JP4308933B2 - ドラスタチン10誘導体を含有するマイクロスフエア製剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗腫瘍作用を有するドラスタチン10及びその誘導体(以下「ドラスタチン10誘導体」という)を含有するマイクロスフェア製剤に関する。本発明のマイクロスフェアは、ドラスタチン10誘導体の血中濃度を長期間にわたり有効域に保つことができ、徐放性抗腫瘍剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】
ドラスタチン10は、ペチット(Pettit)等によりインド洋産のタツナミガイから抽出されたペンタペプチドであり、非常に強い細胞生長抑制作用(抗腫瘍作用)を有する化合物として知られている(特開平2−167278号公報参照)。また、その誘導体も種々合成されており、それらも優れた抗腫瘍作用を有することが知られている(例えば、国際公開WO93/03054号パンフレット参照)。
【0003】
抗腫瘍作用を示す薬物は、一般に、細胞毒性物質であり、その投与経路が注射である場合、通常の筋肉注射や皮下注射ではその注射部位の正常細胞が薬物毒性により損傷を受けるという副作用が生じる。そのため、抗腫瘍作用を示す薬物の注射剤は、静脈注射又は腫瘍部位への局所注射に限られるという制約がある。また、抗腫瘍作用を示す薬物は、薬理効果(腫瘍細胞に対する生長抑制効果)の発現量と毒性(正常細胞に対する生長抑制等の毒性)の発現量の差(有効域)が非常に狭いため、その有効域の血中濃度を長時間保持することは困難であるという問題がある。
【0004】
そのため、腫瘍細胞のみに、長期間にわたって有効域の濃度で薬物が放出されるような製剤の開発が望まれており、その製剤処方や投与方法について種々の工夫が提案されている。
【0005】
例えば、正常細胞に対する副作用を防止し、同時に薬効の持続性を考慮した投与方法として、抗腫瘍剤をカプセルに封入したり錠剤やペレット状に成形したものを腫瘍の周辺に埋め込む方法や、抗腫瘍剤を高分子重合体の皮膜でマイクロカプセル化した製剤や高分子重合体を用いてマイクロスフェア化した製剤を腫瘍の周辺の筋肉内や血管内に注入し腫瘍の栄養血管をマイクロカプセル又はマイクロスフェアで塞栓する方法等の徐放性局所投与方法が提案されている。これらの投与方法に用いられる製剤のうち、最近、薬物の放出制御等の観点から、基剤として特にポリ乳酸系重合体等の生体内分解性ポリマーを用いたマイクロスフェア製剤が注目を集めている。
【0006】
ポリ乳酸系重合体を用いて液中乾燥法によりマイクロスフェアを調製する場合、一般に、薬物が水溶性薬物の場合には、W/O/W型複合乳化法又はO/O型乳化法が多く用いられ、他方、薬物が油溶性薬物の場合には、O/W型乳化法が多く用いられている。これらの液中乾燥法のうち、O/W型乳化法は、工程が簡単であり、球状粒子が得られやすく、また、使用する有機溶媒の量も少ない等の利点があり、工業的に有利な方法である。
【0007】
しかし、水溶性薬物にO/W型乳化法を適用した場合、通常のO/W型の乳化方法では、薬物の大部分が外水相に分配され、マイクロスフェア中への薬物の取り込み率が極めて低くなるという問題が生じる。この問題を解決するため、水溶性薬物にO/W型乳化法を適用した場合の薬物の取り込み率を高める方法として、例えば、内油相の溶媒として少なくとも一種の水不溶性溶媒と少なくとも一種の水混和性溶媒を用いる方法(特開平4−46115号公報)、内油相に脂肪酸塩を添加する方法(特開平4−46116号公報)、生体内分解性ポリマーと水溶性薬物から固溶体をつくり、それを有機溶媒に溶解させる方法(特開平4−189181号公報)、内油相に疎水性ホスト化合物を含有させる方法(特開平6−316504号公報)等が提案されている。しかしながら、これらの方法は、通常のO/W型乳化法に比べて余分な試薬を必要としたり、繁雑な操作を必要とする等の難点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、抗腫瘍作用を有するドラスタチン10誘導体の血中濃度を長期間にわたり有効域に保つことができる徐放性のマイクロスフェア製剤を提供することである。
【0009】
本発明はの目的はまた、抗腫瘍作用を有するドラスタチン10誘導体を腫瘍部位又はその周辺部位以外にも皮下投与することができる製剤を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、抗腫瘍作用を有するドラスタチン10誘導体の徐放性マイクロスフェア製剤について種々研究を重ねた結果、今回、マイクロスフェア製剤の基剤として乳酸とグリコール酸のモル比及び数平均分子量が特定の範囲内にある乳酸とグリコール酸の共重合体を用いると、ドラスタチン10誘導体が水溶性薬物である(薬理試験や臨床試験は全て水溶液の形態で行っている)にもかかわらず、ごく一般的なO/W型液中乾燥法でマイクロスフェア化することによって、ドラスタチン10誘導体が十分に取り込まれたマイクロスフェア製剤を製造することができること、しかも得られるマイクロスフェア製剤は、それを皮下投与をした場合、意外にも、投与部位の正常細胞に何ら損傷を与えることなく、ドラスタチン10誘導体の血中濃度が長期間にわたり有効域に保たれ、持続的な抗腫瘍作用を発現することを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】
しかして、本発明によれば、乳酸−グリコール酸共重合体とその中に均一に分散しているドラスタチン10誘導体からなるマイクロスフェア製剤であって、該乳酸−グリコール酸共重合体の乳酸:グリコール酸のモル比が40:60〜60:40の範囲内にあり且つ数平均分子量が4000〜6000の範囲内にあることを特徴とするマイクロスフェア製剤が提供される。
【0012】
また、本発明によれば、O/W型液中乾燥法により該マイクロスフェア製剤を製造するにあたり、内油相と外水相の体積比を、内油相1に対して外水相を100以上とすることを特徴とするマイクロスフェア製剤の製造方法が提供される。
【0013】
さらに、本発明によれば、凍結乾燥された形態の該マイクロスフェア製剤及び該凍結乾燥された形態のマイクロスフェア製剤を懸濁させるためのマンニット含有水溶液からなる皮下投与用製剤のキットが提供される。
【0014】
以下、本発明のマイクロスフェア製剤、その製造方法等についてさらに詳細に説明する。
【0015】
本明細書において、「ドラスタチン10誘導体」なる語は、ペンタペプチドであるドラスタチン10と、その構成アミノ酸又はペプチドの一部が他のアミノ酸又はペプチドで置換されている化合物、その構成アミノ酸又はペプチドの一部が欠失している化合物、そのペンタペプチドに他のアミノ酸又はペプチドが付加されている化合物、そのペンタペプチドが置換基で修飾されている化合物等であってドラスタチン10と同種の抗腫瘍作用を発現する、いわゆるドラスタチン10の誘導体との両者を包含する意味で用いる。これらのドラスタチン10誘導体の具体例としては、前記した特開平2−167278号公報、国際公開WO93/03054号パンフレットの他に、例えば、国際公開WO95/09864号パンフレット、国際公開WO96/33212号パンフレット、特開平6−293795号公報、特開平7−70173号公報、特開平8−59693号公報、特開平8−81493号公報、特開平8−119990号公報、特開平8−188594号公報、特開平9−77791号公報、特表平7−506580号公報、特表平8−504415号公報等の文献に記載されているものが挙げられる。
【0016】
本発明によれば、上記のドラスタチン10誘導体は乳酸−グリコール酸共重合体を用いてマイクロスフェア化されるが、本発明では、特に、乳酸とグリコール酸のモル比が40:60〜60:40の範囲内にあり且つ数平均分子量が4000〜6000の範囲内にある乳酸とグリコール酸の共重合体を使用する点に特徴を有するものであり、これにより、ドラスタチン10誘導体の血中濃度を長期間にわたり有効域に保持することができるドラスタチン10誘導体含有製剤を提供することができる。
【0017】
かかる乳酸−グリコール酸共重合体は、乳酸とグリコール酸をそれ自体既知の方法で共重合させることにより容易に合成することができ、或いはまた、例えばPLGA5005(和光純薬株式会社製)等の商品名で市販されているものを使用することができる。
【0018】
本発明のマイクロスフェア製剤は、通常のO/W型液中乾燥法により製造することができる。O/W型液中乾燥法は、例えば、ドラスタチン10誘導体及び上記の乳酸−グリコール酸共重合体を、塩化メチレン、クロロホルム、クロロエタン、トリクロロエタン、四塩化炭素、酢酸エチル、エチルエーテル、アセトニトリル、アセトン、ベンゼン、トルエン等の有機溶媒に溶解することにより得られる内油相を、ポリビニルアルコール、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、レシチン、カルボキシメチルセルロース、オレイン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ツイーン80等;アストラパウダー社製)、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体(HCO60等;日光ケミカルズ社製)、ポリビニルピロリドン等の乳化安定剤を含有する水溶液からなる外水相中に撹拌しながら滴下し、乳化分散させ、次いで、有機溶媒を蒸発除去し、得られるマイクロスフェアを水溶液から濾過分離し、場合により凍結乾燥することにより行うことができる。
【0019】
上記の方法において、内油相と外水相の比率は厳密に制限されるものではなく、薬物の種類や用いる乳酸−グリコール酸共重合体の種類等に応じて選択することができ、例えば内油相と外水相の体積比を、内油相1に対して外水相を100以上、より好適には150以上とすることにより、薬物の取り込み率を顕著に上昇させることができる。
【0020】
形成されるマイクロスフェアの粒径は、通常、200μm程度以下の均一な粒径を有するものであれば特に制限はなく、マイクロスフェア製剤の投与経路等により粒径を変えることができる。例えば、腫瘍の栄養血管に投与する塞栓療法の場合は50〜100μm程度のマイクロスフェアが用いられ、皮下投与用製剤として用いる場合には、とりわけ粒径が20〜50μm程度のものが適している。また、ドラスタチン10誘導体は酸性水溶液中において高い溶解度を示すため、上記の液中乾燥法における外水相に、pHを弱酸性乃至中性に保つ添加剤、例えば、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液等を加えることにより、薬物の取り込み率を上げることができる。
【0021】
本発明のマイクロスフェア製剤の製造において、ドラスタチン10誘導体の使用量は特に制限はないが、一般的には、乳酸−グリコール酸共重合体に対してドラスタチン10誘導体を0.2〜20重量%、特に0.5〜5重量%の割合で使用することが好ましい。かくして、使用されたドラスタチン10誘導体が高率で、例えば約70〜約95%の範囲内で封入されたマイクロスフェアを得ることができる。
【0022】
本発明により得られるドラスタチン10誘導体のマイクロスフェアは、通常の製剤化技術により注射剤とすることができる。注射剤は、例えば、本発明のマイクロスフェアを含む凍結乾燥製剤とその凍結乾燥製剤を懸濁させるためのマンニット含有水溶液とをセットにして用いることが好ましく、この場合、マイクロスフェア含有凍結乾燥製剤とマンニット含有水溶液の組み合わせは、用時にマイクロスフェア懸濁液を調製して皮下注射するための皮下投与用製剤キットを構成することができる。なお、マンニットは等張化剤として使用されるため、マンニットの含有水溶液におけるマンニットの濃度は5%前後が適している。また、マンニット含有水溶液には、必要に応じて、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチン、グリセリン等の増粘剤や、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体等の界面活性剤を加えることもできる。
【0023】
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
【0024】
【実施例】
なお、以下の実施例において、ドラスタチン10誘導体として、下記式で表される化合物(以下「TZT−1027」という)を使用した。
【0025】
【化1】
【0026】
実施例1
TZT−1027 12mg及び乳酸−グリコール酸共重合体(乳酸:グリコール酸=50:50、分子量約5000;商品名「PLGA5005」、和光純薬工業株式会社製)600mgを塩化メチレン1mlに溶解し、0.5%ポリビニルアルコール水溶液150ml中に小型ホモジナイザーで乳化分散後、約2時間撹拌してO/W型液中乾燥を行って、油相を固化させた。生成したマイクロスフェアを遠心分離で捕集し、精製水で洗浄後、水に再分散して凍結乾燥しマイクロスフェアを得た。
【0027】
実施例2
実施例1において、外水相として、0.5%ポリビニルアルコール水溶液の代わりに、0.5%ポリビニルアルコール水溶液(リン酸緩衝液pH7)100mlを用いる以外は同様にして、マイクロスフェアーを得た。
【0028】
本発明のTZT−1027含有マイクロスフェアーの薬効評価試験結果を以下に記す。なお、比較のため、TZT−1027を含まない空のマイクロスフェア(検体試料1)及びTZT−1027を溶解させた乳酸緩衝液(検体試料2)についての試験も行った。
【0029】
検体試料1:実施例1においてTZT−1027を添加しないで製造した空のマイクロスフェア
検体試料2:TZT−1027を溶解させた乳酸緩衝液(pH4)
検体試料3:実施例1で得られた本発明のTZT−1027含有マイクロスフェア
試験例1;癌細胞移植マウスに対する延命率
実験動物として7週齢CDF1系雌性マウス(体重約20g)を1群6匹として用いた。マウスの脇下部皮下に Colon 26細胞を2.5X105個移植し、移植翌日に検体試料を背部皮下投与して延命率を評価した。
【0030】
なお、検体試料1及び3のマイクロスフェアは、D−マンニトール 50mg/ml、カルボキシメチルセルロースナトリウム 5mg/ml、ポリソルベート80 1mg/mlを含有する懸濁液に懸濁して皮下投与した。
【0031】
結果を下記表1に示す。なお、表中の延命率は {(薬物投与群の生存日数中央値/生理食塩水投与群の生存日数中央値)−1}X100 の式から計算したものである。
【0032】
【表1】
【0033】
上記試験結果より、同一の投与量でも、溶液製剤(検体試料2)よりもマイクロスフェア製剤(検体試料3)で皮下投与した場合の方が延命率が大きいことが明らかである。
【0034】
試験例2;癌細胞移植マウスへの腫瘍増殖抑制効果
試験例1の方法で作成した癌細胞移植マウスを1群6匹として用い、検体試料の投与は移植翌日に行い、移植8日目に腫瘍体積を測定した。
【0035】
結果を下記表2に示す。なお、表中の腫瘍体積は 腫瘍長径X(腫瘍短径)2/2 の式から算出したものである。
【0036】
【表2】
【0037】
上記試験結果より、同一の投与量でも、溶液製剤(検体試料2)よりもマイクロスフェア製剤(検体試料3)で皮下投与した場合の方が腫瘍体積の増加が大きく抑制されることが明らかである。
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