JP4310744B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン制御装置に係り、特にエンジン始動時における気筒判別を良好に行うことができる技術に関するものである。
この種の従来技術として、例えば特許文献1,2,3が知られている。これら各特許文献では何れも、エンジン停止時におけるクランク角位置を記憶しておき、次のエンジン始動時には、エンジン停止時のクランク角位置に基づいて気筒判別を行うと共にその気筒判別結果に基づいて燃料噴射を行うようにしている。
上記各技術は、エンジン始動時にいち早く気筒判別を行うことで始動応答性の向上を狙ったものであるが、仮にエンジン停止中においてクランク軸に不測の回転が生じると、次のエンジン始動時において気筒判別の精度が低下してしまう。この場合、気筒判別が誤って行われると、例えば本来の噴射気筒の1つ前又は1つ後の気筒に燃料噴射を行ってしまい、結果として未燃ガスの排出に伴うエミッションの悪化を招くおそれがあった。また、望み通りに始動応答性の向上を図ることができないという不都合も生じる。
特開昭60−240875号公報 特開平05−332177号公報 特開平07−083093号公報
本発明は、適正な気筒判別を実施し、ひいてはエンジン始動時のエミッション悪化等の問題を解消することができるエンジン制御装置を提供することを主たる目的とするものである。
請求項1に記載の発明では、多気筒エンジンのクランク軸が回転すると、それに伴い所定角度間隔毎のパルス列よりなるクランク信号がクランク信号出力手段より出力される。そして、該クランク信号に基づいてクランク位置が判定され、エンジン停止時には、前記判定されたクランク位置がエンジン停止位置情報として記憶される。また、エンジン停止中には、クランク信号出力手段によるクランク信号が監視され、クランク信号出力の変化の履歴がエンジン停止位置情報として記憶される。更に、エンジン始動時には、エンジン停止時及びエンジン停止中に記憶したエンジン停止位置情報に基づいて気筒判別が実施される。
要するに、次のエンジン始動時における気筒判別に備えてエンジン停止時にエンジン停止位置情報を記憶したとしても、エンジン停止間際にクランク軸が逆転したり、エンジン停止中にクランク軸に不測の回転が生じたりすると、エンジン始動時の気筒判別が正しく実施できない。これに対し上記構成によれば、エンジン停止中もクランク信号が監視されるため、クランク軸の不測の回転にも対処でき、適正な気筒判別が実施できる。これにより、エンジン始動時のエミッション悪化等の問題も解消される。また上記構成によれば、エンジン始動時の回転開始当初から気筒判別が可能となり、エンジン始動性の向上を図ることができる。
ここで、クランク信号出力手段は、エンジン停止後も継続的にクランク信号を出力するものであり(請求項9)、例えば、外周にギア歯を有する回転体と、該回転体の回転位置による検出磁界の方向に応じて抵抗値が変化する磁気抵抗素子とを有する磁気センサであって、クランク軸の逆転が検出可能なものであると良い。後述するカム信号出力手段も同等である。
また、請求項2に記載の発明では、エンジン停止中には、エンジン停止時に記憶したエンジン停止位置情報が、当該エンジン停止中のクランク信号出力に基づいて更新される。そして、エンジン始動時には、前記更新されたエンジン停止位置情報に基づいて気筒判別が実施される。この場合、エンジン停止時に記憶したエンジン停止位置情報が随時更新されるが、本構成であっても前記同様、適正な気筒判別が実施できる。
請求項3に記載の発明では、カム信号の態様が切り替わるタイミングが気筒毎の噴射タイミングに同期しているため、エンジン始動後において、気筒判別が完了した直後のカム信号の態様切替時に最初の燃料噴射が実施できる。この場合、カム信号の態様が切り替わるタイミングが気筒毎の最遅角側の噴射タイミング(吸気燃焼が可能な限界の位置)に同期していると良い。これにより、エンジン始動後いち早く燃料噴射が開始でき、エンジン始動性が向上する。
上記のとおりエンジン停止中にクランク信号を監視することで、クランク軸の不測の回転に対処可能となるが、急峻な回転等が原因で、クランク軸回転の検出漏れが生じエンジン停止位置情報が正しく記憶されない場合も考えられる。その保証として請求項4に記載の発明では、エンジン停止時に、クランク位置と共にカム信号態様がエンジン停止位置情報として記憶される一方、エンジン停止中に、クランク信号出力の変化の履歴と共にカム信号態様の変化の履歴が記憶され、更にエンジン始動時に、それまでに記憶したカム信号態様とその時実際のカム信号態様とに基づいて気筒判別の実施が許可又は禁止される。
この場合、エンジン停止中にクランク軸が回転し、次のエンジン始動時における最初の噴射気筒が変わると、それと共にカム信号態様が変化する。ここで、クランク信号出力に基づいて実際のクランク軸の回転が正しく検出されていれば、カム信号態様の変化の履歴がエンジン停止位置情報として記憶されるが、クランク軸回転の検出漏れが生じると、カム信号態様の変化の履歴が記憶されない。そのため、エンジン始動時においてカム信号態様の不整合(記憶内容と実際との不一致)が生じる。このカム信号態様の不整合により気筒判別を禁止することで、本来の噴射気筒でない気筒に誤って燃料噴射が行われるといった不都合が回避できる。
また、請求項5に記載の発明では、カム信号出力手段により、燃焼気筒毎にローレベル(Lレベル)期間とハイレベル(Hレベル)期間とが個別に設定されたカム信号が出力される。そして、エンジン始動時には、エンジン停止位置情報としてそれまでに記憶されたカム信号レベルと当該始動時のカム信号レベルとの整合により気筒判別の実施が許可又は禁止される。この場合、カム信号態様の整合性を確認するにはカム信号レベルを確認すれば良く、カム信号態様の確認が容易に実施できる。
また、請求項6に記載の発明では、気筒判別手段として、エンジン停止位置情報に基づいて気筒判別を実施する第1の判別手段と、クランク信号の基準位置情報の検出結果に基づいて気筒判別を実施する第2の判別手段とが設けられている。そして、エンジン始動後には、第2の判別手段による気筒判別が完了する以前であることを条件に、第1の判別手段による気筒判別が実施される。つまり、エンジン停止位置情報に基づいて実施される気筒判別と、クランク信号の基準位置情報の検出結果に基づいて実施される気筒判別とを比べると、エンジン始動後の早期実施の観点では前者が優位であり、精度信頼性の観点では後者が優位である。これを勘案すると、第2の判別手段による気筒判別完了前である場合にのみ、第1の判別手段による気筒判別が実施されるのが望ましい。またこの場合、気筒判別が2系統で実施されるため、気筒判別の信頼性が向上し、確実な燃料噴射が実施できるようになる。
なお、第2の判別手段による気筒判別の際、カム信号態様(カム信号のL/Hレベル等)を気筒判別情報として組み合わせて用いることにより、エンジン気筒数が増えた場合にも確実な気筒判別が実施できる。
本来生じることはないが、前記第1の判別手段による気筒判別結果と前記第2の判別手段による気筒判別結果とが不整合となる場合には、前者の気筒判別結果に基づいて実施された燃料噴射が誤噴射でありその噴射燃料が吸気ポート等に滞留している可能性がある。そこで、万一前記第1の判別手段に誤りが生じた場合の処置として、請求項7に記載したように、気筒判別結果に不整合が生じており且つ第1の判別手段による気筒判別結果に基づいて既に燃料噴射が行われていれば、当該噴射気筒への次回噴射量を減量側に補正すると良い。
自動停止・自動始動機能を有するエンジンでは、信号待ちや踏切待ち等でエンジンが自動停止され、その後再始動される。かかる場合、車両の発進応答性を確保するにはエンジン始動性を高める必要があるが、上記のとおり気筒判別の適正化が実現できることから所望の効果が達せられる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は、車載多気筒ガソリンエンジンを対象にエンジン制御システムを構築するものであり、当該制御システムにおいては電子制御ユニット(以下、ECUという)を中枢として燃料噴射量の制御や点火時期の制御等を実施することとしている。
図1は、本制御システムの要部構成を示すブロック図である。ECU10は、CPU、ROM、RAM等よりなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、当該ECU10には、負荷センサ(例えば吸気管圧力センサやエアフローメータ)11、クランク角センサ12、カム角センサ13、車速センサ14、ブレーキスイッチ15等より各種検出信号が入力される。ECU10は、各センサ等より入力される各種検出信号に基づき予め用意された制御プラグラムを実行することで、エンジン運転状態に応じてインジェクタ21による燃料噴射や点火装置22による点火時期等、各種制御を実施する。
また、燃費節減、排気エミッション低減及び低騒音化を目的として、ECU10はアイドルストップ制御(エンジン自動停止・自動始動制御)を実施する。このアイドルストップ制御では、例えば、運転者が車両を停車させるべくブレーキペダルを踏み込み操作した時にエンジンが自動的に停止され、その後、運転者がブレーキペダルの踏み込み操作を解除した時にエンジンが自動的に再始動されるようになっている。
ここで、クランク角センサ12は、クランク軸の回転に伴い多数のパルス状のクランク信号を出力し、カム角センサ13は、カム軸の回転に伴いその回転位置に応じてH/L異なる論理レベルのカム信号を出力するものであり、特に本実施の形態では、磁気ベクトルの変化によって抵抗値が変化する磁気抵抗素子(以下、MREという)を用いてエンジン回転情報の検出を行うこととしている。なお、クランク角センサ12が「クランク信号出力手段」に相当し、カム角センサ13が「カム信号出力手段」に相当する。
図2には、クランク角センサ12とカム角センサ13の構成を示す。図2(a)に示すように、クランク角センサ12は、エンジンのクランク軸31に固定されたロータ(回転体)32と、このロータ32の外周面に対向するように設けられた磁気検知部33とを有している。ロータ32の外周面には多数のギア歯32aが形成されている。このギア歯32aは基本的に10°CA間隔に設けられ、その途中2カ所に基準位置検出部が設けられている。本実施の形態では、ギア歯32aを2つ分欠落させてなる基準位置検出部K1と、3つ分のギア歯32aを一体化させてなる基準位置検出部K2とを設けており、それらは180°CA離れて位置する。以下、説明の便宜上、K1を第1欠歯部、K2を第2欠歯部という。また、磁気検知部33は、複数個のMREとバイアス磁石とにより構成されており、ロータ32の回転に伴い磁気検知部33よりクランク信号が出力される。
また、図2(b)に示すように、カム角センサ13は、エンジンのカム軸41に固定されたロータ(回転体)42と、このロータ42の外周面に対向するように設けられた磁気検知部43とを有している。なお周知の通りカム軸41はクランク軸31の2回転(720°CA)につき1回転するものである。ロータ42の外周面には、その外周方向に長く延びるようにして3つの長歯42aが形成されている。この場合、3つの長歯42aとそれらの歯間をA,B1,B2,C,D1,D2の各区間とすると、それら各区間の間隔はA=90°(180°CA)、B1=30°(60°CA)、B2=60°(120°CA)、C=90°(180°CA)、D1=30°(60°CA)、D2=60°(120°CA)となっている。また、磁気検知部43は、複数個のMREとバイアス磁石とにより構成されており、ロータ42の回転に伴い磁気検知部43よりカム信号が出力される。
上記のとおりクランク角センサ12とカム角センサ13をMREを用いた磁気センサとして構成することにより、磁気ピックアップ式の回転センサとは異なり、エンジン停止中であってもL/H何れかの信号出力が可能となっており、仮にエンジン停止中にクランク軸又はカム軸が回転したとしても、その回転が随時検知されるようになっている。
次に、クランク信号及びカム信号の信号形態を図3に基づいて説明する。本実施の形態では、4気筒エンジンに具体化した事例を示しており、その燃焼順序は第1気筒(#1)→第3気筒(#3)→第4気筒(#4)→第2気筒(#2)となっている。図中の▽印を付した#1,#2,#3,#4はそれぞれ第1〜第4気筒の圧縮TDC位置を示している。
クランク信号は、基本的に10°CA間隔のパルス列よりなり、その途中にて前記第1欠歯部K1と前記第2欠歯部K2とが検出される。この場合、第1欠歯部K1は2パルス分を欠落させたLレベル信号として検出され、第2欠歯部K2は3パルス分のHレベル信号として検出される。クランクカウンタccrnkは、クランク位置を判定するものであり、クランク信号のパルスエッジに合わせてカウントアップされ、#1TDCを0として0〜71の範囲で10°CA毎にカウントアップされる。
また、カム信号は、カム軸1回転(720°CA)内においてA,B1,B2,C,D1,D2の各区間ごとにL/Hレベルで変化する。この場合、カム信号のエッジタイミングと各気筒の噴射タイミングとが同期しており、具体的には、
・A区間からB1区間に移行するカムエッジが第2気筒の噴射タイミング、
・B2区間からC区間に移行するカムエッジが第1気筒の噴射タイミング、
・C区間からD1区間に移行するカムエッジが第3気筒の噴射タイミング、
・D2区間からA区間に移行するカムエッジが第4気筒の噴射タイミング、
となっている。各気筒の噴射タイミングは吸気TDCのATDC60°CAである。なお本実施の形態では、上記噴射タイミングにて各気筒の燃料噴射が開始される構成とするが、同噴射タイミングにてタイマセットを行い、そのセット時間経過後に各気筒の燃料噴射が開始される構成であっても良い。
上述したクランク信号とカム信号とを取り扱うECU10は、エンジンの初期始動時(IGオン時)及びアイドルストップ後の再始動時においてこれら各信号に基づいて気筒判別を実施する。すなわち、エンジン始動時(再始動時を含む)において、クランク信号のパルス間隔に基づいて第1,第2欠歯部K1,K2の到来を検出すると共に、その欠歯部検出時の信号レベルがLかHかによって第1,第2欠歯部K1,K2を特定する。このとき、クランク信号の立ち上がりエッジ毎に前回エッジとの間隔(パルス間隔)を計測し、そのパルス間隔の前回値と今回値との比(=今回値/前回値)が所定値(例えば2.5)よりも大きければ第1,第2欠歯部K1,K2である旨検出する。そして更に、各欠歯部検出時のカム信号レベルがLかHかによって、その都度カム信号のどの区間にあるかを判別し、その判別結果から次の噴射気筒を判断する。
具体的には、
・第1欠歯部K1が検出され且つその際カム信号=LであればA区間であると判別され、これにより第2気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・第2欠歯部K2が検出され且つその際カム信号=LであればB2区間であると判別され、これにより第1気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・第1欠歯部K1が検出され且つその際カム信号=HであればC区間であると判別され、これにより第3気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・第2欠歯部K2が検出され且つその際カム信号=HであればD2区間であると判別され、これにより第4気筒が次の噴射気筒であるとされる。
一方、エンジン始動時には、カム信号においてLレベル又はHレベルが継続する期間を検出し、その期間長さに応じてその都度カム信号のどの区間にあるかを判別することも可能である。そしてその結果により気筒判別を実施し、更にその判別結果から次の噴射気筒を判断する。
具体的には、
・カム信号のL期間が180°CAであればA区間であると判別され、これにより第2気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・カム信号のH期間が60°CAであればB1区間であると判別され、これにより第1気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・カム信号のL期間が120°CAであればB2区間であると判別され、これにより第1気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・カム信号のH期間が180°CAであればC区間であると判別され、これにより第3気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・カム信号のL期間が60°CAであればD1区間であると判別され、これにより第4気筒が次の噴射気筒であるとされる。
・カム信号のH期間が120°CAであればD2区間であると判別され、これにより第4気筒が次の噴射気筒であるとされる。
上記したクランク信号の欠歯部検出による気筒判別手法やカム信号のL/H期間検出による気筒判別手法では、各々適正な気筒判別が可能であるが、これらの気筒判別手法では、エンジンがある程度回転してクランク信号の欠歯部検出やカム信号のL/H期間検出がなされるまで気筒判別が待たされることとなる。そこで本実施の形態では、エンジン始動時において初期回転が付与された直後からの気筒判別を可能とすべく、先のエンジン停止時から次のエンジン始動時までにおいてエンジン停止位置状態を監視し、エンジン始動時にはエンジン停止位置情に基づいて気筒判別を実施する。
すなわち、エンジン停止時においてクランクカウンタccrnkの値とカム信号のL/Hレベルとをエンジン停止位置情報としてRAM等に記憶する。また、エンジン停止中においてもクランク信号のエッジ検出によりクランク軸の回転を監視し、回転発生の検出時にはクランクカウンタccrnkを更新すると共にその時のカム信号のL/Hレベルを検出し、それら新たなエンジン停止位置情報をRAM等に記憶する。そして、エンジン始動時において、RAM等に記憶されているエンジン停止位置情報に基づいて初回の噴射気筒を判別する。
これを図4を用いてより具体的に説明する。図4において、例えばエンジン停止時の状態がP1で、その後エンジン停止中(アイドルストップ中を含む)に何らかの原因でクランク軸が回転しP2の状態に移行した場合を考える。この場合、エンジン停止時のエンジン停止位置情報はccrnk=17、カム信号レベル=Lである。そして、エンジン停止中のクランク軸回転(P2状態への移行)が監視されることで、エンジン始動時には、エンジン停止位置情報がccrnk=22、カム信号レベル=Lとなり、そのエンジン停止位置情報に基づいて気筒判別がなされる。本例では、第2気筒が次の噴射気筒であるとされる。
但しここで、急峻な回転等が原因で、実際のクランク軸回転がクランク角センサ12で検出できずクランクカウンタccrnkの更新ができない場合も考えられる。その対策として、エンジン始動時に、カム信号のL/Hレベルの整合によりエンジン停止位置情報が気筒判別に使用できるものかどうかを判定する。例えば、エンジン停止中に更新されたカム信号のL/HレベルがLであるにも関わらず、エンジン始動時の実際のカム信号がHレベルであれば、エンジン停止位置情報に基づく気筒判別を禁止する。
なお、エンジン停止中にクランク軸が回転しP3の状態に移行した場合、すなわちカム信号のL/Hレベルがエンジン停止時と次のエンジン始動時とで相違した場合にも、エンジン停止中にエンジン停止位置情報が随時更新されることで、前記同様に気筒判別が可能となる。
また、カム信号のL/H期間検出に関しては、上記とおりP2の状態からエンジンが始動した場合において、該始動後、まずカム信号のB1区間が検出される。そして、そのB1区間の検出により、第1気筒が次の噴射気筒であるとされる。
また、クランク信号の欠歯部検出に関しては、上記とおりP2の状態からエンジンが始動した場合において、該始動後、第2欠歯部K2、第1欠歯部K1の順に検出が行われるが、エンジン始動直後(クランキング回転時)にはクランク軸回転が不安定であるため、始動後2回目の欠歯検出(本例では#2TDC前のK1検出)に基づいて気筒判別がなされるのが望ましい。そのため、当該欠歯部K1の検出時には、カム信号=HであることからC区間の検出がなされ、第3気筒が次の噴射気筒であるとされる。
ここで、(1)エンジン停止位置情報による気筒判別、(2)カム信号のL/H期間検出による気筒判別、(3)クランク信号の欠歯部検出による気筒判別を比べると、エンジン始動後に実施可能となる順序は(1)→(2)→(3)になると考えられるが、気筒判別精度は逆に(3)→(2)→(1)になると考えられる。そこで本実施の形態では、前記(1),(2)の気筒を仮判別とし、前記(3)の気筒判別を本判別として取り扱うこととしている。つまり、(3)→(2)→(1)の順序で気筒判別結果が優先される。
点火気筒判別は、クランク信号の欠歯部検出による気筒判別が行われたことを前提に実施される。この場合、ポート噴射であれば、噴射タイミング(吸気ATDC60°CA)から点火まで約300°CAの間隔があり、その間に欠歯検出が2回実行されると考えられるため、エンジン停止位置情報による気筒判別やカム信号のL/H期間検出による気筒判別の結果によらなくても問題ないと考えられる。
なお、万一点火タイミングにおいて欠歯部検出による気筒判別が完了していない場合に備えて、カム信号のエッジを基準として圧縮TDC又はその付近で点火を実施する、いわゆるバックアップ点火を実施するようにしても良い。
次に、アイドルストップ後のエンジン再始動時におけるECU10の気筒判別手順について説明する。図5は、エンジン停止中の停止位置記憶処理を示すフローチャートであり、図6及び図7は、エンジン再始動時における気筒判別処理を示すフローチャートである。
さて、図5の処理は、クランク信号の立ち上がりエッジ毎にECU10にて起動され、ステップS101では、アイドルストップによるエンジン停止中であるか否かを判別する。そして、エンジン停止中であることを条件にステップS102に進み、その時のエンジン停止位置情報を記憶する。つまり、エンジン停止中であるにも関わらずクランク信号のエッジ検出されたのはクランク軸で不測の回転が生じたためであり、エンジン停止位置情報を更新すべく、クランクカウンタccrnkの値を更新してそれをRAM等に記憶すると共に、その時のカム信号レベルを検出しそれをCLrとして各々RAM等に記憶する。なおこのとき、今回クランク軸が正転方向に回転したのであれば、クランクカウンタccrnkを1インクリメントし、逆転方向に回転したのであれば、クランクカウンタccrnkを1デクリメントする。
また、図6及び図7の気筒判別処理は、アイドルストップ後のエンジン始動指令(例えばブレーキ踏み込み解除)に伴いクランク信号の立ち上がりエッジ毎にECU10にて起動される。その起動後、先ずステップS201では、RAM等にエンジン停止位置情報(クランクカウンタccrnk、カム信号レベルCLr)が記憶されているか否かを判別する。NOの場合、ステップS202に進み、噴射仮条件が不成立になったと判断して噴射仮条件成立フラグFIをOFFし、その後本処理を終了する。
ステップS201がYESであれば、ステップS203に進み、今回の処理が始動指令後、初回処理であるか否かを判別する。そして、今回が初回処理である場合、ステップS204でその時のカム信号レベルCLを検出し、続くステップS205で、そのカム信号レベルCLがRAM等に記憶されているカム信号レベルCLrに一致するか否かを判別する。CL=CLrの場合、ステップS206で噴射仮条件成立フラグFIをONし、CL≠CLrの場合、ステップS207で噴射仮条件成立フラグFIをOFFする。
また、今回が初回処理でない場合、図7のステップS208に進み、別の欠歯部検出処理にて気筒判別が完了しているか否かを判別する。ステップS208がYESの場合、ステップS209〜S213を読み飛ばしてステップS214にそのまま移行する。
また、ステップS208がNOの場合、ステップS209でエンジン停止位置の記憶情報に基づき、次の噴射気筒の噴射タイミングが今後1回目のカムエッジであるか、2回目のカムエッジであるかを判別する。例えば、エンジン停止位置がカム信号のA,B2,C,D2区間(図3参照)であれば、1回目のカムエッジが噴射タイミングとなり、エンジン停止位置がカム信号のB1,D1区間(図3参照)であれば、2回目のカムエッジが噴射タイミングとなる。前者の場合、1回目カムエッジが検出され、且つ噴射仮条件成立フラグFI=ONであることを条件に、エンジン停止位置の記憶情報に基づいて、該当する気筒に燃料噴射を実施する(ステップS210,S212,S213)。また、後者の場合、2回目カムエッジが検出され、且つ噴射仮条件成立フラグFI=ONであることを条件に、エンジン停止位置の記憶情報に基づいて、該当する気筒に燃料噴射を実施する(ステップS211,S212,S213)。
その後、ステップS214では、エンジン停止位置の記憶情報に基づく燃料噴射が実施されたか否かを判別する。YESの場合には、ステップS215でクランク信号の欠歯部検出が完了した旨判別した後に、ステップS216で、エンジン停止位置の記憶情報に基づく気筒判別結果とクランク信号の欠歯部検出に基づく気筒判別結果とが整合しているか否かを判別する。整合していれば、そのまま本処理を終了する。整合していなければ、ステップS217に進み、エンジン停止位置の記憶情報に基づいて既に実施した噴射気筒への次回噴射量を補正する。例えば、次回噴射量を減量補正する。
また、ステップS214がNOの場合、ステップS218では、クランク信号の欠歯部検出に基づく気筒判別により1回目の燃料噴射を実施する。
図6及び図7では、アイドルストップ後のエンジン再始動時における気筒判別手順について説明したが、イグニッションスイッチ(IGスイッチ)のON操作に伴うエンジンの初期始動時においても同様の気筒判別が実施される。この場合、エンジン始動時においてエンジン停止位置情報が確認できるよう、エンジン停止後(IGオフ後)もエンジン停止位置の監視を実施しておく構成としても良い。或いは、エミッション低減効果のある所定期間エンジン停止位置の監視を実施する構成としても良い。例えば、IGオフ後もECU10への給電を継続すると共に、クランク角センサ12やカム角センサ13の検出動作を継続しておくことが考えられる。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
エンジン停止中にもクランク信号及びカム信号を監視し、その監視結果(エンジン停止位置情報であるクランクカウンタccrnk、カム信号レベル)に基づいてエンジン始動時の気筒判別を実施するようにしたため、クランク軸の不測の回転にも対処でき、適正な気筒判別が実施できる。これにより、エンジン始動時におけるエミッション悪化等の問題も解消される。これに加え、エンジン始動時の回転開始当初から気筒判別が可能となり、エンジン始動性の向上を図ることができる。
また、エンジン始動時には、カム信号レベル(カム信号態様)のRAM値と実際の状態とが整合していることを条件に気筒判別が行われるため、仮にクランク軸回転の検出漏れが生じたとしても、本来の噴射気筒でない気筒に誤って燃料噴射が行われるといった不都合が回避できる。
上記優れた効果は、現状システムと同様に、1つのクランク角センサ12と1つのカム角センサ13とにより実現できる。それ故、構成の煩雑化やコストアップを招くこともない。なお、クランク角の絶対位置を検出可能なレゾルバ等の別のデバイスを用いれば、エンジン停止中のエンジン停止位置情報を更新せずとも所望の効果が得られるが、それでは現状システムからの変更が大きく、コストアップ等の不都合が生じる。しかしながらこうした不都合を生じることもない。
カム角センサ13より出力されるカム信号は、そのエッジタイミングと各気筒の噴射タイミングとが同期しているため、エンジン始動後において、気筒判別が完了した1回目又は2回目のカムエッジで最初の燃料噴射が実施できる。これにより、エンジン始動後いち早く燃料噴射が開始でき、エンジン始動性が向上する。
アイドルストップ機能(自動停止・自動始動機能)を有するエンジンにおいて、車両の発進応答性を確保するにはエンジン始動性を高める必要があるが、上記のとおり気筒判別の適正化が実現できることから所望の効果が達せられる。エンジン始動性の向上により、始動装置(スタータモータ等)の負荷を低減することもできる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施の形態では、エンジン停止中において、エンジン停止時に記憶したエンジン停止位置情報(クランクカウンタccrnk、カム信号レベル)を随時更新し、エンジン始動時には、最新の更新結果に基づいて気筒判別を実施したが、この構成を変更する。例えば、エンジン停止中において、クランク信号出力の変化の履歴として該クランク信号の出力パルス数(正転パルス数、逆転パルス数)を記憶すると共に、カム信号出力の変化の履歴としてカムエッジの跨ぎ回数を記憶し、エンジン始動時には、エンジン停止時に記憶したエンジン停止位置情報と前記履歴とに基づいて気筒判別を実施する。本構成であっても、前記同様、エンジン始動時の適正な気筒判別が実現できる。
上記実施の形態では、エンジン始動時の気筒判別手法として、(1)エンジン停止位置情報による気筒判別と、(2)カム信号のL/H期間検出による気筒判別と、(3)クランク信号の欠歯部検出による気筒判別とを実施する構成としたが、これらのうち少なくとも(1)を実施する構成とする。また、気筒判別精度を維持するには、(1)と(3)とを実施すると良い。
また、停止位置範囲LTが跨るカムエッジが各気筒の噴射タイミングでない場合には、カム信号レベルの不整合が生じていても吸気行程での燃料噴射が間に合う。そのため、次のカムエッジ(噴射タイミングのカムエッジ)に相当する気筒を噴射気筒とする。
但し、停止位置範囲LTが2つ以上のカムエッジに跨る場合には、実際のクランク位置との整合がとれなくなる可能性が高いため、気筒判別及び燃料噴射の実施を禁止する。
発明の実施の形態におけるエンジン制御システムの概略を示す構成図である。 クランク角センサとカム角センサの構成を示す図である。 クランク信号とカム信号の信号形態を説明するためのタイムチャートである。 クランク信号とカム信号の信号形態を説明するためのタイムチャートである。 エンジン停止位置記憶処理を示すフローチャートである。 気筒判別処理を示すフローチャートである。 図6に続き、気筒判別処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…ECU、12…クランク角センサ、13…カム角センサ、31…クランク軸、42…カム軸。

Claims (9)

  1. 多気筒エンジンのクランク軸の回転に伴い所定角度間隔毎のパルス列よりなるクランク信号を出力するクランク信号出力手段と、
    該クランク信号出力手段によるクランク信号に基づいてクランク位置を判定するクランク位置判定手段と、
    エンジン停止時において前記クランク位置判定手段により判定したクランク位置をエンジン停止位置情報として記憶する第1の記憶手段と、
    エンジン停止中において前記クランク信号出力手段によるクランク信号を監視し、クランク信号出力の変化の履歴をエンジン停止位置情報として記憶する第2の記憶手段と、
    エンジン始動時において前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段により記憶したエンジン停止位置情報に基づいて気筒判別を実施する気筒判別手段と、
    を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段によりエンジン停止時に記憶したエンジン停止位置情報を、エンジン停止中のクランク信号出力に基づいて更新し、前記気筒判別手段は、前記更新したエンジン停止位置情報に基づいて気筒判別を実施する請求項1に記載のエンジン制御装置。
  3. 前記エンジンのカム軸の回転に応じて、連続する燃焼気筒毎に異なる態様のカム信号を出力するカム信号出力手段を更に備え、
    前記カム信号の態様が切り替わるタイミングを気筒毎の噴射タイミングに同期させるように構成した請求項1又は2に記載のエンジン制御装置。
  4. エンジン停止時には、前記第1の記憶手段がクランク位置と共にカム信号態様をエンジン停止位置情報として記憶する一方、エンジン停止中には、前記第2の記憶手段がクランク信号出力の変化の履歴と共にカム信号態様の変化の履歴を記憶し、更にエンジン始動時には、それまでに記憶したカム信号態様とその時実際のカム信号態様とに基づいて前記気筒判別手段による気筒判別の実施を許可又は禁止する請求項3に記載のエンジン制御装置。
  5. 前記カム信号出力手段は、燃焼気筒毎にローレベル期間とハイレベル期間とが個別に設定されたカム信号を出力するものであって、エンジン始動時には、前記エンジン停止位置情報としてそれまでに記憶したカム信号レベルと当該始動時のカム信号レベルとの整合により気筒判別の実施を許可又は禁止する請求項4に記載のエンジン制御装置。
  6. 前記クランク信号出力手段が、前記パルス列の途中に少なくとも1つの基準位置情報を有するクランク信号を出力する構成としたエンジン制御装置において、
    前記気筒判別手段は、前記エンジン停止位置情報に基づいて気筒判別を実施する第1の判別手段と、前記基準位置情報の検出結果に基づいて気筒判別を実施する第2の判別手段とを有し、
    エンジン始動後には、前記第2の判別手段による気筒判別が完了する以前であることを条件に、前記第1の判別手段による気筒判別を実施する請求項1乃至5の何れかに記載のエンジン制御装置。
  7. 前記第1の判別手段による気筒判別結果と前記第2の判別手段による気筒判別結果とが整合するかどうかを判定し、それら気筒判別結果に不整合が生じており且つ前記第1の判別手段による気筒判別結果に基づいて既に燃料噴射が行われていれば、当該噴射気筒への次回噴射量を減量側に補正する請求項6に記載のエンジン制御装置。
  8. エンジンの運転中に所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止し、エンジンの自動停止中に所定の自動始動条件が成立したときにエンジンを自動始動する自動停止・自動始動機能を有する請求項1乃至7の何れかに記載のエンジン制御装置。
  9. 前記クランク信号出力手段は、エンジン停止後も継続的にクランク信号を出力するものである請求項1乃至8の何れかに記載のエンジン制御装置。
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