JP4304038B2 - 無段変速機制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、変速比を無段変速モード又は有段変速モード(マニュアル変速モードともいう。)に切替可能な無段変速機を制御する無段変速機制御装置に関する。
車両において、エンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機が開発され実用化されている。無段変速機を用いることにより、滑らかな変速を実現するとともに運転状況に応じた適切なエンジン回転数を選択することが可能となり、低燃費化を図ることができる。
このような無段変速機を搭載した車両において、変速比を有段(複数の段)に設定することの可能な有段変速モードを備える車両が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されているように、有段変速モードを備える車両には、無段変速モード(自動変速モード)と有段変速モードを切り替える切替スイッチと、有段変速モード時にシフトアップとシフトダウンを選択するシフトアップスイッチとシフトダウンスイッチとが設けられる。有段変速モード時にシフトアップスイッチを操作することで、変速比が低変速段側から高変速段側にシフトアップし、一方、シフトダウンスイッチを操作することで、変速比が高変速段側から低変速段側にシフトダウンするようになっている。
このような有段変速モードでの操作においては、シフトアップやシフトダウンの際に変速比の差を原因として車両加速度の段差が発生し、運転者はこの段差により変速したことを自覚すると同時に自己の変速操作に応答する加速度段差感を得ることによりスポーティな走行を楽しむことができる。
特開平11−13870号公報
ところで、例えば図11に示すように、縦軸が目標エンジン回転数NED[rpm]、横軸が車速V[km/h]のマップ上に、変速比が1速から6速までの6段変速の有段変速モードマップが設定されている場合、無段変速機の耐久性の観点から上限回転数Nemaxを設定し、かつエンストを防止するために下限回転数Neminを設定することが考えられる。
そして、ある変速段での加速走行中に、検出されたエンジン回転数Neがエンジン上限回転数Nemaxになったとき、もしくは検出された入力プーリ回転数NDRが入力プーリ上限回転数NDRmaxとなったとき次の高変速段に自動的にシフトアップさせる。その一方、ある変速段での減速走行中に、検出されたエンジン回転数Neが、エンジン下限回転数Neminになったとき、もしくは検出された入力プーリ回転数NDRが入力プーリ下限回転数NDRminとなったとき、次の低変速段に自動的にシフトダウンさせる。
しかしながら、図11に示す例のように有段変速モードマップが設定されている場合では、自動的にシフトアップしたときの高速段におけるエンジン回転数Neもしくは入力プーリ回転数NDRの高低により駆動力に大きな差が発生してしまい、例えば3速で走行中にアクセルペダルを踏み込み上限回転数Nemaxとなったとき自動的に4速にシフトアップされるが、エンジン回転数Neが回転数Ne4とかなり低くなるので駆動力不足が発生する。その一方、1速で走行中にアクセルペダルを踏み込み上限回転数Nemaxとなったとき自動的に2速にシフトアップされるがエンジン回転数Nemaxが高い回転数Ne2に保持されているので、少しの加速で、すぐに次の高速段である3速に移ってしまうという問題がある。
同様に、自動的にシフトダウンしたときの低変速段におけるエンジン回転数Neの高低により、発生するエンジンブレーキが大きくばらつくことになり、エンジン回転数Neが低い場合にはエンジンブレーキは小さいがすぐ次の低変速段に移行してしまい(例えば5速から4速にシフトダウンしたとき、減速中であれば、すぐ3速にシフトダウンする。)、高い場合には(例えば、4速から3速にシフトダウンしたとき)エンジンブレーキが大きくなりすぎるという問題がある。
すなわち、有段変速モードにおける上限回転数Nemaxでのシフトアップ時及び下限回転数Neminでのシフトダウン時の回転数については考慮されていなかった。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、無段変速機を搭載した車両が有段変速モード(マニュアル変速モード)で走行している場合に、加速中に上限回転数において自動的にシフトアップするとき及び減速中に下限回転数において自動的にシフトダウンするときに、良好な走行感覚を得ることを可能とする無段変速機制御装置を提供することを目的とする。
の出願の請求項記載の発明に係る無段変速機制御装置は、車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機の変速比を、予め設定された少なくとも3つの変速段の一つに切り替えるようにされた有段変速モードで走行する車両の無段変速機制御装置において、変速機入力軸回転数を検出する変速機入力軸回転数センサと、前記有段変速モードにおいて現在の変速段での走行中に、検出された変速機入力軸回転数が、予め設定された上限回転数となったとき自動シフトアップさせ、次段高変速段の第1の一定回転数(前記第1の一定回転数<前記上限回転数)に切り替え、検出された前記変速機入力軸回転数が、予め設定された下限回転数となったとき自動シフトダウンさせ、次段低変速段の第2の所定回転数(前記下限回転数<前記第2の所定回転数<前記第1の一定回転数)に切り替える変速段切替手段とを備え、前記変速段切替手段は、前記第2の所定回転数を前記現在の変速段が低変速段ほど、低回転数になるように設定することを特徴とする
の出願の請求項記載の発明に係る無段変速機制御装置は、車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機の変速比を、予め設定された少なくとも3つの変速段の一つに切り替えるようにされた有段変速モードで走行する車両の無段変速機制御装置において、変速機入力軸回転数を検出する変速機入力軸回転数センサと、前記有段変速モードにおいて現在の変速段での走行中に、検出された変速機入力軸回転数が、予め設定された上限回転数となったとき自動シフトアップさせ、次段高変速段の第1の所定回転数(前記第1の所定回転数<前記上限回転数)に切り替え、検出された前記変速機入力軸回転数が、予め設定された下限回転数となったとき自動シフトダウンさせ、次段低変速段の第2の所定回転数(前記下限回転数<前記第2の所定回転数<前記第1の所定回転数)に切り替える変速段切替手段とを備え、前記変速段切替手段は、前記第2の所定回転数を前記現在の変速段が低変速段ほど、低回転数になるように設定するとともに、前記第1の所定回転数を前記現在の変速段が高変速段ほど、高回転数になるように設定することを特徴とする。
求項記載の発明によれば、自動シフトアップした時にエンジン出力及びトルクを一定にすることができて良好な走行感覚が得られ、一方、自動シフトダウンした時にトルクが大きくなることを徐々に和らげることができるので、ショックレベルを均一にすることができる
求項記載の発明によれば、自動シフトアップした時に所定の車速を得るまでの加速時間を短くすることができ、きびきびとした良好な加速感覚が得られ、一方、自動シフトダウンした時にトルクが大きくなることを徐々に和らげることができるので、ショックレベルを均一にすることができる。
この発明に係る無段変速機制御装置の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、この実施形態の無段変速機制御装置10が搭載された車両の駆動機構の構成を示している。無段変速機制御装置10は、車両におけるエンジン12の出力軸12aの回転数を無段階に変速して車輪軸14に伝達する無段変速機(以下、CVT(Continuously Variable Transmission)という。)16を制御するためのものである。
無段変速機制御装置10は、エンジン12を制御するとともに運転者のアクセルペダル(不図示)の操作等に応じてエンジンの回転数等を制御するメインコントローラ(全体制御手段)20と、CVT16の変速比を制御するCVT制御部(変速比制御手段)22と、メインコントローラ20及びCVT制御部22に接続される各種のセンサ(後述する)とを有する。なお、CVT制御部22は、変速比制御手段として機能する他、変速段切替手段及び回転数設定手段等の各機能達成手段として機能する。
ここで、CVT16及びCVT16が搭載される車両の駆動機構について説明する。
エンジン12に接続された吸気管26にはスロットルバルブ28が配置され、スロットルバルブ28は、運転席のアクセルペダルの操作に連動し、メインコントローラ20及びバキュームバルブ30の制御下に開閉する。
エンジン12の出力軸12aはトルクコンバータ32に接続されている。トルクコンバータ32において、出力軸12aに接続されたトルコンカバー32aはポンプインペラ32bを回転させるとともに、内部に充填されたオイルを介してタービンインペラ32cをトルコン軸34に対して回転させる。また、このときステータ32dの作用によって伝達トルクを増大させることができる。さらに、トルクコンバータ32においては、ロックアップクラッチ32eによってトルコンカバー32aとトルコン軸34とを接続して出力軸12aの回転を直接トルコン軸34に伝達することができる。
トルコン軸34は、CVT16の遊星歯車式前後進切換機構36に接続されている。遊星歯車式前後進切換機構36はトルコン軸34と一体的に接続されている入力回転部36aと、入力回転部36aとCVT16のインプットシャフト38とを接続する前進クラッチ36bと、入力回転部36aと一体的に構成されたリングギア36cとを有する。また、遊星歯車式前後進切換機構36は、インプットシャフト38に設けられたサンギア36d及びリングギア36cに噛合する複数のプラネタリギア36eと、プラネタリギア36eを回転支持するキャリア36fと、キャリア36fの外周部をハウジングに対して接続する後進クラッチ36gとを有する。
遊星歯車式前後進切換機構36においては、前進クラッチ36bによって入力回転部36aとインプットシャフト38とを接続することにより入力回転部36aとインプットシャフト38とを同方向へ一体的に回転させることができる。また、前進クラッチ36bを解放するとともに後進クラッチ36gによってキャリア36fとハウジングとを接続することによりキャリア36fが固定され、インプットシャフト38をプラネタリギア36eを介して駆動させることができる。この場合、インプットシャフト38は入力回転部36aの回転に対して逆方向に回転し、車両を後進させることができる。
CVT16は、前記遊星歯車式前後進切換機構36と、インプットシャフト38に支持されたドライブプーリ(駆動プーリ又は変速機入力軸プーリともいう。)40と、ドライブプーリ40の回転に対して金属ベルト42を介して従動的に回転するドリブンプーリ(被駆動プーリ又は変速機出力軸プーリともいう。)44と、ドリブンプーリ44の回転を中間軸46に伝達するアウトプットシャフト48とを有する。金属ベルト42は、例えば、2条のストラップに多数の押し駒を装着して構成されている。
ドライブプーリ40は、インプットシャフト38に固定された固定側プーリ半体40aと、作動油室50に作用する油圧によりインプットシャフト38の軸方向に摺動可能な可動側プーリ半体40bとからなり、可動側プーリ半体40bの摺動位置によってドライブプーリ40の溝40cの溝幅を変更可能である。
同様に、ドリブンプーリ44は、アウトプットシャフト48に固定された固定側プーリ半体44aと、作動油室52に作用する油圧によりアウトプットシャフト48の軸方向に摺動可能な可動側プーリ半体44bとからなり、可動側プーリ半体44bの摺動位置によってドリブンプーリ44の溝44cの溝幅を変更可能である。
作動油室50に供給される作動油は、ポンプ54から制御弁56及びインプットシャフト38の軸心部を通る油路38aを介して供給され、同様に、作動油室52に供給される作動油は、ポンプ54から制御弁58及びアウトプットシャフト48の軸心部を通る油路48aを介して供給される。制御弁56及び58は、CVT制御部22の制御下に作用し、作動油室50及び52の圧力を変化させることができる。これにより、可動側プーリ半体40b及び44bを連動して軸方向に摺動させ、溝40c及び44cの各幅を連続的に変化させることができる。従って、金属ベルト42が巻き掛けられる径の比、すなわち変速比を無段階に変化させることができる。なお、ドライブプーリ40及びドリブンプーリ44は、各軸を中心とした上半分が変速比がOD(Over Drive)の状態、各軸を中心とした下半分がローの状態をそれぞれ模式的に示している。
インプットシャフト38の回転数はCVT16によって無段階に変速され、アウトプットシャフト48に伝達される。アウトプットシャフト48の回転数は、中間軸46によって減速されてディファレンシャルギア60に伝達される。
ディファレンシャルギア60は、カーブ走行時において内輪と外輪との回転数差を吸収するための歯車機構60aを介して車輪軸14及び駆動輪64を駆動し、走行することができる。
メインコントローラ20には、スロットルバルブ28の開度であるスロットル開度THを検出するスロットル開度センサ70と、スロットルバルブ28の下流における絶対圧PBを検出する圧力センサ72とが接続されている。また、メインコントローラ20には、エンジン12のクランク角度を検出するクランク角センサ74と、エンジン水温を検出する水温センサ76と、エンジン回転数Neを検出する回転数センサ78と、トルコン軸34の回転数(入力プーリ回転数、変速機入力軸回転数)NDRを検出する回転数センサ(入力プーリ回転数センサ、変速機入力軸回転数センサ)80と、車速Vを検出する車速センサ82とが接続されている。なお、図示を省略するが、車速センサ82は、左右の駆動輪64及び左右の従動輪に対する計4つの車速センサ82が設けられている。
CVT制御部22には、固定側プーリ半体44aの外周部に設けられた歯によってアウトプットシャフト48の回転数を検出する回転数センサ84が接続されている。
また、CVT制御部22には、運転者のシフトレバーの操作によって選択されたシフトレンジ(駐車位置P(Parking)、後進位置R(Reverse)、中立位置N(Neutral)、無段変速モード位置D(Driving)等)を示す信号と、無段変速モード位置Dか有段変速モード位置Dmを示す信号と、有段変速モードDm時にシフトアップ(+)とシフトダウン(−)を示す信号を出力するポジションスイッチ86が接続されている。この実施形態において、有段変速モードDmは、1段から6段までの6段階に変速段を切り替えられるようになっている。6段階に限らず、少なくとも3段階から10段階程度まで任意の変速段階に設定することができる。
なお、シフトレバーは、無段変速モード位置Dと有段変速モード位置Dmとの間で切り替え可能であり、有段変速モード位置Dmに切り替えられているときには、シフトレバーの操作によりモーメンタリー(中立位置が有段変速モード位置Dmであり(+)側あるいは(−)側にシフトレバーを操作したとき、ばね力により自動的に中立位置にもどる動作)に、1回の+側あるいは−側へのシフトレバーの操作により1段ずつシフトアップ(+)あるいはシフトダウン(−)を行うことができるようになっている。
シフトレバーが有段変速モード位置Dmに入っているときに、インストルメントパネル(操作パネル)上の変速段表示器上に、1段から6段までの変速段のうち、現在の変速段が、1、2、…等算用数字で表示されるようになっている。
さらに、CVT制御部22には、スロットル開度センサ70と、圧力センサ72、クランク角センサ74、回転数センサ78及び80、車速センサ82が接続されている。さらに、メインコントローラ20とCVT制御部22とは通信線88によって接続されており、データ等の相互通信が可能である。
図2に示すように、CVT制御部22は主制御部としてのCPU(Central Processing Unit)100と、記録部としてのRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)104と、上記の各センサの信号を入力する入力インターフェース(IF)106と、制御弁56及び58を駆動するドライバ108と、これらの素子の間を接続するバス110とを有する。
CPU100はROM104に記録されたプログラム112を読み出し、RAM102、ROM104、入力インターフェース106、及びドライバ108と協働しながら、プログラム112の記述内容に基づいて処理を行う。
次に、このように構成される無段変速機制御装置10の動作について、説明する。なお、以下の説明においては、理解を容易にするためにロックアップクラッチ32e及び前進クラッチ36bは接続された状態であり、エンジン回転数Neを示す出力軸12aの回転数と、入力プーリ回転数NDRを示すトルコン軸34及びインプットシャフト38の回転数は一致しているものとする。
CVT制御部22は、ポジションスイッチ86が無段変速モード位置Dに入っているときには、CPU100の制御下においてROM104に記録された図3に示す無段変速モード(通常)走行用変速マップ120を参照しながら基本的な変速処理を行う。
また、CVT制御部22は、ポジションスイッチ86が有段変速モード位置Dmに入っているときには、CPU100の制御下においてROM104に記録された図4に示す有段変速モード走行用変速マップ122を参照しながら変速処理を行う。
変速マップ120、122の横軸は車速V[km/h]であり、縦軸は目標エンジン回転数NED[rpm]である。
また、いずれの変速マップ120、122においても、無段変速機の耐久性の観点から上限回転数Nemaxが設定され、エンストを防止するために下限回転数Neminが設定されている。
無段変速モード走行用変速マップ120から有段変速モード走行用変速マップ122に切り換えることにより、シフトアップやシフトダウンの際に変速比の差を原因として車両加速度の段差が発生し、運転者はこの段差により変速したことを自覚すると同時に自己の変速操作に応答する加速度段差感を得ることによりスポーティな走行を楽しむことができる。
無段変速モード走行用変速マップ120には複数の変速特性(スロットル開度特性又はスロットル開度線ともいう。)120a〜120cが記録されており、有段変速モード走行用変速マップ122には1速から6速までの6段階の変速特性122a〜122fが記録されている。図3、図4における変速特性120a〜120c、122a〜122f中、上方に存在する特性(線)がスロットル開度THが大きいときに対応し、下方に存在する特性(線)が小さいときに対応する。
次に、まず、無段変速モード走行用変速マップ120を利用する無段変速モード位置Dでの変速動作について説明する。
CPU100は、無段変速モード走行時において、アクセルペダルが踏み込まれているとき、検出されたスロットル開度THに基づいて図3における無段変速モード走行用変速マップ120の変速特性120a〜120cを選択(又は補間)するとともに、その時点における車速Vを参照して目標エンジン回転数NEDを検索する。さらにCPU100は、この検索された目標エンジン回転数NEDと実際のエンジン回転数Neとが一致するようにCVT16の変速比を制御する。例えば、アクセルペダルが踏み込まれることによりスロットル開度THが大きくなったとき、車速Vは即時には反応しないことから、通常走行用変速特性120a〜120cを参照することにより目標エンジン回転数NEDが増大して変速比がロー側に移る。これにより、エンジン回転数Ne及びトルクが増大するとともに車両が加速し車速Vが大きくなり、アクセルペダルの操作に追従することとなる。変速比は、無段変速モード走行用変速マップ120ロー側の変速特性120b及びOD(Over Drive)側の変速特性120cによって制限されている。
次に、有段変速モード走行用変速マップ122を利用する有段変速モード位置Dmでの変速動作について図5のフローチャートに基づき説明する。フローチャートの処理は主としてCPU100が行うものであって、所定の微小時間毎に連続的に繰り返し実行し、いわゆるリアルタイム処理を行う。
ステップS1において、まず、有段変速モード走行を行う有段変速モード位置Dmであるかどうかをポジションスイッチ86の状態により判断する。有段変速モード位置Dmでなければ、この制御は行わない。有段変速モード位置Dmである場合には、ステップS2以降の処理を行う。
このステップS2では、スロットル開度センサ70、回転数センサ78、80及び車速センサ82等からその時点におけるスロットル開度TH、エンジン回転数Ne及び車速V等の信号を読み込む。
次に、ステップS3において、エンジン回転数Ne(又は目標回転数NED)が下限回転数Neminと上限回転数Nemaxの間の回転数であるかどうかを確認する(Nemin<Ne<Nemax)。あるいは、このステップS3において、エンジン回転数Neに代替して入力プーリ回転数NDR(又は入力プーリ目標回転数)が、下限回転数NDRminと上限回転数NDRmaxの間の回転数であるかどうかを確認する(NDRmin<NDR<NDRmax)。通常、Nemin=NDRmin、Nemax=NDRmaxに設定している。
エンジン回転数Ne(又は目標回転数NED)が下限回転数Neminと上限回転数Nemaxの間の回転数である場合には、ステップS4において、有段変速モード走行用変速マップ122の変速特性122a〜122fを選択して有段変速モード走行制御を行う。
あるいは、入力プーリ回転数NDR(又は入力プーリ目標回転数)が下限回転数NDRminと上限回転数NDRmaxの間の回転数である場合には、ステップS4において、有段変速モード走行用変速マップ122の変速特性122a〜122fを選択して有段変速モード走行制御を行う。
例えば図6に示すように、3速の変速特性122c上で車速V0、スロットル開度THaでの走行中に、アクセルペダルを踏み込んでスロットル開度THをスロットル開度TH1とした場合、目標エンジン回転数NEDになるように制御されて、車速Vが3段の変速特性122c上の車速V1に上げられる。
また、3段の変速特性122c上で、車速V0スロットル開度THaでの走行中に、アクセルペダルをもどして、スロットル開度THをスロットル開度TH2とした場合、目標エンジン回転数NEDになるように制御されて、車速Vが3段の変速特性122c上の車速V2に下げられる。
さらに、例えば4段の変速特性122d上、車速V3、スロットル開度THbで走行中に、シフトレバーにより(+)側にシフトアップ操作をした場合、5段の変速特性122e上に変速段が切り替えられ、スロットル開度THbを変更しなかった場合には、車速Vが5段の変速特性122e上の車速V4に上げられる。
一方、ステップS3の判断において、エンジン回転数Ne(又は目標回転数NED)が下限回転数Neminと上限回転数Nemaxの間の回転数ではないとき、ステップS5において、エンジン回転数Ne(又は目標回転数NED)が上限回転数Nemaxであるか下限回転数Neminであるかが確認される。上限回転数Nemaxである場合には、ステップS6において自動的にシフトアップされ、次の高変速段の第1所定回転数Nd1に切り替えられ、その後、ステップS4で説明した有段変速モードで走行が制御される。
また、ステップS3の判断において、入力プーリ回転数NDR(又は入力プーリ目標回転数)が下限回転数NDRminと上限回転数NDRmaxの間の回転数ではないとき、ステップS5において、入力プーリ回転数NDR(又は入力プーリ目標回転数)が上限回転数NDRmaxであるか下限回転数NDRminであるかが確認される。上限回転数NDRmaxである場合には、ステップS6において自動的にシフトアップされ、次の高変速段の第1所定回転数Nd1に切り替えられ、その後、ステップS4で説明した有段変速モードで走行が制御される。
すなわち、図7に示すように、例えば車速V0、スロットル開度THaでの走行時に、アクセルペダルを踏み込んでスロットル開度TH3に示すように目標エンジン回転数NEDが上限回転数Nemaxを超える値となった場合に、矢印の経路に示すように、自動的に3速の変速特性122cから第1所定回転数Nd1まで落とされた4速の変速特性122dにシフトアップされ、その時点でまだスロットル開度THがスロットル開度TH4より大きな値であった場合、矢印の経路に示すように4段の変速特性122dに沿って加速される。
その一方、ステップS5において、エンジン回転数Ne(又は目標回転数NED)が下限回転数Neminである場合には、ステップS7において自動的にシフトダウンされ、次の低変速段の第2所定回転数Nu2に切り替えられ、その後、ステップS4で説明した有段変速モードで走行が制御される。
例えば図7に示すように、例えば車速V0、スロットル開度THaでの走行時に、アクセルペダルを解放し、スロットル開度THを全閉とした場合、目標回転数NEDは下限回転数Nemin以下となるので、3段の変速特性122cに沿って車速V、エンジン回転数Neが減少し、車速Vが車速V5となったときに自動的に、次の低変速段の第2所定回転数Nu2に上げられた2速の変速特性122bにシフトダウンされ、その時点でまだスロットル開度THが全閉であった場合、2段の変速特性122bに沿って減速される。
ステップS4の有段走行モード走行制御が行われると、再びステップS1からの次の周期からの制御が行われる。
このように上述した実施形態によれば、車両におけるエンジン12の出力軸12a回転数を無段階に変速して車輪軸14に伝達する無段変速機16の変速比を、予め設定された6変速段の一つに切り替えるようにされた有段変速モードで走行する車両の無段変速機制御装置10において、現在の変速段での加速走行中に、検出されたエンジン回転数Neが、予め設定された上限回転数(限界回転数)Nemaxとなったときシフトアップし、次の高変速段の第1の一定回転数(第1の所定回転数)Nd1に切り替えるようにし、現在の変速段での減速走行中に、検出されたエンジン回転数Neが、予め設定された下限回転数(限界回転数)Neminとなったとき、シフトダウンし、次の低変速段の第2の一定回転数(第1の所定回転数)Nu2に切り替え、各回転数を、上限回転数Nemax>第1の一定回転数Nd1>第2の一定回転数Nu2>下限回転数Neminの関係に設定するようにしている。
すなわち、シフトアップして次の高変速段に移ったときの第1の所定回転数を第1の一定回転数Nd1に設定するとともに、シフトダウンして次の低変速段に移ったときの第1の所定回転数を第2の一定回転数Nu2に設定しているので、良好な走行感覚が得られる回転数に設定することができる。
この図7例では自動移行(自動シフトアップ・自動シフトダウン)のエンジン回転数Neである第1の所定回転数について、それぞれ一定回転数であるシフトアップした時の第1の一定回転数Nd1及びシフトダウンした時の第2の一定回転数Nu2に設定しているので、シフトアップした時及びシフトダウンした時にエンジン出力及びトルクを一定にすることができ、一方、シフトダウンした時にエンジンブレーキが一定となるので、良好な走行感覚が得られる。
また、上限回転数(限界回転数)Nemaxに達しシフトアップした時及び下限回転数(限界回転数)Neminに達しシフトダウンしたときの回転数をそれぞれ各変速段で一定となるの第1の一定回転数Nd1及び第2の一定回転数Nu2に設定することに代替して、図8に示すように、エンジン回転数Neが限界回転数Nemax、Neminに達したときの自動移行の回転数である第1の所定回転数及び第2の所定回転数について、第1の所定回転数を、第1の一定回転数Nd1に設定することで、シフトアップした時にエンジン出力及びトルクを一定にすることができて良好な走行感覚が得られ、第2の所定回転数を、低変速段ほど、低回転数になる回転数Nu2aに設定することで、シフトダウンした時にトルクが大きくなることを徐々に和らげることができるので、ショックレベルを均一にすることができる。
さらに、図9に示すように、自動移行の回転数である第1の所定回転数及び第2の所定回転数について、第2の所定回転数を、高変速段ほど、高回転数になる回転数Nd1aに設定することで、シフトアップした時に降下するエンジン回転数Neが次第に高いエンジン回転数Neとなるので所定の車速Vを得るまでの加速時間を短くすることができ、きびきびとした良好な加速感覚が得られ、第1の所定回転数を、第2の一定回転数Nd2に設定することで、シフトダウンした時にエンジンブレーキが一定となるので、良好な走行感覚が得られる。
さらにまた、図10に示すように、第2の所定回転数を、高変速段ほど高回転数になる回転数Nd1aに設定し、かつ低変速段程、低回転数になる回転数Nu2aに設定することで、シフトアップした時に降下するエンジン回転数が次第に高いエンジン回転数となるので所定の車速を得るまでの加速時間を短くすることができ、きびきびとした良好な加速感覚が得られ、一方、シフトダウンした時にトルクが大きくなることを徐々に和らげることができるので、ショックレベルを均一にすることができる。
この発明に係る無段変速機制御装置は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この実施の形態に係る無段変速機制御装置を備える車両の駆動機構の概略構成図である。 CVT制御部のブロック図である。 無段変速モード走行用変速マップの内容を示すグラフである。 有段変速モード走行用変速マップの内容を示すグラフである。 CVT制御部の処理内容を示す全体フローチャートである。 有段変速モード走行制御における通常走行状態の動作説明に供されるグラフである。 有段変速モード走行制御中における自動シフトアップ時、自動シフトダウン時の動作説明(第1及び第2の所定回転数ともに一定値)に供されるグラフである。 他の実施形態(第1の所定回転数に正傾斜)の動作説明に供されるグラフである。 さらに他の実施形態(第2の所定回転数に負傾斜)の動作説明に供されるグラフである。 さらに他の実施形態(第1の所定回転数に正傾斜、第2の所定回転数に負傾斜)の動作説明に供されるグラフである。 この出願に関する背景技術の動作説明に供されるグラフである。
符号の説明
10…無段変速機制御装置 14…車輪軸
12…エンジン 16…CVT
20…メインコントローラ 22…CVT制御部

Claims (2)

  1. 車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機の変速比を、予め設定された少なくとも3つの変速段の一つに切り替えるようにされた有段変速モードで走行する車両の無段変速機制御装置において、
    変速機入力軸回転数を検出する変速機入力軸回転数センサと、
    前記有段変速モードにおいて現在の変速段での走行中に、検出された変速機入力軸回転数が、予め設定された上限回転数となったとき自動シフトアップさせ、次段高変速段の第1の一定回転数(前記第1の一定回転数<前記上限回転数)に切り替え、検出された前記変速機入力軸回転数が、予め設定された下限回転数となったとき自動シフトダウンさせ、次段低変速段の第2の所定回転数(前記下限回転数<前記第2の所定回転数<前記第1の一定回転数)に切り替える変速段切替手段とを備え、
    前記変速段切替手段は、前記第2の所定回転数を前記現在の変速段が低変速段ほど、低回転数になるように設定する
    ことを特徴とする無段変速機制御装置。
  2. 車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機の変速比を、予め設定された少なくとも3つの変速段の一つに切り替えるようにされた有段変速モードで走行する車両の無段変速機制御装置において、
    変速機入力軸回転数を検出する変速機入力軸回転数センサと、
    前記有段変速モードにおいて現在の変速段での走行中に、検出された変速機入力軸回転数が、予め設定された上限回転数となったとき自動シフトアップさせ、次段高変速段の第1の所定回転数(前記第1の所定回転数<前記上限回転数)に切り替え、検出された前記変速機入力軸回転数が、予め設定された下限回転数となったとき自動シフトダウンさせ、次段低変速段の第2の所定回転数(前記下限回転数<前記第2の所定回転数<前記第1の所定回転数)に切り替える変速段切替手段とを備え、
    前記変速段切替手段は、前記第2の所定回転数を前記現在の変速段が低変速段ほど、低回転数になるように設定するとともに、前記第1の所定回転数を前記現在の変速段が高変速段ほど、高回転数になるように設定する
    ことを特徴とする無段変速機制御装置。
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