JP4292236B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、現金を取扱う現金自動取引装置に関し、特にこの装置を操作する係員、保守員の監視に好適な現金自動取引装置に関するものである。
金融機関に設置される現金自動取引装置は、カードや通帳などの媒体を起動として預金の引き出しや現金の預け入れをする装置である。現金を取り扱う装置であるため、その性格上、現金での犯罪の特定、未然防止は必須の命題である。そのため、装置が置かれている部屋に監視カメラを設置して、取引をされている顧客(エンドユーザ)の映像をビデオ等に録画することを従来から実施している(特許文献1)。また、近年では、現金自動取引装置そのものにカメラを内蔵して、取引をしている顧客の顔画像を残すこともしている。顧客の監視を進める一方、金融機関内での犯罪防止も今後考えなければならない、という課題があり、係員監視のニーズも高まってきている。
特開平9−115028号公報
一方、カメラでの監視は、1台のカメラで広範囲な監視をするケースが一般的であり、そのため、カメラの死角にて操作をされるとその操作内容が後に把握できないとの問題もある。具体的には、現金自動取引装置の扉を開いた状態で死角を作ってしまうと係員などが紙幣処理部(金庫、紙幣ユニットとも言う)を操作している内容、操作作業を撮影できない。
また、1台のカメラで現金自動取引装置全体を撮影できるように装置外に取り付けて係員の顔画像を撮影し、1台のカメラを装置内に取り付けて係員の操作内容を撮影することも考えられたが、少なくとも2台以上のカメラが必要となり、製品価格も高くなることから採用までには至らなかった。
本発明は上述の問題、課題等を鑑み、係員、保守員が現金自動取引装置を操作するときの監視に好適で、また安価/簡易な構造にて操作内容を監視できる自動取引装置を提供することを目的とする。
現金自動取引装置で金庫部(紙幣ユニット)に現金を装填する場合、まず装置の後方に人が立ち、後扉を開ける。その後金庫部よりカセット等を抜取り装填することになる。そこで、本発明では、装置内部にカメラを、後方を撮影する位置に取り付け、後扉の開閉に連動した回転機構を設けた。この回転機構は、後扉の開閉ヒンジと結合され、後扉が閉じている状態の場合、現金自動取引装置の後方をカメラで撮影し、後扉が開いている状態の場合、カメラは回転機構により、現金自動取引装置の下部(金庫部)を撮影する。これにより、扉を開ける人物の顔画像と、金庫部を操作する人物の操作画像を、1台のカメラで撮影することができる。
本発明では、現金自動取引装置の後方をカメラにより監視するため、後扉と連動した駆動機構を設けることにより、1台のカメラで、後扉を開閉する人物の顔画像と、金庫部を操作する操作画像を撮影ことができる。
本発明の現金自動取引装置に関して、以下図面を用いて説明する。
図1は現金自動取引装置1を前方より見た外観図を示し、主に現金の出金や入金取引等を行う機能を持つ。現金自動取引装置1には、利用者の要求する種々の取引を自動的に実行する装置であって、それらの取引に関するそれぞれ利用者に対する操作案内(ガイダンス)、及びアナウンス情報などの画面を表示し、利用者の操作や指で押下された入力を受け付け、その押下を検出する操作部10を有する。なお、この操作部10はタッチパネル等により構成された入力兼表示部(入力表示部とも言う)が望ましく、各種取引に特有の様々な情報、表示画面が表示される。この表示画面に含まれる様々な項目への押下も勿論検知する。
現金自動取引装置1の取引時に使用されるキャッシュカード等の挿入、排出動作、或いはカードに付加された磁気ストライプ情報(MS:Magnetic Stripe)を読み取る又は書き込む機能(磁気ヘッド、磁気読書部)を有するカード処理部11を有する。このカード処理部からは取引した内容を印字部により明細票に印字し、装置内から排出する機能も持つ。更に、取引時に使用される通帳の挿入、排出やその通帳への印字部による印字動作や通帳に貼付された磁気ストライプ情報を磁気ヘッドにて読み取るなどの処理を実行する通帳処理部12もある。なお、利用者が保有するカード又は通帳にはMSが貼付され、そのMSに記憶された情報をカード処理部11又は通帳処理部12によって読み取るのが一般的であるが、これら媒体にICチップがある場合はそのICチップを読み取るためのIC情報読取部をカード機構又は通帳機構に搭載する形態であっても良い。
他に現金自動取引装置1は、紙幣(媒体)の入金又は/及び出金機能、媒体の鑑別や媒体の搬送、収納を実行する紙幣処理部6を備え、他に硬貨の入金又は/及び出金機能を備える硬貨処理部13がある。そしてこれら各部(機構或いは部を手段とも言う。以下同じ。)は後述の制御部16によってその処理が制御される。
図3は現金自動取引装置1を後方から見た外観図であり、後扉4を閉じた状態と、後扉
4を開いた状態とを示している。
図示するように現金自動取引装置1の後面には後扉4が設置されており、この後扉4には窓3が設けられている。装置の内部には画像(動画、静止画)を撮像可能なカメラ2(撮影部とも言う)が据付けられており、カメラ2は回転部7に取り付けられている。この回転部7はリンク8と接続しており、リンク8は後扉4と接続されている。そしてこのリンク8は後扉4が閉の状態の場合(図3の上図)、回転部7を装置後方へ向け、後扉4が開の場合(図3の下図)、回転部7を金庫部6へ向けさせる役割をしている。このようにリンク8は扉の開閉によって回転部8に取り付けられるカメラ2の回転を行う機構、つまり撮影部回転機構、構造としての役割を果たす。紙幣処理部6(金庫部とも言う)には紙幣として具体的に1万円札、千円札、あるいは海外の金種の各種札を収納している。また、後扉4を開閉するための鍵5が後扉4に取り付けられている。後扉4を開閉する鍵5には検知部9(具体的にはセンサ)が取り付けられており、鍵5の状態を検知部9で検知できるようになっている。
図2は図1,3にて説明した現金自動取引装置1の内部ブロック図を示し、既に説明した各部は同一の符号を付している。以下、図3の各部を中心に説明する。
制御部16はCPU、メモリ等のハード構成と装置1を動作させるOS、アプリケーション等のソフト構成とを含み、例えば、図1の紙幣処理部6における入出金口から収納庫(図示しない)への入金処理、収納庫からの出金処理など、現金自動取引装置1における各取引の処理を実行するものである。この制御部16が装置全体の処理、機能を実行する。
図3のように装置に取り付けられ且つ回転自在なカメラ2はキャプチャ部14と電気的に接続し、そのキャプチャ部14は制御部16と電気的に接続する。撮影部によって画像を撮る、つまり画像のキャプチャ開始は、制御部16よりキャプチャ部14に指示され、キャプチャ部14ではカメラ2より送られる画像をキャプチャして制御部16へ転送する。なお、キャプチャとは記憶部などに、キャプチャボードという専用の拡張ボードを通して映像(動画、静止画)をキャプチャ(取り込み)し、録画保存することを言う。
制御部16にはジャーナル部15が接続されており、制御部16より転送されるジャーナル情報を記録するようになっている。また、後扉の鍵5は検知部9に接続されており鍵5の開閉の情報を検知部9で検知する。係員が後扉4を開けるために鍵5を開の位置に回すと、検知部9で検知して制御部16へ情報を伝達する。
制御部16では鍵開となったことでキャプチャ部14に画像の転送を要求する。カメラ2からの画像をキャプチャ部14はキャプチャ開始し、制御部16へ画像の転送を開始する。制御部16では送られてきた画像と鍵開の情報をジャーナル情報として、ジャーナル部15へ記憶を指示する。ジャーナル部15では転送されたジャーナル情報(画像と鍵開の情報)を記憶する。その後鍵閉の状態まで画像の記憶は継続し、鍵閉の状態を検知部9が検出した場合は、制御部16より鍵閉の情報をジャーナル部15へ転送し、記憶を指示し、ジャーナル部15では転送されてきた情報を記憶する。また、鍵閉となったことで制御部16はキャプチャ部14にキャプチャ終了を指示する。
このように、鍵が開いたことに応じてカメラ2が撮影する画像のキャプチャを開始すれば、後扉4の窓部3(透明の板が設置又はくり貫かれた態様が望ましい)を介して操作員の顔画像を撮影する。そしてその後に後扉4を開くことでリンク8によって構造的にカメラ2が装置内部の下方に回転し、金庫部6(硬貨処理部13含む)付近を操作する操作者の操作の内容を撮影する。そしてこの撮影した画像を鍵開の情報と共にジャーナル記憶する。従って、金庫部を操作する係員の顔画像と、金庫部を操作する操作画像を1台のカメラで撮影し、ジャーナル情報として保存することが可能となる。
以上のように、図3のように装置の最上部付近にカメラ2を設置することで係員の顔画像が撮影できる。またそのカメラを装置内部即ち後扉の内側に取り付け、その後扉に設置された窓から覗くような配置構成により水平方向にて係員の顔画像を明確に撮影できる。また鍵の検知に応じてカメラを起動し始めることで後扉を閉じた状態でも係員の特定する撮影が可能となる。また、後扉とカメラとをリンクさせ、扉を閉めるとカメラを水平方向に維持し、扉を開けるとカメラを下方向に回転させるように構造的に接続することで、扉を閉めた状態では係員の顔画像を、扉を開けた状態では係員が操作している操作画像を撮影できる。また、単に撮影した画像をジャーナル部に記憶するだけではなく、鍵開や鍵閉の情報と共に撮影画像を記憶することで、後にジャーナルに記憶された情報を読み出して検証するとき、ある時間に金庫部を操作したジャーナル情報より鍵開や鍵閉をキーにして検索し、そのジャーナル情報から顔画像や操作画像を読み出すこともできる。
また、カメラのレンズを広角レンズするとカメラ自体は高価なものとなるが、上述のカメラの回転構造は必要なくなり、係員の顔画像と操作画像とを撮影、記憶することができる。その際、後扉の鍵を開の位置にしてカメラの撮影開始、閉の位置にして撮影終了は同じであるが、カメラの撮影範囲が広角のため後方正面から金庫部の位置までの撮影が可能であるため、後扉との連動ではなく鍵の開閉での撮影開始、撮影終了だけで同様の撮影が可能となる。
また、カメラを固定して反射板を回転して、係員の顔画像及び操作画像を撮影するような態様も考えられる。
現金自動取引装置の前面の外観図 現金自動取引装置の制御ブロック図 現金自動取引装置の後面の外観図
符号の説明
1…現金自動取引装置、2…カメラ、3…窓、4…後扉、5…鍵、6…紙幣処理部、7…
回転部、8…リンク、9…検知部、15…ジャーナル部、16…制御部

Claims (2)

  1. 現金を取り扱う現金自動取引装置において、前記装置の後面に設置され且つ開閉可能な扉と、前記装置内部に設置され且つ被写体を撮影する撮影部と、前記扉の開閉を行う鍵と、前記鍵の開閉を検知する検出部と、前記検出部による前記鍵の開検知によって前記撮影部を起動し、前記鍵の閉検知によって前記撮影部の撮影を終了し、前記撮影部によって撮影された画像を記憶する制御部と、前記扉は前記撮影部の設置された前記装置内部から外部を撮影できる窓部とを有し、前記撮影部は前記装置上部近傍に取り付けたことを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 情報を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記撮影部によって撮影された画像を前記記憶部に記憶するとき、前記鍵の開閉情報と共に記憶することを特徴とする請求項1記載の現金自動取引装置。
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