JP4307006B2 - 糖尿病予防剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は糖尿病とくに2型糖尿病の予防や症状の緩和に有効な糖尿病予防剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
糖尿病患者数は近年増加の一途をたどっており、1997年の厚生省の糖尿病実態調査では「糖尿病が強く疑われる人」が690万人に達するといわれている。糖尿病患者数の増加を抑えるために、一次予防、すなわち糖尿病を発症していない人の発症予防の重要性が叫ばれている。糖尿病はいわゆる生活習慣病のひとつであるために食事による予防効果が期待されている。そのひとつとして、可溶性食物繊維の効果が挙げられる。可溶性食物繊維は摂取した食物の胃内滞留時間を延長させることなどにより消化吸収を遅延し、血糖値の急激な上昇を抑制すると考えられており、中でも可溶性食物繊維のうちの一つであるグルコマンナン等の有効性が確認されている(「食物繊維−基礎と臨床」朝倉書店(1997)P131−138)。
【0003】
一方、不溶性食物繊維では、グルカン、マンナン等を含有するビール酵母細胞壁成分の利用が特開昭61−167622号に開示されている。この酵母細胞壁には50.4%の食物繊維が含まれているとされており、糖尿病患者が1錠あたり243.75mgの錠剤として1日30錠、2週間から1ヶ月摂取することにより糖尿病改善効果があるとされている。
【0004】
他方で、グルカンの一種のβ−1,3−グルカンであるカードランについて、その利用開発が盛んに行われている。カードランは水に不溶性の微生物多糖であり、難消化性であることから食物繊維の一種であると考えられている(東京農業大学農学集報第42巻第1号(平成9年)P41〜P47,清水 純・印南 敏)。また、その水分散液を加熱するとゲル化し、加熱の度合いによって生成するゲルの強度が変化するといったユニークな性質を持つ。さらに、アルカリで溶解させ、中和またはアルカリの除去を行うとゲル化する。例えば、食品分野ではカードランの増粘性や膨潤性、吸水性など物性的機能に着目したハム・ベーコン類の品質改良について特開平8−256732号公報に、冷凍食品の品質劣化防止について特開平9−184263号公報に、発酵性乳製品について特開平9−191837号公報に、麺類、米飯、水産練り製品の食感改良について特開平9−266763号公報、特開平9−322721号公報、及び特開平10−14541号公報にそれぞれ開示されている。
これらは、食品等の物性的な性質を変えて食品等の品質改善を図るものであるが、更に、これらの食品等の品質改善の他に、食品の三次機能や医薬等に利用するものが報告されている。例えば、特開平10−158173号公報には、カルシウム吸収促進剤へ利用するものが、特開平10−194976号公報には、免疫賦活剤へ利用するものが、特開平10−194977号公報には、免疫抑制剤へ利用するものが、特開2000−60487号公報には、便秘改善剤へ利用するものが、及び特開2000−50819号公報には、糖尿病患者等に適する粥へ利用するものがそれぞれ開示されている。
【0005】
因みに、特開2000−50819号公報に記載されたものは、糖尿病患者等の食後過血糖是正に関するものであるが、該公報に記載されたものは、糖尿病患者用の食事として、制限カロリーを越えることなく、尚且つ、かさ高、咀嚼感、満腹感を有する粥を製造するために、粥に水溶性又は吸水性を有する食物繊維の塊状ゲルを含有させたことよりなるものである。また、これら塊状ゲルを含有させることにより、食後過血糖の是正を目指したものである。その塊状ゲルを形成する食物繊維の1例として、カードランが記載されているが、該記載において、これらのカードラン等の繊維を用いる目的は、塊状ゲルとして、かさ高、咀嚼感、満腹感を粥に付与し、また、食後過血糖を是正するためであるが、該物質を長期的に摂取した場合、実際に糖尿病の予防や進行抑制に効果は不明であった。
上記のように、カードランを種々の用途に利用する報告がなされているが、しかし、カードランを糖尿病予防剤として使用することについては、報告はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、糖尿病予防や症状の緩和に有効な新規糖尿病予防剤、特に2型糖尿病の予防や症状の緩和効果を期待し得る新規糖尿病予防剤を提供することに関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく鋭意、血糖値上昇抑制作用を有する素材を探索した結果、β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類であるカードランを長期摂取することにより糖尿病の予防および緩和効果を有することを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明におけるカードランは、水に不溶性の熱凝固性の物質であるが、本発明においては該物質をアルカリ水溶液で溶解して用いることも出来、またゲル化して用いることもできる。更には、その活性を失わない範囲で、部分的に加水分解して用いることができる。本発明においては、糖尿病予防剤を固形剤として用いるには、カードラン粉末を、そのまま粉剤として、或いは公知の方法で成形して、顆粒剤、錠剤或いはカプセル剤として用いることができる。また、適宜食品等に添加して、血糖値上昇抑制作用を持つ糖尿病の予防或いは症状の緩和に有効な食品等として用いることが出来る。
【0008】
すなわち本発明は、β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類であるカードランを有効成分とすることを特徴とする2型糖尿病予防剤(請求項1)や、糖尿病予防剤を、液剤化、顆粒剤化、錠剤化又はカプセル化して製剤化することを特徴とする請求項1記載の2型糖尿病予防剤(請求項2)からなる。
【0009】
また本発明は、カードランをアルカリ水溶液で溶解して用いることを特徴とする請求項1又は2記載の2型糖尿病予防剤(請求項3)や、カードランが、部分加水分解物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の2型糖尿病予防剤(請求項4)からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類、特にカードランを糖尿病予防や症状の緩和に有効な糖尿病予防剤として用いることよりなる。本発明の糖尿病予防剤は、長期的に連続して摂取することにより、糖尿病、特に2型糖尿病の予防や症状の緩和効果を期待することが出来る。
本発明においては、カードランは水に不溶性の熱凝固性の物質であるために、該物質をアルカリ水溶液で溶解して用いることが出来る。またカードランを、加熱等によりゲル化して用いることもできる。更には、その活性を失わない範囲で、酵素或いは酸を用いて、部分的に加水分解して用いることができる。
【0011】
本発明においては、有効成分としてカードランを、通常この分野で用いられる製剤化手段で製剤化して、糖尿病予防剤として用いることが出来る。例えば、本発明の糖尿病予防剤を固形剤として用いるには、カードラン粉末を、配合剤と共にそのまま粉剤として、或いは賦形剤と共に公知の方法で成形して、顆粒剤、錠剤として、更にはカプセル化してカプセル剤として用いることができる。
また、本発明の糖尿病予防剤を食品等に添加して、機能性食品或いは病者用の食品として利用するには、カードラン粉末をそのまま或いはカードランをアルカリ水溶液で溶解して、適宜食品等に添加し、血糖値上昇抑制作用を持つ糖尿病の予防或いは症状の緩和に有効な食品等として用いることが出来る。ここで、添加する食品については、その食品の製造過程でカードランの物性から、その存在により食品の製造が困難になるような場合を除いて、特に制限はない。
カードランを血糖値上昇抑制のために使用する際の摂取量は、一般的なヒトの場合、1日あたり1〜30g、好ましくは5〜30gを摂取することが有効である。
【0012】
本発明で用いるカードランとしては、アルカリゲネス(Alkaligenes)属又はアグロバクテリウム(Agrobacterium)属の細菌が産生する、β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類を使用することが出来る。具体的には、例えば、アルカリゲネス・フエカリス・バール・ミクソゲネス菌株10C3Kの変異株NTK−u(IFO 13140)により生産される多糖類を(特公昭48−32673号公報)、アグロバクテリウム・ラジオバクター(IFO 13127)及びその変異株U−19株(IFO 13126)により生産される多糖類を(特公昭48−32674号公報)使用することができる。
【0013】
【実施例】
以下に、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。
調製例1
市販の実験動物用飼料であるCRF−1粉末(日本チャールズリバー)にカードランを5%添加し、本発明飼料1を調製した。
【0014】
実施例1
2型糖尿病モデル動物として知られるKK−Ay系マウス(日本クレア)に本発明飼料1または対照飼料1(CRF−1粉末)を投与して、糖尿病進行の抑制が可能かどうか検討した。4週齢のKK−Ay系マウス16匹を室温23±1℃、湿度50±5%、午前8時から午後8時までを明期とする動物飼育室で、ポリカーボネートケージにて個別飼育し、5日間対照飼料1を投与することにより馴化した。馴化終了後(5週齢時)、KK−Ay系マウス16匹を8匹ずつ2群に分け、本発明飼料1または対照飼料1を自由摂食させ、5週間飼育した。
【0015】
試験飼料投与開始日、投与開始7日後、14日後、21日後、28日後および35日後にヘマトクリット毛細管(ヘパリンコーティング、米国ドラモンド社)を用いて眼か静脈叢から1匹あたり約70μl採血した。採血直後、これらを遠心分離して血漿を分離し、グルコース測定キット(グルコースCIIテストワコー、和光純薬工業)により血漿グルコース濃度を測定した。また、トリグリセライド測定キット(トリグリセライドEテストワコー、和光純薬工業)により血漿トリグリセライド濃度も測定した。各採血時における値をStudentのt検定で検定し、p<0.05の場合を統計的に有意な差があると判断した。なお、本発明飼料1投与群のうちの1匹について、採血時の眼へのダメージが大きかったため飼育期間の途中で屠殺した。したがって、対照飼料1投与群は8匹分、本発明飼料1投与群は7匹分のデータを統計解析に用いた。KK−Ay系マウスに本発明飼料1を投与した後の、血漿グルコース濃度の変化についての結果を図1に示す。また、KK−Ay系マウスに本発明飼料1を投与した後の、血漿トリグリセライド濃度の変化についての結果を図2に示す。
投与開始14日後以降の血漿グルコース濃度およびトリグリセライド濃度は本発明飼料1投与群で有意に低値を示した。また、対照飼料1投与群では投与開始21日で血漿グルコース濃度はほぼ最大値を示しており、本モデルにおいて糖尿病が完全に発症した状態にあると考えられた。一方、本発明飼料1投与群では有意に低い値を示しており、糖尿病が完全に発症した状態ではないと考えられた。したがって、カードランが2型糖尿病の発症を予防し、また症状を緩和する効果を有することが証明された。さらに本効果は特にゲル化などの処理を行わなくとも、粉状のカードランにて発揮されることを示している。
【0016】
調製例2(錠剤)
以下の表1に示す配合で、カードランの錠剤を常法により製造した。
【0017】
【表1】
【0018】
調製例3(散剤)
以下の表2に示す配合で、カードランの散剤を常法により製造した。
【0019】
【表2】
【0020】
調製例4(チョコレート)
以下の表3に示す配合で、カードランを添加したミルクチョコレートを常法により製造した。
【0021】
【表3】
【0022】
【発明の効果】
本発明の、β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類であるカードランは、糖尿病予防や症状の緩和に有効な血糖値上昇抑制作用を有し、特に、本発明の糖尿病予防剤は、長期的に連続して摂取することにより糖尿病、特に2型糖尿病の予防や症状の緩和効果を期待することが出来るという優れた効果を有するものである。
本発明の糖尿病予防剤は、医薬製剤の形で、或いは適宜食品等に添加する形で、糖尿病の予防或いは症状の緩和のために用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】KK−Ay系マウスに本発明飼料1を投与した後の、血漿グルコース濃度の変化を示す図である。
【図2】KK−Ay系マウスに本発明飼料1を投与した後の、血漿トリグリセライド濃度の変化を示す図である。
Claims (4)
- β−1,3−グルコシド結合を有する多糖類であるカードランを有効成分とすることを特徴とする2型糖尿病予防剤。
- 糖尿病予防剤を、液剤化、顆粒剤化、錠剤化又はカプセル化して製剤化することを特徴とする請求項1記載の2型糖尿病予防剤。
- カードランをアルカリ水溶液で溶解して用いることを特徴とする請求項1又は2記載の2型糖尿病予防剤。
- カードランが、部分加水分解物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の2型糖尿病予防剤。
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