JP4292949B2 - 切換スイッチ装置とこの切換スイッチ装置を用いた電子タイマ - Google Patents

切換スイッチ装置とこの切換スイッチ装置を用いた電子タイマ Download PDF

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Description

本発明は、スイッチ摺動子の移動により接点切換パターン間の導通を切り換える切換スイッチ装置と、この切換スイッチ装置を設定値切換装置、例えば時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった設定値を切り換える装置に用いた電子タイマに関するものである。
従来の切換スイッチ装置としては、図13乃至図15に示すものがある。この切換スイッチ装置は、摺動子保持部材1−1と、この摺動子保持部材1−1に保持されたスイッチ摺動子S−1と、プリント基板(図示せず)上に形成された接点切換パターン100(図15参照)とを備えている。
このスイッチ摺動子S−1は、図13及び図14に示すように、金属板を打ち抜き屈曲させて形成してあって、摺動子本体90を有しており、この摺動子本体90は周方向に120度の間隔で形成された第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cと、第1の支持片90Aと第2の支持片90Bとの間の第1の接点形成部91Aと、第1の支持片90Aと第3支持片90Cとの間の第2の接点形成部91Bと、第2の支持片90Bと第3の支持片90C間の第3の接点形成部91Cとを備えている。
第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cは、その外縁部90aから内縁部90bまでのスパーンLが短く、内縁部90bの両側には突起部90cが形成してあって、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの隣り合うものは突起部90cを互いにつき合わせた状態で配置してあって、突起部90c間には直線状の隙間95が形成してある。
第1の接点形成部91Aの中央の部位は、第1の支持片90Aに平行する平坦部92Aになされていて、この平坦部92Aに第1の接点93Aが形成してある。また、平坦部92Aを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜している。
同様に、第2の接点形成部91Bの中央の部位は、第2の支持片90Bに平行する平坦部92Bになされていて、この平坦部92Bに第2の接点93Bが形成してある。また、平坦部92Bを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜している。
また、第3の接点形成部91Cの中央の部位は、第3の支持片90Cに平行する平坦部92Cになされていて、この平坦部92Cに第3に接点93Cが形成してある。また、平坦部92Cを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜している。
第1の接点93Aと第2の接点93Bと第3の接点93Cとは周方向に120度の間隔で存在しており、第1の接点93Aと第2の接点93Bと第3の接点93Cとは、摺動子本体90の中心Oを中心とする半径Rの仮想円ハ上に位置している。そして、これらの第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cには挿入孔94が形成してある。
そして、スイッチ摺動子S−1は、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの挿入孔94に、摺動子保持部材1−1の3つの保持軸96を挿入することで、この摺動子保持部材1−1に保持されている。
接点切換パターン100は、図15の(1)に示すように摺動子保持部材1−1の回転中心Ph(摺動子本体90の中心O)の回りに形成された第1、第2、第3の導電パターンP1、P2、P3と第1、第2、第3の導電パターンP1、P2、P3の隣り合うものの間に配置された第1、第2、第3の絶縁パターンPZ1、PZ2、PZ3とを備えている。
そして、図15の(1)〜図15の(4)において矢印の先が第1、第2、第3の接点93A、93B、93Cを表しており、第1の導電パターンP1はGNDにしてあり、第2の導電パターンP2はDV0であり、第3の導電パターンP3はDV1である。
図15の(1)に示すように、第1の接点93Aが第1の導電パターンP1に接触し、第2の接点93Bが第2の導電パターンP2に接触し、第3の接点93Cが第3の導電パターンP3に接触した状態では、第2、第3の導電パターンP2、P3は共にGNDである第1の導電パターンPに導通してDV0、DV1は共にONになる。
摺動子保持部材1−1が回転して、図15の(2)に示すように、第1の接点93Aが第2の導電パターンP2に接触し、第2の接点93Bが絶縁パターンPZ2に接触し、第3の接点93Cが第1の導電パターンP1に接触した状態では、第2の導電パターンP2がGNDである第1の導電パターンP1に導通してDV0はOFF、DV1はONになる。
摺動子保持部材1−1がさらに回転して、図15の(3)に示すように、第1の接点93Aが絶縁パターンPZ2に接触し、第2の接点93Bが絶縁パターンPZ3に接触し、第3の接点93Cが絶縁パターンPZ1に接触した状態では、第2、第3の導電パターンP2、P3は共にGNDである第1の導電パターンPに非導通になってDV0、DV1は共にOFFになる。
摺動子保持部材1−1がさらに回転して、図15の(4)に示すように、第1の接点93Aが第3の導電パターンP3に接触し、第2の接点93Bが第1の導電パターンP1に接触し、第3の接点93Cが絶縁パターンPZ2に接触した状態では、第3の導電パターンP3がGNDである第1の導電パターンP1に導通してDV0はON、DV1はOFFになる。
上記のように構成されたスイッチ切換装置は電子タイマの設定値切換装置、例えば時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった設定値を切り換える装置に適用されている。
この電子タイマの設定値切換装置(時間設定装置)として、限時時間を選択的に調整するツマミの軸部を挿通した歯車ボックスと、ツマミと歯車ボックスとの間に配置され、表面に目盛りを有し且つ適所に表示窓を設けた目盛り板と、この目盛り板と歯車ボックスとの間に配置され、レンジ設定操作で設定される限時時間に対応して目盛り板の表示窓から順次露出する複数の数字を表面に表記した文字板と、この文字板と歯車ボックスとの間に配置され、レンジ設定操作に連動して文字板を駆動する歯車機構とからなる電子タイマの仕様切換装置(時間設定装置)において、歯車機構のスイッチ歯車と文字板との対向面のいずれか一方に、スイッチ歯車の回動軸心から一定の距離だけ偏心した偏心突部を設け、且つ、残る他方に偏心突部に回動可能に係合する係合孔を設け、歯車ボックスと文字板との対向面のいずれか一方に、偏心突部の偏心距離を半径とする複数個の円環状ガイド溝を設け、且つ、残る他方に円環状ガイド溝に摺動可能に係合する複数本のガイド突起を設けると共に、偏心距離を半径とする円周上に配した表示窓に対応する複数個一組の時間表示用数字を文字板の表面に表記したものがある。
このタイマの設定値切換装置(時間設定装置)によれば、レンジ設定操作に連動して歯車機構のスイッチ歯車が回動すると、このスイッチ歯車に係合した文字板の各部分が偏心突部の偏心距離を半径とする円弧を描くように偏心回動する(特許文献1参照)。
この場合、スイッチ歯車の摺動子保持軸に保持されているスイッチ摺動子が接点切換パターン上を摺動して時間仕様の切換が行われる。
特開平04−303531号公報
しかしながら、上記した従来の切換スイッチ装置においては、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cは、その外縁部90aから内縁部90bまでのスパーンLが短いために、スイッチ摺動子S−1の荷重作用点は第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cにあって、図13に示すように、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの外縁部90aに、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cが撓む場合の支点Qがあるために、第1、第2、第3の接点93A、93B、93Cを接点切換パターン100に摺接させるべく、スイッチ摺動子S−1に荷重が加えられた場合に、このスイッチ摺動子S−1の変位は、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの全面(図13の斜線部分)に及ぶことになる。
このために、接点位置が変動して、接点切換パターン100の設計が難しくなるし、必要以上の接点切換パターン面積が必要になるという問題点があった。
また、荷重印加時のスイッチ摺動子S−1の撓み箇所が第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの全面に及ぶために、荷重計算が複雑になるという問題点があった。
また、第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの隣り合うものは、突起部90cを互いに突き合わせた状態で配置してあって、突起部90c間には直線状の隙間95が形成されている。
スイッチ摺動子S−1を摺動子保持部材1−1に組み付ける場合に、多数のスイッチ摺動子S−1を部品供給用ホッパー(図示せず)に入れて、この部品供給用ホッパーに振動を与えてスイッチ摺動子S−1を送り出すのであるが、上記したように第1、第2、第3の支持片90A、90B、90Cの先端部間の隙間95が直線状であるために、これらの隙間95に他のスイッチ摺動子S−1が差し込まれてスイッチ摺動子S−1同士が絡み合うという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであって、その第1の目的とするところは、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になるばかりか、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上するし、荷重調整が容易になる切換スイッチ装置を提供することである。
また、本発明の第2の目的とするところは、設定値切換装置において、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になるばかりか、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上するし、荷重調整が容易になる電子タイマを提供することである。
上記した第1の目的を達成するために、本発明に係る切換スイッチ装置は、摺動子保持部材と、この摺動子保持部材に保持されたスイッチ摺動子と、摺動子保持部材の回転中心の回りに配置された接点切換パターンとを有していて、摺動子保持部材の回転によりスイッチ摺動子を接点切換パターンに摺接させてスイッチ動作を行うようにした切換スイッチ装置であって、スイッチ摺動子は金属板を打ち抜き円環形状に形成した摺動子本体を有し、この摺動子本体は、周方向に所定の間隔で形成された複数の支持片形成部と、互いに隣り合う支持片形成部間に形成された接点形成部とを有して構成しており、接点形成部に接点切換パターンに接触する接点を設け、支持片形成部のそれぞれに支持片を摺動子本体の中心に向かって形成し、且つ、支持片の先端部を、摺動子本体の中心において隙間を存して突き合わせて、これらの隙間が曲線形状をなしていて、スイッチ摺動子を摺動子保持部材に支持片にて保持されるように構成し、スイッチ摺動子の荷重作用点を支持片上に位置させ支持片の基部に、これらの支持片が撓む場合の支点を位置させ、スイッチ摺動子に摺動子保持部材側からの荷重が加えられた場合のスイッチ摺動子の変位部分が支持片の先部分になるようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、スイッチ摺動子に摺動子保持部材側から荷重が加えられた場合、このスイッチ摺動子の変位は支持片の先部分のみとなる。
このために、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。
また、荷重印加時のスイッチ摺動子の撓み箇所が支持片の先部分のみとなるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、支持片の幅を変更することで容易に可能になる。さらに、スイッチ摺動子を摺動子保持部材の摺動保持部に組み付ける場合に、多数のスイッチ摺動子を部品供給用ホッパーに入れて、この部品供給用ホッパーに振動を与えてスイッチ摺動子を送り出すのであるが、上記したように支持片の先端部間の隙間が曲線形状であるために、これらの隙間に他のスイッチ摺動子の摺動本体が差し込まれることがなくなり、スイッチ摺動子同士が絡み合うということがなくなる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置は、上記した本発明に係る切換スイッチ装置において、各接点形成部の中央の部位は支持片形成部に平行する平坦部になされていて、平坦部を挟んだ両側の部位を互いに反対方向に傾斜させて平坦部に支持片形成部に対して所定の段差を付けると共に、接点形成部に接点を設けたことを特徴とする。
かかる構成により、スイッチ摺動子の支持片の荷重作用点に作用した荷重は、接点形成部を介して平坦部から接点に作用するようになって、接点の接点切換パターンへの弾接を確実に行うことができる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置は、上記した本発明に係る切換スイッチ装置において、複数の接点のうちの一つは、スイッチ摺動子の中心までの距離が他の接点の中心までの距離より短くしてあって、一の接点の接点切換パターンへの摺接位置がずらしてあり、支持片の先端部間の隙間の一部に位置決め部が形成してあり、摺動子保持部材は位置決め用ボスを有していて、摺動子保持部材によるスイッチ摺動子の保持時に、位置決め用ボスが位置決め部に挿入されてスイッチ摺動子が位置決めされることを特徴とする。
かかる構成により、スイッチ摺動子の摺動子保持部材への組付けを確実に行うことができる。
また、上記の本発明の第2の目的を達成するために、本発明に係る電子タイマは、請求項1乃至請求項のいずれかの一に記載のスイッチ切換装置を、時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった仕様を切り換える設定値切換装置に適用するようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、設定値切換装置において、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。また、荷重印加時のスイッチ摺動子の撓み箇所が支持片の先部分のみとなるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、支持片の幅を変更することで容易に可能になる。
本発明に係る切換スイッチ装置によれば、摺動子保持部材の摺動子保持部でスイッチ摺動子の支持片を保持していて、スイッチ摺動子の荷重作用点は支持片にあって、これらの支持片の基部に、支持片が撓む場合の支点があるために、接点を接点切換パターンに摺接させるべく、スイッチ摺動子に摺動子保持部材側から荷重が加えられた場合、このスイッチ摺動子の変位は支持片の先部分のみとなる。
このために、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。
また、荷重印加時のスイッチ摺動子の撓み箇所が支持片の先部分のみとなるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、支持片の幅を変更することで容易に可能になる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、スイッチ摺動子の支持片の荷重作用点に作用した荷重は、接点形成部を介して平坦部から接点に作用するようになって、接点の接点切換パターンへの弾接を確実に行うことができる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、スイッチ摺動子を摺動子保持部材の摺動子保持部に組み付ける場合に、多数のスイッチ摺動子を部品供給用ホッパーに入れて、この部品供給用ホッパーに振動を与えてスイッチ摺動子を送り出すのであるが、上記したように支持片の先端部間の隙間が曲線形状であるために、これらの隙間に他のスイッチ摺動子の摺動子本体が差し込まれてスイッチ摺動子同士が絡み合うということが無くなる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、スイッチ摺動子の摺動子保持部材への組付けを確実に行うことができる。
また、本発明に係る電子タイマによれば、仕様切換装置において、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。また、荷重印加時のスイッチ摺動子の撓み箇所が支持片の先部分のみとなるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、支持片の幅を変更することで容易に可能になる。
以下、本発明に係る切換スイッチ装置を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るスイッチ切換装置の一部省略した分解状態の斜視図、図2は同スイッチ切換装置の摺動子保持部材における摺動子保持部の平面図、図3は同スイッチ切換装置のスイッチ摺動子の平面図、図4は同スイッチ摺動子の側面図、図5は接点切換パターンの構成説明図、図6の(1)〜(4)は本発明に係るスイッチ切換装置の動作を説明するための説明図である。
本発明に係る切換スイッチ装置は、図1に示すように、摺動子保持部材1と、この摺動子保持部材1に保持されたスイッチ摺動子Sと、プリント基板(図示せず)上に形成された接点切換パターンP(図5参照)とを備えている。
図1に示すように摺動子保持部材1の後部(図1において下部)には摺動子保持部2が設けてある。この摺動子保持部2は図2に示すように摺動子保持部材1の回転中心Phを中心とする仮想円上に120度間隔で位置する3つの保持軸2a、2b、2cと、隣り合う保持軸2a、2bの中間に位置する位置決め用ボス2dとを有している。
スイッチ摺動子Sは、図1、図3及び図4に示すように、金属板を打ち抜き屈曲させて形成してあって、円環形状の摺動子本体4を有しており、この摺動子本体4は周方向に120度の間隔で形成された第1、第2、第3の支持片形成部5A、5B、5Cと、第1の支持片形成部5Aと第2の支持片形成部5Bとの間の第1の接点形成部6Aと、第1の支持片形成部5Aと第3の支持片形成部5Cとの間の第2の接点形成部6Bと、第2の支持片形成部5Bと第3の支持片形成部5Cとの間の第3の接点形成部6Cとを備えている。
第1、第2、第3の接点形成部6A、6B、6Cはそれぞれに側面視でほぼV形状になされており、第1の接点形成部6Aの中央の部位は第1の支持片形成部5Aに平行する平坦部7Aになされていて、この平坦部7Aに第1の接点8Aが形成してある。また、平坦部7Aを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜していて、平坦部7Aには第1の支持片形成部5Aに対して所定の段差が付けてある。
同様に、第2の接点形成部6Bの中央の部位は第2の支持片形成部5Bに平行する平坦部7Bになされていて、この平坦部7Bに第2の接点8Bが形成してある。また、平坦部7Bを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜していて、平坦部7Bには第2の支持片形成部5Bに対して所定の段差が付けてある。
また、第3の接点形成部6Cの中央の部位は第3の支持片形成部5Cに平行する平坦部7Cになされていて、この平坦部7Cに第3に接点8Cが形成してある。また、平坦部7Cを挟んだ両側の部位は互いに反対方向に傾斜していて、平坦部7Cには第3の支持片形成部5Cに対して所定の段差が付けてある。
第1の接点8Aと第2の接点8Bと第3の接点8Cとは周方向に120度の間隔で存在しており、第1の接点8Aと第2の接点8Bとは、摺動子本体4の中心Oを中心とする半径R1の仮想円イ上に位置しており、第3の接点8Cは、摺動子本体4の中心Oを中心とする半径R2(例えば、R2<R1)の仮想円ロ上に位置している。
第1、第2、第3の支持片形成部5A、5B、5Cの内縁部には、第1の支持片形成部5Aに対応させて第1の支持片9Aが、第2の支持片形成部5Bに対応させて第2の支持片9Bが、第3の支持片形成部5Cに対応させて第3の支持片9Cがそれぞれに摺動子本体4の中心Oに向って形成してある。
これらの第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの先部には挿入孔10がそれぞれに形成してある。また、図3に示すように、第1の支持片9Aの先端部は、第1の支持片9Aの軸線aに対して第1の接点8A方向にずれた頂部11aを有する山形状にしてあり、この山形状の両裾部には凹み11b、11cが形成してある。
また、第2の支持片9Bの先端部は、第2の支持片9Bの軸線bに対して第3の接点8C方向にずれた頂部12aを有する山形状にしてあり、この山形状の両裾部には凹み12b、12cが形成してあって、凹み12cは2段にしてあり、直線部12dを有している。
また、第3の支持片9Cの先端部は、第3の支持片9Cの軸線cに対して第2の接点8B方向にずれた頂部13aを有する山形状にしてあり、この山形状の両裾部には凹み13b、13cが形成してあって、凹み13cは2段にしてあり、直線部13dを有している。
そして、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cは、それぞれの先端部を互いに突き合わせている。すなわち、第1の支持片9Aの先端部の頂部11aが第2の支持片9Bの先端部の凹み11bに近接しており、第2の支持片9Bの先端部の頂部12aが第3の支持片9Cの先端部の凹み13bに近接しており、第3の支持片9Cの先端部の頂部13aが第1の支持片9Aの先端部の凹み11bに近接していて、先端部間には曲線形状の隙間14が形成してある。そして、凹み12cの直線部12dと凹み13cの直線部13dとは互いに平行していて、これらの直線部12d、13d間が位置決め部15にしてあり、この位置決め部15は第3の接点8Cに対向している。
接点切換パターンPは、図5に示すようにプリント基板上であって、摺動子保持部材1の回転中心Phの回りに形成された第1、第2、第3の導電パターンP1、P2、P3と第1、第2、第3の導電パターンP1、P2、P3の隣り合うものの間に配置された第1、第2、第3、第4の絶縁パターンPZ1、PZ2、PZ3、PZ4とを備えており、第1の導電パターンP1は、回転中心Phを中心とした半径R1の仮想円ニ上に形成された円弧状の導電パターン部P1−1と、回転中心Phを中心とした半径R2(R2<R1)の仮想円ホ上に形成された円弧状の導電パターン部P1−2とを連ねて構成してある。なお、PZ5は停止用パターンである。
また、第2の導電パターンP2は、回転中心Phを中心とした半径R1の仮想円ニ上に形成された円弧状のパターンである。また、第3の導電パターンP3は、回転中心Phを中心とした半径R1の仮想円ニ上に形成された円弧状の導電パターン部P3−1と、回転中心Phを中心とした半径R2(R2<R1)の仮想円ホ上に形成された円弧状の導電パターン部P3−2とを連ねて構成してある。
すなわち、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−1と、第2の導電パターンP2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−1とは回転中心Phを中心とした半径R1の仮想円ニ上に形成してあり、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−2とは回転中心Phを中心とした半径R2(R2<R1)の仮想円ホ上に形成してある。
そして、摺動子保持部材1の摺動子保持部2の3つの保持軸2a、2b、2cを第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの挿入孔10に挿入し、位置決め用ボス2dを位置決め部15に挿入することで、摺動子保持部2はスイッチ摺動子Sを保持している。
上記したように、スイッチ摺動子Sの第1の接点8Aと第2の接点8Bとは、摺動子本体4の中心Oを中心とする半径R1の仮想円イ上に位置しており、第3の接点8Cは、摺動子本体4の中心Oを中心とする半径R2(R2<R1)の仮想円ロ上に位置しているし、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−1と、第2の導電パターンP2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−1とは回転中心Phを中心とする半径R1の仮想円ニ上に形成してあり、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−2とは回転中心Phを中心とする半径R2(R2<R1)の半径の仮想円ホ上に形成してある。
このために、スイッチ摺動子Sを接点切換パターンPに摺動可能に圧接した状態では、摺動子本体4の中心Oと回転中心Phとが一致していて、第1の接点8Aと第2の接点8Bとは、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−1と、第2の導電パターンP2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−1とに摺接するようになり、第3の接点8Cは、第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−2と、第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−2とに摺接するようになる。
また、第1の接点8Aと第2の接点8Bとは、摺動子本体4の中心Oからの距離はR1であり、第3の接点8Cは、摺動子本体4の中心Oからの距離はR2(R2<R1)であって、R2とR1との割合は、第1の接点8Aと第2の接点8Bが±15度回転した場合に、第3の接点8Cが±30度回転するようにしてある。
そして、図5、図6の(1)〜図6の(4)において矢印の先が第1、第2、第3の接点8A、8B、8Cを表しており、第1の導電パターンP1はGNDにしてあり、第2の導電パターンP2はDV0であり、第3の導電パターンP3はDV1である。
図6の(1)に示すように、第1の接点8Aが第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−1に接触し、第2の接点8Bが第2の導電パターンP2に接触し、第3の接点8Cが第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−2に接触した状態では、第2、第3の導電パターンP2、P3は共にGNDである第1の導電パターンPに導通してDV0、DV1は共にONになる。
摺動子保持部材1が回転して、図6の(2)に示すように、第1の接点8Aが第2の導電パターンP2に接触し、第2の接点8Bが絶縁パターンPZ1に接触し、第3の接点8Cが第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−2に接触した状態では、第2の導電パターンP2がGNDである第1の導電パターンP1に導通してDV0はOFF、DV1はONになる。
摺動子保持部材1がさらに回転して、図6の(3)に示すように、第1の接点8Aが絶縁パターンPZ1に接触し、第2の接点8Bが第3の導電パターンP3の停止パターンPZ5に接触し、第3の接点8Cが絶縁パターンPZ3に接触した状態では、第2、第3の導電パターンP2、P3は共にGNDである第1の導電パターンPに非導通になってDV0、DV1は共にOFFになる。
摺動子保持部材1がさらに回転して、図6の(4)に示すように、第1の接点8Aが第3の導電パターンP3の導電パターン部P3−1に接触し、第2の接点8Bが第1の導電パターンP1の導電パターン部P1−1に接触し、第3の接点8Cが絶縁パターンPZ3に接触した状態では、第3の導電パターンP3がGNDである第1の導電パターンP1に導通してDV0はON、DV1はOFFになる。
上記したように、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、摺動子本体4の周方向に120度の間隔で形成された第1、第2、第3の支持片形成部5A、5B、5Cの内縁部に、第1の支持片形成部5Aに対応させて第1の支持片9Aが、第2の支持片形成部5Bに対応させて第2の支持片9Bが、第3の支持片形成部5Cに対応させて第3の支持片9Cがそれぞれに摺動子本体4の中心Oに向って形成してあり、これらの第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの先部に挿入孔10がそれぞれに形成してあって、これらの挿入孔10に摺動子保持部2の3つの保持軸2a、2b、2cを挿入し、位置決め用ボス2dを位置決め部15に挿入することで、スイッチ摺動子Sが摺動子保持部2で保持されている。
すなわち、スイッチ摺動子Sの荷重作用点は第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの挿入孔10の周囲にあって、図1に示すように、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの基部に、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cが撓む場合の支点Qがあるために、第1、第2、第3の接点8A、8B、8Cを接点切換パターンPに摺接させるべく、スイッチ摺動子Sに摺動子保持部材1側から荷重が加えられた場合、このスイッチ摺動子Sの変位は、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの先部分(図1の斜線部分)のみとなる。
このために、接点変動が抑えられて、接点切換パターンPの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。
また、上記したように、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、荷重印加時のスイッチ摺動子Sの撓み箇所が第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの先部分(図1の斜線部分)のみになるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの幅を変更することで容易に可能になる。
また、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、第1の支持片9Aの先端部は、第1の支持片9Aの軸線aに対して第1の接点8A方向にずれた頂部11aを有する山形状にしてあり、第2の支持片9Bの先端部は、第2の支持片9Bの軸線bに対して第3の接点8C方向にずれた頂部12aを有する山形状にしてあり、また、第3の支持片9Cの先端部は、第3の支持片9Cの軸線cに対して第2の接点8B方向にずれた頂部13aを有する山形状にしてあって、第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cは、それぞれの先端部を互いに突き合わせている。
すなわち、図3に示すように、第1の支持片9Aの先端部の頂部11aが第2の支持片9Bの先端部12の凹み11bに近接させてあり、第2の支持片9Bの先端部の頂部12aが第3の支持片9Cの先端部の凹み13bに近接させてあり、第3の支持片9Cの先端部の頂部13aが第1の支持片9Aの先端部の凹み11bに近接させてあって、先端部間の隙間14が曲線形状になっている。
スイッチ摺動子Sを摺動子保持部材1に組み付ける場合に、多数のスイッチ摺動子Sを部品供給用ホッパー(図示せず)に入れて、この部品供給用ホッパーに振動を与えてスイッチ摺動子Sを送り出すのであるが、上記したように第1、第2、第3の支持片9A、9B、9Cの先端部間の隙間14が曲線形状になっているために、これらの隙間14に他のスイッチ摺動子Sの摺動子本体4が差し込まれなくなる。このために、スイッチ摺動子S同士が絡み合うということが無くなる。
また、上記したように、本発明に係る切換スイッチ装置によれば、スイッチ摺動子Sにおいて、第1の接点8Aと第2の接点8Bとは、摺動子本体4の中心Oからの距離はR1であり、第3の接点8Cは、摺動子本体4の中心Oからの距離はR2(R2<R1)であって、R2とR1との割合は、第1の接点8Aと第2の接点8Bが±30度回転した場合に、第3の接点8Cも±30度回転するようにしてある。
このために、スイッチ摺動子Sの位置決め位置が決まってくることから、このスイッチ摺動子Sを位置決めするために、第2、第3の支持片9B、9Cの先端部間に第3の接点8Cに対向する位置決め用部15を形成し、摺動子保持部材1の摺動子保持部2に位置決め用ボス2dを設けて、この位置決め用ボス2dを位置決め部15に挿入することでスイッチ摺動子Sを位置決めするようにしてあり、スイッチ摺動子Sの組付けを確実に行うことができる。
上記のように構成されたスイッチ切換装置は電子タイマの仕様切換装置、例えば時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった仕様を切り換える装置に適用することができる。
なお。上記実施の形態においては、位置決め用ボス2d及び位置決め部15により摺動子保持部2に対するスイッチ摺動子Sの位置決めを行ったが、これに限定されるものでなく、例えば、摺動保持部材1のボス径を一箇所だけ異ならせることによって、摺動子保持部材2に対するスイッチ摺動子Sの位置決めを行うように構成してもよい。
次に、スイッチ切換装置を仕様切換装置に適用した電子タイマを図7乃至図12を参照して説明する。
図7において、21はタイマ本体を構成する筒形ケース、22はベースであり、ベース22はケース21内に固定してある。24はベース22の内面に密着固定されたプリント基板であり、25、26はベース22に対し直角に固定されたプリント基板であって、これらプリント基板24、25、26は互いに電気的に結合している。
また、プリント基板25、26の前面部には係合孔25a、26aが形成してあり、これらの係合孔25a、26aにプリント基板27が、その上、下部に設けた突起27a、27bを係合させ且つハンダ付けすることにより、プリント基板27はプリント基板25、26に電気的に結合している。
プリント基板27の前面には、その中央に摺動抵抗体28が設けてあり、また、プリント基板27には摺動子収納部材29が回動可能に取付けてあって、この摺動子収納部材29には摺動子29Aが設けてあり、この摺動子29Aが摺動抵抗体28に常時摺接するようにしてある。
また、プリント基板27の外周部には3個の支持孔H1、H2、H3が設けてある。支持孔H1の回りには動作モード切換用接点パターンPXが設けてあり、支持孔H2の回りには時間単位切換用接点パターンPYが設けてあり、支持孔H3の回りには時間目盛切換用接点パターンPZが設けてある。
時間単位切換用接点パターンPY及び時間目盛切換用接点パターンPZは、上記したスイッチ切換装置の接点切換パターンPと同構成である。
プリント基板27の前面側には一定間隔をあけて樹脂製の歯車ボックス30が配置してあり、この歯車ボックス30の両側から後方に突設した保持片31をプリント基板27の両側の凹部27bに係合させることにより歯車ボックス30とプリント基板27とが連結される。
また、歯車ボックス30には、その中央に軸支用ボス32が設けてあり、また、図7において上部には円環状のガイド溝部71Aを形成した突起部71が、図7において右部には円環状のガイド溝部72Aを形成した突起部72がそれぞれ設けてある。そして、軸支用ボス32にはツマミ軸33が回転自在に支承してあり、このツマミ軸33の後面に突設した突起34を摺動子収納部材29に係合させることにより、ツマミ軸33と摺動子収納部材29とが一体的に回転するようになっている。
歯車ボックス30には、限時動作や瞬時動作限時復帰、繰り返し動作などの動作モードを切換える動作モード用切換機構部Xと、時、分、秒などの時間単位を切換える時間単位用切換機構部Yと、時間目盛を切換える時間目盛用切換機構部Zとを有する仕様切換装置が設けてある。
動作モード用切換機構部Xは、ドライバーを差し込んで回動できる溝部35Aを有する動作モード切換用歯車35と、この動作モード切換用歯車35に噛合する接点切換歯車36Aを有する動作モード切換用スイッチボックス36とを備えており、動作モード切換用歯車35と動作モード切換用スイッチボックス36とは共に歯車ボックス30内に回動自在に収納される。
この動作モード切換用スイッチボックス36の後部には摺動子保持部36aが設けてあり、この摺動子保持部36aは歯車ボックス30を貫通して動作モード切換用スイッチ摺動子37を保持しており、この動作モード切換用スイッチ摺動子37が動作モード切換用接点パターンPXに摺動可能に圧接するようになっている。
動作モード切換用スイッチボックス36の外周面部には90度の間隔で噛合い凹部38が形成してあり、これらの噛合い凹部38は歯車ボックス30に形成したラチェット爪(図示せず)に係合して90度ごとに位置決めされるものである。動作モード切換用スイッチボックス36の前面には動作モード仕様表示(図示せず)が印字してある。
時間単位用切換機構部Yは、図7乃至図9に示すように、ドライバーを差し込んで回動できる溝部40Aを有する時間単位切換用歯車40と、この時間単位切換用歯車40に噛合する接点切換歯車41Aを有する時間単位切換用スイッチボックス41と、接点切換歯車41Aに噛合する表示歯車42Aを有する時間単位表示板42と有しており、時間単位切換用歯車40と時間単位切換用スイッチボックス41と時間単位表示板42とは共に歯車ボックス30内に回動自在に収納される。
図11に示すように、時間単位切換用スイッチボックス41は、上記したスイッチ切換装置における摺動子保持部材1に相当するものであり、この時間単位切換用スイッチボックス41の外周面部には90度の間隔で噛合い凹部46が形成してあり、これらの噛合い凹部46は歯車ボックス30に形成したラチェット爪(図示せず)に係合して90度ごとに位置決めされるものである。
時間単位表示板42には時(hrs)、分(min)、秒(sec)などの時間単位の文字(時間単位仕様表示)が印字してある。
時間単位切換用スイッチボックス41の後部には摺動子保持部43が設けてある。この摺動子保持部43は、上記したスイッチ切換装置における摺動子保持部材1の摺動子保持部2に相当するものであり、図12に示すように時間単位切換用スイッチボックス41の軸心を中心とする仮想円上に120度間隔で位置する3つの保持軸44a、44b、44cと、隣り合う保持軸44b、44cの中間に位置する位置決め用ボス45とを有している。
摺動子保持部43は時間単位切換用スイッチ摺動子47を保持しており、この時間単位用スイッチ摺動子47が時間単位切換用接点パターンPYに摺動可能に圧接されるようになっている。時間単位切換用スイッチ摺動子47は上記したスイッチ切換装置におけるスイッチ摺動子Sと同構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
時間目盛用切換機構部Zは図7、図8及び図10に示すように、ドライバーを差し込んで回動できる溝部50Aを有する時間目盛切換用歯車50と、この時間目盛切換用歯車50に噛合する接点切換歯車51Aを有する時間目盛切換用スイッチボックス51と、時間目盛表示板52とを有しており、時間目盛切換用歯車50と時間目盛切換用スイッチボックス51とは歯車ボックス30内に回動自在に収納される。
接点切換歯車51Aには、その回動中心から偏った位置に偏心突部53が設けてある。また、時間目盛表示板52は略ドーナッツ状円板からなるもので、切欠き部54を有すると共に、その表面側に4組の時間表示用数字(0 0.5 1 1.5 2 2.5 3) 、( 0 2 4 6 8 10 12)、(0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2)、( 0 5 10 15 20 25 30) が印刷されている。
さらに、図8に示すように、時間目盛表示板52には、接点切換歯車51Aの偏心突部53が回転可能に挿入される挿入孔59が設けてある。
時間目盛切換用スイッチボックス51は、上記したスイッチ切換装置における摺動子保持部材1に相当するものであり、図11に示すように、この時間目盛切換用スイッチボックス51の外周面部には90度の間隔で噛合い凹部56が形成してあり、これらの噛合い凹部56は歯車ボックス30に形成したラチェット爪(図示せず)に係合して90度ごとに位置決めされるものである。
時間目盛切換用スイッチボックス51の後部には摺動子保持部60が設けてある。この摺動子保持部60は、上記したスイッチ切換装置における摺動子保持部材1の摺動子保持部2に相当するものであり、図12に示すように時間目盛切換用スイッチボックス51の軸心を中心とする仮想円上に120度間隔で位置する3つの保持軸61a、61b、61cと、隣り合う保持軸61b、61cの中間に位置する位置決め用ボス62とを有している。
摺動子保持部60には時間目盛切換用スイッチ摺動子63を保持しており、この時間目盛切換用スイッチ摺動子63が時間目盛切換用接点パターンPZに摺動可能に圧接するようになっている。時間目盛切換用スイッチ摺動子63は上記したスイッチ切換装置におけるスイッチ摺動子Sと同構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、歯車ボックス30の前側には蓋プレート64が嵌めてある。この蓋プレート64には、その中央にツマミ軸用孔部73が形成してあり、また、蓋プレート64には、ツマミ軸用孔部73の上方及び両側方に位置させて円孔74、75、76が形成してあり、また、蓋プレート64には、その上部の左右及び下辺部に切欠き部77、78、79が形成してあり、また、下部の左右に開口部80、81が形成してある。
そして、ツマミ軸用孔部73にはツマミ軸33が回転可能に貫通しており、円孔74にはガイド溝部71Aを形成した突起部71が、円孔75にはガイド溝部72Aを形成した突起部72がそれぞれ挿入してあり、円孔76には時間目盛表示板52の偏心突部53が挿入してあり、切欠き部78には動作モード用切換機構部Xの動作モード切換用歯車35が位置しており、また、開口部80には時間単位用切換機構部Yの時間単位切換用歯車40の溝部40A部分が位置しており、また、開口部81には時間目盛用切換機構部Zの時間目盛切換用歯車50の溝部50A部分が位置している。
蓋プレート64の前方には時間目盛表示板52が配置して有り、この時間目盛表示板52の挿入孔59に偏心突部53が回転可能に挿入してあり、また、時間目盛表示板52の内孔52Aには軸支用ボス32が内接しており、時間目盛表示板52の裏面に設けた一方のガイド突起(図示せず)が一方のガイド溝部71Aに挿入してあり、他方のガイド突起(図示せず)が他方のガイド溝部72Aに挿入してある。
目盛り板82は、歯車ボックス30に組み付けられる略正方形状の板材であり、その中央部にはツマミ軸33を挿通する軸孔82Aを有し、これを中心として放射状に目盛り82Bが設けてある。また、時間表示用数字に対応する表示窓83が目盛り82Bの近傍に設けてある。さらに、目盛り板82の角部には、動作モード切換用歯車35を回動させて動作モード表示を切り換えるための調整孔84及び表示窓84A、時間単位切換用歯車40を回動させて時間単位表示を切り換えるための調整孔85及び表示窓85A、時間目盛切換用歯車50を回動させて時間目盛表示を切り換えるための調整孔86がそれぞれ設けてある。
87はツマミであり、このツマミ87の内面には指針88が取付けてあり、ツマミ87の中央孔87Aに取付ねじ部材89を挿通してツマミ87をツマミ軸33に螺合することにより、ツマミ87はツマミ軸33に固定される。
次に、上記構成からなる電子タイマにおいて、その仕様切換装置の動作を説明する。
まず、ドライバーを調整孔84から溝部35Aに差し込み、このドライバーを回転して動作モード切換用歯車35を回転して、表示窓84Aに動作モード仕様表示、例えばAを表示する。
次に、ドライバーを調整孔85から溝部40Aに差し込み、このドライバーを回転して時間単位切換用歯車40を回転し、接点切換歯車41Aを介して時間単位切換用スイッチボックス41を回転させ、表示歯車42Aを介して時間単位表示板42を回転させて表示窓85Aに時間単位仕様表示、例えば分(min)を表示する。この場合、時間単位切換用スイッチボックス41の摺動子保持軸43に保持されている時間単位切換用スイッチ摺動子47が時間単位切換用接点パターンPY上を、図6の(1)〜図6の(4)のように摺動して分(min)に相当する時間単位仕様の切換が行われる。
また、時間単位切換用スイッチボックス41の外周面部の90度の間隔で形成された噛合い凹部46にラチェット爪が係合して90度ごとに位置決めされる。
次に、ドライバーを調整孔86から溝部50Aに差し込み、このドライバーを回転して時間目盛切換用歯車50を回転し、接点切換歯車51Aを介して時間目盛切換用スイッチボックス51を回転させると共に、時間目盛表示板52を支軸用ボス32回りに揺動回転させて、表示窓83に時間仕様表示、例えば(0 0.5 1 1.5 2 2.5 3)を表示する。この場合、時間目盛切換用スイッチボックス51の摺動子保持部60に保持されている時間目盛切換用スイッチ摺動子63が時間目盛切換用接点パターンPZ上を、図6の(1)〜図6の(4)のように摺動して、例えば(0 0.5 1 1.5 2 2.5 3)に相当する時間仕様の切換が行われる。
また、時間目盛切換用スイッチボックス51の外周面部の90度の間隔で形成された噛合い凹部56にラチェット爪に係合して90度ごとに位置決めされる。
次に、ツマミ87を所望の時間目盛まで回すことによりツマミ87と一体に摺動子収納部材29も回動し、この摺動子収納部材29に収納された摺動子29Aが摺動抵抗体28上を摺動して、所望の抵抗値にセットされる。これによって時間設定が完了し、電源を投入することにより、この電子タイマは設定された仕様で動作する。
本発明に係る電子タイマによれば、仕様切換装置において、接点変動が抑えられて、接点切換パターン(時間単位切換用接点パターンPY、時間目盛切換用接点パターンPZ)の設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になる。また、荷重印加時のスイッチ摺動子(時間単位切換用スイッチ摺動子47、時間目盛切換用スイッチ摺動子63)の撓み箇所が支持片9A、9B、9Cの先部分のみとなるために、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上する。しかも、荷重調整は、支持片9A、9B、9Cの幅を変更することで容易に可能になる。
本発明に係るスイッチ切換装置は、接点変動が抑えられて、接点切換パターンの設計が容易になるし、必要以上の接点切換パターン面積が不要になるばかりか、荷重計算が容易になり、また、設計精度が向上するし、荷重調整が容易になるという効果を有し、スイッチ摺動子の移動により接点切換パターン間の導通を切り換える切換スイッチ装置や、この切換スイッチ装置を仕様切換装置、例えば時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった仕様を切り換える装置に用いた電子タイマ等として有用である。
本発明に係るスイッチ切換装置の一部省略した分解状態の斜視図である。 同スイッチ切換装置の摺動子保持部材における摺動子保持部の平面図である。 同スイッチ切換装置におけるスイッチ摺動子の平面図である。 同スイッチ摺動子の側面図である。 接点切換パターンの構成説明図である。 (1)〜(4)は本発明に係るスイッチ切換装置の動作を説明するための説明図である。 本発明に係る電子タイマの分解状態の斜視図である。 同電子タイマの仕様切換装置の正面図である。 同仕様切換装置における時間単位用切換機構部の側面図である。 同仕様切換装置における時間目盛用切換機構部の側面図である。 同仕様切換装置における摺動子保持機構部の分解状態の斜視図である。 摺動子保持部の平面図である。 従来の切換スイッチ装置の一部省略した斜視図である。 同切換スイッチ装置におけるスイッチ摺動子の平面図である。 (1)〜(4)は従来例におけるスイッチ切換装置の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 摺動子保持部材
2 摺動子保持部
2a 保持軸
2b 保持軸
2c 保持軸
2d 位置決め用ボス
4 摺動子本体
5A 第1の支持片形成部
5B 第2の支持片形成部
5C 第3の支持片形成部
6A 第1の接点形成部
6B 第2の接点形成部
6C 第3の接点形成部
7A 平坦部
7B 平坦部
7C 平坦部
8A 第1の接点
8B 第2の接点
8C 第3の接点
9A 第1の支持片
9B 第2の支持片
9C 第3の支持片
10 挿入孔
11a 頂部
12a 頂部
13a 頂部
14 隙間
15 位置決め用部
40 時間単位切換用歯車
41 時間単位切換用スイッチボックス
41A 接点切換歯車
42 時間単位表示板
42A 表示歯車
43 摺動子保持部
44a 保持軸
44b 保持軸
44c 保持軸
45 位置決め用ボス
47 時間単位切換用スイッチ摺動子
50 時間目盛切換用歯車
50A 接点切換歯車
51 時間目盛切換用スイッチボックス
51A 接点切換歯車
60 摺動子保持部
61a 保持軸
61b 保持軸
61c 保持軸
62 位置決め用ボス
63 時間目盛切換用スイッチ摺動子
Q 支点
S スイッチ摺動子
PY 時間単位切換用接点パターン
PZ 時間目盛切換用接点パターン
P 接点切換パターン
Y 時間単位用切換機構部
Z 時間目盛用切換機構部

Claims (4)

  1. 摺動子保持部材と、この摺動子保持部材に保持されたスイッチ摺動子と、前記摺動子保持部材の回転中心の回りに配置された接点切換パターンとを有していて、前記摺動子保持部材の回転により前記スイッチ摺動子を前記接点切換パターンに摺接させてスイッチ動作を行うようにした切換スイッチ装置であって、
    前記スイッチ摺動子は金属板を打ち抜き円環形状に形成した摺動子本体を有し、この摺動子本体は、周方向に所定の間隔で形成された複数の支持片形成部と、互いに隣り合う前記支持片形成部間に形成された接点形成部とを有して構成しており、
    前記接点形成部に前記接点切換パターンに接触する接点を設け、
    前記支持片形成部のそれぞれに支持片を前記摺動子本体の中心に向かって形成し、且つ、前記支持片の先端部を、前記摺動子本体の中心において隙間を存して突き合わせて、これらの隙間が曲線形状をなしていて、前記スイッチ摺動子を前記摺動子保持部材に前記支持片にて保持されるように構成し、
    前記スイッチ摺動子の荷重作用点を前記支持片上に位置させ、前記支持片の基部に、これらの支持片が撓む場合の支点を位置させて、前記スイッチ摺動子に前記摺動子保持部材側からの荷重が加えられた場合の前記スイッチ摺動子の変位部分が前記支持片の先部分になるようにしたことを特徴とする切換スイッチ装置。
  2. 前記各接点形成部の中央の部位は前記支持片形成部に平行する平坦部になされていて、平坦部を挟んだ両側の部位を互いに反対方向に傾斜させて前記平坦部に前記支持片形成部に対して所定の段差を付けると共に、前記接点形成部の前記平坦部点を設けたことを特徴とする請求項1に記載の切換スイッチ装置。
  3. 複数の前記接点のうちの一つは、前記スイッチ摺動子の前記中心までの距離が他の接点の前記中心までの距離より短くしてあって、前記一の接点の前記接点切換パターンへの摺接位置がずらしてあり、前記支持片の先端部間の前記隙間の一部に位置決め部が形成してあり、前記摺動子保持部材は位置決め用ボスを有していて、前記摺動子保持部材による前記スイッチ摺動子の保持時に、前記位置決め用ボスが前記位置決め部に挿入されて前記スイッチ摺動子が位置決めされることを特徴とする請求項に記載の切換スイッチ装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれかの一に記載の前記切換スイッチ置を、時間目盛りや時、分、秒などの時間単位といった仕様を切り換える仕様切換装置に適用するようにしたことを特徴とする電子タイマ。
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