JP4312530B2 - プロセスカートリッジおよび前記プロセスカートリッジを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は、複写機、プリンター、FAXなどの画像形成装置の本体に対して着脱可能に一体的に構成されたプロセスカートリッジ、並びにこれらのカートリッジが着脱可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の画像形成装置としては、画像形成装置本体に着脱可能としたプロセスカートリッジが組み込まれたものが知られている。このプロセスカートリッジは、像担持体としての感光体ドラムと、帯電装置、クリーニング装置、除電装置などの画像形成プロセスに用いる装置の少なくともひとつとを一体的にカートリッジ化したものである。
従来は、感光体を内包したプロセスカートリッジを装着する時に、感光体の位置決めが行われている。感光体ドラムの位置決めは、特許文献1、2や図11(a)に示すように装置本体から延びるドラム駆動軸109を感光体ドラム101の中心に挿入することで行われる。具体的には、感光体ドラム両端のドラムフランジ102A、102Bの中心に孔を設け、そこにドラム軸を貫通させることで感光体ドラムの位置決めを行っていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−281849号公報
【特許文献2】
特開平2000−194249号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、A2幅以上の普通紙が転写できるような画像形成装置に用いる感光体ドラムは、感光体ドラムの素管長が400mmを越えた長いものとなる。このように、素管長の長い感光体ドラムの場合、ドラム駆動軸109の長さが長くなり、プロセスカートリッジが装置から取り外されている時に、ドラム駆動軸自体の自重でその先端が図11(b)中の下向きの矢印110に示すように、下側に倒れてしまう場合があった。その結果、ユニット引出し方向側のドラムフランジ102A(図中手前側)の孔にドラム駆動軸109をうまく挿入することができず、感光体ドラムの位置決めが容易に行えずにプロセスカートリッジの装着作業が煩雑になる場合があった。さらに、プロセスカートリッジが装置本体内へ容易に挿入できるように、プロセスカートリッジと装置本体との間には、隙間が設けられている。よって、プロセスカートリッジ挿入時において、プロセスカートリッジは装置本体に対してある程度自由に動ける状態となっている。このような状態もドラムフランジ102A(図中手前側)の孔にドラム駆動軸の先端を挿入しにくい一要因となっていた。また、ドラム軸が長くなることで、装置の重量やコスト等も嵩んでいた。
【0005】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、像担持体の装置本体に対する位置決めを容易に行うことができ、かつ、像担持体における軸方向の一端の画像形成装置本体に対する位置決めが解除されているときにおける像担持体の損傷を抑制するプロセスカートリッジを提供すること。また、これにより、プロセスカートリッジの装置への取り付けを容易に行うことができる画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、前記像担持体表面をクリーニングするクリーニング装置とを少なくとも内包し、画像形成装置本体から着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、前記像担持体における軸方向の一端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、当該プロセスカートリッジが装置本体に装着された状態で、画像形成装置本体内に設けられた前記像担持体の駆動軸によりなされるものであり、前記像担持体における軸方向の他端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、前記像担持体の駆動軸以外の部材によりなされ、当該プロセスカートリッジが装置本体から取り外されている状態では、前記像担持体における軸方向の一端部が当該プロセスカートリッジに対して位置決めされないものであって、前記クリーニング装置は、前記像担持体表面に食い込ませたブラシローラと、先端縁を前記像担持体表面に圧接させたクリーニングブレードと、前記像担持体表面の両端部に圧接させた端部シールとを有し、前記ブラシローラの前記像担持体に対する加圧力と前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する加圧力と前記端部シールの前記像担持体に対する加圧力とにより前記像担持体が一方向に押しやられるように、前記ブラシローラ、前記クリーニングブレードおよび前記端部シールを設け、前記ブラシローラの前記像担持体に対する加圧力と前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する加圧力と前記端部シールの前記像担持体に対する加圧力とにより前記像担持体が移動するのを規制するストッパ部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1のプロセスカートリッジにおいて、前記像担持体における軸方向の他端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に対して位置決め固定されることで行われることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のプロセスカートリッジにおいて、前記像担持体における軸方向の端部には、凸部が形成されており、前記凸部が当該プロセスカートリッジに位置決めされていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項1乃至の発明は、画像形成装置本体内における像担持体軸方向一端部の位置決めを、画像形成装置本体内に設けられた像担持体の駆動軸により行い、像担持体軸方向他端部の位置決めを、駆動軸とは別の部材で行う。従来の構成では、像担持体の両端部の装置本体に対する位置決めを駆動軸で行うものでは、上述したように像担持体の他端部のフランジの孔に駆動軸を挿入して他端部の装置本体に対する位置決めを行っていたが、他端部の位置決めを駆動軸とは、駆動軸とは別の部材で行うので、像担持体の他端部の位置決めを従来の構成のような位置決めを行わなくてもよい。よって、従来構成のような像担持体装置本体に対する位置決めが容易に行えないという不具合が生じるのを抑制することができる。その結果、プロセスカートリッジの装着作業が煩雑になるということがない。また駆動軸は、像担持体軸方向の一端のみを位置決めするので、駆動軸を像担持体の素管長より短くしても、何ら問題がなくなる。よって駆動軸を短くでき、これにより、装置の重量およびコストを削減することができる。
また、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外した状態のときでも、像担持体は、クリーニング装置のブラシローラとクリーニングブレードと端部シールとによって一方向に押されて、規制部材によって移動が規制される。これによって、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外した状態のときプロセスカートリッジ内の部品とぶつかって傷つくのを抑制できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る実施形態の画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置には像担持体として感光体ドラム1を中央に備え感光体ドラム1の周囲に以下の装置を配設する。帯電ローラ等で感光体ドラム1の表面を帯電する帯電装置2やレーザー光線等で感光体ドラム1の一様帯電処理面に潜像を形成する露光装置3を配設する。また、感光体ドラム1に形成された潜像に対し帯電したトナーを付着させることでトナー像を形成させる現像装置4、転写ローラ等で感光体ドラム1上に形成されたトナー像を転写紙6に転写する転写装置5を配設する。さらに、転写後に感光体ドラム1上に残ったトナーを除去するクリーニング装置7、感光体ドラム1上の残留電位を除去する除電装置8を配設する。そして、感光体ドラム1とクリーニング装置7がプロセスカートリッジ26としてカートリッジ化されている。
【0009】
次に、感光体ドラムについて説明する。図2は感光体ドラムが装置本体の駆動軸に挿入された状態を示す図である。感光体ドラム1は、画像形成装置の本体側板11により支持されるドラム駆動軸9に挿入される。このドラム駆動軸9にジョイント10を設ける。このジョイント10は、感光体ドラム1の駆動軸側フランジ16と係合する(図3参照)。これにより、ドラム駆動軸9と感光体ドラム1とが共に回転する。
【0010】
また、画像形成装置の本体側板11に、感光体ドラム1を回転駆動させる感光体ドラム駆動装置を設ける。この駆動装置は、図示しない駆動モータからのびる駆動軸に固着された駆動ギア13からの駆動力を伝達する。そして、本体側板11に駆動プーリ14、ドラム駆動軸9に感光体プーリ12、駆動プーリ14と感光体プーリ12とを掛け渡す駆動ベルト15を備えている。このような構成の感光体ドラム駆動装置において、駆動モータに連結された駆動ギア13から出力される駆動力は、駆動プーリ14からのびる軸に固着されたギア13aに伝達され、駆動プーリ14に伝達される。そして駆動プーリ14より駆動ベルト15を介してドラム駆動軸9の感光体プーリ12に伝達される。感光体プーリ12に伝達された駆動力によりドラム駆動軸9が回転することで、ドラム駆動軸9に連結している感光体ドラム1が回転駆動する。このようにして、駆動モータの出力は、感光体ドラム1に伝達される。
【0011】
感光体プーリ12の直径より大きな外径を有する円盤状の慣性質量部材27がドラム駆動軸9に固定されている。このように、大きな慣性質量部材27をつけると、慣性質量の効果を増して、感光体ドラム10の回転を安定させることができる。
【0012】
図3に示すように、感光体ドラム1の本体側板側端部(図中右側)に駆動軸側フランジ16を感光体ドラム1と一体的に設けている。一方、反対側の端部にインサートフランジ17を感光体ドラム1と一体的に設けている。インサートフランジ17および駆動軸側フランジ16は、モールドにて形成している。そして、駆動軸側フランジ16の中心に前記ドラム駆動軸9が挿入される孔16aを設け、その孔16aの周囲にはボス部16bが設けられている。このボス部16bには、ドラム駆動軸9のジョイント10と係合する溝部18を設ける。ドラム駆動軸9の長さは、感光体の素管長に対して約5分の1の長さとしている。インサートフランジ17の中心部に、プロセスカートリッジのフレームに取り付けるための凸部19を設ける。
【0013】
感光体ドラム1の位置決めは、感光体ドラムの両端部に取り付けたフランジ16、17がそれぞれ別の部材によって位置決めされることで行われる。まず、駆動軸側フランジ16は、ドラム駆動軸9を駆動軸側フランジ16の孔に挿入して、溝部17にドラム駆動軸9のジョイント10を係合させることで位置決めが行われる。一方、感光体ドラムのもう一端のインサートフランジ17は、プロセスカートリッジを装置本体に精度良く装着されることで位置決めが行われる。まず、インサートフランジ17をプロセスカートリッジ内に位置決めする。図4に示すように、インサートフランジ17の中心部の凸部19をプロセスカートリッジのケース側面に設けられた穴26aに取り付ける。次に、ドラム位置決め部材31の玉軸受けが収納されている部分に前記凸部19に挿入して、位置決め部材31の玉軸受け部と凸部19を嵌合させる。そして、前記ドラム位置決め部材31をプロセスカートリッジのケース側面にねじ止めすることで、インサートフランジ17がプロセスカートリッジ内に位置決め固定される。
このように、感光体のインサートフランジ17をプロセスカートリッジ内に位置決め固定して、このプロセスカートリッジ自体を精度よく装置に取り付ければ、感光体ドラムのインサートフランジ17が装置本体に対して精度良く位置決めされることとなる。そのプロセスカートリッジの装置への固定は、プロセスカートリッジの装置抜き出し方向側のフレームの両端にそれぞれ位置決め孔を設ける。装置本体のプロセスカートリッジの抜き出し方向側側面に前記位置決め孔と係合する位置決めピンをそれぞれ設ける。プロセスカートリッジの位置決め孔200に、装置本体の位置決めピンを係合させる。前記位置決めピンの先端部には、ねじ溝が切ってあり、前記ねじ溝にキャップをねじ入れることでプロセスカートリッジの装置への装着が完了する。
【0014】
図5は、プロセスカートリッジに内包された装置であるクリーニング装置7の概略図を示している。図6は、クリーニング装置開口部の概略図である。このクリーニング装置7は、クリーニングケース20内に配置して、感光体ドラム1の表面に接触するブラシローラ21を備えている。また、クリーニングケース20の開口部の下端縁からブラシローラ21にかけての両端部にそれぞれ、図6に示すような感光体ドラム1の表面の両端部のみに接触する端部シール22を備えている。さらに、クリーニングケース20の開口部の上端部に、先端縁が感光体ドラム1の表面に圧接するクリーニングブレード28を備えている。
端部シール22は、トナーがクリーニングケース20の開口端部から落下しないよう、図7に示すように、ある程度の圧力をかけ、感光体ドラム1に食い込むように設けている。また、ブラシローラ21は、図8に示すように、0.5〜3mm、感光体ドラムに食い込ませるようにして設けている。クリーニングブレード28は、クリーニングケース20に揺動自在に取り付けられているブレードホルダ30の一端に取り付けられている。クリーニングケース20の外側には、加圧スプリング23が取り付けられており、その一端をブレードホルダ30の他端に取り付け、ブレードホルダ30を下側に付勢している。これにより、図5に示すように、ブレードホルダ30の一端は、クリーニングケース20との取り付け部30aを中心として反時計回りに回転する。これにより、感光体ドラム1にクリーニングブレードが圧接するようになる。
そして、ブラシローラ21と、端部シール22と、クリーニングブレード28は、図5および図6からわかるように、互いに近接して設けられている。具体的には、ブラシローラ21の真上にクリーニングブレード28を配設して、クリーニングブレード28の両端部に、それぞれ一つずつ端部シール22を配設している。これにより、図5の矢印29に示すように、これらの力は、ほぼ同一方向から感光体ドラム1にかかるようになる。よって、図9に示すように、感光体ドラム1は、常にクリーニング装置から離間する方向に押し付けられている状態となる。従って、プロセスカートリッジを装置本体から取り外して、感光体ドラム1とドラム駆動軸との連結が解除されても、感光体ドラムは、常にクリーニング装置から離間する方向に押されて、プロセスカートリッジ内のある部分に当接する。その結果、振動等によって感光体ドラムがプロセスカートリッジ内をむやみに移動することがなくなり、感光体ドラムがプロセスカートリッジ内の部品と接触して傷つくことがなくなる。
【0015】
上記の場合、感光体ドラムに装着された駆動軸が感光体から外されたとき、クリーニング装置の部材によって、感光体ドラム1は、クリーニング装置から離間する方向に移動して、プロセスカートリッジのある部分に当接することで、感光体ドラムがプロセスカートリッジ内をむやみに移動することを防止しているが、この加圧力に対する感光体ドラムの移動をも規制する手段を設けて、感光体ドラム1をプロセスカートリッジ内で全くの移動不能状態にすることも可能である。この規制する手段の一例を図10に示す。プロセスカートリッジのフレーム側面にU字溝25を設ける。このU字溝25はインサートフランジの凸部19を保持している。感光体ドラム1は、図10の矢印の向きに加圧力29によって押し付けられている。U字溝の側面25aが凸部19の加圧力29方向(クリーニング装置から離間する方向)への移動を規制する。これにより、プロセスカートリッジを装置本体から取り外して、感光体ドラム1とドラム駆動軸との連結が解除されても、感光体ドラム1は加圧力方向29(クリーニング装置から離間する方向)へ移動しなくなり、取り外し時においても、感光体ドラム1がプロセスカートリッジ内で移動するのを完全に規制する。
【0016】
本実施形態においては、感光体ドラムの一端の位置決めは、駆動側フランジの孔部にドラム駆動軸を挿入して行う。一方、他端の位置決めは、まず、インサートフランジの凸部にドラム位置決め部品31を勘合させてプロセスカートリッジのケースに感光体ドラムの他端を固定する。次にプロセスカートリッジの装置抜き出し方向側に設けた位置決め孔を装置本体に設けた位置決めピンに勘合させ、前記位置決めピンにキャップをねじ込んで、プロセスカートリッジを装置本体に固定する。このように、感光体のインサートフランジ17をプロセスカートリッジ内に位置決め固定し、このプロセスカートリッジ自体を精度よく装置に位置決め固定することで、感光体ドラムの他端が装置本体に精度良く位置決めされる。これにより、従来のように感光体ドラムのインサートフランジ17の中心孔に、ドラム駆動軸を挿入しなくとも、感光体ドラムの位置決めが行える。この結果、インサートフランジの孔にドラム駆動軸をうまく挿入することができずに感光体ドラムの位置決めが容易に行えない結果、プロセスカートリッジの装着作業が煩雑になるということがない。また、ドラム駆動軸は、駆動軸側フランジのみを位置決めするので、ドラム駆動軸を感光体ドラムの素管長より短くしても、何ら問題がなくなる。よって、ドラム駆動軸を短くでき、これにより、装置の重量およびコストを削減することができる。
また、本実施形態においては、感光体ドラムをプロセスカートリッジ内のクリーニング装置の部材によって一方向に加圧して、プロセスカートリッジが装置本体から取り外されたときに、感光体がむやみに移動するのを防止している。従来、ドラム駆動軸が感光体ドラムから抜き出されてしまうと、プロセスカートリッジ内で感光体ドラムが遊動可能に保持されていた。その結果、振動等によって感光体ドラムがプロセスカートリッジ内を遊動して、プロセスカートリッジ内の部品とぶつかって傷ついてしまう危険があった。しかし、本実施形態では、感光体ドラムを一方向に押し付けているので、振動等で感光体ドラムがむやみに移動することがなくなり、感光体ドラムが傷つくことがなくなる。
さらに、本実施形態においては、U字溝を設け、そこにインサートフランジに形成された凸部を保持させている。感光体ドラムをプロセスカートリッジ内のクリーニング装置の部材によって一方向に加圧しているので、感光体ドラムは加圧方向以外に移動することはない。しかも、U字溝の側面25aが凸部の加圧方向への移動を規制する。これによって、感光体ドラムが加圧力方向にも移動しなくなり、感光体ドラムがプロセスカートリッジ内で移動することがなくなる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1乃至の発明によれば、一部材で像担持体両端の位置決めを行う場合に比べて、容易に位置決めが行うことができ、結果としてプロセスカートリッジの装置本体への装着が容易に行えるようになるという優れた効果がある。また、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外した状態のときの像担持体の傷つきを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の説明図。
【図2】実施形態に係るプロセスカートリッジ内の感光体ドラムが画像形成装置に取り付けられている状態を説明する図。
【図3】実施形態に係る感光体ドラムの断面図。
【図4】実施形態に係る感光体ドラムがプロセスカートリッジ内へ装着する状態を説明する図。
【図5】実施形態に係るプロセスカートリッジ内のクリーニング装置の要部説明図。
【図6】実施形態に係るクリーニング装置のケース開口部を正面から見た図。
【図7】実施形態に係るクリーニング装置の端部シールと感光体ドラムとの接触状態を示す図。
【図8】実施形態に係るクリーニング装置のクリーニングブラシローラと感光体ドラムとの接触状態を示す図。
【図9】実施形態に係るプロセスカートリッジを画像形成装置から抜き出した状態を示す図。
【図10】感光体ドラムとプロセスカートリッジとの取り付け状態を示す図。
【図11】(a)は、従来におけるプロセスカートリッジ内の感光体ドラムが画像形成装置に取り付けられている状態を説明する図。
(b)は、従来におけるプロセスカートリッジ内の感光体ドラムを画像形成装置内に挿入している状態を示す図。
【符号の説明】
1、101 感光体ドラム
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
5 転写装置
6 転写紙
7 クリーニング装置
8 除電装置
9、109 ドラム駆動軸
10 ジョイント
11、111 本体側板
12 感光体プーリ
13 駆動軸
14 駆動プーリ
15 駆動ベルト
16 駆動軸側フランジ
17 インサートフランジ
18 溝部
19 凸部
20 クリーニングケース
21 ブラシローラ
22 端部シール
23 加圧スプリング
24 プロセスカートリッジフレーム
25 U字溝
26 プロセスカートリッジ
27 慣性質量部材
28 クリーニングブレード
29 加圧力
30 ブレードホルダ
102 ドラムフランジ

Claims (4)

  1. 像担持体と、前記像担持体表面をクリーニングするクリーニング装置とを少なくとも内包し、画像形成装置本体から着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
    前記像担持体における軸方向の一端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、当該プロセスカートリッジが装置本体に装着された状態で、画像形成装置本体内に設けられた前記像担持体の駆動軸によりなされるものであり、
    前記像担持体における軸方向の他端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、前記像担持体の駆動軸以外の部材によりなされ、
    当該プロセスカートリッジが装置本体から取り外されている状態では、前記像担持体における軸方向の一端部が当該プロセスカートリッジに対して位置決めされないものであって、
    前記クリーニング装置は、前記像担持体表面に食い込ませたブラシローラと、先端縁を前記像担持体表面に圧接させたクリーニングブレードと、前記像担持体表面の両端部に圧接させた端部シールとを有し、
    前記ブラシローラの前記像担持体に対する加圧力と前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する加圧力と前記端部シールの前記像担持体に対する加圧力とにより前記像担持体が一方向に押しやられるように、前記ブラシローラ、前記クリーニングブレードおよび前記端部シールを設け、
    前記ブラシローラの前記像担持体に対する加圧力と前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する加圧力と前記端部シールの前記像担持体に対する加圧力とにより前記像担持体が移動するのを規制するストッパ部材を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1のプロセスカートリッジにおいて、
    前記像担持体における軸方向の他端部の画像形成装置本体に対する位置決めは、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に対して位置決め固定されることで行われることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項2のプロセスカートリッジにおいて
    記像担持体における軸方向の端部には、凸部が形成されており、
    前記凸部が当該プロセスカートリッジに位置決めされていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1、2または3記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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