JP4298337B2 - 除湿器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中の水分を除去する除湿器に係り、より詳しくは、低温除湿時における蒸発器への着霜量を判別する手段とその制御手段を備えた除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術においては、除霜運転は、湿度センサによりそのときの吸込み空気の湿度を測定して着霜量を判断し、湿度が高く着霜量が多いときは早めに除霜し、湿度が低く着霜量が少ないときは遅く除湿に入るようにして、着霜温度の検知時点から除霜開始時点までの時間を湿度に応じて変化させて制御している(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術においては、静圧センサを設け、この静圧センサにより検知する蒸発器の圧損を基に、蒸発器への着霜量を判断している(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−83463号公報(第6頁、図4)
【特許文献2】
特開平11−44448号公報(第6頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の除霜運転(特許文献1)では、湿度センサによりそのときの吸入空気の湿度を検知して蒸発器の着霜量を判断するように構成しているが、室内空気の湿度は常に変化するので、制御系にかなりの工夫が必要である。蒸発器の蒸発温度、フィンピッチによっては、吸入空気の温度や湿度が一定であっても着霜量は異なるものであるから、吸入空気の湿度により蒸発器への着霜量を判断することは、難しい。
また、静圧センサを設けて着霜量を判断する方法もある(特許文献2)が、これでは部品が多くなり、コストアップになってしまう。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、除霜運転時は、室内空気の湿度にかかわらず蒸発器の着霜量を判断することができ、部品の追加等でコストアップすることなく制御装置を構成することができる除湿器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る除湿器は、室内空気が吸入される部位に設けられた蒸発器と、この蒸発器の温度を検知する温度センサーとを含み、先の蒸発器により吸い込まれた空気を冷却して吸込み空気中に含まれた水蒸気を凝縮させることにより除湿する除湿運転と、先の蒸発器に附着する霜を融解除去する除霜運転を備えた除湿器であって、除湿運転時に、先の温度センサが着霜温度を検知した後、先の蒸発器に付着した霜を除去するための除霜運転に切り替えるまでの時間を、前回の除霜開始から先の温度センサが除霜終了温度を検知するまでの所要時間に応じて変化させる制御装置を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態に係る除湿器の構成図である。図において、除湿機本体1は、外装部品として前部を覆う前部ケース2と、後部を覆う後部ケース3とによって構成され、後部ケース3には、吸込口4と、上面に位置する吹出口5が設けられており、除湿機本体1の下部には除湿水を溜める排水タンク6が設けられている。そして、蒸発器7及び凝縮器8によって蒸発凝縮部が構成されており、蒸発器7は冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、凝縮器8は蒸発器7により熱交換された空気と冷媒との間で熱交換を行う。
【0008】
また、除湿機本体1内には、室内空気を蒸発器7から凝縮器8に導く送風機9が設けられており、さらに蒸発器7のほぼ中間部に位置する温度検出手段(蒸発器温度センサ)10が、また吸込口4の近傍には室内空気温湿度検出手段(温湿度センサ)11が配置されている。また、下部には冷媒を圧縮する圧縮機12が設けられ、さらに、バイパス配管13とこれに接続する電磁弁14が配設され、上部には除湿を制御する制御装置15が設けられている。
【0009】
図2は図1に示した除湿機の冷媒回路図である。図において、圧縮機12、凝縮器8、毛細管16及び蒸発器7が順次結合して回路を構成している。そして、バイパス配管13は、電磁弁14を経由して、圧縮機12の吐出側と蒸発器7の入口側を連結している。凝縮器8と毛細管16の間にはドライヤー17が設けられており、回路中の水分を吸着する機能を備えている。なお、蒸発器温度センサ10の検出温度は制御装置15に送られ、圧縮機12、電磁弁14は、制御装置15によって制御される。
【0010】
除湿運転では、冷媒は圧縮機12から凝縮器8に送られ、凝縮して液化した後に毛細管16によって減圧され、蒸発器7で蒸発し、ガス冷媒となって圧縮機12に戻る。通常は矢印イに示す経路で冷媒が循環しているが、蒸発器温度センサ10が蒸発器7の着霜温度を検知した場合には、その信号が制御装置15に送られ、制御装置15は所定の時間を経てから送風機9を停止させ、さらに電磁弁14を開いて除霜運転を開始する。除霜運転では、圧縮機12によって圧縮されてホットガスとなった冷媒が、矢印ロに示す経路で、バイパス配管13を経て蒸発器7へと導かれ、蒸発器7に付着した霜を融解除去する。除霜によって生じた水は、排水タンク6に集水される。
【0011】
図3(a)は、室内空気が低温時の場合の、除湿運転と除霜運転における蒸発器温度センサ10の変化を示すタイムチャートである。図中のA部は除霜運転であり、B部は除湿運転であることを示している。除湿運転Bにおいて、蒸発器7の温度が低下するにつれて、蒸発器温度センサ10の検出温度も低下する。蒸発器温度センサ10の検出温度が、蒸発器7への着霜検知温度として設定している0゜C以下になると、吸込み空気は蒸発器7に霜となって付着してくる。この状態が続くと霜の着霜量が除々に増加し、蒸発器7のフィンが目詰まりしたりするため、蒸発器温度センサ10が蒸発器7の着霜温度を検知した後は、除湿運転の基準時間T1が経過すると、制御装置15が送風機9を停止させ、同時に電磁弁14を開いて除霜運転Aを開始する。
【0012】
除霜運転A中は、圧縮機12から吐出されたホットガスが、矢印ロに示すように、バイパス配管13から電磁弁14を介して蒸発器7に導かれ、蒸発器7の温度が上昇して、蒸発器7に着霜した霜は除々に融解し始める。それと同時に、蒸発器温度センサ10の検知温度も上昇していき、除霜終了温度を検知すると、制御装置15が電磁弁14を閉じ、送風機9が始動して除霜運転Aが終了し、除湿運転Bに戻る。以後は、そのサイクルが繰り返される。
【0013】
除霜運転A中の蒸発器7の温度変化において、蒸発器7への着霜量が多い場合は、蒸発器温度センサ10が除霜終了温度を検知するまでの時間が長く、また、着霜量が少ない場合は、除霜終了温度を検知するまでの時間は短い。なお、蒸発器7への着霜検知温度を0゜C以下として設定しているが、上述した通り、着霜量は異なるものであり、蒸発器7の温度が0゜C近辺であっても必ずしも着霜しているとは限らない。この場合も、除霜終了温度を検知するまでの時間は短くなる。
【0014】
本実施の形態では、除霜運転Aを行う際には、除霜開始から蒸発器温度センサ10により除霜終了温度を検知するまでの除霜基準時間Ta、すなわち除霜運転時間に応じて、蒸発器温度センサ10の検出温度が除霜検知温度0゜C以下になってから、除霜を開始するまでの時間T2を変化させている。
【0015】
上記のように構成した本実施の形態の作用を、図3(b)の制御動作を表すタイムチャートを用いて説明する。除霜運転時間Tbが図3(a)の除霜基準時間Taより短い場合(Tb<Ta)は、図3(b)に示すように、蒸発器温度センサ10が除霜終了温度を検知するまでの時間データであるTbに基づき、制御装置15は蒸発器7への着霜が少ないと判断する。この場合は、蒸発器温度センサ10が、蒸発器7への着霜温度を検知した後、T3時間(T3>T2)経過するまで除湿運転を行う。
【0016】
また、除霜運転時間Tcが図3(a)の除霜基準時間Taより長い場合(Tc>Ta)は、図3(c)に示すように、蒸発器温度センサ10が除霜終了温度を検知するまでの時間データであるTcに基づき、制御装置15は蒸発器7への着霜が多いと判断する。この場合は、蒸発器温度センサ10が、蒸発器7への着霜温度を検知した後、T4時間(T4<T2)経過するまで除湿運転を行う。
【0017】
なお、上述した除湿運転の基準時間は、蒸発器7の蒸発温度やフィンピッチ仕様により異なるものであり、本実施の形態では、除湿運転時間T2を40分、除霜運転の基準時間Taを5分に設定している。
【0018】
本実施の形態によれば、除霜運転時には、室内空気の湿度にかかわらず、蒸発器の着霜量を判断することができ、また、着霜量の判断は従来技術で用いられている温度センサと従来技術で温度検出する位置のまま実施できるため、部品の追加でコストアップすることなく実現することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、室内空気が吸入される部位に設けられた蒸発器と、この蒸発器の温度を検知する温度センサーとを含み、前記蒸発器により吸い込まれた空気を冷却して吸込み空気中に含まれた水蒸気を凝縮させることにより除湿する除湿運転と、前記蒸発器に附着する霜を融解除去する除霜運転を備えた除湿器であって、除湿運転時に、前記温度センサが着霜温度を検知した後、前記蒸発器に付着した霜を除去するための除霜運転に切り替えるまでの時間を、前回の除霜開始から前記温度センサが除霜終了温度を検知するまでの所要時間に応じて変化させる制御装置を設けたので、除霜運転時には、室内空気の湿度にかかわらず、蒸発器の着霜量を判断することができ、また、部品の追加等でコストアップすることなく実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る除湿機の構成図である。
【図2】 図1の除湿機の冷媒回路図である。
【図3】 図1の除湿機の作用を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 除湿機本体、7 蒸発器、8 凝縮器、9 送風機、10 温度検出手段(蒸発器温度センサ)、11 室内空気温湿度検出手段(温湿度センサ)、12圧縮機、13 バイパス配管、14 電磁弁、15 制御装置。

Claims (3)

  1. 室内空気が吸入される部位に設けられた蒸発器と、該蒸発器の温度を検知する温度センサーとを含み、前記蒸発器により吸い込まれた空気を冷却して吸込み空気中に含まれた水蒸気を凝縮させることにより除湿する除湿運転と、前記蒸発器に附着する霜を融解除去する除霜運転を備えた除湿器において、
    湿運転時に、前記温度センサが着霜温度を検知した後、前記蒸発器に付着した霜を除去するための除霜運転に切り替えるまでの時間を、前回の除霜開始から前記温度センサが除霜終了温度を検知するまでの所要時間に応じて変化させる制御装置を備えたことを特徴とする除湿器。
  2. 除霜開始から前記温度センサが除霜終了温度を検知するまでの所要時間が除霜基準時間より短い場合は、前記蒸発器に付着した霜を除去するための除霜運転に切り替えるまでの時間を長くする制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の除湿器。
  3. 除霜開始から前記温度センサが除霜終了温度を検知するまでの所要時間が除霜基準時間より長い場合は、前記蒸発器に付着した霜を除去するための除霜運転に切り替えるまでの時間を短くする制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の除湿器。
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