JP4312047B2 - 工作機械の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動工具交換機を有する工作機械の制御装置に関する。
従来、たとえば特許文献1に示されるような工作機械の制御装置が知られている。この制御装置では、工作機械の加工サイクル毎にサイクル許容時間と開始条件・終了条件を設定し、加工サイクルが設定時間(サイクル許容時間)をオーバーした場合に、サイクル計測値・異常処理内容をユーザが指定した出力レジスタに書き込むことにより工作機械の動作状況をモニタするようにしている
しかしながら、従来の工作機械の制御装置は、たとえば、ワークを治具にクランプしてから加工が終わってワークをアンクランプするまでのサイクルタイムを計測できたが、たとえばそのワークの片面に対して、複数の工具を交換して複数個所加工を行う場合には、工具毎のサイクルタイム、工具毎のサイクルタイムに対する切削時間の占める割合把握して作業改善のための自動運転時間の詳細な検証をすることができなかった。
図1は、本願出願前の、ワークを治具にクランプしてから加工が終わってワークをアンクランプするまでのサイクルタイムマネジャ(総合)のCRT画面1の例を示す。符号2は、「ワーク名」が表示される欄であり、番号1から5に対応してW11D−01からW22CT−02が表示されている。各ワークに対応するメインプログラム番号3、サイクルタイムの基準値4が、それぞれ「PRG.NO」と「基準値」の欄にカーソルで選択して図のように入力される。これらの値をセットしておけば、サイクルタイムの測定値が自動的に履歴に記憶される。プログラム実行中のワークはワーク名の横(1行目参照)に「>」のマークで示されている
図2は、選択されたワークのサイクルタイム履歴のCRT画面5示す。このCRT画面5には、図1の番号5の行に示すワークW22CT−02の過去10回分のサイクルタイム履歴表示されている。サイクルタイムが基準値をえたものについては反転点滅表示する。図2で、2回前の9分05秒(基準値の8分55秒をオーバーしている。)が相当する。
しかしながら、このよう従来の工作機械の制御装置では、ワーク加工する際に、サイクルタイムの基準値がオーバーした場合に、どこに問題があるのか、把握できなかった。
特開2002−358119号公報
本発明は、上記欠点に鑑み、工具毎の時間を測定することに着目し、工具毎のサイクルタイム、工具毎の切削時間を把握して作業改善のための自動運転時間の詳細な検証ができる工作機械の制御装置を提供することを課題とする
本発明の工作機械の制御装置は、複数の工具が交換可能に設けられた工作機械を制御する工作機械の制御装置において、工具毎のサイクルタイムのデータおよび工具毎の切削時間のデータを記憶するメモリ部と、工作機械の動作を制御するとともに、メモリ部に記憶された各データを用いて、工具毎のサイクルタイムおよび工具毎の切削時間を表示部に表示させる制御部とを備える。
このように構成することによって、正常の範囲で稼動しているか、またどの工具のサイクルタイムが基準値より長くなったか、どの工具の切削時間に問題があるのか、などを一覧して詳細に把握できる。
上記工作機械の制御装置において、制御部は、工作機械の加工手順が示されたプログラムと、プログラムに従って工作機械の制御を行うPMC(Programmable Machine Controller)と、各データをメモリ部に記憶させるとともに、メモリ部に記憶された各データを用いて、工具毎のサイクルタイム、工具毎の切削時間を表示部に表示させるマクロエグゼキュータとを含んでいてもよい。
上記工作機械の制御装置において、制御部は、メモリ部に記憶された各データを用いて、工具毎のサイクルタイムに対して工具毎の切削時間の占める割合を表示部に表示させてもよい。
上記工作機械の制御装置において、メモリ部は、工具毎のサイクルタイムの基準値と、工具毎の切削時間の基準値とを記憶するとともに、制御部は、メモリ部に記憶された各データを、それぞれ、メモリ部に記憶された各基準値と比較することにより、工具毎のサイクルタイムの余裕度と、工具毎の切削時間の余裕度とを表示部に表示させてもよい。
上記工作機械の制御装置において、表示部に、サイクルタイムおよび切削時間の各基準値を設定する画面と、NC(数値制御)に関する諸データを表示する画面とを並べて表示するようにしてもよい。
また、本発明は、工具毎のサイクルタイムのデータおよび工具毎の切削時間のデータに加えて、工具毎の交換時間のデータをメモリ部に記憶し、メモリ部に記憶された各データを用いて、工具毎のサイクルタイム、工具毎の切削時間、および工具毎の交換時間を表示させることもできる。
本発明によれば、上記の構成により、どの工具のサイクルタイムが延びているのかまたサイクルタイムが延びているのは切削時間が延びているためかあるいは工具交換時間延びているためか、といったことをきめ細かく把握できるため、作業改善のための自動運転時間の詳細な検証ができる。これによって、作業改善の的確性と効率化が図れる。また、サイクルタイムの短縮のニーズがあるとどこを改善したらよいか、どのくらいの余裕度があるかが把握でき、的確な対策を講じることができる
実施例1は、本発明の基本的な一つの実施例である。実施例2は、本発明の他の実施例であり、測定データと基準データを比較した結果を表示するものである。
図3〜図11を参照して、本発明の実施例1による工作機械の数値制御装置について説明する。
図4において、7は数値制御装置のCPUである。8はROMであり、システムプログラムとマクロエグゼキュータ(以下、「マクロ」という)と測定結果を表示するプログラムが格納されている。11はRAMである。12は不揮発性メモリであり、測定結果が書き込まれる。また、図6に示すプログラム番号O1000メインプログラム9およびプログラム番号O9001サブプログラム10は、後述する制御部19に含まれる。13は、数値制御信号の授受、工作機械14との信号の授受を行うことにより、工作機械14の制御を行うPMCである。15はキーボード27、表示装置16、表示装置制御回路25、ソフトキー26を有する表示/入力部、17はサーボアンプ28を介して工作機械14の軸制御を行う軸制御回路である。これらはバス18を介してCPU7に繋がっている。
図5は、信号のタイムチャートを示す。602.1サイクル測定中の信号、R602.2工具加工完了信号、R602.3工具交換実行信号である。TF信号は、工具選択指令が出ると反転する工具選択機能ストローブ信号(以下、単に「ストローブ信号」という)であって、メインプログラムにコーディングしたTコードを実行すると一定時間後に反転した信号がPMC13に送られる
図6の処理フローの全体構成図を説明すると、9は前記メインプログラム、10は前記サブプログラム、12は前記不揮発メモリ、13は前記PMCである。16はメインプログラム、サイクルタイム、切削時間等の工作機械14の稼動に必要な画面、データを表示する前記表示装置である。19は前記CPU7で制御される数値制御装置の制御部である。20は、メインプログラムの実行によって制御される切削時間を積算する切削時間積算カウンタであり、メインプログラム9で切削が実行されると切削時間に依存してカウントを積算する。21はPMC13が内蔵しているラダー制御プログラム、22は前記信号R602.1〜R602.3が書き込まれるメモリ領域である。23は、工具T01、T02・・Tn毎のサイクルタイムCT、切削時間DT、工具交換時間ACT等の工具毎の管理時間データであり、後述するフローチャートの動作を行うマクロ24によって前記不揮発性メモリ12に書き込まれる。マクロ24とPMC13間のインタフェースとしてRメモリ領域22を使っている。マクロ24が切削時間積算カウンタ20の積算値を読む。
図5と図6を参照して簡単に信号の動きを説明すると、メインプログラム9が起動されるとPMC13のラダー制御プログラム21がRメモリ領域22のR602.1を1にする。全工具の加工サイクルを終了して運転を停止するとRメモリ領域22のR602.1を0にする。
マクロ24は、信号R602.1の立ち上がりを捉えてサイクルタイム測定を開始する。すなわちサイクルタイム測定中R602.1=1の時に工具毎のサイクルタイムCT、工具毎の切削時間DT、工具毎の工具交換時間ACTの測定処理を行う。
信号R602.2は、工具加工完了信号であり、メインプログラム9のMコードM73(工具加工完了)の実行完了により、Rメモリ領域22のR602.2を1とし、1秒後に0にする。マクロ24信号R602.2の立ち上がりを捉えて工具毎のサイクルタイムCTおよび工具毎の切削時間DTを計算して不揮発性メモリ12に書き込む。
信号R602.3は工具交換中の信号であり、MコードのM06が実行中のときRメモリ領域22のR602.3に1が書き込まれる。工具交換はメインプログラム中のMコードM06で指令される。マクロ24は、R602.3が1である時間、すなわち、工具交換時間ACTを測定して工具毎に不揮発性メモリ12の管理時間データ23のACTの欄に書き込む。
MコードM06により指令された工具交換の運転は、機械仕様により、サブプログラム10を実行し運転される場合と、PMC13により運転される場合とがある。PMC13は機械仕様により、サブプログラム10による工具交換実行中か、またはPMC13によるM06での工具交換実行中の間、Rメモリ領域22のR602.3に1を書き込む。
ストローブ信号(TF信号)は、工具選択指令Tコードの実行により反転する。マクロ24は、サイクルタイム工具測定開始フラグとして使われる変数#11933が0以外のとき、すなわち、工作機械14が運転され加工が行われているとき、ストローブ信号を捉えて、工具毎のサイクルタイムの測定開始と判断する。
以下、図6、図7、図8を参照して、数値制御装置の工具毎のサイクルタイムCT、切削時間DTおよび交換時間ACTの測定動作をマクロ24の動きを通して詳細に説明する。この例では、Gコード、Mコード、Tコードを使って作用を説明する。
図6に示す処理フローの全体構成図のメインプログラム9の動きを簡単に説明する。G91のコードの行で主軸をATC交換位置に移動させる。MコードのM06でサブプログラム10を呼び出し工具交換の一連の動作を実行する。つぎに切削指令(G01)を出力し、その後工具加工完了指令(M73)を出力する。
つぎに工具T02をATC工具交換位置に移動して、上記と同様にサブプログラム10を呼び出し一連の工具交換の動作を実行する(M06)。つぎに切削指令(G01)を出力し、その後工具加工完了指令(M73)を出力する。M30でメインプログラムの実行を終了する。
図7は、常時周期的に実行するサイクルタイム工具処理のフローチャートを示す。
工作機械14に自動運転の起動をかけるとメインプログラム(プログラム番号O1000)9起動、PMC13のラダー制御プログラム21がRメモリ領域22のR602.1に1を書き込む。マクロ24が判断30で信号R602.1=1の立ち上がりを検知すると処理31でサイクルタイム測定中のサイクルタイム工具処理シーケンスフラグ変数#11933に1を書き込んでサイクルタイム工具測定開始フラグを立てる。判断30で信号メモリR602.1の立ち上がりがなければ処理31を行わないで判断32に飛ぶ。
判断32では、信号R602.1の立ち上がり(自動運転の開始)があるかどうかを判断する。YESであれば、つぎに判断33でフラグ変数#11933の値からサイクルタイム工具測定開始(#11933=1)かどうかを判断しYESであれば、処理34で不揮発性メモリ12における工具毎の管理時間データ23のTn−CT,Tn−DT,Tn−ACTの記憶域をクリアする。その後、処理35でフラグ変数#11933に2を書き込む(工具毎の記憶メモリ初期化完了フラグ)。判断32で信号R602.1の立ち上がり条件が成立せずNOであれば、処理48に飛んで動作を終了する
判断36では、TコードのT01が実行されて新しく工具交換が行われるのかどうか判断する。新しく工具交換が行われるのであれば、ストローブ信号(TF信号)が反転する。そこで、前記ストローブ信号が反転し、且つフラグ変数#11933≠0かどうか判断する。判断36の結果がYESであれば、処理37で新しい工具の選択を開始したと判断して現在時刻を現在時刻変数#11936に記憶する。そして処理38で前記切削時間積算カウンタ20の現在積算値を時間積算変数#11937,#11938に記憶する。その後、処理39でフラグ変数#11933に0を書き込む(開始時間記憶フラグ)。判断36の結果がNOであれば、判断40に飛ぶ。
判断40では、工具交換(M06)の実行開始かどうか判断する。工具交換が実行されるとラダー制御プログラム21は、Rメモリ領域22のR602.3に1を書き込む判断40でMコードM06(工具交換指令)の信号R602.3の立ち上がりを捉えてYESのとき、工具交換の実行を開始したと判断して、処理41で変数#11939に現在時刻を書き込む。
次に、判断42において、工具交換の実行終了かどうか判断する。工具交換が終了するとラダー制御プログラム21は、Rメモリ領域22のR602.3に0を書き込む判断42でMコードM06(工具交換指令)の信号R602.3の立ち下がりを捉えてYESのとき、工具交換の実行が終了したと判断して、処理43で工具毎工具交換時間(現在時刻−変数#11939)を不揮発性メモリ12における管理時間データ23のT01−ACTの記憶領域に書き込む。判断42の結果がNOであれば、判断44に飛ぶ。
前記切削時間積算カウンタ20は、工具交換の終了後、切削が行われると、工具加工終了にもとづく信号R602.2の立ち上がりが捉えられるまでカウント動作を行う。またつぎにG01コードが出力されると積算カウントを開始する。
次に、判断44において、工具T01の加工が終了したかどうか判断する。工具T01の加工が終了してMコードM73が実行されるとラダー制御プログラム21は、Rメモリ領域22のR602.2に1を書き込む。判断44において信号R602.2の立ち上がりが捉えられると、処理4で工具毎のサイクルタイム(現在の時刻−変数#11936)を、不揮発性メモリ12における管理時間データ23のT01−CTの記憶領域に書き込む。そして処理4で工具毎の切削時間(現在切削時間積算カウンタ20の積算値−変数#11937・#11938に記憶されている時間積算値)を、不揮発性メモリ12における管理時間データ23のT01−DTの記憶領域に書き込む。切削時間積算カウンタ20の積算は、MコードM73が実行され、信号R602.2の立ち上がりが捉えられると停止する。
処理47では、変数#11933に3を書き込んで工具完了フラグをてる。判断44の結果がNOであれば、処理48に飛んで動作を終了する
次に、図8のフローチャートを参照して、PMCインタフェースの信号処理について説明する。
工作機械14の起動ボタンが押される(処理51)と機械が運転開始し(処理52)、PMC13のラダー制御プログラム21がRメモリ領域22のR602.1に1を書き込み(処理53)、メインプログラム(O1000)9が起動される(処理54)。続いて、工具交換のMコードM06が実行される(処理55)。
判断56において、工具交換の処理をPMC13で行うかサブプログラム10で行うか判断する。どちらで行うかは予めPMCパラメータで設定される。サブプログラム10で行う場合(経路57)でもPMC13で行う場合(経路58)でも工具交換開始で信号R602.3を1にすることには変わりがない。
工具交換が終了すると、Rメモリ領域22のR602.3に0が書き込まれる(処理59)。そして、メインプログラム切削が開始される(処理60)。切削を終了(処理61)するとメインプログラム9でMコードM73が実行されMコードがPMC13に出力される(処理62)。PMC13のラダー制御プログラム21がM73の実行を確認する(処理63)とメモリR602.2を1秒間だけ1にする(処理64)。
全工具(T01〜Tn)加工サイクルが終了して、判断65でメインプログラム9のMコードM30が実行されるのをPMC13のラダー制御プログラム21が確認するとメインプログラム終了(処理66)、機械の運転終了(処理67)、Rメモリ領域22のR602.1に0を書き込んで(処理68)終了する。判断65の結果、全工具(T01〜Tn)加工サイクルが終了していなければ、M30が実行されるまで処理55以下を実行する。
次に、図3および図9〜図11を参照して、数値制御装置の工具毎のサイクルタイムCT、切削時間DTおよび交換時間ACTの表示動作について説明する。
図3に示すように、表示/入力部15(図4参照)でワーク70を入力して表示要求を行うと、表示装置16(図4参照)のCRT画面6にワーク名「W22CT−02」に関するサイクルタイム、切削時間、工具交換時間等表示が行われる。
71が工具番号欄、72が工具毎のサイクルタイムの欄、73が工具毎の切削時間の欄、74がサイクルタイムに占める切削時間の割合(%)の欄、75が工具交換時間の欄、76がサイクルタイムに占める工具交換時間の割合(%)の欄である。ページ送りをすれば、n個の工具毎のデータが表示される。この図で示すサイクルタイム、切削時間と工具交換時間は、同じ工具についてサイクルタイム測定中に同じ工具が何回も使われた場合には、その回数を積算した合計の時間である。
[工具毎のサイクルタイムの表示](図9および図10参照)
不揮発性メモリ12の工具管理時間データ23から工具T01〜Tn工具毎のサイクルタイムT01−CT〜Tn−CTが工具毎のサイクルタイム読み出し手段81によって読み出される(処理82)。この工具T01〜Tn工具毎の工具番号とサイクルタイムのT01−CT〜Tn−CTが、工具毎のサイクルタイム表示手段83によって、図3に示すように表示装置16の欄71と欄72に表示される(処理84)。ここでは10個の工具が表示されている。
[工具毎の切削時間の表示](図9および図10参照)
不揮発性メモリ12の工具管理時間データ23から工具T01〜Tn工具毎の切削時間T01−DT〜Tn−DTが切削時間読み出し手段85によって読み出される(処理86)。この工具T01〜Tn工具毎の工具番号に対応して、切削時間T01−DT〜Tn−DTが、切削時間表示手段87によって図3に示すように表示装置16の欄73に表示される(処理88)
[工具毎の切削時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)表示](図9および図10参照)
前記サイクルタイム読み出し手段81によって読み出された工具毎のサイクルタイムT01−CT〜Tn−CTと前記切削時間読み出し手段85によって読み出された工具毎の切削時間T01−DT〜Tn−DTにもとづき工具毎の切削時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)計算手段89がその割合を計算し工具毎の切削時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)表示手段90によって、図3に示すように表示装置16の欄74に割合が表示される(処理91、処理92)
[工具毎の工具交換時間の表示](図9および図11参照)
不揮発性メモリ12の工具管理時間データ23から工具T01〜Tn工具毎の工具交換時間T01−ACT〜Tn−ACTが工具交換時間読み出し手段93によって読み出される(処理94)。この工具毎の工具番号T01〜Tnに対応した工具交換時間T01−ACT〜Tn−ACTが、工具交換時間表示手段95によって図3に示すように表示装置16の欄75に表示される(処理96)
[工具毎の工具交換時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)表示](図9および図11参照)
前記サイクルタイム読み出し手段81によって読み出された工具毎のサイクルタイムT01−CT〜Tn−CTと前記工具交換時間読み出し手段93によって読み出された工具毎の工具交換時間T01−ACT〜Tn−ACTにもとづいて、工具毎の工具交換時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)計算手段97がその割合を計算し工具毎の工具交換時間/工具毎のサイクルタイムの割合(%)表示手段98によって図3に示すように表示装置16の欄76に割合が表示される(処理99、処理100)
判断101(図9参照)で全ての工具の表示は終了したかどうか判断する。工具1から10までの表示がされておれば、終了する。表示が未終了であれば、処理82に戻る。画面の表示ページ送りは表示/入力部15の操作で行える。
図12〜図18を参照して、実施例2について説明する。この実施例2では、工具毎のサイクルタイム、切削時間および交換時間の基準値を設定するとともに、工具毎のサイクルタイム、切削時間および交換時間の測定値が基準値に対してどのくらいの差または余裕度をもっているかを表示装置16に表示する。
図15にサイクルタイム、切削時間、工具交換時間の基準値を設定するカスタム画面120を示す。左側には、NC(数値制御)に関する諸データを表示し、右側に基準値の設定画面121を表示している。切削時間、工具交換時間の基準値の横の括弧書きの数値は、サイクルタイムの基準値に対する割合を示している。
ここで設定した基準値が不揮発性メモリ12の工具管理時間データ23に記憶される。ここでは、10個の切削工具のデータを表示している。表示/入力部15でソフトキー26の「ズーム」機能を使うと図16に示すような拡大画面で表示・編集できる。ここには24個の切削工具のデータを表示している。
図17はサイクルタイム、切削時間、工具交換時間の余裕度(基準値に対する割合)(%)を棒グラフで表したカスタム画面122の例を示している。左側には、NCに関する諸データを表示し、右側に余裕度の表示画面123を表示している。表示画面123に表示された棒グラフにおいて、中心から左が基準時間をオーバーして余裕度がない場合の程度を示し、中心から右側が余裕度がある場合の程度を示している中心から右側に大きく延びる棒グラフの切削工具が大きい余裕度をもっていることが一目瞭然に把握できる。
表示/入力部15でソフトキー26の「ズーム」機能を使うと図18に示すような拡大画面123で表示できる。図18では24個の工具の例を表示している。符号124サイクルタイム、符号125切削時間、符号126工具交換時間の余裕度の割合を、それぞれ棒グラフで表したものである
[工具毎のサイクルタイム差または余裕度の表示](図12参照)
不揮発性メモリ12の工具管理時間データ23から工具毎のサイクルタイム読み出し手段81によって読み出された工具毎のサイクルタイムT01−CT〜Tn−CTと工具毎のサイクルタイム基準値読み出し手段102によって読み出された工具毎のサイクルタイム基準値T01−PCT〜Tn−PCTとの差を差の計算手段103で計算し、その結果を工具毎のサイクルタイム余裕度(%)計算手段104、工具毎のサイクルタイム余裕度(%)表示手段105を介して表示装置16に図17のように表示する。
[工具毎の切削時間の差または余裕度の表示](図13参照)
工具毎の切削時間読み出し手段85によって読み出された工具毎の切削時間T01−DT〜Tn−DTと工具毎の切削時間基準値読み出し手段106によって読み出された工具毎の切削時間の基準値T01−PDT〜Tn−PDTとの差を差の計算手段107で計算し、その結果を工具毎の切削時間の余裕度(%)計算手段108、工具毎の切削時間余裕度(%)表示手段109を介して表示装置16に図17のように表示する。
[工具毎の工具交換時間の差または余裕度の表示](図14参照)
工具毎の工具交換時間読み出し手段93よって読み出された工具毎の工具交換時間T01−ACT〜Tn−ACTと工具毎の工具交換時間基準値読み出し手段110によって読み出された工具毎の工具交換時間の基準値T01−PACT〜Tn−PACTとの差を差の計算手段111で計算し、その結果を工具毎の工具交換時間余裕度(%)計算手段11、工具毎の工具交換余裕度(%)表示手段113を介して表示装置16に図17のように表示する。
上記実施では、余裕度を棒グラフで表示したが、余裕度を、折れ線、ドット、符号、数字などのその他の表現方法を用いて表示してもよい。
このように工具毎のサイクルタイム、切削時間、工具交換時間の基準値と比較した計算データをもとに余裕度を表示するようにしたことにより余裕度を一目瞭然に把握できるのできめ細かな作業改善と作業効率の向上が図れる。
本発明の出願前に行われていたサイクルタイムを表示した画面の例である。 同サイクルタイム履歴を表示した画面である。 本発明の一実施例(実施例1)の表示画面である。 本発明の一実施例の全体構成を示す図である。 本発明の制御に係る信号のタイムチャートを示す図である。 本発明の一実施例の処理を説明する構成図である。 本発明の一実施例のマクロ実行するフローチャートである。 本発明の一実施例のPMCインタフェース信号処理のフローチャートである。 本発明の一実施例の表示要求があったときのフローチャートである。 本発明の一実施例のサイクルタイムと切削時間表示に関する管理時間テーブルと回路構成図である。 本発明の一実施例のサイクルタイムと工具交換時間表示に関する回路構成図である。 本発明の他の一実施例(実施例2)のサイクルタイム余裕度の表示に関する回路構成図である。 本発明の他の一実施例の切削時間余裕度の表示に関する回路構成図である。 本発明の他の一実施例の工具交換時間余裕度の表示に関する回路構成図である。 本発明の他の一実施例の余裕度の基準値を設定するカスタム表示画面である。 図15をズーム機能を使って表示した表示画面である。 本発明の他の一実施例の余裕度を表示するカスタム表示画面である。 図17をズーム機能を使って表示した表示画面である。
符号の説明
7・・・CPU
8・・・ROM
9・・・メインプログラム
10・・サブプログラム
11・・RAM
12・・不揮発性メモリ(メモリ部)
13・・PMC
14・・工作機械
15・・表示/入力部
16・・表示装置
19・・数値制御装置の制御部
20・・切削時間積算カウンタ
21・・PMCのラダー制御プログラム
22・・Rメモリ領域
23・・工具管理時間データ
30〜48・・・周期的に実行する工具処理のフローチャートの判断・処理
51〜68・・・PMCインタフェース信号のフローチャートの判断・処理
82〜113・・・表示要求に対するフローチャートの判断・処理および回路
120〜126・・・余裕度の基準値設定画面、余裕度の表示画面の要素

Claims (5)

  1. 複数の工具が交換可能に設けられた工作機械を制御する工作機械の制御装置において、
    前記工具毎のサイクルタイムのデータおよび前記工具毎の切削時間のデータを記憶するメモリ部と、
    前記工作機械の動作を制御するとともに、前記メモリ部に記憶された各データを用いて、前記工具毎のサイクルタイムおよび前記工具毎の切削時間を表示部に表示させる制御部と、
    を備えることを特徴とする工作機械の制御装置
  2. 請求項1に記載の工作機械の制御装置において、
    前記制御部は、前記メモリ部に記憶された各データを用いて、前記工具毎のサイクルタイムに対して前記工具毎の切削時間の占める割合を前記表示部に表示させることを特徴とする工作機械の制御装置
  3. 請求項1または請求項2に記載の工作機械の制御装置において、
    前記メモリ部は、前記工具毎のサイクルタイムの基準値と、前記工具毎の切削時間の基準値とを記憶するとともに、
    前記制御部は、前記メモリ部に記憶された各データを、それぞれ、前記メモリ部に記憶された各基準値と比較することにより、前記工具毎のサイクルタイムの余裕度と、前記工具毎の切削時間の余裕度とを表示部に表示させることを特徴とする工作機械の制御装置
  4. 請求項3に記載の工作機械の制御装置において、
    前記表示部に、前記サイクルタイムおよび切削時間の各基準値を設定する画面と、NC(数値制御)に関する諸データを表示する画面とを並べて表示することを特徴とする工作機械の制御装置
  5. 請求項1に記載の工作機械の制御装置において、
    前記工具毎のサイクルタイムのデータおよび前記工具毎の切削時間のデータに加えて、工具毎の交換時間のデータを前記メモリ部に記憶し、
    前記制御部は、前記メモリ部に記憶された各データを用いて、前記工具毎のサイクルタイム、前記工具毎の切削時間、および前記工具毎の交換時間を表示部に表示させることを特徴とする工作機械の制御装置。
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