JP4300300B2 - 可動式縦型ブラインド - Google Patents

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本発明は建築物の室外側に設置される可動式縦型ブラインドに関する。
建築物の躯体に形成された開口部に複数枚のパネルを縦方向に並べ、これらのパネルを回動させることにより、防音、断熱、採光量の調整を図る縦型ブラインドは、従来から多数のものが提案されている。
例えば、特許文献1(特開平5−10081号公報)には、手動により操作される縦型ブラインドが記載されており、ここでは、建築物の開口部に設けられた窓の上枠に沿ってヘッドレールが固定され、ルーバーをそれぞれ吊持する複数のキャリアが、ヘッドレールの内部でレールに沿ってそれぞれ移動することができるように、且つそれぞれ回動することができるように設けられており、これらキャリアの回動操作や移動操作は、ヘッドレール内の概ね全長に渡り設けられた周回コードにより実施されている。
また特許文献2(特開2002−250184号公報)には、開閉用モーターにより開閉操作される電動縦型パネルルーバーが記載されている。各パネルは、発泡ウレタンボードが充填された芯材が鋼板で被覆され、上下にヒンジ軸を有し、これらのヒンジ軸が上下の枠の軸受に枢着されており、上枠内に設けられた連動軸を介してモータからの回転駆動力がヒンジ軸に伝わり、パネルの開閉操作を行なっている。
特開平5−10081号公報 特開2002−250184号公報
上述した特許文献1における縦型ブラインドでは、ヘッドレールが設けられ、ルーバーはヘッドレールに沿って移動するものであるが、窓の下枠にはルーバーを導くようなレールは設けられておらず、ただ単に、隣り合うルーバーどうしが下端付近で連結されているのみである。つまり、特許文献1の縦型ブラインドは、室内に設けることを前提としたものであるため、これを室外側に設置した場合には、風等が強く吹き付けると、揺れ動いて窓に接触するといった危険性がある。また特許文献2に記載された電動縦型パネルルーバーについては、各パネルの構成から判断して、室外側に設置することも可能であるように見受けられるものの、各パネルは上下枠の定位置に固定されていることから、ルーバーを開放しているときにも、常に視界を遮るものであり、窓全面からの採光は不可能である。
本発明は、このような従来の問題を解決するため、強風が吹き付ける可能性のある室外側にも設置可能であると共に、ルーバーが視界を遮らず、窓の全面にわたる採光を可能にする可動式縦型ブラインドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、開口部の上下に設けられた軌道に沿って移動可能に設けられた複数のルーバーと、該複数のルーバーのそれぞれ上下に突設された回転軸と、前記複数のルーバーの全てが所定間隔で配列されるまで複数のルーバーを軌道に沿って移動させ得ると共に前記複数のルーバーの全てが開口部の側方に寄せ集められるまで複数のルーバーを軌道に沿って移動させ得る走行駆動装置と、前記複数のルーバーが回転軸を中心に回転しないように固定するロック手段を解除したり或いは作動させたりするロック駆動装置と、前記回転軸を中心に複数のルーバーを回転させるための回転駆動装置とを備え、
前記複数のルーバーの上部回転軸には、前記回転駆動装置からの力を各ルーバーに伝達するための回転アームがそれぞれ固定されると共に、ロック着脱アームが前記回転アームに対向する配置で回動可能に枢着され、該ロック着脱アームには前記ロック手段が設けられ、該ロック手段が前記回転アームに着脱自在に係合することにより、各ルーバーが所定時以外には回転しないようにロックされるものである可動式縦型ブラインドが提供される。
本発明の可動式縦型ブラインドでは、開口部の上下に軌道が設けられ、複数のルーバーは軌道に沿って移動するように設置され、ロック駆動装置はロック手段を解除或いは作動させて複数のルーバーを回転不可能にしたり、或いは回転可能にすることができるものであるため、風が吹き付ける室外側にも設置することが可能である。つまり、複数のルーバーを軌道に沿って移動させるときには、ロック手段を作動させておけば、ルーバーは不安定に揺れ動いたりせず、ルーバーどうしが接触して破損するといった事故も未然に防止することができるものである。また複数のルーバーの全てが側方に寄せ集められるまで複数のルーバーを軌道に沿って移動させ得る走行駆動装置を備えているので、窓を開放するときにはルーバーが視界を遮らず、窓の全面にわたる採光を可能にするものである。

本発明の可動式縦型ブラインドは、複数のルーバーを軌道に沿って移動させるときに、ルーバーが回転しないようにロックすることができるものであるため、たとえ、強風が吹き付けるような室外であっても設置可能である。またルーバーが視界を遮らず、開口部全面にわたる採光を可能にするものである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の形態に限定されるものではない。
図1(a)(b)及び図2(a)(b)は本発明の可動式縦型ブラインド10の平面図である。可動式縦型ブラインド10は、図1(a)に示したように、建築物の躯体における開口部12の両側に設けられた収納部13に、全てのルーバー11A,11B,11,11C,11D(以下、ルーバー11A〜11Dと記載する)が収納され得るものであり、ルーバー11A〜11Dを走行移動させるための上下の軌道14,15がガラス窓16の外側に設けられ、この軌道14,15が緩やかな曲線を描くような平面配置で形成されている。また収納部13の外側には光センサー(図示せず)が設けられ、これにより軌道14,15の両側に光線17が走査しており、光センサーが物体を感知すると、制御部(図示せず)がルーバー11A〜11Dの走行移動を停止するように設定されている。図1(b)は、両側の収納部13から中央に向けてルーバー11A〜11Dを展開する過程あるいはルーバー11A〜11Dを両側の収納部13に収納する過程を示した平面図であり、各ルーバー11A〜11Dは所定間隔で軌道14,15に沿って走行移動される。また図2(a)に示したように、全てのルーバー11A〜11Dが両側の収納部13から外側に移動したとき、各ルーバー11A〜11Dはその側面が軌道14,15にほぼ直交する角度で所定間隔に配列され、室内は開口部12からの採光が可能になっている。これに対して、図2(b)では、各ルーバー11A〜11Dが回動されて開口部12は閉じた状態になっている。
なお、この実施の形態では、緩やかな曲線を描くように配置された軌道14,15を有する可動式縦型ブラインドについて説明するものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、軌道14,15が直線状の平面配置で設けられるものについても適用可能なものである。また収納部13に関しても同様であり、本発明は、収納部13が設けられていない建築物にも適用可能なものであり、この場合、ルーバー11A〜11Dは開口部12の側方に寄せ集められる。
次に、可動式縦型ブラインド10を構成する各部位について説明する。
各ルーバー11A〜11Dは、耐候性が良好なアルミニウム等の金属板を用いて、図3に示したような流線形断面に形成され、上端に上部回転軸18、下端に下部回転軸19が固定されている。図4は上部軌道14や上部回転軸18を含む開口部12の上縁部分の構成を示した断面図である。開口部12の上縁には凹部31が形成されており、この凹部31において上部軌道14は取付け金物20やアンカーボルト21などにより躯体32に固定される。上部軌道14には、これに沿って移動可能に係合部材22が設けられ、この係合部材22には上部回転軸18が接続部材23を介して回動可能に取り付けられ、これによりルーバー11A〜11Dは上部軌道14に沿って移動可能に支持される。
図5は下部軌道15や下部回転軸19を含む開口部12の下縁部分の構成を示した断面図である。開口部12の下縁には凹部33が形成され、この凹部33の内部まで延長するように下部回転軸19が配置され、その下端にはローラー25が枢着されている。そして、ローラー25が接触して転がるように、下部軌道15が凹部33に固定されている。
次に、図6はルーバー11A〜11Dを上下の軌道14,15に沿って移動させるための駆動機構に関する簡略説明図である。なお、図6では図示の都合或いは理解を容易にするために、ルーバー11A〜11Dの枚数を図1及び図2よりも少なく描き、ルーバー配列中央には実際には無い隙間を描いている。
開口部12の上縁にはそれぞれ左右から中央に延長するように一対の無端ベルト41aがプーリー42a,42bに掛け渡されると共に、一対の無端ベルト41bがプーリー43a,43bに掛け渡されており、開口部12の両端のプーリー42a,43bには回転駆動力が伝達されるように駆動モーター50(図8参照)が連設されている。また開口部12において、上縁から両側部を通って下縁に至るまでの全長に巡り渡されるように各一対の無端ワイヤー44,45が二組、すなわち、無端ワイヤーが2本ずつ各プーリー46,47に掛け渡されており、無端ベルト41aの下側部分は無端ワイヤー44の上縁部分に、また無端ベルト41bの下側部分は無端ワイヤー45の上縁部分にそれぞれ固定されている。この固定箇所は、図6における符号48,49で示した位置、すなわち、全てのルーバー11A〜11Dを展開して所定間隔で配列したときに、開口部12の両端に位置する箇所である。このような箇所で固定することにより、駆動モーターを稼動させたときに、無端ベルト41aの上側部分と無端ワイヤー44の下縁部分とは同じ方向に送られ、また無端ベルト41bの上側部分と無端ワイヤー45の下縁部分とも同じ方向に送られる。
一方、開口部12の中央から左半に配列されたルーバー11A,11,11Cのうちの先頭に位置するルーバー11Aには、図4に示したように、その上部回転軸18に貫通するように横軸26aが設けられ、この横軸26aの両端が固定部材26bにより無端ベルト41aの上側部分に固定されている。またルーバー11Aの下部回転軸19は、開口部12の下縁に位置する無端ワイヤー44に下部連結部材27を介して係合されている。すなわち、下部連結部材27では、図5及び図6に示したように、無端ワイヤー44が両端部27bに固定される一方で、無端ワイヤー45は両端部27bを貫通し、長孔27aに下部回転軸19が貫装されている。以上のように、上部回転軸18と下部回転軸19とが、それぞれ横軸26aと下部連結部材27とに係合しているため、ルーバー11Aは、横軸26aの材軸方向に摺動することができると共に、無端ベルト41aが送られる方向に移動できるようになっている。
なお、開口部12の中央から右半に配列されたルーバー11B,11,11Dのうちの先頭に位置するルーバー11Bについても、前記ルーバー11Aと同様に構成されており、その上部回転軸18が無端ベルト41bの上側部分に固定され、下部回転軸19が無端ワイヤー45に下部連結部材27を介して連結され、ルーバー11Bは、横方向に摺動することができると共に、無端ベルト41bが送られる方向に移動できるように構成されている。
またルーバー11Aとルーバー11B以外のルーバー11,11C,11Dにおける、上部回転軸18と下部回転軸19は、無端ベルト41a,41bや無端ワイヤー44,45には直接的に係合されていない。
次に、各ルーバー11A〜11Dを回動させて角度を変えるための機構について説明する。
各上部回転軸18には、図3(a)に示したように、一体に形成された一対の回転アーム35が固定されており、これらの回転アーム35の上側には一体に形成された一対のロック着脱アーム36が回動可能に環装されている。そして、回転アーム35の両端35aには、隣り合う上部回転軸18どうしをリンク結合するためのリンク部材(図示せず)が枢着されるか、または隣り合う上部回転軸18どうしがワイヤー(図示せず)により結合され、一方、ロック着脱アーム36の両端36aにも隣り合うロック着脱アームどうしでリンク結合するためのリンク部材(図示せず)が枢着されるか、または隣り合うロック着脱アームどうしがワイヤー(図示せず)により結合されている。また各回転アーム35には貫通孔35bが穿設され、この貫通孔35bの上方に位置する各ロック着脱アーム36の部位には円弧状の長孔36bが穿設され、この長孔36bに沿って傾斜面36cを有する溝36dが形成されている。この溝36dには、図3(b)の部分断面図に示したように、バネ38により下方に付勢されたロック部材37が傾斜面36cに摺動自在に嵌められ、ロック部材37の下端ピン37aが長孔36bを通って回転アーム35の貫通孔35bに着脱自在に嵌るように配置されている。なお、このロック部材37は、回転アーム35に対して相対的に固定された位置に設けられている。
以上の構成において、回転アーム35とロック着脱アーム36とが、図3(a)のように配置しているときには、回転アーム35の貫通孔35bにはロック部材37の下端ピン37aが嵌合しているため、ルーバー11A〜11Dは回動することとができないようにロックされている。
次に、図8は開口部12の左側方に寄せられて収納部13に格納された複数のルーバー11,11Cを示す平面図であり、ここに図示したように、左側の端に位置するルーバー11Cの上部回転軸18に設けられた回転アーム35にはそれぞれワイヤー51が接続され、またロック着脱アーム36にもそれぞれワイヤー52が接続され、これらのワイヤー51,52は開口部12の左側面に固定されたプーリー53,54に掛けられて下方に吊下げられ、ワイヤー51,52の下端には、図9(a)(b)に示したように、ワイヤー巻上げ機55,56が各1台ずつ接続され、このワイヤー巻上げ機55,56はガイドレール(図示せず)に沿って上下方向に移動可能なように設置されている。また図示はしていないが、ワイヤー巻上げ機55,56には、これによりワイヤー51,52を巻き上げるときの反力を確保するために、所定重量の錘が固定されている。
なお、開口部12の右側方に寄せられて収納部13に格納された複数のルーバー11B,11,11Dのうち、右側の端に位置するルーバー11Dについても、ワイヤーと、ワイヤー巻上げ機と、錘と、ガイドレールといった構成が設けられているが、上述のルーバー11Cと同様であるため、さらなる説明は省略する。
本発明の可動式縦型ブラインド10の作用について、以下に説明する。
図1(a)のように全てのルーバー11A〜11Dが両側の収納部13に収納された状態においては、回転アーム35の貫通孔35bにロック部材37の下端ピン37aが嵌合しているため、ルーバー11A〜11Dは回動不可能なようにロックされる。このような状態において、駆動モーター50を稼動させると、開口部12の両側のプーリー42a,43bが回転して無端ベルト41a,41bが送られて、先頭に位置するルーバー11A,11Bが開口部12の中央に向かって移動を開始する。先頭のルーバー11A,11Bが所定長進んでリンク部材またはワイヤーが延びきると、これらのルーバー11A,11Bからリンク部材またはワイヤーを介して隣りのルーバー11に力が伝わって、次のルーバー11が移動を開始し、次々に各リンク部材または各ワイヤーの伸長と各ルーバー11の移動が生じる。そして、図9(a)に示したように、最左端と最右端に位置するリンク部材またはワイヤーが延びきると、最左端と最右端のルーバー11C,11Dも移動を開始する。この最左端ルーバー11Cと最右端ルーバー11Dが移動を開始すると、ワイヤー51,52を介してワイヤー巻上げ機55,56も引き上げられてガイドレールに沿って上昇する。全てのルーバー11A〜11Dが両側の収納部13から外側に出て配列されると、移動が終了し、ルーバー11A〜11Dは図2(a)に示したように、所定間隔で配列される。
次に、ワイヤー巻上げ機56を稼動させると、ワイヤー52を介してルーバー11C,11Dのロック着脱アーム36に力が伝達され、さらに、各リンク部材または各ワイヤーを介して他の全てのルーバー11A,11B,11のロック着脱アーム36にも力が伝達され、ロック着脱アーム36が矢印R1方向(図3(a)参照)へ回転される。この回転時に、各ロック着脱アーム36の傾斜面36cがロック部材37に摺動しながら、それぞれのロック部材37を上方に押し上げると、各下端ピン37aは各回転アーム35の貫通孔35bから外れ、ルーバー11A〜11Dは回転可能な状態にされる。
この状態から、他のワイヤー巻上げ機55を稼動させることにより、ワイヤー52を介してルーバー11C,11Dの回転アーム35に力が伝達され、さらに、リンク部材またはワイヤーを介して他のルーバー11,11A,11Bの回転アーム35に力が伝達されてR2方向に回転されると、全てのルーバー11A〜11Dは回動して角度を変え、図2(b)に示したように、閉じた状態にされる。
上述した説明と重複する内容を含むものであるが、図10の簡略図を参照して、以下に、上下の軌道の平面配置と無端ベルト及び無端ワイヤーの平面配置とについて説明する。なお、図10においては、理解を容易にするために、各部位の数量、寸法、曲線の曲率等は実際とは異なるように描いている。
上記図1及び図2を参照して言及したように、上下の軌道14,15は緩やかな曲線を描くような平面配置で形成されている。これに対して、無端ベルト41a,41bはそれぞれ開口部12の左右両端から中央まで延びるように直線状の配置で設けられている。また無端ワイヤー44,45は、開口部12において、上縁から両側部を通って下縁に至るまでの全周に直線状に巡り渡されているものであるが、下縁の中央部では、図7に示したような回転ローラ58にワイヤーを掛けて角度を変えており、上縁の中央部でも同様な回転ローラ(図示せず)により角度が変えられている。
上記無端ベルト41a,41bには、ほぼ直角に交差する配置で横軸26aが固定されており、ルーバー11A,11Bの上部回転軸18が横軸26aに沿って横移動可能に係合する一方で、上部軌道14に沿って移動するようにも設けられている。またルーバー11A,11Bの下部回転軸19は下部連結部材27に横移動可能に係合する一方で、下部軌道15に沿って移動するようにも設けられている。さらに、他のルーバー11,11C,11Dの上下回転軸18,19は、上下の軌道14,15に沿って移動するように設けられている。
したがって、駆動モーター50を稼動させたときには、横軸26a及び下部連結部材27が、それぞれ無端ベルト41a,41b及び無端ワイヤー44,45と同様に直線状の軌跡で移動するものの、ルーバー11A,11Bの上部回転軸18と下部回転軸19は、それぞれ横軸26aと下部連結部材27に沿って横移動しながら、上部軌道14と下部軌道15に導かれて緩やかな曲線状の軌跡で走行移動するものである。またルーバー11A,11Bにリンク結合されている他のルーバー11,11C,11Dも、上部軌道14と下部軌道15に導かれて緩やかな曲線状の軌跡で走行移動する。
(a)(b)は本発明の可動式縦型ブラインドの平面図である。 (a)(b)は本発明の可動式縦型ブラインドの平面図である。 (a)は回転アーム、ロック着脱アーム等を含んだルーバーの断面図であり、(b)はロック部材を含む断面図である。 上部軌道や上部回転軸を含む開口部の上縁部分の断面図である。 下部軌道や下部回転軸を含む開口部の下縁部分の断面図である。 ルーバーを上下の軌道に沿って移動させるための駆動機構に関する簡略説明図である。 下部軌道の平面図である。 収納部に格納された複数のルーバーを示す平面図である。 (a)(b)はワイヤー巻上げ機について説明するための簡略図である。 上下の軌道の平面配置と、無端ベルト及び無端ワイヤーの平面配置とについて説明するための図である。
符号の説明
10 可動式縦型ブラインド
11A,11B 先頭に位置するルーバー
11C 左側の端に位置するルーバー
11D 右側の端に位置するルーバー
11 ルーバー
12 開口部
13 収納部
14 上部軌道
15 下部軌道
18 上部回転軸
19 下部回転軸
26a 横軸
27 下部連結部材
35 回転アーム
36 ロック着脱アーム
37 ロック部材
41a,41b 無端ベルト
44,45 無端ワイヤー
51,52 ワイヤー
55,56 ワイヤー巻上げ機

Claims (4)

  1. 開口部の上下に設けられた軌道に沿って移動可能に設けられた複数のルーバーと、該複数のルーバーのそれぞれ上下に突設された回転軸と、前記複数のルーバーの全てが所定間隔で配列されるまで複数のルーバーを軌道に沿って移動させ得ると共に前記複数のルーバーの全てが開口部の側方に寄せ集められるまで複数のルーバーを軌道に沿って移動させ得る走行駆動装置と、前記複数のルーバーが回転軸を中心に回転しないように固定するロック手段を解除したり或いは作動させたりするロック駆動装置と、前記回転軸を中心に複数のルーバーを回転させるための回転駆動装置とを備え、
    前記複数のルーバーの上部回転軸には、前記回転駆動装置からの力を各ルーバーに伝達するための回転アームがそれぞれ固定されると共に、ロック着脱アームが前記回転アームに対向する配置で回動可能に枢着され、該ロック着脱アームには前記ロック手段が設けられ、該ロック手段が前記回転アームに着脱自在に係合することにより、各ルーバーが所定時以外には回転しないようにロックされるものである可動式縦型ブラインド。
  2. 前記複数のルーバーの隣り合うもの同士で、前記回転アームがリンク結合されるか或いはワイヤーで結合されると共に、前記ロック着脱アームもそれぞれ隣り合うもの同士でリンク結合されるか或いはワイヤーで結合されたものである請求項に記載の可動式縦型ブラインド。
  3. 前記ロック駆動装置は、前記複数のロック着脱アームのうち所定のものに一端が接続されたワイヤーと、該ワイヤーの他端に接続されて所定位置に懸吊されたワイヤー巻上げ機と、該ワイヤー巻上げ機の上下方向への移動をガイドするガイド軌道とを備えることを特徴とする請求項に記載の可動式縦型ブラインド。
  4. 前記回転駆動装置は、前記複数の回転アームのうち所定のものに一端が接続されたワイヤーと、該ワイヤーの他端に接続されて所定位置に懸吊されたワイヤー巻上げ機と、該ワイヤー巻上機の上下方向への移動をガイドするガイド軌道とを備えることを特徴とする請求項に記載の可動式縦型ブラインド。
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