JP4308872B2 - 運転者支援システムにおける物体検証方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の周囲における物体を探知し、かつ、進行方向に垂直な方向での該物体の横位置(Querablage)を測定するための探知システム、例えばレーダーシステム、を備えた自動車の運転者支援システムにおける物体検証(Objektplausibilisierung)方法であって、進行経路(Fahrschlauch)を自車に対し定義し、かつ、これに従って可動物体が該進行経路の内部に存在するか、あるいは、外部に存在するかを検証する、運転者支援システムにおける物体検証方法に関する。
自動車運転時の運転者を支援する運転者支援システムでは、探知した物体、殊に前方を走行する他の車両を検証することがしばしば必要である。従って、この物体を、当該支援機能の実施の際、潜在的に考慮しなければならないか否かを決定する必要があると考えられている。この問題が発生する運転者支援システムの例は、例えば、探知した、前方を走行する車両に適度の間隔で追跡するように自車の走行速度が調整される適応自動速度制御装置(ACC(Adaptive Cruise Control)システムとも呼ばれる。)、あるいは、差し迫った衝突前に運転者に警告する、及び/又は自動的に衝突の結果を軽減するための措置をとる警告−及び安全システムである。
物体検証のために、このようなシステムでは、自車の予想コースを描く適当な幅の進行経路が定義され、この進行経路内に存在する物体は、ACCシステムで、次のような意味で検証される。つまり、該物体は、この自動速度制御装置ができるだけ反応するべき潜在的に重大な障害物としてみなされるという意味で検証される。次に、このように検証された物体のなかの1つ、通常は自車に対して最短距離の物体が車間距離制御の対象物体として選択される。
上記の進行経路の幅は、通常、自車が走行する車線の幅にほぼ一致するのが好ましい。しかしながら、この幅の正確な決定の際に、次のような対象の競合が生じる。一方で、この幅はできるだけ大きく選択されることが好ましく、このことによって、殊に直線的ではないコースの車道の場合にも、潜在的な対象物体が早期に認識されることが可能であり、かつ、従って速度の適時の調整が行われることが可能である。他方で、進行経路が隣車線の一部にも及ぶ程度に広い場合には、いわゆる隣車線の妨害が発生する、すなわち隣車線に存在し、かつ、従って本来重要ではない物体が誤って検証されかつ評価に加えられ、その結果、該システムの誤った反応が生じる危険がある。
進行経路の幅の最適化のために、対象物体が認識されるとただちに進行経路を一定の基準幅から拡大させることが既に提案されており、これによって、その際この対象物体をより安定して追跡することができる。しかしながら、これには、追跡される前方車両が隣車線へ離れた場合にもこの車両が不必要に長く対象物体として引き留められ、隣車線の妨害の発生がより長く、かつ従ってはるかに集中的になるという欠点がある。
もう1つの従来技術は、ナビゲーションシステムにより提供されるデータあるいは探知システムにより提供される位置測定データに応じて種々の道路タイプ間ごとに識別することである。つまり、一方はアウトバーンであり、他方は幹線道路である。進行方向ごとに通常複数の車線を有するアウトバーンでは、その際には隣車線の妨害を回避するためにより狭い進行経路が選択される。その一方で、各方向に通常一車線しかない幹線道路では、対象物体のより早期の把握とより安定した追跡を可能にするために、より広い進行経路が選択される。しかしながら、この場合には、アウトバーンでは対象物体が比較的遅れてようやく認識されることができ、かつ従って自車の接近動作が損なわれるという欠点がある。その一方で、幹線道路、殊に十分に拡張された、著しく広い幹線道路の場合、ならびに幹線道路においても存在しうる登坂車線、合流車線もしくは分岐車線の場合に、隣車線の妨害の傾向が高まる。
特許請求の範囲の請求項1に記載の特徴を有する本発明によって、例えばナビゲーションシステムにより提供されるような追加情報に依存せずに、あるいはこれを補完して進行経路の幅と長さを実際状況に応じて最適化することが可能である。
この目的のために本発明に係る方法の場合には、次のステップ:車道の左右の境界を認識するための静止物体の横位置の統計的な評価をし、存在しうる隣車線を認識するための可動物体の横位置の評価をし、自車が車道の最も右外側の車線に存在する確率値Q_R及び自車が最も左外側の車線に存在する確率値Q_Lの計算をし、そして、前記確率値Q_R及びQ_Lに応じて、進行経路の幅及び横ポジションの少なくともいずれか1つを変動させることが実施される。
運転者支援システムにて探知システムとして通常使用されるレーダーシステムは、探知した物体との距離及び相対速度の測定だけでなく、レーダーセンサのある一定の角度分解能に基づいて該物体の方位角の測定も可能にする。この方位角から、測定された物体距離との関係で物体の横位置、つまり自車の進行方向に対して垂直な方向における位置が測定されうる。測定された相対速度と自車の既知の走行速度との比較によって、さらに静止物体か可動物体かの判別が可能となる。相対速度を直接測定できない探知システムの場合には、相対速度は距離データの時間的な演繹によって得られる。静止物体として認識される物体は通常、車道端の物体又は車道端近くの物体、例えばガードレールの支柱等である。従って、この物体の横位置の統計的な評価によって、自車に対する左右の車道端の位置についての確率値を評価することができる。この方法で車道の幅についての情報だけではなく、自車が右側車道端により近くあるいは左側車道端により近く存在しているのかについての情報も得られる。
可動物体、殊に前方を走行する車両、及び対向車両の横位置の評価によって、進行方向ごとの車線数の決定、並びにこれら車線に対する自車の位置の認識が同様に可能となる。
これらの評価結果が相互に組み合わされると、自車が車道の最も右外側又は最も左外側の車線に存在する少なくともある一定の確率Q_RないしはQ_Lが示されうる。この場合、Q_RとQ_Rが同時に高い値をとることが可能であり、このことは一車線の車道であることを意味する。
従って、潜在的にこれらの確率値には存在しうる隣車線の存在についての情報が含まれ、かつ、この根拠に基づいて進行経路の幅を状況に応じて最適化することが可能である。従って、隣車線が存在せず、かつ、そのため隣車線の妨害も生じ得ない場合は、常に物体の早期の認識及び検証が可能となる。その一方で、隣車線が存在する場合には、進行経路は狭められ、その結果、隣車線の妨害が回避される。この方法の場合には、現実かつ実際の状況のみに合わされていて、特定の道路タイプに合わされるのではないため、広い進行経路の利点、つまり自車の改善された接近動作が、例えばアウトバーンの工事箇所そばの一車線の交通誘導(Verkehrsfuehrung)の場合にも達成され、それに対し、他方では幹線道路に追越し車線等が存在する場合に隣車線の妨害の危険が進行経路の適時の調整によって防止されることができる。
本発明の有利な形態及び更なる発展形態は、従属請求項に示されている。
探知装置の位置測定データのみに拠る比較的詳細な車線認識に決定的に基づくこの提案された方法は、運転者支援システムにおいて、他の目的、例えば自車の車線変更経過の認識及び警告、もしくは安全システムの枠内における迂回路可能性の認識等にも利用することができる。
有利な実施の形態の場合には、本方法は、例えば、自車が最も右外側の車線に存在するということが高い確率で証明された場合に、進行経路の右側だけを非対称に拡張して、曲がるコースの車道の場合にも、より早期の、より安定した対象測位を可能になるようにする。その一方で隣車線に向かい合う側での相対的に狭い進行経路の境界を維持することによって、隣車線の妨害の危険を回避するといった方法で、非対称の進行経路調整に利用される。
車両が右側もしくは左側の車道端を走行していることについての確率値の計算には、測定された車道端距離(Fahrbahnrandabstaende)(進行方向に直交する方向での)が、一車線の幅についての現実的な採用に基づくあらかじめ与えられた車道端プロフィルと比較されることが好ましい。静止物体の測定された横位置の統計的分布を、この際、車道端の認識についての品質パラメータとしての評価に代入することが可能である。
同様にして、可動物体の測定された横位置もあらかじめ与えられた車線プロフィルと比較されることが好ましく、このことによって隣車線の存在についての確率値が得られる。さらに、自車とまったく同じ方向に移動する可動物体と反対方向に移動する可動物体を識別することが好ましい。このようにして同じ進行方向に属する並行車線が、対向する進行方向の反対車線と識別される。右側通行の国々では、反対車線の存在を調べるのは車道の左側についてのみ実施すれば充分であろう。しかしながら、この方法のより高い健全性(Robustheit)を考慮しかつ左側通行の国でも使用されることを考慮して、この方法を車道の左右の側について均一に実施することが好ましい。
位置測定データの統計的な評価には、好ましくは低域フィルタリングが含まれ、一方でこの低域フィルタリングで確率値の充分な安定性が達成され、もう一方で変化する状況への充分に迅速な適合が達成される。その際に先ず次の状況:「自車のすぐ右(左)隣りに車道端が存在する」、「自車のすぐ右(左)隣りに隣車線が存在する」についての個別の確率値を計算することが好ましく、その際、隣車線が存在するという場合には、並行車線と反対車線をさらに識別することができる。好ましくは、次に適当なフィルタリングの後に個々の確率値から、自車が車道の最も右外側ないしは最も左外側の車線に存在するということついての確率値Q_R及びQ_Lが計算される。
進行経路の左又は右半分を拡張する規模は、該当する確率値の高さに依存することができ、従って、例えば確率値Q_Rが大きければ大きいほど、進行経路は右側が著しく拡張される。しかしながら、有利な実施の形態の場合には、拡張の規模は該当する確率値の包絡線によって決定されている。すなわち、進行経路は、確率値が増大するのと同じ程度に拡張されるが、確率値が再び低下した際に少なくとも一時的に拡張された状態で「凍結されて」維持されるのである。拡張されていないか、もしくはあまり著しくは拡張されていない進行経路への戻しは、その場合には、該当する車両側面について、該当する側面における隣車線の存在をある一定の確率が証明し、かつそのうえこの隣車線に、隣車線の妨害の原因となりうる車両、つまり自車より遅くかつ同方向に移動する車両が探知される場合にのみ実施されるリセット手順でそれぞれ行われる。この方法で、周囲の把握を考慮すると、隣車線の妨害の発生が真剣に考慮された場合にのみ、本来望ましくない進行経路の縮小を行うことができる。
本発明の実施例を図面に表わし、かつ後述する記載で詳説する。
図1には、運転者支援システムの例として、車両前方に組み込まれたレーダーセンサ12の位置測定データを評価するACCシステム10が示されている。位置測定データには、測定された物体の距離と、相対速度と、方位角が含まれる。該相対速度を自車の走行速度と比較することによって、この探知した物体の絶対速度が先ず計算され、さらにこの物体は、次の3つのカテゴリーに分類される。即ち、静止対象14、同方向に移動する対象16、つまり自車と同じ方向に移動する物体、殊に前方を走行する車両、そして、反対方向に移動する対象18、例えば対面交通の車両である。同方向に移動する対象16の位置測定データはACC制御装置20に転送され、このACC制御装置では、本来の車間距離制御が行われる。
次に説明される図1の機能ブロックは、進行経路、すなわち自車がかすめていく見込みの車道の領域の決定、及び状況に応じた調整に使用される。
前記距離及び方位角に基づいてブロック22では、探知した物体の横位置Y、つまり進行方向に直交する方向での自車の中心から探知した物体までの距離が先ず計算される。より詳しく言えば、該横位置は、決定すべき進行経路の中心線からの距離である。次にブロック24で、この横位置は、前記3つの物体カテゴリーのいずれについても個別に評価される。静止対象14の場合について、この評価結果が図2に示されている。
図2には、横位置Yに対する物体の出現頻度Nが示されている。その確率変数の分布は、左右の車道端におけるガードレールの支柱及び騒音防止壁等の静止対象の度重なる出現に相応して2つのピーク26,28を形成している。横位置Yの計算の際には、場合によって存在する車道の曲がりが考慮されなければならない。これは、公知方法で自車の測定されたヨーレート及び走行速度に基づいて判断することができる。更なる発展形態によれば静止対象14自体の位置測定データを車道の曲がりの判定に引用することも可能である。この場合にはピーク26,28のいずれについても物体の補正されていない横位置が距離に対してプロットされかつその距離依存性が放物線もしくは高次の多項式により近似される、そしてこのことが車道の曲がりを示す。
図2に示された横位置Yは既にこの車道の曲がりをめぐって補正されている。2つのピーク26,28の最高値又は重心は、該当する車道端(Rand)距離Y_Rand_RないしはY_Rand_Lについての推定値を表わす。各ピーク26,28の半値幅又は標準偏差、より詳しく言えばこれらの逆数は、同時に車道端認識(Randerkennung)の品質もしくは信頼性についての基準QS_RないしはQS_Lとなる。この品質パラメータは、著しく厳密に定義されたピークの場合に値1を有するように標準化される。
図1のブロック30及び32では、両側の車道端についての上記の統計的データから、右ないしは左の車道端(Rand)が自車のすぐ右隣りないしはすぐ左隣りに存在することについての確率を示す2つの確率値Q_Rand_R及びQ_Rand_Lが計算される。そのために車道端距離Y_Rand_R及びY_Rand_Lは、例えば右側車道端について、図3に表示されているように、あらかじめ与えられた車道端プロフィルと比較される。
図3の曲線34は、一車線の幅「車線幅(Spurbreite)」についての現実的な値の採用、ならびに、右側車道端を標示する静止対象が車線の端に隣接する一定の距離範囲「路肩(Schulter)」内に存在するという仮定に基づく車道端プロフィルを示している。車道端距離Y_Rand_Rが該距離範囲「路肩」内に存在する場合には、確率値Q_Rand_Rは、ピークの半値幅から導き出される統計的データの品質を表わす値QS_R(値0〜1)に代入される。この品質パラメータには、該当するピークに関与した静止対象の数を補完的に代入することができる。それというのも、車道端の認識は、この車道端を標示する物体が多ければ多いほど信頼性が高まるからである。
車道端距離Y_Rが0に等しい場合これは、自車の中心が直接右側車道端の上に存在することを意味し、明らかに妥当な仮定ではない。従って、この場合には確率値Q_Rand_Rに0が設定される(図3の曲線34の左端)。距離値0と路肩の始まりの間の範囲では一次補間が行われ、この範囲の幅は通常の車線の半分に相当する。そして、範囲「路肩」に続いて、より大きな距離の場合には、車線幅の半分の範囲が続き、この範囲では、確率値Q_Rand_Rは再び直線的に0に向かって下がる。さらに大きな車道端距離の場合にはQ_Rand_Rは0に等しい、というのもこの場合にはむしろ自車と右側車道端の間にもう1つ車線が存在すると推定されうるからである。
図2に示された統計的評価は、新たな物体の動的な出現に応じて持続的に更新され、図3に従ったQ_Rand_Rの決定が周期的に、そのつど実データに基づいて繰り返される。
図1のブロック32における確率値Q_Rand_Lの決定は同様にして行われる。
図1のブロック36では、順次計算されたQ_Rand_R及びQ_Rand_Lの値が非対称の低域フィルタリングにかけられ、この場合、増大する確率値の場合のインクリメントが、減少する確率値の場合のデクリメントより小さな時定数で行われるという意味で非対称である。時定数は、この場合、一度認識された車道端について「忘れられる」周期が、例えば車線変更プロセスの所要時間、つまり例えば約3秒、に相当するようにして選択されている。このフィルタリング手順の結果は、自車のすぐ右隣りに右の車道端が存在すること、ないしは自車のすぐ左隣りに左の車道端が存在することについてのフィルタリングされた確率値Qf_Rand_R及びQf_Rand_Lである。
同様にして、ブロック22及び24では、探知した車両の「履歴」横位置が、自車の右隣りないしは左隣りにもう1つの隣車線(Nebenspur)が存在する確率を示す隣車線確率Q_Nebenspur_R及びQ_Nebenspur_Lを計算するために引用される。この場合、同方向に移動する対象16と反対方向に移動する対象18との識別は最初まだ必要ない、すなわち隣車線確率は、例えば幹線道路の場合及びアウトバーンの工事箇所の場合にしばしばあるように、車道端あるいはガードレールもしくは類似物によって自分の車線と分離されていない反対車線のレーンに関係していてもよい。
少ない交通量の場合の可動対象は比較的まれにしか出現しないため、本来の意味での統計的評価は限定的にのみ可能である。従ってそれぞれの探知した物体を隣車線確率の計算に個別に引用することが好ましく、その際、一度だけ測定されたかもしくは一定の時間間隔にわたり記録されかつ引き続き平均化された物体の横位置Yが(再度車道の曲がりについての補正後に)あらかじめ与えられた車線プロフィルと比較される(図1のブロック38及び40)。
隣車線確率Q_Nebenspur_Rについてこのプロセスが図4に示されている。
図4の曲線42はあらかじめ与えられた車線プロフィルを表わし、個々の物体の履歴横位置Y_Hに応じた隣車線確率Q_Nebenspur_Rを示している。この横位置があらかじめ与えられた動的な車線幅の半分より小さい場合にはその確率値は0である、というのもその場合、該物体が、自車が走行する車線上に存在すると推定されうるからである。図4で使用された動的な車線幅は図3で車道端認識に使用された車線幅とは異なっていてもよい。これは車道端にはさらに待避線等がしばしば存在するという事情を考慮に入れるためである。
この横位置Y_Hが、補正値Kだけ増大して、全体の動的な車線幅(dynamische Spurbreite)より大きい場合には隣車線確率は1に等しい、というのもその場合、該車両が隣車線に存在することがより確実に推定されうるからである。値dyn_Spurbreite/2とdyn_Spurbreite+Kの間は一次補間が行われる。
補正値Kは、物体距離がより大きくなると横位置の測定値がより不正確になるという事情が考慮に入れられているので、そのつどの物体距離に依存している。この不正確さには、車道の曲がりの決定時の限定された精度が決定的に関与している。この精度はヨーレート誤差kによって表わすことができ、そして横位置は車道の曲がりと距離Dの平方(二乗)とに比例するため、次のように選択することが好ましい。
K=(1/2)×k×D
ブロック40における隣車線確率Q_Nebenspur_Lの決定は同様にして行われる。
個別の車線の位置及び幅についてのより正確な値を得るために、可動物体についての横位置をより詳細に統計的に分析する(より長い時間フレームで)ことも可能であることが好ましい。この情報が図3及び4の値「Spurbreite」及び「dyn_Spurbreite」の動的適応に利用されうることが好ましい。
図1のブロック36では、ブロック38及び40で計算された隣車線確率が適当な時定数tauで次のようにしてフィルタリングされる。
i+1=Q+(dt/tau)×(Q_Nebenspur−Q
上記式中、Qi+1は新たにフィルタリングされた値であり、Qは前回フィルタリングされた値であり、dtはサンプリングサイクルの持続時間であり、Q_Nebenspurは、自車の右隣りの物体であるか、左隣りの物体であるかによってQ_Nebenspur_R又はQ_Nebenspur_Lである。時定数tauは例えば3.0秒である。
このフィルタリング手順は、示されている例では並行して3つの異なる物体カテゴリーについて実施される。その際、実際に観測されている物体が左に存在するか、右に存在するかが識別されるばかりではなく、左側の物体について同じく、同方向に移動する対象16であるか、反対方向に移動する対象18であるかが識別される。その現下のサンプリングサイクルで同じカテゴリーの複数の物体が探知される場合には、フィルタリングサイクルは複数回連続して進行し、これに相応してフィルタリングされた値Qi+1は頻繁に更新される。このようにして事象頻度もその相応する確率値に代入される。
結果であるQi+1は、フィルタリングされた確率値Qf_Parallelspur_R、Qf_Parallelspur_L及びQf_Gegenspur_Lである。自車の右に対面交通のある車線は右側通行の国では通常あり得ないが、それでもこのような可能性も含めること及び相応のフィルタリング手順によって同じくフィルタリングされた確率値Qf_Gegenspur_Rを計算することが好ましい、しかしこれは、図1においては煩雑さを避けるため示されていない。
車道の一方の側及び進行方向についての1サンプリングサイクルに可動物体が探知されない場合には、その相応する隣車線確率Qf_Nebenspur_RないしはQf_Nebenspur_Lは0に等しく、フィルタリング手順によって、フィルタリングされた確率値は時定数3秒で消えていく。
図1のブロック44及び46ではフィルタリングされた確率値は可動物体の種々のクラスについて、及び車道端について相互に論理操作され、そのことにより最終的に、自車が最も右外側の車線に存在することについての確率値Q_R及び自車が最も左外側の車線に存在することについての確率値Q_Lが得られる。示されている例ではQ_Rについての論理操作は次式に従って行われる。
Q_R=MAX(Qf_Rand_R−Qf_Parallelspur_R,0)
この確率値は、右の車道端が自車近くの右側にある場合に高く、また少なくとも1つの並行車線が自車右隣りにある場合に低い。
Q_Lについて論理操作は、次式に従い行われる。
Q_L=MAX(Qf_Rand_L+Qf_Gegenspur_L−Qf_Parallelspur_L,0)
この場合には、対向車線の車両が探知されてもこの確率は高くなり、このことは自車が自分の進行方向の車道の最も左外側の端に存在することを示唆している。
選択的に、反対方向に移動する対象を車両右側方でも評価する場合に限り、Q_RをQ_Lとまったく同様にして形成してもよい。
更なる可能な精度向上は、ブロック38及び40での隣車線確率の計算の際に図4に示したプロフィルを同方向に移動する対象についてのみ用い、それに対し反対方向に移動する対象については、該確率値がより大きな横位置の場合に再び0に降下するもう一方のプロフィルを用いることである。このことに、レーダーセンサの著しく広い探知角度範囲の場合に対面交通が、自車が右側車道端により近く存在する場合にも探知されうるという事情が考慮されていることが好ましい。
次に、図1のブロック48で確率値Q_R及びQ_Lに基づいて非対称の進行経路調整が行われる。進行経路の中心線の延び具合がすでに、例えば、上記方法で確認された車道の曲がりに基づいて、公知方法で確認されていることが前提となる。この進行経路調整の場合に次に問題となるのはもはや、進行経路の幅の調整、詳しく言えば、進行経路の右半分と左半分についての幅調整が互いに無関係に行われるという意味で非対称な幅の調整だけである。基本的に有効であるのは、進行経路が、自車が最も右外側の車線に存在する場合に右側に拡張され、そして自車が最も左外側の車線に存在する場合に左側に拡張される場合である。
次に、進行経路調整ないしは拡張の手順を図5及び6に基づいて説明することとする。
図5のステップS1で2つの拡張パラメータ(Aufweitungsparameter)Q_Aufweitung_L及びQ_Aufweitung_Rが先ず計算される。Q_R及びQ_Lに対するこの拡張パラメータの関係が、車両右側の例で図6に示されている。そこでは確率値Q_Rの時間的な展開が約40秒の時間間隔にわたって時間tに対してプロットされている。拡張パラメータQ_Aufweitung_Rは包絡線によってQ_Rの線図に対して与えられている。従って拡張パラメータはQ_Rが増大する間はQ_Rに等しく、そしてQ_Rが減少すると拡張パラメータは一定に維持される。従って、進行経路拡張がその対応する確率値Q_Rが評価可能な情報の不足のために消失している場合にも引き続き保持されることが保証されている。
一定の条件下でのみ、つまり同じ進行方向の交通が相応の隣車線確率で認識された場合にのみ、その隣車線確率Q_Nebenspur_Rは一定の閾値と比較される。この閾値が超えられると、その車両は高い確率とともに隣車線に割り当てられ、かつ一定の最小時間のうちに、拡張パラメータを再びQ_Rに戻すリセット−フラッグが設定される。このようなリセット−イベントは図6では時間t=34秒に行われている。前述の最小時間内に新たなリセット−イベントが生じない場合には、そのリセット−フラッグは再び元に戻され、そして拡張パラメータは再びQ_Rの包絡線によって決定される。
リセット−イベントもまた進行経路の両半分について相互に関係なく定義されている。進行経路の右半分について、リセットは右側の隣車線における同方向の交通の場合にのみ行われ、そして進行経路の左半分について、リセットは同様に左側の隣車線における同方向の交通の場合にのみ行われる。
図5において、ステップS2で左側についてのリセット−フラッグReset_Lが設定されているか否かがチェックされる。これに該当しない場合には、ステップS3で進行経路の左半分についての進行経路拡張「Aufweitung_L」が計算される。これは、拡張パラメータQ_Aufweitung_Lとあらかじめ与えられた最大幅、例えば1.4m、との積に等しい。従って進行経路は、その車両が最も左外側の車線に存在することがより確実であればあるほど、広く左に向かって拡張される。しかしながら、その進行経路拡張は少なくともあらかじめ与えられた標準値、例えば0.4m、である。その際、進行経路の左半分の幅は基本幅の半分、例えば2.2m+Aufweitung_Lによって定義されている。
ステップS2でリセット−フラッグが設定されている場合には、ステップS4で進行経路拡張Aufweitung_Lに0が設定される、すなわち、進行経路の左半分が基本幅の半分に縮小される。
ステップS3又はステップS4に続き、次にステップS5で右側についてのリセット−フラッグReset_Rが設定されているか否かがチェックされる。これに該当しない場合には、ステップS6で進行経路の右半分についての進行経路拡張「Aufweitung_R」の計算がステップS3と同様にして行われ、そして他の場合にはステップS7で進行経路の右半分は基本幅の半分に縮小される。
次に、この進行経路調整の実際上の効果を図7〜図10に関連していくつかの例につき説明する。
図7には、進行経路54の進行経路の右半分50及び進行経路の左半分52の外側限界が太く記入されており、進行経路の基本幅に相当する範囲は細線で記入されている。点線によって進行経路の左半分と右半分が分けられている。図7に示した進行経路ジオメトリは例えば、車線認識がQ_Rについての著しく高い値をもたらし、その一方で左の隣車線については情報が存在しないという状況に相当する。この状況はアウトバーンでは、左の隣車線により遅く走行する車両が存在しない場合に、最も右外側の車線での走行において典型的であり、対面交通のない幹線道路での走行にとっても同様である。このQ_Rの高い値に相応して、従って拡張パラメータQ_Aufweitung_Rの高い値にも相応して進行経路の右半分50は最大に、例えば1.4m分、拡張されており、それに対し進行経路の左半分52には0.4mの標準拡張のみが適用されている。この進行経路の右半分の拡張によって自分の車線上の、つまり最も右外側の車線上の物体が確実かつ早期に認識されることができ、その結果、自車の接近動作が適切に制御されうる。進行経路の左半分の標準的な拡張は、車両のこの側方についての不足する情報を考慮して、認識の確実性と、それでも存在しうる隣車線の妨害の回避との妥協である。
図8では車線の半分の両方ともが最大に拡張されている。この構成は、例えばアウトバーンでの一車線の交通誘導の場合又は対面交通のある幹線道路での走行の場合の、一車線の車道での走行に最適である。この最大の拡張は、その唯一の車線が最も右外側の車線であると同時に最も左外側の車線であるため、Q_RとQ_Lがともに高い値を有することの結果である。
図9では進行経路の左半分52は最大に拡張されており、それに対し進行経路の右半分50は基本幅に縮小されている。この状況は幹線道路での、もしくはアウトバーンの最も左外側の車線での追い抜きプロセスに典型的である。進行経路の右半分の縮小は、右側の隣車線上でのより遅い(追い抜かれる)車両の認識により惹起されて、図5で、ステップS5におけるリセットに引き続きステップS7によって行われたものである。リセット時間の経過後にフラッグが再び降ろされると、進行経路の右半分の拡張は新たなリセットが作動されるまで再び標準値(0.4m)に高められる。例えば追い抜きプロセスが完了した後の車線変更後に、自車が走行する車線が最も右外側の車線であるという兆候が増大する場合には、進行経路の右半分の拡張は標準値を超えて増大する。
図10に示された状況は図9による状況とは、進行経路の左半分52が標準値にしか拡張されていない点が異なっている。この状況は、右側の隣車線のより遅い車両を追い抜き、かつ自車が同時に左側の隣車線のより速い車両によって追い抜かれるアウトバーンの中央車線での走行に典型的である。その右側の隣車線のより遅い車両は、絶えず再度リセットを作動させる。これに対し左車線の車両はリセットを作動させない、というのも該車両が自車より速いためである。しかしながら左側の隣車線の車両によって確率値Q_Lの増大が阻止され、従って標準値を超えたAufweitung_Lの増大(図5のステップS3)が阻止される。自車が最も左外側の車線(図9による構成)から中央車線に移った場合には、進行経路の左半分が最大に拡張された図9による構成は、一度左の隣車線のより遅い車両によってリセット−フラッグReset_Lが設定されるまでそのまま保持される。このことによって図6と同様にして拡張パラメータQ_Aufweitung_LはQ_Lに戻され、すると図10による構成が得られる。
運転者支援システムのブロック線図が示されている。 車道の横方向における静止物体の確率変数の分布が示されている。 車道端プロフィルの線図が示されている。 車線プロフィルの線図が示されている。 進行経路拡張を決定するための手順のフローチャートが示されている。 図5に示した手順を説明するためのタイミングダイアグラムが示されている。 さまざまな状況における種々の進行経路拡張の例が示されている。 さまざまな状況における種々の進行経路拡張の例が示されている。 さまざまな状況における種々の進行経路拡張の例が示されている。 さまざまな状況における種々の進行経路拡張の例が示されている。

Claims (12)

  1. 車両の周囲における物体を探知し、かつ、進行方向に垂直な方向での該物体の横位置(Y,Y_H)を測定するための探知システム(12)を備えた自動車の運転者支援システム(10)における物体検証方法であって、
    進行経路(54)を自車に対し定義し、かつ、これに従って可動物体が該進行経路の内部に存在するか、あるいは、外部に存在するかを検証する運転者支援システムにおける物体検証方法において、次のステップ:
    車道の左右の境界を認識するための静止物体の横位置(Y)の統計的な評価をし、
    存在しうる隣車線を認識するための可動物体の横位置(Y_H)の評価をし、
    自車が車道の最も右外側の車線に存在する確率値Q_R及び自車が最も左外側の車線に存在する確率値Q_Lの計算をし、
    前記確率値Q_R及びQ_Lに応じて、進行経路(54)の幅及び横ポジションの少なくともいずれか1つを変動させることを特徴とする、運転者支援システムにおける物体検証方法。
  2. 進行経路(54)の右半分(50)の幅を確率値Q_Rに応じて、かつ、これとは無関係に進行経路の左半分(52)の幅を確率値Q_Lに応じて変動させることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 静止物体の横位置(Y)の統計的な評価によって、自車が右又は左の車道境界近くに存在する確率を示す確率値Q_Rand_R及びQ_Rand_Lを形成し、かつ、この確率値を、確率を高める形で前記確率値Q_R及びQ_Lに代入することを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. 左右の車道境界の認識の品質を示す統計的な品質パラメータQS_R及びQS_Lに、確率を高める形で前記確率値Q_Rand_R及びQ_Rand_Lを代入することを特徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 前記確率値Q_Rand_R及びQ_Rand_Lは、あらかじめ与えられた車道端プロフィル(34)に基づき、左右の車道境界の横位置についてのY_Rand_R及びY_Rand_Lの値に応じて決定されることを特徴とする、請求項3又は4記載の方法。
  6. 前記確率値Q_Rand_R及びQ_Rand_Lは、前記確率値Q_R及びQ_Lに代入される前に低域フィルタリングにかけられることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 車両の右隣りないしは左隣りに隣車線が存在することについての確率を示す隣車線確率Q_Nebenspur_R及びQ_Nebenspur_Lが、あらかじめ与えられた車線プロフィル(42)に基づき、可動物体の横位置Y_Hに応じて決定されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 隣車線確率Q_Nebenspur_R及びQ_Nebenspur_Lをそのつど探知された自車と同方向に移動する物体のいずれについても低域フィルタリングサイクルにかけることによって、フィルタリングされた確率値Qf_Parallelspur_R及びQf_Parallelspur_Lを形成し、かつ、このフィルタリングされた確率値Qf_Parallelspur_R及びQf_Parallelspur_Lが、確率を下げる形でその対応する確率値Q_R又はQ_Lに代入されることを特徴とする、請求項7記載の方法。
  9. 隣車線確率Q_Nebenspur_Lをそのつど探知された自車とは反対方向に移動する物体のいずれについても低域フィルタリングサイクルにかけることによって、少なくとも1つのフィルタリングされた確率値Qf_Gegenspur_Lを形成し、かつ、このフィルタリングされた確率値Qf_Gegenspur_Lが、確率を高める形でその対応する確率値Q_Lに代入されることを特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 確率値Q_R及びQ_Lが増大する場合はこれとともに増大し、この確率値が減少する場合は一定のまま維持され、そして車両のその該当する側方で、その隣車線確率(Q_Nebenspur_R,Q_Nebenspur_L)が一定の閾値を超えており、かつ、自車より遅くか、せいぜい僅かに速く自車と同方向に移動する物体が探知される場合はリセットによってQ_LないしはQ_Lに戻される少なくとも1つの拡張パラメータ(Q_Aufweitung_R,Q_Aufweitung_L)を形成することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 進行経路の幅をリセットのない限り標準値と最大値の間で変動させ、リセット時にはこの標準幅より小さな基本幅に一定時間縮小させることを特徴とする、請求項10記載の方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の方法を実施するために構成された運転者支援システム。
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