JP4313984B2 - サービス提供システム、方法、プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
インターネットなどの通信ネットワークを介してユーザにサービスを提供する際に、広告情報を配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットなどのネットワークを介して広告を配信する場合、ホームページを検索するための検索サイトなど集客力のあるサイトに、広告バナー等を掲載する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、広告掲載するためには、その広告効果に応じて掲載費用がかかる。このことは、小規模の広告主にとっては費用負担が大きく、また、このような検索サイトなどのホームページへのバナー広告は、不特定多数の人への告知を行うものであり、実際に購買や成約にいたる顧客が広告を閲覧する比率が小さいという問題点がある。したがって、小規模の広告主などは、検索サイトなど不特定多数の人達に向けての広告は活用しにくかった。また、検索サイトの検索サービスなどを利用するユーザにとっても、関係のない広告が掲載されることになり、無駄な通信量が増えてしまうことになっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のサービス提供システムは、サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのサービス提供システムであって、新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知手段と、前記検知手段が新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録手段と、前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定手段と、前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定手段と、前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定手段と、前記第1掲載設定手段と前記第2掲載設定手段と前記第3掲載設定手段との全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定手段と前記第2掲載設定手段と前記第3掲載設定手段とのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成手段とを有する。
【0005】
上記課題を解決するために、本発明のサービス提供方法は、サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのシステムのコンピュータを制御するためのサービス提供方法であって、新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知ステップと、前記検知ステップで新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録ステップと、前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定ステップと、前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定ステップと、前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定ステップと、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとの全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成ステップとを有する。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のサービス提供プログラムは、サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのシステムを制御するためのコンピュータ実行可能なサービス提供プログラムであって、新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知ステップを実行させるためのプログラムコードと、前記検知ステップで新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録ステップを実行させるためのプログラムコードと、前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとの全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成ステップを実行させるためのプログラムコードとを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
<本実施形態のシステムを用いたビジネスモデルの説明>
まず、本実施形態の概略と効果を理解するために、本システムを用いたビジネスモデルについて、図20を参照して説明する。
【0009】
サービス提供事業者(2001)は、通信ネットワークを通じて顧客に各種通信サービスを提供する事業者であり、本実施形態においては、ネットワーク上に記憶媒体とサーバを配置して顧客に貸与するホスティングサービスを提供する事業者であるとする。一般的に、サービス提供事業者(2001)は、販売代理店(2002)を通じて、サービス利用者(2003)とのサービス利用契約を締結し、契約を成立させた販売代理店(2002)には営業活動の対価として販売手数料を支払っていた。本実施形態では、販売手数料に加えて、更に、販売代理店の広告をサービス利用者に提示するための掲載手段と、契約を成立させた販売代理店の広告を優先的に表示させる手段とを提供する。これらの手段を提供することで、販売代理店は、販売手数料と広告の優先表示権利を得ることができるので、より積極的にサービス販売の営業活動をすることになる。こうして、サービス提供事業者にとっては、従来の販売報奨金制度を用いた販売促進手法とは異なり、サービス販売の促進効果が低コストで得られるという効果がある。
【0010】
販売代理店(2002)は、サービス利用者(2003)に対するサービスの販売活動をサービス提供事業者(2001)の代わりに行う事業者である。販売代理店は、サービス提供事業者とサービス利用者の間で締結されるサービス利用契約などの仲介業務を行うことにより、その販売手数料をサービス提供会社より受け取ることができる。と同時に、本実施形態では、サービス利用者がサービス利用を行う上で表示するサービス利用画面内に、販売代理店の広告を優先的に掲載することができるようになる。これにより、販売代理店は、上記サービスの成約以降も、サービス利用者との密接な通信手段が確保でき、新たなビジネスチャンスを得られるという効果がある。
【0011】
サービス利用者(2003)は、販売代理店(2002)の仲介を通じて、サービス提供事業者(2001)が提供するサービスを契約して利用し、その利用料金をサービス提供事業者に支払う。なお、サービス利用者には、各種法人、団体、または個人ユーザなどが含まれる。サービス利用者(2003)は、サービスを利用する際に表示するサービス利用画面内に、販売代理店の情報(広告)を表示できるので、サービス利用者は該販売代理店情報(広告)を閲覧することで販売代理店に対して容易に連絡や新たな商品の注文を行うことができるようになる。更に、サービス利用者は、サービス利用画面内における広告の表示を中止/再開できるとともに、サービスの契約を行った販売代理店以外の販売代理店の広告表示の追加登録もできる。また、広告内容が更新された時点で動的に告知を受けて、広告表示を再開して内容確認を行うこともできる。
【0012】
<本実施形態におけるシステムの説明>
図1は本実施形態のシステムの全体構成図であり、図2〜図6及び図19は本実施形態の処理フローであり、図7〜図11は本実施形態で表示される画面イメージであり、図12〜図18は本実施形態のメモリ領域に格納されるデータをそれぞれ表している。
【0013】
図1は本実施形態におけるシステム構成図である。
【0014】
クライアント1(101)は、本サービス提供システム107とインターネットで接続されたパーソナルコンピュータであり、顧客(サービス利用者)が利用する情報処理装置である。クライアント1では、電子メールを送受信するためのメーラプログラム(MUA(Mail User Agent)プログラムを含む)を備えており、ユーザは、メーラプログラムを操作して、メールサーバ109に電子メールの送信を依頼したり、メールサーバ109から電子メールを取得したりすることができる。また、クライアント1は、Internet Explorer(商標)に代表されるWebブラウザを備えており、ユーザは、Webブラウザを操作して、サービス提供システム107のWebアプリケーションサーバ108にアクセスすることが可能である。本実施形態では、ユーザは、Webブラウザを利用してWebアプリケーションサーバにアクセスすることにより、サービス提供事業者が提供するサービスに関する各種情報の設定することができる。
【0015】
クライアント2(102)は、本サービス提供システム107とインターネットで接続されたパーソナルコンピュータであり、販売代理店が利用する情報処理装置である。クライアント2にも、WebアプリケーションサーバにアクセスするためのWebブラウザが含まれる。
【0016】
クライアント3(103)は、本サービス提供システム107とインターネットで接続されたパーソナルコンピュータであり、サービス提供事業者が利用する端末装置である。クライアント3にも、WebアプリケーションサーバにアクセスするためのWebブラウザが含まれる。なお、本実施形態において、サービス提供事業者は、サービス提供システム107を用いて、Webアプリケーションサーバを利用したホスティングサービスをユーザに提供するものとする。
【0017】
クライアント4(104)は、電子メールを送受信できる機能と、WebページにアクセスするためにWebブラウザ機能を備えた携帯情報端末(例えば、PDAや携帯電話)である。
【0018】
クライアント5(105)は、電子メールを送受信できる機能と、WebページにアクセスするためにWebブラウザ機能を備えた事務機器(例えばファクス・スキャニング・プリント機能などを備えた複合機)である。
【0019】
106は、公衆電話回線、ISDN、衛星通信網などで構成されている通信回線網(例えばインターネット)である。
【0020】
107は、本実施形態におけるサービス提供システムの構成図で、Webアプリケーションサーバ108、メールサーバ109、データベースサーバ110、課金サーバ111、販売管理サーバ112、システムタイマ113によって構成されており、顧客にホスティングサービスを提供するとともに、顧客がホスティングサービスを利用する画面(ホスティングサービスの各種設定画面など)において、販売代理店情報の表示を行う。各サーバは、ローカルエリアネットワーク(以降では「LAN」と記述する)で接続されており、相互にデータのやり取りを行うことが可能となっている。
【0021】
108は、Webアプリケーションサーバで認証プログラム108a、顧客ポータル表示プログラム108b、販売代理店情報表示プログラム108c、販売代理店情報登録プログラム108d、販売代理店コンテンツ登録プログラム108e、販売代理店情報管理プログラム108fを備えている。各ユーザ(顧客、販売代理店、サービス提供事業者のことで今後、各ユーザと記す)が各クライアントからWebブラウザを操作してWebアプリケーションサーバ108にアクセスするとWebアプリケーションサーバは各種Web画面を生成してWebブラウザへ送る。ユーザは、Webブラウザに送られてきたWeb画面を閲覧、操作することにより、各種の要求をWebアプリケーションサーバへ依頼することができる。Webアプリケーションサーバでは、Webブラウザ経由で受け取ったWebアプリケーションへの各種の要求にしたがってプログラムを起動し、処理を実行する。
【0022】
108aは、認証プログラムであり、顧客、販売代理店、サービス提供事業者が各クライアント端末からアクセスしてきた際に、認証画面を生成しWebブラウザへ送る。各ユーザにより、認証に必要なユーザIDとパスワードとが入力されると、認証プログラム108aは認証データベース110bの認証データを参照して認証をおこなう。
【0023】
108bは、顧客ポータル表示プログラムで、顧客がサービスを利用するために、Webブラウザを用いてアクセスしてきた際に、顧客ポータル画面(サービス利用画面)を動的に生成し、表示させるプログラムである。
【0024】
108cは、販売代理店情報表示プログラムで、顧客がサービスを利用するために、Webブラウザを用いてアクセスしてきた際に、販売代理店情報データベース110cに登録されている販売代理店情報を抽出して、顧客ポータル画面の一部に表示させるためのプログラムである。
【0025】
108dは、販売代理店情報登録プログラムで、顧客がサービスを利用するために、Webブラウザを用いてアクセスしてきた際に表示される顧客ポータル画面に販売代理店情報を表示するか非表示にするかの選択や、販売代理店広告情報の表示順序の設定や、表示する販売代理店の追加/削除などの登録をするプログラムである。ここで設定登録された情報はユーザ情報データベース110aに保存される。
【0026】
108eは、販売代理店コンテンツ登録プログラムで、販売代理店がクライアント2からWebブラウザを用いてアクセスしてきた際に、販売代理店コンテンツ登録画面を生成し、販売代理店基本情報や広告として表示させるためのメーセージコンテンツといった情報などを登録させるためのプログラムである。販売代理店コンテンツ登録プログラム108eで登録されたコンテンツはデータベースサーバ110の販売代理店情報データベース110cに保存される。
【0027】
108fは、販売代理店情報管理プログラムで、サービス提供事業者がクライアント3からWebブラウザを用いてアクセスしてきた際に、販売代理店情報管理画面を生成し、データベースサーバ110の中の販売代理店情報データベース110cに登録されている販売代理店情報を閲覧し、顧客ポータル画面内に販売代理店情報を表示させるか、非表示にさせるかを選択できるプログラムである。
【0028】
109は、メールサーバでSMTP/POPプログラムから構成される。
【0029】
109aにはSMTP/POPプログラムが格納されている。各ユーザがMUA(Mail User Agent)プログラムを操作し、POP(Post Office Protocol)を使って、電子メールサーバにアクセスしてくると、SMTP/POPプログラムは、メールサーバのメールスプールに保存されているメールをMUAに引き渡す。また、各ユーザがMUAプログラムを操作して,電子メールの送信処理を行った場合、MUAプログラムは,電子メールサーバのMTA(Mail Transfer Agent)プログラムに電子メールの配信を依頼し、配信依頼を受けたMTAプログラムは、各ユーザが作成した電子メールをSMTP (Simple Mail Transfer Protocol)で配信する。
【0030】
110は、データベースサーバであり、ユーザ情報データベース110a、認証データベース110b、販売代理店情報データベース110cなどを格納している。
【0031】
110aは、ユーザ情報データベースで、契約したユーザの情報や、顧客ポータル画面に販売代理店情報を表示するか非表示にするかの選択設定や、販売代理店広告情報の表示順序の設定や、表示する販売代理店の追加/削除などの情報が保存される。
【0032】
110bは、認証データベースであり、認証プログラム108aが生成した認証ID、パスワードを保存している。
【0033】
110cは、販売代理店情報データベースで販売代理店がクライアント2から販売代理店コンテンツ登録プログラム108eにて設定した販売代理店基本情報とメッセージコンテンツが保存されている。また、サービス提供事業者の商品の契約代行を行った販売代理店に関しては、販売管理サーバ112の販売管理データベース112aから販売代理店基本情報を自動的にダウンロードし、販売代理店情報データベース110cに保存する。
【0034】
111は、課金サーバで課金プログラム111a、課金データベース111bにより構成されている。
【0035】
111aは課金プログラムで、販売管理サーバ112の販売管理データベース112aに登録されている商品サービスの課金処理(例えば、サービス開始/終了情報、請求先情報、契約情報、商品情報に基づき、請求処理等)を行う。
【0036】
111bは、課金データベースで、課金プログラムを実行する際に必要となる商品サービスの情報や顧客の課金情報などが保存されている。
【0037】
112は販売管理サーバであり、販売管理データベース112aにはサービス契約した顧客の基本情報、および契約を仲介した販売代理店情報が登録される。なお、本実施形態では、これらの情報は、サービス提供事業者が操作するクライアント3から登録されるものとするが、販売代理店が操作するクライアント2から登録されるようにしてもよい。これらの登録されている情報から、本システムが必要とするユーザ情報をユーザ情報データベース110aへ送信する。なお、本実施形態では、サービス提供者はサーバや記憶領域を貸し出すポータルサービスを提供するものとし、顧客が利用するサーバ名として任意のドメイン名を利用することが可能である。顧客の基本情報には、該顧客用に取得したドメイン名も含まれるものとする。
【0038】
113は、システムタイマで各プログラム処理が年月日、時刻情報を必要とする時、アクセスする。
【0039】
なお、本実施形態において、本サービス提供システム内の各サーバは、以下のようなコンピュータ装置で構成可能である。コンピュータ装置は、例えば、ROMに格納されている制御プログラムに従って本システムの制御を行うCPUと、CPU101に後述するフローチャートに示す処理を実行させるためのプログラムや各種データ等を格納するROMやHDなどの内部記憶装置、CPUが処理を行う際のワークエリアとして用いたり各種データ等を記憶したりするRAM、データなどを格納する磁気ディスク等の外部記憶装置、外部と通信を行うためのネットワークインターフェース、ディスプレイ・キーボード・マウス等のユーザーインターフェースなどが含まれる。なお、本実施形態において、アプリケーションサーバの内部記憶装置に各種プログラムが格納されているものとしたが、このプログラムは、フロッピー(R)ディスクやCD−ROMなどの外部記憶媒体に格納され、必要に応じて読み込まれて実行されるものであってもよいし、ネットワークを介して外部装置から受信されて実行されるものであってもよい。
【0040】
<サービス利用画面作成のための契約基本情報取得処理>
本実施形態において、サービス提供事業者は、顧客に対してWebサーバとメールサーバの貸し出し及び管理を行うホスティングサービスを提供する。更に、サービス提供事業者は、Webサーバのホスティングサービスの一環として、簡単にホームページを作成するためのインスタントホームページ作成機能や、各種CGIの設定機能や、顧客のホームページを分析するためのアクセス統計機能などのサービスを提供する。顧客は、Webブラウザを利用して該顧客専用のポータル画面(サービス利用画面)から、これらの機能を利用することができる。
【0041】
販売代理店は、顧客に対しホスティングサービスを販売すると、そのホスティングサービスに関する契約内容をサービス提供事業者に通知する。サービス提供事業者103は、その契約内容に同意し該顧客に対してホスティングサービスを提供することを決定すると、該顧客に関する契約情報を販売管理データベース112aに登録する。販売管理データベース112aに登録される契約情報には、顧客の申し込み者名(会社名)、代表者名、住所、電話番号、契約したサービスの内容(契約商品名)、ホスティングサービスに利用する自社ドメイン名(例えば、「○○○.co.jp」などのドメイン名をドメイン管理団体から予め取得しておく)、該サービスの販売を行った販売代理店に関する情報などが含まれる。
【0042】
販売管理データベース112aに契約情報が登録されたのを検知して、該契約情報に含まれているWebサーバホスティングサービスに用いるドメイン名(「○○○.co.jp」)を抽出し、「http://www.○○○.co.jp」でアクセス可能なWebサーバを、Webアプリケーションサーバに設置し、なおかつ顧客が各種サービスを受けられるように、サービス利用画面を作成するための情報を取得する。なお、顧客が「http://www.○○○.co.jp/mydesk」とWebブラウザに入力すると、該顧客用のサービス利用画面を動的に生成するべく顧客ポータル表示プログラムが起動するような仕組みもWebサーバの設置と同時に設置しておく。
【0043】
以下に本システムにおいて、顧客専用のサービス利用画面を作成するために必要となる情報の取得処理について図3を参照して説明する。
【0044】
ステップS301において、顧客と販売代理店との新規契約の有無を販売管理サーバ112内の販売管理データベース112aに確認し、新規の契約情報が登録されていればステップS302へ進む。
【0045】
ステップS302では、販売管理サーバ112に保存されている新規の契約情報から該顧客用のサービス利用画面を作成するために必要な情報(契約基本情報)を取得する。
【0046】
ステップS303では、取得した契約基本情報をユーザ情報データベース110a内の契約基本情報テーブル1501に登録する。この時、新規顧客情報を追加する度にメモリ顧客管理NO.(1502)をインクリメントしながら付加し、該顧客管理No.を用いて該顧客に関する情報が格納される各データベース・各テーブルを管理する。図15に契約基本情報テーブルの登録内容例を示す。図15において、顧客管理No.(1502)は、顧客に関する情報を管理するために付与された管理番号である。申込者1503は、各種団体・法人・個人などで本サービスの契約を申し込んだ顧客の名前である。代表者1504は、顧客の代表者名である。1505は顧客の住所であり、1506は顧客の電話番号である。1507は、顧客が契約したサービスの契約商品名1(ここではホスティングサービスの300MBの領域を使用できるサービスを例としている)であり、1508は、顧客が契約したサービスに付随するサービスの契約商品名2(ここでは上記商品への接続するサービスとしてダイヤルアップを例としている)である。1509は、ホスティングサービスを契約した顧客用に取得した自社ドメイン名である。1510は、サービスの契約を仲介した販売代理店名であり、1511はその支店名、1512は販売代理店の電話番号である。
【0047】
ステップS304では、販売代理店情報データベース110c内の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601に新規顧客のためのメモリ領域1602〜1615を確保させる。販売代理店情報データベース110c内の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601は、顧客がサービス利用画面にアクセスしてきたときに表示する販売代理店情報を選択する際に使用される。図16に販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル例を示す。図16において、1602は、顧客管理No.であり、図15で付与された顧客管理No.と共通の管理番号であり、1603は、ユーザ情報データベース110を参照してホスティングサービスの契約を仲介した販売代理店のコードがデフォルトのコードとして登録される表示販売代理店コード1であり、1604は、1603に登録されている販売代理店のメッセージコンテンツの有無を示す新規メッセージ1であり、1605は、顧客が追加登録した販売代理店のコードであり、1606は、1605に登録されている販売代理店のメッセージコンテンツの有無を示す新規メッセージ2であり、1607〜1612は、同様に追加登録された販売代理店のコードと各販売代理店のメッセージコンテンツの有無を示す領域である。なお、本実施形態では5店登録できるようになっているが、メモリエリアを増やすだけで簡易に変更可能であるため5店以上にしてもよい。また、1603〜1612に登録されている販売代理店は優先順位の順に登録されている。顧客が追加登録した1605〜1612の販売代理店については顧客が自由にテーブルから削除することができ、順位が上位の販売代理が削除された場合は順位が繰り上がるが、コンテンツサービスの契約を仲介した販売代理店は常に最優先の順位に登録されていることになる。1613は、顧客からの指示によりサービス利用画面で販売代理店に関する情報を表示するか否かの設定状態を保存する領域であり、1614は、テーブル1601に登録されている販売代理店に関する情報を、サービス利用画面上で、登録順で所定の時間間隔で切り替えながら表示するか(登録順表示)、その販売代理店の中から1社を所定時間間隔で自動切り替えを行わずに固定して表示するか(固定表示)の設定を保存する領域であり、1615は、表示を複数の販売代理店を登録順表示にしている場合、2位以下の順位の販売代理店が表示されている状態でサービス利用画面が閉じられても、再びサービス利用画面を開いた時は必ず優先順位が最上位の販売代理店から表示するか(設定=1)、前回閉じられた際に表示されていた販売代理店から表示するか(設定=0)の設定を保存する領域であり、また、販売代理店を固定表示にしている場合は、最初に表示する販売代理店(デフォルトでは優先順位1位の販売代理店)の代理店コードを保存する領域としても使用される。1622以降は、他の顧客に関する同様のデータ保存領域である。
【0048】
ステップS305では、S304で確保したメモリ領域1602に販売代理店コードを登録する。具体的には、契約基本情報テーブル1501内の販売代理店名1510に基づいて、図17のコンテンツチェック・表示制御テーブル1701を参照して販売代理店コードを検索し、販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601内の表示販売代理店コード1(1603)に販売代理店コードをセットする。図17のコンテンツチェック・表示制御テーブル1701は各販売代理店の情報を格納する。このコンテンツチェック・表示制御テーブル1701は、サービス提供事業者の管理部門が販売代理店情報管理プログラム108fを用いて販売代理店情報データベース111cの販売代理店情報データを参照し、販売代理店情報の表示/非表示を管理する際にも用いられる。コンテンツチェック・表示制御テーブル1701には以下の15個の領域が用意されている。1702は、販売代理店コードがテーブルに登録された順番を管理する管理No.であり、1703は、販売代理店が販売代理店コンテンツ登録画面から情報を登録/更新した日時を示す最終更新日であり、1704は、販売代理店を識別するための販売代理店コードであり、1705は、販売代理店名であり、1706はその支店・営業所名であり、1707は販売代理店の電話番号であり、1708は、この販売代理店情報を顧客ポータル画面(サービス利用画面)内に表示させるかどうか(ON/OFF)の販売代理店による設定を保存する表示制御フラグ1であり、1709は、この販売代理店情報を顧客ポータル画面(サービス利用画面)内に表示させるかどうか(ON/OFF)のサービス提供事業者の管理部門による設定を保存する表示制御フラグ2であり、1710は販売代理店のFAX番号であり、1711は販売代理店のE-mailアドレスであり、1712は販売代理店のホームページのURLであり、1713は販売代理店が自由に入力できる任意項目1であり、1714は販売代理店が自由に入力できる任意項目2であり、1715は販売代理店の担当者名であり、1716は販売代理店の担当者のE-mailアドレスである。1722以降は、その他の販売代理店に関する同様の情報である。
【0049】
ステップS306では、ユーザ情報データベース110aに販売代理店情報を表示する際に必要となるエリア(例えば、HTMLを動的に生成する領域)を確保する。
【0050】
ステップS307では、認証データベース110b内の顧客認証データテーブル1201に顧客認証のデータを保存する領域を確保し、ステップS308において、販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601で付与された1602の顧客管理No.(ここでは001234)をもとにデフォルトの初期ID(ここでは1602の下4ケタ、1234)と初期パスワード(ここでは1602の下5ケタ、01234)を設定する。図12の顧客認証データテーブル1201は、認証データベース110b内の格納されているテーブルで、顧客がクライアント1からWebブラウザを操作してアクセスを行い、認証を行う際に用いられるテーブルである。顧客認証データテーブル1201には以下の3個の領域が用意されている。1202は顧客管理No.であり、1203は各顧客が認証を行う際に用いるIDであり、1204は認証を行う際に用いるパスワードである。1205以降は、その他の顧客についての認証データである。
【0051】
<サービス利用画面表示の際の販売代理店情報表示処理>
次に、図2及び図7を用いて、顧客がサービスを利用する際にアクセスするサービス利用画面(顧客ポータル画面)を表示する際の処理手順について説明する。
【0052】
ステップS201では、顧客がクライアント1からWebブラウザを立ち上げ、サービス利用画面にアクセスするための指定のURL(http://www.○○○.co.jp/mydesk)を入力する。図7は顧客のWebブラウザで表示される画面の概要図であり、701はURLを入力した画面である。
【0053】
ステップS202において、認証プログラム108aによって認証画面が生成され、クライアント1のブラウザに表示される。702は、IDおよびパスワードを入力する認証画面である。
【0054】
ステップS203において、Webブラウザ上で顧客によりIDとパスワードが入力され、該IDとパスワードとがWebアプリケーションサーバに送信されてくる。
【0055】
ステップS204において、そのIDとパスワードを用いて認証処理を行う。ここでは、認証プログラム108aがユーザ情報データベース110a内の顧客認証データテーブル1201を参照して認証を行う。本実施形態では、顧客がhttp://www.○○○.co.jp/mydeskと入力してアクセスしてきているので、この場合、ユーザ情報データベース110a内の契約基本情報テーブル1501を参照し、対応するドメイン名1509を検索し、対応顧客管理NO.“001234”を特定する。この値“001234”にて顧客認証データテーブル1201をサーチし、その顧客用のIDとパスワードを取り出し、顧客が入力したIDとパスワードを比較して認証処理を行う。
【0056】
認証がOKならばステップS205へ進む。認証がNGならばステップS202へ戻る。
【0057】
ステップ205では、顧客ポータル表示プログラム108bにより、該顧客用のサービス利用画面(顧客ポータル画面)の生成を開始する。ユーザ情報データベース110a内の契約基本情報テーブル1501の顧客NO.“001234”に関するデータを参照して、提供するサービスメニューを決定し、顧客ポータル画面の構成、例えばフレーム分けを認識させる。さらに各構成フレームに表示するコンテンツを収集する。
【0058】
例えば、図8に示すように、サービス利用画面内の領域802にはサービスメニュー一覧コンテンツ、領域813にはサービスメニュー表示コンテンツ、領域814には販売代理店コンテンツを動的に生成し、掲載する。前記サービスメニュー、サービスメニュー表示コンテンツは、顧客に提供するサービスのメニューや、一般的にいう“お役立ち情報”、“路線情報”等各顧客ポータル共通情報であっても良い。また、顧客ごとに異なるコンテンツを表示させたい場合は、契約基本情報テーブル1501に表示させたいコンテンツを予め登録しておくこともできる。領域814には、ステップS206で決定される販売代理店コンテンツ情報が表示される。
【0059】
ステップS206の販売代理店情報掲載決定表示処理について、図19を用いて説明する。
【0060】
ステップS1901において、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601を参照し、表示すべき販売代理店情報が存在するか否かのチェックを行う。例えば顧客管理No.が“001234”であるなら、1603〜1612をチェックし、登録されている販売代理店コードを抽出し、各販売代理店について、図17の最終更新日を参照して情報が登録されているか判断する。なお、すべての販売代理店の最終更新日が“NULL”の場合は情報登録なしということでステップS1902へ処理を進める。
【0061】
ステップS1902では、顧客ポータル表示画面内の販売代理店情報表示エリアに、販売代理店情報の代わりに他のアプリケーション画面、例えばカレンダーアプリケーション画面を表示させる。このアプリケーションはユーザ情報データベース110aに予め具備させておき、ユーザごとに関連づけておくことで表示、動作させることが可能である。図7の705に画面の概要図を示す。また、関連付けられていないアプリケーションがない場合は単に販売代理店情報を表示しないこととしてもよい。
【0062】
ステップS1903では、表示可能な販売代理店情報が存在したことをうけて、各々の表示フラグを参照した結果、販売代理店表示を行うか否かを判定する。まず、顧客“001234”を例にとると、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601を参照し、表示状態1613がonかoffか判断する。本実施形態では表示“on”となっており、これは顧客が登録してある販売代理店情報のいずれかを表示させる設定になっていることを示す。
【0063】
次にS1901で抽出した表示販売代理店コードから図17の対応する販売店を特定して表示制御フラグ1・2のon, offを判断する。本実施形態では、コンテンツチェック・表示制御テーブル1701を参照し、表示販売代理店コード“A001-01”に対応する販売代理店をサーチし、該販売代理店データグループの表示制御フラグ1、2(1708、1709)を判断する。表示制御フラグ1は、販売代理店自身によって設定された自らの販売代理店情報を表示するか否かのフラグであり、本実施形態では“on”となっている。また表示制御フラグ2は、サービス提供事業者の管理部門が前記販売代理店情報の表示を許可するか否かのフラグで、本実施形態では“on”となっており表示許可していることを示している。本実施形態では、表示状態1613及び表示制御フラグ1、2(1708,1709)がすべて“on”となっているので、“001234”に対応したサービス利用画面(顧客ポータル画面)に、販売代理店コード“A001-01”で関連付けられている販売代理店の情報表示を行う事となる。但し、条件として前記表示状態、表示制御フラグ1、2のうちいずれか“off”であったならば前記販売代理店情報は掲載されないことになる。さらに、S1901で抽出された表示販売代理店コードで、順次サーチし関連付けられた表示状態、表示制御フラグ1、2をすべて抽出する。このとき、販売代理店情報のいずれも掲載されないと判断した場合はステップS1902へ処理を進める。
【0064】
ステップS1904では、表示可能な販売代理店の情報が複数あるか判断する。複数ある場合はステップS1906へ進み、1店しかない場合はステップS1905に進む。
【0065】
ステップS1905では登録している販売代理店情報内に新規メッセージがあるかないかをチェックする。新規メッセージとは販売代理店が例えば“A001-01”であるならばメモリ1604の新規メッセージを参照する。実施例では“あり”となっていることを示す。この値“あり”は昨日までとは内容が異なるメッセージが存在することを示す。131システムタイマにて日付が更新された際、図18のメッセージ制御スケジュールデータテーブル1801を参照して、販売代理店ごとに登録されているすべてのメッセージコンテンツをチェックする。このとき昨日と異なるメッセージが存在すると“あり”と設定する。例えば日付が2002.1.15であれば、図18のメッセージ制御スケジュールデータテーブル1801を参照すると販売代理店コード“A001-01”に関連付けられたデータ1808“ただいまキャンペーン中!!”というメッセージデータを抽出し、図8の811のように、顧客サービス利用画面内に掲載する処理を行う。一方、S1905で新規メッセージがないと判定されたならば、即ち値“NULL”を抽出したならばメッセージ無しの販売代理店基本情報のみを掲載する。
【0066】
ステップS1904で、表示可能な販売代理店が複数あったと判断した場合、ステップS1906において、販売代理店情報が複数存在することを表すために、図8の807で示すように“矢印”表示を行う。なお、S1904で1店だけと判断された場合はこの矢印は表示されない。このサービス利用画面上の“矢印”表示が、顧客によりクリックされると、複数登録されている販売代理店情報を順次入れ替えて表示する処理を行う。
【0067】
ステップS1907では、販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601の表示方法1614を参照して、サービス利用画面にログインした際に最初に表示される販売代理店情報の表示方法をチェックする。表示方法が“固定表示”となっていればステップS1908に進み、“登録順表示”となっていればS1910に進む。
【0068】
ステップS1908では、S1905と同様にして当日メッセージが存在するかどうかをチェックし、メッセージがない場合は、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブルの表示コードを参照して、表示する販売代理店を決定し、販売代理店の基本情報と矢印を表示する。なお、当該販売代理店の情報が表示不可能であれば、表示可能な販売代理店の中で優先順位最上位の販売代理店の基本情報と矢印を表示する。一方、ステップS1908で、当日メッセージが存在すると判定された場合、ステップS1909へ処理を進める。
【0069】
ステップS1909では、表示可能な販売代理店の表示実績をチェックし、販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル1601の新規メッセージのあり/なしを参照して当日メッセージを有する販売代理店をチェックし、更に、その当日メッセージを有する販売代理店全てが表示されたかどうか判断する。全ての販売代理店が表示済みと判断した場合は、販売代理店の基本情報とその販売代理店の当日メッセージと矢印とを表示する。一方、表示されていない販売代理店があると判断された場合は、販売代理店の基本情報とその販売代理店の当日メッセージと矢印に加えて、表示したことがないメッセージがあることを示す新着情報報知を行う。新着情報報知とは、本実施形態の場合、図8の808のように、登録されている販売代理店が新規に知らせたいメッセージがあることを示すために“セールスマン”のアイコンを表示している。
【0070】
ステップS1910では、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブルの表示コード1615を参照して、最初に表示する販売代理店を決定する。本実施形態では、表示コード1615が1に設定されているので優先順位が最上位の販売代理店から表示される。
【0071】
ステップS1911では、ステップS1908と同様の処理を行い、また、ステップS1912ではステップS1909と同様の処理を行う。
【0072】
<顧客による販売代理店情報表示設定>
次に、顧客による販売代理店情報表示設定処理について、図4等を参照しながら説明する。
【0073】
図4のステップS401では、Webブラウザ上に顧客ポータル画面(サービス利用画面)が表示されている状態で、顧客ポータル画面の概要図である図9の「販売代理店情報設定」タブ901aを選択すると、販売代理店情報登録プログラム108dが起動され、902b上に販売代理店情報を設定するためのメニュー(販売代理店基本情報設定、販売代理店ID設定)が表示される。
【0074】
ステップS402では、902b上で、販売代理店基本情報設定、もしくは販売代理店ID設定、または設定の終了を選択する。
【0075】
ステップS402で販売代理店基本情報設定を選択した場合、ステップS404に進み、表示ON/OFFの設定もしくは販売代理店情報の表示方法設定のいずれを行うか選択する。S404で表示ON/OFFの設定が選択された場合は、ステップS408に進み、販売代理店情報を顧客ポータル画面上に表示するか否かを選択し、表示すると設定(ON)した場合、ステップS416に進み、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル中の「表示状態」欄を「on」に設定し、ステップS420で、顧客ポータル画面902の販売店情報エリア903cに販売代理店情報が表示される。一方、S408で表示しないと設定(OFF)した場合、ステップS415に進み、図16の販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル中の「表示状態」欄を「off」に設定し、ステップS419で、顧客ポータル画面902の販売店情報エリア903cに販売代理店情報を表示せずにカレンダー等の他のアプリケーション情報を表示する。
【0076】
一方、ステップS404で販売代理店情報表示方法設定が選択された場合は、ステップS407に進み、販売代理店情報を固定表示にするか順番に切り替えて表示するかを選択する。ステップS407で販売代理店情報の表示方法を「固定」と設定した場合は、ステップS414に進み、販売代理店情報の表示方法1614を「固定」に設定する。更に表示する販売代理店を選択した場合は、当該選択された販売代理店のコードを表示コード1615に設定する。ステップS418では、当該設定された販売代理店情報が販売店情報エリアに表示される。一方、ステップS407で販売代理店情報の表示方法を「順番」と設定した場合は、ステップS413に進み、販売代理店情報の表示方法1614を「登録順表示」に設定する。ステップS417では、設定された販売代理店情報から順に表示する。
【0077】
一方、ステップS402で販売代理店ID設定を選択した場合、販売代理店ID設定画面904が表示され、ステップS403において、販売代理店新規入力IDエリア904bの「ID追加」設定が選択されたか、販売代理店登録ID削除エリア904dの「ID削除」設定が選択されたか判断する。
【0078】
ステップS403で「ID追加」が選択されたと判断した場合、追加したい販売代理店IDが顧客により入力され、そして、ステップS406において、すでに登録されている販売代理店の数が5件に達しているかどうか、当該顧客データ1601を参照して判断し、既に販売代理店IDが5件設定されている場合には、ステップS412に進んで、顧客ポータル画面にこれ以上登録できないことを示すエラー表示を行い、一方、4件以下ならば、ステップS411に進んで、テーブル1601に入力された販売代理店IDを書き込む。
【0079】
一方、ステップS403で「ID削除」が選択されたと判断した場合、削除したい販売代理店IDが顧客により入力され、ステップS405で、削除しようとした販売代理店IDが1603に登録されているID(=契約基本情報テーブル1501の販売店名1510のID、以下デフォルトIDという)か判断し、デフォルトIDの場合はステップS410に進んで削除できないことを示すエラー表示を行い、デフォルトIDでない場合はステップS409に進んで当該IDをテーブル1601から削除する。なお、ステップS409でIDを削除した場合、次順位の販売代理店の優先順位が繰り上がる。また、2位以下の販売代理店を固定表示にしている場合はその販売代理店を削除した場合はデフォルトの販売代理店情報が固定表示に設定される。
【0080】
<販売代理店コンテンツ登録処理>
次に、販売代理店による販売代理店コンテンツの登録処理について、図5等を参照しながら説明する.
ステップS501では、販売代理店が図1のクライアント2でWebブラウザを立ち上げ、図10の1001のように販売代理店専用URLが入力され、該URLにアクセスを行うと、Webアプリケーションサーバの認証プログラムが起動される。
【0081】
ステップS502では、Webアプリケーションサーバで生成された認証画面が、販売代理店クライアント2のWebブラウザに図10の1002のように表示される。
【0082】
続いてステップS503で、販売代理店により販売店代理店自身を特定するIDとパスワードとが入力されると、ステップS504において、図13の販売代理店認証データテーブル1301を参照して、入力されたIDとパスワードの認証処理を行う。認証がOKならば、ステップS505へ進み、認証がNGならば、ステップS503へ戻る。
【0083】
ステップS505では、Webアプリケーションサーバで販売代理店コンテンツ登録プログラム108eが起動されて、クライアント2では、図10の1003のように販売代理店情報登録画面が表示される。
【0084】
ステップS506において、販売代理店により、基本情報を登録するか、メッセージコンテンツを登録するかが選択される。
【0085】
ステップS506で基本情報の登録/変更が選択された場合、ステップS513に進み、図10の1004のように基本情報登録/変更画面が表示される。ステップS514において、販売代理店は、自身の基本情報の登録・変更を行う。この情報は、図1のWebアプリケーションサーバ108内の販売代理店情報登録プログラム108dを通してデータベースサーバ110の販売代理店情報データベース110c内のコンテンツチェック・表示制御テーブル1701に登録される。ステップS515において、販売代理店により、自身の情報を顧客のポータル画面に表示させるか否かが選択される。非表示と選択された場合は、ステップS517において、表示制御フラグ1(1708)をOFFに設定し、表示と選択された場合はステップS516において、表示制御フラグ1(1708)をONに設定する。
【0086】
一方、ステップS506でメッセージコンテンツの登録/変更が選択された場合、ステップS507に進み、図10の1005のように販売代理店メッセージコンテンツ登録画面が表示される。ステップS508でメッセージコンテンツの登録とステップS509で掲載期間登録とが行われ、ステップS510で確認ボタンが押下されると、メッセージ制御スケジュールテーブル1801にメッセージコンテンツと掲載期間が登録される。
【0087】
ステップS511では、メッセージコンテンツを登録したことにより、当該販売代理店及びサービス提供者に登録完了メールが通知される。
【0088】
<販売代理店情報管理処理>
次に、サービス提供事業者による販売代理店情報の管理処理について、図6等を参照しながら説明する。
【0089】
ステップS601では、サービス提供事業者が、クライアント3でWebブラウザを立ち上げ、図11の1101のようにサービス提供事業者用のURLが入力され、該URLにアクセスが行われると、Webアプリケーションサーバの認証プログラムが起動される。
【0090】
ステップS602では、Webアプリケーションサーバで生成された認証画面が、サービス提供事業者クライアント3のブラウザに図11の1102のように表示される。
【0091】
ステップS603で、サービス提供事業者によりIDとパスワードとが入力されると、ステップS604において、図14の管理部門認証データテーブル1401を参照して、入力されたIDとパスワードの認証処理を行う。認証がOKならばステップS605へ進み、認証がNGならばステップS602へ戻る。
【0092】
ステップS605では、Webアプリケーションサーバで販売代理店情報管理プログラム108fが起動されて、メッセージ制御スケジュールテーブル1801から更新されている販売代理店のメッセージコンテンツとその販売代理店管理No.とを抽出して、図11の1103のように販売代理店情報管理画面(チェックシステム画面)上に各販売代理店のメッセージを時系列に表示させる。
【0093】
ここでいうチェックシステム画面とは、各販売代理店が入力した顧客へのメッセージコンテンツを一覧で表示する画面のことであり、各販売代理店が顧客へ提供するメッセージコンテンツに不適切なものが含まれていないかチェックし、表示の可否を判断する画面のことである。
【0094】
ステップS606では、販売代理店情報管理画面に表示された一覧をチェックし、販売代理店のメッセージコンテンツを顧客に表示してよいか否かの判断が、サービス提供事業者の管理者により行われ、図11の1104のようにON/OFFの操作が行われる。
【0095】
ステップS606で、サービス提供事業者の管理者がメッセージコンテンツの表示をNGと判断した場合は、ステップS608へ進み、コンテンツチェック・表示制御テーブル1701内の表示制御フラグ2(1709)にOFFが設定され、更にステップS610で、サービス提供事業者によりメッセージコンテンツがOFFにされた旨のメールが該当する販売代理店に送信され、更に、ステップS609で、販売代理店がコンテンツ登録を行う販売代理店情報登録画面において図11の1105のようにエラーメッセージが表示されるように制御する。
【0096】
一方、ステップS606で、サービス提供事業者の管理者がメッセージコンテンツの表示をOKと判断した場合は、ステップS607へ進み、コンテンツチェック・表示制御テーブル1701内の表示制御フラグ2(1709)にONが設定される。更に、ステップS611で、サービス提供事業者がメッセージコンテンツをONにした旨のメールが該当する販売代理店に送信される。このように表示状態1613及び表示制御フラグ1,2(1708, 1709)がONに設定されている場合は、図11の1106のように、顧客がサービス利用画面にアクセスした際、販売代理店の情報とメッセージコンテンツが表示される。
【0097】
<その他の実施形態>
前述した実施形態では、サービス提供事業者が提供するサービスとして、ホスティングサービスを用いて説明したが、その他のインターネットサービスプロバイダ(ISP)や、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)や、通信ネットワークを通じて各種情報の提供を行うコンテンツサービスプロバイダなどが提供するサービスについても、該サービスを利用するためのサービス利用画面において、前述した実施形態と同様にして、販売代理店情報を該サービス利用画面内に表示させることも可能である。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本実施形態によれば、サービス提供事業者にとっては、サービス販売の促進効果が低コストで得られるという効果がある。
【0099】
また、販売代理店にとっては、サービスの成約以降も、サービス利用者との密接な通信手段が確保でき、新たなビジネスチャンスを得られるという効果がある。
【0100】
また、サービス利用者にとっては、販売代理店に対して容易に連絡や新たな商品の注文を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成図
【図2】サービス利用画面表示処理のフローチャート
【図3】顧客専用のサービス利用画面を作成するために必要となる情報の取得処理を示すフローチャート
【図4】販売代理店情報表示設定処理を示すフローチャート
【図5】販売代理店コンテンツの登録処理を示すフローチャート
【図6】販売代理店情報の管理処理を示すフローチャート
【図7】顧客のサービス利用画面へのアクセスした際の画面図
【図8】サービス利用画面の表示例
【図9】顧客による販売代理店情報設定する際の画面図
【図10】販売代理店による情報登録処理時の画面図
【図11】サービス提供事業者による販売代理店情報の管理処理時の画面図
【図12】顧客認証データテーブル
【図13】販売代理店認証データテーブル
【図14】サービス提供事業者の管理部門認証データテーブル
【図15】契約基本情報テーブル
【図16】販売代理店ID登録/削除/表示制御テーブル
【図17】コンテンツチェック・表示制御テーブル
【図18】メッセージ制御スケジュールテーブル
【図19】販売代理店情報掲載決定表示処理の詳細フローチャート
【図20】本システムを用いたビジネスモデル図
【符号の説明】
801 サービス利用画面
802 サービスメニュー一覧
803 販売代理店情報の表示/非表示のボタン。OFFボタンが押下されると販売代理店情報表示エリア814にカレンダー画面が表示される。
804 販売代理店名
805 販売代理店のホームページへのリンク
806 販売代理店へのメール送信ボタン
807 次の販売代理店情報を表示させるための矢印ボタン
808 閲覧していない新着メッセージがあることを示すアイコン
809 販売代理店の電話番号
810 販売代理店のFAX番号
811 販売代理店のメッセージコンテンツ
812 販売代理店における当該顧客の担当者
813 販売代理店情報設定画面へ遷移するためのボタン
814 販売代理店情報表示エリア

Claims (15)

  1. サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのサービス提供システムであって、
    新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知手段と、
    前記検知手段が新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録手段と、
    前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定手段と、
    前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定手段と、
    前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定手段と、
    前記第1掲載設定手段と前記第2掲載設定手段と前記第3掲載設定手段との全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定手段と前記第2掲載設定手段と前記第3掲載設定手段とのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成手段と
    を有することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記サービス利用画面生成手段では、前記サービス利用者がアクセスしてきたアドレスに基づいてサービス利用者を特定し、当該サービス利用者に関する前記サービス利用画面を生成するように制御する請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス利用者がアクセスしてきたアドレスとは、該サービス利用者の独自ドメイン名を含むことを特徴とする請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記サービスとは、ホスティングサービスであり、前記独自ドメイン名は該ホスティングサービスで提供するWebサーバのドメイン名であることを特徴とする請求項3に記載のサービス提供システム。
  5. 前記販売者登録手段は、前記サービス利用者からの指示に応じて、当該サービス利用者の契約を仲介した販売者以外の販売者の識別子を該サービス利用者の識別子と対応付けて前記販売者登録テーブルに登録可能であり、
    前記サービス利用画面生成手段は、前記第1掲載設定手段と前記第2掲載設定手段と前記第3掲載設定手段との全てにおいて掲載させると設定している場合、前記販売者登録テーブルに登録された複数の販売者の中から所定の基準に従って掲載する販売者を選択し、当該選択された販売者に関する情報を掲載するように前記サービス利用画面を生成することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  6. 前記サービス利用画面生成手段は、前記サービス利用者の契約を仲介した販売者に関する情報を優先して掲載するように前記サービス利用画面を生成することを特徴とする請求項5に記載のサービス提供システム。
  7. 前記サービス利用画面には、掲載された販売者に関する情報を他の販売者に関する情報に切り替えるためのインターフェースを含ませることを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載のサービス提供システム。
  8. 更に、前記所定の基準として、販売者に関する情報の固定掲載と、販売者に関する情報の登録順掲載のいずれかを選択させる選択手段を有することを特徴とする請求項5に記載のサービス提供システム。
  9. 前記販売者に関する情報それぞれにはメッセージが含まれ、
    前記サービス利用画面生成手段は、前記メッセージのうち、前記サービス利用者に閲覧されていないメッセージがある場合、新規メッセージがあることを示す識別子を掲載するように前記サービス利用画面を生成することを特徴とする請求項5に記載のサービス提供システム。
  10. 更に、前記販売者により、各販売者に関する情報を変更可能にする販売者情報変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  11. 前記販売者に関する情報には、時間に応じて選択的に掲載されるメッセージを含み、
    更に、前記販売者により、前記メッセージを選択的に掲載される時間と関連付けて設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  12. 前記販売者とは販売代理店であることを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  13. サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのシステムのコンピュータを制御するためのサービス提供方法であって、
    新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録ステップと、
    前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定ステップと、
    前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定ステップと、
    前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定ステップと、
    前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとの全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成ステップと
    を有することを特徴とするサービス提供方法。
  14. サービス提供者の提供するサービスを販売者の仲介により契約したサービス利用者に対して該サービスを提供するとともに、該サービス利用者が該サービスを利用するためのサービス利用画面において該販売者に関する情報の掲載を制御するためのシステムを制御するためのコンピュータ実行可能なサービス提供プログラムであって、
    新規のサービス利用者に関する契約情報が登録されたかどうか検知する検知ステップを実行させるためのプログラムコードと、
    前記検知ステップで新規の契約情報が登録されたことを検知した際、当該契約情報に基づいて、当該新規のサービス利用者の識別子に対して該新規のサービス利用者の契約を仲介した販売者の識別子を、当該新規のサービス利用者がサービスを利用するためのサービス利用画面において当該販売者に関する情報がデフォルト表示となるように対応付けて販売者登録テーブルに登録するように制御する販売者登録ステップを実行させるためのプログラムコードと、
    前記サービス利用者の指示に基づいて、当該サービス利用者が該サービスを利用するための前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かを設定する第1掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、
    前記販売者の指示に基づいて、自らの販売者に関する情報を前記サービス利用画面掲載させるか否かについて設定する第2掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、
    前記サービスを提供するサービス提供者の指示に基づいて、前記サービス利用画面に、前記販売者に関する情報を掲載させるか否かについて設定する第3掲載設定ステップを実行させるためのプログラムコードと、
    前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとの全てで掲載させると設定された場合、前記販売者登録テーブルに基づいて該サービス利用者に対応する販売者に関する情報を掲載するようにした該サービス利用画面を生成するように制御し、一方、前記第1掲載設定ステップと前記第2掲載設定ステップと前記第3掲載設定ステップとのうちの少なくともいずれかで掲載否と設定された場合、当該販売者に関する情報を掲載しないようにした該サービス利用画面を生成するように制御するサービス利用画面生成ステップを実行させるためのプログラムコードと
    を有することを特徴とするサービス提供プログラム。
  15. 請求項14に記載の前記サービス提供プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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