JP6295896B2 - 圧縮空気除湿装置 - Google Patents

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本発明は圧縮空気除湿装置に関する。
圧縮空気除湿装置は、エアーコンプレッサーによって圧縮された圧縮空気を冷凍回路により冷却して除湿する装置である。
圧縮空気は、冷凍回路の熱交換器によって冷却され、圧縮空気中の水分が結露することにより除去される。圧縮空気から除去された水分はドレン水となって排出される。
ところで、冷凍回路を用いた圧縮空気除湿装置では、調整対象となる圧縮空気から除湿された水分が熱交換器に結露した後、熱交換器の低温によって凍結してしまうおそれもある。熱交換器において除湿された水分が凍結すると、圧縮空気の流路を閉塞させたり、凍結膨張によって熱交換器が変形、破損する可能性もある。
そこで、従来より、凍結防止手段を採用した圧縮空気除湿装置が提案されている。
例えば特許文献1に示す圧縮空気除湿装置では、冷凍機の熱負荷の大小に基づいて運転と停止、及び流量制御弁による流量制御を行うことが開示されている。
特許文献1の具体的構成を説明すると、夏季において冷凍機の熱負荷が過大な場合には、外気温度センサ及び露点温度センサの測定値に基づいて、制御装置が通水管の電磁開閉弁を開き、高温多湿空気を強制的に予冷して冷凍機の負荷を下げるようにしている。また、冬季において外気温度が著しく低い場合には、冷凍機の熱負荷が過小になり、圧縮空気を冷却する冷却器に凍結のおそれがあるとしている。そして、熱負荷の低下を外気温度センサ及び露点温度センサの測定値に基づいて、制御装置が冷凍機の圧縮機を停止する制御を行っている。
上記の特許文献1の構成によれば、外気温度センサや露点温度センサによる測定値に基づいて制御を行っているが、これらのセンサは圧縮空気除湿装置の冷媒に関する直接的なデータを取得しているわけではなく、装置の状態を正確に検出しているわけではない。このため、熱交換器の凍結を運転条件の全域で確実に防止することは困難であると考えられる。
そこで、特許文献2に示すような圧縮空気除湿装置が提案されている。特許文献2の圧縮空気除湿装置の凍結防止方法によれば、熱交換器と圧縮機との間の冷媒の温度又は圧力のうちの少なくとも一方の情報と、凝縮器と膨張器との間の冷媒の温度又は圧力のうちの少なくとも一方の情報とに基づいて、熱交換器の凍結を防止するように圧縮機及び凝縮器ファンの運転を制御している。
実開平03−7923号公報 特許第4427008号公報
従来の特許文献1のような構成によると、外気温度及び露点温度の測定値のみに基づいて圧縮機の制御を行っており、冷媒温度に基づいて制御できないために上記のように熱交換器の凍結を運転条件の全域で確実に防止することは困難であると考えられる。
また、従来の特許文献2のような方法によれば、熱交換器の入口及び出口において冷媒の温度又は圧力を測定して圧縮機の制御を行っている。温度による制御の場合、設定温度よりも低い場合に圧縮機の動作を停止し、設定温度よりも高くなったときに圧縮機の運転を開始する。
しかし、除湿対象となる圧縮空気の流れがある状態のときに、圧縮機が運転状態から停止した場合、圧縮機の停止状態における圧縮空気温度の上昇速度は、冷媒の温度上昇速度よりも早い。同様に、圧縮機が停止状態から運転開始した場合、圧縮機運転状態における冷媒の温度下降速度は、圧縮空気温度の下降速度よりも早い。このため、圧縮空気温度よりも冷媒温度の方が低い温度に維持されることになる。一方、除湿対象の圧縮空気の除湿性能を維持するためには、圧縮空気の温度をできるだけ低い温度に保ち、圧縮空気の露点温度が圧縮空気除湿装置としての仕様値を超えないようにすることが必要である。したがって、従来の技術のように、冷媒温度のみに基づいた制御では、圧縮機の停止状態において冷媒温度が低いために圧縮機の運転が開始されず、圧縮空気の温度が高く(露点温度が高く)なってしまうため、必要な露点を維持できないという課題がある。
また、熱交換器における凍結を防止するためには、熱交換器内に滞留するドレンが凍結温度にまで到達しないようにすることが必要となる。しかし、除湿対象となる圧縮空気の流れが無い状態(無負荷)では、熱交換が行われず圧縮空気の温度は変化しない。したがって、圧縮機運転状態において、無負荷時に圧縮空気の温度に基づいた制御では、圧縮空気の温度が低下せず、圧縮機が停止しないため、冷媒温度が凍結温度まで低下して熱交換器内に滞留するドレンが凍結してしまうおそれもある。また、上述したように、圧縮空気の温度が凍結温度に到達していなくても、冷媒温度が凍結温度になってしまい、冷媒と接しているドレンが凍結してしまうという可能性もある。
なお、圧縮機運転時には凍結したドレンは、ほとんどの場合は圧縮機停止時には溶けるが、圧縮空気温度が低く流量が小さい場合にはすべて溶けきらないことも想定される。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、除湿対象の圧縮空気の必要な露点を維持し、且つ凍結防止を確実に行い得る圧縮空気除湿装置を提供することにある。
本発明に係る圧縮空気除湿装置によれば、圧縮空気を導入する導入口と、該導入口から導入された圧縮空気を冷却して圧縮空気内の水分を結露させて圧縮空気を除湿する冷却部と、該冷却部で除湿された圧縮空気を排気する排気口とを有する除湿装置本体と、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、前記除湿装置本体の冷却部に配置される蒸発器とを有し、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器の順に冷媒を循環させる冷却回路とを具備する圧縮空気除湿装置において、前記除湿装置本体のドレンチャンバー内の、前記蒸発器のフィンが配置されていない前記冷媒流通管の前記圧縮機に延びる部分で且つ前記蒸発器通過後の圧縮空気に当接する箇所の冷媒温度に基づいて、前記圧縮機運転中に、前記冷媒温度が所定温度未満となった場合には、前記圧縮機の運転を停止し、前記蒸発器を通過した圧縮空気温度に基づいて、前記圧縮機運転停止中に、前記圧縮空気温度が所定温度を超えた場合には、前記圧縮機の運転を再開するように制御する制御部を備えたことを特徴としている。
この構成を採用することによって、冷媒温度に基づいて圧縮機を停止し、圧縮空気温度に基づいて圧縮機を起動するので、冷媒温度と圧縮空気温度がそれぞれ通常と異なる変化をした場合であっても、圧縮機の発停の確実な制御が行える。また、温度に基づく圧縮機の発停が確実に行われるため、熱交換器の凍結防止とともに、容量制御弁などを用いなくても容量制御を行うことができる。このため、部品点数の削減にも寄与する。
また、前記蒸発器のフィンが配置されていない前記冷媒流通管の前記圧縮機に延びる部分の冷媒温度を検出する温度センサと、前記蒸発器を通過した圧縮空気温度を検出する温度センサとが同一の温度センサとして設けられていることを特徴としてもよい。
この構成を採用することによって、1つの温度センサによって圧縮空気温度と冷媒温度の両方を検出することができる。このため、2つの温度センサを用いる場合と比較して部品点数の減少及び構造の簡略化を図ることができる。
さらに、前記凝縮器には、ファンが設けられ、前記制御部は、前記圧縮機の停止とともに前記ファンの運転も停止し、前記圧縮機の運転再開とともに前記ファンの運転も再開するように制御することを特徴としてもよい。
本発明によれば、圧縮機の発停を確実に行うことができ、熱交換器の凍結防止と容量制御を行うことができる。
圧縮空気除湿装置の第1の実施形態を示す回路図である。 除湿装置本体の構成を示す側面からの断面図である。 除湿装置本体の正面図である。 圧縮空気除湿装置の第2の実施形態を示す回路図である。
(第1の実施形態)
以下本発明に係る圧縮空気除湿装置40の好適な実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における圧縮空気除湿装置40の回路図である。
圧縮空気除湿装置40は、図示しないエアーコンプレッサーで生成された圧縮空気を除湿し、乾燥した圧縮空気を必要とする機器等へ供給する装置である。
圧縮空気除湿装置40は、冷媒を循環させて構成される冷却回路Xと、除湿装置本体56とを備えている。
冷却回路Xは、圧縮機41、凝縮器47、ストレーナ50、膨張弁48、蒸発器49を備えている。本実施形態における蒸発器49はいわゆるフィンアンドチューブ式の熱交換器であって、除湿装置本体56内に配置されている。蒸発器49は、除湿装置本体56内に導入される圧縮空気を冷却する機能を有する。
冷却回路Xについて説明する。
圧縮機41で圧縮された冷媒は冷媒流通管42に送り出され、凝縮器47に流入する。凝縮器47では、冷媒が周囲の空気との間で熱交換して冷却され液化される。凝縮器47には、ファン61が設けられており、凝縮器47で生じる熱は、ファン61による空気流によって放熱される。
凝縮器47において液化した冷媒は、ストレーナ50を通過したのち、膨張弁48に流入する。膨張弁48に流入する冷媒は、液化した状態のままで膨張し、沸点を下げる。
また、膨張弁48は、冷媒を断熱膨張させる減圧機構の一例であるが、電子膨張弁などのほか、キャピラリチューブを含む概念である。
膨張弁48を通過した冷媒は、蒸発器49に流入する。蒸発器49に流入した冷媒は、後述するように除湿装置本体56内の圧縮空気と熱交換して蒸発熱を奪って蒸発する。気化した冷媒は圧縮機41に戻る。
次に、除湿装置本体及び圧縮空気の配管について説明する。
除湿装置本体56は筒状の圧力容器である。除湿装置本体56の筒状の内部に冷却回路Xの蒸発器49が配置され、圧縮空気を冷却する冷却部52を構成している。
除湿装置本体56の長手方向の一端には、圧縮空気を導入する導入口54が設けられており、長手方向の他端には冷却部52で冷却され除湿された圧縮空気を排気する排気口55が設けられている。
冷却部52で冷却される圧縮空気は、蒸発器49のフィン49aに接触しながら通過することで冷却され、圧縮空気中に含まれる水分が結露する。結露した水分(ドレン)は、除湿装置本体56の下部に設けられている排水管59から排出される。排水管59にはドレントラップ58が設けられている。ドレンはドレントラップ58にて貯留され、水分のみが外部に排出される。
排気口55から排気される圧縮空気は、流通管60内を流通して再熱器62に導入される。本実施形態の再熱器62は、二重管型の対向流熱交換器である。除湿後の圧縮空気が、圧縮機41から吐出された高温の冷媒と熱交換することによって加熱される。このように、除湿後の圧縮空気を加熱することにより、圧縮空気の供給量を上げることができる。
なお、凝縮器47に設けられているファン61の駆動によって、凝縮器47で発生した熱を流通管60にあて、流通管60内の圧縮空気を加熱してもよい。ファン61によって流通管60内の圧縮空気を加熱する場所は、再熱器62で加熱する前に行うとよい。
除湿装置本体56の排気口55近傍においては、蒸発器49のフィンが配置されておらず、ドレンを圧縮空気から分離する空間であるドレンチャンバー63として構成されている。このドレンチャンバー63内に、蒸発器49から吐出された冷媒温度を検出するとともに、排気口55から排気される除湿後の圧縮空気温度を検出する温度センサ66が配置されている。
温度センサ66は、蒸発器49から圧縮機41にびる冷媒流通管42aに取り付けられた保護管70内に収納されている。
このように、本実施形態では1つの温度センサ66で、蒸発器49から吐出された冷媒温度を検出するとともに、排気口55から排気される除湿後の圧縮空気温度を検出している。
保護管70の取付構造について、図2〜図3に基づいて説明する。
保護管70は、内部に温度センサ66が挿入されるように中空となった金属製筒体である。保護管70の先端部70aは、除湿装置本体56内に対して完全に閉塞するように設けられている。
本実施形態では、保護管70は、蒸発器49の出口側の冷媒流通管42aの上部にろう付け等によって固定されている。保護管70は、先端部70aがドレンチャンバー63内の所定の場所に位置するように配置され、後端部70bが除湿装置本体56の端面56aから除湿装置本体56の外部に突出している。後端部70bは、温度センサ66を挿入するために開口端となっている。
また、除湿装置本体56は圧力容器として構成されているので、保護管70と除湿装置本体56の端面56aとの間は、ろう付けなどによって隙間が無いように埋められる。
温度センサ66が収納される保護管70を、ドレンチャンバー63内の蒸発器49の冷媒出口側の冷媒流通管42aに取り付けたことにより、1つの温度センサによって、蒸発器49出口の冷媒温度と、除湿後の圧縮空気の温度の双方の測定が可能である。
すなわち、温度センサ66は、冷却回路Xの冷媒流通管42aと、ドレンチャンバー63内の圧縮空気の双方に接触しているため、1つで双方の温度を測定できる。
この点を具体的に説明すると、圧縮機41が運転中の場合には、冷却回路Xは温度が低下した冷媒を蒸発器49に供給しているので、通常は除湿後の圧縮空気よりも蒸発器49出口の冷媒温度の方が低くなる。このため、温度センサ66は、低温側の温度として蒸発器49出口の冷媒温度の温度を検出することとなる。
一方、圧縮機41が運転停止中の場合には、蒸発器49出口の冷媒温度上昇よりも圧縮空気の温度の方が早く上昇する。
このため、圧縮機41が運転停止中には、温度センサ66は、高温側の温度としてドレンチャンバー63内の圧縮空気温度を検出することとなる。
なお、本実施形態では、温度センサ66にはサーモスタット73が接続されている。サーモスタット73は、圧縮機41の駆動を制御している。本実施形態のサーモスタット73が、特許請求の範囲でいう制御部に該当する。
本実施形態のサーモスタット73は、圧縮機41の運転中に、蒸発器49から吐出される冷媒温度があらかじめ設定した所定温度未満になった場合には、圧縮機41の運転を停止する。このため、例えば無負荷時(圧縮空気が送り込まれてこないとき)において、冷媒温度が凍結温度にまで下がってしまうことによるドレンの凍結を防止できる。
また、サーモスタット73は、圧縮機41の運転停止中に、ドレンチャンバー63内の圧縮空気温度があらかじめ設定した所定温度を超えた場合には、圧縮機41の運転を再開する。このため、除湿対象となる圧縮空気の露点温度を、仕様値を超えないようにすることができ、除湿性能を維持することができる。
なお、サーモスタット73は、凝縮器47に設けられているファン61の運転停止及び運転再開も、圧縮機41の運転停止及び運転再開と同じタイミングで行うようにするとよい。
すなわち、圧縮機41が停止すると冷却回路Xを冷媒が流通しなくなるので、圧縮機41の停止中はファン61を駆動させておく意味がないためである。そこで、サーモスタット73によって、圧縮機41の停止とともにファン61も停止し、圧縮機41の運転再開とともにファン61の運転を再開する。
なお、温度センサ66に接続されて圧縮機41及びファン61の駆動制御を実行するのは、サーモスタット73に限定するものではなく、マイコン等の制御装置であってもよい。
なお、上述してきた第1の実施形態では、1つの温度センサ66によって蒸発器49出口の冷媒温度及び除湿装置本体56出口の圧縮空気温度を検出していたが、蒸発器49出口の冷媒温度と、除湿装置本体56出口の圧縮空気温度とを別の温度センサで検出してもよい。
また、上述してきた第1の実施形態では、温度センサ66を保護管70に挿入して利用したが、蒸発器49出口の冷媒温度と除湿装置本体56出口の圧縮空気温度とを検出できるのであれば、保護管70の形状は上記の形状に限定するものではなく、また除湿装置本体56が圧力容器としての機能を確保できるのであれば保護管70を使用しなくてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、圧縮機の運転停止を、蒸発器出口の冷媒温度ではなく、冷媒の圧力に基づいて制御する点が第1の実施形態とは異なる点である。
図4に基づいて、第2の実施形態について説明する。ただし、第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
図4に示すように、除湿装置本体56内の蒸発器49から吐出される冷媒流通管42aには圧力センサ74が設けられている。
また、ドレンチャンバー63内には、圧縮空気の温度を検出する温度センサ76が配置されている。
圧力センサ74及び温度センサ76は、制御部77に接続されており、制御部77が圧縮機41の運転停止及び運転再開を制御する。
制御部77は、圧縮機41の運転中に、蒸発器49から吐出される冷媒圧力があらかじめ設定した所定圧力未満になった場合には、圧縮機41の運転を停止する。このため、例えば無負荷時(圧縮空気が送り込まれてこないとき)において、冷媒温度が凍結温度にまで下がってしまうことによるドレンの凍結を防止できる。
また、制御部77は、圧縮機41の運転停止中に、ドレンチャンバー63内の圧縮空気温度があらかじめ設定した所定温度を超えた場合には、圧縮機41の運転を再開する。このため、除湿対象となる圧縮空気の露点温度を、仕様値を超えないようにすることができ、除湿性能を維持することができる。
なお、制御部77は、凝縮器47に設けられているファン61の運転停止及び運転再開も、圧縮機41の運転停止及び運転再開と同じタイミングで行うようにするとよい。
すなわち、圧縮機41が停止すると冷却回路Xを冷媒が流通しなくなるので、圧縮機41の停止中はファン61を駆動させておく意味がないためである。そこで、制御部77によって、圧縮機41の停止とともにファン61も停止し、圧縮機41の運転再開とともにファン61の運転を再開する。
この第2の実施形態のように、蒸発器の出口冷媒の圧力を検出することで本願発明の構成を実施できるが、第1の実施形態とは異なり、圧力センサが必要となってしまう。部品点数の削減という面では第1の実施形態の方が優れているとはいえるが、第2の実施形態によっても、冷媒圧力と圧縮空気温度がそれぞれ通常と異なる変化をした場合であっても、圧縮機の発停の確実な制御が行える。また、圧力と温度に基づく圧縮機の発停が確実に行われるため、熱交換器の凍結防止とともに、容量制御弁などを用いなくても容量制御を行うことができる。
40 圧縮空気除湿装置
41 圧縮機
42 冷媒流通管
42a 蒸発器出口の冷媒流通管
47 凝縮器
48 膨張弁
49 蒸発器
49a フィン
50 ストレーナ
52 冷却部
54 導入口
55 排気口
56 除湿装置本体
56a 端面
58 ドレントラップ
60 流通管
61 ファン
62 再熱器
63 ドレンチャンバー
66 温度センサ
70 保護管
70a 先端部
70b 後端部
73 サーモスタット
74 圧力センサ
76 温度センサ
77 制御部
X 冷却回路

Claims (1)

  1. 圧縮空気を導入する導入口と、該導入口から導入された圧縮空気を冷却して圧縮空気内の水分を結露させて圧縮空気を除湿する冷却部と、該冷却部で除湿された圧縮空気を排気する排気口とを有する除湿装置本体と、
    圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、前記除湿装置本体の冷却部に配置される蒸発器とを有し、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器の順に冷媒を循環させる冷却回路とを具備する圧縮空気除湿装置において、
    前記除湿装置本体のドレンチャンバー内の、前記蒸発器のフィンが配置されていない前記冷媒流通管の前記圧縮機に延びる部分で且つ前記蒸発器通過後の圧縮空気に当接する箇所の冷媒温度に基づいて、前記圧縮機運転中に、前記冷媒温度が所定温度未満となった場合には、前記圧縮機の運転を停止し、且つ、
    前記蒸発器を通過した圧縮空気温度に基づいて、前記圧縮機運転停止中に、前記圧縮空気温度が所定温度を超えた場合には、前記圧縮機の運転を再開するように制御する制御部と、
    前記蒸発器のフィンが配置されていない前記冷媒流通管の前記圧縮機に延びる部分の冷媒温度を検出するとともに、前記蒸発器を通過した圧縮空気温度を検出する温度センサと、
    前記凝縮器に設けられたファンと、を備え、
    前記制御部は、前記圧縮機の停止とともに前記ファンの運転も停止し、前記圧縮機の運転再開とともに前記ファンの運転も再開するように制御することを特徴とする
    圧縮空気除湿装置。
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