JP4292083B2 - パルスフリーエスカレータ - Google Patents

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Description

本発明は、旋回部と移行区間とを備えたパルスフリーエスカレータシステムと、そのエスカレータシステムを設計する方法と、に関する。
エスカレータのステップアセンブリは、剛体リンクのチェーンを構成する。これらのリンクは、滑らかな閉トラックの周りを移動するローラによって支持される。エスカレータの上部と下部との位置において、上記トラックは、進行方向を逆転させながら、「旋回」する。通常、上記旋回部に入っていくステップの速度は、上記旋回部を出て行くステップの速度と異なる。これにより、リンク通過周波数において、周期的な速度の脈動が現れる。この現象により、ローラが、周期的にトラックから離れ、つまり、ジョイントやローラが、拘束と伸張とを交互に繰り返す過度な荷重を受けてしまうことがある。この「多角形効果(polygon−effect)」による振動は、容認できない乗り心地をもたらす。同様の効果が、エスカレータライズ部と、上部および下部ランディング部と、の間のより小さい角度の移行区間においても生じてしまう。
多角形効果による振動は、旋回部と移行区間における十分大きな半径を有したローラ経路を定めることにより、通常対処されている。ハルタらは、「垂直方向の中間区間を備えた超高昇降行程エスカレータ」,エレベータ技術6,ELEVECON‘95,1995年3月号,78−87頁の論文において、多角形効果を最小限にする最適な一定の半径を選択する設計手法が開示している。上記設計手法の存在にも拘わらず、全く脈動のない(パルスフリーな)旋回部を備えたエスカレータやその設計手法が、なお要求されている。
本発明の目的は、パルスフリー旋回部を備えたエスカレータシステムを実現することである。
本発明のもう1つの目的は、パルスフリー移行区間を備えた、上記エスカレータシステムを実現することである。
本発明のもう1つの目的は、パルスフリー旋回部やパルスフリー移行区間を備えた、エスカレータシステムを設計する方法を実現することである。
本発明の上記エスカレータシステムと上記設計方法とにより、上述の目的は達成される。
本発明によれば、1対のガイドトラックと、互いに連結した複数のリンクをそれぞれ備えた、1対のリンケージアセンブリと、を含んだ、エスカレータシステムが実現する。それぞれのリンケージアセンブリは、それぞれの上記ガイドトラックの中を移動する、該リンケージアセンブリ支持用の複数のローラを備える。それぞれのガイドトラックは、互いに間隔をあけた2つの旋回部を備え、それぞれの旋回部は、直線入口区間と、直線出口区間と、パルスフリー曲線区間と、を備えた、各ローラの移動経路を定義する。このエスカレータシステムは、さらに、少なくとも1つのパルスフリー移行区間を備えてもよい。
さらに、本発明によれば、エスカレータシステムの設計方法が、2つの直線区間を接続するように軌道を選択し、上記選択された軌道に合ったリンクの数を決定し、上記リンクの第1のリンクに関連した第1のジョイントが直線方向に移動し、かつ、上記リンクの最後のリンクに関連した第2のジョイントが直線方向に移動するように、上記リンクの初めの配置を決定し、上記第1、第2のジョイントの間に配置されかつ上記旋回部を通過する、第3のジョイント、の軌道を決定することにより、各旋回部をパルスフリーとなるように設計する段階を含む。この設計方法は、少なくとも1つのパルスフリー移行区間を設計する段階をさらに含んでもよい。
本発明のパルスフリーエスカレータシステムとその設計方法についての、目的、長所、その他の詳細は、以下の詳細な説明や添付の図面に開示され、参照符号によって要素が示されている。
本発明は、パルスフリーの旋回部や移行区間、を備えたエスカレータシステム10に関する。本明細書に記載の用語である「パルスフリー(pulse―free)」とは、直線区間において、リンクが一定割合で移動する場合に、折り返し区間においても、リンクが同じ割合で移動することを意味する。パルスフリーにすることにより、両側が同じ一定速度を有することとなる。エスカレータシステム10は、互いに間隔をあけた一対のガイドトラック12と、複数のステップ(図示せず)支持用の、互いに間隔をあけた一対のリンクアセンブリ14と、を含む。各リンクアセンブリ14は、ピン等によって連結された複数のリンク16を含む。各リンク16は、上記ガイドトラック12のそれぞれに関連し、かつ、各ガイドトラック12により定義された経路を通る、少なくとも1つのローラ18を備える。図1に、各ローラ18の通常のガイド経路20を示す。この図に示すように、上記ガイド経路20は、互いに間隔をあけた第1、第2旋回部22,24と、4つの移行区間26,28,30,32と、を含む。上記リンクアセンブリ14、つまり、上記ローラ18、を駆動するために、よく知られた適切な一般の駆動システムのどれを用いてもよい。
図2は、ガイドトラック12の部分を示す。エスカレータ10の反対側のガイドトラック12についても、同様な構造となっており、ガイドトラックとローラとリンクとが同様の関係を有していることに留意されたい。図2に示すガイドトラック部は、旋回部22と移行区間26,28とを含む。この図に示すように、リンク16に接続された複数のローラ18は、ガイド経路に沿って移動し、このガイド経路は、上記ガイドトラック12により定義され、特に上記旋回部22においては完全に閉じている。
上記旋回部22がパルスフリーになるには、上記旋回部22から出ていくリンクの速度が、上記旋回部22に入っていくリンクの速度と同じでなければならない。上記パルスフリー旋回部は、図3に示される。この図に示すように、上記パルスフリー旋回部22は、直線入口区間34と、この直線入口区間34に隣接した既知の第1軌道区間36と、直線出口区間38と、この直線出口区間38に隣接した既知の第2軌道区間40と、を備える。上記の既知の第1、第2軌道区間36,40は、所望の形状を有する。例えば、上記区間36,40の各々は、半径Rを有する一定半径の曲線区間であってもよい。あるいは、上記区間36,40は、それぞれ異なった曲線形状を有してもよい。また、図3に例示されたパルスフリー旋回部22は、上記一定半径の曲線区間36,40の中間にパルスフリー部42を有する。図4に示すように、上記パルスフリー区間42は、曲線43に示すような一定半径の曲率を有していない。
上記パルスフリー区間42は、上記2つの既知の軌道区間36,40の間に配置されるように示されているが、これらの区間の間に配置する必要はない。上記パルスフリー区間42は、上記旋回部22上のいずれの位置にも配置され得る。例えば、上記直線区間34,38の一方に隣接していてもよい。また、上記パルスフリー区間42は、水平方向の軸「x」や垂直方向の軸「y」のような、いずれの軸に対しても対称である必要はない。さらに、上記パルスフリー区間42は、上記直線区間34から上記直線区間38まで延びていてもよい。
上記直線区間34,38の各々が、水平であるように示されているが、これらは、上記水平方向の軸「x」に対してある角度で傾斜していてもよい。
上記パルスフリー区間42の上記曲率を決定するためには、まず上記2つの直線区間34,38を接続するための一定の曲線を選択し、上記選択した曲線に合ったリンク16の数を求める必要がある。その後、上記リンク16の初めの配置が決まる。この初めの配置は、対称であっても非対称であってもよい。しかしながら、この配置は、上記リンク16の間の第1と最後のジョイント44,46が直線上を移動するような配置でなければならない。上記旋回部22を通過する選択された第3ジョイントの軌道が、上記パルスフリー区間42の曲率を定める曲線となる。この選択された第3ジョイントは、図3のジョイント48のようなセントラルジョイントであってもよい。
上記選択された第3ジョイント48の軌道は、以下のように算出される。(1)上記第1と最後のジョイント44,46が、脈動ゼロの要求に応じるように等しい距離だけ移動する。(2)少なくとも4つのリンクを備えたシステムのジョイント50,52のような、2つの他のジョイントの座標が、これらの経路が既知であることと、先に位置決めされた隣接ジョイントから距離h(各リンク長さ)を有することと、の制約条件から、続いて求められる。(3)ジョイント48のような上記選択された第3ジョイントの経路は、該経路が上記2つの他のジョイントから距離hの位置になければならないという条件を用いて求められる。
本発明の方法を説明するために、以下の実施例を示す。この実施例は、1≦h/R≦2となるエスカレータシステムの旋回部と一致する(ただし、hは、各リンクの長さであり、Rは、2つの一定半径部36,40の半径である。)。この対照的な配置は、図3に示される。少なくとも4つのリンクが解析に必要とされ、従って、上記セントラルジョイントは、第3ジョイントとなる。この場合には、入口における進行方向はxの正方向であり、出口における進行方向はxの負方向であるため、変位角であるαが、πつまり180°となる。上記移動経路上の第1ジョイント44の変位は、sにより与えられる。sが0からhまで増加すると、第1ジョイント44は、上記経路に沿ってジョイント50の初めの位置に、ジョイント50は、上記経路に沿ってジョイント48の初めの位置に、というように進んでいく。本発明の上記設計方法の目的は、上記第3ジョイントつまりセントラルジョイント48のxおよびy軸上の座標を求めることである。これらの座標は、x48(s)およびy48(s)として表現される。
初めに、対称的な配置のジョイント座標が求められる。上記座標は、以下のように表現される。
[数1]
52(0)=√(R2−(h2/4)) y52(0)=h/2
46(0)=x52(0)−√(h2−(R−(h/2))2) y46(0)=R
48(0)=x52(0) y48(0)=−y52(0)
50(0)=x46(0) y50(0)=−y46(0)
44(0)=x46(0)−h y44(0)=y50(0)
上記パルスフリーとなる条件は、上記ジョイント44,46が、xの正と負の方向に、それぞれ等しく変位することが必要とされる。従って、以下のようになる。
[数2]
44(s)=x44(0)+s y44(s)=y44(0)
46(s)=x46(0)−s y46(s)=y46(0)
ジョイント50は、既知の経路に沿って移動し、ジョイント44からの距離hを維持することが必要とされる。これらの2つの制約条件により、以下のような方法で座標x50(s)およびy50(s)を、解くことができる。
[数3]
s ≦ −x50(0)の場合
50(s)=x50(0)+s y50(s)=y50(0)
その他の場合
[x50(s)−x44(s)]2+[y50(s)−y44(s)]2=h2
(x50(s))2+(y50(s))2=R2
50(s)>0
同様にして、制約条件により、ジョイント52の座標、x52(s)およびy52(s)を、以下のようにして解くことができる。
[数4]
s > x48(0)+hの場合
52(s)=x48(s)+h y52(s)=y48(0)
その他の場合
[x48(s)−x52(s)]2+[y48(s)−y52(s)]2=h2
(x52(s))2+(y52(s))2=R2
52(s)>0
パルスフリーのまま方向が変化する曲線、つまり区間42、を特定するジョイント48の座標が、以下の2つの解法のいずれか良い方によって与えられる。
[数5]
[x52(s)−x48(s)]2+[y52(s)−y48(s)]2=h2
[x48(s)−x50(s)]2+[y48(s)−y50(s)]2=h2
上述した手法は、任意の数のリンクを備えたシステムにおけるパルスフリー区間42の曲率を導出するために用いられる。
上記のパルスフリー区間42は、2つの一定半径の曲線区間36,40との間に配置されているが、旋回部22のその他の位置に配置されてもよい。例えば、パルスフリー区間42を上記直線区間と上記一定半径の曲線区間との間に配置してもよい。さらに、パルスフリー区間42を、直線ではなくかつ一定半径とならない2つの区間の間に配置してもよい。さらに、上記旋回部22は、1つの一定半径区間と、一定半径とならない区間であるその他の区間と、だけを備えていてもよい。
幾つかのエスカレータシステムにおいては、パルスフリーの移行区間26,28,30,32を備えることが望ましい。図5は、h/R < 2sin(α/2)となる、一般的なエスカレータ移行区間を示す。上記解析のために少なくとも4つのリンク16を使用する場合には、上述のように、インテリアジョイント60、つまり、x60(s)およびy60(s)、の軌道によって、パルスフリーの移行曲線58が与えられる。この図においては、入口における進行方向は、xの正方向であり、出口における進行方向は、30°つまりα=π/6、上向きに傾斜している。各パルスフリー移行区間の設計方法は、移行区間に隣接した2つの直線区間を接続するように軌道を選択する段階と、上記選択された軌道に合ったリンクの数を決定する段階と、上記リンクの第1リンクに関連した第1ジョイントが直線方向に移動し、かつ、上記リンクの最後のリンクに関連した第2ジョイントが直線方向に移動するように、リンクの初めの配置を決定する段階と、第1・第2ジョイントの間に配置されかつ上記移行区間を通過する、第3ジョイントの軌道を決定する段階と、を有する。
本発明の上記設計方法は4つのリンクを用いることが記載されているが、上記パルスフリーの旋回部と移行区間とを設計するために、3つ以下もしくは5つ以上のリンクを用いてもよい。
本発明に基づいて、本明細書に示された目的、手段、長所を十分に満足させるエスカレータ用のパルスフリー旋回部が実現することが明らかである。特定の態様の内容に沿って本発明を説明したが、当業者であれば、本明細書を参照することにより、その他の代替、改良、変更を想到することができるだろう。従って、これらの代替、改良、変更は、添付された包括的な特許請求の範囲に属する。
移行区間と旋回部とを示すエスカレータシステムのローラ経路を示す概略図。 図1のエスカレータシステムに用いられたトラックシステムの旋回部を示す側面図。 本発明によるトラックの旋回部を通過する4つのバーリンケージを示す概略図。 本発明によるパルスフリーローラ経路と、一般的な一定半径ローラ経路と、を比較した図。 エスカレータシステムのパルスフリー移行区間を示す概略図。

Claims (7)

  1. 1対のガイドトラックと、
    互いに接続された複数のリンクをそれぞれ備えた、1対のリンケージアセンブリと、
    を備え、かつ、
    それぞれの上記リンケージアセンブリは、それぞれの上記ガイドトラックの中を移動する、該リンケージアセンブリ支持用の複数のローラを備え、
    それぞれの上記ガイドトラックは、互いに間隔をあけた2つの旋回部を備え、
    それぞれの上記旋回部は、直線入口区間と、直線出口区間と、これらの区間の間に配置されたパルスフリー曲線区間と、を備えた、各ローラの移動経路を定義し、
    上記旋回部は、既知の軌道となる第1の区間と、既知の軌道となる第2の区間と、を備え、かつ、上記パルスフリー曲線区間は、上記第1、第2の区間の間に配置されており、
    それぞれの上記リンケージアセンブリは、それぞれの上記旋回部内に少なくとも4つのリンクを備え、
    上記少なくとも4つのリンクは、これらのリンクに関連した少なくとも5つのジョイントを備え、
    上記パルスフリー区間の曲率は、上記ジョイントの選択された1つのジョイントの軌道に対応し、
    上記選択されたジョイントは、以下の等式によって与えられる座標を有することを特徴とするパルスフリーエスカレータシステム。
    [x52(s)−x48(s)]2+[y52(s)−y48(s)]2=h2
    [x48(s)−x50(s)]2+[y48(s)−y50(s)]2=h2
    ただし、
    52(s)は、x軸上の上記ジョイントの第4のジョイントの変位であり、
    48(s)は、上記x軸上の上記選択されたジョイントの変位であり、
    50(s)は、上記x軸上の上記ジョイントの第2のジョイントの変位であり、
    52(s)は、上記x軸に直交するy軸上の上記第4のジョイントの変位であり、
    48(s)は、上記y軸上の上記選択されたジョイントの変位であり、
    50(s)は、上記y軸上の上記第2のジョイントの変位であり、
    sは、移動経路に沿った上記ジョイントの第1のジョイントの変位であり、
    hは、上記リンクのそれぞれの長さである。
  2. 上記第1、第2の区間の少なくとも1つが、一定半径区間であることを特徴とする請求項に記載のパルスフリーエスカレータシステム。
  3. 上記旋回部が、同じ曲率半径を有した2つの半径区間を備えることを特徴とする請求項に記載のパルスフリーエスカレータシステム。
  4. それぞれの上記旋回部のそれぞれの上記ガイドトラックは、上記ローラの閉じた経路を定義する閉じた軌道であることを特徴とする請求項1に記載のパルスフリーエスカレータシステム。
  5. 複数の移行区間をさらに備え、かつ、それぞれの上記移行区間がパルスフリーであることを特徴とする請求項1に記載のパルスフリーエスカレータシステム。
  6. 2つの直線区間を接続するように軌道を選択する段階と、
    上記選択された軌道に合ったリンクの数を決定する段階と、
    上記リンクの第1のリンクに関連した第1のジョイントが直線方向に移動し、かつ、上記リンクの最後のリンクに関連した第2のジョイントが直線方向に移動することとなるように、上記リンクの初めの配置を決定する段階と、
    上記第1、第2のジョイントの間に配置されかつ上記旋回部を通過する、第3ジョイント、の軌道を決定する段階と、
    を含む、各旋回部をパルスフリーとなるように設計する段階、を含み、
    上記第3のジョイントの軌道を決定する段階は、
    上記第1、第2のジョイントを等しい距離だけ変位させる段階と、
    上記変位に基づいて、上記第1のジョイントと上記第3のジョイントとの間に配置された第4のジョイントと、上記第3のジョイントと上記第2のジョイントとの間に配置された第5のジョイントと、について、x軸と該x軸に直交するy軸上の座標を決定する段階と、
    上記第4と第5のジョイントの上記座標に基づいて、上記第3のジョイントについて、上記x軸、y軸上の座標を決定する段階と、
    を含み、
    上記第3のジョイントは、以下の等式によって与えられる座標を有することを特徴とするパルスフリーエスカレータシステムの設計方法。
    [x52(s)−x48(s)]2+[y52(s)−y48(s)]2=h2
    [x48(s)−x50(s)]2+[y48(s)−y50(s)]2=h2
    ただし、
    52(s)は、上記x軸上の上記第のジョイントの変位であり、
    48(s)は、上記x軸上の上記第3のジョイントの変位であり、
    50(s)は、上記x軸上の上記第のジョイントの変位であり、
    52(s)は、上記y軸上の上記第のジョイントの変位であり、
    48(s)は、上記y軸上の上記第3のジョイントの変位であり、
    50(s)は、上記y軸上の上記第のジョイントの変位であり、
    sは、移動経路に沿った上記1のジョイントの変位であり、
    hは、上記リンクのそれぞれの長さである。
  7. 少なくとも1つのパルスフリー移行区間を含むように、上記エスカレータシステムを設計する段階を備え、かつ、
    上記の移行区間を設計する段階は、
    上記エスカレータシステムの上記少なくとも1つのパルスフリー移行区間に隣接したさらに2つの直線区間を接続するように軌道を選択する段階と、
    上記選択された軌道に合ったリンクの数を決定する段階と、
    上記リンクの第1のリンクに関連した第1のジョイントが直線方向に移動し、かつ、上記リンクの最後のリンクに関連した第2のジョイントが直線方向に移動するように、上記リンクの初めの配置を決定する段階と、
    上記第1、第2のジョイントの間に配置されかつ上記少なくとも1つの移行区間を通過する、第3のジョイントの軌道を決定する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のパルスフリーエスカレータシステムの設計方法。
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