JP4302420B2 - 空調管理システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の空調機器を監視、操作する空調管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調機器を操作できる操作端末を持つ空調管理システムでは、一般に、空調機器操作用の個別リモコンや、複数の空調機を操作できる集中管理リモコンを操作端末として設置したシステムとすることが多かった。また、制御端末装置から操作指令を受けたビル空調監視制御装置が、制御端末装置と制御される空調機の対応を示すアドレステーブルに基づき、対応する空調機への制御指令を出す構成とすることもあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−141289号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
操作端末に特定の空調機器を操作可能な個別リモコンを用いた、従来の空調管理システムでは、部屋の入り口に複数の個別リモコンをまとめて設置してあることが多いため、どのリモコンがどの空調機と対応しているかを判別することが困難であり、操作したい空調機器以外の空調機器を誤操作してしまうことがあった。
【0005】
また、事務所での作業中に設定温度などを変更したい場合でも、個別リモコンの場所まで行く必要があって面倒であるため、こまめな温度調節を行うことが少なく、冷えすぎ、暖めすぎなどによる快適性の低下が発生していた。
【0006】
また、操作端末に複数の空調機を操作できる集中管理リモコンを用いた、従来の空調管理システムでは、操作するユーザーと離れた位置の空調機器も自由に操作できてしまうため、誤操作または故意的に他の場所の空調機が操作されてしまう可能性があった。
【0007】
また、特許文献1で示された従来の空調管理システムでは、空調機器を操作する操作端末と、空調機器が一対一で対応付けられているため、操作端末において複数の空調機器を操作することができず、空調機器の台数以上の操作端末が必要となっていた。
【0008】
また、従来の空調管理システムでは、操作端末に汎用のコンピュータを利用しているが、操作端末の台数が増えた場合および故障等の理由により操作端末が変更となった場合に、操作端末と空調機器との対応が記載されている空調管理装置のアドレステーブルも修正する必要があり、設定修正作業が発生する頻度が高かった。
【0009】
また、従来の空調管理システムでは、部署の配置換えなどで操作端末と空調機器の対応が一度に多数変化した場合、空調管理装置が保持している操作端末全てのアドレステーブルを変更する必要があり、設定修正作業の負荷が大きかった。
【0010】
また、従来の空調管理システムでは、リモコンの代わりに事務的に利用されている汎用のコンピュータのWEBブラウザで空調機器が操作可能となっているが、リモコンが不要となると、従来、リモコンを販売して得ていた利益が無くなってしまうという問題があった。
【0011】
本発明は上述の課題を解消するためになされたもので、第1の目的は、操作対象の空調機器を間違えることなく、ユーザーが操作可能な複数の空調機器を、個別、または一括して操作可能な空調管理システムを得るものである。
【0012】
また、第2の目的は、誤操作または故意的に他の場所の空調機器を操作することが出来ない空調管理システムを得るものである。
【0013】
また、第3の目的は、操作端末の追加、交換、移動があった場合でも、空調管理装置への変更負荷を極力低減できる空調管理システムを得るものである。
【0014】
また、第4の目的は、操作端末が汎用コンピュータのWEBブラウザとなった場合でも、従来、リモコンの販売で得ていた利益と同等の利益を得られる空調管理システムを得るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空調管理システムは、空調機とこの空調機を集中管理する空調管理装置と、この空調管理装置に接続された端末から空調機の操作を行う空調管理システムであって、前記空調管理装置は、前記空調機の情報を記憶する空調機器情報部と、前記端末の識別情報と識別情報に対応して前記端末が前記空調機器情報部に記憶された空調機のうち操作可能な空調機を記憶するユーザー情報部と、前記端末の識別情報の認証と端末の要求に基づいて前記端末が操作可能な空調機の操作指令を行う制御部とを備え、前記空調管理装置は、この空調管理装置の製造番号とユーザが利用可能な機能番号と機能の有効期限と機能のオプションからなるライセンス情報を記憶するライセンス情報部と、前記端末から入力された登録するライセンス番号内に暗号化されている製造番号と前記ライセンス情報部の製造番号との比較結果に基づいて登録許可を行うライセンス管理部を含むものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における空調管理システムを示す図である。図1において、空調管理装置200は複数の空調機器100と専用通信線で、操作端末300とLAN回線等の汎用通信線で接続され、操作端末300からのユーザー認証、操作処理および入力装置230からの操作、管理処理を行う制御部210と、空調機の運転状態を表示する表示装置220と、監視画面切り換え、および空調機器の操作を行う入力装置230と、空調機器100と通信を行う空調機器用通信管理部240と、ユーザー識別情報であるユーザー名(ユーザーID)251、パスワード252、ユーザーごとに操作可能な空調機器253の情報を保持するユーザー情報部250と、空調機器名称、空調機器のアドレス、空調機器が設置されている場所(部署名、テナント名等)の機種情報などを含む空調機器情報261、空調機器運転状態262を保持する空調機器情報部260と、操作端末と接続し、各種通信を行う操作端末用通信管理部270から成っている。なお、ユーザー情報部250には複数のユーザーが登録できるものとし、空調機器の操作対象が制限されたユーザーや、全ての空調機器が監視、操作できるユーザーなどが自由に設定できる。
【0017】
操作端末300は、汎用コンピュータ上で動作する専用ソフトウェアまたはWEBブラウザから、空調機器の操作を可能としたもので、表示、入力、通信管理を行う制御部310と、空調機の運転状態、操作状態を表示する表示装置320と、空調機器の操作を行う入力装置330と、空調管理装置200と接続し、通信を行う空調管理装置用通信管理部340から成っている。
【0018】
図2は、空調機器100を操作する際の操作端末300の操作画面遷移図である。操作端末300の操作画面はWEB形式で表示され、ユーザー名(ユーザーID)、パスワードを入力するユーザー認証画面400と、操作可能な空調機器の一覧が表示される空調機器一覧表示画面410と、空調機器の操作を行う空調機器操作画面420から成っている。
【0019】
以上のように構成された空調管理システムにおいて、図1、図2より、操作端末300から空調機器100を操作する動作について説明する。WEBブラウザにて空調機器の操作を行う場合、操作端末300のWEBブラウザを起動し、空調管理装置200のユーザー認証用のWEBページに接続し、ユーザー認証画面400を表示させる。操作するユーザーが入力装置330から表示画面400のユーザーID入力部401とパスワード入力部402へ入力すると、制御部310は空調管理装置用通信管理部340を介して空調管理装置200にこれらの入力情報であるユーザー名とパスワードを送信して認証要求を行う。操作端末用通信管理部270を介して認証要求を受けた制御部210の認証管理部211は、ユーザー情報部250内に予め登録されているユーザー名(ユーザーID)とパスワードの情報と比較し、操作端末300から通知されたユーザー名、パスワードが正しいかどうかを認証する。通知されたユーザー情報が正しい場合、認証管理部211は、認証が正常に完了したことに加え、そのユーザーが操作可能な空調機器と空調機器情報部260の空調機器情報261と運転状態262とを合わせて操作端末300に応答する。この認証が完了すると、操作端末の制御部310は、操作可能な空調機器の名称、機種情報、運転状態を空調管理装置200から取得し、表示装置320に操作可能な空調機器の一覧を部署名、テナント名などで設定された空調機器名称も併せて空調機器一覧表示画面410として表示する。
なお、ユーザー認証を行う際は、LAN上にユーザー名、パスワードが、第三者に傍受されるのを防ぐため、秘密鍵、公開鍵等を用いた汎用的な暗号化手法を用いても良い。
【0020】
操作端末300の操作可能な空調機の一覧が表示された空調機器一覧表示画面410にて、ユーザーは操作したい空調機器を選択し、操作画面420にて空調機器の操作を行う。画面に入力された空調機器の操作指令は、空調管理装置用通信管理部340、空調管理装置200の操作端末用通信管理部270を介して制御部210内の空調機器管理部212に送信される。空調機器管理部212は操作内容を、操作対象の空調機器100に対して送信し、空調機器の運転状態を変更する。
なお、図2に示すように、ユーザー識別情報を入力後に、このユーザーが操作可能な空調機器#1、空調機器#2、・・・のように全ての空調機器が空調機器一覧表示画面410(図2(b))に空調機器が持つアドレスの順番に表示される。ここで、#1、#2、#3などは、必ずしも図1における空調機器100a、100b、100cに対応するものでなく、ユーザーが操作できる空調機器の順番として付けたものである。空調機器を選択する際は、1台の空調機器だけでなく、操作可能な空調機のうち、複数の空調機器、または操作可能な全空調機器を一括で選択し、操作画面420にて操作できるものとする。なお、図2(c)は空調機器#1の1台を選択した場合の空調機器#1の操作画面を示している。操作設定画面421では、温度、冷暖房種別とその風向、ファンスピードおよび換気機能のファンスピードなど操作機能に係わる項目が設けられている。そして、電源のオン/オフボタン(○印)に加え、各機能の操作設定は、図中の三角ボタン(△、▽)で行うようになっている。これら操作画面から入力された電源のオン/オフまたは機能設定に関する要求は操作要求として、制御部310から空調管理装置用通信管理部340を介して空調管理装置200の操作端末用通信管理部270へ送られる。そして、さらに操作端末用通信管理部270から制御部210内の空調機器管理部212に送られ、運転状態として空調機器情報部260の空調機器運転状態262に保持すると共に、空調機器用通信管理部240へ送られ。ここから操作対象となっている空調機器(操作画面240で表示されている)100に操作指令として通信回線を介して送られ設定される。機能の表示は、視覚的に把握がしやすいように絵表示を用いるのがよい。
【0021】
ここではWEBブラウザによる操作方法を記載したが、空調機操作用の専用のソフトウェアを用いても良い。
また、ここではユーザー認証後に空調機の一覧を表示する画面構成としたが、ユーザー認証後に直接空調機に付与されたアドレスの小さい順に操作画面を表示し、別の空調機を操作する場合は空調機器切り換えボタンを設けて切り換えるような画面構成としても良い。
また、ここでは空調機器1台を最小操作単位としているが、複数台の空調機器を操作単位ごとにグループ化し、最小操作単位および空調機器情報、運転状態などを操作グループ単位ごとに保持しても良い。
【0022】
以上のように実施の形態1における空調管理システムでは、空調管理装置200のユーザー情報部250に、空調機器を操作可能なユーザー名、パスワード、このユーザー名に対応付けられた操作可能な空調機器からなるユーザー情報が登録されており、操作端末300からのユーザー認証が正常に完了した場合のみ、操作可能な空調機器すなわち、ユーザー名に対応した空調機器と空調機器情報部260の各空調機器のアドレス情報や機種情報および動作状態が操作端末300に送信され、操作可能な空調機器のみを各空調機器の動作状態とともに操作端末300の表示装置320に表示し、操作可能とするようにしたので、誤操作または故意的に他の場所の空調機が操作されてしまう可能性があった問題を解決し、他の空調機を勝手に操作されることの無い空調管理システムを実現できる。
【0023】
また、WEBブラウザは一般に販売されている汎用コンピュータに標準で付属しているため、操作端末としてWEBブラウザを用いた場合、事務作業等に利用している汎用コンピュータに特別なソフトウェアを入れることなく空調機器が操作可能となり、従来の空調管理システムで利用していたリモコンが不要となるため、空調管理システムの導入費用を低減することができる。
【0024】
また、操作端末に表示される空調機器一覧表示画面410に、操作可能な空調機器の一覧とともに、空調機器の名称も併せて表示し、この表示画面から空調機器を個別指定または一括指定して操作画面に移り、空調機器の各種設定を行えるようにしているので、従来の空調機器における操作のためにリモコンが設置されている場所まで行く手間がかかり、また、空調機器との対応を判別することが困難であった問題を解決し、ユーザーが事務的に利用している汎用コンピュータ上から、操作対象の空調機器を間違えることなく簡単に操作することが可能となる。
また、操作画面を絵表示などで機能的に簡単な操作可能なように構成しているので、さらに簡単に間違えることなく操作が行える。
【0025】
また、ユーザーが操作可能な空調機器が複数台設定できるため、従来、1台の空調機器に1台の操作端末が必要であった問題を解決し、1台の操作端末で、複数の空調機器を個別にまたは一括して操作することが可能となる。また、ユーザーごとに利用可能な空調機器が登録できるため、操作完了後に操作端末のユーザー認証用のページを表示しておくか、WEBブラウザを閉じておくことにより、複数のユーザーで1台の操作端末を共有した場合でも、操作が許可されていない空調機器を勝手に操作することを防止することが可能となる。
【0026】
また、空調機器との対応付けを、操作端末単位ではなく、ユーザー単位とすることで、事務所などの同一空調機器を利用しているユーザーが多い場合、1個の部署(またはテナント)に対して1個のユーザー名を設定しておくことで、複数の操作端末から同一空調機を操作可能となり、また、操作端末となる汎用コンピュータの追加、交換などが発生しても、空調管理装置の設定を変更することなく利用することが可能となる。また、部署の配置換えを行った場合でも、部署に割り当てていたユーザー名1個の対応する空調機器を変更するだけで済み、従来、移動した全ての操作端末の空調機との対応付けを変更が必要で、修正負荷がかかっていた問題を解決している。
【0027】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2における空調管理システムを示す図である。図3のシステムは実施の形態1における図1のシステムに加え、ライセンス情報を管理するライセンス管理部213と、空調管理装置の生産時に書き込まれる製造番号271、利用可能なオプション機能を示す利用可能な機能番号272、登録された各機能の有効期限273、登録された各機能のオプション274の情報を保持するライセンス情報部270が追加されたものである。
図4は空調管理装置200に登録するライセンス番号を示す図である。図4において、ライセンス番号500は、登録する空調管理装置の製造番号部510と、個別リモコン機能、課金機能などの利用可能な機能を示す機能番号部520と、この各機能が利用可能な利用開始日、利用可能日数を含む有効期限部530と、操作可能な空調機器数、課金可能な空調機器数などの各機能のオプション設定を示すオプション部540を暗号化したものから成っている。
【0028】
以上のように構成された空調管理システムにおいて、図3、図4より、操作端末より操作可能な空調機器台数の上限値を設定する方法について説明する。
顧客よりWEBブラウザを操作端末300として利用する個別リモコン機能の利用要求があった場合、設置されている空調管理装置200の製造番号をライセンスの番号の製造番号部510に、個別リモコン機能を示す機能番号を機能番号部520に、個別リモコン機能を利用する有効期限を有効期限部530に、設置されている空調機器の台数をオプション部540に入力し、これらを暗号化してライセンス番号500を発行する。
【0029】
空調管理システムの管理者は、発行されたライセンス番号500を、操作端末300の表示装置320に表示された管理者用のライセンス番号登録用WEBページで入力すると、操作端末300はライセンス番号500を空調管理装置200に送信し、空調管理装置200は暗号化されたライセンス番号500をライセンス番号管理部213で解読し、ライセンス番号内に埋め込まれている製造番号部510とライセンス情報部270に保持されている製造番号271を比較し、一致している場合にライセンスの登録を開始する。解読した利用可能な機能番号520は利用可能な機能番号272に、有効期限部530に入力されている有効期限はライセンス情報部270の有効期限273に、オプション部540に入力されている空調機器の台数を示すオプション内容はライセンス情報部270のオプション内容部274内に登録され、ライセンス登録が正常に行われたかどうかを、操作端末300に応答し、操作端末300はライセンス登録の結果を表示装置320に表示する。
【0030】
ライセンス登録後に、一般のユーザーが空調機の操作を行う場合、操作端末300は空調管理装置200とのユーザー認証完了後、ライセンス登録情報の取得要求を空調管理装置200に送信し、空調管理装置200は、ライセンス情報部270に保持している、各機能の利用可否、有効期限、オプション内容を操作端末300に応答する。ライセンス情報を取得した操作端末300は、個別リモコン機能の利用可否状況を判断し、利用可能であればオプション内容部274内に格納された空調機器の操作可能な最大台数を取得し、実際に空調管理装置200に接続されている空調機器100がこの台数より多い場合は、この台数を超えていない空調機器のみ、操作端末300の表示装置320に表示し、操作可能とする。
なお、ここでは操作可能な台数を超えた空調機器は表示しない仕組みとしているが、操作可能な台数を超えた空調機器も表示し、操作しようとしたときに操作できない旨のエラーメッセージを表示するような仕組みにしてもよい。
また、ここでは空調機器1台を最小操作単位としているが、複数台の空調機器を操作単位ごとにグループ化し、操作可能な最大台数を操作可能な最大グループ数として利用しても良い。
また、ここではライセンス番号500内のオプション部540の内容を、空調管理装置200に接続された空調機器の最大数としているが、オプション部540を最大登録ユーザー数とし、空調管理装置200に登録できる操作端末のユーザー数の最大値を制限するような仕組みとしても良い。
【0031】
また、ライセンス情報部270内のオプション内容部274に、空調機の一括停止が許可される時間帯を登録可能とし、指定された時間帯は、操作端末300から空調機の一括停止が可能な仕組みとしても良い。
【0032】
また、ライセンス情報部270内のオプション内容部274に、各ユーザーが空調機器を操作可能な曜日、および特定日を追加し、指定された曜日、指定日以外は、操作端末300から空調機器の操作が不可となる仕組みとしても良い。
【0033】
また、ライセンス情報部270内のオプション内容部274に、各ユーザーが空調機器を操作可能な時間帯を追加し、指定された時間帯以外は、操作端末300から空調機器の操作が不可となる仕組みとしても良い。
【0034】
以上のように実施の形態2における空調管理システムでは、操作端末から操作可能な空調機器の台数を制限することが可能となり、実際に設置されている空調機器の台数に合わせたライセンスを発行、販売することにより、操作端末が事務的に利用されている汎用のコンピュータのWEBブラウザとなった場合に、従来、リモコンを販売して得ていた利益が無くなってしまうという問題を解決することができる。また、ライセンス番号には、リモコンを製造、販売する際に発生する原材料費、組み立て加工費、倉庫管理費等のコストが不要であるため、従来、リモコン販売時に得ていた利益を確保しつつ、リモコンより低価格で、WEBブラウザによる個別リモコン機能を顧客に提供することが可能となる。
また、設置された空調機器の台数によりライセンスの販売価格を変化させることが可能であるため、空調機器の少ない物件には安い価格で、空調機器が多い物件には高い価格で販売可能となり、物件に合わせた価格付けが可能となる。
また、ライセンス情報に個別機能に対する有効期限を含ませるようにしたので、不要な個別機能を含まない、ユーザーごとに適した空調サービスの提供ができる。
【0035】
また、ライセンス番号内の操作可能最大空調機器数を保持するようにし、この最大数に基づいて端末からの操作台数を制限しているので、ユーザーに適した空調サービスができる。
さらにまた、最大登録ユーザー数を登録可能とすることにより、従来、リモコンを販売して得ていた利益が無くなってしまうという問題を解決することができる。
【0036】
また、空調管理装置内に、空調機の一括停止が許可される時間帯を登録可能とすることにより、指定された時間帯は操作端末から空調機の一括停止が可能となり、通常、操作許可されていない空調機器も、夜間の最終退場時に操作端末からの一括停止が可能となる。
【0037】
また、空調管理装置内に、各ユーザーが操作可能な曜日と、操作可能な特定日を登録可能とすることにより、指定された曜日、特定日のみ空調機器が操作可能となり、特定日のみに作業する業者等にユーザーを割り当てることが可能となる。
さらにまた、空調管理装置内に、各ユーザーが空調機器を操作可能な時間帯を登録可能とすることにより、指定された時間以外は空調機器が操作不可となり、省エネ等に活用することが可能となる。
【0038】
また、空調管理装置内に、各ユーザーが空調機器を操作可能な運転モードを登録可能とすることにより、温度変更しか出来ないユーザーや、風向、風速変更しかできないユーザーなどユーザーを区分することで、きめの細かい空調サービスができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、操作するユーザーの識別情報の認証を行い、この識別情報に対応して利用許可された空調機器しか操作できないように構成したので、誤操作、意図的な操作で他の空調機を勝手に操作できることを防止できる。
また、ライセンス情報を記憶させる構造としたので、ライセンス契約に基づく適正な質のよい空調サービスの提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるシステム構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における操作端末の画面遷移を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2におけるシステム構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるライセンス番号を示す図である。
【符号の説明】
100 空調機器、200 空調管理装置、210 制御部、220 表示装置、230 入力装置、240 空調機器用通信管理部、250 ユーザー情報部、260 空調機器情報部、270 操作端末用通信管理部、300 操作端末、310 制御部、320 表示装置、330 入力装置、340 空調管理装置用通信管理部、400 ユーザー認証画面、410 空調機器一覧表示画面、420 操作画面、500 ライセンス番号、510 空調管理装置の製造番号、520 機能番号、530 有効期限、540 オプション。

Claims (7)

  1. 空調機とこの空調機を集中管理する空調管理装置と、この空調管理装置に接続された端末から空調機の操作を行う空調管理システムであって、前記空調管理装置は、前記空調機の情報を記憶する空調機器情報部と、前記端末の識別情報と識別情報に対応して前記端末が前記空調機器情報部に記憶された空調機のうち操作可能な空調機を記憶するユーザー情報部と、前記端末の識別情報の認証と端末の要求に基づいて前記端末が操作可能な空調機の操作指令を行う制御部とを備え
    前記空調管理装置は、この空調管理装置の製造番号とユーザが利用可能な機能番号と機能の有効期限と機能のオプションからなるライセンス情報を記憶するライセンス情報部と、前記端末から入力された登録するライセンス番号内に暗号化されている製造番号と前記ライセンス情報部の製造番号との比較結果に基づいて登録許可を行うライセンス管理部を含むことを特徴とする空調管理システム。
  2. 前記空調管理装置は、ライセンス情報部のライセンス情報のうち個別操作機能の有効と有効期限に基づいて端末装置の操作許可を与えることを特徴とする請求項1記載の空調管理システム。
  3. 前記空調管理装置は、ライセンス情報部のライセンス情報のオプションに含まれる操作可能な空調機の最大数に基づいて前記端末の操作台数を制限することを特徴とする請求項1記載の空調管理システム。
  4. 前記空調管理装置は、前記ライセンス情報部のライセンス情報のオプションに含まれる最大登録可能ユーザー数に基づいて前記端末の登録を制限することを特徴とする請求項1記載の空調管理装置。
  5. 前記空調管理装置は、ライセンス情報部のライセンス情報のオプションに含まれる空調機の一括停止許可時間帯に基づいて、前記端末に表示しこの指定時間内で空調機の一括停止を可能とすることを特徴とする請求項1記載の空調管理システム。
  6. 前記空調管理装置は、ライセンス情報部のライセンス情報のオプションに含まれる空調機の操作可能日または操作可能時間帯に基づいて前記端末からの空調機の操作を制限することを特徴とする請求項1記載の空調管理システム。
  7. 前記空調管理装置は、ライセンス情報部のライセンス情報のオプションに含まれる操作可能な運転モードに基づいて前記端末に空調機の操作許可を与えることを特徴とする請求項1記載の空調管理システム。
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