JP4297020B2 - バッテリ交換用台車における連結装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリ交換用台車における連結装置に関し、特に、バッテリを備える電動車両のバッテリ交換の際に、電動車両の所定の位置で連結されるバッテリ交換用台車における連結装置に関する。
例えば、電気自動車やバッテリ式フォークリフト等のように、走行等の駆動源としてバッテリを備える電動車両にあっては、バッテリの充電等のためにバッテリを交換する必要がある。
従来では、図11に示されるように、バッテリBを搭載可能とするバッテリ交換用台車70(以下、単に「バッテリ台車」という)を用いてバッテリBを電動車両Mからバッテリ台車70上に引き出したり、あるいは、バッテリBをバッテリ台車70から電動車両Mに収容するようにしてバッテリ交換を行っている。
ところで、バッテリBが電動車両M内に設けられたバッテリ収容部に収容されることから、バッテリ交換の際には、バッテリ収容部にバッテリ台車70を臨ませる必要があるほか、バッテリ台車70が備える連結装置により電動車両Mとバッテリ台車70との連結を図る必要がある。
この技術では、バッテリ台車70の前部に備えられた鉤状の連結具71により、電動車両Mとバッテリ台車70との連結を実現するように図られている。
この連結具71は、バッテリ台車70の前部における連結具用支点軸72により上下に回動自在であり、この連結具71は電動車両Mの側部に設けられた被連結部に対して連結可能となっている。
一方、バッテリ台車70の後部には、前後に揺動自在の連結用レバー73がレバー用支点軸74を介して備えられており、連結具71及び連結用レバー73は連結ロッド75等を介して連結されている。
従って、このバッテリ台車70によれば、連結用レバー73を操作することにより連結具71を上下に回動させて連結具71の連結状態を維持又は解除し、電動車両Mとバッテリ台車70との連結の維持及び解除を切り換えることができる。
なお、バッテリ台車70の後部には手押し用のハンドル部76が水平に備えられており、ハンドル部76を操作してバッテリ台車70の移動を図ることを可能としている。
さらに、ロックピン77の挿脱によりバッテリBとバッテリ台車70とのロック状態の維持又は解除を図るとしている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−212125号公報(第4−6頁、図1−図6)
しかしながら、特開2003−212125号公報に記載されたバッテリ交換用台車における連結装置では、電動車両とバッテリ交換用台車との連結又は連結解除の際に、連結用レバーの操作により連結具を上方へ向け、連結具を解除状態とすることができるが、連結具の解除状態を維持するためには、連結用レバーを操作し続けなければならないという問題があた。
つまり、電動車両とバッテリ交換用台車との連結又は連結解除の際に、連結用レバーを操作し続けつつ、バッテリ交換用台車の向きを変える等、連結用レバーを操作しつつ他の操作を行なうといったバッテリ交換作業の煩雑さが存在した。
また、電動車両とバッテリ交換用台車を互いに連結するための連結具の操作と、バッテリ台車とバッテリのロック状態を図るロックピンの操作は、互いに独立した操作であり、バッテリ台車が電動車両と連結されていない場合でも、ロックピンを抜くことによりバッテリが台車上から脱落するおそれがある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、電動車両との連結又は連結解除に際して連結用レバー等の連結具用操作具の操作を解除しても、連結具の解除状態を維持することができ、バッテリ交換作業の煩雑さを軽減することができるバッテリ交換用台車における連結装置の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、少なくともバッテリ搭載部を備えた台車本体に、電動車両の所定位置と連結する連結機構を設け、前記連結機構は前記電動車両に対して連結自在の連結具と、前記連結具を連結位置又は解除位置に切り換える連結用操作具を含むバッテリ交換用台車における連結装置であって、前記連結具の解除状態を維持するように、前記連結用操作具を解除位置に保持する連結用操作具保持手段が備えられ、前記連結用操作具は操作具支持体及び該操作具支持体に対して可動する操作具本体を備え、前記連結用操作具保持手段は台車本体が備える操作具規制部材を含み、前記操作具規制部材に対する挿脱部が前記操作具本体に形成され、前記挿脱部に対応する被挿脱部が前記操作具規制部材に形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、電動車両との連結又は連結解除の際に、連結用操作具は連結用操作具保持手段により解除位置に保持可能であることから、連結用操作具に対する操作が解除されても、連結用操作具が連結用操作具保持手段により解除位置に保持されることにより連結具の解除状態は維持される。
従って、バッテリ交換作業を行う作業者は、連結用操作具の操作を煩わされることなく、電動台車とバッテリ交換用台車との連結又は連結解除の操作を行なうことができる。
また、連結用操作具おいて操作具支持体に対して操作具本体が可動することにより、操作具本体の挿脱部が操作具規制部材の被挿脱部に挿脱される。
挿脱部が被挿脱部に挿入されたときに、連結用操作具は解除位置に保持され、連結具の解除状態が維持される。
従って、操作具本体を操作することにより、連結具の連結状態と解除状態を切り換えることができるほか、挿脱部の被挿脱部への挿脱を図り、連結用操作具の解除位置へ保持と保持の解除を切り換えることができる
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバッテリ交換用台車における連結装置において、前記操作具支持体に対して前記操作具本体を支持する複数の支持部が前記被挿脱部への前記挿脱部の挿脱に対応するように前記操作具支持体に備えられたことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、操作具本体は、被挿脱部への挿脱部の挿脱に応じて操作具支持体に備えられる支持部により支持される。
被挿脱部に挿脱部が挿入されている場合と、挿入されていない場合では操作具本体は互いに別の支持部により支持される。
操作具本体が被挿脱部への挿脱部の挿脱に応じて特定の支持部により支持されることから、操作具本体を操作具支持部に対して確実に支持させることができる。
また、操作具本体の支持状態により、連結用操作具の解除位置における保持の有無を判別することが容易となる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のバッテリ用交換台車における連結装置において、前記操作具本体に握持部が備えられ、該握持部は前記連結具が解除状態のときに操作具本体の後側に位置することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、連結具が解除状態のときに操作具本体の握持部は操作具本体の後側に位置することから、連結又は連結解除中において握持部とバッテリとの間に十分な間隙が形成され、握持部とバッテリが当接又は近接することがない。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項記載のバッテり交換用台車における連結装置において、前記バッテリ搭載部における前記バッテリの移動を規制するストッパ機構を設け、前記ストッパ機構は前記バッテリとの干渉により前記バッテリの移動を規制するストッパ体と、前記ストッパ体を移動規制位置又は移動位置へ切り換えるストッパ用操作具を含み、前記連結用操作具保持手段により解除位置に保持された前記連結用操作具がストッパ用操作具の操作を規制することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、連結用操作具が解除位置に保持されていると、ストッパ機構のストッパ用操作具は連結用操作具により規制され、ストッパ用操作具の移動規制位置から移動位置への操作ができない状態となり、連結用操作具が解除位置に保持されているときに、バッテリ搭載部におけるバッテリの移動規制が解除されることはない。
従って、連結用操作具が解除位置に保持されているときに、バッテリがバッテリ交換用台車から脱落することはない。
請求項5記載の発明は、少なくともバッテリ搭載部を備えた台車本体に、電動車両の所定位置と連結する連結機構を設け、前記連結機構は前記電動車両に対して連結自在の連結具と、前記連結具を連結位置又は解除位置に切り換える連結用操作具を含むバッテリ交換用台車における連結装置であって、前記連結具の解除状態を維持するように、前記連結用操作具を解除位置に保持する連結用操作具保持手段が備えられ、前記バッテリ搭載部における前記バッテリの移動を規制するストッパ機構を設け、前記ストッパ機構は前記バッテリとの干渉により前記バッテリの移動を規制するストッパ体と、前記ストッパ体を移動規制位置又は移動位置へ切り換えるストッパ用操作具を含み、前記連結用操作具保持手段により解除位置に保持された前記連結用操作具がストッパ用操作具の操作を規制することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、連結用操作具が解除位置に保持されていると、ストッパ機構のストッパ用操作具は連結用操作具により規制され、ストッパ用操作具の移動規制位置から移動位置への操作ができない状態となり、連結用操作具が解除位置に保持されているときに、バッテリ搭載部におけるバッテリの移動規制が解除されることはない。
従って、連結用操作具が解除位置に保持されているときに、バッテリがバッテリ交換用台車から脱落することはない。
本発明によれば、電動車両との連結又は連結解除に際して連結用レバー等の連結具用操作具の操作を解除しても、連結具の解除状態を維持することができ、バッテリ交換作業の煩雑さを軽減することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るバッテリ交換用台車(以後、単に「バッテリ台車」という)の連結装置を図1〜図9に基づいて説明する。
図1に示されるバッテリ台車10は、電動車両(図示せず)に収容すべき充電後のバッテリや、あるいは充電等が必要となり電動車両から取り出されたバッテリを運搬するためのものである。
なお、ここでいうバッテリは、その詳細を図示しないが、箱状のバッテリケースにバッテリセルが搭載されているほか、プラグを備えたものである。
この実施形態に係るバッテリ台車10は、図2に示されるように、車台部としての手動式の簡易リフト11と、バッテリ搭載部を備えた枠体部20から構成されており、車台部と枠体部20は互いに分離できるほか、両者の一体化によりバッテリ台車10を実現する。
まず、車台部について説明すると、この実施形態では手動式の簡易リフト11が車台部として用いられている。
手動式の簡易リフト11は、互いに平行な一対のフォーク12と、フォーク12を連結する山形状の支持部13と、支持部13に設けられる油圧ユニット14と、油圧ユニット14を駆動するハンドル15と、ハンドル15により操作される後輪16が備えられている。
図2に示されるように、フォーク12の先端付近には開口部12aが形成されており、この開口部12aを臨むように前輪17がフォーク12に設けられている。
ハンドル15には、パーキング用のブレーキレバー18とハンドル操作用の切換レバー19が備えられている。
そして、ハンドル15によるポンピング操作によりフォーク12を水平状態で上昇させることができるほか、ハンドル15の操作により後輪16の向きを変えて、バッテリ台車10を自由に方向転換し、所望の場所へバッテリ台車10を導くことができるものとなっている
次に、枠体部20について説明する。
この枠体部20は、前部垂直板21と、後部垂直板22と、両垂直板21、22を接続する一対の側板23により主に形成される方形状の枠体本体を備えている。
枠体本体には、前部垂直板21と後部垂直板22との間に一対のローラ支持板24が取り付けられており、このローラ支持板24には転動自在の複数の支持ローラ25が互いに平行となるように水平に軸支されている。
これらの支持ローラ25は、バッテリ搭載部を形成するものであり、バッテリを搭載可能とするほか、バッテリの移動の容易化を図っている。
つまり、これらの支持ローラ25上においてバッテリを支持することができるほか、転動自在の支持ローラ25によりバッテリの前後方向への進退の容易化が図られている。
因みに、この実施形態では、枠体部20と手動式の簡易リフト11が一体化されたバッテリ台車10では、枠体本体及び手動式の簡易リフト11が台車本体に相当する。
従って、例えば、手動式の簡易リフト11のハンドル15は、図1のとおり枠体部20と手動式の簡易リフト11が一体化された状態では、台車本体の後部に備えられる台車操作用の取手に相当する。
ところで、この実施形態では、一方の側板23の前部に電動車両との連結をより行い易くするための位置決め用のガイドピン26が固定されている。
このガイドピン26は枠体本体の前方へ突出され、その先端部が縮径しており、電動車両に形成されるガイド孔(図示せず)に対して挿入しやすい形状となっている。
このように、電動車両のガイド孔に対してガイドピン26が挿入されることにより、電動車両に対するバッテリ台車10の左右の位置決めが容易となる。
また、側板23の下部には、手動式の簡易リフト11との一体化を図る際に、フォーク12を案内する案内部材27が前後に取り付けられている。
案内部材27は両端付近が下方へ屈曲される断面略門形のプレートであり、両側の垂直部27a間に水平部27bを有している。
両側の垂直部27aの間隔は一対のフォーク12の外方の側面間との距離にほぼ対応している。
この案内部材27がフォーク12を案内することにより、フォーク12を適切な姿勢で枠体部20の下方へ臨ませることができ、また、案内部材27はフォーク12に対する枠体部20の左右方向の位置ずれを規制する左右方向の位置ずれ規制手段として機能する。
さらに、この実施形態では、枠体部20と手動式の簡易リフト11が一体化された際に、フォーク12に対する枠体部20の前後の位置ずれを規制する位置ずれ規制手段が設けられている。
図3に示されるように、前部垂直板21の後方に位置するように、当接用垂直板28が前側の案内部材27の前部に取り付けられている。
この当接用垂直板28はフォーク12の先端と当接される部材である。
他方、前方の案内部材27の水平部27bの下面に所定の厚さを有する規制プレート29が固定されている。
この規制プレート29はフォーク12の開口部12aに挿入可能であり、また、フォーク12の先端が当接用垂直板28に当接する状態にあるとき、規制プレート29の前縁部が開口部12aの前部端縁に近接する。
このため、フォーク12と枠体部20の前後の位置ずれは、当接用垂直板28及び規制プレート29により規制される。
〔連結機構30について〕
また、枠体部20には、電動車両との連結を図るための連結機構30が備えられている。
この連結機構30は後述する連結用操作具保持手段とともにこの実施形態の連結装置を構成する。
この連結機構30は、図4に詳細が示されているが、この実施形態の連結機構30は、連結具用支点軸31、連結具32、レバー用支点軸34、連結ロッド36、連結用レバー37等を含んでいる。
枠体部20の前部には、回動自在の連結具用支点軸31が水平状態で側板23に軸支されており、連結具用支点軸31には電動車両との連結を図るための左右一対の連結具32が前方へ突出するように固定されている。
これらの連結具32は電動車両に対して連結されることから、鉤状の形態を呈している。
この実施形態では、連結具32が固定されている連結具用支点軸31の回動により連結具32が上下に回動される。
従って、連結具32の上下の回動により、連結具32の連結状態が維持又は解除され、バッテリ台車10と電動車両との連結状態の維持又は解除を切り換えることが可能となっている。
また、連結具用支点軸31の両端部には、下方へ向かう揺動片31a、31bが固定されており。一方の揺動片31a(図3において右側)には、枠体本体に装着された付勢部材としてのコイルばね33と接続されている。
そして、連結具32が連結状態を保つように、コイルばね33の付勢力は連結用支点軸31に作用する。
なお、他方の揺動片31aは後述する連結ロッド36の一端と軸支されている。
また、枠体部20の後部において、レバー用支点軸34が水平状態で軸支されている。
このレバー用支点軸34の一方の端部寄りに、上方へ向けられた連結用操作具としての連結用レバー37が備えられているほか、レバー用支点軸34の他方の端部付近には下方へ向けられた揺動アーム35が固定されている。
そして、揺動アーム35の下端には連結ロッド36の一端が軸着され、連結ロッド36の他端は揺動片31bに軸着されている。
このため、連結用レバー37を前後に揺動させることにより、レバー用支点軸34、揺動アーム35、連結ロッド36、揺動片31b及び連結具用支点軸31を介して連結具32の上下の回動が実現される。
従って、揺動自在の連結用レバー37は、連結具32の連結状態の維持又は解除を切り換えるものであって、換言すると、バッテリ台車10と電動車両との連結又は連結解除を切り換えるものであると言える。
ここでは、連結具32が斜め上方へ向い電動車両との連結を解除する位置にあるとき、連結用レバー37の位置を解除位置とし、連結具32がほぼ水平にあるとき、連結用レバー37の位置を連結位置とする。
連結用レバー37について更に詳しく説明すると、連結用レバー37は、レバー用支点軸34に固定される操作具支持体としてのレバー支持体38を備えている。
レバー支持体38は、図5に示されるように、通孔38cを備えた筒状部38a及び板状部38bから形成されており、板状部38bの後部は後述する係止体47に対する被係止体として機能する。
このレバー支持体38が備える通孔38cには、上下方向に摺動自在の操作具本体としてのレバー軸39が挿通されており、このレバー軸39の上端付近はほぼ直角に屈曲され、レバー軸39の上端に握持部としての球状の操作用ノブ40が取り付けられている。
この実施形態では、図5に示されるように、レバー支持体38の上端から下方へ切り込まれた支持部としての第1切込溝38d及び別の支持部としての第2切込溝38eに対して、挿入可能なピン39aがレバー軸39に設けられている。
このピン39aが第1切込溝38d又は第2切込溝38eに挿入されることにより、レバー軸39がレバー支持体38により所定の姿勢で支持される。
なお、第1切込溝38dは台車本体の外側を臨み、第2切込溝38eは後方を臨むように形成されているから、第1切込溝38dと第2切込溝38eの間に設定される角度はほぼ直角となる。
第2切込溝38eの傍らには、ピン39aが第2切込溝38eを越えないように、レバー支持体38に対するレバー軸39の回動を規制する回動規制体としてのピン規制片38fがレバー支持体38に固定されている。
従って、図4及び図5においてレバー支持体38に対し時計回りにレバー軸39を回動させるとき、第2切込溝38eを越えることはない。
また、第2切込溝38eは第1切込溝38dよりも長く形成されていることから、第2切込溝38eにピン39aが挿入される場合、レバー軸39は第1切込溝38dにピン39aが位置するよりもレバー支持体38に対して一段下がった位置となる。
なお、ピン39aが第1切込溝38dに挿入された場合、操作用ノブ40は台車の外側へ向くが、ピン39aが第2切込溝38eに挿入された場合には、操作用ノブ40は台車の後方へ向くことになる。
このため、操作用ノブ40はレバー軸よりも後側に位置することになり、作業者がバッテリ搭載部のバッテリとレバー軸39の間で手を挟むことはない。
一方、レバー軸39の下端付近の周面から突出される別のピン39bが設けられ、ピン39bとレバー支持体38の間に配置されるように2枚のワッシャ41がレバー軸39に嵌挿され、さらに、ワッシャ41間に位置するようにコイルばね42がレバー軸39に挿通されている。
従って、レバー軸39が下方へ向かうように、コイルばね42の弾発力による付勢力がワッシャ41、ピン39bを通じてレバー軸39に付与される。
なお、ピン39bよりも下側の軸下端部39cは挿脱部に相当し、レバー軸39のピン39aが第2切込溝38eに位置する際に、後述する操作具規制部材としての連結用レバー規制部材53における被挿脱部に相当する挿入溝53aに挿入される。
これは、連結具32が連結解除の位置にある状態を維持するためである。
ここでは、連結用レバー規制部材53が連結用操作具保持手段に相当する。
ところで、図5では、連結用レバー37が連結位置にあり、連結位置にてレバー軸39の回動と上下方向への摺動が示されているが、説明の便宜上であり、通常は連結用レバー37が解除位置にあるときに、レバー軸39の回動と摺動が行なわれる。
〔ストッパ機構43について〕
次に、ストッパ機構43について説明する。
ストッパ機構43はバッテリ搭載部に搭載されたバッテリの前後の移動を規制したり、移動規制を解除するための機構である。
この実施形態のストッパ機構43は、先に説明した連結機構30とともに、図6に主な詳細が示されている。
この実施形態のストッパ機構43は、枠体本体の一方の側板23に沿って前後方向に側板23に軸支された回動軸44と、回動軸44の前端に備えられたストッパ体45と、回動軸44の後端に備えられたストッパ用操作具としてのストッパ用レバー46、ストッパ用レバー46に備えられた係止体47を含んでいる。
ストッパ体45は板状のものであって、バッテリがバッテリ搭載部に搭載され、バッテリ台車10を移動させている場合には、バッテリの前方を横切りバッテリの進路と干渉し、バッテリ台車10上におけるバッテリの移動を規制するものとなっている。
ストッパ用レバー46は連結機構30の連結レバー37の外側でやや後方に配置されるように回動軸44に固定されている。
そして、ストッパ用レバー46は、ストッパ体45がバッテリの移動の規制位置にあるときは連結用レバー37と交差し、ストッパ用レバー46の先端が連結用レバー37を越えた位置(図6において連結用レバー37の左側)となる。
ストッパ用レバー46を操作して回動軸44を回動(図6において時計回りの回動)させることにより、ストッパ体45をバッテリの前方から退避させることができ、この状態ではバッテリ搭載部上のバッテリを移動することが可能となっている。
ここでは、ストッパ体45がバッテリと干渉する位置にあるとき、ストッパ用レバー46の位置を移動規制位置とし、ストッパ体45がバッテリと干渉しない位置にあるとき、ストッパ用レバー46の位置を移動位置とする。
ここで、ストッパ用レバー46と係止体47の関係について説明する。
ストッパ用レバー46の先端部付近には、図7に示されるように、後方から下方へ向かうようにほぼ直角に屈曲された屈曲プレート48の端部が固定されている。
このため、ストッパ用レバー46と屈曲プレート48との間に間隙が形成される。
屈曲プレート48及びストッパ用レバー46には軸芯を同一とする通孔48a、46aが夫々形成されている。
そして、両通孔48a、46aを貫通する係止軸49が前後に摺動自在に備えられており、係止軸49の後端は係止軸49の径より大きな径を持つノブ部材50が固定され、係止軸49の前端側はストッパ用レバー46の通孔46aから前方へ向けて十分に突出している。
係止軸49の後端側は前端側の軸径より小さい軸径となっており、屈曲プレート48とストッパ用レバー46の間の間隙に位置するように、係止軸49に付勢部材としてのコイルばね51が挿通されている。
このため、常態では、コイルばね51の弾発力による付勢力が係止軸49に付与されており、付勢力により前方へ向かう係止軸49はノブ部材50と屈曲プレート48との当接により規制され、係止軸49の前端側はレバー支持体38の板状部材38bに干渉する位置となる。
そして、ノブ部材42を後へ引くことにより、ストッパ用レバー46に対して突出する係止軸49の突出分は小さくなり、係止軸49はレバー支持体38と干渉しない状態となる(図7において2点鎖線で示される)。
従って、ここでは、係止体47が前後へ変位することにより、ストッパ用レバー46とレバー支持体38との干渉の有無が生じ、ストッパ機構43によるバッテリの移動規制と規制解除を切り換えることができる。
このように、連結用レバー37が連結位置にあるとき、係止体47の前後の変位により、ストッパ用レバー46を移動位置へ操作することができるように、係止体47の変位範囲が設定されている。
なお、この実施形態では、連結用レバー37が解除位置を維持することができるように工夫されている。
後部垂直板22には、後方へ張設された連結用レバー規制部材53が備えられている。
連結用レバー規制部材53は、レバー軸39の軸下端部39cを臨む位置まで張設されているほか、レバー軸39の径に対応する幅を有する挿入溝53aが形成されている。
このため、連結用レバー37が解除位置にあって、レバー軸39のピン39aが第2切込溝38eに挿入されると、図8に示されるように、軸下端部39cが連結用レバー規制部材53の挿入溝53aに挿入されるから、レバー軸39を引き上げてレバー軸39のピン39aを第1切込溝38dに挿入しないと、連結用レバー37は連結位置に復帰されない。
また、連結用レバー37が解除位置(図8では解除位置を実線、連結位置を2点鎖線で示す)にあるとき、係止体47の前後の変位の有無に関わらず、連結用レバー37がストッパ用レバー46の操作を規制するように、係止体47の変位範囲は設定される。
換言すれば、解除位置に保持される連結用レバー37がストッパ用レバー46の操作を規制するように、連結用レバー37の解除位置を保持する連結用レバー規制部材53と、レバー軸39と、ストッパ用レバー46が配置される関係にある。
また、ストッパ機構43における回動軸44の後端付近には、連結用レバー37の操作を規制するようにする規制板52が取り付けられている。
規制板52は、ストッパ体45が移動位置にある場合に、規制板52が連結用レバー37の下端付近の後方に位置することになり、連結用レバー37の連結位置から解除位置への操作は、規制板52により規制される。
次に、この実施形態に係るバッテリ台車10を用いたバッテリの交換について図9に基き説明する。
ここでは、空のバッテリ台車10をバッテリBを搭載した電動車両Mに対して連結させた状態からバッテリBをバッテリ台車へ引き出した後、電動車両Mとバッテリ台車10との連結を解除する場合について説明する。
バッテリBが搭載されている電動車両Mにバッテリ台車が連結された状態では、ガイドピン26が電動車両Mのガイド孔(図示せず)に挿入されているほか、連結具32が被連結部Kに連結されている。
このため、連結用レバー37は連結位置にあり、また、この時点ではストッパ用レバーは45は移動規制位置にあって、ストッパ体45はバッテリ搭載部に臨んでいる。
まず、始めに、電動車両Mのバッテリストッパ(図示せず)を解除して、電動車両Mからバッテリを引き出せるようにする。
次に、係止体47を後退させつつストッパ用レバー46を外側へ向けて回動させて移動規制位置から移動位置へ切り換える。
このとき、回動軸44の規制板52が連結用レバー37の直ぐ後方に変位されることから、連結用レバー37は規制板52により規制され連結位置から解除位置への切り換えができない状態にある。
次ぎに、バッテリBを電動車両Mから引き出して、バッテリ台車10の搭載部にバッテリBを移し替える。
バッテリBがバッテリ搭載部に搭載されたら、ストッパ用レバー46を移動位置から移動規制位置となるように内側へ回動させ、バッテリBの前方にストッパ体45が臨むようにする。
この時点でストッパ体45によりバッテリBがバッテリ台車10から脱落しない状態となる。
次に、バッテリ台車10と電動車両Mとの連結解除を図るが、まず、操作用ノブ40を握って連結用レバー37を後方へ傾けて連結位置から解除位置へ切り換える。
連結レバー37が解除位置へ切り換えられた時点で、連結具32は上方へ向けて回動され、被連結部Kに対して解除状態となる。
そして、操作用ノブ40を少し持ち上げてピン39aを第1切込溝38dから外し、そのまま操作用ノブ40を時計回りに回動させてピン39aを第2切込溝38eへ挿入する。
ピン39aが第2切込溝38eに挿入されることで、レバー軸39はコイルばね42の付勢力を受け、レバー支持体38に対して下方へ摺動される。
レバー軸39が下方へ摺動されることにより、軸下端部39cが連結用レバー規制部材53の挿入溝53aに挿入される。
この時点で、連結用レバー37は連結用レバー規制部材53により規制を受けて、解除位置を保持することになり、連結具32に解除状態を維持する。
次に、ハンドル15を操作してバッテリ台車10を電動車両Mから離すが、作業者はハンドル15だけを操作するだけでよく、この状態でバッテリ台車10を所望の場所へ移動させる。
なお、必要に応じて移動先で枠体部20と手動式の簡易リフト11を分離してもよい。
なお、バッテリBを搭載したバッテリ台車10を電動車両Mに連結させ、電動車両MへバッテリBを収容させる場合は、バッテリ台車と電動車両との連結を行なった後に、バッテリをバッテリ台車から電動車両Mへ押し込みようにすればよいから、連結機構30及びストッパ機構43の操作は上記の操作に準じて行なえばよい。
この実施形態に係るバッテリ台車10の連結装置によれば以下の効果を奏する。
(1)電動車両との連結又は連結解除の際に、連結用レバー37は連結用操作具保持手段である連結用レバー規制部材53により解除位置に保持可能であることから、連結用レバー37に対する操作が解除されても、連結用レバー37が連結用操作具保持手段により解除位置に保持されることにより連結具32の解除状態は維持される。従って、バッテリ交換作業を行う作業者は、連結用レバー37の操作に煩わされることなく、電動台車とバッテリ台車10との連結又は連結解除の操作を行なうことができる。
(2)連結用レバー37においてレバー支持体38に対してレバー軸39が可動することにより、レバー軸39の軸下端部39cが連結用レバー規制部材53の挿入溝53aに挿脱される。軸下端部39cが挿入溝53aに挿入されたときに、連結用レバー37は解除位置に保持され、連結具32の解除状態が維持される。従って、レバー軸39を操作することにより、連結具32の連結状態と解除状態を切り換えることができるほか、軸下端部39cの挿入溝53aへの挿脱を図り、連結用レバー37の解除位置へ保持と保持の解除を切り換えることができる。
(3)レバー軸39は、挿入溝53aに対する軸下端部39c挿脱に応じた第1切込溝38d及び第2切込溝38eにより支持される。挿入溝53aに軸下端部39cが挿入されていない場合にはレバー軸39は第1切込溝38dに支持され、挿入されている場合には、第2切込溝38eにより支持される。従って、挿入溝53aに対する軸下端部39cの挿脱に応じた第1切込溝38d又は第2切込溝38eにより支持されるレバー軸39により、連結用レバー37の解除位置における保持の有無を判別することが容易となる。
(4)前記連結具32が解除状態のときにレバー軸39の操作用ノブ40はレバー軸39の後側に位置することから、連結又は連結解除中において操作用ノブ40とバッテリとの間に十分な間隙が形成され、操作用ノブ40とバッテリが当接又は近接することがない。このため、例えば、連結又は連結解除中において操作用ノブ40とバッテリとの間に手が挟まれるおそれはない。
(5)連結用レバー37が解除位置に保持されていると、ストッパ機構43のストッパ用レバー46は連結用レバー37により規制され、ストッパ用レバー46の移動規制位置から移動位置への操作ができない状態となり、連結用レバー37が解除位置に保持されているときに、バッテリ搭載部におけるバッテリの移動規制が解除されることはない。従って、連結用レバー37が解除位置に保持されているときに、バッテリがバッテリ交換用台車10から脱落することはない。
(6)連結用操作具及びストッパ用操作具が取手付近に配置されることから、例えば、台車後部に備えられる取手を操作して、電動車両との位置決めを行なった後に、連結機構による電動車両との連結のための連結用操作具の操作や、バッテリを移動させるためのストッパ用操作具の操作をその場を離れることなく行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るバッテリ台車について図10に基づき説明する。
この実施形態のバッテリ台車60は、言わば先の実施形態の枠体部20と車台部が相互に固定され完全に一体化されたバッテリ台車となっている。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、先の説明を援用する。
図10に示されるとおり、枠体部20の下面には、前輪支持体62と後輪支持体63が取り付けられた基台61が取り付けられている。
前輪支持体62には転動自在の一対の前輪64が備えられ、また、後輪支持体63には、転動自在の一対の後輪65が備えられている。
後輪65は360度の方向に対して方向転換可能であり、また、バッテリ台車60を路面に対して固定することができるようにペダル式のブレーキ機構65aが備えられている。
そして、基台61の後部にはバッテリ台車60を操作するために取手66が取手支持部67を介して水平に備えられている。
この取手66の前方に、連結機構30に含まれる連結用操作具としての連結用レバー37と、ストッパ機構43に含まれるストッパ用操作具としてのストッパ用レバー46が位置する配置関係となっている。
なお、この実施形態のバッテリ台車60は、案内部材27及び当接用垂直板28を備えていない。
この実施形態のバッテリ台車60についても先の実施形態と同様に、連結機構30及びストッパ機構43を備えることから、バッテリ台車60に搭載されたバッテリの移動を規制して電動車両との連結が可能となっている。
さらに、電動車両との連結解除の手順における連結機構30の操作や、連結時におけるバッテリの電動車両からの送り込み及び引き出しは第1の実施形態の場合と基本的に同じとなる。
なお、本発明は、上記した第1の実施形態及びその別例に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 第1、第2の実施形態では、連結用操作具として前後に揺動する連結用レバーとしたが、揺動式のレバーに限定する趣旨ではなく、例えば、正逆に回転可能なハンドルや、進退式レバーを採用してもよく、連結用操作具が連結用操作具保持手段により連結位置に保持されることが可能な連結用操作具であればよい。
○ 第1、第2の実施形態では、連結用操作具としての連結用レバーについて、操作具支持体としてのレバー支持体を上下に貫通する操作具本体としてのレバー軸を設け、レバー軸がレバー支持体に対して上下に摺動及び回動されるとしたが、操作具本体は少なくとも操作具支持体に対して可動であればよく、操作具支持体に対する操作具本体の可動の例としては、揺動、傾動、回転、進退、出没等とすればよい。
○ 第1、第2の実施形態では、連結用操作具の連結位置と解除位置との切り換えが操作できるように操作具本体を操作具支持体に支持する支持部と、連結用操作具を解除位置に保持するように操作具本体を操作具支持体に支持する別の支持部を、具体的には、レバー支持体の上端に形成した第1、第2の切込溝とし、レバー軸に設けられたピンを挿入するようにしたが、操作具支持体の支持部は溝に限定する趣旨ではない。少なくとも、操作具本体の挿脱部と操作具規制部材の被挿脱部との挿脱に応じて操作具本体が操作具支持体に支持される支持部であれば、支持部の形態については問われない。
○ 第1、第2の実施形態では、連結用レバー規制部材を連結用操作具保持手段とし、レバー軸の挿脱部と連結用レバー規制部材の被挿脱部との挿脱により、連結用レバーを解除位置に保持したり、連結用レバーを連結位置と解除位置との切り換えを行なえるようにしたが、必ずしもレバー軸と連結用レバー規制部材の挿脱に限定されない。例えば、着脱、嵌脱としてもよい。
○ 第1、第2の実施形態では握持部としての操作用ノブを球状としたが、例えば、単にレバー軸の上端付近の屈曲された部位を握持部としてもよく、少なくとも、操作具支持体に対して操作具本体の可動を実現するようにした握持部であればよい。なお、握持部は作業者の操作を行い易くするように、握りやすく滑りにくい材料や形状とすることが好ましい。
○ 第1、第2の実施形態では、ストッパ用操作具として左右に揺動するストッパ用レバーとしたが、ストッパ用操作具は揺動式のレバーに限定する趣旨ではなく、例えば、正逆に回転可能なハンドルや、進退式レバーを採用してもよく、連結用操作具の状態により少なくともストッパ用操作具の操作が規制されるようにすればよい。
○ 第1、第2の実施形態では、単に電動車両に連結するバッテリ台車としたが、電気自動車、バッテリ式産業車両、バッテリ式有軌道台車等のように、搭載されるバッテリの電力を駆動力に替えて走行する車両であれば、本発明を適用することができる。
○ 第1の実施形態では、車台部として走行駆動源を備えない手動式の簡易リフトとしたが、例えば、走行駆動源を備える簡易リフトを車台部として用いてもよく、少なくとも、枠体部を支持してバッテリ台車として走行することができる車台部であれば、車台部の構造や形式は特に限定されない。
第1の実施形態に係るバッテリ交換用台車の斜視図である。 バッテリ交換用台車が枠体部と車台部に分離された状態を示す斜視図である。 枠体部と車台部との一体化を説明する要部側面図である。 バッテリ交換用台車における連結機構を示す斜視図である。 バッテリ交換用台車における連結機構の連結用レバーを示す斜視図である。 バッテリ交換用台車におけるストッパ機構と連結機構との関係を示す斜視図である。 連結位置の連結用レバーとストッパ用レバー周辺を示す側面図である。 解除位置の連結用レバーとストッパ用レバー周辺を示す側面図である。 バッテリ交換用台車と電動車両の連結を説明する側面図である。 第2の実施形態に係るバッテリ交換用台車の斜視図である。 従来のバッテリ交換用台車の側面図である。
符号の説明
10、60、70 バッテリ交換用台車
11 手動式の簡易リフト
12 フォーク
15 取手としてのハンドル
20 枠体部
25 支持ローラ
26 ガイドピン
27 案内部材
30 連結機構
32、71 連結具
37 連結用操作具としての連結用レバー
38 操作具支持体としてのレバー支持体
38d 支持部としての第1切込溝
38e 別の支持部としての第2切込溝
39 操作具本体としてのレバー軸
39a、39b ピン
39c 挿脱部としての軸下端部
40 握持部としての操作用ノブ
43 ストッパ機構
44 回動軸
45 ストッパ体
46 ストッパ用操作具としてのストッパ用レバー
53 操作具規制部材としての連結用レバー規制部材
53a 被挿脱部としての挿入溝
66 取手
B バッテリ
M 電動車両
K 被連結部

Claims (5)

  1. 少なくともバッテリ搭載部を備えた台車本体に、電動車両の所定位置と連結する連結機構を設け、前記連結機構は前記電動車両に対して連結自在の連結具と、前記連結具を連結位置又は解除位置に切り換える連結用操作具を含むバッテリ交換用台車における連結装置であって、
    前記連結具の解除状態を維持するように、前記連結用操作具を解除位置に保持する連結用操作具保持手段が備えられ
    前記連結用操作具は操作具支持体及び該操作具支持体に対して可動する操作具本体を備え、前記連結用操作具保持手段は台車本体が備える操作具規制部材を含み、前記操作具規制部材に対する挿脱部が前記操作具本体に形成され、前記挿脱部に対応する被挿脱部が前記操作具規制部材に形成されていることを特徴とするバッテリ交換用台車における連結装置。
  2. 前記操作具支持体に対して前記操作具本体を支持する複数の支持部が前記被挿脱部への前記挿脱部の挿脱に対応するように前記操作具支持体に備えられたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ交換用台車における連結装置。
  3. 前記操作具本体に握持部が備えられ、該握持部は前記連結具が解除状態のときに操作具本体の後側に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリ交換用台車における連結装置。
  4. 前記バッテリ搭載部における前記バッテリの移動を規制するストッパ機構を設け、前記ストッパ機構は前記バッテリとの干渉により前記バッテリの移動を規制するストッパ体と、前記ストッパ体を移動規制位置又は移動位置へ切り換えるストッパ用操作具を含み、前記連結用操作具保持手段により解除位置に保持された前記連結用操作具がストッパ用操作具の操作を規制することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載のバッテリ交換用台車における連結装置。
  5. 少なくともバッテリ搭載部を備えた台車本体に、電動車両の所定位置と連結する連結機構を設け、前記連結機構は前記電動車両に対して連結自在の連結具と、前記連結具を連結位置又は解除位置に切り換える連結用操作具を含むバッテリ交換用台車における連結装置であって、
    前記連結具の解除状態を維持するように、前記連結用操作具を解除位置に保持する連結用操作具保持手段が備えられ、
    前記バッテリ搭載部における前記バッテリの移動を規制するストッパ機構を設け、前記ストッパ機構は前記バッテリとの干渉により前記バッテリの移動を規制するストッパ体と、前記ストッパ体を移動規制位置又は移動位置へ切り換えるストッパ用操作具を含み、前記連結用操作具保持手段により解除位置に保持された前記連結用操作具がストッパ用操作具の操作を規制することを特徴とすバッテリ交換用台車における連結装置。
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