JP4300391B2 - 遊技機の照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技機の照明装置に関し、更に詳細には、遊技球を媒体として遊技を行なう遊技領域が画成された遊技盤に、該遊技盤を装飾するよう配設された遊技機の照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の代表例であるパチンコ機として、遊技盤上に画成した遊技領域に始動入賞具、特別入賞具等が配設されると共に、複数種類の数字や絵柄等で構成される識別可能な図柄を複数表示し、所要に応じて変動表示し得る図柄表示装置が設けられたものが知られている。前記パチンコ機では、前記遊技盤における遊技領域に打出されたパチンコ球(遊技球)が、始動入賞具に入賞して所要の遊技状態が発生すると、前記図柄表示装置に表示された図柄が設定条件に従い変動表示される。また、前記遊技盤上には、該遊技盤を装飾する照明装置が配設されて、前記図柄表示装置の変動表示等に合わせて照明するよう構成されている。ここで、前記遊技盤に配設される照明装置としては、一般的に、遊技盤に開口させた開口部に複数の発光体を臨ませ、該遊技盤の開口部を光透過性を有するカバー部材で覆蓋する構成が採用されている。なお、所要に応じて前記カバー部材を着色したり、該カバー部材に装飾品を配置することで、前記発光体を発光させた際の遊技盤の装飾効果を向上させるようにしている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記遊技盤に配設される前記照明装置は、前記カバー部材が該遊技盤の盤面より前側に突出して設けられているため、当該遊技盤に打出された遊技球が該カバー部材と干渉して落下方向の自由度が小さくなる欠点を内在している。すなわち、前記遊技盤に画成した遊技領域が狭くなり、パチンコ球が遊技盤上を落下する際における動きの面白みが減少する問題が指摘される。なお、前記照明装置のカバー部材を前記遊技盤の盤面から前側に突出しないよう配設すれば、遊技領域を広く確保することができ、遊技球の落下方向の自由度が増して、その動きを楽しむことが可能となる。しかしながら、この場合には、前記照明装置全体の立体感が損なわれ、前記遊技盤の装飾効果が低下する欠点を招く。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、打出された遊技球と干渉することなく該遊技球の自由な方向への落下を許容し、実質的な遊技領域を拡大し得ると共に、遊技盤に対する装飾効果の高い遊技機の照明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機の照明装置は、
遊技球を媒体として遊技がなされる遊技領域(I)を有する遊技盤(J)に配設され、該遊技盤(J)の盤面を装飾的に照明する遊技機の照明装置において、
前記遊技盤(J)に開設された開口部(Ja)に内装され、遊技状態に応じて点灯または消灯がなされる発光体(27)と、
前記発光体(27)を覆蓋して前記開口部(Ja)を覆うと共に前記遊技盤(J)の盤面と略同一面となるように該遊技盤(J)に配設されて、光透過性を有する平板状の第1カバー部材(23)と、
前記第1カバー部材(23)の前面側に配設された普通入賞具(19)の前端部に、該第1カバー部材(23)の前方側に位置して該第1カバー部材(23)との間に前記遊技球の通過を許容する空間(26)を設けるように取付けられ、光透過性を有する平板状の第2カバー部材(25)と、
前記第1および第2カバー部材(23,25)に設けられ、前記発光体(27)から照射された光を拡散させる拡散部(23a,25a)とから構成したことを特徴とする。
【0006】
また、前記第1および第2カバー部材(23,25)に設けられる拡散部は、線状の溝部(23a,25a)であって、第1カバー部材(23)における溝部(23a)が左右方向に延在するよう設けられ、第2カバー部材(25)における溝部(25a)が上下方向に延在するよう設けてもよい。
【0007】
更に、前記第1カバー部材(23)の後面側に、前記普通入賞具(19)に連通して該普通入賞具(19)に通入した遊技球を前記遊技盤(J)の裏側に通出する通路(22b)を画成した突出部(22)が後方に突出するように形成され、第1カバー部材(23)は、該突出部(22)を前記開口部(Ja)に挿入した状態で遊技盤(J)にビス止めするよう構成してもよい。
【0008】
更にまた、前記突出部(22)には、前記発光体(27)を収容する収容室(22a)を画成してもよい。
【0009】
そして、前記第1カバー部材(23)には、上下方向に離間して普通入賞具(19)が複数配設され、各普通入賞具(19)の前端部に取付けられた前記第2カバー部材(25)が、上下方向に離間した位置に配設されるようにしてもよい。
【0010】
【作用】
本発明は、遊技盤の盤面と略同一面となるように光透過性の第1カバー部材を配設したことにより、遊技盤の遊技領域に打出された遊技球が該第1カバー部材に干渉することはない。従って、遊技球の落下方向が前記第1カバー部材により制限されないので、遊技球が落下する遊技領域の実質的な拡大を図り得ると共に、該遊技球の動きを楽しむことができる。また、前記第1カバー部材の前方側に第2カバー部材を配設して照明装置全体を立体的にしたので、遊技機を立体的に装飾することができる。このとき、前記第1カバー部材と第2カバー部材との間に、前記遊技球の通過を許容する空間を設けたので、該遊技球の落下方向が第2カバー部材に制限されることはなく、自由な落下が可能となる。
【0011】
更に、前記第2カバー部材も光透過性を有するよう構成すれば、発光体による照明効果を向上させることができる。そして、前記第1および第2カバー部材に拡散部を設け、前記発光体から照射された光を拡散するよう構成しても、装飾性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る遊技機の照明装置につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技機として一般的なパチンコ機に照明装置を配設する場合について説明する。
【0013】
そこで、先ず本実施例のパチンコ機について、図2を参照して説明する。本実施例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段を利用して着脱および開閉可能に組付けられている。そして前枠Bに、横開き式のガラス扉を組付けた窓枠Cと、ガラス扉の下部において窓枠Cに対して着脱および開閉可能に組付けられる開閉セット板(図示せず)の前側にセットされて遊技球を貯留し得る上球皿Eおよび後側にセットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、これらの下段に配設されて前記上球皿Eに収容しきれない遊技球を貯留する下球皿Fおよび遊技球を遊技領域Iに打出す打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、前枠Bに所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。
【0014】
前記遊技盤Jは、図2に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配設されて球をスイッチで検出し得る始動入賞具11と、この始動入賞具11の直上方に配置され、後述する図柄表示装置Kが整合すると共に、内壁面をメッキ処理して開設された可視表示部15を形成した大型装飾部品と、風車とも称されて遊技球の落下方向を変向する普通案内車13と、始動入賞具11の直下方に設置された大型電動式の入賞装置M等が配設される。更に、前記遊技盤Jにおける左右両側部に、前記遊技領域Iに臨むよう開設した開口部Ja(図4参照)に、照明装置20が配設されている。また、遊技盤Jにおける遊技領域Iには、図示しない多数のクギが立設されており、該遊技領域Iに打出された遊技球の落下方向を変更して、該遊技球に複雑な動きを与えるようになっている。
【0015】
前記始動入賞具11内に配設された図示しないスイッチは、各遊技球の検出毎に図柄表示装置Kを1回ずつ変動開始させるための始動入力手段として利用される。また前記入賞装置Mは、図柄表示装置Kの大当り成立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置Mであって、図2に示されるように、特別入賞具17に対設された扉状の開閉板18が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、通常の閉塞状態から開放状態に変化されるようになっている。
【0016】
液晶表示ディスプレイ(LCD)からなる前記図柄表示装置Kは、前記可視表示部15の後側において、該図柄表示装置Kの外周が可視表示部15の外周と整合するよう装備セットされ、該図柄表示装置Kに、数字や文字、絵柄等の識別可能な図柄を変動または停止表示し得るようになっている。そして、前記始動入賞具11に遊技球が入賞すると、変動制御条件に基づいて、前記図柄表示装置Kに表示されている図柄が変動・停止表示される。また、前記図柄表示装置Kの上方位置には、記憶表示部Nが設けられており、図柄表示装置Kが変動中、または「大当り」の時に、遊技球が始動入賞具11に入賞した際に通常得られる情報が最大4個の入賞分まで始動記憶され、該記憶表示部Nにその始動記憶数が点灯表示される。そして、前記図柄表示装置Kが変動可能な状態となると、その始動記憶数に基づいて図柄の変動が開始されると共に、前記始動記憶が1つ消化され、かつ前記記憶表示部Nが消灯されるようになっている。
【0017】
前記遊技盤Jにおける遊技領域Iの左右両側部に配設される前記照明装置20,20は、前記図柄表示装置Kにおける遊技演出等に応じて所要の照射パターンで照明するものである。なお、照明装置20,20は、基本的に同一構成なので、遊技盤Jの右側部に配設される照明装置20について以下説明する。前記照明装置20は、図1または図4に示すように基本的には、遊技状態に応じて点灯または消灯がなされる複数の発光体27(例えば発光ダイオードや豆球等)と、該発光体27の前側に配設されて、前記遊技盤Jの前面側に露出する装飾部21とから構成されている。
【0018】
前記照明装置20における装飾部21は、図1または図4に示すように、光透過性を有する平板状の第1カバー部材23と、該第1カバー部材23の前方側に配設され、光透過性を有する平板状の第2カバー部材25,25とから構成される。また、前記第1カバー部材23の前面側に、上下方向に所要間隔離間して普通入賞具19,19が配設されて、各普通入賞具19の前端部に前記第2カバー部材25が夫々取付けてある。すなわち、前記第2カバー部材25,25は、前記第1カバー部材23の上下方向に離間した位置に配設される。このように、前記第2カバー部材25,25を前記普通入賞具19,19の前端部に配設することで、前記第1カバー部材23と第2カバー部材25との間には、遊技球の通過を許容する通出路(空間)26が設けられている。なお、前記第2カバー部材25,25における前記普通入賞具19,19との取付部位には、遊技内容に応じた装飾体25b,25bが夫々形成されており、遊技盤Jを装飾するようになっている。
【0019】
また、図1または図4に示すように、前記第1カバー部材23の後面側の略全体に、後方に突出する突出部22が形成されており、該突出部22を前記遊技盤Jの遊技領域Iに開設した前記開口部Jaに挿入した状態で、前記第1カバー部材23の前面側から該遊技盤Jにビス止めするようになっている。従って、前記遊技盤Jの開口部Jaは、前記第1カバー部材23により被覆されると共に、該第1カバー部材23は、その前面が前記遊技盤Jの盤面と略同一面となるよう構成される。また、前記突出部22には、前記普通入賞具19,19に連通し、該普通入賞具19,19に通入した遊技球を遊技盤Jの裏側に通出する通路22b,22bを画成してある。更に、前記突出部22には所要の収容室22aが画成されて、該収容室22aに前記複数の発光体27を収容するようになっている(図4参照)。すなわち、前記各発光体27は、前記遊技盤Jの開口部Jaに内装された状態で、該発光体27の前側が前記第1カバー部材23で覆蓋されている。
【0020】
そして、図1または図3に示すように、前記第1カバー部材23には、左右方向に延在する線状の第1溝部(拡散部)23aが設けられて、該第1カバー部材23の後方に位置する前記各発光体27からの光を拡散し、該第1溝部23aを明輝表示するようになっている。更に、前記第2カバー部材25には、上下方向に延在する線状の第2溝部(拡散部)25aが設けられており、前記第1カバー部材23と同様に、前記各発光体27からの光を拡散し、該第2溝部25aを明輝表示するよう構成される。また、前記第1および第2カバー部材25の前面側には、共通性のある桜花(花弁)模様を夫々形成してある。なお、前記第1および第2溝部23a,25aは、対応するカバー部材23,25の表裏の何れか一方または両方に形成することができる。
【0021】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る遊技機の照明装置の作用について説明する。前記遊技盤Jの遊技領域Iに打出された遊技球は、該遊技盤Jに立設された多数のクギや普通案内車13等に接触して落下方向を変更しながら流下する。そして、前記遊技球が遊技領域Iを落下する際に、前記始動入賞具11や特別入賞具17等に入賞することで種々の遊技が行なわれる。前記遊技盤Jに開設した各開口部Jaに、前記第1カバー部材23の突出部22を夫々挿入して、該第1カバー部材23が該遊技盤Jの盤面と略同一面となるよう構成してあるので、前記遊技球が遊技盤Jの盤面を落下する際に、第1カバー部材23に接触して落下方向に制限を受けることはない。更に、前記第1カバー部材23の前方側に位置するよう配設した第2カバー部材25,25と、該第1カバー部材23との間に、遊技球が通過し得る通出路26を設けたので、該第1カバー部材23の前側を通過する遊技球が、各第2カバー部材25に接触して落下方向に制限を受けることもない。
【0022】
このように、前記第1カバー部材23の突出部22を前記遊技盤Jの開口部Jaに挿入することにより、前記遊技盤面に打出された遊技球が落下し得る前記遊技領域Iの実質的な拡大を図ることができるので、該遊技球の動きの自由度を向上させ得ると共に、当該遊技球が落下する際の動きを広い範囲で楽しむことができる。また、前記遊技球が、前記第1カバー部材23と第2カバー部材25,25の間に設けた前記通出路26を通過した際に、該第1カバー部材23を透過した前記発光体27からの光を遮ることで生ずる移動する「影」により、新たな演出効果が得られる。
【0023】
更に、前記第1カバー部材23の前方側に第2カバー部材25,25を位置させたことにより、前記照明装置20を全体として立体的な部材とし得、前記遊技盤Jに立体的な装飾を施すことができる。そして、前記第2カバー部材25,25を光透過性を有する部材で形成したので、前記発光体27を点灯または消灯した際に、より立体感のある照明効果を発揮し得る。
【0024】
また、前記第1および第2カバー部材23,25,25に夫々線状の第1および第2溝部23a,25a,25aが形成されているから、前記発光体27から各溝部23a,25a,25aに照射された光が拡散し、該溝部23a,25a,25aを強調して明輝表示することができ、装飾効果の向上を図り得る。更に、前記第1および第2カバー部材23,25,25の第1および第2溝部23a,25a,25aを、異なる方向(第1カバー部材23については左右方向、第2カバー部材25,25については上下方向)に延在させたから、前記照明装置20の立体感をより強調し得ると共に、装飾性を向上させ得る。そして、前記第1および第2カバー部材23,25,25に共通性のある桜花模様を形成したことで、両部材23,25,25に統一感を付与することができる。
【0025】
なお、前記照明装置は、実施例の構成のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、前記遊技盤の左右両側部における下方位置に前記照明装置を配設するようにしたが、その配設箇所は任意に設定し得ると共に、その配設数についても所要に応じて増減すればよい。この場合も、前記照明装置の第1カバー部材の前面が前記遊技盤の盤面と略同一面となるよう構成することで、該遊技盤の遊技領域に打出された遊技球は、遊技領域を自由な動きで落下することができる。また、前記第1カバー部材および第2カバー部材の形状は、実施例のものに限られず、所要の形状とし得る。更に、第2カバー部材を第1カバ−部材の上下方向に離間する位置に配設したが、その他の位置に配設してもよく、その数も所要に応じて変更することができる。更にまた、第2カバー部材を、第1カバー部材の前面に形成した普通入賞具の前端部に形成するようにしたが、これに限られず、該第1カバー部材の前面に支持部材を立設して該支持部材の端部に第2カバー部材を形成してもよい。
【0026】
また、前記第1カバー部材および第2カバー部材の夫々に、拡散部として線状の第1および第2溝部を設けるようにしたが、前記発光体からの光を拡散し得る形状であれば、該拡散部は突部や凹部、その他の形状であってもよい。更に、前記第1カバー部材および第2カバー部材に設ける前記拡散部は、同一形状のものに限られず、各カバー部材に異なる形状の拡散部を設けることも可能である。また、前記第1カバー部材および第2カバー部材に施される装飾は、実施例のような桜花模様に限らず、遊技内容に併せて任意の装飾を施すようにすればよい。
【0027】
なお、実施例では、図柄表示装置として液晶表示ディスプレイを配設するようにしたが、その他ドラム式図柄表示装置やベルト式図柄表示装置等を配設してもよい。また、遊技機としてはパチンコ機に限られず、アレンジボール機等の遊技球を媒体として遊技がなされる遊技領域を有する遊技盤を備えるものであれば何れの遊技機であってもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機の照明装置は、遊技盤の盤面と略同一面となるように光透過性の第1カバー部材を配設したことにより、遊技盤の遊技領域に打出された遊技球が該第1カバー部材に干渉することはない。従って、遊技球の落下方向が前記第1カバー部材により制限されないので、遊技球が落下する遊技領域の実質的な拡大を図り得ると共に、該遊技球の動きを楽しむことができる。また、前記第1カバー部材の前方側に第2カバー部材を配設して照明装置全体を立体的にしたので、遊技機を立体的に装飾することができる。このとき、前記第1カバー部材と第2カバー部材との間に、前記遊技球の通過を許容する空間を設けたので、該遊技球の落下方向が第2カバー部材に制限されることはなく、自由な落下が可能となる。
【0029】
更に、前記第2カバー部材も光透過性を有するよう構成すれば、発光体による照明効果を向上させることができる。そして、前記第1および第2カバー部材に拡散部を設け、前記発光体から照射された光を拡散するよう構成しても、装飾性を向上させることができる。また、前記第1および第2カバー部材に共通性を有する装飾を施し、前記照明装置全体を統一性のある意匠とすることで、遊技盤に対する装飾効果の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る照明装置を示す斜視図である。
【図2】実施例に係る照明装置を配設したパチンコ機を示す正面図である。
【図3】実施例に係る照明装置を示す正面図である。
【図4】実施例に係る照明装置を図3におけるX−X線で破断して示す縦断面図である。
【符号の説明】
19 普通入賞具
22 突出部
22a 収容部
22b 通路
23 第1カバー部材
23a 第1溝部(拡散部)
25 第2カバー部材
25a 第1溝部(拡散部)
26 通出路(空間)
27 発光体
I 遊技領域
J 遊技盤
Ja 開口部
Claims (5)
- 遊技球を媒体として遊技がなされる遊技領域を有する遊技盤に配設され、該遊技盤の盤面を装飾的に照明する遊技機の照明装置において、
前記遊技盤に開設された開口部に内装され、遊技状態に応じて点灯または消灯がなされる発光体と、
前記発光体を覆蓋して前記開口部を覆うと共に前記遊技盤の盤面と略同一面となるように該遊技盤に配設されて、光透過性を有する平板状の第1カバー部材と、
前記第1カバー部材の前面側に配設された普通入賞具の前端部に、該第1カバー部材の前方側に位置して該第1カバー部材との間に前記遊技球の通過を許容する空間を設けるように取付けられ、光透過性を有する平板状の第2カバー部材と、
前記第1および第2カバー部材に設けられ、前記発光体から照射された光を拡散させる拡散部とから構成した
ことを特徴とする遊技機の照明装置。 - 前記第1および第2カバー部材に設けられる拡散部は、線状の溝部であって、第1カバー部材における溝部が左右方向に延在するよう設けられ、第2カバー部材における溝部が上下方向に延在するよう設けられる請求項1記載の遊技機の照明装置。
- 前記第1カバー部材の後面側に、前記普通入賞具に連通して該普通入賞具に通入した遊技球を前記遊技盤の裏側に通出する通路を画成した突出部が後方に突出するように形成され、第1カバー部材は、該突出部を前記開口部に挿入した状態で遊技盤にビス止めされる請求項1または2記載の遊技機の照明装置。
- 前記突出部には、前記発光体を収容する収容室を画成される請求項3記載の遊技機の照明装置。
- 前記第1カバー部材には、上下方向に離間して普通入賞具が複数配設され、各普通入賞具の前端部に取付けられた前記第2カバー部材が、上下方向に離間した位置に配設される請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機の照明装置。
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