JP2001019328A - パレット式コンベア - Google Patents

パレット式コンベア

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JP2001019328A
JP2001019328A JP19395899A JP19395899A JP2001019328A JP 2001019328 A JP2001019328 A JP 2001019328A JP 19395899 A JP19395899 A JP 19395899A JP 19395899 A JP19395899 A JP 19395899A JP 2001019328 A JP2001019328 A JP 2001019328A
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JP
Japan
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link
pallet
moving
guide rail
equation
Prior art date
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JP19395899A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Aoe
信一郎 青江
Tomoaki Sato
友章 佐藤
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンクにより無端状に連結されたパレットが
円弧状の移動経路を移動することにより発生するパレッ
トの振動をできるだけ小さく抑える。 【解決手段】 各々のパレット1をそれぞれリンク3
により無端状に連結し、該パレット1がほぼ同一の平面
内または傾斜面内に形成されたループ状の移動経路を循
環するようにしたパレット式コンベアにおいて、パレッ
ト1を誘導するガイドレール6の中心線20の曲率半径
Rまたはリンク3の長さLを、次式に基づいて設定す
る。 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端状に連結され
た複数のパレットがほぼ同一の平面または傾斜面内に形
成されたループ状の移動経路を循環するようにしたパレ
ット式コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、各々のパレットをそれぞれ
連結部材のリンクにより無端状に連結して、ほぼ同一の
平面または傾斜面内に形成されたループ状の移動経路を
循環するパレット式コンベア装置を提案した(特願平9
−275357号(特開平11−106170号))。
このパレット式コンベア装置は、往路と復路をほぼ同一
の平面内もしくは傾斜面内に形成することにより、立体
的な動く歩道やエスカレータ等に比べて、往路側のみな
らず復路側をも搬送に利用できるという特徴を有するも
のである。
【0003】図17から図19は上記公報に示したパレ
ット式コンベア装置の概要図で、図17は平面図、図1
8はそのパレットの側面図、図19は図17の背面図で
ある。これらの図において、1はパレットで、上部は前
後端がそれぞれ曲線状に形成された踏み板部2となって
おり、下部には後続のパレット1に連結するリンク3、
走行レール4上を移動する走行輪5、およびガイドレー
ル6に沿って誘導するガイドローラ7を備えている。リ
ンク3はパレット1の上下動、左右動、および回動を許
容するように自在な軸継手12および球面継手13を介
して連結されている。また、パレット1の駆動は無端チ
ェーン8を回転駆動することによって行うようになって
おり、該チェーン8に突設したローラ式の凸起9をリン
ク3の下部に設けた係合片10の凹部11に着脱自在に
係合させることにより駆動するようになっている。図
中、14は固定床、15は欄干部である。
【0004】パレット1の移動経路がループ状に形成さ
れ、直線区間と曲線区間を有する走行レール4並びに内
側と外側の走行レール4間に相似形状に設けられるガイ
ドレール7は、ほぼ同一の平面内または傾斜面内に設置
される。これによって、このパレット式コンベア装置を
公知の動く歩道やエスカレータと同じ動作をさせること
ができる。すなわち、パレット1は、その踏み板部2が
前後端の曲線形状に沿って前後のパレット1に対して摺
接ないし上下動するようになっており、移動経路の直線
部に設置された無端チェーン8を駆動することによっ
て、凸起9を係合片10の凹部11に順次係合させ、パ
レット1にリンク3を介して駆動力を与えてパレット1
を移動させる。このとき、円弧状の移動経路において
は、パレット1はリンク3の連結点を中心に回動する。
このようにして、パレット1が往路側および復路側とも
同じ水平面や傾斜面を循環するので、往路側のみならず
復路側をも搬送に利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のパレ
ット式コンベア装置において、次のような問題が判明し
た。これは、該コンベア装置が円弧状の案内経路を持つ
こと、および各パレットを直線的なリンク3で連結して
いることに関わる問題である。
【0006】この問題を図20により説明する。図20
はガイドレールの中心線20に対するパレット連結用の
リンク3の配置関係を示す。ここで、リンク3の連結点
21はガイドレールの中心線20上を移動するものとす
る。また、これらのリンク連結点21で各パレットが連
結されている。
【0007】いま、点P1が駆動装置により等速で矢印
の方向に進む場合、点P1と点P2間に存在するリンク
3を介して力が伝達され、点P2は矢印の方向に進む。
しかしながら、点P1が等速で移動していても、点P2
は必ずしも等速で移動するとは限らない。このことを示
すために、発明者は計算機で計算を行った。その結果を
図21に示す。この計算の条件としては、ガイドレール
の中心線の円弧部の曲率半径Rを940mm、リンク長
Lを600mmとした。図21の横軸は点P1の移動距
離を、縦軸は点P2と点P1の移動距離の差を表してい
る。
【0008】もし点P1の移動距離と点P2の移動距離
が等しければ、点P2の移動距離と点P1の移動距離の
差は、点P1の移動距離に対して常に0となるはずであ
る。しかし、この結果では、点P2の移動距離と点P1
の移動距離の差は、点P1の移動距離に対して常に0と
はなっていない。また、その周期は、リンク長となって
いる。つまり、点P1と点P2の間の見掛け上の距離が
変動することを意味している。変動距離は約6mmであ
る。この結果、点P2で振動が発生しその上に乗ってい
る人に違和感を与えたり乗り心地を悪くしたりする。ま
た、リンク3がループ状に連結されているため、ガイド
レールの円弧部に存在するリンク3の配置によって、全
リンク長が、ガイドレールの中心線の円弧部の周長より
も長くなったり、短くなったりする。そのため、ガイド
レールとガイドローラ間に無理な力が作用して、装置の
耐久性を低下させたり、ガイドレールとガイドローラ間
の衝突音などの騒音を発生する。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、リンクにより無端状に連結さ
れたパレットが円弧状の移動経路を移動することにより
発生するパレットの振動をできるだけ小さく抑えるよう
にしたパレット式コンベアを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパレット式
コンベアは、各々のパレットをそれぞれリンクにより無
端状に連結し、該パレットがほぼ同一の平面内または傾
斜面内に形成されたループ状の移動経路を循環するよう
にしたパレット式コンベアにおいて、前記移動経路の曲
線区間の入側における前記リンクの移動量と該曲線区間
における出側における前記リンクの移動量との差が小さ
くなるように、前記移動経路の曲率半径または前記リン
クの長さを設定することを特徴とするものである。
【0011】また、本発明のパレット式コンベアは、各
々のパレットをそれぞれリンクにより無端状に連結し、
該パレットがほぼ同一の平面内または傾斜面内に形成さ
れたループ状の移動経路を循環するようにしたパレット
式コンベアにおいて、前記移動経路の曲線区間の曲率半
径Rまたは前記リンクの長さLを、次式に基づいて設定
することを特徴とするものである。
【数2】
【0012】さらに、前記(a)式により求められるB
の値が2以上の整数に0.25を加えた値に近くなるよ
うに前記移動経路の曲線区間の曲率半径Rまたは前記リ
ンクの長さLを設定することを特徴とするものである。
【0013】ここで、パレットの移動経路の曲線区間の
入側におけるリンクの移動量と該曲線区間における出側
におけるリンクの移動量との差を小さくするには前記
(a)式を用いる。この(a)式を用いて、点P1と点
P2の移動距離の差の変動量(振幅)とガイドレールの
中心線の円弧部の曲率半径の関係を計算した結果を、図
14に示す。この計算の条件としては、リンク長Lは6
00mmとした。図14の横軸はガイドレールの中心線
の曲率半径、縦軸は点P1と点P2の移動距離の差の変
動量である。この結果から、点P1と点P2の移動距離
の差の変動量が、ある曲率半径のとき極小値を持つこと
がわかる。したがって、そのような曲率半径でガイドレ
ールを設計すれば、点P1と点P2の移動距離の差の変
動量が小さくなる。つまり、パレットの振動を小さくす
ることができる。
【0014】ガイドレールの中心線の曲率半径R、その
円周角Θ(単位rad)およびリンク長Lより前記(a)
式を用いて求められる円周角比Bという概念を導入する
と、点P1と点P2の移動距離の差の変動量と円周角比
の関係は、図15のようになる。
【0015】この結果から、円周角比Bが2.25、
3.25、4.25、5.25、6.25、7.25の
場合に、点P1と点P2の移動距離の差の変動量が極小
値になっていることがわかる。つまり、円周角比Bが2
以上の整数に0.25を加えた値になるときに極小値に
なるといえる。ガイドレールの円弧部が半円弧の場合は
その円周角Θはπであるが、もちろん任意の円周角にも
適用可能である。
【0016】移動距離の差の変動量をガイドレールの中
心線の曲率半径により無次元化した場合の、円周角比B
の関係を示すと、図16のようなグラフになる。このグ
ラフを用いれば、ガイドレールの中心線の曲率半径Rと
リンク長Lがわかっている場合、点P1と点P2の移動
距離の差の変動量を求めることができる。
【0017】前記(a)式を用いれば、リンク長が定ま
っている場合には、円周角比が2以上の整数に0.25
を加えた値になるような、ガイドレールの中心線の曲率
半径の系列を求めることができ、それらにできるだけ近
くなるようにガイドレールの中心線の曲率半径の値を設
定することができる。また、ガイドレールの中心線の曲
率半径が定まっている場合には、円周角比が2以上の整
数に0.25を加えた値になるような、リンク長の系列
を求めることができ、それらにできるだけ近くなるよう
にリンク長の値を設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のパレット式コンベアは、
それぞれリンク3により無端状に連結されたパレット1
をループ状の移動経路(走行レール4およびガイドレー
ル6)に沿って誘導する場合の、移動経路の曲線区間の
曲率半径およびリンク3の長さに係るものであるので、
構造的には基本的に図17に示すものと同じである。し
たがって、ここではガイドレール6の中心線の曲率半径
およびリンク3の長さを決定する前記(a)式の導入に
ついて説明する。
【0019】点P1と点P2の移動距離の差に対する考
え方は以下のとおりである。
【0020】1.移動角と移動距離との関係 1.1.入側の移動角θ1と移動距離x1との関係 図1に示すように、ガイドレール中心線20の曲率半径
をR、リンク長をLとし、任意のリンク3の連結点21
がガイドレール中心線20の直線部と円弧部の接続点
(以下、入側接続点Eと呼ぶ)に位置した時から点P1
がx1の距離だけ移動したとき、リンク連結点21のな
す移動角θ1と点P1の移動距離x1との関係は、次式
(1)で表される。
【0021】
【数3】
【0022】式(1)を別表現(θ1とTの関係)で表
すと次式となる。
【数4】
【0023】1.2.出側の移動角θ2と移動距離x2との
関係 図2に示すように、任意のリンク3の連結点21がガイ
ドレール中心線20の直線部と円弧部の接続点(以下、
出側接続点Fと呼ぶ)に位置した時から点P2がx2の
距離だけ移動したとき、リンク連結点21のなす移動角
θ2と点P2の移動距離x2との関係は、次式(2)で
表される。
【0024】
【数5】
【0025】式(2)を別表現(θ2とTの関係)で表
すと次式となる。
【数6】
【0026】上の各式で表されるx1とx2を図示する
と、図3のようになる。ただし、このグラフは、L=6
00mm、R=840mmとして計算したものである。
図3の横軸は移動角[deg]、縦軸は移動量[mm]であ
る。このグラフから、上記の条件の場合でも、x1とx
2の間に2〜3mm程度の差があることがわかる。
【0027】2.移動角θ1と移動距離x1、x2との
関係 2.1.初期状態 図4に示すようなリンク配置の初期状態、すなわちリン
ク連結点21の一つPBが入側接続点Eに位置し、リン
クPD−PCが出側接続点Fを間にして存在する状態にお
いて、リンク連結点PCの出側接続点Fまでの移動角を
φとすると、φは式(3)のように移動角の周期Tの関
数で表すことができ、またこのときリンク連結点PDの
出側接続点Fからの距離x20は式(4)となる。
【0028】
【数7】
【0029】2.2.中間状態1(0≦θ1<φ) 図5に示すように、入側のリンク連結点PAが元の位置
PA0からx1の距離だけ進み、このときリンク連結点P
Bの移動角θ1が0≦θ1<φのとき、点PAの移動距離
x1と点PDの移動距離x2は、それぞれ式(5)とな
る。
【0030】
【数8】
【0031】2.3.中間状態2(φ≦θ1<T) さらに図6に示すように、移動角θ1が進み、φ≦θ1
<Tのときのx1とx2は、それぞれ式(6)となる。
【0032】
【数9】
【0033】2.4.最終状態 そして、リンク位置の最終状態は図7のようになり、再
び図4の初期状態から繰り返し進行することになる。
【0034】3.移動距離の差の振幅 移動距離x1、x2の移動距離差D(θ1)は次式のよ
うに表される。
【0035】
【数10】
【0036】この移動距離差D(θ1)は、初期状態の
リンクの配置に依存してオフセット位置(後述する)が
変化する。例えば、別の初期状態と中間状態をそれぞれ
図8、図9に示す。このような状態では、図4に示すよ
うな状態のときのガイドレール中心線の円弧部に存在す
るリンクの全長と、図8の状態のときのガイドレール中
心線の円弧部に存在するリンクの全長とが変化し、この
リンク全長がガイドレール中心線の円弧部の周長に対し
て長くなったり短くなったりする。
【0037】そこで、初期状態のリンク配置に依存しな
い移動距離差D(θ1)を評価する値として、移動距離
差D(θ1)の振幅Aを導入する。移動距離差D(θ
1)の振幅Aは、次式のように表される。
【0038】
【数11】
【0039】式(9)は移動距離差D(θ1)が移動距
離の変動成分のみから表されることを意味している。
【0040】4.円周角比と移動距離差の振幅との関係 円周角比Bは次式で定義する。
【0041】
【数12】
【0042】ここで、Θはガイドレール中心線の円周角
である。半円弧のガイドレールの場合には、Θ=πであ
る。T=2arcsin(L/2R)であるから、この式を式
(10)に代入すると、前記(a)式を導くことができ
る。また、前述した全ての移動距離に関する式は、式
(10)を用いて、移動角の周期Tを使用しないで円周
角比Bを用いた表現にすることができる。
【0043】式(1a)は式(1b)のように表せる。
【0044】
【数13】
【0045】式(2a)は式(2b)のように表せる。
【0046】
【数14】
【0047】式(3)は式(3a)のように表せる。
【0048】
【数15】
【0049】式(4)は式(4a)のように表せる。
【0050】
【数16】
【0051】式(5)は式(5a)のように表せる。
【0052】
【数17】
【0053】式(6)は式(6a)のように表せる。
【0054】
【数18】
【0055】4.1.円周角比4.0における移動距離差 図10に、円周角比B=4.0のときの移動角と移動距
離差との関係を示す。ただし、リンク長L=600mm
とした。図10の横軸は移動角[deg]、縦軸は移動距
離差の変動量[mm]である。また、移動距離x1、x2
の変動成分Δx1、Δx2を併記してある。このグラフ
から、移動距離差(Δx2−Δx1)の振幅は、約6m
mであることがわかる。
【0056】また、図10の移動距離差(Δx2−Δx
1)の振幅Aの中心が0となるようにオフセットする
と、図11のようになる。このとき、図8に示すリンク
連結点PBの移動角θ10=35degとなる。
【0057】4.2.円周角比4.25における移動距離差 上記と同じL=600mmの条件で、円周角比B=4.
25のときの移動角と移動距離差との関係を図12に示
す。この場合、移動距離差(Δx2−Δx1)の振幅は
約0.5mmである。つまり、移動距離の変動要素同士
が重なり合うときは、移動距離差(Δx2−Δx1)の
振幅は非常に小さくなる。
【0058】 4.3.円周角比4.50における移動距離差同様に、円周角比
B=4.50のときの移動角と移動距離差との関係を図
13に示す。この場合、移動距離差(Δx2−Δx1)
の振幅は約5mmである。
【0059】4.4.円周角比と移動距離差の振幅との関係 横軸に円周角比を、縦軸に移動距離差の振幅[mm]をと
って表したものが前述した図15のグラフである。これ
を、ガイドレール中心線の曲率半径Rで無次元化する
と、前記図16のグラフとなる。このグラフから、円周
角比が2.25、3.25、4.25、・・・となると
きに(ただし、正確には整数+0.25とはいいきれな
い)、移動距離差の振幅は極小値となる。
【0060】5.半円弧以外のガイドレールの場合 円周角Θのガイドレールの場合、式(11)を満たすよ
うに、ガイドレール中心線の曲率半径Rおよびリンク長
Lを設定すればよい。
【0061】
【数19】
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パレッ
トの移動経路の曲線区間の入側におけるリンクの移動量
と出側におけるリンクの移動量の差が小さくなるよう
に、例えば、前記(a)式を用いて、移動経路の曲線区
間の曲率半径またはリンクの長さを設定するので、パレ
ットの振動を小さくすることができる。そのため、パレ
ットに乗っている人に違和感を与えたり乗り心地を悪く
するようなこともなく、またガイドレールの円弧部に存
在するリンク全長がその円弧部の周長よりも長くなった
り短くなったりするために、ガイドレールとガイドロー
ラ間に無理な力が作用して、装置の耐久性を低下させた
り、ガイドレールとガイドローラ間の衝突音などの騒音
が発生するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレット式コンベアにおけるガイドレ
ールの中心線に対するリンクの入側の移動角θ1と移動
距離x1の関係を示す説明図である。
【図2】ガイドレール中心線に対するリンクの出側の移
動角θ2と移動距離x2の関係を示す説明図である。
【図3】移動角と移動距離の関係を示すグラフである。
【図4】ガイドレール中心線に対するリンク配置の初期
状態を示す説明図である。
【図5】ガイドレール中心線に対するリンク配置の中間
状態1を示す説明図である。
【図6】ガイドレール中心線に対するリンク配置の中間
状態2を示す説明図である。
【図7】ガイドレール中心線に対するリンク配置の最終
状態を示す説明図である。
【図8】ガイドレール中心線に対するリンク配置の別の
初期状態を示す説明図である。
【図9】ガイドレール中心線に対するリンク配置の別の
中間状態を示す説明図である。
【図10】円周角比が4.0のときの移動角と移動距離
差の関係を示すグラフである。
【図11】図10のグラフをオフセットしたときのグラ
フである。
【図12】円周角比が4.25のときの移動角と移動距
離差の関係を示すグラフである。
【図13】円周角比が4.5のときの移動角と移動距離
差の関係を示すグラフである。
【図14】ガイドレールの中心線の曲率半径と移動距離
差の変動量の関係を示すグラフである。
【図15】円周角比と移動距離差の振幅の関係を示すグ
ラフである。
【図16】ガイドレール中心線の曲率半径で無次元化し
たときの移動角と移動距離差の振幅の関係を示すグラフ
である。
【図17】従来のパレット式コンベア装置の概略平面図
である。
【図18】図17のパレットの側面図である。
【図19】図18の背面図である。
【図20】ガイドレールの中心線に対するリンクの配置
の状態を示す説明図である。
【図21】ガイドレール円弧部における入側点P1の移
動距離に対して出側点P2の移動距離と入側点P1の移
動距離の差を示すグラフである。
【符号の説明】
1 パレット 2 踏み板部 3 リンク 4 走行レール 5 走行輪 6 ガイドレール 7 ガイドローラ 20 ガイドレール中心線 21 リンク連結点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々のパレットをそれぞれリンクにより
    無端状に連結し、該パレットがほぼ同一の平面内または
    傾斜面内に形成されたループ状の移動経路を循環するよ
    うにしたパレット式コンベアにおいて、 前記移動経路の曲線区間の入側における前記リンクの移
    動量と該曲線区間における出側における前記リンクの移
    動量との差が小さくなるように、前記移動経路の曲率半
    径または前記リンクの長さを設定することを特徴とする
    パレット式コンベア。
  2. 【請求項2】 各々のパレットをそれぞれリンクにより
    無端状に連結し、該パレットがほぼ同一の平面内または
    傾斜面内に形成されたループ状の移動経路を循環するよ
    うにしたパレット式コンベアにおいて、 前記移動経路の曲線区間の曲率半径Rまたは前記リンク
    の長さLを、次式に基づいて設定することを特徴とする
    パレット式コンベア。 【数1】
  3. 【請求項3】 前記(a)式により求められるBの値が
    2以上の整数に0.25を加えた値に近くなるように、
    前記移動経路の曲線区間の曲率半径Rまたは前記リンク
    の長さLを設定することを特徴とする請求項2記載のパ
    レット式コンベア。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10297617B4 (de) * 2001-12-28 2013-05-29 Otis Elevator Co. Pulsierungsfreie Fahrtreppe

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10297617B4 (de) * 2001-12-28 2013-05-29 Otis Elevator Co. Pulsierungsfreie Fahrtreppe

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