JP4292098B2 - 小型船舶用パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、船外機や舵の操舵を電動モータでパワーアシストするようにした小型船舶用パワーステアリング装置に関するものである。
従来から船外機付きボートのパワーステアリング装置として電動モータによりパワーアシストする技術が提案されている(特許文献1参照)。
これは、運転席に配置されたステアリングハンドルの操作をワイヤを介してボート後部に操舵可能に支持したエンジン付き船外機に伝達してステアリングハンドルの操舵量に応じて船外機を回動するよう構成する一方、電動モータの回転力を減速ギヤを介して船外機を回動させるパワーアシスト機構を備える。前記ワイヤ部分に作用する操舵力により操舵トルクを感知するトルクセンサよりの操舵トルク信号および船外機のエンジン回転数信号等に応じてコントローラ(ECU)により電動モータによるアシスト力を制御するようにしている。
特許第2652788号明細書
しかしながら、上記従来例では、船外機を1機装備したボートにおいて、運転者が直進しようとしても意に反して、ボートが旋回してしまう問題があった。これはステアリングハンドルを直進状態に保持しようとしても、スクリューの回転力によりハンドルを操舵する力が生じ、船外機が回動してボートに旋回力を生じるためである。例えば、ボート後方から見てスクリューが時計方向に回転する場合には、ボートは右旋回するという現象を生じる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ボートの直進性を向上する小型船舶用パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、運転席のステアリングハンドルにより操作され、操舵操作を行うギヤ装置と、前記ギヤ装置を操舵トルクに応じて操舵操作方向にアシスト駆動する電動アクチュエータと、前記ステアリングハンドルからギヤ装置に入力される操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記トルクセンサの検出信号を取り込み、演算して電動アクチュエータを駆動するコントローラと、からなる小型船舶用パワーステアリング装置において、前記電動アクチュエータと前記ギヤ装置の間にクラッチ装置を設け、このクラッチ装置は2組のクラッチから構成され、一方のクラッチは、前記電動アクチュエータと前記ギヤ装置との係合を制御し、他方のクラッチは、前記ギヤ装置と固定側の制動部材との係合を制御し、前記コントローラは、前記トルクセンサの検出値に応じて前記クラッチ装置の係合を選択的に制御する。
第2の発明は、第1の発明において、前記コントローラが、前記トルクセンサの検出値が、所定値以下の場合には前記他方のクラッチを係合して、前記ギヤ装置を固定する。
第3の発明は、第1の発明において、前記コントローラが、前記トルクセンサの検出値が、所定値を越える場合には前記一方のクラッチを係合して、前記電動アクチュエータの出力を前記ギヤ装置に伝達する。
第4の発明は、第の発明において、前記コントローラが、前記トルクセンサの検出値が、所定値以下となる状態が所定時間以上維持された場合には、前記他方のクラッチを係合して前記ギヤ装置を固定する
第5の発明は、第1の発明において、前記クラッチ装置を構成するそれぞれのクラッチが、摩擦係合式のクラッチであって、ドライブプレートとドリブンプレートと有し、前記ドライブプレートを共有する。
したがって、第1から3の発明では、検出された操舵トルクが所定値を越えていれば前記電動アクチュエータとギヤ装置を係合して、電動アクチュエータの駆動力をギヤ装置に伝達して操舵をアシストすることができる。また操舵トルクが所定値以下であればギヤ装置を制動部材に係合して、ギヤ装置の動きを拘束し、したがって、ギヤ装置に接続したステアリングハンドルの操舵を禁止できる。これにより、例えば直進時にスクリューの回転力によりステアリングハンドルに操舵力が伝達された場合でも、ギヤ装置が固定されているため、運転者がステアリングハンドルを操作しなくても直進状態を維持できる。
第4の発明では、操舵トルクが所定値以下でかつ所定時間継続した時にギヤ装置と制動部材とを接続するため、確実に直進状態を判断することができる。
第5の発明では、クラッチのドライブプレートを二つのクラッチで供給するため、クラッチ装置の小型化、省スペース化を図り、かつコスト低減も可能である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した小型船舶用パワーステアリング装置を示す斜視図であり、舵取り手段として船外機を備えるものを示す。以下では舵取り手段として船外機を備える小型船舶用パワーステアリングについて説明するが、推進装置を船体に備えて舵取りのみ(推進装置を内蔵しないもの)に利用される舵を装備する小型船舶用パワーステアリングに対しては、船外機を舵に代替することによりそのまま適用できるものである。
船体1の運転席に設置されてステアリングハンドル2の操舵操作をプッシュプルケーブル3の押引き動作に変換するギヤ装置4およびパワーアシスト装置5と、舵取り手段としての船外機6が取付けられた船体1の後部に配置されてプッシュプルケーブル3の押引き動作に応じて船外機6を旋回操舵させるリンク機構7とから構成している。
前記船外機6は、図2に示すように、エンジンハウジング10に内蔵する図示しないエンジンの回転をドライブシャフトハウジング11に内蔵する図示しないドライブシャフトを介してギヤハウジング12に内蔵した図示しないかさ歯車を介してプロペラ13に伝達するよう構成した船外機本体6Aを備え、プロペラ13の回転により小型船舶の推進力を発生させる。船外機本体6Aは、スイベルブラケット14に設けた上下方向軸14A(パイロットシャフト)により水平面内で転回可能に支持される。スイベルブラケット14は水平方向軸15A(クランプブラケットシャフト)を介して船体1のトランサムを把持して船体1に固定されるクランプブラケット15に支持され、スイベルブラケット14および船外機本体6Aは船舶側面から見て図中反時計方向に跳ね上げ可能である。
前記リンク機構7は、図3に示すように、船外機本体6Aに固定されて船体1側に延びたステアリングブラケット16にドラッグリンク17を介してプッシュプルケーブル3の押引き作動を伝達することにより、船外機6を操舵回動させる。このため、プッシュプルケーブル3のアウターケーブル3Aの端部金具3Bは、クランプブラケット15に固定され、アウターケーブル3Aの端部金具3Bから突出するプッシュプルケーブル3のインナーケーブルの先端ロッド3Cがドラッグリンク17に連結される。図示例では、アウターケーブル3Aの端部金具3Bは、クランプブラケット15およびスイベルブラケット14を共に貫通してナットによりクランプブラケット15に固定されることでクランプブラケットシャフト15Aを兼用するよう構成している。したがって、プッシュプルケーブル3のインナーケーブルの押引き移動により、ドラッグリンク17およびステアリグブラケット16を介して船外機本体6Aが上下方向軸14Aを介し水平面内で回動され、操舵される。ドラッグリンク17およびステアリングブラケット16はリンク機構7を構成している。
前記ギヤ装置4は、図4〜図10、特に、図8に示すように、ラックアンドピニオンにより構成している。前記ラックギヤ20は、その移動によりプッシュプルケーブル3のインナーワイヤを押引き作動させる。ピニオンギヤ21は出力軸22に一体に設けられている。出力軸22は、ステアリングハンドル2に連結されるステアリング軸23にトーションバー24を介して連結され、ウォームギヤ25およびウォームホイール26を介して電動アクチュエータとしての電動モータ27よりの駆動力を受けるよう構成している。即ち、出力軸22は、ピニオンギヤ21の両端である先端側軸受け22Aおよび大径軸受け22Bによりギヤケース19に回転可能に支持され、大径軸受け22Bに隣接してウォームホイール26を一体に固定して備え、後端(ステアリングハンドル2)側には、ステアリング軸23の先端を回転可能に支持し、トーションバー24の先端をセレーション等により固定して備える。また、出力軸22の後端には、トルクピン28が外方へ突出して配置されている。前記ギヤケース19は、運転席のダッシュボードDBに取付けねじ等により固定される。
前記ステアリング軸23は、軸受け29によってもギヤケース19に回転可能に支持され、後端部はステアリングハンドル2に連結され、中空状内部にはその後端をピンにより固定したトーションバー24を内蔵して備える。ステアリング軸23の外周には、ヘリカルスプライン若しくはインボリュートヘリカルセレーションにより係合するトルクリング30が装着されている。
前記トルクリング30は、図9に示すように、外周に設けた円周方向溝31と、軸方向に対して平行な前記出力軸22のトルクピン28に係合する溝32とを備え、内周には前記ステアリング軸23外周と係合するヘリカルスプライン若しくはインボリュートヘリカルセレーションとを備え、円周方向溝31にはトルクセンサ35として機能する位置検出装置の検出ピン36が嵌合している。このため、トルクリング30は出力軸22に対して、前記トルクピン28と溝32との係合により、軸方向に移動可能且つ一体に回転する。
また、トルクリング30は、ステアリングハンドル2の操作による操舵トルクをステアリング軸23からトーションバー24を介して出力軸22に伝達する際に、ステアリング軸23外周とのヘリカルスプライン若しくはヘリカルセレーションによる係合により、トーションバー24に生ずる振じれ量、即ち、出力軸22とステアリング軸23との相対回動量に応じて軸方向に移動し、この軸方向移動は円周方向溝31に係合した検出ピン36を軸方向に移動させ、トルクセンサ35により操舵トルクとして感知させる。
なお、前記トルクリング30は、出力軸22に対してトルクピン28と軸方向溝32とにより軸方向に移動可能であり且つ回転方向に一体回転するよう連結し、ステアリング軸23に対して斜めとなるヘリカルスプライン若しくはヘリカルセレーションにより連結するものについて説明しているが、図示しないが、出力軸22に対して斜めとなるヘリカルスプライン若しくはヘリカルセレーションにより連結し、ステアリング軸23に対して軸方向に移動可能であり且つ回転方向に一体回転するよう連結するものであっても、前記と同様に作動させることができる。
前記ウォームホイール26はウォームギヤ25と係合している。前記ウォームギヤ25は、図10に示すように、ギヤケース19に回転可能に支持され、その一端には、図11に示すクラッチアッシー40を介してアシストモータ27が接続する。後述するクラッチアッシー40の励磁状態に応じて、アシストモータ27の駆動力をウォームギヤ25に伝達したり、ウォームギヤ25を固定したり、あるいはウォームギヤ25をアシストモータ27から切り離したりする。アシストモータ27、ウォームギヤ25、ウォームホイール26、クラッチアッシー40は、パワーアシスト装置5を構成する。
図11は、ウォームギヤ25とアシストモータ27との接続状態を制御するクラッチアッシー40の詳細構成図である。
クラッチアッシー40は、アシストモータ27をギヤケース19に固定するブラケット(固定側制動部材)50内に収装される。クラッチアッシー40は、クラッチプレート(ドライブプレート)33と、クラッチプレート33と当接する駆動プレート(ドリブンプレート)34と、同じくクラッチプレート33と、駆動プレート34とは反対面から、当接する制動プレート(ドリブンプレート)36と、クラッチプレート33と各プレートの係合を制御するための駆動/制動コイルアッシー38、37から構成される。駆動コイルアッシー38と制動コイルアッシ37とがドライブプレートであるクラッチプレート33を共有することで、クラッチアッシー40の部品点数を削減し、またスペースを低減することができる。
ブラケット50の隔壁50aには第1ベアリング51を介してアシストモータ27の出力軸27aが回転自在に軸支される。出力軸27aは、第1ベアリング51からウォームギヤ25側に突出し、この突出部27cにクラッチプレート33を出力軸27aに対して回転自在に支持する第1ベアリング52が固定される。さらにこれら第1、第2ベアリング間の出力軸27aにはセレーション27bが形成され、このセレーション27bに駆動プレート34のハブ34bが嵌合し、固定される。さらにクラッチプレート33の中心のボス孔33dには前述のウォームギヤ25の軸部25aがセレーション結合により接続される。
この駆動プレート34とブラケット50の隔壁50aとの間に、環状の駆動コイルアッシー38が設置される。駆動コイルアッシー38は、ブラケット50の内周に固定され、駆動プレート34の端面とは一定の間隙を有し、駆動プレート34は、駆動コイルアッシー38に対して回転自在に構成される。駆動コイルアッシー38は、コイル38aと、コイル38aを巻き付けるボビン38bと、コイルボビン38bをブラケット50に固定するヨーク38cから構成される。
クラッチプレート33と駆動プレート34は、対峙する平面部33a、34aを有して、コイル38aが励磁されるとクラッチプレート33の平面部33aが変位して、クラッチプレート33と駆動プレート34の平面部33a、34aが当接し、励磁を解除すると平面部33a、34aは当接を解除する。したがって、コイル38aに励磁して、クラッチプレート33と駆動プレート34を当接することで、アシストモータ27の駆動力がウォームギヤ25に伝達され、操舵力をアシストすることができる。
一方、クラッチプレート33の平面部33aの反対面には平面部33bが形成される。平面部33bには、制動プレート36の平面部36aが対面して設置される。制動プレート36は、制動コイルアッシー37に固定される。
制動コイルアッシー37は、ブラケット50の内周に固定され、コイル37a、コイル37aを巻き付けるボビン37bと、コイルボビン37bをブラケット50に固定するヨーク37cから構成される。コイル37aが励磁されるとクラッチプレート33が変位して、クラッチプレート33と制動プレート36の平面部33b、36aが当接し、励磁を解除すると平面部33b、36aは当接を解除する。したがって、コイル37aに励磁して、クラッチプレート33と制動プレート36を当接することで、ウォームギヤ25が固定され、ウォームホイール26に連結するステアリングハンドル2を固定することができる。したがって、ステアリングハンドル2を直進状態で固定することにより、スクリューの回転力による直進時の船体の意図しない旋回を防止することができる。
なお、駆動コイルアッシー38と制動コイルアッシー37のコイルへの励磁は、図示しない、パワーステアリング装置を統合制御するコントローラにより制御される。
図12は、コントローラが実施するクラッチ制御を説明するフローチャートである。このクラッチ制御は一定の時間間隔で実施される。
まずステップS1で、トルクセンサを用いて操舵トルクTを検出する。次にステップS2で、検出した操舵トルクTと所定値Ttとを比較し、所定値以下であれば直進状態であると判断して、ステップS3に進み、所定値を超えていれば、ステアリングハンドル2を操作していると判断して、ステップS5に進む。通常直進状態では、操舵トルクはほぼ0であり、船体が直進状態であることを判定するしきい値である所定値Ttは0に近い値となる。ステップS3では、直進状態の時間tが所定時間t1継続したかどうかを判定する。所定時間Tt以上継続した時は、最終的に直進状態であると判定する。
ステップS4では、船体が直進状態であることから、この直進状態を維持するようにクラッチ制御を行う。すなわち、制動コイルアッシー37のコイル37aに励磁し、駆動コイルアッシー38のコイル38aへの励磁を禁止、または低減する。したがって、クラッチプレート33は制動コイルアッシー37と係合し、ウォームホイール26は、その位置で回転を拘束され、この場合にはステアリングハンドル2を保持しなくても、船体は直進状態を維持する。
ステップS5では、操舵トルクが生じており、操舵状態と判断できることから、この操舵状態をアシストするようにクラッチ制御を行う。すなわち、駆動コイルアッシー38のコイル38aに励磁し、制動コイルアッシー37のコイル37aへの励磁を禁止、または低減する。これによりアシストモータ27の駆動力がウォームギヤ25、ウォームホイール26を介してステアリングホイール2に伝達され、操舵力を補助することができる。
したがって、本発明においては、ステアリングハンドル2の操舵力をアシストするためのアシストモータ27とウォームホイール26を駆動するウォームギヤ25との間にウォームギヤ25に結合するクラッチプレート33を設置し、このクラッチプレート33の両側に制動/駆動クラッチアッシー37、38を設け、一方の駆動クラッチアッシー38は、クラッチプレート33とアシストモータ27との接続(係合)を制御し、他方の制動クラッチアッシー37は、クラッチプレート33とブラケット50との接続を制御する。
一方の駆動クラッチアッシー38が励磁され、他方の制動クラッチアッシー37が非励磁の場合には、クラッチプレート33は一方のクラッチアッシー38と係合し、アシストモータ27の駆動力がウォームギヤ25を駆動し、ウォームホイール26に伝達される。これによりステアリングハンドル2の操舵力がアシストされる。
また、他方の制動クラッチアッシー37が励磁され、一方の駆動クラッチアッシー38が非励磁の場合には、クラッチプレート33は他方のクラッチアッシー37と係合し、ウォームギヤ25は制動部材50に係合され、ウォームギヤ25およびウォームホイール26の回転が禁止され、操舵ができない。つまり、船舶直進状態において、スクリューの回転力による操舵力がステアリングハンドル2に作用しても、ウォームホイール26が固定されているため、ステアリングハンドル2は直進状態を維持し、運転者がステアリングハンドル2を操舵しなくても、船体は直進状態を維持することができる。
船体直進状態のハンドル操作を容易にするパワーステアリング装置であり、特に船外機を備えた小型船舶に有用である。
本発明の一実施形態を示す小型船舶用パワーステアリング装置の斜視図。 同じく舵取り手段としての船外機を示す側面図。 同じくリンク機構の平面図。 パワーステアリング装置のギヤ装置およびパワーアシスト装置の平面図。 パワーステアリング装置のギヤ装置およびパワーアシスト装置の側面図。 パワーステアリング装置のギヤ装置およびパワーアシスト装置のハンドル側からの側面図。 パワーステアリング装置のギヤ装置およびパワーアシスト装置のギヤ装置側の側面図。 パワーステアリング装置のギヤ装置およびパワーアシスト装置の断面図。 パワーステアリング装置のトルクリングの拡大図。 パワーステアリング装置のパワーアシスト装置の断面図。 クラッチアッシーの詳細図。 クラッチアッシーの制御内容を説明するフローチャート。
符号の説明
1 船体
2 ステアリングハンドル
3 プッシュプルケーブル(連結手段)
4、4A ギヤ装置
5 パワーアシスト装置
6 舵取り手段としての船外機
7 リンク機構
20 ラック
21 ピニオン
22 出力軸
23 ステアリング軸
24 トーションバー
25 ウォームギヤ
26 ウォームホイール
27 電動モータ(電動アクチュエータ)
30 トルクリング
33 クラッチプレート
34 駆動プレート
34a 平面部
35 トルクセンサ
36 制動プレート
36a 平面部
37 制動コイルアッシー
37a コイル
37b ボビン
37c ヨーク
38 駆動コイルアッシー
38a コイル
38b ボビン
38c ヨーク
40 クラッチアッシー

Claims (5)

  1. 運転席のステアリングハンドルにより操作され、操舵操作を行うギヤ装置と、
    前記ギヤ装置を操舵トルクに応じて操舵操作方向にアシスト駆動する電動アクチュエータと、
    前記ステアリングハンドルからギヤ装置に入力される操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記トルクセンサの検出信号を取り込み、演算して電動アクチュエータを駆動するコントローラと、からなる小型船舶用パワーステアリング装置において、
    前記電動アクチュエータと前記ギヤ装置の間にクラッチ装置を設け、
    このクラッチ装置は2組のクラッチから構成され、一方のクラッチは、前記電動アクチュエータと前記ギヤ装置との係合を制御し、他方のクラッチは、前記ギヤ装置と固定側の制動部材との係合を制御し、
    前記コントローラは、前記トルクセンサの検出値に応じて前記クラッチ装置の係合を選択的に制御することを特徴とする小型船舶用パワーステアリング装置。
  2. 前記コントローラは、前記トルクセンサの検出値が、所定値以下の場合には前記他方のクラッチを係合して、前記ギヤ装置を固定することを特徴とする請求項1に記載の小型船舶用パワーステアリング装置。
  3. 前記コントローラは、前記トルクセンサの検出値が、所定値を越える場合には前記一方のクラッチを係合して、前記電動アクチュエータの出力を前記ギヤ装置に伝達することを特徴とする請求項1に記載の小型船舶用パワーステアリング装置。
  4. 前記コントローラは、前記トルクセンサの検出値が、所定値以下となる状態が所定時間以上維持された場合には、前記他方のクラッチを係合して前記ギヤ装置を固定することを特徴とする請求項に記載の小型船舶用パワーステアリング装置。
  5. 前記クラッチ装置を構成するそれぞれのクラッチは、摩擦係合式のクラッチであって、ドライブプレートとドリブンプレートと有し、前記ドライブプレートを共有することを特徴とする請求項1に記載の小型船舶用パワーステアリング装置。
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