JP4313253B2 - パラレルシーム接合装置 - Google Patents
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Description
図1ないし図3により本発明に係る第1の実施形態であるパラレルシーム接合装置100について説明する。図1はパラレルシーム接合装置100を示す図であり、図2はパラレルシーム接合装置100における駆動回路の1形態を示す図であり、図3はパラレルシーム接合装置100を説明するための波形図である。
図1、図4、図5によって本発明に係る第2の実施形態であるパラレルシーム接合について説明する。図4は、この実施形態によるパルス状直流電流Pの波形を示す波形図である。図5はこのパラレルシーム接合装置における駆動回路9Dの別の1形態を示す図である。図5において、図1、図2で用いた記号と同一の記号は同じ名称の部材を示すものとする。この実施形態2が前記実施形態1と異なる点は、高周波信号発生回路9D1からの高周波パルス信号Hを、パルス幅設定回路9D6に従ってパルス幅制御を行う高周波パルス幅変調信号発生器9D5を備え、高周波パルス幅変調信号発生器9D5が出力する高周波パルス幅変調信号hのパルス幅を制御することによって、パルス状直流電流Pの初期電流値Iaを途中から予め決めた電流値Ibに減少させるところにある。このようにパルス状直流電流Pの電流値を途中から減少させることによって、前述の蓄熱現象による問題点を解決している。高周波パルス幅変調信号発生器9D5は、一般的には、高周波信号発生回路9D1からの高周波パルス信号Hを鋸歯状の電圧波形にし、パルス幅設定回路9D6からの信号によって変化する電圧レベルと比較し、前記鋸歯状の電圧の上昇部分と下降部分と前記電圧レベルの信号とが交わる2点の間の時間幅でパルス幅を決めるものである。
図1、図5、図6によって本発明に係る第3の実施形態であるパラレルシーム接合について説明する。図6はこの実施形態によるそれぞれのパルス状直流電流の波形を示す波形図である。パラレルシーム接合装置の構成は実施形態2のものと同様であり、図1における電流設定回路9Bの電流設定の変更と、図5におけるパルス幅設定回路9D6の基準電流設定の変更などを行うことによって実現される。
図1、図5、図7によって本発明に係る第4の実施形態であるパラレルシーム接合について説明する。図7はこの実施形態によるそれぞれのパルス状直流電流Pの波形を示す波形図である。パラレルシーム接合装置の構成の概要は実施形態2のものと同様であり、図1における電流設定回路9Bの電流設定の変更と、図5におけるパルス幅設定回路9D6の基準電流設定の変更などを行うことによって実現される。図7のパルス状直流電流Pの波形は、電流値が交互に小さくなっている。電流値の大きなパルス状直流電流P1の場合には、図5に示す高周波パルス幅変調信号発生器9D5の高周波パルス幅変調信号hのパルス幅は大きい。つまり、パルス幅設定回路9D6は高周波パルス幅変調信号hのパルス幅を大きくするレベルの信号を出力する。次に、パルス状直流電流P1に比べて値が20〜30%小さいパルス状直流電流P2の場合には、パルス幅設定回路9D6は高周波パルス幅変調信号hのパルス幅を20〜30%小さくするレベルの電圧信号を出力する。一般的なパルス幅制御では、鋸歯状波電圧と比較される前記レベルの電圧信号を高くすることによって、高周波パルス幅変調信号hのパルス幅は小さくなる。
図1、図5、図8によって本発明に係る第5の実施形態であるパラレルシーム接合について説明する。図8はこの実施形態における接合工程の終了近傍のパルス状直流電流の波形を示す波形図である。この実施形態では、図1に示した制御回路9の電流設定回路9Bが接合工程の終了近傍でパルス幅を狭くする電流設定パターンを有すると共に、図5に示す駆動回路9Dにおける高周波パルス幅変調信号発生器9D5がパルス幅一定の高周波パルス幅変調信号hを発生するところに特徴がある。したがって、この実施形態では、接合工程の終了近傍におけるパルス状直流電流P1、P2、P3の電流値は一定であり、電流設定回路9Bの電流設定パターンに従って、PWM信号発生回路9D2は100Hz以下の低周波数のパルス幅制御信号Lのパルス幅を狭くする。これによって、インバータ運転時間T1は短くなるのでパルス状直流電流P1、P2、P3のパルス幅が狭くなり、パッケージ19とキャップ21とに通電される電流量が減ると共に、パルス状直流電流P1とP2との間隔、パルス状直流電流P2とP3との間隔が長くなるので、冷却時間が長くなり、前述の蓄熱現象による影響の無い良好な接合結果を得ることができる。
また、インバータ部7については、前述のような2個の半導体スイッチと2個のコンデンサとをブリッジ構成に接続したハーフブリッジ回路、又は小電流容量の場合には1個の半導体スイッチを用いたシングルエンデッドタイプの回路など種々の公知のインバータ構成を適用できる。
3・・・入力側整流回路
5・・・エネルギー蓄積用コンデンサ
7・・・インバータ部
9・・・制御回路
9A・・・制御回路
9B・・・電流設定回路
9C・・・演算回路
9D・・・駆動回路
9D1・・・高周波信号発生回路
9D2・・・PWM信号発生回路
9D3・・・AND論理回路
9D4・・・分周・電力増幅回路回路
9D5・・・高周波パルス幅変調信号発生器
9D6・・・パルス幅設定回路
11・・・溶接トランス
13・・・出力側整流回路
15、17・・・ローラ電極
19・・・パッケージ
21・・・キャップ
Claims (6)
- 交流入力電源と、
前記交流入力電源からの交流電力を直流電力に変換する入力側整流回路と、
該入力側整流回路から前記直流電力が供給されるコンデンサと、
半導体スイッチを備えるインバータ部と前記半導体スイッチを前記交流入力電源の周波数に比べて高いスイッチング周波数でオンオフさせる制御部とを備えるインバータ回路と、
該インバータ回路が接続されている1次巻線と出力側整流回路が接続されている2次巻線とを有する溶接トランスとを備え、
回路部品を収容しているパッケージとキャップとにローラ電極を介して溶接電流を流して前記パッケージとキャップとを固着するパラレルシーム接合装置において、
前記インバータ回路の前記制御部は、高い周波数の高周波パルス信号Hと、高周波パルス信号Hに比べて低い周波数の低周波パルス幅制御信号LとをAND論理し、このAND論理で得られた信号により、インバータ運転時間T1において前記インバータ部を高周波パルス信号Hの高い周波数でスイッチング動作させ、
低周波パルス幅制御信号Lのデューティサイクルによって、前記インバータ部がスイッチング動作しないインバータ運転停止時間T2をインバータ運転時間T1よりも長くなるように決め、
インバータ運転時間T1において、高周波パルス信号Hの高周波数で前記半導体スイッチがスイッチングすることにより得られる高周波交流電流を前記溶接トランスを通して前記出力側整流回路に出力して脈動するパルス状直流電流とし、
前記溶接トランスの2次側回路は、前記パルス状直流電流をインバータ運転時間T1の時間内では、前記脈動を断続させないインダクタンスを有し、
前記パルス状直流電流を前記溶接電流として前記パッケージとキャップとに通電することを特徴とするパラレルシーム接合装置。 - 請求項1において、
前記インバータ回路の制御部は、溶接電流を検出する電流検出回路、電流設定回路、前記電流検出回路で検出された検出信号と前記電流設定回路からの電流設定信号とを演算して、それの差に相当する信号を出力する演算回路、該演算回路からの信号に応じて溶接電流の前記検出信号が前記電流設定信号に等しくなるような駆動信号を前記インバータ部に与える駆動回路で構成され、
前記駆動回路は、可聴周波数を越える高周波の高周波パルス信号Hを発生する高周波信号発生回路、前記高周波パルス信号Hに比べて低周波数パルス幅制御信号Lを発生するPWM信号発生回路、前記高周波パルス信号Hと前記パルス幅制御信号LとのAND論理を行うAND論理回路、及び該AND論理回路からの信号を分周して前記インバータ部の前記半導体スイッチそれぞれの駆動端子に駆動信号を出力する分周・電力増幅回路からなることを特徴とするパラレルシーム接合装置。 - 請求項1又は請求項2において、
前記インバータ運転時間の途中から前記インバータ回路の前記半導体スイッチのオンパルス幅を急激に小さくして、前記パルス状直流電流を段階的に減少させることを特徴とするパラレルシーム接合装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
前記インバータ運転時間の途中から前記インバータ回路の前記半導体スイッチのオンパルス幅を徐々に小さくして、前記パルス状直流電流を所定の傾斜又は曲線に従って減少させることを特徴とするパラレルシーム接合装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、
前記インバータ運転時間における前記半導体スイッチのオンパルス幅は、その直ぐ前の前記インバータ運転時間における前記半導体スイッチのオンパルス幅よりも小さいことを特徴とするパラレルシーム接合装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、
前記パッケージとキャップとの接合工程の途中から前記インバータ運転時間を短くして前記インバータ運転停止時間を長くすることを特徴とするパラレルシーム接合装置。
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