JP4313826B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の2輪駆動と4輪駆動との切り換え、及び差動手段の差動のロック又はロックの解除を行わせ得る動力伝達装置に関するものである。
例えば、四輪バギーやATV(All Terrain Vehicle)などの車両においては、一般に、駆動輪でない前輪に対するエンジンからの駆動力の伝達を断続し、2輪駆動と4輪駆動との切り換えを行わせる動力伝達装置を具備したものがある(例えば、特許文献1参照)。この動力伝達装置には、一般に差動手段(ディファレンシャルギア)が搭載されており、差動により左右輪の回転数の差を吸収してスムーズな旋回を行わせ得るようになっている。尚、差動手段については、ディファレンシャルギアから成るものの他、特許文献2で挙げられるものが提案されている。
更に、車両の左右何れかの一輪が、ぬかるみなど摩擦係数の小さな路面でスリップして脱出不能になったり、或いは旋回時に当該一輪が浮くと、駆動トルクが減少し走行性能が低下することから、一輪の差動を制限すべく差動手段をロック(デフロック)する機構を併せ持たせたものがある。しかして、近時においては、駆動力の断続と差動手段のロックとを任意行わせるべく、モータにて切り換え操作可能とした動力伝達装置が提案されるに至っている。
例えば、従来技術として、動力伝達装置の筐体を構成するケースの側面(左右何れかの側面)にモータを配設し、当該モータへの通電により、動力伝達装置内の作動手段を動作させ、当該作動手段に連結されたフォークを作動させてエンジンと連結された入力軸と前輪と連結された出力軸との断続を行わせるとともに、当該動作を続けて行わせることにより他のフォークを作動させ、差動手段をロックし得るものがある。
特開2003−191768号公報 特表平6−509409号公報
しかしながら、上記従来の動力伝達装置においては、動力伝達装置の筐体を構成するケースの左右何れかの側面(車両に搭載された場合の当該車両の幅方向)にモータを配設するため、前輪のタイロッド等の可動範囲が著しく制限されてしまうという問題があった。即ち、動力伝達装置は、左右の前輪(前輪が駆動輪の場合は後輪)の間に配設されるため、その側面にモータの如き比較的大きな構成要素があると、当該左右の前輪とそれぞれ連結されたステアリングリンク装置を構成するタイロッド等と干渉する虞があるため、その可動範囲を制限せざるを得なくなってしまうのである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両におけるタイロッド等のステアリングリンク装置との干渉を回避し、その可動範囲の自由度を向上させることができる動力伝達装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、車両の駆動源と連結されて軸周りに回転駆動する入力軸と、該入力軸の回転力が伝達されると、当該車両の前輪又は後輪を駆動させ得る左右一対の出力軸と、前記入力軸と出力軸との間に介装され、差動により当該出力軸の回転数の差を吸収し得る差動手段と、軸周りの回転により、前記入力軸と出力軸との連結又はその解除をさせて前記入力軸の前記出力軸に対する回転力の伝達を断続させるとともに、前記差動手段の差動を許容又はロックさせ得る作動軸と、該作動軸を任意回転させ得る駆動手段と、前記差動手段及び作動軸を収容しつつ車両に搭載されるケースとを具備し、前記作動軸により車両の2輪駆動と4輪駆動との切り換え、及び差動手段の差動のロックを行わせ得る動力伝達装置であって、前記ケースにおける車両のエンジン側に臨ませる背面から前記入力軸を前記作動軸と略平行な状態で延設させるとともに、当該ケースの背面に前記駆動手段を配設した構成とされ、且つ、前記作動軸の側面及び端面には、それぞれフォークを動作させ得る側面用カム溝及び端面用カム溝が形成されるとともに、当該作動軸の回転に伴い当該側面用カム溝及び端面用カム溝に沿ってフォークを作動させ、前記入力軸と出力軸との連結又はその解除、及び前記差動手段の差動の許容又はロックを行わせることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の動力伝達装置において、前記端面用カム溝から延びるフォークは、当該作動軸の延長線上に延びて配設されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項又は請求項記載の動力伝達装置において、前記側面用カム溝から延びるフォークは、その基端が前記作動軸を挟持して取り付けられ、当該作動軸に案内されつつ側面用カム溝に沿って作動することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ケースにおける車両のエンジン側に臨ませる背面から入力軸を作動軸と略平行な状態で延設させるとともに、当該ケースの背面に駆動手段を配設したので、動力伝達装置におけるケースの左右側面にモータ等を配設せずにすむことから、車両におけるタイロッド等の懸架装置との干渉を回避し、その可動範囲の自由度を向上させることができる。
更に、作動軸の側面及び端面には、それぞれフォークを動作させ得る側面用カム溝及び端面用カム溝が形成されるとともに、当該作動軸の回転に伴い当該側面用カム溝及び端面用カム溝に沿ってフォークを作動させ、前記入力軸と出力軸との連結又はその解除、及び前記差動手段の差動の許容又はロックを行わせるので、駆動手段の駆動により確実に2輪駆動、4輪駆動の切り換え、及び差動手段のロック又はその解除を行わせることができる。
請求項の発明によれば、端面用カム溝から延びるフォークは、作動軸の延長線上に延びて配設されたので、ケースの左右方向の寸法をより小さく設定することができ、車両におけるタイロッド等の懸架装置との干渉をより回避させることができる。
請求項の発明によれば、側面用カム溝から延びるフォークは、その基端が作動軸を挟持して取り付けられ、当該作動軸に案内されつつ側面用カム溝に沿って作動するので、当該フォークを案内するための別個の案内部材を不要とすることができ、動力伝達装置の小型化をより一層図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る動力伝達装置は、四輪バギーやATV(All Terrain Vehicle)などの車両に搭載されるとともに、2輪駆動と4輪駆動との切り換え、及び差動手段の差動のロック又はロックの解除を行わせ得るものであり、図1に示すように、車両1の前方であって前輪2a、2bの間に配設されたものである。
同図に示すように、エンジンE(駆動源)からは、車両1の後方にプロペラシャフト4が延設され、ドライブシャフト5a、5bを介して後輪3a、3bを回転駆動し得るよう構成されているとともに、当該エンジンEの前方にはプロペラシャフト6(入力軸)が延設され、本実施形態に係る動力伝達装置7と連結されている。これらプロペラシャフト4、6は、エンジンEと連結されて軸周りに回転駆動するものである。
また、動力伝達装置7の左右側面bからは、左右一対のドライブシャフト8a、8b(出力軸)が連結されて延設しており、プロペラシャフト6の回転力が伝達されると、当該車両1の前輪2a、2bを駆動させ得るよう構成されている。即ち、4輪駆動の状態であるとき、動力伝達装置7に入力されたエンジンEの駆動力は、ドライブシャフト8a、8bを介して前輪2a、2bに伝達されるので、後輪3a、3bに加え前輪2a、2bも回転駆動し得るようになっているのである。尚、2輪駆動の状態であるときは、後述するように、動力伝達装置7に入力されたエンジンEの駆動力がドライブシャフト8a、8bに伝達されず、前輪2a、2bは非駆動輪とされる。
動力伝達装置7は、図2、3に示すように、左右半割形状のケース9(左側ケース9a及び右側ケース9b)を筐体としつつ内部に収容空間を有し、当該収容空間に駆動部材13、従動部材14、差動手段10(差動装置)、作動軸11等を収容したものである。具体的には、左側ケース9aの側面bからドライブシャフト8aを延設させつつ右側ケース9bの側面bからドライブシャフト8bを延設させており、右側ケース9bにおけるエンジンE側に臨ませた背面aからプロペラシャフト6が延設されている。
駆動部材13は、ベアリングB1にて回転自在に支持されるとともに、プロペラシャフト6とスプライン嵌合にて接続されることにより、当該駆動部材13と共に軸心L1周りに回転可能なものである。従動部材14は、ベアリングB2及びB3にて回転自在に支持されるとともに、後述するスリーブA1にて駆動部材13と連結されてその回転力が伝達されると、軸心L1周りに回転可能とされたものである。かかる従動部材14の周縁には、ギアを構成する歯面14aが形成されており、当該歯面14aが差動手段10のハウジング15における歯面15aと噛み合っている。これにより、従動部材14が回転すると、その回転力が歯面14a、15aを介してハウジング15が回転し得るよう構成されている。
差動手段10は、プロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとの間に介装され、出力カム部材10aと10bの差動により当該ドライブシャフト8aと8bの回転数の差を吸収して車両1の旋回をスムーズに行わせるためのものである。具体的には、従来技術として挙げた特許文献2で開示されたものと同様、ハウジング15内には、ドライブシャフト8a、8bを嵌合するためのスプライン10aa、10baが形成された一対の出力カム部材10a、10bが収容されており、これら出力カム部材10a、10bは、軸心L2を中心として当該ハウジング15に対して相対的に回転可能とされている。
出力カム部材10a、10bには、それぞれ波形面のカム面10ab、10bbが形成されている。かかるカム面10abは、例えば7対の相互に傾斜したヘリカル面で作られる環状のジグザグ面で構成されるとともに、カム面10bbも、当該カム面10abと対応して例えば8対の相互に傾斜したヘリカル面で作られている。そして、これらカム面10ab、10bbの間には、カム従動子10cが複数個配設されている。尚、図中符号S1は、出力カム部材10bを出力カム部材10a側に押圧させる板バネを示している。
しかして、車両1の直進走行時には、カム従動子10cが荷重をカム面10ab、10bbに加えて出力カム部材10a、10bをハウジング15と共に同じ速度で回転させるとともに、車両1の旋回時には、出力カム部材10aと10bのカム面10ab、10bbの数の相違に起因して当該出力カム部材10a、10bに回転速度の差が生じる。即ち、車両旋回時には、ハウジング15に対して出力カム部材10a、10bが互いに回転差を生じ、当該ドライブシャフト8aと8bの回転数の差(前輪2a、2bにおける内輪と外輪との速度差)を吸収するのである。
作動軸11は、その軸L3周りの回転により、プロペラシャフト6(入力軸)とドライブシャフト8a、8b(出力軸)との連結又はその解除を行わせてプロペラシャフト6のドライブシャフト8a、8bに対する回転力の伝達を断続させる(断続操作)とともに、差動手段10の差動を許容又はロックさせ得る(デフロック操作)ものである。即ち、作動軸11は、軸L3周りの回転により、入力軸と出力軸との断続操作と、差動手段10に対するデフロック操作とを行わせ得るものである。
尚、作動軸11は、小径円筒状部材から成る小径部11aと、該小径部11aの一端に係止されて大径円筒状部材から成る大径部11bとから構成されており、小径部11aがベアリングB6にて回転自在に支持されつつ大径部11bがブッシュB7にて回転自在に支持されている。そして、後述する駆動手段12が駆動すると、小径部11a及び大径部11bが共に軸L3周りに回転し得るよう構成されている。即ち、作動軸11全体として、その両端がベアリングB6及びブッシュB7にて回転自在に支持されているのである。
作動軸11の側面(小径部11aの側面)には、図6に示すように、第1フォークF1を動作させ得る側面用カム溝11aaが形成されており、該側面用カム溝11aa内にはピンP2が挿通されている。第1フォークF1には、図7に示すように、その基端に作動軸11(小径部11a)を挿通させ得る挿通孔F1aが形成されており、基端側で作動軸11を挟持しつつ取り付けられているとともに、当該挿通孔F1aの下縁から側面用カム溝11aaに向かってピンP2が圧入にて突出形成されている。
これにより、作動軸11が回転すると、側面用カム溝11aaに沿ってピンP2が移動し、それに伴い第1フォークF1が作動軸11に案内されつつ作動するようになっている。第1フォークF1の先端は、駆動部材13側に形成されたスリーブA1と係止されており、当該第1フォークF1が作動すると、図4に示すように、スリーブA1が移動して従動部材14に形成されたスプラインと嵌合し、これにより駆動部材13と従動部材14とを連結させ、プロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとを連結し得るよう構成されている。この状態で、車両の前輪2a、2bが駆動輪となり、4輪駆動に切り替わる。
その後、作動軸11が反対方向に回転すると、側面用カム溝11aaに沿ってピンP2が逆方向に移動し、それに伴い第1フォークF1が作動軸11に案内されつつ初期位置まで戻るので、図2に示すように、スリーブA1が元の位置まで移動して駆動部材13と従動部材14との連結が解除されるよう構成されている。しかして、車両は、4輪駆動から2輪駆動へと切り替わることとなる。
一方、作動軸11の大径部11bには、図8に示すように、その端面に第2フォークF2を動作させ得る端面用カム溝11baが形成されており、該端面用カム溝11ba内にはピンP3が挿通されている。第2フォークF2は、図9に示すように、その基端側にピンP3を具備しつつ先端側でスリーブA2を係止するとともに、作動軸11の延長線(軸L3)上に延びて配設されている。
これにより、作動軸11が回転すると、端面用カム溝11baに沿ってピンP3が移動し、それに伴い第2フォークF2が作動してスリーブA2を図2中上方へ移動させ得るよう構成されている。尚、端面用カム溝11baは、作動軸11の回転に伴い第1フォークF1が作動してプロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとが連結した後、第2フォークF2を作動させるよう設定されている。
スリーブA2は、図10に示すように、複数(本実施形態においては3本)のピンP1が一体的に突出形成されており、第2フォークF2が作動すると、図4に示すように、当該ピンP1が出力カム部材10aの嵌合孔10acに挿通されるようになっている。ピンP1が出力カム部材10aに挿通すると、当該出力カム部材10aとハウジング15とが連結されることとなり、差動手段10の差動がロック(デフロック)される。
その後、作動軸11が反対方向に回転すると、端面用カム溝11baに沿ってピンP3が逆方向に移動し、それに伴い第2フォークF2が初期位置まで戻るので、図2に示すように、スリーブA2が元の位置まで移動してピンP1を出力カム部材10aの嵌合孔10acから離間させ、差動手段10の差動を許容(即ち、デフロックを解除)するよう構成されている。
一方、駆動手段12は、図3に示すように、モータMと、ウォームギアG1及びギアG2で構成されるギア群と、スプリングSと、回転軸部材16と、回転部材18とから主に構成されている。モータMは、通電によりその出力軸Maを回転駆動させるものであり、正転及び逆転駆動が可能とされている。ウォームギアG1は、出力軸Maと連結されて、モータMの駆動に伴い回転可能とされたものである。
ギアG2は、大径ギアG2aと小径ギアG2bとを有するものであり、大径ギアG2aがウォームギアG1と噛み合っているとともに、小径ギアG2bが回転部材18の周縁に形成された歯面と噛み合って構成されている。回転部材18は、その周方向にスプリングSを収容したもので、ギアG2の回転と連動して、当該スプリングSと共に軸L3を中心として回転可能とされている。
回転軸部材16は、回転部材18の中心部を貫通して形成され、軸L3を軸心としつつその軸周りに回転可能とされたもので、その端面には連結部材17が固定されている。かかる連結部材17には、折り曲げ部17aが延設されており、該折り曲げ部17aがスプリングSの端部と当接して構成されている。これにより、回転部材18が回転すると、その回転力がスプリングSを介して連結部材17に伝達され、回転軸部材16を回転し得るようになっている。
回転軸部材16には、既述した作動軸11の一端が係止されており、モータMの回転駆動により作動軸11を任意回転させ得るよう構成されている。即ち、モータMが回転駆動すると、その回転力がウォームギアG1、ギアG2、回転部材18、スプリングS、連結部材17及び回転軸部材16に伝達され、当該回転軸部材16に係止された作動軸11を回転するのである。
次に、本実施形態に係る動力伝達装置7の作用について説明する。
まず、車両を2輪駆動から4輪駆動に切り換えるには、モータMを駆動させて作動軸11(小径部11a及び大径部11b)を軸L3周りに回転させる。これにより、第1フォークF1が作動軸11に案内されつつ小径部11aの周面を摺動することにより作動し、スリーブA1を従動部材14のスプラインに嵌合させる。尚、スリーブA1のスプライン形状とこれに対応する従動部材14側のスプラインとが合致していない場合、スプリングSが収縮することにより、駆動手段12側(具体的には回転部材18)の回転を吸収している。
しかして、モータMの駆動を継続して行わせつつスリーブA1がスプライン嵌合するまで作動軸11の回転を停止させることができる。そして、スリーブA1のスプライン形状とこれに対応する従動部材14側のスプラインとが合致すると、スプリングSが伸長して当該スリーブA1が規定位置まで移動し、従動部材14とスプライン嵌合することとなる。これにより、駆動部材13と従動部材14とを連結させ、プロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとを連結することにより、エンジンEの駆動力を後輪3a、3b及び前輪2a、2bに伝達し得るようになっている。
尚、上記の作動過程においては、ピンP3は、端面用カム溝11baの円弧状に形成された部位に挿通された状態となり、第2フォークF2は作動しない。その状態から差動手段10の差動をロック(デフロック)するには、モータMを更に回転させ、作動軸11(小径部11a及び大径部11b)を軸L3周りに回転させる。それに伴い大径部11bの端面用カム溝11baに沿って第2フォークF2が作動するので、スリーブA2が図2中上方へ移動し、ピンP1を出力カム部材10aの嵌合孔10acに挿通させる。尚、スリーブA2のピンP1と嵌合孔10acとが合致していない場合、スプリングSが収縮することにより、駆動手段12側(具体的には回転部材18)の回転を吸収している。
しかして、モータMの駆動を継続して行わせつつスリーブA2がスプライン嵌合するまで作動軸11の回転を停止させることができる。そして、スリーブA2のピンP1と嵌合孔10acとが合致すると、スプリングS2が伸長して当該スリーブA2が規定位置まで移動し、ピンP1が嵌合孔10acに挿通することとなる。これにより、当該出力カム部材10aとハウジング15とが連結され、差動手段10の差動がロック(デフロック)されることとなる。
尚、モータMを反対方向に回転駆動させれば、作動軸11をその軸L3周りであって反対方向に回転させることができ、作動手段10の差動の許容(デフロックの解除)、及びプロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとの連結の解除を順次行わせることができる。このように、本実施形態に係る動力伝達装置7によれば、作動軸11により車両1の2輪駆動と4輪駆動との切り換え、及び差動手段10の差動のロック(デフロック)を任意行わせることができる。
ここで、本実施形態においては、ケース9における車両1のエンジンE側に臨ませる背面aから入力軸としてのプロペラシャフト6を当該ケース9内の作動軸11と略平行な状態で延設させるとともに、当該ケース9の背面aに駆動手段12を配設している。従って、動力伝達装置7におけるケース9の左右側面bにモータ等を配設せずにすむことから、車両1におけるタイロッド等の懸架装置(図示せず)との干渉を回避し、その可動範囲の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、作動軸11の側面及び端面には、それぞれ第1フォークF1、第2フォークF2を動作させ得る側面用カム溝11aa及び端面用カム溝11baが形成されるとともに、当該作動軸11の回転に伴い当該側面用カム溝11aa及び端面用カム溝11baに沿って第1フォークF1及び第2フォークF2を作動させ、プロペラシャフト6とドライブシャフト8a、8bとの連結又はその解除、及び差動手段10の差動の許容又はロックを行わせるので、駆動手段12の駆動により確実に2輪駆動、4輪駆動の切り換え、及び差動手段10のロック又はその解除を行わせることができる。
更に、端面用カム溝11baから延びる第2フォークF2は、作動軸11の延長線上に延びて配設されたので、ケース9の左右方向の寸法をより小さく設定することができ、車両におけるタイロッド等の懸架装置との干渉をより回避させることができる。また更に、側面用カム溝11aaから延びる第1フォークF1は、その基端が作動軸11を挟持して取り付けられ、当該作動軸11の周面で案内されつつ側面用カム溝11aaに沿って作動するので、当該第2フォークF2を案内するための別個の案内部材を不要とすることができ、動力伝達装置7の小型化をより一層図ることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば自動車等他の車両に適用されたものであってもよい。他の車両に適用した場合、エンジンの駆動力を常時前輪に伝達させるとともに、後輪への伝達の断続を行わせ、2輪駆動と4輪駆動とを切り換え可能とされたものとしてもよい。また、入力軸としてのプロペラシャフト6と作動軸11とは、車両2に対して左右(車両2の幅方向)に並設されているが、当該車両2に対して上下(車両2の高さ方向)に略平行に配設されたものであってもよい。
ケースにおける車両のエンジン側に臨ませる背面から入力軸を作動軸と略平行な状態で延設させるとともに、当該ケースの背面に駆動手段を配設した構成とされ、且つ、作動軸の側面及び端面には、それぞれフォークを動作させ得る側面用カム溝及び端面用カム溝が形成されるとともに、当該作動軸の回転に伴い当該側面用カム溝及び端面用カム溝に沿ってフォークを作動させ、入力軸と出力軸との連結又はその解除、及び前記差動手段の差動の許容又はロックを行わせる動力伝達装置であれば、外観形状等が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置が適用される車両を示す模式図 同動力伝達装置を示す全体断面図 同動力伝達装置における駆動手段の内部構成を示す模式図 同動力伝達装置(4輪駆動に切り換えた状態)を示す全体断面図 同動力伝達装置(差動手段の差動をロックした状態)を示す全体断面図 同動力伝達装置における側面用カム溝を示す作動軸の展開図 同動力伝達装置における側面用カム溝に沿って作動するフォークを示す模式図 同動力伝達装置における端面用カム溝を示す作動軸の端面図 同動力伝達装置における端面用カム溝に沿って作動するフォークを示す模式図 同端面用カム溝に沿って作動するフォークと係止するスリーブを示す模式図
符号の説明
1 車両
2a、2b 前輪
3a、3b 後輪
4 プロペラシャフト
5a、5b ドライブシャフト
6 プロペラシャフト(入力軸)
7 動力伝達装置
8a、8b ドライブシャフト
9 ケース
10 差動手段
11 作動軸
11aa 側面用カム溝
11ba 端面用カム溝
12 駆動手段
13 駆動部材
14 従動部材
15 ハウジング
16 回転軸部材
17 連結部材
18 回転部材
M モータ
F1 第1フォーク
F2 第2フォーク
A1、A2 スリーブ
a (ケースの)背面
b (ケースの)側面

Claims (3)

  1. 車両の駆動源と連結されて軸周りに回転駆動する入力軸と、
    該入力軸の回転力が伝達されると、当該車両の前輪又は後輪を駆動させ得る左右一対の出力軸と、
    前記入力軸と出力軸との間に介装され、差動により当該出力軸の回転数の差を吸収し得る差動手段と、
    軸周りの回転により、前記入力軸と出力軸との連結又はその解除をさせて前記入力軸の前記出力軸に対する回転力の伝達を断続させるとともに、前記差動手段の差動を許容又はロックさせ得る作動軸と、
    該作動軸を任意回転させ得る駆動手段と、
    前記差動手段及び作動軸を収容しつつ車両に搭載されるケースと、
    を具備し、前記作動軸により車両の2輪駆動と4輪駆動との切り換え、及び差動手段の差動のロックを行わせ得る動力伝達装置であって、
    前記ケースにおける車両のエンジン側に臨ませる背面から前記入力軸を前記作動軸と略平行な状態で延設させるとともに、当該ケースの背面に前記駆動手段を配設した構成とされ、且つ、前記作動軸の側面及び端面には、それぞれフォークを動作させ得る側面用カム溝及び端面用カム溝が形成されるとともに、当該作動軸の回転に伴い当該側面用カム溝及び端面用カム溝に沿ってフォークを作動させ、前記入力軸と出力軸との連結又はその解除、及び前記差動手段の差動の許容又はロックを行わせることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記端面用カム溝から延びるフォークは、当該作動軸の延長線上に延びて配設されたことを特徴とする請求項記載の動力伝達装置。
  3. 前記側面用カム溝から延びるフォークは、その基端が前記作動軸を挟持して取り付けられ、当該作動軸に案内されつつ側面用カム溝に沿って作動することを特徴とする請求項又は請求項記載の動力伝達装置。
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