0046】
フロントキャップ50がない場合には、携帯用工具用カバー40の内周面等に弾性のある凸部を設けてやる必要があるため、携帯用工具用カバー40をゴム等のやわらかい材料で作らなければならない。このような場合には、携帯用工具1の使用中に、やわらかい携帯用工具用カバー40がめくれてしまい、汚れてしまう可能性があるが、フロントキャップ50が設けられ硬質の材料によって携帯用工具用カバー40が構成される場合には、その心配も無い。なお、携帯用工具用カバー40は、ネジ座14C及びなべねじ16の頭を覆う形状をしていることによって、携帯用工具用カバー40がハンマケース14B上で回動してしまうことが防止される。
【0047】
携帯用工具用シート31を携帯用工具1に装着する際、又は既に装着されている携帯用工具用シート31を別のものに交換する際には、先ず、マイナスドライバなどを用いてフロントキャップ50の凸部50Aの凹部14aへの係合を解除してフロントキャップ50を取り外す。次に、携帯用工具用カバー40をハンマケース14Bから取り外し、ハンマケース14Bを露出させる。既に携帯用工具用シート31がハンマケース14Bに接着されている場合には、ハンマケース14Bを露出させることによって携帯用工具用シート31が露出される。そして携帯用工具用シート31をハンマケース14Bから剥がして取り除く。
【0048】
次に、図4に示される携帯用工具用シート31の中から、ユーザの好みのものを選択し、又は、無地の携帯用工具用シート31に名前や住所などを書き、当該携帯用工具用シート31をハンマケース14Bに接着させる。
【0049】
次に、携帯用工具用カバー40をハンマケース14Bに装着し、フロントキャップ50の凸部50Aをハンマケース14Bの凹部14aに係合させてフロントキャップ50をハンマケース14Bに移動不能に装着し、携帯用工具用シート31のハンマケース14Bへの装着が完了する。
【0050】
ハンマケース14Bに携帯用工具用シート31を装着し、その上から透明な携帯用工具用カバー40で覆うようにしたため、ユーザは携帯用工具用カバー40を通して携帯用工具用シート31を見て自己の携帯用工具1であるか否かを識別することができる。また、白い壁際等で携帯用工具1を用いた場合に、ハンマケース14Bの外方へ突出するネジ座14Cの位置等が白い壁にこすれた場合であっても、ネジ座14Cを含めたハンマケース14Bの全体が透明な携帯用工具用カバー40によって覆われているため、携帯用工具用シート31が直接壁等に接触することはなく、携帯用工具用シート31に印刷されている色が壁等に付着することを防止することができる。また、携帯用工具用カバー40をドロ等で汚した場合であっても、携帯用工具用カバー40から簡単に汚れを落とすことができ、携帯用工具1の美観を保つことができる。
【0051】
本発明による携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せは上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態における携帯用工具用シート31では、携帯用工具用シート31の表面には図柄や模様が印刷されていたが、これらに限定されない。例えば、図5に示されるように、携帯用工具用シート32上に、携帯用工具1のユーザの所属する工務店の名前を印刷してもよく、図6に示されるように、携帯用工具用シート33上に、携帯用工具1を所有するユーザの名前及び電話番号を印刷してもよい。
【0052】
また、図7に示されるように、工具を販売する際のサービスとして、携帯用工具用シート34上に、パソコンでユーザの名前及び電話番号等のユーザの好みの情報を印刷し、これに加えて自分の販売店名も記載するようにしてもよい。また、ユーザが選択した色や広告等を印刷して、ユーザのオリジナルのものを作成して楽しめるようにしてもよい。
【0053】
また、本実施の形態では、携帯用工具1はコードレスインパクトドライバであったが、他の携帯用工具であってもよい。例えば、ディスクグラインダや空気式釘打ち機であってもよい。ディスクグラインダの場合の一例としては、図8に示されるように、ハンドル部210の端部側に模様のついた携帯用工具用シート231を貼り、その上から透明な携帯用工具用カバー240で覆う等すればよい。このようにすれば、ディスクグラインダ2のハンドル部210がアルミニウム合金製であったとしても、それを覆う携帯用工具用カバー240を樹脂とすることができ、握りがソフトになり、滑りにくくすることができる。また、ディスクグラインダ2を木材等の上に置いた際等に木材等の上面を傷付けてしまうことを抑制することができる。
【0054】
また、空気式釘打ち機の場合の一例としては、図9に示されるように、外枠部314に模様と名前を印刷した携帯用工具用シート331を貼り、その上から透明な携帯用工具用カバー340で覆う等すればよい。この場合には、空気式釘打ち機3の排気口部材350が、本実施の形態によるフロントキャップ50と同様に、携帯用工具用カバー340を外枠部314に対して移動不能とする。
【0055】
また、携帯用工具用シート31の印刷された大シート30や携帯用工具用カバー40は、携帯用工具1と一緒にセットで販売されたが、この方法に限られない。例えば、携帯用工具用シートや携帯用工具用カバーが、携帯用工具とは別売でセットとして販売されるもの、あるいはそれぞれ別に販売又は提供されるものとされてもよい。即ち、図10に示されるように、先ず、携帯用工具用シートの原画データが携帯用工具のメーカーによって作成され(S1)、メーカーにおいて携帯用工具用シートが製作される(S2)。次に、販売店において携帯用工具用シートが販売され(S3)、携帯用工具用シートを購入したユーザが携帯用工具用シートをハンマケースに装着する(S4)。一方、メーカーにおいて携帯用工具用カバーが製造され(S5)、販売店において携帯用工具用カバーが販売される(S6)。そして、携帯用工具用シートを購入したユーザと同一のユーザが携帯用工具用カバーを購入し、携帯用工具用シートの装着されているハンマケースに携帯用工具用カバーを装着する(S4)。
【0056】
また、販売店やユーザへ配布されたデータに基づいて、販売店やユーザが印刷をすることによって、携帯用工具用シートを作成してもよい。データは、インターネットを介して配布されてもよいし、CD−ROMやフロッピーディスク(登録商標)等の記録媒体を介して配布されてもよい。
【0057】
例えば、インターネットを介して配布される場合には、図11に示されるように、先ず、携帯用工具用シートの原画データが携帯用工具のメーカーによって作成され(S11)、そのデータをメーカ所有のサーバーに収録し、インターネットを介して原画データを公開可能とする(S12)。
【0058】
次に、販売店又はユーザにおいてインターネットを介して原画データをダウンロードし、裏面に粘着性を有するシール材や紙等に携帯用工具用シートの図柄等を印字して、携帯用工具用シートを作成する(S13)。この際、データを販売店又はユーザにおいて加工し、ユーザの名前等を図柄等に加えて印字するようにしてもよい。そして、作成した携帯用工具用シートをハンマケースに装着する(S14)。
【0059】
一方、メーカーにおいて携帯用工具用カバーが製造され(S15)、販売店において携帯用工具用カバーが販売される(S16)。そして、携帯用工具用シートを作成したユーザと同一のユーザが携帯用工具用カバーを購入し、携帯用工具用シートの装着されているハンマケースに携帯用工具用カバーを装着する(S14)。
【0060】
また、CD−ROMやフロッピーディスク(登録商標)等の記録媒体を介して配布される場合には、図12に示されるように、先ず、携帯用工具用シートの原画データが携帯用工具のメーカーによって作成され(S21)、CD−ROMやフロッピーディスク(登録商標)等の記録媒体を介してメーカ側から原画データが販売等されて配布される(S22)。次に、販売店又はユーザにおいて配布されたCD−ROM等を用いて、裏面に粘着性を有するシール材や紙に携帯用工具用シートの図柄等を印字して、携帯用工具用シートを作成する(S23)。この際、データを販売店又はユーザにおいて加工し、ユーザの名前等を図柄等に加えて印字するようにしてもよい。そして、作成した携帯用工具用シートをハンマケースに装着する(S24)。
【0061】
一方、メーカーにおいて携帯用工具用カバーが製造され(S25)、販売店において携帯用工具用カバーが販売される(S26)。そして、携帯用工具用シートを作成したユーザと同一のユーザが携帯用工具用カバーを購入し、携帯用工具用シートの装着されているハンマケースに携帯用工具用カバーを装着する(S24)。
【0062】
インターネットを介してメーカーがデータを供給する場合には、メーカーは全世界に多数のデータを容易に提供することができ、ユーザや販売店は、いつでもどこでも即座にデータを入手して印刷して、携帯用工具用シートを作成することができる。
【0063】
また、携帯用工具用シート31は紙からなるシールにより構成されていたが、樹脂により構成されてもよい。また、携帯用工具用シートを伸縮性のある材料で作ってもよい。伸縮性のある材料で作れば、複雑な曲面を有するハンマケース14Bによりフイットする。そして、その裏面が粘着性を有していれば、フィットした状態が保持され、その上に携帯用工具用カバー40を装着したときに、携帯用工具用シートにシワやズレが生じずに、さらに美しく仕上げることができる。
【0064】
また、携帯用工具用シートの裏面は粘着性を有していなくてもよい。また、携帯用工具用シートは、適当な紙に色やデザインしたものによって構成されてもよい。この場合には、携帯用工具用シートはハンマケース14B上に載置される。
【0065】
また、動力部11はバッテリからの電力によって駆動されたが、商用電源から供給される電力によって駆動されてもよく、また、圧縮空気によって駆動されてもよい。
【0066】
また、携帯用工具用ケースは透明であったが、光透過性を有して携帯用工具用シート上の模様等が携帯用工具用カバーを通して見えるようであればよく、例えば、半透明であってもよい。
【0067】
また、本実施の形態ではハンマケース14Bに携帯用工具用カバー40を装着したが、バッテリパック20の外枠部22に装着するようにし、外枠部22と携帯用工具用カバーとの間に携帯用工具用シートを装着するようにしてもよい。このようにすることで、本体部10から着脱可能なバッテリパック20が、自己のものであるか否かの識別が容易となる。また、携帯用工具用カバー40を樹脂により形成することにより、バッテリパック20の保護の効果を得ることができる。
【0068】
【発明の効果】
請求項1、2、6、7、11、12、13、16記載の携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、携帯用工具用シートは外枠部の外側面上に載置又は接着され、携帯用工具用カバーは光透過性を有すると共に、外枠部の少なくとも一部及び携帯用工具用シートの全体を覆うようにして外枠部に着脱可能に装着されるようにしたため、ユーザは携帯用工具用カバーを通して携帯用工具用シートを見て自己の携帯用工具であるか否かを識別することができる。
【0069】
また、白い壁際等で携帯用工具を用いた場合に、外枠部の部分が白い壁にこすれた場合であっても、外枠部が透明な携帯用工具用カバーによって覆われているため、携帯用工具用シートが直接壁等に接触することはなく、携帯用工具用シートに印刷されている色が壁等に付着することを防止することができる。
【0070】
また、携帯用工具用カバーをドロ等で汚した場合であっても、携帯用工具用カバーから簡単に汚れを落とすことができ、携帯用工具の美観を保つことができる。
【0071】
また、携帯用工具のメーカーの側で製造段階において外枠部の色分けや作り分けをせずにユーザの好みに合わせた個性化に対応することが可能になり、コスト面や流通の面で非常に有利である。また、携帯用工具用シートのデザインは、ユーザの好みで選ぶが、飽きたら携帯用工具用シートを交換することで、容易に違うデザインに変えることができる。
【0072】
また、携帯用工具用シート携帯用工具用カバーによって覆われているので、携帯用工具用シートに印刷された模様等が色落しにくく、また、模様等に傷がつきにくく、携帯用工具用シートの寿命を長くすることができる。また、先細り形状部の先端側の端面部には、携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられているため、携帯用工具用カバーを外枠部に対して移動不能とすることができる。このため、携帯用工具用カバーを、剛性のある固めの材料で作ることができる。このため、携帯用工具用カバーを長持ちさせることができるまた、フロントキャップは外枠部に対して着脱可能であるため、容易に携帯用工具用カバーの装着及び取り外しをすることができ、また、容易に携帯用工具用シートの装着及び交換をすることができる。
【0073】
請求項3、8、17記載の携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、携帯用工具用カバーは、ネジ座を覆うようにして外枠部に装着される装着部を備えているため、白い壁際等で携帯用工具を用いた場合に、外枠部外方へ突出するネジ座の位置等が白い壁にこすれた場合であっても、携帯用工具用シートが直接壁等に接触することはなく、携帯用工具用シートに印刷されている色が壁等に付着することを防止することができる。
【0074】
請求項4、9、18記載の携帯用工具用カバー、携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ、及び携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、外枠部が先細り形状部を備え、先細り形状部の外側面上に携帯用工具用シートが載置され、カバーは、先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、内周面が携帯用工具用シート及び先細り形状部に当接して外枠部に装着されるため、携帯用工具用シートの裏面が粘着性を有していない場合に、携帯用工具用シートを外枠部上に載置した後に携帯用工具用カバーを装着しているときに、携帯用工具用シートが携帯用工具用カバーの内周面と接触しにくい。このため、外枠部上の携帯用工具用シートの載置されている位置がずれてしまうのを防止することができる。
【0077】
請求項14記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、外枠部に接触する携帯用工具用シートの面は粘着性を有しているため、携帯用工具用カバーを外枠部に装着する際に、外枠上に装着された携帯用工具用シートの位置がずれてしまうことを防止することができる。
【0078】
請求項15記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、携帯用工具用シートは一枚の大シート上に複数個印刷されているため、ユーザは好みの図柄や模様、色の携帯用工具用シートを自由に選択することができる。
【0079】
請求項20記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、携帯用工具用シートは携帯用工具の販売店又は携帯用工具のユーザへ配布されたデータに基づいて販売店又はユーザが印刷してなるようにしたため、メーカー側で携帯用工具用シートを携帯用工具とともに製造して梱包する必要が無く、また、販売店のサービスとして携帯用工具用シートを製造してユーザに提供したり、ユーザが家庭で手軽に携帯用工具用シートを製造したりすることができる。
【0080】
請求項21記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せによれば、データの配布がインターネット又は記憶媒体を介して行われるようにしたため、世界中の任意の場所へ多数のデータを供給することができる。特に、インターネットでメーカーがデータを供給する場合には、メーカーは全世界に多数のデータを提供することができ、ユーザや販売店は、いつでもどこでも即座にデータを入手して印刷して、携帯用工具用シートを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による携帯用工具を示す斜視図。
【図2】 本発明の実施の形態による携帯用工具を示す断面図。
【図3】 本発明の実施の形態による携帯用工具、携帯用工具用カバー、携帯用工具用シートを示す斜視図。
【図4】 本発明の実施の形態による携帯用工具用シートが複数印刷された大シートを示す平面図。
【図5】 本発明の実施の形態の変形例による携帯用工具用シートを示す平面図。
【図6】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具用シートを示す平面図。
【図7】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具用シートを示す平面図。
【図8】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具に携帯用工具用シート及び携帯用工具用カバーが装着された様子を示す平面図。
【図9】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具に携帯用工具用シート及び携帯用工具用カバーが装着された様子を示す平面図。
【図10】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具用シート、携帯用工具用カバーのユーザへの提供の方法を示すフローチャート。
【図11】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具用シート、携帯用工具用カバーのユーザへの提供の方法を示すフローチャート。
【図12】 本発明の実施の形態の他の変形例による携帯用工具用シート、携帯用工具用カバーのユーザへの提供の方法を示すフローチャート。
【図13】 従来の携帯用工具を示す斜視図。
【図14】 従来の携帯用工を用いてネジ締めを行っている様子を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・携帯用工具 11・・・動力部 12・・・機構部 13・・・先端工具部 14、22・・・外枠部 14A・・・樹脂部 14B・・・ハンマケース 14C、14D・・・ネジ座 14E・・・先端側の端面部 14F・・・基端部 21・・・バッテリ 30・・・大シート 31・・・携帯用工具用シート 40・・・携帯用工具用カバー 40A・・・装着部 50・・・フロントキャップ

Claims (18)

  1. バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具の該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーであって、
    該外枠部の外側面上には情報を表示するための携帯用工具用シートを載置可能又は接着可能であり、
    該カバーは、光透過性を有すると共に、該外枠部上に載置又は接着された該携帯用工具用シートの全体及び該外枠部の少なくとも一部を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、
    該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、
    該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能であることを特徴とする携帯用工具用カバー。
  2. 透明又は半透明の樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の携帯用工具用カバー。
  3. 該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、
    該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、
    該カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯用工具用カバー。
  4. 内周面が該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることを特徴とする請求項1記載の携帯用工具用カバー。
  5. バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具と、
    該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーとからなる携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せであって、
    該外枠部の外側面上には情報を表示するための携帯用工具用シートを載置可能又は接着可能であり、
    該携帯用工具用カバーは、光透過性を有すると共に、該外枠部上に載置又は接着された該携帯用工具用シートの全体及び該外枠部の少なくとも一部を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、
    該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該携帯用工具用カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、
    該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能であることを特徴とする携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ。
  6. 該携帯用工具用カバーは透明又は半透明の樹脂からなることを特徴とする請求項5記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ。
  7. 該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、
    該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、
    該携帯用工具用カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることを特徴とする請求項5記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ。
  8. 該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該携帯用工具用カバーの内周面は該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることを特徴とする請求項5記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーとの組合せ。
  9. バッテリ若しくは商用電源から供給される電力又は圧縮空気によって駆動される動力部と、該動力部によって駆動される機構部と、少なくとも該動力部、及び該機構部を覆う外枠部とを備える携帯用工具と、
    該外枠部の外部に装着される携帯用工具用カバーと、
    情報を表示するために該携帯用工具に装着される携帯用工具用シートとからなる携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せであって、
    該携帯用工具用シートは該外枠部の外側面上に載置又は接着され、
    該携帯用工具用カバーは光透過性を有すると共に、該外枠部の少なくとも一部及び該携帯用工具用シートの全体を覆うようにして該外枠部に着脱可能に装着され、
    該外枠部は外形が先細り形状をなす先細り形状部を備え、該携帯用工具用カバーは、該先細り形状部の形状に倣った中空円筒形状をなし、
    該先細り形状部の先端側の端面部には、該携帯用工具用カバーの移動を阻止するためのフロントキャップが移動不能に設けられ、該フロントキャップは、該外枠部に対して着脱可能であることを特徴とする携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  10. 該携帯用工具用カバーは透明又は半透明の樹脂からなることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  11. 該携帯用工具用シートは紙又は樹脂からなることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  12. 該外枠部に接触する該携帯用工具用シートの面は粘着性を有していることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  13. 該携帯用工具用シートは一枚の大シート上に複数個印刷されていることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  14. 該情報は、該携帯用工具のユーザの名前又は該ユーザが選択した色若しくは模様又は広告であることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  15. 該外枠部はアルミニウム合金部と樹脂部とからなり、
    該アルミニウム合金部と樹脂部とは、それぞれ該外枠部の外方に突出するネジ座を有し、該ネジ座においてネジ締めされることによって互いに接続され、
    該携帯用工具用カバーは、該ネジ座を覆うようにして該外枠部に装着される装着部を備えることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  16. 該先細り形状部の外側面上に該携帯用工具用シートが載置又は接着され、該携帯用工具用カバーの内周面は該携帯用工具用シート及び該先細り形状部に当接して該外枠部に装着されることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  17. 該携帯用工具用シートは、該携帯用工具の販売店又は該携帯用工具のユーザへ配布されたデータに基づいて該販売店又は該ユーザが印刷してなることを特徴とする請求項9記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
  18. 該データの配布は、インターネット又は記憶媒体を介して行われることを特徴とする請求項17記載の携帯用工具と携帯用工具用カバーと携帯用工具用シートとの組合せ。
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