JP4297805B2 - 作業車のキャビン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ、収穫機、建設機械、などの各種作業車に利用されるキャビン構造に関する。
作業車の一例であるトラクタのキャビン構造としては、フレーム杆をコーナーブロックを介して連結してキャビンフレームを構成するに、フレーム杆とコーナーブロックに亘って連結軸を挿入し、連結軸の挿入部位をフレーム杆およびコーナーブロックにそれぞれセットボルトで連結固定するよう構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−206251号公報(図9)
上記キャビン構造は、フレーム杆にアルミ材の押し出し成形品、コーナーブロックにアルミダイキャスト品、などの部品を使用して、見栄えのする外観を呈するデザイン性に優れたキャビンを構成することができるものであるが、フレーム杆とコーナーブロックとの連結において改良すべき問題があった。
つまり、上記従来構造では、フレーム杆と連結軸の挿入部位、および、コーナーブロックと連結軸の挿入部位とをそれぞれ連結軸側方から装着されるセットボルトで連結する構造が採用されていたために、例えば、フレーム杆と連結軸とを連結固定した後、コーナーブロックと連結軸とを連結操作する場合、フレーム杆とコーナーブロックとを隙間なく連結するために、フレーム杆とコーナーブロックとを人力で引き寄せながらコーナーブロックと連結軸とをセットボルトで締結する必要があり、組付けに手数がかかるものとなっていた。特に、キャビンフレームが組みあがってくるに連れてフレーム全体の剛性が高まってくるので、構成部材同士を人力で引き寄せるのに一層大きい労力を要することにるものであった。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、特に多大な労力と手数を要することなく、キャビンフレームを仕上がり良く組立てることができるキャビン構造を提供することを目的としている。
第1の発明は、フレーム杆をコーナーブロックを介して連結してキャビンフレームを構成するに、フレーム杆とコーナーブロックに亘って連結軸を挿入し、連結軸の挿入部位をフレーム杆およびコーナーブロックにそれぞれセットボルトで連結固定してある作業車のキャビン構造であって、
前記フレーム杆と連結軸の挿入部位とを連結軸側方から装着されるセットボルトで連結するとともに、連結軸軸心方向から装着されるセットボルトを、その締結操作用の頭部が前記コーナーブロック側に位置する状態に装着して、このセットボルトで前記コーナーブロックと前記フレーム杆が連結されている連結軸とを引き寄せ締結してあることを特徴とする。
上記構成によると、先ず、フレーム杆の端部に連結軸を挿入してセットボルトで固定し、次に、この連結軸の突出部位をコーナーブロックに挿入し、コーナーブロックの外側から装着したセットボルトを連結軸の端部にねじ込むことで、フレーム杆とコーナーブロックは連結軸を介して引き寄せられ、連結面の間に隙間のない状態でフレーム杆とコーナーブロックとを連結することができる。
従って、第1の発明によると、コーナーブロックを連結軸に締結する操作でフレーム杆とコーナーブロックを引き寄せ連結することができ、フレーム杆とコーナーブロックとを人力で引き寄せる手間は不要となり、少ない労力および手数でキャビンフレームを仕上がり良く組上げることができるようになった。
第2の発明は、上記第1又は2の発明において、外部から工具を挿入して前記セットボルトの頭部を操作するための開口を、前記コーナーブロックに形成してあることを特徴とする。
第3の発明は、上記第1又は2の発明において、一つの前記コーナーブロックに、異なった向きに配備された複数のフレーム杆を前記連結軸を介して連結してあることを特徴とする。
上記構成によると、異なった向きに配備された複数のフレーム杆をコーナーブロックに順次連結してゆくと、立体的に組み上がってゆくキャビンフレームは、後になるほどフレーム杆とコーナーブロックとを引き寄せるのに力を要することになるが、上記のように連結軸にその軸心方向から締結するセットボルトの締め上げ力によって軽快にフレーム杆とコーナーブロックとを引き寄せることができ、第1の発明の上記効果を助長する。
図1に、4輪走行するトラクタ本機1の上部にキャビン2を搭載連結して構成されたキャビン付きトラクタが、また、図2に、分解されたキャビンがそれぞれ示されている。
前記キャビン2は、運転空間を囲むキャビンフレーム3に、天板4、フロントガラス5、揺動開閉可能な左右のドア6、チルト開閉可能な後部サイドガラス7、および、ハッチバック式に開閉可能なリアガラス8、などが装着されて構成されている。
前記キャビンフレーム3は、左右一対の上部フレーム杆11、左右一対の前支柱用フレーム杆12、左右一対の後支柱用フレーム杆13、後輪フェンダ14に沿っ湾曲形状に形成された左右一対の下部フレーム杆15、前支柱用フレーム杆12の下端部と下部フレーム杆15の前端部とを繋ぐ左右一対の底部フレーム杆16、前部上方の横フレーム杆17、後部上方の横フレーム杆18、後部下方の横フレーム杆19、上部フレーム杆11と下部フレーム杆とに亘って立設される中間支柱20、などのフレーム杆群と、各コーナー部に配備されるコーナーブロック21,22,23を組合わせ連結して構成されている。
ここで、前記上部フレーム杆11、前支柱用フレーム杆12、後支柱用フレーム杆13、下部フレーム杆15、横フレーム杆17,18,19はアルミ材の押し出し成形品が使用され、底部フレーム杆16とドア取付けに利用される中間支柱20は板金製部材が使用され、また、コーナーブロック21,22,23はアルミダイキャスト部品が使用されている。
図3〜5に、左側の上部フレーム杆11、左側の後支柱用フレーム杆13、および、後部上方の横フレーム杆18と左後部のコーナーブロックとの連結構造が示されている。各フレーム杆11,1,18はコーナーブロック21の前面、下面、および、内側面にそれぞれ連結軸24を介して連結されるものであり、各連結軸24は上部フレーム杆11の後端、後支柱用フレーム杆13の上端、および、横フレーム杆18の左端にそれぞれ挿入され、連結軸側方から装着される2本のセットボルト25によって連結固定される。そして、上部フレーム杆11の後端、後支柱用フレーム杆13の上端、および、横フレーム杆18の左端から突出された各連結軸24がコーナーブロック21の前面、下面、および、内側面に形成された連結穴26に挿入されるとともに、コーナーブロック21の後面、上面、および、外側面から装着されるセットボルト27が、コーナーブロック21に形成された開口21aから挿入されるレンチなどの工具によって各連結軸24の端部に締め込まれることで、各フレーム杆11,1,18がコーナーブロック21の前面、下面、および、内側面にパッキン28を介して圧接した状態で連結される。
また、右側の上部フレーム杆11、右側の後支柱用フレーム杆13、後部上方の横フレーム杆18と右後部のコーナーブロックとの連結構造は、上記構造と左右勝手違いで同様となっている。また、左右の下部フレーム杆15、左右の後支柱用フレーム杆13、および、後部下方の横フレーム杆19と左右の後部下方に位置するコーナーブロック22との連結構造、および、左右の上部フレーム杆11、左右の前支柱用フレーム杆12、前部上方の横フレーム杆17と左右前後部のコーナーブロック23との連結構造も、基本的には上記と同様である。
図6に、前記サイドガラス7の開閉構造が示されている。前記後支柱用フレーム杆13には平面形状コの字形の取付け金具31が、フレーム杆13を前方から跨ぐようにボルト連結され、この取付け金具31の外側面に板バネ材からなるバネヒンジ32が前向き片持ち状に取付けられ、このバネヒンジ32にサイドガラス7の後部が連結されている。また、サイドガラス7と中間支柱20とに亘って屈伸自在な開閉リンク33が装着されており、図6(ロ)に示すように、開閉リンク33をデッドポイントを越えて機体外側に折り出し伸展させることで、バネヒンジ32を弾性変形させながらサイドガラス7を前向きに揺動開放(チルトして保持することができ、図6(イ)に示すように、開閉リンク33を機体内側に折り込むことで、サイドガラス7をバネヒンジ32の弾性復帰力で揺動閉塞し、かつ、開閉リンク33をデッドポイントを越えて折り込み操作することで外部から開放不能にロックすることができるようになっている。
キャビン付きトラクタの全体側面図 キャビンの分解斜視図 キャビンフレーム連結構造の一部を示す縦断側面図 キャビンフレーム連結構造の一部を示す縦断後面図 キャビンフレーム連結構造の一部を示す横断平面図 サイドガラス取付け構造を示す横断平面図
符号の説明
11 フレーム杆
12 フレーム杆
13 フレーム杆
15 フレーム杆
18 フレーム杆
19 フレーム杆
21 コーナーブロック
22 コーナーブロック
23 コーナーブロック
24 連結軸
25 セットボルト
27 セットボルト

Claims (3)

  1. フレーム杆をコーナーブロックを介して連結してキャビンフレームを構成するに、フレーム杆とコーナーブロックに亘って連結軸を挿入し、連結軸の挿入部位をフレーム杆およびコーナーブロックにそれぞれセットボルトで連結固定してある作業車のキャビン構造であって、
    前記フレーム杆と連結軸の挿入部位とを連結軸側方から装着されるセットボルトで連結するとともに、連結軸軸心方向から装着されるセットボルトを、その締結操作用の頭部が前記コーナーブロック側に位置する状態に装着して、このセットボルトで前記コーナーブロックと前記フレーム杆が連結されている連結軸とを引き寄せ締結してあることを特徴とする作業車のキャビン構造。
  2. 外部から工具を挿入して前記セットボルトの頭部を操作するための開口を、前記コーナーブロックに形成してある請求項1記載の作業車のキャビン構造。
  3. 一つの前記コーナーブロックに、異なった向きに配備された複数のフレーム杆を前記連結軸を介して連結してあることを特徴とする請求項1又は2記載の作業車のキャビン構造。
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