JP4298942B2 - 音楽再生機能付きデジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラに係り、特に、記録媒体に記録された音楽データを再生することができる音楽再生機能付きデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来技術】
メモリカードをカメラ本体に装着し、メモリカードに記録された音楽データを再生する機能を備えたデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラにおいては、選曲や音量調節のための音楽データ再生用の操作ボタンを新たに設けると、ボタンの数が多くなりすぎてデザイン上好ましくなく、またカメラ操作が煩雑となる。
【0003】
そこで、例えば特開2001−8151号公報には、カメラ操作用のボタンを音楽再生用の操作ボタンとして兼用し、音楽データ再生用の操作ボタンを特に設けなくて済むようにしたデジタルカメラが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報で提案されたデジタルカメラでは、カメラ操作用に設けられた各ボタンが音楽再生時にはどのような機能を備えているのかを、ユーザが憶えなければならず、操作性はあまりよくない。
【0005】
また、音楽再生時の機能を各ボタン毎に文字により表示しても、小型のデジタルカメラでは文字が小さく、表示内容の確認が面倒である。特に、音楽再生機能付きデジタルカメラを鞄の中や服のポケットの中に入れたままで、ボタン操作を行いたいという要望があり、このような要望にも応える必要がある。
【0006】
本発明の課題は、音楽再生時の操作性および利便性に優れた音楽再生機能付きデジタルカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、音楽データを記録する記録媒体が設けられ、カメラ本体に設けられた操作入力部を操作することにより、前記記録媒体に記録された音楽データを再生する音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、音楽再生時の操作名を意味する複数の音声データを記録する記録手段と、音楽再生時に前記操作入力部が操作された場合、当該操作入力部に対して割り当てられた音声データを前記記録手段から呼び出すとともに、その呼び出した音声データを再生音楽にミキシングして操作ガイダンスとして出力する音声データ出力手段と、出力された操作ガイダンスの内容が実行されたか途中でキャンセルされたかの履歴を記録する履歴記録手段とを備え、前記音声データ出力手段から前記操作ガイダンスが出力された後、前記操作入力部がもう一度操作されたときに実際の操作を実行する一方、前記履歴記録手段の記録に基づいてキャンセル率が所定値以下と判断したときは、前記操作入力部への最初の操作で操作ガイダンスの出力を中止して実際の操作を実行することを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、音楽再生時に操作入力部を操作することにより、その操作入力部に対して割り当てられた音声データが操作ガイダンスとして出力される。これにより、ユーザは音楽リスニング中の雰囲気を壊すことなくボタン操作を行うことができ、特にカメラ本体を鞄の中や服のポケットの中に入れたままでのボタン操作が可能となる。
さらに、ユーザは一旦操作ガイダンスを聞いてから、実際の操作に移るので、無駄な操作を排除することもできる。また、ユーザが認識した操作ガイダンスの出力が省略されるので、ユーザは不快感を受けることがない。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記操作ガイダンスが出力された後、所定時間内に前記操作入力部がもう一度操作されないときは、出力された操作ガイダンスの内容がキャンセルされたと判断することを特徴としている。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項において、前記操作入力部が操作された後にその操作をキャンセルさせるキャンセル部材をさらに有し、前記操作入力部が操作された後、所定時間内に前記キャンセル部材が操作されたときには前記キャンセル率を判断し、該キャンセル率が所定値以上と判断したときは操作ガイダンスの出力を実行する動作モードに変更することを特徴としている。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1において、記録手段は、カメラ本体に内蔵のメモリおよびカメラ本体から着脱自在なメモリカードの少なくとも1つであることを特徴としている。カメラ本体に内蔵のメモリとして不揮発性メモリを用い、この不揮発性メモリに音声データを記録しておくようにすれば、カメラ本体には音声データが必ず存在することになり、操作入力部を操作したときには操作ガイダンスが必ず出力される。また、メモリカードは着脱自在であるから、異なった種類の音声データが記録されたメモリカードをカメラ本体に装着することにより、様々な種類の音声データを出力することが可能となる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1又はにおいて、記録手段に記録された音声データは書き換え可能であることを特徴としている。このようにすれば、ユーザの嗜好に合った音声データを出力することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】
図1は、本実施の形態による音楽再生機能付きデジタルカメラの概略構成を示したブロック図である。本デジタルカメラ1は、システム制御部10、撮像部20、画像処理部30、記録メディア40、音声入出力部50、音声処理部60、表示制御部70、液晶表示部80、および操作入力部90を備え、これらの各部はバス100を介して接続されている。
【0016】
システム制御部10は、CPU11、揮発性メモリ12、不揮発性メモリ13、タイマ14等からなり、デジタルカメラ1全体の制御を行う。
【0017】
撮像部20は、レンズ21、レンズ駆動モータ22、CCD23、CCD駆動回路24、A/D変換器24等からなり、撮影の際に機能する。
【0018】
画像処理部30は、画像処理コントローラ31、メモリ32等からなり、撮像部20で得られた画像信号に種々の画像処理を施すとともに、撮像部20のCCD駆動回路24を制御してのCD駆動タイミング、レンズ駆動モータ22を制御してのフォーカシング、倍率機能、露出調整等を実行し、また画像の圧縮・伸長を行う。
【0019】
記録メディア40は、フラッシュメモリ(メモリカード)41等からなり、圧縮された画像信号や音声信号など音・画像に関する種々の情報が記録される。フラッシュメモリ41に記録された音・画像のデータは書き換え可能である。なお、記録メディア40は、デジタルカメラ1に着脱自在に設けられている。
【0020】
音声入出力部50は、音声を入力するマイクロフォン51、音声を出力するヘッドフォン52またはスピーカ53からなっている。
【0021】
音声処理部60は、音声処理回路61、A/D変換器62、D/A変換器63、フィルタ64,65等からなり、マイクロフォン51から入力した音声を圧縮するとともに、記録メディア40に記憶されている音声データを伸長する。
【0022】
表示制御部70は、オンスクリーンディスプレイコントローラ71、D/A変換器72等からなり、画像処理部30で処理された画像信号を液晶表示部80へ表示するための信号処理を行い、また、ユーザインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成して液晶表示部80に表示する。
【0023】
液晶表示部80は画像を表示するとともに、ユーザインターフェイスのためのグラフィックを表示する。
【0024】
操作入力部90は、ズームボタン、シャッターボタン、モードボタン等からなっている。
【0025】
なお、ここでは、不揮発性メモリ13やフラッシュメモリ41は記録手段を構成している。また、CPU11、音声処理部60、ヘッドフォン52およびスピーカ53等は音声データ出力手段を構成している。
【0026】
次に、図2は本実施の形態による音楽再生機能付きデジタルカメラの裏面を示している。ここでは、操作入力部90として、シャッターボタン91、モードボタン92〜94、実行ボタン95、キャンセルボタン96等が設けられている。なお、図2において、2は液晶表示部80の表示をオン/オフするモニタ表示ボタン、3はメイン電源ボタン、4はファインダ接眼窓である。
【0027】
上記デジタルカメラ1で音楽を再生する場合、スタートボタン(例えばシャッターボタン91)を押下すると、記録メディア40のフラッシュメモリ41またはシステム制御部10の不揮発性メモリ13に記録された音楽データが呼び出され、音声処理部60の音声処理回路61で伸張され、さらにD/A変換器63でデジタル信号からアナログ信号に変換された後、音声入出力部50のヘッドフォン52またはスピーカ53から出力される。
【0028】
また、CD(コンパクトディスク)単位の音楽データのセットがフォルダに格納されていて、その音楽データの再生が指定されたときは、当該フォルダの音声データが操作ガイダンスとして自動的に出力される。
【0029】
記録メディア40のフラッシュメモリ41には複数のフォルダ(ディレクトリ)が構築され、各フォルダに分けて複数の音声データが記録されている。そして、ユーザがフォルダを任意に選択することにより、選択されたフォルダ内の音声データがCPU11によって呼び出され、音声処理回路61で伸張されてからヘッドフォン52またはスピーカ53から出力される。また、システム制御部10の不揮発性メモリ13にも音声データは記録される。フラッシュメモリ41や不揮発性メモリ13内の音声データはユーザが作成可能である。例えば、パーソナルコンピュータ上で作成した音声データをUSBなどの通信手段を経由して不揮発性メモリ13に書き込むことができる。また、コンピュータのアクセス機能を利用して、音声データをフラッシュメモリ41に書き込むことができる。
【0030】
また、フラッシュメモリ41や不揮発性メモリ13には操作ガイダンス用音声データセットが格納され、再生する音楽データの種類に従って再生する音声データセットを自動的に変更する機能を有する。
(実施の形態1)
本実施の形態は、操作入力部90のモードボタンが図2のように複数個設けられていて、モードボタン92〜94の各々に対して異なった音声データが割り当てられている場合の一例である。なお、モードボタンは2個又は4個以上であってもよい。
【0031】
まず、記録メディア40のフラッシュメモリ41およびシステム制御部10の不揮発性メモリ13の少なくとも一方には、モードボタン92〜94に対してそれぞれ異なった音声データが記録されている。本実施の形態では、図3に示すように、音楽再生時に、例えばモードボタン92が押下されたか否かをシステム制御部10のCPU11が判断し(ステップS11)、Yesであれば、押下されたモードボタン92に対して割り当てられた音声データをフラッシュメモリ41から呼び出す(ステップS12)。そして、呼び出した音声データを音声処理部60の音声処理回路61に送って伸張するとともに、D/A変換器65でデジタル信号からアナログ信号に変換し、再生音楽にミキシングして操作ガイダンスとしてヘッドフォン52またはスピーカ53から出力する(ステップS13)。
【0032】
なお、本実施の形態において、モードボタン93、94が押下されたときは、モードボタン92,94にそれぞれ割り当てられた音声データがフラッシュメモリ41から呼び出され、操作ガイダンスとして出力される。
【0033】
本実施の形態によれば、モードボタン92〜94のいずれかを押下すると操作ガイダンスが出力されるので、各モードボタン92〜94に割り当てられた機能をユーザが容易に認識することができ、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態は操作入力部90への入力操作の仕方に対して、異なった音声データがそれぞれ割り当てられている場合の一例である。
【0034】
モードボタンの一つ(例えばモードボタン92)は1回操作したときは音量を小さくするモードに、2回連続して操作したときは音量を大きくするモードにそれぞれ設定されているとする。この場合、ユーザは音楽再生時に音量をもっと大きくしたい場合は、モードボタン92を2回連続して押下することになる。すなわち、図4に示すように、音楽再生時にモードボタン92が押下されたか否かを、システム制御部10のCPU11が判断し(ステップS21)、Yesであれば、CPU11はモードボタン92が1回押下されたのか、2回連続して押下されたのかという入力操作の仕方を解析する(ステップS22)。次にCPU11は、解析結果に対して割り当てられた音声データをフラッシュメモリ41から呼び出し(ステップS23)、その音声データを音声処理部60の音声処理回路61に送って伸張するとともに、D/A変換器65でデジタル信号からアナログ信号に変換し、再生音楽にミキシングして操作ガイダンスとしてヘッドフォン52またはスピーカ53から出力する(ステップS24)。
【0035】
本実施の形態によれば、音量を大きくしたり小さくしたりするモード切替を一つのボタン行うことができるので、ユーザが覚えるべき事項が軽減され、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
【0036】
なお、モードボタンを押下し続けている時間を変えることにより、モード切替を行うこともできる。例えば、モードボタンを2秒間連続して押下したときは音量を小さくするモードに、4秒間連続して押下したときは音量を大きくするモードにそれぞれ設定する構成することもできる。
(実施の形態3)
次に、図5は実施の形態3を示したフローチャートである。ここで、ステップS31〜S33は実施の形態1におけるステップS11〜S13と同じである。本実施の形態では、ステップS33において、操作ガイダンスが出力されてから、モードボタン92がもう一度押下された否かを判断し(ステップS34)、NoであればステップS31に戻されるが、Yesであれば操作ガイダンスの内容が実際に実行される(ステップS35)。例えば、モードボタン92が音量を大きくする機能に設定されていれば、モードボタン92を一回押下したときは、「音量を大きくする」旨の音声データが操作ガイダンスとして出力され、その後、モードボタン92をもう一度押下したときに実際に音量が大きくなる。
【0037】
本実施の形態によれば、ユーザは一旦操作ガイダンスを聞いてから、実際の操作に移るので、無駄な操作が排除され、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態4)
図6は、本実施の形態4を示したフローチャートである。ここで、ステップS41〜S45は実施の形態3におけるステップS31〜S35と同じである。本実施の形態では、モードボタン92がもう一度押下され、ステップS45において操作ガイダンスの内容が実際に実行されているとき、それが最後まで実行されたか、または途中でキャンセルされたかの履歴をフラッシュメモリ41等に記録しておく。そしてCPU11は、フラッシュメモリ41内の記録内容に基づいてキャンセル率が所定値以下になったか否かを判断し(ステップS46)、NoであればステップS41に戻るが、Yesであれば、モードボタンに割り付けてある機能をユーザが認識したものと断定し、次回の操作からは操作ガイダンスの出力を中止して、操作ガイダンスの内容を直接実行する(ステップS47)。
【0038】
本実施の形態によれば、ユーザが認識した操作ガイダンスの出力が省略されるので、ユーザは不快感を受けることがない。
(実施の形態5)
本実施の形態は、実施の形態3において、モードボタンが一度押下されてから、もう一度押下されるまでの時間が所定時間内に入っているか否かを判断する機能を有する場合の一例で、そのフローチャートを図7に示す。
【0039】
ここで、ステップS51〜S53は実施の形態3におけるステップS31〜S33と同じである。本実施の形態では、ステップS51でモードボタン92が押下されてから所定時間内に、モードボタン92がもう一度押下されたか否かを判断する(ステップS54)。判断の結果、NoであればステップS51に戻るが、Yesであれば、操作ガイダンスの内容が実際に実行される(ステップS55)。
【0040】
本実施の形態によれば、操作ガイダンスの内容を実行するには、ユーザは所定期間内にモードボタンをもう一度押下する必要があり、これにより、より対話性に優れたデジタルカメラを実現できる。
(実施の形態6)
図8は、本実施の形態6を示したフローチャートである。ここで、ステップS61〜S64は実施の形態3におけるステップS31〜S33と同じである。本実施の形態では、ステップS61でモードボタン92が押下されてから所定時間内に、モードボタン92がもう一度押下されなかったか否かを判断する(ステップS64)。判断の結果、YesであればステップS61に戻り、ステップS61におけるモードボタン押下の最初の操作がキャンセルされる。Noであれば、操作ガイダンスの内容が実際に実行される(ステップS65)。
【0041】
本実施の形態によれば、所定期間内にモードボタンをもう一度押下しなければ、最初に行ったモードボタン押下の操作が自動的にキャンセルされ、これにより、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態7)
図2に示した実行ボタン95は、モードボタン92〜94に設定された機能を実行するものである。例えばモードボタン92が音量を大きくする機能に設定されている場合、モードボタン92を押下してから実行ボタン95を押下すると、音量を大きくすることができる。
【0042】
図9は、本実施の形態7を示したフローチャートである。ここで、ステップS71〜S73は実施の形態3におけるステップS31〜S33と同じである。本実施の形態では、ステップS73において操作ガイダンスが出力され、その後、実行ボタン95が押下されたとき(ステップS74)、その実行ボタン95を押下した時間が、ステップS71でモードボタン92を押下してからの所定時間内であったか否かを判断する(ステップS75)。そして、NoであればステップS71に戻るが、Yesであれば操作ガイダンスの内容が実際に実行される(ステップS76)。
【0043】
本実施の形態によれば、モードボタンが押下されてから所定期間内に実行ボタンが押下されたときだけ、操作ガイダンスの内容が実行されるので、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態8)
図2に示したキャンセルボタン96はキャンセル機能を有し、モードボタン92〜94のいずれかを一旦押下して操作ガイダンスが出力されても、キャンセルボタン96を押下することにより、モードボタン押下の操作はキャンセルされる。例えばモードボタン92が音量を大きくする機能に設定されている場合、モードボタン92を一旦押下しても、キャンセルボタン96を押下すれば、モードボタン92を押下していない状態に戻すことができる。
【0044】
図10は、本実施の形態8を示したフローチャートである。ここで、ステップS81〜S83は実施の形態3におけるステップS31〜S33と同じである。本実施の形態では、ステップS83において操作ガイダンスが出力され、その後、キャンセルボタン96が押下されたとき(ステップS84)、そのキャンセルボタンを押下した時間が、ステップS81でモードボタン92を押下してからの所定時間内であったか否かを判断する(ステップS85)。そして、YesであればステップS81に戻り、ステップS81におけるモードボタン押下の最初の操作がキャンセルされる。Noであれば、ステップS83で出力された操作ガイダンスの内容が実際に実行される(ステップS86)。
【0045】
本実施の形態によれば、所定期間内にキャンセルボタンを押下すれば、最初に行ったモードボタン押下の操作が自動的にキャンセルされ、これにより、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態9)
本発明のデジタルカメラは、直接モードで操作後、操作のキャンセル・実行の履歴を記録する手段と、記録した履歴を解析する手段とを有している。
【0046】
図11は、本実施の形態9を示したフローチャートである。本実施の形態では、例えばモードボタン92を押下したときに、モードボタン92に予め割り当てられた機能が、操作ガイダンスを出力することなく実行される、いわゆる直接実行モード(実施の形態4参照)に設定されている場合についての一例である。この場合、モードボタン92が押下されたか否かをシステム制御部10のCPU11が判断し(ステップS91)、Yesであれば、モードボタン92に割り当てられた機能が自動的に実行される。このとき、キャンセルボタン96が押下された場合は、モードボタン92押下の操作がキャンセルされる(ステップS92)。次に、モードボタン92を押下してからキャンセルボタン96を押下するまでの時間を測定し、その時間が所定時間内と判断した場合は、キャンセル率を分析・解析し、そのキャンセル率が所定値以上になったか否かを判断する(ステップS93)。そして、NoであればステップS91に戻され、Yesであれば、モードボタンに割り当てられている機能をユーザが十分に認識していないと判断して、直接実行モードから操作ガイダンスを出力する動作モードに変更する(ステップS94)。
【0047】
本実施の形態によれば、キャンセル率が所定値以上になると、直接実行モードから操作ガイダンスを出力する動作モードに自動的に変更されるので、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
(実施の形態10)
図12は、本実施の形態10を示したフローチャートである。本実施の形態では、操作ガイダンスが順番に出力されている間にモードボタン92〜94のいずれかが押下されたとき、その押下時に出力されていたガイダンス内容が実行される機能を備えたものである。
【0048】
モードボタン92が押下されたか否かをシステム制御部10のCPU11が判断し(ステップS101)、Yesであれば、CPU11は、フラッシュメモリ41から複数の音声データを呼び出し、音声処理回路61で伸張した後、ヘッドフォン52またはスピーカ53から操作ガイダンスとして順番に出力する(ステップS102)。次に、ユーザは出力される操作ガイダンスを聴いて、自分が意図する操作に該当する操作ガイダンスが出力されたら、それにタイミングを合わせてモードボタン92〜94のどれかを押下する。CPU11はユーザがボタン押下したかを判断し(ステップS103)、Yesならば、ユーザが意図するガイダンス内容を実行する(ステップS104)。
【0049】
本実施の形態によれば、最初にモードボタンを押下すると複数の操作ガイダンスが順番に出力されるので、ユーザはその操作ガイダンスの中から自分が意図する操作ガイダンスを選択すればよいから、デジタルカメラの操作性と利便性の向上を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、音楽再生時に操作入力部をわざわざ目視しなくても手探りで操作するだけで、その操作入力部に割り当てられた音声データが操作ガイダンスとして出力される。その結果、ユーザは音楽リスニング中の雰囲気を壊すことがなく、操作性および利便性に優れたデジタルカメラを実現できる。
さらに、ユーザは一旦操作ガイダンスを聞いてから、実際の操作に移るので、無駄な操作を排除することもできる。また、ユーザが認識した操作ガイダンスの出力が省略されるので、ユーザは不快感を受けることがない。
【0052】
請求項の発明によれば、対話性に優れたデジタルカメラを実現できる。
【0053】
請求項の発明によれば、デジタルカメラの操作性と利便性をより向上させることができる。
【0054】
請求項の発明によれば、音声データが必ず存在することになり、操作入力部を操作したときには操作ガイダンスが必ず出力される。
【0055】
請求項の発明によれば、ユーザの嗜好に合った音声データを出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽再生機能付きデジタルカメラの電気的構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の音楽再生機能付きデジタルカメラの背面図である。
【図3】本発明の実施の形態1を示したフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態2を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態3を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態4を示したフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態5を示したフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態6を示したフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態7を示したフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態8を示したフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態9を示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態10を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
10 システム制御部
11 CPU
13 不揮発性メモリ
20 撮像部
30 画像処理部
40 記録メディア
41 フラッシュメモリ
50 音声入出力部
52 ヘッドフォン
53 スピーカ
60 音声処理部
61 音声処理回路
63 D/A変換器
70 表示制御部
80 液晶表示部
90 操作入力部
92〜94 モードボタン
95 実行ボタン
96 キャンセルボタン

Claims (5)

  1. 音楽データを記録する記録媒体が設けられ、カメラ本体に設けられた操作入力部を操作することにより、前記記録媒体に記録された音楽データを再生する音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、
    音楽再生時の操作名を意味する複数の音声データを記録する記録手段と、音楽再生時に前記操作入力部が操作された場合、当該操作入力部に対して割り当てられた音声データを前記記録手段から呼び出すとともに、その呼び出した音声データを再生音楽にミキシングして操作ガイダンスとして出力する音声データ出力手段と、出力された操作ガイダンスの内容が実行されたか途中でキャンセルされたかの履歴を記録する履歴記録手段とを備え、
    前記音声データ出力手段から前記操作ガイダンスが出力された後、前記操作入力部がもう一度操作されたときに実際の操作を実行する一方、
    前記履歴記録手段の記録に基づいてキャンセル率が所定値以下と判断したときは、前記操作入力部への最初の操作で操作ガイダンスの出力を中止して実際の操作を実行することを特徴とする音楽再生機能付きデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載の音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記操作ガイダンスが出力された後、所定時間内に前記操作入力部がもう一度操作されないときは、出力された操作ガイダンスの内容がキャンセルされたと判断することを特徴とする音楽再生機能付きデジタルカメラ。
  3. 請求項に記載の音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記操作入力部が操作された後にその操作をキャンセルさせるキャンセル部材をさらに有し、
    前記操作入力部が操作された後、所定時間内に前記キャンセル部材が操作されたときには前記キャンセル率を判断し、該キャンセル率が所定値以上と判断したときは操作ガイダンスの出力を実行する動作モードに変更することを特徴とする音楽再生機能付きデジタルカメラ。
  4. 請求項1に記載の音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記記録手段は、カメラ本体に内蔵のメモリおよびカメラ本体から着脱自在なメモリカードの少なくとも1つであることを特徴とする音楽再生機能付きデジタルカメラ。
  5. 請求項1又はに記載の音楽再生機能付きデジタルカメラにおいて、 前記記録手段に記録された音声データは、書き換え可能であることを特徴とする音楽再生機能付きデジタルカメラ。
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