JP3946685B2 - 無段変速機制御装置 - Google Patents

無段変速機制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3946685B2
JP3946685B2 JP2003348097A JP2003348097A JP3946685B2 JP 3946685 B2 JP3946685 B2 JP 3946685B2 JP 2003348097 A JP2003348097 A JP 2003348097A JP 2003348097 A JP2003348097 A JP 2003348097A JP 3946685 B2 JP3946685 B2 JP 3946685B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
map
continuously variable
variable transmission
target input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003348097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005114011A (ja
Inventor
哲史 宮崎
章宏 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003348097A priority Critical patent/JP3946685B2/ja
Publication of JP2005114011A publication Critical patent/JP2005114011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3946685B2 publication Critical patent/JP3946685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機を制御するための無段変速機制御装置に関する。
車両においてエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機が開発・実用化されている。無段変速機を用いることにより、滑らかな変速を実現するとともに運転状況に応じた適切なエンジン回転数を選択することが可能となり、低燃費化を図ることができる。
無段変速機によれば車速やスロットル開度に応じて無段階の変速を常時行うこととなるが、直線走行中とコーナ走行中では適切な変速特性が異なる場合がある。このため、車両がコーナを走行していることを検出し、所定の条件下でシフトアップが禁止される技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−46174号公報
直線走行中と旋回走行中で変速特性を同じに設定していると、アクセルペダルを踏み込んだ場合に比較的早くシフトアップすることがある。特に、登降坂時においては、アクセルペダル解放時のエンジンブレーキ性能を得るエンジン回転数とアクセルペダル踏み込み時の低開度踏み込み量に見合ったエンジン回転数とを両立させるために、スロットル開度又はアクセル開度の変化に応じてシフトアップを行うことがあるが、このようなシフトアップが旋回走行中に発生すると運転者に対して違和感を与えることがある。
一方、前記特許文献1に記載されている技術のように、旋回走行中にシフトアップを禁止すると運転者の意思が変速比に反映されないこととなり、運転者に対する違和感は解消されない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車両が旋回走行している際に、運転者に違和感を与えることのないように無段変速機の変速比を適切に設定することを可能にする無段変速機制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無段変速機制御装置は、車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機を制御するための無段変速機制御装置において、前記エンジンのスロットル開度又はアクセル開度を検出する燃料操作量検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記スロットル開度又は前記アクセル開度と前記車速とに基づいて、前記無段変速機の入力回転数を設定する複数の目標入力回転数マップを保持し、運転状態に応じて該目標入力回転数マップを切り換え前記無段変速機の変速比を制御する変速比制御手段と、旋回走行中における前記車両の旋回中心方向の加速度値を検出する加速度検出手段と、を有し、前記目標入力回転数マップは、通常走行時用の第1マップ及びエンジンブレーキ時用の第2マップを含み、前記変速比制御手段は、旋回走行中で、前記第1マップと前記第2マップとの切り換え時に前記入力回転数の変化値が所定値以上である場合に、前記加速度値の増加にともなって、前記変速比の変化する速度が小さくなるように変更することを特徴とする(請求項1記載の発明)。
このように、旋回中心方向の加速度値が大きくなるに従って、変速比を変化させる速度が小さくなるように設定することにより、車両が旋回走行している際に、運転者に対して違和感を与えることがなくなる。
この場合、前記変速比制御手段は、前記加速度値と所定閾値との比較判断に基づいて前記変速比の変化する速度が小さくなるようにしてもよい(請求項2記載の発明)。
また、前記変速比制御手段は、前記スロットル開度又は前記アクセル開度の変化量が所定閾値より大きいときに前記変速比の変化する速度が小さくなるようにしてもよい(請求項3記載の発明)。これにより、スロットル開度又はアクセル開度が急変したときに、運転者が違和感を感じるほどに変速比が大きく変化することを防止できる。
さらに、前記スロットル開度又は前記アクセル開度が全閉状態から開いたときに、前記第2マップから前記第1マップに切り換えるようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
本発明に係る無段変速機制御装置によれば、車両が旋回走行している際に、運転者に違和感を与えることのないように無段変速機の変速比を適切に設定することができる。
以下、本発明に係る無段変速機制御装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図12を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る無段変速機制御装置10は、車両におけるエンジン12の出力軸12aの回転数を無段階に変速して車輪軸14に伝達する無段変速機(以下、CVT(Continuously Variable Transmission)という)16を制御するためのものである。無段変速機制御装置10は、エンジン12を制御するとともに車両の運転者の指示に従ってオートクルーズを行うためのメインコントローラ(走行自動制御手段)20と、CVT16の変速比を制御するCVT制御部(変速比制御手段)22と、メインコントローラ20及びCVT制御部22に接続される各種のセンサ(後述する)とを有する。
先ず、図1を参照しながらCVT16及び該CVT16が搭載される車両の駆動機構について説明する。
エンジン12に接続された吸気管26にはスロットルバルブ28が配置され、該スロットルバルブ28は、運転席のアクセルペダル(図示せず)の操作に連動し、メインコントローラ20及びバキュームバルブ30の制御下に開閉する。
エンジン12の出力軸12aはトルクコンバータ32に接続されている。該トルクコンバータ32において、出力軸12aに接続されたトルコンカバー32aはポンプインペラ32bを回転させるとともに、内部に充填されたオイルを介してタービンインペラ32cをトルコン軸34に対して回転させる。また、このときステータ32dの作用によって伝達トルクを増大させることができる。さらに、トルクコンバータ32においては、ロックアップクラッチ32eによってトルコンカバー32aとトルコン軸34とを係合して出力軸12aの回転を直接的にトルコン軸34に伝達することができる。
トルコン軸34は、CVT16の遊星歯車式前後進切換機構36に接続されている。遊星歯車式前後進切換機構36はトルコン軸34と一体的に接続されている入力回転部36aと、該入力回転部36aとCVT16のインプットシャフト38とを接続する前進クラッチ36bと、入力回転部36aと一体的に構成されたリングギア36cとを有する。また、遊星歯車式前後進切換機構36は、インプットシャフト38に設けられたサンギア36d及び前記リングギア36cに噛合する複数のプラネタリギア36eと、該プラネタリギア36eを回転支持するキャリア36fと、該キャリア36fの外周部をハウジングに対して係合する後進クラッチ36gとを有する。
遊星歯車式前後進切換機構36においては、前進クラッチ36bによって入力回転部36aとインプットシャフト38とを係合することによって入力回転部36aとインプットシャフト38とを同方向へ一体的に回転させることができる。また、前進クラッチ36bを解放するとともに後進クラッチ36gによってキャリア36fとハウジングとを係合するとキャリア36fが固定され、インプットシャフト38をプラネタリギア36eを介して駆動させることができる。この場合、インプットシャフト38は入力回転部36aの回転に対して逆方向に回転し、車両を後進させることができる。
CVT16は、前記遊星歯車式前後進切換機構36と、インプットシャフト38に支持されたドライブプーリ40と、該ドライブプーリ40の回転に対して金属ベルト42を介して従動的に回転するドリブンプーリ44と、該ドリブンプーリ44の回転を中間軸46に伝達するアウトプットシャフト48とを有する。金属ベルト42は、例えば、2条のストラップに多数の押し駒を装着して構成されている。
ドライブプーリ40は、インプットシャフト38に固定された固定側プーリ半体40aと、作動油室50に作用する油圧によりインプットシャフト38の軸方向に摺動可能な可動側プーリ半体40bとからなり、可動側プーリ半体40bの摺動位置によってドライブプーリ40の溝40cの溝幅を変更可能である。
同様に、ドリブンプーリ44は、アウトプットシャフト48に固定された固定側プーリ半体44aと、作動油室52に作用する油圧によりアウトプットシャフト48の軸方向に摺動可能な可動側プーリ半体44bとからなり、可動側プーリ半体44bの摺動位置によってドリブンプーリ44の溝44cの溝幅を変更可能である。
作動油室50に供給される作動油は、ポンプ54から制御弁56及びインプットシャフト38の軸心部を通る油路38aを介して供給され、同様に、作動油室52に供給される作動油は、ポンプ54から制御弁58及びアウトプットシャフト48の軸心部を通る油路48aを介して供給される。制御弁56及び58は、CVT制御部22の制御下に作用し、作動油室50及び52の圧力を変化させることができる。これにより、可動側プーリ半体40b及び44bを連動して軸方向に摺動させ、溝40c及び44cの各幅を連続的に変化させることができる。従って、金属ベルト42が巻き掛けられる径の比、すなわち変速比を無段階に変化させることができる。なお、図1において、ドライブプーリ40及びドリブンプーリ44は、インプットシャフト38及びアウトプットシャフト48の軸を中心とした上半分が変速比がOD(Over Drive)の状態、各軸を中心とした下半分がローの状態をそれぞれ模式的に示している。
インプットシャフト38の回転数はCVT16によって無段階に変速され、アウトプットシャフト48に伝達される。該アウトプットシャフト48の回転数は、中間軸46によって減速されてディファレンシャルギア60に伝達される。
ディファレンシャルギア60は、カーブ走行時において内輪と外輪との回転数差を吸収するための歯車機構60aを介して車輪軸14及び駆動輪64を駆動し、走行することができる。
メインコントローラ20には、スロットルバルブ28の開度であるスロットル開度THを検出するスロットル開度センサ70と、スロットルバルブ28の下流における絶対圧PBを検出する圧力センサ72とが接続されている。また、メインコントローラ20には、エンジン12のクランク角度を検出するクランク角センサ74と、エンジン水温を検出する水温センサ76と、エンジン回転数Neを検出する回転数センサ78と、トルコン軸34の回転数を検出する回転数センサ80と、車速Vを検出する車速センサ82と、アクセルペダルの開度を検出するセンサ(図示せず)が接続されている。なお、図示を省略するが、車速センサ82は、左右の駆動輪64及び左右の従動輪に対する計4つの車速センサ82が設けられている。
CVT制御部22には、固定側プーリ半体40aの外周部に設けられた歯によってインプットシャフト38の回転数を検出する回転数センサ83と、固定側プーリ半体44aの外周部に設けられた歯によってアウトプットシャフト48の回転数を検出する回転数センサ84と、運転者によって選択されたシフトレンジ(D、N、P等)を示す信号を出力するポジションスイッチ86とが接続されている。また、CVT制御部22には、スロットル開度センサ70と、圧力センサ72、クランク角センサ74、回転数センサ78及び80、車速センサ82、アクセルペダルの開度を検出するセンサが接続されている。さらに、メインコントローラ20とCVT制御部22とは通信線88によって接続されておりデータ等の相互通信が可能である。
図2に示すように、CVT制御部22は主制御部としてのCPU(Central Processing Unit)100と、記録部としてのRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)104と、上記の各センサの信号を入力する入力インターフェース(IF)106と、制御弁56及び58を駆動するドライバ108と、これらの素子の間を接続するバス110とを有する。
CPU100はROM104に記録されたプログラム112を読み出し、RAM102、ROM104、入力インターフェース106及びドライバ108と協働しながら、プログラム112の記述内容に基づいて処理を行う。
次に、このように構成される無段変速機制御装置10の作用について、図3〜図12を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、理解を容易にするためにロックアップクラッチ32e及び前進クラッチ36bは係合した状態であり、エンジン回転数Neを示す出力軸12aの回転数とインプットシャフト38の回転数は一致しているものとする。
CVT制御部22は、CPU100の制御下においてROM104に記録された第1目標入力回転数マップ120(図3参照)又は第2目標入力回転数マップ122(図4参照)を参照しながら基本的な変速処理を行う。第1目標入力回転数マップ120は主に通常走行時に参照されるマップであり、第2目標入力回転数マップ122はエンジンブレーキを有効にする際に参照されるマップである。このように、エンジンブレーキを効かせる際に参照するマップを切り換えることにより、エンジンブレーキ性能をより向上させることができる。
第1目標入力回転数マップ120には複数のスロットル開度線120aが記録されており、第2目標入力回転数マップ122には1本のスロットル開度線122aが記録されている。図3におけるスロットル開度線120a上方の線がスロットル開度THが大きいときに対応し、下方の線が小さいときに対応する。
CPU100は、アクセルペダルが踏み込まれているとき、検出されたスロットル開度THに基づいて図3における第1目標入力回転数マップ120のスロットル開度線120aを選択(又は補間)するとともに、その時点における車速Vを参照して目標インプットシャフト回転数NEDを検索する。さらにCPU100は、この検索された目標インプットシャフト回転数NEDと実際のインプットシャフト38の回転数とが一致するようにCVT16の変速比を制御する。例えば、アクセルペダルが踏み込まれることによりスロットル開度THが大きくなったとき、車速Vは即時には反応しないことから、先ず第1目標入力回転数マップ120を参照することにより目標インプットシャフト回転数NEDが増大して変速比がロー側に移る。これにより、エンジン回転数Ne、インプットシャフト38の回転数及び駆動力が増大するとともに車両が加速し車速Vが大きくなり、アクセルペダルの操作に追従することとなる。
また、CPU100は、アクセルペダルが解放されたとき、つまりスロットル開度THが「0」となったときには、図4における第2目標入力回転数マップ122のスロットル開度線122aに基づいて目標インプットシャフト回転数NEDを検索する。
変速比は第1目標入力回転数マップ120及び第2目標入力回転数マップ122におけるロー側の変速比制限線120b、122b及びOD側の変速比制限線120c、122cによって制限されている。
なお、第1目標入力回転数マップ120及び第2目標入力回転数マップ122をそれぞれ複数用意し、所定のパラメータ(例えば、路面の勾配値)に基づいて1つのマップを選択するようにしてもよい。
また、第1目標入力回転数マップ120及び第2目標入力回転数マップ122の検索を行う基準となるパラメータは、スロットル開度THに限らず、アクセルペダルの開度に基づいて検索を行ってもよい。さらに、第1目標入力回転数マップ120及び第2目標入力回転数マップ122によって検索される値は目標インプットシャフト回転数NEDに限らず、エンジン回転数Neの目標値であってもよい。特に、トルクコンバータ32及び遊星歯車式前後進切換機構36における滑りがない場合には、インプットシャフト38の回転数の制御とエンジン回転数Neの制御は実質的に同じ制御となる。
次に、第1目標入力回転数マップ120に基づいてCVT16の変速比を制御する手順について図5〜図12を参照しながら詳細に説明する。このうち図5の処理は主としてCPU100が行うものであって、所定の微小時間毎に連続的に繰り返し実行し、いわゆるリアルタイム処理を行う。
先ず、図5のステップS1において、スロットル開度センサ70、回転数センサ78及び車速センサ82等からその時点におけるスロットル開度TH、エンジン回転数Ne、インプットシャフト38の回転数及び車速V等の信号を読み込む。
次に、ステップS2において、第1目標入力回転数マップ120と第2目標入力回転数マップ122のいずれを選択するか判断を行う。この判断は、前記のとおりアクセルペダルが踏み込まれている状態で、スロットル開度THの値が「0」でないときに第1目標入力回転数マップ120を選択することとし、スロットル開度THが「0」であるときには第2目標入力回転数マップ122を選択する。
第1目標入力回転数マップ120を選択する場合にはステップS3へ移り、第2目標入力回転数マップ122を選択する場合にはステップS4へ移る。
ステップS3においては、スロットル開度TH及び車速Vに基づいて第1目標入力回転数マップ120を参照して目標インプットシャフト回転数NEDを検索し、ステップS4においては、スロットル開度TH及び車速Vに基づいて第2目標入力回転数マップ122を参照して目標インプットシャフト回転数NEDを検索する。
次に、ステップS5(加速度検出手段)において、車両にかかる旋回加速度GYを検出する。ここで、旋回加速度GYとは、車両にかかる加速度のうち、車両がコーナ等で旋回走行する際の旋回中心点からみた径方向成分の値であって、車両に対して横向きに作用する加速度である。
具体的には、先ず、4つの車速センサ82のうち後輪側の2つの車速センサ82から速度差dVを求める。次に、該速度差dVとリアトレッド(2つの後輪間の距離)Tr及び車速Vに基づいて次の式により旋回半径Rを求める。
R=Tr×V/dV
さらに、旋回半径Rを用いて次の式により旋回加速度GYが求められる。
GY=V2/R
旋回加速度GYは、旋回が急であって車速Vが速いほど大きくなり、旋回が緩やかであったり、又は車速Vが遅いときには小さい。
また、求めた旋回加速度GYの絶対値を所定の閾値と比較し、該閾値より大きいときには、加速度判断フラグFlgGyをFlgGy←1と設定し、旋回加速度GYの絶対値が閾値より小さいときには、加速度判断フラグFlgGyをFlgGy←0と設定する。つまり、この加速度判断フラグFlgGyが「1」であるときには、車両は旋回走行中であって、横方向に相当の力を受けていると判定される。
なお、旋回加速度GYの算出方法としては、例えば、適当な近似式等により求めてもよいし、所定の加速度計等を用いて旋回加速度GYを直接的に検出してもよい。
次に、ステップS6において、変速制御方法の切り換えにヒステリシス特性を持たせるためのヒステリシス判断フラグFlgAが「1」であるか否かを確認する。ヒステリシス判断フラグFlgAが「0」であるときにはステップS7へ移り、「1」であるときにはステップS11へ移る。
ステップS7においては、第目標入力回転数マップ12を検索する状態から第目標入力回転数マップ12を検索する状態に移行したか否かを確認する。つまり、前回の処理時まで第目標入力回転数マップ12を参照しており、今回の処理時においては前記ステップS2の判断によって第目標入力回転数マップ12を参照することとなった場合には、ステップS8へ移り、第目標入力回転数マップ12を参照し続けているときにはステップS14へ移る。また、前回及び今回の処理時とも第目標入力回転数マップ12を参照しているときにはステップS14へ移る。
ステップS8においては、第2目標入力回転数マップ122によって検索した目標インプットシャフト回転数NEDが前回の処理時における目標インプットシャフト回転数NEDと比較して、前回の処理時の値よりも下降量が所定閾値より大きいか否かを確認する。この下降量が所定閾値よりも大きいときにはステップS9へ移り、小さいときにはステップS14へ移る。
ステップS9においては、その時点の目標インプットシャフト回転数NEDから回転数指令変数NDRCMD0を減算して差回転数SNDRを求める。回転数指令変数NDRCMD0は、CVT16の変速比を変更することによってエンジン回転数Ne及びインプットシャフト38の回転数を増減させるための指令値であり、安定走行時には回転数指令変数NDRCMD0と目標インプットシャフト回転数NED及びインプットシャフト38の回転数は一致している。
さらに、ステップS9においては、差回転数SNDRがマイナス値の所定閾値より小さいか否かを確認する。差回転数SNDRが所定閾値よりも小さいときに(絶対値が大きいとき)はステップS10へ移り、大きいときにはステップS14へ移る。
なお、差回転数SNDRが大きいということは、それだけアクセルペダルの踏み込み量変化が大きいことを示し、運転者が明らかに加減速の意思を示していると判断できる。
ステップS10においては、ヒステリシス判断フラグFlgAをFlgA←1と設定する。つまり、ステップS7〜S9の判断によって、目標インプットシャフト回転数NEDを検索する対象であるマップが第1目標入力回転数マップ120から第2目標入力回転数マップ122に切り換わって目標インプットシャフト回転数NEDの下降量が大きくなったときで、かつ差回転数SNDRが大きいとき(つまり、運転者が加減速の意思を示しているとき)には、このステップS10においてヒステリシス判断フラグFlgAに「1」が設定されることとなる。
一方、ステップS11(FlgA=1であるとき)においては、第目標入力回転数マップ12を検索する状態から第目標入力回転数マップ12を検索する状態に移行したか否かを確認する。つまり、前回の処理時まで第目標入力回転数マップ12を参照しており、今回の処理時においては第目標入力回転数マップ12を参照することとなった場合には、ステップS13へ移り、第目標入力回転数マップ12を参照し続けているときにはステップS12へ移る。また、前回及び今回の処理時とも第目標入力回転数マップ12を参照しているときにはステップS12へ移る。
ステップS12においては、差回転数SNDRがマイナス値の所定閾値より小さいか否かを確認する。差回転数SNDRが所定閾値よりも小さいとき(絶対値が大きいとき)にはステップS14へ移り、大きいときにはステップS13へ移る。
ステップS13においては、ヒステリシス判断フラグFlgAをFlgA←0と設定する。つまり、ステップS11及びS12の判断によって、目標インプットシャフト回転数NEDを検索する対象であるマップが第2目標入力回転数マップ122から第1目標入力回転数マップ120に切り換わるとともに差回転数SNDRが小さくなったとき(つまり、運転者が加減速の意思を示していないとき)には、このステップS13においてヒステリシス判断フラグFlgAに「0」が設定されることとなる。
次に、ステップS14において、ヒステリシス判断フラグFlgAが「1」であるか否かを確認する。ヒステリシス判断フラグFlgAが「0」であるときにはステップS16へ移り、「1」であるときにはステップS15へ移る。
ステップS15においては、加速度判断フラグFlgGyが「1」であるか否かを確認する。加速度判断フラグFlgGyが「0」であるときにはステップS17へ移り、「1」であるときにはステップS18へ移る。
ステップS16、S17及びS18においては、それぞれ後述する通常制御、エンジンブレーキ終了対応制御及び旋回対応制御をサブルーチンにより実行して図5に示すフローチャートにおける今回の処理を終了する。その後、所定の微小時間後に再度前記ステップS1から繰り返し実行する。
このようにしてヒステリシス判断フラグFlgAは「1」又は「0」に切り換えられ、該ヒステリシス判断フラグFlgAが「1」であるときには、通常制御(ステップS16)が実行され、ヒステリシス判断フラグFlgAが「0」であるときには、エンジンブレーキ終了対応時制御(ステップS17)又は旋回対応制御(ステップS18)が実行される。また、ヒステリシス判断フラグFlgAは所定の閾値によってヒステリシス特性を有して変化するため、煩雑に制御が切り換わることを防止できる。
次に、ステップS16において実行される通常制御のサブルーチン処理について図6〜図8を参照しながら説明する。
先ず、ステップS101において、目標インプットシャフト回転数NEDから回転数指令変数NDRCMD0を減算して差回転数SNDRを求める。回転数指令変数NDRCMD0は、CVT16の変速比を変更することによってエンジン回転数Ne及びインプットシャフト38の回転数を増減させるための指令値であり、安定走行時には回転数指令変数NDRCMD0と目標インプットシャフト回転数NED及びインプットシャフト38の回転数は一致している。
次に、ステップS102において、ROM104に記録された第1変化特性マップ130(図7参照)を参照し、差回転数SNDRに基づいて第1変速速度DNDRDCの値を検索する。第1変速速度DNDRDCはCVT16の変速比が変化する際の時間的な変化特性を示す値であり、具体的には、変速比であるレシオの変化速度を示す。第1変速速度DNDRDCは、第1変速特性線130aで示されるように差回転数SNDRに対して略比例的に設定されている。
次いで、ステップS103において、第1変速速度DNDRDCに定数kを乗算して速度増分DNDRCMDを求める。
さらに、ステップS104において、中間指令変数NDRCMDに対して速度増分DNDRCMDを加算する。中間指令変数NDRCMDは、回転数指令変数NDRCMD0が急激に変化することを防止し、回転数指令変数NDRCMD0が差回転数SNDRに基づく一次遅れ的な変化をするように作用する変数である。
次に、ステップS105において、中間指令変数NDRCMDを回転数指令変数NDRCMD0に代入する。
さらに、ステップS106において、回転数指令変数NDRCMD0に基づいて制御弁56及び58を制御し、CVT16の変速比を変更する。
このように、通常制御においてはステップS101〜S106の処理を連続的に実行することにより、図8に示すように、回転数指令変数NDRCMD0を滑らかに変化させることができる。つまり、スロットル開度THがステップ的に変化する際には、目標インプットシャフト回転数NEDが追従するようにステップ的に変化し、これに基づいて差回転数SNDRが生じる。また、第1変化特性マップ130から第1変速速度DNDRDC及び速度増分DNDRCMDが差回転数SNDRに略比例する値として求められ、速度増分DNDRCMDが回転数指令変数NDRCMD0の変化の傾斜値として作用する。
従って、スロットル開度THの変化が大きいときには回転数指令変数NDRCMD0が速く追従して変速比及び車速Vの応答特性がよく、エンジン12を効率のよい回転数領域で用いることができ、燃費性能を良好な状態に保つことができる。また、スロットル開度THの変化が小さいときには回転数指令変数NDRCMD0が滑らかに変化し、変速比及び車速Vは緩やかに追従することとなり乗り心地がよい。
さらに、回転数指令変数NDRCMD0は一次遅れ的に変化することから、前記ステップS17及びステップS18からステップS16の通常制御に移行した際にも変速ショックがない。
また、前記ステップS9及びS12においては、差回転数SNDRがマイナス値の所定閾値より小さいときにヒステリシス判断フラグFlgAに「1」がセットされてエンジンブレーキ制御又は旋回対応制御が実行されるように処理されるが、差回転数SNDRがプラスの所定閾値より大きい場合にもエンジンブレーキ制御又は旋回対応制御を実行させるようにしてもよい。
次に、ステップS17において実行されるエンジンブレーキ終了対応制御のサブルーチン処理について図9及び図10を参照しながら説明する。
エンジンブレーキ終了対応制御におけるステップS201は前記ステップS101と同じ処理である。
エンジンブレーキ終了対応制御におけるステップS202においては、ROM104に記録された第2変化特性マップ132(図7参照)を参照し、差回転数SNDRに基づいて第2変速速度DNDRDDの値を検索する。第2変速速度DNDRDD及び後述する第3変速速度DNDRDEは前記第1変速速度DNDRDCに相当する値であり、エンジンブレーキ終了対応制御時におけるCVT16の変速比が変化する際の時間的な変化特性を示す値である。第2変速速度DNDRDDは、第2変速特性線132aで示されるように第1変速特性線130aよりも緩やかな傾斜の線となっている。
次に、ステップS203において、第2変速速度DNDRDDに定数kを乗算して速度増分DNDRCMDを求める。
ステップS204以降ステップS206においては、前記ステップS104〜S106と同様に回転数指令変数NDRCMD0を求め、該回転数指令変数NDRCMD0に基づいてCVT16の変速比を変更する。
このように、エンジンブレーキ終了対応制御においては第1変速特性線130aよりも緩やかな傾斜の第2変速特性線132aに基づいて速度増分DNRCMDが求められる。一方、エンジンブレーキ終了対応制御はヒステリシス判断フラグFlgAが「1」であるときに実行されることから差回転数SNDRが大きいことが実行条件の1つであり、換言すれば、図10に示すようにスロットル開度THの変化が大きいときに実行される。この場合、仮にステップS16の通常制御により回転数指令変数NDRCMD0を求めると、破線200で示すようにやや急な立ち上がり波形となる。特に、エンジンブレーキ終了対応制御は、目標インプットシャフト回転数NEDを検索する対象となるマップが第1目標入力回転数マップ120から第2目標入力回転数マップ122に切り換わった直後に実行されることから、差回転数SNDRが相当に大きい値となることも想定され、目標インプットシャフト回転数NEDに比較的早く追従する破線200に基づいてCVT16の変速比を制御すると、多少の変速ショックが発生することもあり得る。
本実施の形態においては、このような場合には、ステップS17のエンジンブレーキ終了対応制御を実行することから、回転数指令変数NDRCMD0は図10における実線202のように表され、破線200と比較して緩やかに変化する。従って、変速ショックが発生することなく滑らかな乗り心地が得られる。また、スロットル開度THが急変したときに、変速比が不必要に大きく変化することを防止できる。
次に、ステップS18において実行される旋回対応制御のサブルーチン処理について図10及び図11を参照しながら説明する。
図11において旋回対応制御におけるステップS301は前記ステップS101と同じ処理である。
旋回対応制御におけるステップS302においては、ROM104に記録された第3変化特性マップ134(図7参照)を参照し、差回転数SNDRに基づいて第3変速速度DNDRDEの値を検索する。第3変速速度DNDRDEは、第3変速特性線134aで示されるように第1変速特性線130a及び第2変速特性線132aよりも緩やかな傾斜の線となっている。
なお、第1変化特性マップ130、第2変化特性マップ132及び第3変化特性マップ134は異なるマップであるが、図7においてはそれぞれ対比しやすいように重ねた状態で示している。
以下、ステップS303〜S306においては、前記ステップS103〜S106と同様に回転数指令変数NDRCMD0を求めて、該回転数指令変数NDRCMD0に基づきCVT16の変速比を変更する。
ところで、旋回対応制御はヒステリシス判断フラグFlgA及び加速度判断フラグFlgGyがともに「1」であるときに実行されることから差回転数SNDRが大きいこと、及び旋回加速度GYが所定の閾値より大きいことが実行条件となっている。従って、旋回対応制御が実行される際の回転数指令変数NDRCMD0は図10における一点鎖線204のように表され、通常制御の場合の破線200及びエンジンブレーキ終了対応制御の場合の実線202と比較してより緩やかに変化する。
また、旋回加速度GYが大きいということは、車両が急カーブを高速で走行しているということであり、低速走行又は緩やかなカーブの走行中と比較すると車両の挙動の安定化を向上させることが望ましい。本実施の形態においては、このような状態のときに、ステップS18の旋回対応制御において変速比を変化させる速度が非常に緩やかとなるように設定する。従って、車両の挙動をより安定化させることができるとともに、運転者に対して違和感を与えることがない。
さらに、変速比を完全に固定してしまう訳ではなく、スロットル開度THに応じて変速比を適度に変更することができることから、運転者の加減速の意思を反映させた走行をすることができる。
上記の実施の形態においては、第2変速特性線132a及び第3変速特性線134a(図7参照)は、差回転数SNDRに対して略比例的に変化するものとして説明したが、図12に示すように、差回転数SNDRの絶対値がX1及びX2より小さい区間においては「0」の不感帯として設定し、差回転数SNDRの絶対値がX1及びX2より大きい区間においては、差回転数SNDRに対して略比例的に設定してもよい。また、差回転数SNDRの絶対値が十分に大きい区間においては、第2変速速度DNDRDD及び第3変速速度DNDRDEは第1変速速度DNDRDCに略一致する値として設定してもよい。このようにすることにより、エンジンブレーキ終了対応制御及び旋回対応制御において、差回転数SNDRの絶対値が比較的小さいときには、スロットル開度THが多少変化してもCVT16の変速比を固定しておくことができ、車両をより安定させるとともに運転者に対して違和感を与えることがない。
また、差回転数SNDRの絶対値がX1又はX2よりもやや大きい場合には、回転数指令変数NDRCMD0が滑らか、かつ緩やかに変化し、変速比及び車速Vは緩やかに追従することとなり乗り心地がよい。
さらに、スロットル開度THの変化が十分に大きいときには、運転者が明らかに加減速の意思を示していると判断できることから、第2変速速度DNDRDD及び第3変速速度DNDRDEは第1変速速度DNDRDCに略一致した値となって通常制御と略同じ作用を奏し、変速比及び車速Vの応答特性がよくなる。
なお、ステップS17のエンジンブレーキ終了対応制御とステップS18の旋回対応制御は、旋回加速度GYの値に基づいて切り換えて制御が行われるが、このようにいずれか一方を選択するような態様に限らず、旋回加速度GYに基づいく比例的な制御を行うようにしてもよい。
また、CVT16は金属ベルト42を用いたベルト式に限らず、いわゆるトロイダル型等でもよい。
本発明に係る無段変速機制御装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る無段変速機制御装置を備える車両の駆動機構の概略構成図である。 CVT制御部のブロック図である。 第1目標入力回転数マップの内容を示すグラフである。 第2目標入力回転数マップの内容を示すグラフである。 CVT制御部の処理内容を示すフローチャートである。 CVT制御部の処理内容のうち通常制御における内容を示すフローチャートである。 第1変化特性マップ、第2変化特性マップ及び第3変化特性マップの内容を示すグラフである。 通常制御において各パラメータの変動を示すタイムチャートである。 CVT制御部の処理内容のうちエンジンブレーキ終了対応制御における内容を示すフローチャートである。 エンジンブレーキ終了対応制御及び旋回対応制御において各パラメータの変動を示すタイムチャートである。 CVT制御部の処理内容のうち旋回対応制御における内容を示すフローチャートである。 第2変化特性マップ及び第3変化特性マップの変形例の内容を示すグラフである。
符号の説明
10…無段変速機制御装置 12…エンジン
14…車輪軸 16…CVT
20…メインコントローラ 22…CVT制御部
32…トルクコンバータ 34…トルコン軸
36…遊星歯車式前後進切換機構 40…ドライブプーリ
42…金属ベルト 44…ドリブンプーリ
46…中間軸 56、58…制御弁
60…ディファレンシャルギア 64…駆動輪
70…スロットル開度センサ 78、80、83、84…回転数センサ
82…車速センサ 120、122…目標入力回転数マップ
130、132、134…変化特性マップ
DNDRCMD…速度増分 DNDRDC…第1変速速度
DNDRDD…第2変速速度 DNDRDE…第3変速速度
NDRCMD…中間指令変数 NDRCMD0…回転数指令変数
Ne…エンジン回転数 NED…目標インプットシャフト回転数
SNDR…差回転数

Claims (4)

  1. 車両におけるエンジンの出力軸回転数を無段階に変速して車輪軸に伝達する無段変速機を制御するための無段変速機制御装置において、
    前記エンジンのスロットル開度又はアクセル開度を検出する燃料操作量検出手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    前記スロットル開度又は前記アクセル開度と前記車速とに基づいて、前記無段変速機の入力回転数を設定する複数の目標入力回転数マップを保持し、運転状態に応じて該目標入力回転数マップを切り換え前記無段変速機の変速比を制御する変速比制御手段と、
    旋回走行中における前記車両の旋回中心方向の加速度値を検出する加速度検出手段と、
    を有し、
    前記目標入力回転数マップは、通常走行時用の第1マップ及びエンジンブレーキ時用の第2マップを含み、
    前記変速比制御手段は、旋回走行中で、前記第1マップと前記第2マップとの切り換え時に前記入力回転数の変化値が所定値以上である場合に、前記加速度値の増加にともなって、前記変速比の変化する速度が小さくなるように変更することを特徴とする無段変速機制御装置。
  2. 請求項1記載の無段変速機制御装置において、
    前記変速比制御手段は、前記加速度値と所定閾値との比較判断に基づいて前記変速比の変化する速度が小さくなるように変更することを特徴とする無段変速機制御装置。
  3. 請求項1記載の無段変速機制御装置において、
    前記変速比制御手段は、前記スロットル開度又は前記アクセル開度の変化量が所定閾値より大きいときに前記変速比の変化する速度が小さくなるように変更することを特徴とする無段変速機制御装置。
  4. 請求項1記載の無段変速機制御装置において、
    前記スロットル開度又は前記アクセル開度が全閉状態から開いたときに、前記第2マップから前記第1マップに切り換えることを特徴とする無段変速機制御装置。
JP2003348097A 2003-10-07 2003-10-07 無段変速機制御装置 Expired - Fee Related JP3946685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348097A JP3946685B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 無段変速機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348097A JP3946685B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 無段変速機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005114011A JP2005114011A (ja) 2005-04-28
JP3946685B2 true JP3946685B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=34540392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003348097A Expired - Fee Related JP3946685B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 無段変速機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3946685B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6168018B2 (ja) * 2014-09-12 2017-07-26 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2665955B2 (ja) * 1988-10-14 1997-10-22 富士重工業株式会社 無段変速機の変速制御装置
JPH03168467A (ja) * 1989-11-24 1991-07-22 Nissan Motor Co Ltd 変速機の制御装置
JP3505831B2 (ja) * 1995-01-31 2004-03-15 マツダ株式会社 自動変速機の変速比制御装置
JP3402218B2 (ja) * 1998-09-25 2003-05-06 日産自動車株式会社 自動変速機の変速制御装置
JP3292157B2 (ja) * 1998-09-25 2002-06-17 日産自動車株式会社 トロイダル式無段変速機の変速制御装置
JP2003254421A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd 無段変速機の変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005114011A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4376034B2 (ja) 車両用無段変速機の制御装置
US7197915B2 (en) System and method for the setting of an engine torque and a gearbox ratio in a vehicle with a continuously variable gearbox
EP2372195B1 (en) Shift control device for continuously variable transmission
US6626797B2 (en) Vehicular control apparatus and method for controlling automatic gear change
EP1916456B1 (en) Straddle-type vehicle
KR20130059285A (ko) 무단 변속기의 변속 제어 장치
JP5025630B2 (ja) 車両の制御装置
JP2003074682A (ja) 無段変速機の制御装置
US8965647B2 (en) Control apparatus for continuously variable transmission
JP4603458B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP5140147B2 (ja) 車両の駆動力制御装置
JP4150321B2 (ja) 無段変速機制御装置
JP3946685B2 (ja) 無段変速機制御装置
JP5820114B2 (ja) 車両の走行制御装置
JP4304038B2 (ja) 無段変速機制御装置
JP4222181B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4203391B2 (ja) 無段変速機制御装置
JP5488672B2 (ja) 車両のエンジンブレーキ制御装置
JP3915442B2 (ja) 手動変速モード付き無段変速機の変速制御システム
JP3954555B2 (ja) 無段変速機制御装置
JP2005090610A (ja) 車両用無段変速機の制御装置
JP3536430B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP4419660B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2010121696A (ja) 無段変速機の制御装置
JP4474880B2 (ja) 変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3946685

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees