JP4314613B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常確率時における抽選と、高確率時における抽選とが実行可能で、それらの抽選の結果を図柄表示で遊技者に報知する構成の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一つであるパチンコ機では、遊技球が所定領域(例えば、始動口)に入賞すると、抽選が行われ、その抽選の結果が液晶表示器における図柄表示で遊技者に報知される。そして、抽選に当たった場合に、遊技者に対して種々の特典が与えられる。このようなパチンコ機の中には、通常確率時における抽選と、高確率時における抽選とが実行可能なものがある。
通常確率時は、当たる確率が低いため、遊技者の関心は主に当たるか否かという点に絞られている。このため、図柄変動が開始されてから図柄変動が停止するまでの間に行われる演出の如何によって、遊技者の当たりに対する期待感が高揚する。したがって、通常確率時には、図柄変動期間が少々長くても、遊技者はその時間が長いとはほとんど感じない。
【0003】
一方、高確率時には、遊技者は当たりがほぼ確実という心理状態にあるため、一般的に遊技者は当たりか否かの結果を早く知りたいと考えている。このため、遊技者にとって高確率時には図柄変動期間が短いことが好ましい。図柄変動期間を長くする要因の一つがリーチ演出、即ち、リーチ図柄配列が表示されてから大当たり図柄配列、あるいははずれ図柄配列が表示されるまで演出である。この点を考慮して、高確率時にリーチ発生確率を低下させるようにしたパチンコ機が特許文献1に記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−212316号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、高確率時にリーチ発生確率を低下させたとしても、抽選に当たった場合には必ずリーチ図柄配列が表示されるため、リーチ演出は行われる。このとき、遊技者は最終的に大当たり図柄配列が表示されるまでは、抽選に当たったことが分からないため、いらいらした気持ちでリーチ演出を見るようになる。また、抽選にはずれた場合でもリーチ確率を零にすることは不自然であるため、リーチ演出は行われる。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、図柄変動を興味あるものにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための手段1に係る発明は、「 通常確率時における抽選と、高確率時における抽選とが実行可能で、それらの抽選の結果を図柄表示で遊技者に報知する構成の遊技機であって、
通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも長く設定されており、
高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも短く設定されていることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
ここで、手段1に記載した「リーチ演出」とは、リーチ図柄配列が表示されてから大当たり図柄配列、あるいははずれ図柄配列が表示されるまでの間の演出をいう。
また、「確率変動演出」とは、通常の大当たりであることを報知する図柄配列(以下、通常大当たり図柄配列という)が一時的に表示されてから、確率変動大当たりであることを報知する図柄配列(以下、確変大当たり図柄配列という)が表示されるまでの間の演出をいう。確率変動大当たりになると、次回以降の抽選で大当たりになる確率が格段に高くなる(高確率になる)とともに、通常の大当たりと比べて種々の特典が与えられる。
なお、リーチ演出を行う期間及び確率変動演出を行う期間には零時間も含むものとする。
【0007】
本発明によると、通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも長く設定されている。前述のように、通常確率時は当たる確率が低いため、遊技者の関心は主に当たるか否かという点に絞られており、当たった結果が通常の大当たりか、確率変動大当たりかという点まではほとんど関心が及ばない。このため、リーチ演出を充実させることで、遊技者の当たりに対する期待感が高揚し、図柄変動が興味あるものになる。
一方、高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも短く設定されている。前述のように、高確率時には、遊技者は当たりがほぼ確実という心理状態にあるため、遊技者の関心は当たった結果が通常の大当たりか確率変動大当たりかという点に有り、リーチ演出にはさほど興味を示さない。このため、リーチ演出を短くし、確率変動演出を充実させることで、遊技者の確率変動大当たりに対する期待感が高揚し、図柄変動が興味あるものになる。
【0008】
課題を解決するための手段2に係る発明は、「 手段1に記載の遊技機であって、
高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動の期間は、通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動の期間よりも短く設定されていることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このように、高確率時における図柄変動の期間が通常確率時における図柄変動の期間よりも短く設定されているため、高確率時における遊技の進行を早めることができるとともに、遊技者の希望に合致するものとなる。
【0009】
課題を解決するための手段3に係る発明は、「 手段1又は手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動のパターンとして、通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動のパターンを選択可能に構成されていることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このため、高確率時における図柄変動であっても、遊技者は通常確率時における図柄変動のパターンを選択することが可能になり、遊技者の所望する態様で図柄変動演出を行えるようになる。
【0010】
課題を解決するための手段4に係る発明は、「 請求項3に記載の遊技機であって、
大当たり遊技終了時点で表示されている図柄変動保留回数を表す保留数がその大当たり遊技終了後に一旦零になったことに起因して、高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動のパターンとして、通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動のパターンが選択される構成であることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
高確率時には、遊技者が通常に遊技していれば、前記保留数が零になることはほとんどなく、その保留数を零にするためには遊技者が保留数を零にしようとする意識が必要である。このため、遊技者は遊技を実行しながら図柄変動のパターンを選択できるようになる。したがって、図柄変動のパターンを選択するための特別なスイッチ等が不要になり、コストアップにつながることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る遊技機の説明を行う。本実施形態は、遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であり、図1は前記パチンコ機の正面図、図2は前記パチンコ機の図柄変動の一例を表すタイムチャートである。また、図3から図5はパチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャート、図6から図9は図柄表示器の表示画面に表示される図柄表示態様を表す正面図である。
【0012】
先ず、パチンコ機1の概要から説明する。パチンコ機1は、図1に示すように、扉状に開閉可能なガラス枠2を備えており、そのガラス枠2の内側に遊技盤10が設置されている。遊技盤10はほぼ四角形板状に形成されており、その前面に遊技盤面が設けられている。遊技盤面には、案内レール11が設けられており、その案内レール11によって球発射通路13と遊技領域14とが区画されている。図示されていない球発射装置から発射された遊技球(図示されていない)は、球発射通路13によって遊技領域14の上部に案内される。
【0013】
遊技盤10の遊技盤面には、遊技領域14のほぼ中央部に役物装置20が配置されており、その役物装置20の真下に始動口17が配置されている。始動口17は、一対の可動片17m(いわゆるチューリップ)の働きで拡開可能に構成されている。さらに、その始動口17には、入賞した遊技球を検出するための始動口センサ17sが装着されている。始動口17の真下には大入賞口19が配置されており、その大入賞口19が開閉蓋19a(いわゆるアタッカー)によって開閉可能に構成されている。
【0014】
役物装置20の向かって左横にはゲート18が配置されており、そのゲート18を通過する遊技球がゲートセンサ18sによって検出可能に構成されている。さらに、役物装置20の周囲には、複数の風車15や複数の一般入賞口16及び障害釘等が適宜配置されており、遊技領域14の下端部にアウト口(図示されていない)が設けられている。なお、障害釘等は図示省略されている。
【0015】
次に、役物装置20を説明する。
役物装置20は図柄表示器22を備えている。図柄表示器22は、特別図柄や普通図柄を変動表示させる表示器であり、一般的に液晶表示器が使用されている。
前記特別図柄は、遊技球が始動口17に入賞するのを契機として変動表示される図柄であり、図柄表示器22の表示画面21(図6、図7等参照)の大部分がその特別図柄の表示領域として使用される。前記普通図柄は、遊技球がゲート18を通過するのを契機として変動表示される図柄であり、一般的に、図柄表示器22の表示画面の左下隅に表示領域(図示されていない)が設けられている。
【0016】
ここで、図柄には、数字、文字(英数字や漢字等)、記号、図形、絵柄等がある。また、背景に使用される図柄には、例えば、動画(映像、アニメーション等)や静止画等がある。以下、「図柄」という場合には、特にことわらない限り前記特別図柄を意味するものとする。
図1において図柄表示器22の向かって左側には保留球ランプ23が配置されている。保留球ランプ23は装飾部材24に沿って縦方向に複数個(例えば、4個)設けられており、図柄の変動表示中に始動口17に入賞した遊技球の個数を表示する。即ち、保留球ランプ23の点灯数が図柄の変動表示中に始動口17に入賞した遊技球の個数であり、その保留球ランプ23の点灯数に等しい数だけ、後記する抽選、及びその抽選の結果を報知する図柄変動が繰り返し実施される。したがって、保留球ランプ23の点灯数が本発明の図柄変動保留回数を表す保留数に相当する。
【0017】
図柄表示器22の表示画面21は、図6等に示すように、方形に形成されており、表示領域に三つの図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)を形成できるように構成されている。
また、図柄表示器22は、図6(C)等に示すように、図柄表示列31,32,33を表示領域の左上隅に移動させた状態で後記する補助遊技画面40を表示できるように構成されている。
なお、図6〜図9には、前記普通図柄の表示領域は省略されている。
【0018】
次に、上記したパチンコ機1の動作説明を図2のタイムチャート及び図3〜図5のフローチャート等に基づいて説明する。ここで、図3〜図5のフローチャートに示す処理は、パチンコ機1の遊技制御装置(図示されていない)のメイン制御基板及びサブ制御基板等において実行される。
球発射装置から発射された遊技球が図1に示す球発射通路13によって遊技領域14の上部に案内され、流下してきた遊技球が始動口17に入賞すると(図2のタイミング1)、賞球が払い出されるとともに、その入賞が始動口センサ17sによって検出される。
遊技球が始動口センサ17sによって検出されると、図3に示す始動口処理が実行される。
【0019】
始動口処理においてステップS10の判断がYESになると、ステップS12の各種乱数読み取り手段において、大当たり判定用乱数RA、大当たり図柄用乱数RB及びリーチパターン乱数RCが読み込まれる。なお、各種乱数RA,RB,RCは、前記遊技制御装置のメイン制御基板において、例えば、4[msec]毎に更新されるようになっている。
【0020】
ここで、大当たり判定用乱数RAは、大当たりか否かを判定するために用いられる乱数である。大当たり図柄用乱数RBは、大当たりと判定された場合に図柄表示器22に表示する大当たり図柄配列を決定するために用いられる乱数である。また、リーチパターン乱数RCは、リーチ状態から図柄の変動を停止するまでの表示パターンを決定するために用いられる乱数である。なお、「リーチ状態」とは、未だ変動している残りの図柄(第3図柄)を除き、他の停止表示されている図柄(第1図柄、第2図柄)が同一図柄である場合をいう。
【0021】
ステップS12で各種乱数RA,RB,RCが読み込まれると、ステップS14の大当たり判定手段で、大当たりか否かが判定される。即ち、抽選が行われる。具体的には、大当たり判定用乱数RAが大当たり値と一致するか否かにより、大当たりか否かが判定される。
ここで、大当たりになる確率は予め決められた値(通常確率)に設定されており、大当たりの中でも後記する確率変動大当たり(確変大当たり)になる確率はさらにその1/2に設定されている。確変大当たりになると、次回以降の抽選で大当たりになる確率が格段に高くなる。即ち、高確率下で抽選を行えるようになる。また、通常の大当たりと比べて種々の特典が与えられる。
【0022】
「大当たり」と判別された場合(YES)、大当たり図柄用乱数RBが読み込まれ(ステップS16)、図柄変動が開始される(ステップS17)。図柄変動が開始されると、図6(A)に示すように、図柄表示器22の表示画面21に表示された図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が矢印の方向に高速で変動する。
ここで、ステップS14の大当たり判定は通常確率時に行われているため、ステップS18の判定はYESとなり、ステップS20で通常確率時図柄変動処理(詳しくは図4のステップS40〜ステップS49参照)が実行される。
即ち、現段階におけるステップS14の大当たり判定が本発明における通常確率時における抽選に相当する。
【0023】
通常確率時図柄変動処理では、図4に示すように、リーチパターン乱数RCが読み込まれ(ステップS40)、リーチパターンが決定される(ステップS42)。そして、予め設定された変動パターンに基づいて各々の図柄表示列31,32,33の図柄変動が継続され(ステップS44)、所定時間後にリーチ図柄配列が表示される(図4のステップS46、図2のタイミング2)。具体的には、図6(B)に示すように、左図柄表示列31の図柄変動が最初に停止して第1図柄が表示され、次に右図柄表示列33が停止して第1図柄と等しい第2図柄が表示される。ここで、図6(B)は、第1図柄及び第2図柄が数字図柄「6」の場合を例示している。
【0024】
このようにして、リーチ図柄配列が表示されると、次に、リーチ演出が行われる(図4 ステップS47)。リーチ演出とは、リーチ図柄配列が表示されてから大当たり図柄配列、あるいははずれ図柄配列が表示されるまでの間の演出である。通常確率時は当たる確率が低いため、遊技者の関心は主に当たるか否かという点に絞られており、当たった結果が通常の大当たりか確変大当たりかという点まではほとんど関心が及ばない。このため、リーチ演出を充実させることで、遊技者の当たりに対する期待感が高揚するようになる。
【0025】
リーチ演出には様々なものが考えられるが、例えば、次のような補助遊技を利用したものでもあっても良い。即ち、リーチ図柄配列が表示されると、図6(C)に示すように、図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が縮小し、表示画面21の左上隅に移動させられる。このようにして、縮小した図柄表示列が表示画面21の左上隅に移動すると、次に、補助遊技画面40が表示され、遊技者は補助遊技が可能となる。この補助遊技は、ゴルフを模した遊技であり、遊技者が手順通りプレイすると補助遊技の結果は最終的に抽選の結果と一致するようになる。即ち、ステップS14の大当たり判定手段で大当たりと判定されているため、スイングの結果、ゴルフボールがカップに入り、図7(A)に示すように、左上隅の図柄変動が停止して、第3図柄(数字図柄「6」)が表示される。この状態で、リーチ演出が終了する(図2のタイミング3)。なお、リーチ演出は所定時間内で終了するように設定されている。
【0026】
図3のステップS14の大当たり判定において確率変動大当たり(確変大当たり)と判定された場合(図4 ステップS48 YES)には、リーチ演出よりも短い時間内で確率変動演出(確変演出)が行われる(図4 ステップS49)。
確変演出は、通常の大当たり図柄配列(偶数の数字図柄)が一時的に表示されてから、確変大当たり図柄配列(奇数の数字図柄)が表示されるまでの間の図柄変動演出をいう。前述のように、通常確率時には、遊技者の関心はリーチ演出のほうにあるため、確変演出は短時間で終了するようにその演出期間が設定されている。即ち、図7(A)〜(C)に示すように、通常の大当たり図柄配列(「666」)を変動させた後、速やかに確変大当たり図柄配列、例えば「777」で停止させる。ここで、一時的に表示される通常大当たり図柄配列(「666」)は完全に停止せず、上下に若干揺れ変動するのが好ましい。
【0027】
このようにして、確変演出が終了すると、処理は図3のステップS22(大当たり判定)に戻る。前述のように、ステップS14の大当たり判定手段で既に大当たりと判定されているため、ステップS22の判定がYESとなり、ステップS23で確変大当たり図柄配列(「777」)の停止状態が確定する(図2のタイミング4)。
即ち、ステップS20の通常確率時図柄変動処理に基づいて行われる図柄変動が本発明の通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動に相当する。
【0028】
このようにして、表示画面21に大当たり図柄配列が表示されると、次に、大当たり処理が行われる(図3のステップS24参照)。大当たり処理は、例えば、大入賞口19の開閉蓋19aを一定期間開放したり、賞球として払い出す遊技球の数を多くする等、遊技者に対し、一般入賞口16に入賞する以上の特典が与えられる。
また、確変大当たりの場合、次回以降の抽選が高確率下で行えるようになるとともに、図柄変動期間も短くなる等の特典が与えられる。
【0029】
一方、大当たり判定手段(図3のステップS14)で、「はずれ」と判別された場合(NO)は、はずれ図柄配列データが読み込まれ(ステップS30)、はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれる否かが判定される(ステップS32)。はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれる場合(YES)には、上記した図柄変動処理(ステップS17)、通常確率時図柄変動処理(ステップS20(図4のステップS40〜ステップS47))が実行される。
具体的には、図6(A)(B)に示すように、図柄変動が行われた後、リーチ図柄配列が表示され、リーチ演出が行われた後、最終的にはずれ図柄配列で停止する(ステップS36)。
また、はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれない場合(図3のステップS32の判定がNOの場合)には、図柄変動処理(ステップS34)が実行された後、はずれ図柄配列で停止する(ステップS36)。
【0030】
前述の確変大当たりの後、図1に示す遊技領域14の上部から流下してきた遊技球が再び始動口17に入賞すると(図2のタイミング5)、賞球が払い出されるとともに、図3に示す始動口処理が再び実行される。即ち、ステップS12の各種乱数読み取り手段において、各種乱数RA,RB,RCが読み込まれた後、ステップS14の大当たり判定手段で、大当たりか否かの抽選が行われる。確変大当たりの後は、高確率下で抽選が行われるため、大当たりになる確率が格段に高くなる。
【0031】
「大当たり」と判別された場合(YES)、大当たり図柄用乱数RBが読み込まれ(ステップS16)、前回の大当たり遊技が終了した後、図柄変動が開始される(ステップS17、図2のタイミング6)。図柄変動が開始されると、図8(A)に示すように、図柄表示器22の表示画面21に表示された図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が矢印の方向に高速で変動する。
【0032】
ここで、ステップS14の大当たり判定は高確率時に行われているため、ステップS18の判定はNOとなり、遊技者が後記するように通常確率時図柄変動処理を希望する場合を除き、自動的に高確率時図柄変動処理が実行される(ステップS21(詳しくは図5のステップS50〜ステップS59))。
即ち、現段階におけるステップS14の大当たり判定が本発明における高確率時における抽選に相当する。
【0033】
高確率時図柄変動処理では、図5に示すように、リーチパターン乱数RCが読み込まれ(ステップS50)、リーチパターンが決定される(ステップS52)。そして、予め設定された変動パターンに基づいて各々の図柄表示列31,32,33の図柄変動が継続され(ステップS54)、所定時間後にリーチ図柄配列が表示される(図5のステップS56)。具体的には、図8(B)に示すように、左図柄表示列31の図柄変動が最初に停止して第1図柄(数字図柄「6」)が表示され、次に右図柄表示列33が停止して第1図柄と等しい第2図柄が表示される(図2のタイミング7)。
【0034】
このようにして、リーチ図柄配列が表示されると、次に、リーチ演出が行われる(図5 ステップS57)。高確率時には、遊技者は当たりがほぼ確実という心理状態にあるため、遊技者の関心は当たった結果が通常の大当たりか確変大当たりかという点にあり、リーチ演出にはさほど興味を示さない。このため、前記リーチ演出は極力短い時間内で終了するようにその演出期間が設定されている。具体的には、図8(C)に示すように、第3図柄(数字図柄「6」)が速やかに停止して通常大当たり図柄配列が「666」が一時的に表示される(図2のタイミング8)。
【0035】
図3のステップS14の大当たり判定において確変大当たりと判定された場合(ステップS58 YES)には、リーチ演出よりも長い時間、確変演出が行われる(図5 ステップS59)。前述のように、高確率時には、遊技者は当たりがほぼ確実という心理状態にあり、遊技者の関心は当たった結果が通常の大当たりか確変大当たりかという点にある。このため、確変演出を充実したものにすることで、確変大当たりに対する期待感が高揚する。
【0036】
確変演出には様々なものが考えられるが、例えば、図9(A)に示すように、ゴルフを模した補助遊技を利用するものでもあっても良い。即ち、通常の大当たり図柄配列(「666」)が表示されると、その図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が縮小して左上隅に移動し、補助遊技が可能になる。この状態で、遊技者が補助遊技を行うことで、その補助遊技の結果が抽選の結果と一致するようになる。即ち、確変大当たりと判定されているため、ゴルフボールがカップに入り、図9(B)に示すように、通常の大当たり図柄配列(「666」)が確変大当たり図柄配列、例えば「777」に入れ替えられて、確変演出が終了する(図9(C)参照)。
【0037】
そして、図3のステップS22、ステップS23の処理により、最終的に確変大当たり図柄配列(「777」)の停止状態が確定する(図2のタイミング9)。表示画面21に当たり図柄配列が表示されると、前述のように、大当たり処理が実行される(図3のステップS24参照)。
即ち、ステップS21の高確率時図柄変動処理に基づいて行われる図柄変動が本発明の高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動に相当する。
【0038】
ここで、高確率時には、一般的に高確率時図柄変動処理(図3のステップS21)が実行される。しかし、遊技者が希望する場合には、高確率時図柄変動処理の代わりに通常確率時図柄変動処理(図3のステップS20)を選択することも可能である(図3のステップS19参照)。選択の方法としては、例えば、リセットSWを設け、遊技者が通常確率時図柄変動処理を希望するときに、そのリセットSWを押せるようにしても良い。また、大当たり遊技終了時点で表示されている図柄変動保留回数を表す保留数がその大当たり遊技終了後に一旦零になったことに起因して、自動的に通常確率時図柄変動処理が選択されるようにしても良い。
【0039】
また、図1において、遊技領域14の上部から流下してきた遊技球がゲート18を通過すると、その遊技球の通過がゲートセンサ18sによって検出される。これによって、図柄表示器22の普通図柄(図示されていない)が変動表示され、抽選の結果、当たりとなった場合に、例えば、始動口17の可動片17mが一定期間(あるいは一定回数)開かれる。この結果、遊技球が始動口17に入賞し易くなる。
【0040】
このように本実施形態に係るパチンコ機1によると、通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも長く設定されている。このため、リーチ演出が充実したものとなり、遊技者の当たりに対する期待感が高揚して、図柄変動が興味あるものになる。
一方、高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動では、リーチ演出を行う期間が確率変動演出を行う期間よりも短く設定されている。このため、確率変動演出が充実したものとなり、遊技者の確率変動大当たりに対する期待感が高揚し、図柄変動が興味あるものになる。
【0041】
また、高確率時における図柄変動の期間が通常確率時における図柄変動の期間よりも短く設定されているため、高確率時における遊技の進行を早めることができるとともに、遊技者の希望にも合致するようになる。
また、高確率時における図柄変動のパターンとして、通常確率時における図柄変動のパターンを選択可能に構成されているため、遊技者の所望する態様で図柄変動演出を行えるようになる。さらに、大当たり遊技終了時点で表示されている保留数がその大当たり遊技終了後に一旦零になったことに起因して、高確率時における図柄変動のパターンとして、通常確率時における図柄変動のパターンが選択されるようにすれば、図柄変動のパターンを選択するための特別なスイッチ等が必要なくなる。即ち、高確率時には、遊技者が通常に遊技していれば、前記保留数が零になることはほとんどなく、その保留数を零にするためには遊技者が保留数を零にしようとする意識が必要である。このため、遊技者は遊技を実行しながら図柄変動のパターンを選択できるようになる。
【0042】
また、本実施形態では、通常確率時の図柄変動において、リーチ演出と確率変動演出とを実行可能にし、そのリーチ演出期間を確率変動演出期間よりも長くする例を示したが、確率変動演出期間をほぼ零時間にすることも可能である。また、高確率時の図柄変動において、リーチ演出と確率変動演出とを実行可能にし、その確率変動演出期間をリーチ演出期間よりも長くする例を示したが、リーチ演出期間をほぼ零時間にすることも可能である。さらに、高確率時には、リーチ演出期間が確率変動演出期間と全く同じ長さになるパターンを含んでいても良い。
【0043】
また、高確率時にリーチ演出期間を短くするだけではなく、リーチ発生確率を低くすることも可能である。
また、高確率時に大当たりとなる場合には、図柄変動を開始してから速やかにランプと音声等で当たりであることを報知し、確率変動演出を行うようにしても良い。
ここで、本実施形態では、パチンコ機に本発明を適用する例を示したが、パチンコ機以外の遊技機、例えば、スロットル機等であってリーチ演出や確率変動演出等に類する演出を実施可能なものに本発明を適用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によると、遊技者の大当たり等に対する期待感が高揚し、図柄変動が興味あるものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の図柄変動のタイムチャートである。
【図3】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図4】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図5】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図6】図柄変動中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図7】図柄変動中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図8】図柄変動中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図9】図柄変動中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図,C図)である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
21 表示画面
22 図柄表示器
ステップS14
大当たり判定(通常確率時の抽選、高確率時の抽選)
ステップS20
通常確率時図柄変動処理(通常確率時における抽選の結果を報知する図柄変動の処理)
ステップS21
高確率時図柄変動処理(高確率時における抽選の結果を報知する図柄変動の処理)

Claims (2)

  1. 始動口へ入賞した遊技球を始動口センサが検出することに基づき図柄表示器で複数の図柄表示列による図柄変動を開始し、リーチ演出により通常大当たり図柄配列が停止表示されて通常大当たりになると、若しくは、リーチ演出により通常大当たり図柄配列が一時的に表示され、その後の確率変動演出により確変大当たり図柄配列が停止表示されて確変大当たりになると、大入賞口が開放される大当たり遊技を実行可能とするとともに、前記確変大当たりの場合には、前記大当たり遊技が終了した後に前記図柄表示器の図柄変動における大当たりになる確率を、通常確率状態から高確率状態に変更するように構成した遊技機において、
    前記通常確率状態若しくは前記高確率状態のいずれかの確率状態において、前記始動口センサの検出信号に基づき大当たり判定用乱数を抽選し、この抽選結果が大当たりの場合には大当たり図柄用乱数を抽選し、この抽選結果に基づいて少なくとも前記通常大当たりか若しくは前記確変大当たりかを判定する大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段の確変大当たりの判定結果に基づいて、リーチパターン乱数の抽選結果によりリーチ状態から図柄の変動を停止するまでの前記リーチ演出及び前記確率変動演出の表示パターンを決定するリーチパターン決定手段と、
    前記大当たり判定用の乱数の抽選が前記通常確率状態で行われた前記大当たり判定手段の確変大当たりの判定結果に基づいて、前記リーチパターン決定手段で決定された通常確率状態の表示パターンによる前記リーチ演出及び前記確率変動演出を、前記図柄表示器に対して実行する通常確率時図柄変動処理手段と、
    前記大当たり判定用の乱数の抽選が前記高確率状態で行われた前記大当たり判定手段の確変大当たりの判定結果に基づいて、前記リーチパターン決定手段で決定された高確率状態の表示パターンによる前記リーチ演出及び前記確率変動演出を、前記図柄表示器に対して実行する高確率時図柄変動処理手段と、を備え、
    前記通常確率時図柄変動処理手段により前記リーチ演出及び前記確率変動演出が実行される演出期間は、当該リーチ演出が行われる期間を当該確率変動演出が行われる期間よりも長く設定して実行され、
    前記高確率時図柄変動処理手段により前記リーチ演出及び前記確率変動演出が実行される演出期間は、当該リーチ演出が行われる期間を当該確率変動演出が行われる期間よりも短く設定して実行され、
    前記大当たり判定手段の確変大当たりの判定結果に基づき前記図柄表示器に対して実行される図柄変動期間は、前記高確率状態における前記リーチ演出及び前記確率変動演出を含む図柄変動期間が、前記通常確率状態における前記リーチ演出及び前記確率変動演出を含む図柄変動期間よりも、短く設定されて実行されるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記図柄表示器の表示画面を方形に構成し、
    前記確率変動演出は、前記表示画面に表示されている前記通常大当たり図柄配列が、縮小されて所定隅部に移動した当該表示画面に所要の補助遊技を開始させて、前記大当たり判定手段による確変大当たりの判定結果を、当該補助遊技が終了した結果態様に対応づけた表示をするようにしたことを特徴とする遊技機。
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