JP4293170B2 - 印刷装置、コンテンツ提供システムおよびプログラム - Google Patents

印刷装置、コンテンツ提供システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、コンテンツ提供システムおよびプログラムに関し、特に、印刷装置において特定の情報(例えば、広告情報)が印刷された際の印刷情報(例えば、印刷枚数)を収集するための技術に関する。
近年、ネットワークに接続された複合機、プリンタ、FAX等の機器等の印刷装置を広告媒体として利用する技術が知られている。例えば、下記の特許文献1には、ユーザによって広告入りモード(目的の情報と共に広告も印刷されるモード)が選択された場合に、通常より安い料金でサービスをユーザへ提供するための技術が記載されている。
特開平11−192760号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザの嗜好に合致しない種類の広告が印刷される場合もあり、その場合は広告が印刷されたことにより、結果として、印刷用紙やインク等の消耗品が無駄に消費されてしまうという問題があった。
また、広告主は、広告がどのように印刷されたか、広告がどの程度印刷されたのか等を把握できないため、広告効果を推測することが難しいという問題があった。その結果、サービス提供者は広告主を集めづらく、ビジネスとして成り立たないおそれもあった。
本発明は特に後者の問題にかんがみなされたものであり、第一情報に加え、情報提供者から提供された第二情報も印刷装置が出力可能な場合において、その第二情報の印刷に関する情報を収集するための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の印刷装置は、印刷装置側受信手段と、印刷手段と、特定手段と、取得手段と、印刷装置側記憶手段と、印刷装置側送信手段と、を備える。このうち、印刷装置側受信手段は、第一情報と第二情報とを含む印刷データであり、この印刷データにおける第二情報を特定可能な種類特定情報と、当該第情報の提供者を特定可能な提供者特定情報とを更に含む印刷データを、アプリケーションサーバから受信する手段である。また、印刷手段は、印刷装置側受信手段により受信された印刷データに基づき、印刷媒体(紙や布等)に第一情報と第二情報とを印刷する手段である。また、特定手段は、印刷装置側受信装置により受信された印刷データに含まれる種類特定情報に基づき、印刷手段に印刷させた第一情報と第二情報との中から、第情報を特定する手段である。また、取得手段は、特定手段により特定された第情報についての印刷手段によるに関する印刷情報を取得する手段であり、印刷装置側記憶手段は、取得手段により取得された印刷情報とその印刷情報に対応する提供者特定情報とを記憶する手段である。また、印刷装置側送信手段は、印刷装置側記憶手段に記憶された提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供サーバへ、印刷装置側記憶手段に記憶された印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信し、かつ、印刷装置側記憶手段に記憶された印刷情報と提供者特定情報とを、提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供サーバへ当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信するよう構成された集計サーバへ送信する手段である。
なお、ここで言う「第一情報」というのは、例えば、印刷媒体に印刷された情報のうち実質的に主となる情報、すなわち印刷装置のユーザが第一に望む情報を意味する。また、「第二情報」というのは、例えば、印刷媒体に印刷された情報のうち実質的に副となる情報、すなわち広告情報等の印刷装置のユーザにとって付加的な情報を意味する。なお、上記定義は例示であり、第一情報と第二情報とは、上記定義とは逆になっていてもよいし、それ以外の定義であってもよい。
このような印刷装置によれば、集計サーバへ印刷情報が集約されるため、第二情報の提供者(以下、単に「提供者」と称す。)は、集計サーバに集約された印刷情報を利用することにより、第二情報の印刷に関する情報(例えば、印刷回数等)を把握することができる。したがって、提供者は、第二情報が印刷された結果もたらされた効果を推測することが可能となる。なお、集計サーバに集約された印刷情報は、例えば、集計サーバの管理者によって解析され、解析結果だけが提供者に提供されるようになっていてもよいし、集計サーバの管理者が集約された印刷情報を提供者毎に振り分け、その振り分けられた印刷情報を提供者自身が解析するようになっていてもよい。さらに、提供者は、印刷装置から自身のサーバ(提供者サーバ)へ直接送信された印刷情報と、集計サーバに集計された印刷情報とを比較することが可能となり、印刷情報の正確性を確認することが可能となる。
ところで、印刷媒体1枚に対し、提供者の異なる複数の第二情報が印刷される場合もあれば、複数枚の印刷媒体に対し、それぞれ提供者の異なる第二情報が印刷される場合もある。このような場合、印刷装置側記憶手段に個々の第二情報の印刷単位で印刷情報と提供者特定情報とを記憶すると、印刷装置側記憶手段の記憶領域を圧迫してしまうおそれがある。また、集計サーバへ送信された情報の使い勝手も悪い。そこで、請求項2に記載のように、さらに、取得手段により取得された印刷情報を提供者特定情報毎に集計する印刷装置側集計手段を備えるように印刷装置を構成するようになっているとよい。そして、印刷装置側記憶手段は、印刷装置側集計手段によって集計された印刷情報とその印刷情報に対応する提供者特定情報とを記憶し、印刷装置側送信手段は、印刷装置側記憶手段に記憶された、集計された印刷情報と対応する提供者特定情報とを集計サーバへ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、印刷装置単位で提供者毎に印刷情報が集計されて印刷装置側記憶手段に記憶されるため、集計されない場合と比較して印刷装置側記憶手段の記憶領域の消費を削減できる。また、集計サーバに対しても、印刷情報が、印刷装置毎、提供者毎に集計された状態で送信されるため、例えば、少ない処理量で、印刷装置によらない提供者毎に集計された印刷情報を生成することができ、印刷情報の使い勝手もよい。
また、印刷装置のユーザは、一時的に第二情報の印刷を行わせたくない場合も考えられる。このため、請求項3に記載のように、第二情報の印刷を印刷手段に行わせるか否かを意味する情報である印刷有無情報を入力する印刷指令入力手段を印刷装置に設け、印刷手段は、印刷指令入力手段により入力された印刷有無情報に基づいて、第二情報の印刷を行うようになっているとよい。なお、印刷有無情報が、第二情報の印刷を印刷手段に行わせないことを意味する情報であった場合には、印刷手段は第二情報の印刷を行わないことは言うまでもない。
このようになっていれば、印刷装置のユーザが、第二情報の印刷を印刷装置に行わせたくないと考えた際に、第二情報の印刷が抑制することができるため、印刷装置のユーザにとって使い勝手が向上する。
また、第二情報の印刷を行わせる場合でも、任意のページのみ第二情報の印刷を印刷装置に行わせたいと印刷装置のユーザが考える場合も想定される。したがって、請求項4に記載のように、印刷指令入力手段は、第二情報の印刷を印刷手段に行わせる場合の印刷ページ番号情報をさらに入力することができ、印刷手段は、印刷指令入力手段により入力された印刷ページ番号情報に基づいて、第二情報の印刷を行うようになっているとよい。
このようになっていれば、印刷装置のユーザにとって、第二情報の印刷を行わせたいページとそうでないページとがあった場合でも、それを実現できる。すなわち、請求項4に記載の印刷装置によれば、第二情報を印刷させるページに関し、ユーザの意志を反映させることができる。
また、印刷装置のユーザは、特定のジャンルについての第二情報のみ、印刷装置に印刷を行わせたい場合も考えられる。したがって、請求項5に記載のように、印刷手段に印刷させる第二情報のジャンルを入力するジャンル入力手段を印刷装置に設け、印刷手段は、印刷対象の第二情報が、ジャンル入力手段により入力されたジャンルに該当する第二情報である場合のみ、その第二情報を印刷するようになっているとよい。
このようになっていれば、特定のジャンルについての第二情報のみ、印刷を行わせることができるため、よりユーザの嗜好に合った第二情報の印刷が可能となる。その結果、印刷媒体や画像形成材の無駄な消費を削減でき、また、第二情報の印刷効果も高めることができる。
なお、ユーザ単位または印刷装置単位で好みのジャンルを管理する管理サーバを別途設け、この管理サーバに予め好みのジャンルを登録しておき、アプリケーションサーバが管理サーバにジャンルを問い合わせ、送信対象の印刷装置に適したジャンルの第二情報を印刷装置へ送信するようになっていてもよい。
このようになっていれば、よりユーザの好みのジャンルに合致した第二情報が印刷装置によって印刷されるようになる
上記課題を解決するためになされた請求項に記載のコンテンツ提供システムは、アプリケーションサーバと、印刷装置と、集計サーバとを備える。このうち、アプリケーションサーバは、第一情報と第二情報とを含む印刷データであり、この印刷データにおける第二情報を特定可能な種類特定情報と、当該第情報の提供者を特定可能な提供者特定情報とを更に含む印刷データを、印刷装置に対して送信するアプリケーションサーバ側第一送信手段を備える。
また、印刷装置は、印刷データをアプリケーションサーバから受信する印刷装置側受信手段と、印刷装置側受信手段により受信された印刷データに基づき、印刷媒体に第一情報と第二情報とを印刷する印刷手段と、印刷装置側受信装置により受信された印刷データに含まれる種類特定情報に基づき、印刷手段に印刷させた第一情報と第二情報との中から、第情報を特定する特定手段と、特定手段により特定された第情報についての印刷手段による印刷に関する情報である印刷情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された印刷情報とその印刷情報に対応する提供者特定情報とを記憶する印刷装置側記憶手段と、印刷装置側記憶手段に記憶された提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供サーバへ、印刷装置側記憶手段に記憶された印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信し、かつ、印刷装置側記憶手段に記憶された印刷情報と提供者特定情報とを集計サーバへ送信する印刷装置側送信手段と、を備える。
また、集計サーバは、情報の受信を行う集計サーバ側受信手段と、集計サーバ側受信手段により受信された印刷情報を提供者特定情報毎に集計する集計サーバ側集計手段と、集計サーバ側集計手段により提供者特定情報毎に集計された印刷情報とその印刷情報に対応する提供者特定情報とを記憶する集計サーバ側記憶手段と、集計サーバ側記憶手段に記憶された提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、集計サーバ側記憶手段に記憶された印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信する集計サーバ側送信手段と、を備える。
このようなコンテンツ提供システムにおいて、印刷装置は複数台存在することを前提としている。なお、アプリケーションサーバおよび集計サーバはそれぞれ1台でもよいし、複数台存在してもよい。また、アプリケーションサーバと集計サーバとが1つの筐体内に収められる形で存在していてもよい。
このようなコンテンツ提供システムによれば、請求項1の印刷装置について記載した効果と同様の効果を奏する
ところで、特定の条件を満たした場合のみ集計サーバに送信された印刷情報を有効な情報として扱いたという場合が考えられる。例えば、先に印刷された広告情報に基づいてユーザが広告の詳細情報を取得した場合や、先に印刷された申し込み書類に基づいてユーザから申し込みがなされた場合等である。
そのような場合には、に記載のように構成するとよい。つまり、アプリケーションサーバのアプリケーションサーバ側第一送信手段により送信される特定の印刷データには、集計サーバにおいて受信された印刷情報および提供者特定情報の有効無効を判定する際に用いられる条件IDが付加されているとよい。そして、所定の条件が満たされた際、集計サーバへ条件IDを送信するアプリケーションサーバ側第二送信手段をさらに備えるようにアプリケーションサーバを構成するとよい。そして、印刷装置の印刷装置側送信手段は、印刷装置側受信手段により受信される印刷データに条件IDが含まれている場合、印刷情報と提供者特定情報と共に条件IDも集計サーバへ送信し、集計サーバの集計サーバ側集計手段は、印刷装置から送信され、集計サーバ側受信手段を介して受信した条件IDと、アプリケーションサーバから送信され、集計サーバ側受信手段を介して受信した条件IDとが一致した場合のみ、印刷装置から送信された印刷情報と提供者特定情報とを有効な情報として集計を行うようになっているとよい。ここで言う「所定の条件」というのは、先に送信された第二情報に基づいて何らかの操作が印刷装置のユーザによってなされた場合である。具体的には、例えば、上述したような場合、すなわち、先に印刷された広告情報に基づいてユーザが広告の詳細情報を取得した場合や、先に印刷された申し込み書類に基づいてユーザから申し込みがなされた場合等である。
このようになっていれば、所定の条件が満たされた場合のみ、集計サーバにおいて印刷情報を有効な情報として扱うことができる。
このように条件IDを集計サーバに送信するようになっている場合、に記載のように、所定の条件が満たされた際、アプリケーションサーバ側第一送信手段が送信した印刷データに含まれる提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、条件IDをさらに送信するようになっているとよい。そして、印刷装置の印刷装置側送信手段は、印刷装置側受信手段により受信される印刷データに条件IDが含まれている場合、その印刷データに含まれる提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、印刷情報と条件IDとをさらに送信するようになっているとよい。ここで言う「所定の条件」というのは、先に送信された第二情報に基づいて何らかの操作が印刷装置のユーザによってなされた場合である。具体的には、例えば、先に印刷された広告情報に基づいてユーザが広告の詳細情報を取得した場合や、先に印刷された申し込み書類に基づいてユーザから申し込みがなされた場合等である。
このようになっていれば、提供者は、印刷装置から自身のサーバ(提供者サーバ)へ直接送信された条件IDと、アプリケーションサーバから自身のサーバへ直接送信された条件IDとを比較することが可能となり、印刷情報の正確性を確認することが可能となる。
また、上記課題を解決するためになされたプログラムは、コンピュータに、受信ステップと、印刷ステップと、特定ステップと、取得ステップと、記憶ステップと、送信ステップとを実行させるためのプログラムである。このうち受信ステップは、第一情報と第二情報とを含む印刷データであり、この印刷データにおける第二情報を特定可能な種類特定情報と、当該第情報の提供者を特定可能な提供者特定情報とを更に含む印刷データを、アプリケーションサーバから受信するステップである。また、印刷ステップは、受信ステップにより受信された印刷データに基づき、印刷媒体に第一情報と第二情報とを印刷するステップである。また、特定ステップは、受信ステップにより受信された印刷データに含まれる種類特定情報に基づき、印刷ステップに印刷させた第一情報と第二情報との中から、第情報を特定するステップである。また、取得ステップは、特定ステップにより特定された第情報についての印刷ステップによる印刷に関する情報を印刷情報として取得するステップである。また、記憶ステップは、取得ステップにおいて取得された印刷情報とその印刷情報に対応する提供者特定情報とを記憶するステップである。また、送信ステップは、記憶ステップにおいて記憶された印刷情報と提供者特定情報とを集計サーバへ送信するステップである。
このようなプログラムを、印刷装置が内蔵するコンピュータに実行させれば、上述した請求項1に記載の印刷装置と同様の効果を奏する。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、印刷装置におけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、印刷装置の機能向上を容易に行うことができる。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
まず、図1のブロック図を用い、コンテンツ提供システム1の概略構成について説明する。
コンテンツ提供システム1は、印刷装置10と、集計サーバ30と、アプリケーションサーバ40と、広告主サーバ50とを備えており、これらはネットワーク60(本実施形態ではインターネット等の広域ネットワーク)を介して双方向通信可能に接続されている。なお、図1には、印刷装置10、アプリケーションサーバ40、広告主サーバ50は、それぞれ1台のみ描かれているが、実際には複数台の印刷装置10、複数台のアプリケーションサーバ40、複数台の広告主サーバ50が存在するものとする。
印刷装置10は、電話(音声通信)機能、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有している。そして、コンテンツ提供システム1において、印刷装置10は、上記機能に関連する複数種類のサービスをネットワーク60を介して利用することが可能となっている。具体的には、印刷装置10は、ネットワーク60上に設けられたアプリケーションサーバ40へコンテンツの送信を要求し、アプリケーションサーバ40から配信されてきたコンテンツを印刷可能に構成されている。更に、コンテンツ提供システム1では、印刷装置10は、コンテンツを印刷した際の印刷情報を、ネットワーク60を介して集計サーバ30へ送信可能に構成されている。一方、集計サーバ30は、印刷装置10から送信されてきた印刷情報を集計可能に構成されている。
次に、印刷装置10、集計サーバ30、アプリケーションサーバ40及び広告主サーバ50の各構成について説明する。
(1)印刷装置10
印刷装置10は、制御部11、読取部12、記録部13、音声出力部14、音声入力部15、通信部16、回線制御部17、操作部18、表示部19及び記憶部20を備えている。
制御部11は、図示しない周知のCPU、ROM、RAM等を備えており、印刷装置10を構成する各部を統括制御する。なお、ROMには、後述する各種処理をCPUに実行させるためのプログラムが記憶されている。
読取部(スキャナ)12は、用紙等のシート状記録媒体に記録(例えば印刷)された画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成する。
記録部(プリンタ)13は、用紙等のシート状印刷媒体の表面にインクやトナー等の画像形成材を固着させることによって画像データの表す画像を印刷する。
音声出力部14は、音声データ(PCMデータ)の表す音を、図示しないハンドセットに設けられたスピーカ、又は、印刷装置10本体に設けられた図示しないスピーカから出力する。
音声入力部15は、印刷装置10が備える図示しないハンドセット(受話器)に設けられたマイクから音声を入力し、その音声を表す音声データ(PCMデータ)を生成する。
通信部16は、ネットワーク60を介してデータを送受信するための処理を行う。
回線制御部17は、印刷装置10外部からの音声データ(PCMデータ)の入力及び印刷装置10外部への音声データ(PCMデータ)の出力を制御する。
操作部18は、印刷装置10本体に設けられた操作パネル(図示なし)を介して、印刷装置10の利用者(ユーザ)による入力操作の受け付けを行う。番号ボタンや実行ボタン等の各種のボタンを供える。
表示部19は、印刷装置10本体に設けられ、印刷装置10のユーザに対する情報の表示を行う。
記憶部20は、図示しない不揮発性RAM(ハードディスク等でもよい)を備えており、この不揮発性RAMに各種データを記憶する。具体的には、記憶部20には、印刷データ等を一時記憶するための印刷データ記憶領域21、集計データを一時記憶するための集計データ記憶領域22、広告印刷モードを記憶するための広告印刷モード記憶領域23、用紙種を記憶するための用紙種記憶領域24が設けられている。各記憶領域に記憶されるデータの具体例については後述する。
(2)集計サーバ30
次に、集計サーバ30の構成について説明する。
集計サーバ30は、十分な処理能力を有するコンピュータ等によって構成され、制御部31、通信部32及び記憶部33を備えている。
制御部31は、図示しない周知のCPU、ROM、RAM等を備えており、集計サーバ30を構成する各部を統括制御する。なお、ROMには、後述する各種処理をCPUに実行させるためのプログラムが記憶されている。
通信部32は、ネットワーク60を介してデータを送受信するための処理を行う。
記憶部33は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。具体的には、記憶部33には、広告主テーブル34、集計テーブル35、係数テーブル36等が記憶されている。
ここで、広告主テーブル34の具体的な構成例について、図2(a)の説明図を用いて説明する。広告主テーブル34のレコードは、広告主を識別するための広告主IDと、その広告主IDが示す広告主に対して集計データを送信する際に用いるメールアドレスとから構成される。このように構成されたレコードが広告主テーブル34には複数登録されている。
次に、集計テーブル35の具体的な構成例について、図2(b)の説明図を用いて説明する。集計テーブル35のレコードは、広告主を識別するための広告主IDと、印刷装置10の使用者を識別するための消費者IDと、消耗品の使用具合を示す消耗品ポイントと、レコードの有効無効を判断する際に用いられる条件IDと、レコードの有効無効を意味する条件フラグとから構成される。このように構成されたレコードを集計テーブル35は複数登録可能になっている。
次に係数テーブル36の具体的な構成例について、図2(c)の説明図を用いて説明する。係数テーブル36のレコードは、印刷用紙の種類を示す用紙種と、当該用紙種に対応する係数とから構成されている。このように構成されたレコードを係数テーブル36は複数登録可能になっている。
(3)アプリケーションサーバ40
図1に説明を戻し、次にアプリケーションサーバ40の構成について説明する。
アプリケーションサーバ40は、十分な処理能力を有するコンピュータ等によって構成され、制御部41、通信部42及び記憶部43を備えている。
制御部41は、図示しない周知のCPU、ROM、RAM等を備えており、アプリケーションサーバ40を構成する各部を統括制御する。なお、ROMには、後述する各種処理をCPUに実行させるためのプログラムが記憶されている。
通信部42は、ネットワーク60を介してデータを送受信するための処理を行う。
記憶部43は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。具体的には、記憶部43には、コンテンツデータデータベース(DB)44及び広告主テーブル45が記憶されている。
ここで、広告主テーブル45の具体的な構成例について、図3(a)の説明図を用いて説明する。広告主テーブル45のレコードは、広告主を識別するための広告主IDと、その広告主が運営するwebサイトへの接続先を示す広告主URLとから構成される。このように構成されたレコードが広告主テーブル45には複数登録されている。
一方、コンテンツDB44は、印刷装置10に配信するためのコンテンツデータをまとめたデータベースである。印刷装置10からの要求に応じてこのコンテンツデータが印刷装置10へ配信されることにより、印刷装置10では、この配信されたコンテンツデータに基づいてコンテンツの印刷が行われる。
ここで、コンテンツデータの具体例について説明する。
図3(b)は、コンテンツデータの構成の一例を示す説明図である。この図に示すように、コンテンツデータは、XML(extensible markup language)により記述されている。コンテンツデータは、タグにより複数の部分データ(図3(b)の例では3つ)に分けられている。これらの部分データは、コンテンツデータに基づいて印刷されるコンテンツ画像における部分画像ごとの内容を定義するものであり、「広告」又は「一般」というカテゴリに分類されている。更に、その部分データが印刷される際の座標及び大きさが定義されている。
部分データの種類が「広告」である場合、その部分データは、広告提供者(広告主)よって提供された広告に関するデータであることを示している。そして、この部分データはタグによって、広告主を識別可能な識別情報である「広告主ID」、広告主が運営するwebサイトへの接続先を示す「広告主URL」、集計サーバ30において集計データの有効無効を判定する際に用いられる「条件ID」及び印刷データの種類及び内容を示す「印刷データ」等が定義されている。なお、「広告主URL」及び「条件ID」は、広告の部分データによっては定義されていない場合もある。
部分データの種類が「一般」である場合、その部分データは、アプリケーションサーバ40の運営者によって提供されるコンテンツに関するデータであることを示している。そして、この部分データはタグによって、アプリケーションサーバ40の運営者を識別可能な「アプリID」、印刷データの種類及び内容を示す「印刷データ」等が定義されている
上記のように構成されるコンテンツデータが、印刷装置10からの要求に応じてアプリケーションサーバ40から印刷装置10へ配信されることで、印刷装置10では、この配信されたコンテンツデータに基づいてコンテンツ画像が印刷される。なお、部分データの種類が「広告」である場合の部分データが、特許請求の範囲に記載の第二情報に相当し、部分データの種類が「一般」である場合の部分データが、特許請求の範囲に記載の第一情報に相当する。
図4(a)は、印刷装置10に印刷されるコンテンツ画像の一例を示す図である。この図に示すコンテンツ画像における部分画像61(「ハワイ旅行情報」)は、図3(b)に示すコンテンツデータにおける一つ目の部分データに対応する広告画像である。また、部分画像62は、図3(b)に示すコンテンツデータにおける二つ目の部分データに対応するコンテンツの主内容を示す画像である。また、部分画像63(「○○不動産」)は、図3(b)に示すコンテンツデータにおける三つ目の部分データに対応する広告画像である。
図4(a)に示すコンテンツ画像を見た印刷装置10のユーザが、「ハワイ旅行情報」の欄に示されたURLを印刷装置10へ入力したとすると、図4(b)に示すようなコンテンツ画像(実際にはコンテンツデータ)が、アプリケーションサーバ40から印刷装置10へ送られる。なお、このコンテンツ画像には、右上に条件IDが、左下に広告主IDが、左上にバーコード化されたフォームコード(本例のような申し込みフォームの種別を表すコード)が含まれていることが確認できる。
(4)広告主サーバ50
説明を図1に戻し、次に広告主サーバ50の構成について説明する。
広告主サーバ50は、アプリケーションサーバ40が印刷装置10へ配信するコンテンツに含まれる広告を提供した広告主によって運営されるサーバである。この広告主サーバ50は、十分な処理能力を有するコンピュータ等によって構成され、制御部51、通信部52及び記憶部53を備えている。
制御部51は、図示しない周知のCPU、ROM、RAM等を備えており、広告主サーバ50を構成する各部を統括制御する。なお、ROMには、後述する各種処理をCPUに実行させるためのプログラムが記憶されている。
通信部52は、ネットワーク60を介してデータを送受信するための処理を行う。
記憶部53は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。具体的には、記憶部53には、第一集計テーブル54と第二集計テーブル55と係数テーブル56とが記憶されている。
ここで、第一集計テーブル54の具体的な構成例について、図5(a)の説明図を用いて説明する。第一集計テーブル54のレコードは、広告主を識別するための広告主IDと、印刷装置10の使用者を識別するための消費者IDと、消耗品の使用具合を示す消耗品ポイントと、レコードの有効無効を判断する際に用いられる条件IDと、レコードの有効無効を意味する条件フラグとから構成される。このように構成されたレコードを第二集計テーブル54は複数登録可能になっている。
次に、第二集計テーブル55の具体的な構成例について、図5(b)の説明図を用いて説明する。第二集計テーブル55のレコードは、広告主を識別するための広告主IDと、印刷装置10の使用者を識別するための消費者IDと、消耗品の使用具合を示す消耗品ポイントと、レコードの有効無効を判断する際に用いられる条件IDと、レコードの有効無効を意味する条件フラグとから構成される。このように構成されたレコードを第二集計テーブル55は複数登録可能になっている。
次に、係数テーブル56の具体的な構成例について、図5(c)の説明図を用いて説明する。係数テーブル56のレコードは、印刷用紙の種類を示す用紙種と、当該用紙種に対応する係数とから構成されている。このように構成されたレコードを係数テーブル56は複数登録可能になっている。
[動作の説明]
次に、印刷装置10、集計サーバ30、アプリケーションサーバ40、広告主サーバ50において実行される各種処理について説明する。
(1)印刷装置処理
まず、印刷装置10の制御部11にて実行される印刷装置処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、印刷装置処理は、印刷装置10へ電力が供給された際に実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11が印刷装置処理の実行を開始すると、まず、ユーザからコマンドを受け付ける(S103)。ここでいうコマンドというのは、操作部18がユーザによって操作されることにより入力される指令を意味する。
続いて、S103で受け付けたコマンドがコンテンツの取得を意味するコマンドであるか否かを判定する(S105)。その結果、S103で受け付けたコマンドがコンテンツの取得を意味するコマンドであると判定した場合は(S105:Yes)、S113へ処理を移行し、S103で受け付けたコマンドがコンテンツの取得を意味するコマンドでないと判定した場合は(S105:No)、S107に処理を移行する。
S103で受け付けたコマンドがコンテンツの取得を意味するコマンドであると判定した場合に進むS113では、コンテンツ取得処理を実行する。このコンテンツ取得処理についての詳細は後述する。コンテンツ取得処理の実行を終えると、コンテンツ取得処理が正常に終了したか否かを判定する(S115)。その結果、コンテンツ取得処理は正常に終了したと判定した場合は(S115:Yes)、S117へ処理を移行し、コンテンツ取得処理は正常に終了しなかったと判定した場合は(S115:No)、S119へ処理を移行する。
コンテンツ取得処理は正常に終了したと判定した場合に進むS117では、印刷集計処理を実行する。この印刷集計処理についての詳細は後述する。印刷集計処理を終えると、上述したS103へ処理を戻す。
一方、コンテンツ取得処理は正常に終了しなかったと判定した場合に進むS119では、表示部19にエラーが発生した旨を表示させた後、上述したS103へ処理を戻す。
S105にて、S103で受け付けたコマンドがコンテンツの取得を意味するコマンドでないと判定して進むS107では、S103で受け付けたコマンドが原稿送信を意味するコマンドであるか否かを判定する。その結果、S103で受け付けたコマンドが原稿送信を意味するコマンドであると判定した場合は(S107:Yes)、S121へ処理を移行し、S103で受け付けたコマンドが原稿送信を意味するコマンドでないと判定した場合は(S107:No)、S109へ処理を移行する。
S103で受け付けたコマンドが原稿送信を意味するコマンドであると判定した場合に進むS121では、注文処理を実行する。この注文処理の詳細については後述する。注文処理の実行を終えると、上述したS103へ処理を戻す。
S103で受け付けたコマンドが原稿送信を意味するコマンドでないと判定した場合に進むS109では、S103で受け付けたコマンドが広告設定を意味するコマンドであるか否かを判定する。その結果、S103で受け付けたコマンドが広告設定を意味するコマンドであると判定した場合は(S109:Yes)、S123へ処理を移行し、S103で受け付けたコマンドが広告設定を意味するコマンドでないと判定した場合は(S109:No)、S111へ処理を移行する。
S103で受け付けたコマンドが広告設定を意味するコマンドであると判定した場合に進むS123では、広告印刷設定処理を実行する。この広告印刷設定処理についての詳細は後述する。広告印刷設定処理を終えると、上述したS103へ処理を戻す。
S103で受け付けたコマンドが広告設定を意味するコマンドでないと判定した場合に進むS111では、コマンドに応じたその他の処理を実行する。ここで言う「その他の処理」というのは、電話機能を実現する処理や、スキャナ機能を実現する処理や、コピー機能を実現する処理である。これらの処理は広く知られた処理であるため、説明を省略する。なお、このような処理を終えると、上述したS103へ処理を戻す。
(2)コンテンツ取得処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行されるコンテンツ処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、コンテンツ処理は、上述した印刷装置処理のS113にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、コンテンツ取得処理の実行を開始すると、まず、コンテンツデータの取得先のURLを操作部18を介してユーザから受け付ける(S153)。なお、受け付ける方法としては、URLをユーザから操作部18を介して直接入力してもらうようになっていてもよいし、表示部19に表示させたURLの候補の中からユーザに指定してもらうようになっていてもよい。
URLをユーザから受け付けると、そのURLが示すアプリケーションサーバ40にコンテンツデータを要求する(S155)。続いて、要求したアプリケーションサーバ40からコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータを記憶部20の図示しない一時記憶領域へ記憶させる(S157)。その後、本処理(コンテンツ取得処理)を終了し、呼び出し元である印刷装置処理のS113に続く処理を実行する。
(3)印刷集計処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される印刷集計処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、印刷集計処理は、上述した印刷装置処理のS117にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、印刷集計処理の実行を開始すると、まず、印刷データ記憶領域21をクリアする(S203)。続いて、集計データ記憶領域22をクリアする(S205)。続いて、記憶部20の一時記憶領域に記憶させおいたコンテンツデータから未処理の部分データを1つ読み出し、制御部11のRAM(図示せず)に記憶させる(S207)。ここで言う「未処理のデータ」というのは、後述するS209の処理、すなわち印刷画素生成処理の対象となっていないデータを意味する。なお、未処理の部分データの直後に改ページを表す改ページタグが挿入されていれば、そのタグも含めて未処理の部分データとして読み出す。
続いて、印刷画素生成処理を実行する(S209)。この印刷画素生成処理の詳細については後述する。印刷画素生成処理の実行を終えると、S211へ処理を移行する。
S211では、記憶部20の一時領域に記憶させておいたコンテンツデータを構成する部分データを全て処理したか否かを判定する。この結果、コンテンツデータを構成する部分データを全て処理したと判定した場合は(S211:Yes)、S213へ処理を移行し、コンテンツデータを構成する部分データを全て処理していないと判定した場合は(S211:No)、上述したS207へ処理を戻す。
コンテンツデータを構成する部分データを全て処理したと判定した場合に進むS213では、印刷処理を実行する。この印刷処理の詳細については後述する。印刷処理の実行を終えると、S215へ処理を移行する。
S215では、集計データが集計データ記憶領域22に記憶されているか否かを判定する。ここで言う「集計データ」については後述する。このS215にて、集計データが集計データ記憶領域22に記憶されていると判定した場合は(S215:Yes)、S217に処理を移行し、集計データが集計データ記憶領域22に記憶されていないと判定した場合は(S215:No)、本処理(印刷集計処理)を終了し、呼び出し元である印刷処理のS117に続く処理を実行する。
集計データが集計データ記憶領域22に記憶されていると判定した場合に進むS217では、集計データ送信処理を実行する。この集計データ送信処理の詳細については後述する。集計データ送信処理を終えると、本処理(印刷集計処理)を終了し、呼び出し元である印刷処理のS117に続く処理を実行する。
(4)印刷画素生成処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される印刷画素生成処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、印刷画素生成処理は、上述した印刷集計処理のS209にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、印刷画素生成処理の実行を開始すると、まず、記憶部20の一時領域に記憶させておいたコンテンツデータの中からタイトルデータ(<タイトル>タグと</タイトル>タグによって定義されたデータ)を読み出して、印刷データ記憶領域21に書き込む(S253)。なお、本ステップは同一のコンテンツデータに対して一度のみしか実行されない。
続いて、制御部11のRAMに記憶されている部分データ中の印刷データタイプ(<印刷データ>タグ内のタイプ=""として定義されたデータ)が"URL"という文字列であるか否かを判断する(S255)。この結果、印刷データタイプが"URL"という文字列であると判定した場合は(S255:Yes)、S257に処理を移行し、印刷データタイプが"URL"という文字列でないと判定した場合は(S255:No)、S265に処理を移行する。
印刷データタイプが"URL"という文字列であると判定した場合に進むS257では、印刷データタグによって定義された箇所(<印刷データ>タグと</印刷データ>タグによって定義された箇所)に記述されたURLが示す印刷データを該当するアプリケーションサーバ40から取得し、制御部11のRAMに記憶する(S257)。そして、S265へ処理を移行する。
S265では、制御部11のRAMに記憶されている部分データ中の部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」データが"広告"という文字列であるか否かを判定する。その結果、部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」データが"広告"という文字列であると判定した場合には(S265:Yes)、S267へ処理を移行し、部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」データが"広告"という文字列でないと判定した場合は(S265:No)、S269へ処理を移行する。
部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」データが"広告"という文字列であると判定した場合に進むS267では、広告主ID(<広告主ID>タグと</広告主ID>タグとによって定義されたデータ)、広告主URL(<広告主URL>タグと</広告主URLタグ>とによって定義されたデータ)、条件ID(<条件ID>タグと</広告主ID>タグとによって定義されたデータ)を、RAMに記憶されている部分データから選択し、印刷データ記憶領域21にそれぞれ記憶させる。なお、広告主URLと条件IDについては、制御部11のRAMに記憶されている部分データ中に該当データがなければ、印刷データ記憶領域21の対応する領域には"NULL"データを記憶させる。その後、S271へ処理を移行する。
部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」データが"広告"という文字列でないと判定した場合に進むS269では、広告主ID、広告主URL、条件IDをそれぞれ"NULL"データとして印刷データ記憶領域21へ記憶させる。その後、S271へ処理を移行する。
S271では、制御部11のRAMに記憶されている部分データ中の部分データタグ(<部分データ>)に付属する「種類」、「座標x」、「座標y」、「横幅」、「縦長」の各データを、印刷データ記憶領域21へそれぞれ記憶させる。
続くS273では、制御部11のRAM内に記憶されている印刷データ(S257で取得した印刷データ、または、RAM上の部分データの印刷データタグによって定義された印刷データ)を、制御部11のRAMに記憶されている部分データ中の部分データタグ(<部分データ>)に付属する「横幅」、「縦長」の各データに合った画素データに変換し、印刷データ記憶領域21へ記憶させる。
続くS275では、S273にて変換した画素データのサイズを算出し、印刷データ記憶領域21へ記憶させる。
続くS277では、制御部11のRAMに記憶されている部分データに改ページタグが付属していれば、改ページ指令を印刷データ記憶領域21へ記憶させる。その後、本処理(印刷画素生成処理)を終了し、呼び出し元である印刷集計処理のS209に続く処理を実行する。
ここで、印刷画素生成処理の結果、印刷データ記憶領域21に記憶されたデータの様子を図10のデータ構成図を用いて説明する。
印刷画素生成処理が実行されることにより、印刷データ記憶領域21には、図10に示すように、「タイトル」(S253で書き込まれたデータ)、「種類」(S271で書き込まれたデータ)、「広告主ID」,「広告主URL」,「条件ID」(S267で書き込まれたデータ)、「座標x」,「座標y」,「横幅」,「縦長」(S271で書き込まれたデータ)、「画素データサイズ」(S275で書き込まれたデータ)、「画素データ」(S273で書き込まれたデータ)、「改ページ指令」(S277で書き込まれたデータ)が書き込まれる。なお、以下の説明において、「種類」から「画素データ」を1つのデータブロックとして取り扱う。また、図10における改ページ指令の下に続くデータブロックは、続けて実行された印刷画素生成処理によって書き込まれたものである。
(5)印刷処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される印刷処理について、図11,12のフローチャートを用いて説明する。なお、印刷処理は、上述した印刷集計処理のS213にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、印刷処理の実行を開始すると、まず、制御部11のRAM上に設けられたページカウンタを0にセットする(図11:S303)。
続いて、読取部12に設けられた図示しない用紙センサーで検出した用紙種を用紙種記憶領域24に記憶させる(S305)。「用紙種」というのは、用紙サイズや用紙の厚みや材質等である。
続いて、ユーザによって停止命令が発せられたか否かを判定する(S307)。具体的には、操作部18が操作されて、停止を意味する指令が入力されたか否かを判定する。この結果、ユーザによって停止命令が発せられたと判定した場合は(S307:Yes)、本処理(印刷処理)を終了し、呼び出し元である印刷集計処理のS213に続く処理を実行する。
一方、ユーザによって停止命令が発せられなかったと判定した場合は(S307:No)、印刷データ記憶領域21の未処理のデータブロックを選択し、「種類」を読み出す(S309)。
続いて、S309で読み出した「種類」が"広告"であるか否かを判定する。その結果、S309で読み出した「種類」が"広告"であると判定した場合は(S311:Yes)、S313へ処理を移行し、S309で読み出した「種類」が"広告"でないと判定した場合は(S311:No)、S317へ処理を移行する。
S309で読み出した「種類」が"広告"であると判定した場合に進むS313では、広告印刷判断処理を実行する。この広告印刷判断処理の詳細については後述する。広告印刷判断処理の実行を終えると、S315へ処理を移行する。
S315では、後述する広告印刷実行フラグ(制御部11のRAMに設けられたフラグ)の値によって広告印刷を実行するか否かを判定する。具体的には、広告印刷実行フラグ=1であれば広告印刷を実行すると判定し(S315:Yes)、S317へ処理を移行する。一方、広告印刷実行フラグ=0であれば広告印刷を実行しないと判定し(S315:No)、上述したS307へ処理を戻す。
広告印刷を実行すると判定した場合に進むS317では、印刷データ記憶領域21の選択中のデータブロックから画素データサイズと画素データを読み出す。続いて、画素データに基づいて改ページが必要となるまで画像の印刷を記録部13に行わせる(S319)。
続いて、S319で印刷させたものは広告であるか否かを判定する。具体的には、S309で読み出した「種類」が"広告"であればS319で印刷させたものは広告であると判定し(S321:Yes)、S323へ処理を移行する。一方、S309で読み出した「種類」が"広告"でなければS319で印刷させたものは広告でないと判定し(S321:No)、図12のS325へ処理を移行する。
S319で印刷させたものは広告であると判定した場合に進むS323では、集計処理を実行する。この集計処理の詳細については後述する。集計処理を終えると図12のS325へ処理を移行する。
図12のS325では、改ページが必要であるか否かを判定する。具体的には、S319で画素データに基づいて画像を印刷させた際に改ページが必要となる場所まで達することなく全てを印刷できたが、印刷データ記憶領域21の選択中のデータブロックの直後に改ページ指令がある場合に改ページが必要であると判定する(S325:Yes)。また、S319で画素データに基づいて画像を印刷させた際に改ページが必要となる場所まで達し、全てを印刷しきれなかった場合、改ページが必要であると判定する(S325:Yes)。一方、S319で画素データに基づいて画像を印刷させた際に改ページが必要となる場所まで達することなく全てを印刷でき、かつ、印刷データ記憶領域21の選択中のデータブロックの直後に改ページ指令がない場合、改ページが必要でないと判定する(S325:No)。
改ページが必要であると判定した場合に進むS327では、制御部11のRAM上に設けられたページカウンタを1だけカウントアップする。そして、読取部12に設けられた図示しない用紙センサーで検出した用紙種を用紙種記憶領域24に記憶させる(S329)。
続いて、S319で画素データに基づいて画像を印刷させた際に改ページが必要となる場所まで達し、全てを印刷しきれなかったか否かを判定する。全てを印刷しきれなかった場合は(S331:Yes)、上述したS319へ処理を戻す。一方、全てを印刷できたと判定した場合は(S331:No)、S333へ処理を移行する。
S333では、印刷データ記憶領域21に含まれるデータブロックを全て処理したか否かを判定する。全てのデータブロックを処理したと判定した場合は(S333:Yes)、本処理(印刷処理)を終了し、呼び出し元である印刷集計処理のS213に続く処理を実行する。一方、全てのデータブロックを処理していないと判定した場合は(S333:No)、上述したS307へ処理を戻す。
(6)広告印刷判断処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される広告印刷判断処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、広告印刷判断処理は、上述した印刷処理のS313にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、広告印刷判断処理の実行を開始すると、まず、記憶部20の広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"全印刷"であるか否かを判定する(S353)。広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"全印刷"であると判定した場合は(S353:Yes)、S361へ処理を移行する。一方、広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"全印刷"でないと判定した場合は(S353:No)、S355へ処理を移行する。
広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"全印刷"でないと判定した場合に進むS355では、広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"2枚目以降拒否"であるか否かを判定する。広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"2枚目以降拒否"であると判定した場合は(S355:Yes),S359へ処理を移行する。一方、広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"2枚目以降拒否"でないと判定した場合は(S355:No)、S357へ処理を移行する。
広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"2枚目以降拒否"でないと判定した場合に進むS357では、制御部11のRAMに設けられた広告印刷実行フラグ
を"0"とする。そして、本処理(広告印刷判断処理)を終了し、呼び出し元である印刷処理のS313に続く処理を実行する。
一方、広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"2枚目以降拒否"であると判定した場合に進むS359では、現在のページカウンタ(制御部11のRAM上に設けられたカウンタ)の値は"1"であるか否かを判定する。現在のページカウンタの値が"1"である場合にはS361へ処理を移行し、現在のページカウンタの値が"0"である場合には上述したS357へ処理を移行する。
S353にて、広告印刷モード記憶領域23に記憶された広告印刷モードが"全印刷"であると判定した場合、または、S359にて現在のページカウンタの値が"1"であると判断した場合に進むS361では、制御部11のRAMに設けられた広告印刷実行フラグを"1"とする。そして、本処理(広告印刷判断処理)を終了し、呼び出し元である印刷処理のS313に続く処理を実行する。
(7)集計処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される集計処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。なお、集計処理は、上述した印刷処理のS323にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、集計処理の実行を開始すると、まず、直前に印刷した印刷量を算出する(S403)。この「印刷量」というのは、直前に印刷した印刷領域の面積(「横幅」×「縦幅」)を用紙面積で割ったものである。
続いて、用紙種記憶領域24から用紙種を読み出す(S405)。そして、直前に印刷した部分データと同一のページ、同一の広告主、同一の広告主URL、同一の条件ID、同一の用紙種の集計データを集計データ記憶領域22から検索する(S407)。
ここで集計データの具体例について図15の集計データサンプルを用いて説明する。図15(a)は、広告主URLと条件IDとが含まれる場合の集計データのサンプルである。このサンプルに示すように、集計データは、XML(extensible markup language)により記述されている。集計データは、タグによって、集計対象のページ番号を示す情報である「ページ番号」、印刷装置10の使用者を識別可能な識別情報である「消費者ID」、広告主を識別可能な識別情報である「広告主ID」、広告主が運営するwebサイトへの接続先を示す「広告主URL」、集計サーバ30において集計データの有効無効を判定する際に用いられる「条件ID」、印刷用紙の種類を表す「用紙種」、集計対象のページの印刷枚数を示す「枚数」、印刷に使用した画像形成材(インクやトナー等)の種類を示す「印刷タイプ」が定義されている。なお、「広告主URL」及び「条件ID」は、広告の部分データによっては定義されていない場合もある(図15(b)参照)。
図14に説明を戻し、続くS409では、S407の検索にて該当する集計データが見つかったか否かを判定する。該当する集計データが見つかったと判定した場合は(S409:Yes)、S419へ処理を移行し、該当する集計データが見つからなかったと判定した場合は(S409:No)、S411へ処理を移行する。
該当する集計データが見つからなかったと判定した場合に進むS411では、新たに集計データ(XML)を集計データ記憶領域22に生成し、まず、ページ番号と消費者IDと印刷タイプとをセットする。ページ番号というのは、直前に印刷した部分データの印刷ページの番号である。また、消費者IDというのは、印刷装置10の使用者を実質的に識別可能な情報であり、例えば、印刷装置10のシリアル番号である。また、印刷タイプというのは、記録部13が印刷を行った際に使用した画像形成材(インクやトナー等)の種類である。
続くS413では、印刷データ記憶領域21から広告主ID、広告主URL、条件IDを読み出し、S411で生成した集計データにセットする。
続くS415では、用紙種記憶領域24から用紙種を読み出し、S411で生成した集計データにセットする。
続くS417では、S403で生成した印刷量(直前に印刷した印刷領域の面積を用紙面積で割ったもの)をS411で生成した集計データにセットし、本処理(集計処理)を終了する。そして、呼び出し元である印刷処理のS323に続く処理を実行する。
一方、S407の検索にて該当する集計データが見つかったと判定した場合に進むS419では、その見つかった集計データの「枚数」の箇所に、S403で生成した印刷量(直前に印刷した印刷領域の面積を用紙面積で割ったもの)を足し合わせる。そして、本処理(集計処理)を終了し、呼び出し元である印刷処理のS323に続く処理を実行する。
(8)集計データ送信処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される集計データ送信処理について、図16のフローチャートを用いて説明する。なお、集計データ送信処理は、上述した印刷集計処理のS217にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、集計データ送信処理の実行を開始すると、まず、未処理の集計データを集計データ記憶領域22から1つ読み出し、制御部11のRAMに展開する(S451)。ここで言う「未処理の集計データ」というのは、集計データ記憶領域22に記憶されている集計データのうち、まだ読み出していない集計データのことである。
続くS453では、S451で読み出した集計データの「広告主」、「広告主URL」、「条件ID」、「用紙種」、「印刷タイプ」の各データが同一の集計データを集計データ記憶領域22から検索する。
続くS455では、S453での検索において1つでも該当する集計データが見つかったか否かを判定する。該当する集計データが見つかったと判定した場合は(S453:Yes)、S457へ処理を移行し、該当する集計データが見つからなかったと判定した場合はS463へ処理を移行する。
S453での検索において該当する集計データが1つでも見つかった場合に進むS457では、S451で読み出した集計データにおける「枚数」のデータと、S453での検索で見つかった全ての集計データにおける「枚数」のデータを合計し、RAM上に展開されている集計データにセットする。
続くS459では、RAM上に展開されている集計データから「ページ番号」をタグと共に削除する。
続くS461では、S453での検索において見つかった集計データを全て削除する。
続くS463では、RAM上に展開されている集計データを集計サーバ30へ通信部16を介して送信する。
続くS465では、RAM上に展開されている集計データに有効な「広告主URL」のデータが含まれているか否かを判定する。この結果、有効な「広告主URL」のデータは含まれていると判定した場合は(S465:Yes)、S467へ処理を移行し、有効な
「広告主URL」のデータは含まれていないと判定した場合は(S465:No)、S469へ処理を移行する。
有効な「広告主URL」のデータが含まれていると判定した場合に進むS467では、その広告主URLが示す広告主サーバ50へ、RAM上に展開されている集計データを通信部16を介して送信する。そして、S469へ処理を移行する。
S469では、集計データ記憶領域22に記憶されている集計データのうち、未処理の集計データがあるか否かを判定する。未処理の集計データがあると判定した場合は(S469:Yes)、上述したS451へ処理を移行し、未処理の集計データはないと判定した場合は(S469:No)、本処理(集計データ送信処理)を終了し、呼び出し元である印刷集計処理のS217に続く処理を実行する。
(9)注文処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される注文処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。なお、注文処理は、上述した印刷装置処理のS121にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、注文処理の実行を開始すると、まず、注文サービスを受けるためのURLを受け付ける(S503)。なお、受け付ける方法としては、URLをユーザから操作部18を介して直接入力してもらうようになっていてもよいし、表示部19に表示させたURLの候補の中からユーザに指定してもらうようになっていてもよい。
続くS505では、スキャナ原稿のセットを促す旨を表示部19に表示させる。
続くS507では、スキャナ原稿のセットが完了したか否かをユーザに問い合わせる。具体的には、表示部19に「原稿のセットが完了したら、実行ボタンを押してください」というようなメッセージを表示させ、操作部18の実行ボタンが押下させるのを監視することによって実現する。なお、操作部18の実行ボタンが押下されるまで本ステップ(S507)にとどまる。
続くS509では、読取部12を機能させてスキャナ原稿を読み取り、読み取ったスキャナ原稿の画像データを制御部11のRAM上に展開する。
続くS511では、消費者ID(印刷装置10の使用者を実質的に識別可能な情報であり、例えば、印刷装置10のシリアル番号等)と画像データとから注文データを生成する。
続くS513では、S511で生成した注文データを、S503で受け付けたURLが示すアプリケーションサーバ40へ通信部16を介して送信する。
続くS515では、S513で送信した注文データに対する応答データを、アプリケーションサーバ40から通信部16を介して受信する。
続くS517では、S515で受信した応答データがエラーを意味するものであるか否かを判定する。S515で受信した応答データがエラーを意味するものであると判定した場合は(S517:Yes)、S521へ処理を移行し、S515で受信した応答データがエラーを意味するものでないと判定した場合(S517:No)、S519へ処理を移行する。
S515で受信した応答データがエラーでなかったと判定した場合に進むS519では、正常に注文がなされたことを表示部19に表示させ、本処理(注文処理)を終了する。そして、呼び出し元である印刷装置処理のS121に続く処理を実行する。
一方、S515で受信した応答データがエラーであったと判定した場合に進むS521では、正常に注文がなされなかったことを表示部19に表示させ、本処理(注文処理)を終了する。そして、呼び出し元である印刷装置処理のS121に続く処理を実行する。
(10)広告印刷設定処理
次に、印刷装置10の制御部11にて実行される広告印刷設定処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、広告印刷設定処理は、上述した印刷装置処理のS123にて呼び出されて実行が開始される処理である。
印刷装置10の制御部11は、広告印刷設定処理の実行を開始すると、まず、広告印刷モードを設定するための表示を表示部19に表示させる。具体的には、「希望する広告印刷モードを入力してください。1:全印刷、2:なし、3:1枚目のみ印刷」というメッセージを表示部19に表示させ、操作部18の番号ボタンが押下させるのを監視することによって実現する。
続いて、ユーザによって入力された番号ボタンの種別によって処理を分岐する(S555〜S559)。ユーザによって入力された番号ボタンが"1"であった場合、すなわち、広告を全て印刷することを希望していると判断された場合には、S561へ処理を移行する。また、ユーザによって入力された番号ボタンが"2"であった場合、すなわち、広告の印刷を全て拒否することを希望していると判断された場合には、S563へ処理を移行する。また、ユーザによって入力された番号ボタンが"3"であった場合、すなわち、1枚目のみ広告の印刷を希望すると判断された場合には、S565へ処理を移行する。
S561では、広告印刷モード記憶領域23に"全印刷"をセットし、本処理(広告印刷設定処理)を終了し、呼び出し元である印刷装置処理のS123に続く処理を実行する。
S563では、広告印刷モード記憶領域23に"拒否"をセットし、本処理(広告印刷設定処理)を終了し、呼び出し元である印刷装置処理のS123に続く処理を実行する。
S565では、広告印刷モード記憶領域23に"2枚目以降拒否"をセットし、本処理(広告印刷設定処理)を終了し、呼び出し元である印刷装置処理のS123に続く処理を実行する。
(11)アプリーションサーバ処理
次に、アプリケーションサーバ40の制御部41にて実行されるアプリーションサーバ処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。なお、アプリーションサーバ処理は、アプリケーションサーバ40へ電力が供給された際に実行が開始される処理である。
アプリケーションサーバ40の制御部41は、アプリケーションサーバ処理の実行を開始すると、データ要求が印刷装置10からなされたか否かを判定する(S603)。ここで言う「データ要求」というのは、印刷装置10で実行されるコンテンツ取得処理のS155にて発行される要求である。データ要求が印刷装置10からなされたと判定した場合には(S603:Yes)、コンテンツデータ返信処理を実行し(S607)、実行を終えたらS603に処理を戻す。なお、コンテデータ返信処理の詳細については後述する。
一方、データ要求が印刷装置10からなされなかったとS603にて判定した場合は(S603:Yes)、注文要求が印刷装置10からなされたか否かを判定する(S605)。ここで言う「注文要求」というのは、印刷装置10で実行される注文処理のS513にて送信される注文データが相当する。注文要求が印刷装置10からなされたと判定した
場合には(S605:Yes)、注文データ受信処理を実行し(S609)、実行を終えたらS603に処理を戻す。なお、注文データ受信処理の詳細については後述する。
一方、注文要求が印刷装置10からなされなかったとS605にて判定した場合は(S605:No)、S603に処理を戻す。
(12)コンテンツデータ返信処理
次に、アプリケーションサーバ40の制御部41にて実行されるコンテンツデータ返信処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、コンテンツデータ返信処理は、上述したアプリケーションサーバ処理のS607にて呼び出されて実行が開始される処理である。
アプリケーションサーバ40の制御部41は、コンテンツデータ返信処理の実行を開始すると、まず、URLのクエリに応じたコンテンツデータをコンテンツDB44から検索する(S653)。
続くS655では、S653での検索で該当するコンテンツデータが見つかったか否かを判定する。このS655にて、S653での検索で該当するコンテンツデータが見つかったと判定した場合は(S655:Yes)、S657へ処理を移行し、S653での検索で該当するコンテンツデータが見つからなかったと判定した場合は(S655:No)、S663へ処理を移行する。
S653での検索で該当するコンテンツデータが見つかったと判定した場合に進むS657では、その見つかったコンテンツデータにおいて、広告主IDが含まれる未処理の部分データから広告主IDを読み出し、広告主テーブル45を参照して広告主URLを挿入する。
続くS659では、S653での検索で見つかったコンテンツデータ中に含まれる全部分データに対してS657の処理を行ったか否かを判定する。このS659にて、全部分データに対してS657の処理を行ったと判定した場合は(S659:Yes)、S661へ処理を移行し、全部分データに対してS657の処理を行っていないと判定した場合は(S659:No)、S657へ処理を戻す。
全部分データに対してS657の処理を行ったと判定した場合に進むS661では、S653で検索され、S657で広告主URLが挿入されたコンテンツデータを、要求元の印刷装置10へ通信部42を介して送信する。そして、本処理(コンテンツデータ返信処理)を終了し、呼び出し元であるアプリケーションサーバ処理のS607に続く処理を実行する。
S655にて、S653での検索で該当するコンテンツデータが見つからなかったと判定して進むS663では、該当するコンテンツデータが見つからなかった旨を表すエラーデータを、要求元の印刷装置10へ通信部42を介して送信する。そして、本処理(コンテンツデータ返信処理)を終了し、呼び出し元であるアプリケーションサーバ処理のS607に続く処理を実行する。
(13)注文データ受信処理
次に、アプリケーションサーバ40の制御部41にて実行される注文データ受信処理について、図21のフローチャートを用いて説明する。なお、注文データ受信処理は、上述したアプリケーションサーバ処理のS609にて呼び出されて実行が開始される処理である。
アプリケーションサーバ40の制御部41は、注文データ受信処理の実行を開始すると、まず、印刷装置10から送信されてきた注文データに含まれる消費者IDを取り出す(S703)。
続くS705では、注文データに含まれる画像データから広告主IDと条件IDとを文字認識技術によって読み取り、制御部41のRAM上に記憶させる。
続くS707では、注文データに含まれる画像データは正しい申込みフォームであるか否かを判定する。具体的には、注文データに含まれる画像データからフォームコード(図4(b)参照)を抽出し、そのフォームコードの正当性について検証することによって正しい申し込みフォームであるか否かを判定する。なお、本実施形態において、正規の申込みフォームには、必ず所定位置に、正しい申込みフォームコードが付されているものとする。この判定において、注文データに含まれる画像データは正しい申込みフォームであると判定した場合は(S707:Yes)、S709へ処理を移行し、注文データに含まれる画像データは正しい申込みフォームでないと判定した場合は(S707:No)、S721へ処理を移行する。
注文データに含まれる画像データは正しい申し込みフォームであると判定した場合に進むS709では、注文データに含まれる画像データから、フォームの種別に応じて注文に必要な情報(例えば、品名、個数、送付先等)を読み取り、記憶部43の所定の領域に読み取った情報を記憶させる。
続くS711では、S705で広告主IDと条件IDとが読み取れたか否かを判定する。広告主IDと条件IDとが読み取れたと判定した場合は(S711:Yes)、S713へ処理を移行し、広告主IDと条件IDとが読み取れなかったと判定した場合は(S711:No)、S719へ処理を移行する。
広告主IDと条件IDとが読み取れたと判定した場合に進むS713では、条件が満足したことを意味するコマンドと、読み取った広告主IDと、条件IDとを、集計サーバ30へ通信部42を介して送信する。
続くS715では、S705で読み取った広告主IDが広告主テーブル45に存在し、かつ、その広告主IDに対応する広告主URLが広告主テーブル45に登録されているか否かを判定する。S705で読み取った広告主IDが広告主テーブル45に存在し、かつ、その広告主IDに対応する広告主URLが広告主テーブル45に登録されていると判定した場合は(S715:Yes)、S717へ処理を移行し、S705で読み取った広告主IDが広告主テーブル45に存在しないか、または、その広告主IDに対応する広告主URLが広告主テーブル45に登録されていないと判定した場合は(S715:No)、S719へ処理を移行する。
S705で読み取った広告主IDが広告主テーブル45に存在し、かつ、その広告主IDに対応する広告主URLが広告主テーブル45に登録されていると判定した場合に進むS717では、条件が満足したことを意味するコマンドと、読み取った広告主IDと、条件IDとを、広告主テーブル45に登録されていた広告主URLが指し示す広告主サーバ50へ通信部42を介して送信する。そして、S719へ処理を移行する。
S719では、注文が正常に処理された旨を示すデータを、要求元の印刷装置10へ通信部42を介して送信し、本処理(注文データ受信処理)を終了する。そして、呼び出し元であるアプリケーションサーバ処理のS609に続く処理を実行する。
一方、S707において、注文データに含まれる画像データは正しい申込みフォームであると判定した場合に進むS721では、注文が正常に処理されなかった旨を示すデータを、要求元の印刷装置10へ通信部42を介して送信し、本処理(注文データ受信処理)を終了する。そして、呼び出し元であるアプリケーションサーバ処理のS609に続く処理を実行する。
(14)集計サーバ処理
次に、集計サーバ30の制御部31にて実行される集計サーバ処理について、図22のフローチャートを用いて説明する。なお、集計サーバ処理は、集計サーバ30へ電力が供給された際に実行が開始される処理である。
集計サーバ30の制御部31は、集計サーバ処理の実行を開始すると、まず、内蔵時計に基づき、現在時刻が予め定められた集計時刻であるか否かを判定する(S753)。現在時刻が集計時刻であるならば(S753:Yes)、S759へ処理を移行し、現在時刻が集計時刻でなければ(S753:No)、S755へ処理を移行する。
現在時刻が集計時刻であると判定した場合に進むS759では、集計データ配信処理を実行する。なお、集計データ配信処理の詳細については後述する。集計データ配信処理の実行を終えると、上述したS753へ処理を戻す。
一方、現在時刻が集計時刻でないと判定した場合に進むS755では、集計データを受信したか否かを判定する。ここで言う「集計データ」は、印刷装置10で実行される集計データ送信処理のS463にて送信される集計データである。S755において、集計データを受信したと判定した場合は(S755:Yes)、S761へ処理を移行し、集計データを受信していないと判定した場合は(S755:No)、S757へ処理を移行する。
集計データを受信したと判定した場合に進むS761では、集計テーブル保存処理を実行する。なお、集計テーブル保存処理の詳細については後述する。集計テーブル保存処理の実行を終えると、上述したS753へ処理を戻す。
一方、集計データを受信していないと判定した場合に進むS757では、条件満足コマンドを受信したか否かを判定する。ここで言う「条件満足コマンド」というのは、アプリケーションサーバ40で実行される注文データ受信処理のS713にて送信されるコマンドである。S757において、条件満足コマンドを受信したと判定した場合は(S757:Yes)、S763へ処理を移行し、条件満足コマンドを受信していないと判定した場合は(S757:No)、上述したS753へ処理を戻す。
条件満足コマンドを受信したと判定した場合に進むS763では、条件満足コマンドと共に送られてきた条件IDと一致する集計テーブル35のレコードを検索し、見つかったレコードの条件フラグを"1"に変更する。そして、上述したS753へ処理を戻す。
(15)集計データ配信処理
次に、集計サーバ30の制御部31にて実行される集計データ配信処理について、図23のフローチャートを用いて説明する。なお、集計データ配信処理は、上述した集計サーバ処理のS759にて呼び出されて実行が開始される処理である。
集計サーバ30の制御部31は、集計データ配信処理の実行を開始すると、まず、広告主テーブル34を参照し、未処理の広告主IDを1つ選択する(S803)。ここで言う「未処理の広告主ID」というのは、以下に説明するS805〜S809までの処理を行っていない広告主IDを意味する。
続くS805では、集計テーブル35から、S803で選択した広告主IDに該当する集計データ(レコード)であって条件フラグ="1"のものを検索し、制御部31のRAMに読み込む。
続くS807では、広告主テーブル34からS803で選択した広告主IDのメールアドレスを読み出す。
続くS809では、S807で読み出したメールアドレスが示す宛先へ、S805でRAMに読み込んだ集計データを通信部32を介して送信する。
続くS811では、広告主テーブル34に存在する全ての広告主IDに対してS805〜S809までの処理を行ったか否かを判定する。全ての広告主IDに対してS805〜S809までの処理を行ったと判定した場合は(S811:Yes)、本処理(集計データ配信処理)を終了し、呼び出し元である集計サーバ処理のS759に続く処理を実行する。
一方、全ての広告主IDに対してS805〜S809までの処理を行っていないと判定した場合は(S811:No)、上述したS803へ処理を戻す。
(16)集計テーブル保存処理
次に、集計サーバ30の制御部31にて実行される集計テーブル保存処理について、図24のフローチャートを用いて説明する。なお、集計テーブル保存処理は、上述した集計サーバ処理のS761にて呼び出されて実行が開始される処理である。
集計サーバ30の制御部31は、集計テーブル保存処理の実行を開始すると、まず、集計テーブル35に新たな空レコードを追加する(S853)。
続くS855では、集計データ(印刷装置10で実行された集計データ送信処理のS463にて送信された集計データ)の広告主IDと消費者IDによって、S853で追加したレコードの対応するフィールドを更新する。
続くS857では、集計データの用紙種に対応する係数を係数テーブルから読み出す。
続くS859では、集計データの枚数の値にS857で読み出した係数を掛けてポイントを求め、S853で追加したレコードの対応するフィールド(消耗品ポイント)を、求めたポイントによって更新する。
続くS861では、集計データに条件IDが含まれているか否かを判定する。このS861において、集計データには条件IDが含まれていると判定した場合は(S861:Yes)、S863へ処理を移行し、集計データには条件IDが含まれていないと判定した場合は(S861:No)、S867へ処理を移行する。
S861にて集計データには条件IDが含まれていると判定した場合に進むS863では、集計データに含まれている条件IDによって、S853で追加したレコードの対応するフィールドを更新する。
続くS865では、S853で追加したレコードの条件フラグを"0"に更新し、本処理(集計テーブル保存処理)を終了し、呼び出し元である集計サーバ処理のS761に続く処理を実行する。
一方、S861にて集計データには条件IDが含まれていないと判定した場合に進むS867では、S853で追加したレコードの条件フラグを"1"に更新し、本処理(集計テーブル保存処理)を終了し、呼び出し元である集計サーバ処理のS761に続く処理を実行する。
(17)広告主サーバ処理
次に、広告主サーバ50の制御部51にて実行される広告主サーバ処理について、図25のフローチャートを用いて説明する。なお、広告主サーバ処理は、広告主サーバ50へ電力が供給された際に実行が開始される処理である。
広告主サーバ50の制御部51は、広告主サーバ処理の実行を開始すると、まず、印刷装置10から集計データを受信したか否かを判定する(S903)。ここで言う「集計データ」は、印刷装置10で実行される集計データ送信処理のS467にて送信される集計データである。S903において、印刷装置10から集計データを受信したと判定した場合は(S903:Yes)、S907へ処理を移行し、印刷装置10から集計データを受信していないと判定した場合は(S903:No)、S905へ処理を移行する。
印刷装置10から集計データを受信したと判定した場合に進むS907では、保存処理1を実行する。なお、保存処理1の詳細については後述する。保存処理1の実行を終えると、上述したS903へ処理を戻す。
一方、印刷装置10から集計データを受信していないと判定した場合に進むS905では、集計サーバ30から集計データを受信したか否かを判定する(S905)。ここで言う「集計データ」は、集計サーバ30で実行される集計データ配信処理のS809にて送信される集計データである。S905において、集計サーバ30から集計データを受信したと判定した場合は(S905:Yes)、S909へ処理を移行し、集計サーバ30から集計データを受信していないと判定した場合は(S905:No)、上述したS903へ処理を戻す。
集計サーバ30から集計データを受信したと判定した場合に進むS909では、保存処理2を実行する。なお、保存処理2の詳細については後述する。保存処理2の実行を終えると、上述したS903へ処理を戻す。
(18)保存処理1
次に、広告主サーバ50の制御部51にて実行される保存処理1について、図26のフローチャートを用いて説明する。なお、保存処理1は、上述した広告主サーバ処理のS907にて呼び出されて実行が開始される処理である。
広告主サーバ50の制御部51は、保存処理1の実行を開始すると、まず、集計テーブル1に新たな空レコードを追加する(S931)。
続くS933では、集計データ(印刷装置10で実行された集計データ送信処理のS467にて送信された集計データ)の広告主IDと消費者IDによって、S931で追加したレコードの対応するフィールドを更新する。
続くS935では、集計データの用紙種に対応する係数を係数テーブル56から読み出す。
続くS937では、集計データの枚数の値にS935で読み出した係数を掛けてポイントを求め、S931で追加したレコードの対応するフィールド(消耗品ポイント)を、求めたポイントによって更新し、本処理(集計テーブル保存処理)を終了する。そして、本処理の呼び出し元である集計サーバ処理のS907に続く処理を実行する。
(19)保存処理2
次に、広告主サーバ50の制御部51にて実行される保存処理2について、図27のフローチャートを用いて説明する。なお、保存処理2は、上述した広告主サーバ処理のS909にて呼び出されて実行が開始される処理である。
広告主サーバ50の制御部51は、保存処理2の実行を開始すると、まず、まず、集計テーブル2に新たな空レコードを追加する(S953)。
続くS955では、集計データ(印刷装置10で実行された集計データ送信処理のS809にて送信された集計データ)の広告主IDと消費者IDと消耗品ポイントによって、S931で追加したレコードの対応するフィールドを更新し、本処理(集計テーブル保存処理)を終了する。そして、本処理の呼び出し元である集計サーバ処理のS909に続く処理を実行する。
[実施形態の効果]
このようなコンテンツ提供システム1によれば、広告の印刷量(印刷領域の面積(「横幅」×「縦幅」)を用紙面積で割ったもの)が集計サーバ30へ集約され、消耗品ポイントが計算される。そして、さらに、各広告の提供者のサーバ(広告主サーバ50)へ消耗品ポイントが送信される。このため、広告主は、広告の印刷量を間接的に把握することができる。したがって、提供者は、広告が印刷された結果もたらされた効果を推測することが可能となる。
また、上記コンテンツ提供システム1では、印刷装置10側にて集計(図14の集計処理を参照)が行われた後、集計サーバ30へ集計データが送信されるようになっている。このため、印刷装置10から集計サーバ30へ送信するデータの通信量を減らすことができる。
また、上記コンテンツ提供システム1では、印刷装置10のユーザへ、広告印刷の有無等について問い合わせる仕組みを備えている(図18の広告印刷設定処理を参照)。このように、広告印刷に関し印刷装置10のユーザの希望を反映させることができるようになっているため、印刷装置10のユーザの使い勝手がよい。
また、上記コンテンツ提供システム1では、集計サーバ30が集計データを広告主サーバ50へ送信すると共に印刷装置10が集計データを広告主サーバ50へ直接送信するようになっている(図16の集計データ送信処理のS467を参照)。このため、広告主は、印刷装置10から自身のサーバ(広告主サーバ50)に直接送信された集計データ(集計テーブル1に記憶されたデータ)と、集計サーバ30から自身のサーバ(広告主サーバ50)に送信された集計データ(集計テーブル2に記憶されたデータ)とを比較することが可能となり、集計データの正確性を確認することができる。
また、上記コンテンツ提供システム1では、アプリケーションサーバ40における注文データ処理によって広告主IDと条件IDが読み取れた場合に条件満足のコマンドが集計サーバ30へ送られるようになっている(図21の注文データ受信処理のS713を参照)。そして、この条件満足コマンドを集計サーバ30受け取ることにより、集計データ30に記憶されていた対応する集計データが有効となる(図22の集計サーバ処理のS763を参照)。このため、先に印刷された注文書類に基づいてユーザから申し込みがなされた場合にのみ、集計サーバ30へ送信された集計データが有効となる。つまり、特定の条件(先に印刷された注文書類に基づいてユーザから申し込みがなされたという条件)が満たされた場合のみ集計サーバに送信された集計データを有効な情報として扱うことができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態のコンテンツ提供システム1では、アプリケーションサーバ40から印刷装置10へ送信されるコンテンツデータに含まれる広告は、特にジャンルが選択されたものではなかった。しかしながら、印刷装置10のユーザの嗜好に合わせて広告が選択されるようになっているとよい。具体的には、予め、印刷装置10のユーザの希望するジャンルを操作部18を介し受け付けて記憶するように印刷装置10を構成する(例えば、図28に示すような画面71を印刷装置10の表示部19に表示させ、印刷装置10のユーザが入力したジャンルを記憶部20へ記憶させておく)。それに加え、広告のジャンルに関する情報をアプリケーションサーバ40が記憶するコンテンツデータに付加しておく。そして、印刷装置10が広告を印刷する際に、コンテンツデータに含まれる広告のジャンルとユーザの希望するジャンルとが一致するか否かを判定し、その判定結果に応じて広告を印刷するようになっているとよい(例えば、上述した印刷画素生成処理のS265とS267の間に上記判定処理を追加し、コンテンツデータに含まれる広告のジャンルとユーザの希望するジャンルとが一致する場合のみS267以降の処理を実行し、一致しない場合は印刷画素生成処理を終了するように変更するとよい)。
このようになっていれば、印刷装置10のユーザが好むジャンルのみ広告を印刷するようにできるため、印刷媒体や画像形成材の無駄な消費を削減できると共に広告効果も高めることができる。
なお、ユーザ単位または印刷装置10単位で好みのジャンルを管理する管理サーバを別途設け、この管理サーバに予め好みのジャンルを登録しておいてもよい。そして、アプリケーションサーバ40が、上記管理サーバにジャンルを問い合わせ、送信対象の印刷装置10に適したジャンルの広告情報をコンテンツデータに挿入して印刷装置10へ送信するようになっていてもよい。
このようになっていても、印刷装置10のユーザが好むジャンルのみ広告を印刷するようにできるため、印刷媒体や画像形成材の無駄な消費を削減できると共に広告効果も高めることができる。
(2)上記実施形態のコンテンツ提供システム1では、集計サーバ30が備える係数テーブル36および広告主サーバ50が備える係数テーブル56は、印刷用紙の種類を示す用紙種と、当該用紙種に対応する係数とから構成されていたが、図29(a)に示すような計数テーブル36a,56aであってもよい。つまり、縦軸が画素形成材のタイプであり、横軸が色の種別であり、これらの組み合わせによって係数が決まるようになったテーブルであってもよい。そして、印刷装置10で生成される集計データには、画素形成材のタイプと各色の使用量を含むようになっているとよい図29(b)参照)。
このようになっていれば、より細かく広告の印刷にかかった画素形成材の使用量を広告主が把握することができる。
(3)上記実施形態のコンテンツ提供システム1では、印刷装置10において印刷量(印刷領域の面積(「横幅」×「縦幅」)を用紙面積で割ったもの)を算出して集計サーバ30に送信するようになっていたが、印刷装置10では印刷量を計算せずに、印刷装置10から印刷量を計算可能な情報を集計サーバ30に送信するようになっていてもよい。例えば、図30に示すような集計データであってもよい。図30(a)に示す集計データは、印刷量として、印刷領域の左上の座標と共に印刷領域の横幅と縦長とを含む集計データである。また、図30(b)に示す集計データは、印刷領域の面積と位置の情報とを含む集計データである。
このような集計データであっても、集計サーバ30において集計処理を行うことにより、上記実施形態のコンテンツ提供システム1と同様の結果が得られる。なお、集計サーバにおけるこの集計処理が特許請求の範囲に記載の集計サーバ側集計手段に相当する。
(4)上記実施形態のコンテンツ提供システム1では、広告の印刷量(印刷領域の面積(「横幅」×「縦幅」)を用紙面積で割ったもの)を用いて広告の効果の評価を行うようになっていたが、以下のような情報を用いて評価を行うようになっていてもよい。
a.広告のデータ量
広告のデータ量というのは、例えば、上述した印刷画素生成処理のS275で算出した画素データのサイズ(例えば、30KByte等)である。印刷装置10が、このような広告のデータ量をアプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40が広告のデータ量を集計するようになっていてもよい。
b.広告の印刷回数
広告の印刷回数というのは、特定の種類の広告が印刷装置10において何回印刷されたかという回数情報である。印刷装置10が、このような広告の印刷回数をアプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40が広告の印刷回数を集計するようになっていてもよい。
c.広告の印刷位置
広告の印刷位置というのは、印刷媒体(用紙等)において広告が印刷された位置情報であり、例えば、上部,下部という位置情報や、用紙の左上から何cmの場所かという位置情報である(図30(a)参照)。印刷装置10が、このような広告の印刷位置に関する情報を、アプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40がその情報を印刷位置の優位性に対応した数値に変換して集計するようになっていてもよい。
d.印刷媒体の種類
印刷媒体の種類というのは、広告の印刷の際に用いられた印刷媒体(用紙等)の種類に関する情報である。例えば、上質紙、古紙、フォト紙といった印刷媒体の素材に関する情報や、A4、B5、レターサイズといった印刷媒体の大きさに関する情報である。印刷装置10が、このような印刷媒体の種類に関する情報を、アプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40がその情報を印刷媒体の価値に対応した数値に変換して集計するようになっていてもよい。
e.画像形成材の使用量
画像形成材の使用量というのは、広告の印刷の際に用いられた画像形成材(インクやトナー等)の使用量に関する情報である。例えば、色を区別せずにトータルでインクを何cc使用したという情報や、シアン(C)のトナーを何μg、マゼンタ(M)のトナーを何μg使用したという情報である。印刷装置10が、このような画像形成材の使用量を、アプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40がその情報を画像形成材の価値や画像形成材の目立ち度に対応した数値に変換して集計するようになっていてもよい。
f.広告の印刷にかかった時間
広告の印刷にかかった時間というのは、印刷時に広告部分の印刷にかかった時間である。印刷装置10が、このような広告の印刷にかかった時間(広告印刷時間)を、アプリケーションサーバ40へ送信する集計データにセットし、アプリケーションサーバ40が広告印刷時間を集計するようになっていてもよい。
(5)
上記実施形態のコンテンツ提供システム1では、印刷装置10のユーザは、広告印刷モードとして、1:全印刷、2:なし、3:1枚目のみ印刷、という3つのモードの何れかを選択することができるようになっていたが(図18の広告印刷設置処理を参照)、広告を印刷させるページを任意に指定できるようになっていてもよい。例えば、印刷装置10の制御部11が、「広告を印刷させるページ番号を入力してください。」というメッセージを表示部19に表示させ、操作部18の番号ボタンが押下されるのを監視することによって、ユーザの希望するページを受け付けて記憶する。そして、広告印刷判断処理において、上記記憶しておいた情報に基づいて広告の印刷可否を判断する。なお、広告を印刷させるページについては、ユーザが印刷ページの範囲(具体的には上限のページ番号と下限のページ番号)を入力することにより指定するようになっていてもよいし、逆に、広告印刷を行わせたくないページ番号をユーザが入力できるようになっていてもよい。このようになっていれば、広告の印刷有無の指定についてユーザの自由度が高まる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態で用いた用語と特許請求の範囲で用いた用語との対応を示す。印刷装置10の通信部16が、印刷装置側受信手段および印刷装置側送信手段に相当し、記録部13が印刷手段に相当し、記憶部20が印刷装置側記憶手段に相当し、操作部18が印刷指令入力手段に相当する。
また、図14の集計処理のS403の処理が取得手段としての機能に相当し、図14の集計処理のS407〜S419の処理が、印刷装置側集計手段としての機能に相当する。
アプリケーションサーバ40の通信部42が、アプリケーションサーバ側第一送信手段およびアプリケーションサーバ側第二送信手段に相当する。
集計サーバ30の通信部42が、集計サーバ側受信手段および集計サーバ側送信手段に相当し、記憶部43が集計サーバ側記憶手段に相当する。
コンテンツシステムの構成を説明するためのブロック図である。 広告主テーブル、集計テーブル、係数テーブルを説明するための説明図である。 広告主テーブルを説明するための説明図およびコンテンツデータを説明するためのデータ例である。 コンテンツ画像の一例である。 第一集計テーブル、第二集計テーブルおよび係数テーブルを説明するための説明図である。 印刷装置処理を説明するためのフローチャートである。 コンテンツ取得処理を説明するためのフローチャートである。 印刷集計処理を説明するためのフローチャートである。 印刷画素生成処理を説明するためのフローチャートである。 印刷データ記憶領域に記憶されるデータ構成を説明するための説明図である。 印刷処理を説明するためのフローチャートである。 印刷処理を説明するためのフローチャートである。 広告印刷判断処理を説明するためのフローチャートである。 集計処理を説明するためのフローチャートである。 集計データサンプルである。 集計データ送信処理を説明するためのフローチャートである。 注文処理を説明するためのフローチャートである。 広告印刷設定処理を説明するためのフローチャートである。 アプリケーションサーバ処理を説明するためのフローチャートである。 コンテンツデータ返信処理を説明するためのフローチャートである。 注文データ受信処理を説明するためのフローチャートである。 集計サーバ処理を説明するためのフローチャートである。 集計データ配信処理を説明するためのフローチャートである。 集計データテーブル保存処理を説明するためのフローチャートである。 広告主サーバ処理を説明するためのフローチャートである。 保存処理1を説明するためのフローチャートである。 保存処理2を説明するためのフローチャートである。 ジャンル設定画面の画面例である。 係数テーブルの別例および集計データサンプルの別例である。 集計データサンプルの別例である。
1…コンテンツ提供システム、10…印刷装置、11…制御部、12…読取部、13…記録部、14…音声出力部、15…音声入力部、16…通信部、17…回線制御部、18…操作部、19…表示部、20…記憶部、21…印刷データ記憶領域、22…集計データ記憶領域、23…広告印刷モード記憶領域、24…用紙種記憶領域、30…集計サーバ、31…制御部、32…通信部、33…記憶部、34…広告主テーブル、35…集計テーブル、36…係数テーブル、40…アプリケーションサーバ、41…制御部、42…通信部、43…記憶部、44…コンテンツDB、45…広告主テーブル、50…広告主サーバ、51…制御部、52…通信部、53…記憶部、54…第一集計テーブル、55…第二集計テーブル、56…係数テーブル、60…ネットワーク。

Claims (6)

  1. 第一情報と第情報とを含む印刷データであり、この印刷データにおける前記第二情報を特定可能な種類特定情報と、当該第情報の提供者を特定可能な提供者特定情報とを更に含む前記印刷データを、アプリケーションサーバから受信する印刷装置側受信手段と、
    前記印刷装置側受信手段により受信された前記印刷データに基づき、印刷媒体に前記第一情報と前記第二情報とを印刷する印刷手段と、
    前記印刷装置側受信装置により受信された前記印刷データに含まれる前記種類特定情報に基づき、前記印刷手段に印刷させた前記第一情報と前記第二情報との中から、前記第情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第情報についての前記印刷手段による印刷に関する印刷情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記印刷情報とその印刷情報に対応する前記提供者特定情報とを記憶する印刷装置側記憶手段と、
    前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信し、かつ、前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記印刷情報と前記提供者特定情報とを、前記提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信するよう構成された集計サーバへ送信する印刷装置側送信手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    さらに、前記取得手段により取得された前記印刷情報を前記提供者特定情報毎に集計する印刷装置側集計手段を備え、
    前記印刷装置側記憶手段は、前記印刷装置側集計手段によって集計された前記印刷情報とその印刷情報に対応する前記提供者特定情報とを記憶し、
    前記印刷装置側送信手段は、前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記印刷情報と前記提供者特定情報とを集計サーバへ送信すること、
    を特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
    さらに、前記第二情報の印刷を前記印刷手段に行わせるか否かを意味する情報である印刷有無情報を入力する印刷指令入力手段を備え、
    前記印刷手段は、前記印刷指令入力手段により入力された前記印刷有無情報に基づいて、前記第二情報の印刷を行うこと、
    を特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置において、
    前記印刷指令入力手段は、前記第二情報の印刷を前記印刷手段に行わせる場合の印刷ページ番号情報をさらに入力することができ、
    前記印刷手段は、前記印刷指令入力手段により入力された前記印刷ページ番号情報に基づいて、前記第二情報の印刷を行うこと、
    を特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の印刷装置において、
    さらに、前記印刷手段に印刷させる前記第二情報のジャンルを入力するジャンル入力手段を備え、
    前記印刷手段は、印刷対象の前記第二情報が、前記ジャンル入力手段により入力されたジャンルに該当する前記第二情報である場合のみ、その第二情報を印刷すること、
    を特徴とする印刷装置。
  6. アプリケーションサーバと、印刷装置と、集計サーバとを備えるコンテンツ提供システムであって、
    前記アプリケーションサーバは、第一情報と第二情報とを含む印刷データであり、この印刷データにおける前記第二情報を特定可能な種類特定情報と、当該第情報の提供者を特定可能な提供者特定情報とを更に含む前記印刷データを、前記印刷装置に対して送信するアプリケーションサーバ側第一送信手段を備え、
    前記印刷装置は、
    前記印刷データを前記アプリケーションサーバから受信する印刷装置側受信手段と、
    前記印刷装置側受信手段により受信された前記印刷データに基づき、印刷媒体に前記第一情報と前記第二情報とを印刷する印刷手段と、
    前記印刷装置側受信装置により受信された前記印刷データに含まれる前記種類特定情報に基づき、前記印刷手段に印刷させた前記第一情報と前記第二情報との中から、前記第情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第情報についての前記印刷手段による印刷に関する情報である印刷情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記印刷情報とその印刷情報に対応する前記提供者特定情報とを記憶する印刷装置側記憶手段と、
    前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信し、かつ、前記印刷装置側記憶手段に記憶された前記印刷情報と前記提供者特定情報とを前記集計サーバへ送信する印刷装置側送信手段と、
    を備え、
    前記集計サーバは、
    情報の受信を行う集計サーバ側受信手段と、
    前記集計サーバ側受信手段により受信された前記印刷情報を前記提供者特定情報毎に集計する集計サーバ側集計手段と、
    前記集計サーバ側集計手段により前記提供者特定情報毎に集計された前記印刷情報とその印刷情報に対応する前記提供情報特定情報とを記憶する集計サーバ側記憶手段と、
    前記集計サーバ側記憶手段に記憶された前記提供者特定情報に基づいて特定される提供者の提供者サーバへ、前記集計サーバ側記憶手段に記憶された前記印刷情報のうち当該提供者特定情報に対応する印刷情報を送信する集計サーバ側送信手段と、
    を備えること、
    を特徴とするコンテンツ提供システム。
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