JP4310343B2 - 複数触媒注入システム - Google Patents

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Description

発明の分野
[0001]本発明の実施形態は一般に、流動接触分解ユニットのための流動触媒注入システムに関する。
関連技術の背景
[0002]流動接触分解ユニット(FCCU)は、一般に、石油精製において、原油中に存在する長鎖炭化水素を切断し、蒸留装置にて回収される生成混合物を調整するために使用される。主触媒は一般に、注入するための触媒を、所定の時間にわたり定期的に計量する触媒注入システムによって、FCCUに導入される。そのような注入システムは、ニュージャージー州Sea GirtのIntercat,Inc.社から入手可能である。従来の注入システムの別の例が、参照としてその全体を組み込む1995年2月14日発行の米国特許第5,389,236号に記載されている。
[0003]精製プロセスにさらなる作用をもたらすために、主触媒に加えて、別の触媒をFCCUに注入することが有益であることが多い。例えばいくつかの触媒は、精製所の排気中に存在する硫黄または窒素含有化合物の量など、いくつかのタイプの排気を制御するように調製される。別の触媒を、蒸留装置内で回収される生成混合物に作用するように調製することができる。例えば、とりわけ、ガソリンに対してより多くのディーゼル燃料を生成するために、または生成される液体石油ガスの量を増加させるために、触媒を調製することができる。こうした注入システムは通常、個別の基礎上で支持され、FCCUにパイプで堅く接続されるので、製油業者がさらなる触媒注入システムを迅速に追加する柔軟性が大幅に制限される。
[0004]例えば、新しい触媒注入システムを計画および設置するために必要とされる時間のために、現在FCCUに結合されている触媒注入システムでは得ることができないある生成混合物に有利な市場状況を、製油業者が利用できないことがある。新しい触媒注入システム内に追加触媒を注入することによる迅速なプロセス調整を行うことが困難であることによってまた、調節の変化、原油の化学組成の差異、またはプロセス設備の欠陥による、精製所の排気を製油業者が迅速に調整する能力が妨害される。さらに、触媒注入システムの設置費用は高いので、プロセス制御のための予期されない何らかの必要に対する事前対策として、ライン上に配置された使用されていない触媒注入システムを有することは望ましくない。
[0005]したがって、流動接触分解ユニットのプロセスの柔軟性を向上させる触媒注入システムが必要とされている。
発明の概要
[0006]本発明は、複数触媒注入システムである。一実施形態では、本システムは、触媒をその中に保管するようになされた、少なくとも2つの区画を有する容器を備える。各区画は、注入システムの各区画から触媒の流れを独立して制御するために、それぞれの分配機構に結合される。
[0007]上記で簡単に概括した本発明を、上述した本発明の特徴、利点、および目的が実現され、詳細に理解されるようなやり方で、添付の図面に示すその実施形態を参照することによってより詳細に説明することができる。ただし、本発明は、同等に有効な別の実施形態を許容することができるため、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態のみを示すものであり、したがってその範囲を限定するものと考えられるべきではない。
[0019]理解を容易にするために、可能な場合は、複数の図面で共通の同一の要素を示すために、同一の参照番号を使用した。
詳細な説明
[0020]図1は、本発明による1つまたは複数の複数触媒注入システム106を備える流動接触分解(FCC)システム100の一実施形態の簡単な概略図である。注入システム106は通常、少なくとも2つの触媒を保管するのに適したコンテナ、および容器110から触媒を独立して分配するための分配システムを備える。分配システムは、容器110から2つ以上の触媒を同時に、順次に、またはそれらの組合せで分配することができることが意図される。注入システム106が2つ以上の触媒を扱うことができることにより、製油業者は、所与の数の触媒の使用を制御するために必要とされる注入システムの数を減らすことができ、また、精製プロセスへの様々な(例えば新しい)触媒の予期されていない追加に利用可能な余分な触媒分配能力を有する、コスト効率の高い手段を提供することができる。
[0021]FCCシステム100は、蒸留装置(図示せず)および1つまたは複数の触媒注入システム106に結合された、流動接触分解(FCC)ユニット190を備える。図1には、1つの注入システム106を示す。システム106の動作を制御するための制御モジュール104が、注入システム106に結合されている。
[0022]FCCユニット190は、原料油供給源(図示せず)から受け取った原油を加熱し、石油蒸気を、液化石油ガス(LPG)およびガソリンを含めて、1つまたは複数の異なる石油製品に転換するように構成される。一実施形態では、FCCユニット190は通常、従来のように配置された再生装置と分解チャンバを備える。例示的なFCCユニットの一例が、本明細書にその全体を参照によって組み込む、2003年5月27日出願の米国特許出願第10/445,453号に記載されている。
[0023]触媒注入システム106は、原料原油の精製に使用される触媒を供給および/または再生するために、送達ライン115によってFCCユニット190に結合される。一実施形態では、触媒注入システム106は、分配システム140に結合された保管容器110、および圧力制御システム198を備える。触媒注入システムはさらに、容器110およびFCCU190上流の送達ライン115の一部分に結合された、流体供給源134を備える。本発明の利益を受けるように適合させることができる例示的な注入システムが、いずれも本明細書にその全体を参照により組み込む、1995年2月14日発行の米国特許第5,389,236号、および2002年3月19日発行の米国特許第6,358,401号に記載されている。その他の供給源の中でも、本発明の利益を受けるように適合させることができる別の触媒注入システムが、ニュージャージー州Sea GirtのIntercat,Inc.社から入手可能である。
[0024]図1に示す実施形態には、単一の触媒注入システム106を示す。ただし、複数の触媒供給源からの触媒を選択的に注入するための、いかなる数の触媒注入システムまたは単一システムを使用することができることが意図される。
[0025]図1、および図1に示す保管容器110の線A−Aに沿った断面図である図2を同時に参照すると、保管容器110は通常、触媒を個別に保管するための2つ以上の区画103aおよび103b(以下集合的に「区画103」と呼ぶ)を有する、金属またはその他の適切なコンテナである。一実施形態では、区画103は、容器110の上端部に配置された共通の圧力プレナム105を共有する。各区画103内に異なる触媒を保管することが意図されるが、2つ以上の区画103が同じ触媒を保管することもできることが意図される。
[0026]保管容器110は、2つ以上の充填ポート114aまたは114b(以下集合的に「充填ポート114」と呼ぶ)、および2つ以上の排出ポート116aおよび116b(以下集合的に「排出ポート116」と呼ぶ)を備える。各区画103は、充填物を隔離し、容器110のそれぞれの区画103に保管された触媒を保管または排出するために、関連する1対の排出および充填ポート116、114に接続される。各排出ポート116は、容器110の底部で、分配システム140に結合される。一実施形態では、容器110は、常圧より高い圧力で使用するのに適している。
[0027]一実施形態では、区画103は、少なくとも1つのセパレータ101によって分離されている。セパレータ101は、容器110の底部に結合されており、排出ポート116を分離させる。セパレータ101は、容器110の内部で垂直に延びる。セパレータ101は、容器110の内部で垂直に延び、容器110の側壁に結合されて、区画103を分離する。図1に示す実施形態では、セパレータは、プレナム105がセパレータ101の頂部全体で区画103間を自由に連通するよう、容器110の頂部まで完全には延びない。セパレータ110を、容器110の底部から頂部へと延ばすことができること、および充填ポート114付近でセパレータ101を貫通して形成される、プレナム105を各区画103と連通させるための複数の穴(図示せず)を備えることができることも意図される。
[0028]図示の実施形態では、セパレータ101は、保管容器110を2つの別個の区画103aおよび103bに分離させるが、本明細書でさらに説明するように、保管容器110をいかなる数の区画103に分離することもできることが、当業者には理解されるであろう。一実施形態では、セパレータ101は、容器110を、容積がほぼ均等な区画103に分離するように配置される、実質的に平坦な形状である。別の実施形態では、セパレータ101は、保管容器110を容積が非均等な区画103に分離させる、「急角度に曲がった」形状である(破線101’で示す)。さらに別の実施形態では、セパレータ101は、ほぼ直線形状であるが、保管容器110を容積が非均等な区画103に分割するように、保管容器110内でわずかに中心からずれて配置される(破線101”で示すように)。区画103を非均等な容積で構成することは、異なる体積での個別の注入を必要とする2部分の触媒と共に、かつ1つの触媒が別の触媒に比べてかなり大量に使用されるが、使用される触媒の全体積により共通の注入システムを共有することが望ましいシステムで使用するのに特に適している。
[0029]セパレータ101を、想像線で示すようにセパレータ155によって容器110頂部まで延ばすことも意図される。そのような実施形態では、各区画103A、103Bは、流体結合されていない分離プレナム105A、105Bを備える。
[0030]容器110はまた、プレナム105と連通する少なくとも1つの圧力ポート180を備える。2つ以上の流体的に隔離されたプレナムが使用される実施形態では、必要な数の圧力ポートを、容器110を貫通して配置することができる。例えば、それぞれのプレナム105b、105a内の圧力を監視することができるように、2つの圧力ポート180、178を設けることができる。
[0031]分配システム140は、それぞれの排出ポート116にそれぞれ結合された、計量装置112a、112b(以下集合的に「計量装置112」と呼ぶ)を備える。すなわち、分配システム140は、保管容器100の各区画103につき1つの計量装置112を備える。計量装置112は通常、送達ライン115へと分配される触媒の量を、生産計画に基づいて、または例えばプロセスセンサからのフラッグに応答するなどリアルタイムの必要に応じて、監視または計量することができるように、制御モジュール104に結合される。
[0032]計量装置112は、それに関連付けられた保管容器110内の区画103から、FCCユニット190へと注入される触媒の量を制御する。計量装置112は、遮断弁、回転弁、質量流量制御装置、ショットポット、流れセンサ、容積式ポンプ、または、送達ライン115への送達用に保管容器110から分配される触媒量調節に適したその他の装置とすることができる。計測装置112は、重量、体積、時間分配、またはその他のやり方によって、触媒の量を決定することができる。システム100の触媒要件に応じて、計量装置112は通常、1日約5〜約4000ポンドの添加剤タイプの触媒(プロセス制御触媒)を供給するように構成され、または、1日約1〜約20トンの主触媒を供給するように構成することができる。計量装置112は通常、計画された生産サイクル過程、すなわち通常24時間にわたり、生産サイクル上で間隔をおいて行われる複数の所定量ショットとして触媒を送達する。ただし、触媒はまた、「必要に応じ」て、あるいは閉ループシステムの出力監視装置またはセンサによって提供される情報に応答して追加することもできる。
[0033]図1に示す実施形態では、計量装置112は、保管容器110から送達ライン115へと送達される触媒の量を時限作動によって調節する、弁132aおよび132b(以下集合的に「制御弁132」と呼ぶ)である。
[0034]制御弁132は、流体供給源134とFCCユニット190の間で送達ライン115に結合される。図1では、送達ライン115上に直列に結合された制御弁132を示すが、制御弁132を代わりに、流体供給源132とFCCユニット190との間に並列に結合させることもできる。
[0035]制御弁132は通常、保管容器110のそれぞれの排出ポート116に結合された、第1のポート142a、142bを備える。制御弁132の第2のポート144a、144b(以下集合的に「第2のポート144」と呼ぶ)は、送達ライン108の、送風機または圧縮機など流体供給源134から延びる部分に結合される。制御弁132の第3のポート146a、146b(以下集合的に「第3のポート146」と呼ぶ)は、供給ライン115の、FCCU190へと延びる部分に結合される。流体供給源134から供給され第2のポート144から第3のポート146へと移動する流体が、送達ライン115を通じてFCCU190へと触媒を同伴して輸送する場合、制御弁132は、開位置に作動されると、触媒が保管容器110から第3のポート146に向かって流れることを可能にする。一実施形態では、流体供給源134は、約80psi(約5.6kg/cm)で空気を供給する。
[0036]図3は、制御弁132の一実施形態を示す等角断面図である。制御弁132は、弁体302およびアクチュエータ304を備える。弁体302は、第1のフランジ306を備え、フランジ306は、それを貫通して形成された第1のポート142を有する。第1のフランジ306はまた、弁体302を図1に示す保管容器110の排出ポート116に結合することを容易にするための、複数の取り付け穴308を備える。第1のフランジ306は、ハウジング310に結合される。弁体302のハウジング310はキャビティ312を画定し、キャビティ312は、一端部に配置された弁座316によって第1のポート142に結合され、かつ第2の端部で、第2のポート144と第3のポート146とを結合させる第2の通路320(想像線で部分的に示す)に結合された、第1の通路314に結合される。弁座316は、それを貫通して形成された開口318を有し、この開口は、キャビティ312を保管容器110の排出ポート116(図1に示す)に流体結合させる。開口318は通常、直径約7/8〜約1−3/4インチである。
[0037]制御弁132の開口318は、シヤーディスク322を選択的に、弁座316を横断して横方向に動かすことによって開閉される。シヤーディスク322は一般に、通常同様に金属である弁座316を封止するラップ仕上げされた金属の上側封止面を有する。シヤーディスク322は、弁座316の下流側に配置されているので、FCCU190内で発生するいかなる背圧も、弁132を不用意に開けることはない。
[0038]アクチュエータアセンブリ324は、制御弁132の開および閉状態を制御するアクチュエータ304に、シヤーディスク322を結合する。アクチュエータアセンブリ324は、ハウジング310内を通って延びるシャフト326を備える。アクチュエータアセンブリ324の第1のアーム328は、ハウジング310の外側に配置されたシャフト326の端部に結合される。アクチュエータアセンブリ324の第2のアーム330は、ハウジング310のキャビティ312内に配置されたシャフト326の端部に結合される。ピン332は、第2のアーム330から延び、シヤーディスク322に係合する。シヤーディスク322の下面内に形成された凹部334は、ピン332を受け、ピン332がシヤーディスク322を選択的に、開口318を横方向に覆ってまたは開放して押しつけるときに、ピン332とシヤーディスク322が非係合状態になることを防止する。
[0039]凹部334内にある環状ブシュ336は、ピン332の端部に外接する。ブシュ336は、ピン332によって保持され、ピン332に沿って軸方向に動くことができる。ブシュ336の直径は通常、凹部334の直径よりも小さく、シヤーディスク322は横方向に動かされるとき、ブシュ336とピン332の周りで偏心して凹部334に対して回転することができる。
[0040]バイアス部材338(例えばばね)が、第2のアーム330とブシュ336の間でピン332の周りに配置される。部材338は、シヤーディスク322が弁座316を覆って配置されるときシヤーディスク322によって開口318が封止されるように、ブシュ336およびシヤーディスク322を、第2のアーム330から離して弁座316に対して偏倚させる。
[0041]図3に示すように、アクチュエータ304は、第1のアーム328に結合され、シャフト326を回転させて、開口318を開閉させる位置の間でシヤーディスク322を動かす。ピン332およびブシュ336は、シヤーディスク322内に形成された凹部324よりも直径が小さいので、シヤーディスク322は、制御弁132が開閉されるときシャフト326の周りで摂動する(すなわち、シヤーディスク322は、ピン332の周りで偏心して回転しながらシャフト326の周りをさらに回転する)。弁座316を覆うシヤーディスク322のこの動きによって、自己ラッピングする弁座清浄化作用がもたらされ、これによって、弁の漏れを生じる可能性がある、触媒によるシヤーディスク322封止面および弁座316のグルービングが防止される。バルブ動作のこの構成によって実質的に、弁132の耐用期間が延びることが見出された。それにもかかわらず、本発明の触媒注入システムで、別の制御弁を代わりに使用することができる。
[0042]図1を再び参照すると、保管容器110のプレナム105内の圧力を調節するために、圧力制御システム198が制御モジュール104に接続されている。圧力制御システム198は通常、分配動作時に、保管容器110を1平方インチ当たり約5〜約80ポンド(約0.35〜約5.6kg/cm)に加圧する。モジュール198は、容器110への触媒の補充を受け入れるために、保管容器110を断続的にほぼ大気圧まで通気する。
[0043]圧力制御システム198は、通常、ポンプまたは他の圧力源に結合され、レギュレータ、および/または他の圧力、プレナム105内の圧力を調節するのに適した流れ制御装置を備える。圧力制御システム198は通常、容器110内に配置された1つまたは複数のポートを通る気体の流れを制御することによって、プレナム内の圧力を制御する。一実施形態では、容器110内に入口ポート196および出口ポート194が形成され、それを通じて、容器110へと出入りする気体の流れが圧力制御システム198によって調節される。プレナム105A、105Bが流体的に隔離される実施形態では、各プレナム105A、105B内の圧力を独立して制御することができるように、個別の入口ポート192、196、および出口ポート190、194によって、各プレナムが圧力制御システム198に別々に結合される。
[0044]図13は、容器1300に結合された圧力制御システム198の一実施形態を示す。容器1300は、本明細書に記載する例えば容器110、401、501などいかなる保管容器のように、または、図13に示す、単一触媒分配出口1303を有する単一区画容器1301のように構成することもできる。別の構成を有する保管容器が、圧力制御システム198による圧力制御の恩恵を受けることも意図される。議論を容易にするために、容器1300は、ポート180、194、196、およびプレナム105を備える。
[0045]圧力制御システム198は、圧力制御弁1330、通気制御弁1310、および圧力送信機1320を有する制御回路を備える。圧力制御弁1330の入口は、プラント空気源1332などの気体供給源に結合され、圧力制御弁1330の出口は、圧力制御弁1330を開いたときに容器110を加圧することが可能になるように、容器の入口ポート196に結合される。通気制御弁1310の入口は、容器110の出口ポート194に結合され、通気制御弁1310の出口は、通気制御弁1310を開いたときに容器110のプレナム105を通気することが可能になるように、大気に向かって開かれる。通常、触媒微粉の大気への排出または弁1310の汚染を防止するために、フィルタまたは別のダクト制御機構(図示せず)が、通気制御弁1310と容器110の間に挿入される。複数の流体的に隔離されたプレナムを備えるシステムは、図13に示すものと同様の、専用の圧力制御弁、通気制御弁、および圧力送信機の制御回路を各プレナムが有する、単一の圧力制御システム198によってそれぞれ制御できることが意図される。
[0046]圧力および通気制御弁1330、1310の作動状態は、制御モジュール104によって供給される信号によって制御される。この信号は、電気、流体、空気、またはその他の伝達形式とすることができる。図13に示す実施形態では、弁1310、1330の作動状態(すなわち開および閉)を決定する空気信号を供給するために、1対のパイロット弁1302が使用される。パイロット弁1302への空気は、機器空気源1304によって供給することができる。機器空気源1304からの空気は、乾いており、ろ過され、弁1330、1310を作動させるのに適当な低圧に維持されている。
[0047]圧力センサ送信機1320は、プレナム105内の圧力を監視し、圧力情報を制御モジュール104に提供するために、容器110の圧力ポート180に結合される。ポート178に結合される圧力送信機などのさらなる圧力送信機を、隔離されたプレナムと共に使用することが意図される。センサ送信機1320は、通常、約0〜約100psigの範囲を有する。センサ送信機1320は、通常、約0.5psiの分解能を有し、一実施形態では、約0.1psiより良好な分解能を有する。1つの適当なセンサ送信機は、ミネソタ州ChanhassenのRosemount,Inc.社から入手可能である。
[0048]制御モジュール104は、注入システム106によって送達ライン115内に送達される触媒の速度および/または量を制御するために、注入システム106に結合される。一実施形態では、制御モジュール104は、送達ライン115へと送達される触媒の量を監視および計量することができるように、計量装置112に結合される。1つの適当な制御モジュールが、本明細書にその全体を参照として組み込む、2002年11月26日出願の米国特許出願第10/304,670号に記載されている。
[0049]一実施形態では、注入システム106は、各触媒注入時に計量装置112内を通過する触媒量を分解するのに適した計量を提供するための、1つまたは複数のセンサ124を任意で備える。センサ124は、保管容器110の区画103内の触媒レベル(すなわち体積)、容器110の区画103内の触媒重量、保管容器110、排出ポート116、計量装置112、および/または触媒送達ライン115内などを通る触媒の移動速度などを検出するように構成することができる。
[0050]図1に示す実施形態では、センサ124は、保管容器110の区画103内の触媒重量を示す計量を提供するようになされた、複数のロードセル126である。ロードセル126は、保管容器110をコンクリートパッドなどの面120の上に支持する、複数の脚136にそれぞれ結合される。脚136はそれぞれ、それに結合された1つのロードセル126を有する。コントロールモジュール104は、ロードセル126の出力を受け取る。ロードセル126から得られた順次的なデータサンプルから、制御モジュール104は、計量装置112のそれぞれの作動後に注入された触媒の総量を分解することができる。計測されたシステム110内の触媒総重量の変化を用い、それらの変化を、重量が変化したときにどの弁132が開いていたかに応じて特定の区画103に割り当てることによって、順次的に分配された各触媒の量を決定することができる。さらに、例えば、より多い(またはより少ない)触媒をそこからFCCU190内へと通過させることが可能になるように制御弁132の開いている時間を変化させるなど、計量装置112の送達特性を調整することによって、個別の各ショットで分配される触媒の量の変化を補正することができるように、生産サイクル過程にわたって分配された触媒の総量を監視することができる。
[0051]FCCシステム100の動作は、制御モジュール104が、例えば予め設定された注入スケジュール、手動作動、FCCUの動作を最適化するためのコンピュータモデルランの出力、またはセンサによって提供された情報に基づいて、最適効率で機能するためにシステム100が必要とする触媒の量(例えば、システムの出力を所定のプロセスウィンドウ内に戻すために必要となる触媒の量)を決定するときに開始される。例えば、感知された出力計量に応答する触媒の追加は、システム排気を許容可能なレベルに維持するために、または原料油から望ましい生成混合物を取り出すために利用することができる。
[0052]制御モジュールの決定に基づいて、特定のシステムの必要(例えば、排気の低減)に対処するために適した少なくとも1つの特定の触媒を、複数触媒注入システム106から分配し、送達ライン115内へと放出することができる。一実施形態では、単一の注入システム106から、いくつかの触媒が同時に分配され、送達ライン115内へと放出される。したがって、触媒を収容するための保管容器110の総数を減少させることができ、FCCシステム100を、最低限のシステム修正でより効率的に動作するように適合させることができる。
[0053]図4は、複数触媒注入システム400の別の実施形態を示す断面図である。複数触媒注入システム400は、図1および図2で示すシステム106と同様であり、保管容器401、セパレータ402、および複数の区画404を備える。図示の実施形態では、保管容器401は、セパレータ402によって、3つの区画404a、404b、および404c(以下集合的に「区画404」と呼ぶ)に分離される。セパレータ402は、保管容器を3つの区画404に分割する、3つのフランジ406a、406b、および406c(以下集合的に「フランジ406」と呼ぶ)を備える。3つの区画404はそれぞれ、容器401を貫通して形成された排出ポート408a、408b、または408c(以下集合的に「排出ポート408」と呼ぶ)、および入口ポート(図示せず)にさらに関連付けられる。一実施形態では、セパレータ402のフランジ406は、保管容器401を実質的に容積の等しい区画404に分割するように、均等に間隔をおいて配置される。別の実施形態では、フランジ406は、(破線406’で示すように)保管容器401を容積の異なる区画404に分割するように間隔をおいて配置される。図4には、3つのフランジ402を有するセパレータ402を示すが、セパレータ402は、保管容器401をいかなる数の区画404に分割するための、いかなる数のフランジ402を備えることもでき、少なくとも2つの区画404の間の容積比を実質的に等しくし、または所定の容積比に構成することができることが、当業者には理解されるであろう。区画404を非均等な容積で構成することは、異なる体積の別々の注入を必要とする2部分の触媒と共に、また1つの触媒が別の触媒に対してかなり多く使用されるが、使用される触媒の総体積により共通の注入システムを共用することが望ましいシステムで使用するのに特に適している。さらに、区画404のうち1つは、予期せぬプロセス要件の変化に対応するための触媒を装填する準備のできた、ライン上の非常注入システムを提供するために空にしておくことができ、それによって製油業者は、市場状況、または排気などの規制問題を迅速に利用することが可能になる。
[0054]図5は、複数触媒注入システム500の別の実施形態を示す断面図である。複数触媒注入システム500は、図4に示すシステム400と同様であり、保管容器501、調整可能なセパレータ502、および1つまたは複数の区画504を備える。図示の実施形態では、保管容器501は、調整可能なセパレータ502によって、3つの区画504a、504b、および504c(以下集合的に「区画504」と呼ぶ)に分離される。3つの区画504はそれぞれ、排出ポート508a、508b、または508c(以下集合的に「排出ポート508」と呼ぶ)、および充填ポート(図示せず)にさらに関連付けられる。
[0055]セパレータ502は、2つ以上のフランジ506を備える。少なくとも2つのフランジ506が、容器501内で軸方向に延びるヒンジ510にて結合される。ヒンジ510によって、フランジ405の相対的な向きを調整することが可能になり、それによって、区画間の容積比を選択的に調整することが可能になる。図示の実施形態では、調整可能なセパレータ510が、保管容器501を3つの区画504に分割する3つのフランジ506a、506b、および506c(以下集合的に「フランジ506」と呼ぶ)を備える。少なくとも1つのフランジ506を、区間504間の容積比を調整するためにヒンジ510の周りで回転させることができる。
[0056]図6は、ヒンジ510の一実施形態の側面図である。ヒンジ510は、第1のフランジ(506a)に結合された第1の要素602、および第2のフランジ(506b)に結合された第2の要素604を備える。要素602、604は、複数の介在開口606を備え、開口606は、それを貫通するロッド608を受け入れる。ロッド608は、容器501の側壁に結合された上部ブレース610を貫通して形成された、穴620内を通過し、容器501の底部内に形成された穴612に係合する。ブレース610および穴612は、要素602、604によって保持されるフランジ506をロッド608の周りで自由に回転させることが可能になる向きに、ロッド608を保持する。
[0057]可動フランジ506は、係止機構640によって所定の向きに固定される。一実施形態では、1つの係止機構640が、容器501の側壁に隣接するフランジ506の各縁部642に結合される。係止機構640は、一般に、フランジ506の回転を妨げるようなやり方で、容器501の側壁に解除可能に係合するようになされる。あるいは、係止機構640を、容器501内の別の位置に配置し、フランジ506の相対位置を固定するように構成することができる。例えば係止機構は、ヒンジ510に拘束するよう構成することができ、または2つ以上のフランジの間に配置されるブレース(図示せず)の形とすることができる。
[0058]図7は、容器501内でフランジ502の向きを固定するために使用することができる、係止機構640の一実施形態を示す。図7に示す実施形態では、係止機構640は、フランジ506aに固定されたブロック701を貫通してねじ付けされたねじ702を備える。ブロック501は、溶接、ねじ付け、リベット締め、接着などによってフランジ506aに結合させることができる。ねじ702が回転されてブロック701を通って延びるとき、ねじ702は、容器501に対して締め付けられ、それによって、フランジ506aを所定の位置に係止する。係止機構640をヒンジ510の一部とし、またはそれと相互作用させること、あるいは、クランプ、ピン、またはフランジ506a(または別の可動フランジ506)を所定の位置に固定するのに適した別の装置とすることが意図される。さらに、係止機構640によって、フランジ506の位置を変えることが可能になるので、区画504間の容積比を、システム500内で使用される触媒をかなり柔軟に選択することが可能になるように再構成することができる。
[0059]各可動フランジ506は、区画504間の触媒の相互汚染を最低限に抑え、および/またはなくす、封650を備える。封650は、各フランジ506と容器501の側壁の間に介在するように構成される。封650は、フランジ506と容器501の間を触媒が通過することを妨げるのに適した、いかなる装置とすることもできる。適当な封520の例として、ガスケットおよびブラシが挙げられる。封650は、フランジ506の片面または両面上に配置することができる。
[0060]図8の部分断面図をさらに参照すると、封650は通常、第1の縁部802で取り付けフランジ804に結合される封止要素810を備える。取り付けフランジ804は、封650の第2の縁部806がフランジ506の縁部642を超えて延び、容器501の壁部に係合することが可能になる位置でフランジ506aに結合される。封650の第2の縁部806は、通常、触媒がフランジ506の縁部642と容器501との間に画成された溝を通って区画間を通過することを実質的に防止しながら、フランジ506を容器501に対して相対的に動かすことが可能になるように構成される。図8に示す実施形態では、封650は、取り付けフランジ804に圧着または別のやり方で固定された、第1の縁部802を有するブラシである。取り付けフランジ804は、リベット締めまたは別のやり方で、フランジ506に固定される。図8には示さないが、封650は、容器501の壁部および底部に隣接して配置された、フランジ506の縁部全体に実質的に沿って延びることが意図される。
[0061]ブレース610が容器の封止部を形成する実施形態では、フランジ506の上縁部652と容器501の頂部との間に封560を配置することができることが意図される。上縁部652と、容器501の封止部の底部654との間に配置された封650によって、図1に想像線で示す代替実施形態を参照して説明するように、各区画を流体的に隔離することが可能になる。
[0062]したがって、セパレータ502のフランジ506は、保管容器501を実質的に容積が均等な区画504に分割するために、図示のように等間隔で配置することができ、あるいは、フランジ506は、保管容器501を容積の異なる少なくとも2つの区画504に分割するための間隔に動かすことができる。図5に示すセパレータ502は、3つの可動フランジ502を持つものとして示すが、セパレータ502は、保管容器501をいかなる数の区画504に分割するためのいかなる数の可動フランジ502を含むこともできることが、当業者には理解されるであろう。
[0063]触媒分配動作のより正確な制御がまた、システム100によって提供される。図13に示すようなセンサ送信機1320によって、リアルタイムの圧力情報が制御モジュール104に提供されるので、従来の圧力制御システムに比べ、容器110内の圧力をより正確に監視することができる。
[0064]比較のために、従来の圧力制御システム1250を図12に示す。圧力制御システム1250は一般に、パイロット制御弁1202、制御弁1204、および圧力表示器1206を備える。パイロット制御弁1202は、手動で所定の圧力に設定することができる。容器1200のプレナム1205に接続された、パイロット制御弁1202の感知ポート1208における圧力が・・・と、パイロット制御弁1202が開いて、制御弁1204のアクチュエータに圧力を加える。制御弁1204は、パイロット制御弁1202によって作動されると、プレナム1205の圧力を上昇させるためにプラント空気源1210から気体を供給する。圧力表示器1206は通常、制御弁1204の制御された断続的な開放によって、プレナム1205内の所定の圧力が維持されるようにパイロット制御弁1202を手動で設定することを容易にするために、感知ポート1208およびプレナム1205と接続して結合される。
[0065]従来の圧力制御システム1205は、上記いかなる注入システムの実施形態と共に使用することもできるが、圧力制御システム198は多くの例で、さらなる実施コストに値する利益を提供する。例えば、制御システム198からのリアルタイム情報を用いる制御モジュール104は、容器圧力および触媒追加の両方を監視するとき、圧力変化に伴う重量変化が、容器110から分配されまたはそこに追加される触媒の重量測定に影響を及ぼすことを防止するために、圧力制御または触媒充填/分配動作のいずれかをロックアウトすることができる。プレナム105内の流体(例えば空気)の重量は、ロードセル126によって感知される容器110の総重量に寄与するので、これは有利である。したがって、容器110の圧力を調節する弁1310、1330のうちの一方が開いている場合、圧力制御システム198によりプレナム105を通気し、またはそこに空気を加えることによって生じるプレナム105内の流体の質量変化によって、触媒重量の決定に誤差が生じることがある。有利には、制御モジュール104は、触媒充填および分配動作時に、圧力制御システム198の弁1310、1330による圧力制御をロックアウトしまたは一時停止することによって、そのような事態の発生を防止する。逆に、圧力制御システム198による圧力調節時は、弁1310、1330の両方が閉じられるまで、FCCユニット190への触媒注入または容器110への触媒補充を遅らせることができる。
[0066]さらに、容器110内の圧力は、図12に示すような機械的システムに頼らず電子的に制御されるので、容器110内の精密な圧力制御が容易になる。これによって、容器の重量のより正確な計算が可能になり、究極的には、FCCユニット190内に注入される触媒の量のより正確な制御が可能になり、それによってよりロバストなプロセス制御が提供される。
[0067]図9〜図11は、図12に示すような機械的圧力制御システムを有する追加システムに対する、圧力制御システム198など電子的圧力制御システムの、重量示度への圧力変化の影響を示す。図9は、電子的および機械的圧力制御をそれぞれ有する、追加システムの圧力制御のプロット910、912を示すグラフ900である。プロット912は、システム1200を備える注入システムから取られ、プロット910は、制御システム198を使用する注入システムから取られた。y軸902は容器内の圧力を示し、x軸904は時間を示す。プロット910、912上に見られる圧力変動は、1時間にわたって測定された。両プロットにおける圧力上昇は通常、容器内の圧力を上昇させる圧力制御装置によるものである。図13に示すような使用中の圧力制御システム198では、触媒が排出されないときに、一般にプロット910で圧力が上昇し、したがって、プレナム内の気体量の変化は、追加触媒の重量計算に影響を及ぼさない。プロット910で示される圧力漸減は、触媒が制御装置によってシステムから排出されることによる。従来のシステムは、圧力変化を常に制御するように動作するので、プロット912における圧力低下は、レギュレータのサイクルによるものである。上述したように、プレナム内の気体の量は重量計算に影響を与え、究極的には排出される触媒の量に影響を与えるので、特に様々な重量を有する様々なタイプの触媒が区画内に存在する場合、容器内圧力変化の影響により、排出された触媒の望ましくない計算ミスが生じる恐れがある。したがって、圧力示度の制御、正確さ、および精度が、ロバストなプロセス制御を得るために重要となる。プロット910は、従来のシステム(システム1250など)に対して改善された、圧力制御システム198の圧力制御および/または感知を示す。圧力変動をなくすことは、複数の区画および/または複数のプレナムを有するシステムにおいてより一層重要となる。
[0068]図10は、プロット1020で示すような容器内圧力と、容器重量のプロット1030との関係を示すグラフ1000である。グラフ1000のy軸1002は圧力、y軸1006は重量、x軸1004は時間である。図10に示すように、プロット1020、1030は、触媒が排出されない期間に得られたものであり、したがって、プロット1030は、一定、例えば水平となるべきである。ただし、圧力プロット1020は、従来の圧力センサおよび制御システム(例えば制御システム1250)からの示度の変動による変化を示すので、感知される圧力の変化、およびしたがって容器のプレナム内の気体重量に変動が生じる。この変動により制御装置は、プロット1030の変動によって示されるように、容器内の触媒重量を誤って計算する。いくつかのタイプのプロセス制御は1ポンド以内の精度の触媒追加を必要とするので、このタイプの圧力センサを用いた追加制御は望ましくない。
[0069]図11は、容器圧力のプロット1120、および電子圧力制御システム198を用いて計算された容器重量のプロット1130を有する、グラフ1100である。y軸1102、1106は、それぞれ圧力および重量であり、x軸1104は時間である。ここでもまたサンプルデータは、触媒が排出または追加が行われない間に取られた。プロット1120によって示すように、圧力送信機からの出力は、特に図10のプロット1020と比べて、圧力制御システム198によってもたらされたより精度の高い圧力調節を示す。したがって、プロット1130によって示すように、計算された容器内の触媒重量には、圧力変化による変動がほとんどまたはまったくない。したがって、このタイプの上記電子圧力送信機および電子圧力制御システムの使用によって、有利には、1ポンド以内の精度の触媒分配が要求される場合のシステムにおけるプロセス制御が容易になる。
[0070]したがって、本発明は、流動接触分解システムの分野において大幅な進歩を示す。2つ以上の触媒を別々にまたは同時に分配することができる、プロセス触媒用の保管容器が提供される。本発明の実施形態によって、変化するプロセスの必要に従って様々な体積の触媒を収容するように調整された保管容器が可能になる。さらに、圧力制御が改善されたことによって、触媒追加の正確さが向上し、それによってFCCユニットの性能が相補的に改善される。したがって、プロセスの柔軟性が大幅に向上する。
[0071]以上は本発明の好ましい実施形態を対象とするが、その基本的な範囲を逸脱することなく、本発明の別のまたはさらなる実施形態を考案することができ、その範囲は添付の特許請求項の範囲によって決定される。
本発明による複数触媒注入システムを有する流動接触分解システムの一実施形態を示す簡単な概略図である。 図1の線A−Aに沿った注入システムの断面図である。 図1および図2の複数触媒注入システムで使用するための制御弁の一実施形態を示す等角断面図である。 本発明による複数触媒注入システムの別の実施形態を示す断面図である。 本発明による調整可能なセパレータを有する複数触媒注入システムの別の実施形態を示す断面図である。 セパレータヒンジの一実施形態を示す図である。 セパレータ係止機構の一実施形態を示す図である。 セパレータの封の一実施形態を示す図である。 機械的および電子的圧力制御を有する注入システムにおける圧力変化を示すグラフである。 機械的圧力制御を有する注入システムにおける圧力変化を示す別のグラフである。 電子的圧力制御を有する注入システムにおける圧力変化を示す別のグラフである。 従来の圧力制御モジュールの概略図である。 注入システムからの精密な量の触媒分配を可能にするのに適した、圧力制御モジュールの一実施形態を示す概略図である。

Claims (26)

  1. 複数触媒注入システムであって、
    流動接触分解ユニットへ触媒を送るように構成された容器と、
    前記容器内に配置され、前記容器内に少なくとも2つの区画を画成するセパレータと、
    前記容器内に画成され、各区画に流体結合される加圧可能なプレナムと、
    複数の排出機構と
    を備え、各排出機構がそれぞれ1つずつそれぞれの区画に結合されるシステム。
  2. 前記セパレータが、前記容器の底部から前記容器の頂部より低い高さへと延びる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記セパレータがほぼ平坦である、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記セパレータが、
    共通接合部から径方向外側に延びる2つ以上のフランジを備え、前記2つ以上のフランジが、それらの間に約180°未満の角度を形成する、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記2つ以上のフランジの少なくとも1つが、前記共通接合部の周りで回転可能である、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記区画の少なくとも2つの容積が異なる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記少なくとも2つの区画の容積がほぼ等しい、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記区画のうち少なくとも1つの容積が調整可能である、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記容器の頂部を貫通して配置される複数の触媒充填ポートをさらに備え、前記プレナムが前記充填ポートに隣接して配置される、請求項1に記載のシステム。
  10. 流動接触分解ユニットと、
    前記流動接触分解ユニットに結合され、複数の触媒保管区画を有する触媒注入容器と、
    前記容器の底部に結合され、前記容器の頂部より低い高さまで延びるセパレータと
    を備える流動接触分解システム。
  11. 前記セパレータが、共通接合部から径方向外側に延びる2つ以上のフランジを備え、前記フランジの少なくとも2つが、急角度に曲がった向きをなす、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記セパレータが、共通接合部から径方向外側に延びる2つ以上のフランジを備え、前記フランジの少なくとも2つが、前記共通接合部の周りで回転可能である、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記触媒保管区画の少なくとも2つの容積が異なる、請求項10に記載のシステム。
  14. 前記触媒保管区画の少なくとも2つの容積がほぼ等しい、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記容器の頂部を貫通して配置された複数の触媒充填ポートと、
    前記充填ポートに隣接する前記容器内に配置され、前記触媒保管区画に流体結合されたプレナムと
    をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  16. 前記容器に結合され、前記容器内の圧力を1インチ当たり約5〜約80ポンド(約0.35〜約5.6kg/cm2)の範囲に制御するようになされた加圧システムをさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  17. 各触媒保管区画に結合されたそれぞれの計量装置をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  18. 前記触媒保管区画の少なくとも1つの容積が調整可能である、請求項10に記載のシステム。
  19. 流動接触分解ユニットと、
    前記流動接触分解ユニットに結合され、複数の触媒保管区画を有する触媒注入容器と、
    前記容器の底部と頂部の間に結合されたセパレータと、
    前記容器の前記頂部付近で前記セパレータを貫通して延びる少なくとも1つの穴と
    を備える流動接触分解システム。
  20. 触媒を流動接触分解ユニットに注入するための方法であって、
    容器の第1の区画内に触媒を保管するステップと、
    前記容器の第2の区画内に触媒を保管するステップであって、前記第1の区画内に保管される触媒と前記第2の区画内に保管される触媒とが化学的に異なるステップと、
    前記第1の区画から流動接触分解ユニット内へと触媒を分配するステップとを含む方法。
  21. 前記区画の少なくとも1つの容積を調整するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2の区画から前記流動接触分解ユニット内へと触媒を分配するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記第1および第2の区画から触媒を分配する前記ステップが同時に行われる、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1および第2の区画から触媒を分配する前記ステップが順次行われる、請求項22に記載の方法。
  25. 流動接触分解ユニットに触媒を装填するための装填装置であって、
    容器と、
    前記容器内に画成された複数の触媒保管領域と、
    前記容器に接続された計量装置であり、前記複数の触媒保管領域の選択された一つから分配された触媒の量を示す計量を提供するように構成されている前記計量装置と
    を備える装填装置。
  26. 流動接触分解ユニットに触媒を装填するための装填装置であって、
    なる触媒を内部に導入するための複数の触媒入口ポートと、複数の触媒を流動接触分解ユニットに選択的に提供するための複数の排出ポートとを有している容器と、
    前記流動接触分解ユニットに送られた触媒の量を測定するよう構成された計量システムと、
    前記計量システムに結合された制御装置であり、実行された場合に、前記複数の触媒の選択された一つを、前記容器を通して前記流動接触分解ユニットに送る命令を含んでいる前記制御装置とを備える装填装置。
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