JP4291826B2 - 自己潤滑式ボールねじ - Google Patents

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本発明は、ボールねじに係り、特に、自己潤滑式ボールねじに関するものである。
市販しているボールねじ用潤滑システムは、図1に示すように、各ねじ軸10にナット11が螺合してある。ナット11の両端面にはスクレーパ111が設けてあり、且つねじ軸10には外部接続式オイル・ケース12が二つ螺着してあり、前記二つのオイル・ケース12がナット11の両側にそれぞれ設けられ、オイル・ケース12内に設けた潤滑油を含有した潤滑具121がねじ軸10に当接することにより、潤滑効果を得ることができる。
しかしながら、これには次のような欠点があった。
(イ)ナット11の両端面にはスクレーパ111が設けてあり、二つのオイル・ケース12がスクレーパ111の外側に位置するので、前記潤滑具121からねじ軸10に流入した潤滑油の大部分がスクレーパ111に擦り取られる。
そのため、潤滑効果が低下になり、潤滑油が無効に堆積し、且つ潤滑油が無駄になった。
(ロ)実際に使用するときには、ねじ軸10の運行に従ってオイル・ケース12内の潤滑油が快速に消耗される。潤滑油が切れた場合には、ねじ軸10全体を設備からおろさないと、オイル・ケース12を更新することができない。
そしてねじ軸10を組付ける場合には、調節作業をもう一度実施することが必要であるので、保全コストが高くなる。
上記欠点を解決ために、米国特許第6,364,058B1号が提案された。
これは、図2Aに示すように、オイル・ケース14が螺着されたナット13をねじ軸15に組付けた後、オイル・ケース14の外端縁にスクレーパ16を設置したものである。
前記スクレーパ16は、図2Bに示すように、一つの台座161と、一つのスクレーピング・リング162と、一つの密封カバー163とから構成されたものである。最も外側に位置するスクレーパ16により、オイル・ケース14の潤滑油が外部に止められることを防止できる。
しかし、このボールねじシステムは、ナット13と、二つのオイル・ケース14と、二つのスクレーパ16とを順序に締付けることが必要であるだけでなく、構造が複雑で、組付作業が難しく、且つスクレーパ16の部品点数が多いので生産コストが高くなる。
本発明の主な目的は、本来のスクレーパの配置に影響しなく、潤滑効果は良くなる自己潤滑式ボールねじを提供することにある。
本発明の次の目的は、構造が簡単化になり、組付作業が容易になる自己潤滑式ボールねじを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願の発明は、一つのねじ軸と、前記ねじ軸に螺合したナットと、少なくとも一つの潤滑ユニットと、少なくとも一つの貯油ケースとを含む自己潤滑式ボールねじにおいて、前記ナットは、内部に収容空間が一つ開設してあり、前記収容空間の一端には開放口が設けてあり、前記収容空間の他端には外側へ開放した吸収口が設けてあり、前記潤滑ユニットは、前記ナットの収容空間内に位置決められ、一端には突出部が設けてあり、前記突出部が収容空間の開放口から突出しねじ軸に接触し、収容空間の吸収口に吸収部が一つ設けてあり、前記貯油ケースは、その内部に潤滑油が充填してあり、前記ナットの端面に位置決められ、潤滑油が潤滑ユニットに吸収されて吸収部から外側へ流出し、前記貯油ケースの一側にはねじ軸との干渉を回避するための快速分解可能収容口が開設してあり、ねじ軸は半径方向に前記快速分解可能収容口を通過可能であることを特徴とする、自己潤滑式ボールねじねじであることを要旨としている。
本願の発明では、前記ナットは、吸収口に対応する箇所の近傍に位置決め溝が一つ設けてあり、前記ナットの端面にはスクレーパ収容溝が開設してあり、前記収容空間の開放口は前記スクレーパ収容溝よりもナットの内側に位置し、前記貯油ケースは、潤滑油を流出する嵌め継ぎ手により、前記ナットの吸収口に対応する位置決め溝に挿入し位置決めれ、突出した嵌め継ぎ手が潤滑ユニットの吸収部に当接し、前記スクレーパは、少なくとも一つを有し、前記ナットの端面にあるスクレーパ収容溝に嵌合し位置決められることを特徴とする、請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじであることを要旨としている。
本願の発明では、前記潤滑ユニットの吸収部は前記ナットの端面から外側に突出し、前記吸収部が前記貯油ケースに挿入されて潤滑油を吸収することを特徴とする、請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじであることを要旨としている。
本願の発明では、前記ナットの収容空間は、一つの環状溝と、少なくとも一つの半径方向貫通孔と、少なくとも一つの軸方向穴とから構成され、前記環状溝が前記半径方向貫通孔に連通し、前記半径方向貫通孔が前記軸方向穴に連通し、前記環状溝を開放口とし、前記軸方向穴を吸収口とし、前記潤滑ユニットはリング形状を呈し、また、一つのスクレーパと、一つの伝導素子とを含み、前記潤滑ユニットと前記スクレーパとを順序に環状溝に入れて位置決め、前記伝導素子を前記半径方向貫通孔に入れ、前記伝導素子の一端が前記潤滑ユニットに接触し、前記貯油ケースの突出した嵌め継ぎ手が前記ナットの吸収口に挿入して位置決められ、前記伝導素子の他端は前記潤滑ユニットから流出する潤滑油をリング状潤滑ユニットに供給することを特徴とする請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじであることを要旨としている。
本願の発明では、前記ナットの収容空間には外側に開放した半径方向貫通孔が開設してあり、前記収容空間の半径方向貫通孔は、前記開放口に対応し、前記スクレーパ収容溝よりもナットの内側に位置し、前記ナットの吸収口に対応する箇所では前記半径方向貫通孔に連通した位置決め溝が設けてあり、
前記潤滑ユニットは、ロッド形状を呈し、前記ナットの収容空間の半径方向貫通孔内に位置決められ、
前記貯油ケースは、潤滑油を流出させる嵌め継ぎ手により、前記ナットの位置決め溝に挿入し位置決められ、前記位置決め溝が前記半径方向貫通孔に連通し、前記嵌め継ぎ手が潤滑ユニットに当接することを特徴とする、請求項2に記載の自己潤滑式ボールねじであることを要旨としている。
本発明に係る自己潤滑式ボールねじによれば、本来のスクレーパの配置に影響しなく、潤滑効果は良くなり、且つ構造が簡単化になり、組付作業が容易になり、貯油ケースは快速で簡単に交換可能である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図3乃至図5を参照して本発明の実施例1を説明する。
本発明に係る自己潤滑式ボールねじは、一つのねじ軸20と、前記ねじ軸20に螺合したナット30と、二つの潤滑ユニット40と、二つの外部接続式貯油ケース50とを含む。
前記ナット30は、内部に収容空間32が一つ開設してあり、前記収容空間32の一端がねじ軸20に応じて開放口321が設けてある。
前記収容空間32の他端には外側へ開放した吸収口322(ねじ軸20の軸方向に沿い)が設けてある。
また、前記ナット30は、吸収口322に対応する箇所の近傍に位置決め溝33が一つ設けてある。
また、その端面にはスクレーパ収容溝34が開設してある。
前記収容空間32の開放口321は、前記スクレーパ収容溝34に対応し、ナット30のより内側に位置する。
前記潤滑ユニット40は、前記ナット30の収容空間32内に位置決められ、その一端には突出部41が設けてある。前記突出部41が収容空間32の開放口321から突出したねじ軸20と接触する。
また、収容空間32の吸収口322に応じて吸収部42が一つ設けてある。
前記貯油ケース50は、その内部に潤滑油が充填してあり、前記ナット30の端面に位置決められ、潤滑油を流出する嵌め継ぎ手51により、前記貯油ケース50が前記ナット30の吸収口322に対応する位置決め溝33に挿入して位置決めされる。
また、突出した嵌め継ぎ手51が潤滑ユニット40の吸収部42に当接する。
また、前記貯油ケース50の一側にはねじ軸20との干渉を回避するための快速分解可能収容口52が開設してあり(そうすると、貯油ケース50はU字形を呈し)、且つねじ軸20は半径方向に前記快速分解可能収容口52を通過可能である。
前記二つのスクレーパ32は、前記ナット30の端面にあるスクレーパ収容溝34に嵌合して位置決めされる。
前記開放空間32は、一側が開放された長形溝でもいいし、一部がナット30に埋め込まれた溝でもよい。潤滑ユニット40を定位可能なものであれば、全て本発明の特許請求範囲に属する。
次に、図3と図4を参照して本発明の使用状態を説明する。
本発明に係る貯油タンク50の一側には快速分解可能収容口52が開設してあり、ねじ軸20は半径方向に前記快速分解可能収容口52を通過可能であるので、貯油タンク50の交換は極めて便利になる。
作業者は、貯油タンク50にある嵌め継ぎ手51をナット30にある位置決め溝33から抜き出して、貯油タンク50を上に引き上げたとき、前記快速分解可能収容口52がねじ軸20に干渉しないので、貯油タンク50の分解作業が便利になる。
また、貯油タンク50の組付作業は上記分解作業の逆であるが、その便利性は同様である。
また、本発明の二つのスクレーパ60はナット30の端面にあるスクレーパ収容溝34に位置決めされたが、ナット30の収容空間32の開放口321はスクレーパ収容溝34よりもナット30の内側に位置し、且つ潤滑ユニット40の突出部41が開放口321から突出してねじ軸20に接触し、突出した嵌め継ぎ手51により外部接続式貯油ケース50から潤滑油を潤滑ユニット40に流入させて、前記潤滑ユニット40がスクレーパ60を超えて潤滑油を突出部41に供給することが可能である。
本発明は快速脱着可能な外部接続式貯油タンク50を採用したが、簡単なスクレーパ60は依然として使用可能であり、スクレーパ60によって新たに充填された潤滑油が擦り取られることを防止できる。
また、図6に示すのは本発明の実施例2である。
本発明の実施例2では、潤滑ユニット40には突出部41が二つ設けてあり、ねじ軸20にもダブルねじを有するので、潤滑油の伝送効果は良く、前記二つの突出部41は同時にねじ軸20のねじの谷に接触する。
また、図7と8に示すのは本発明の実施例3である。
本発明の実施例3では、ナット30の収容空間32は、一つの環状溝A1と、一つの半径方向貫通孔A2と、一つの軸方向穴A3とから構成され、前記環状溝A1が前記半径方向貫通孔A2に連通し、前記半径方向貫通孔A2が前記軸方向穴A3に連通し、前記環状溝A1を開放口とし、前記軸方向穴A3を吸収口とする。
リング形状を呈する潤滑ユニットA4とスクレーパA1とを順序に前記環状溝A1に入れて位置決めし、伝導素子A5を前記半径方向貫通孔A2に入れ、前記伝導素子A5の一端が前記潤滑ユニットA4に接触する。
前記貯油ケース50の突出した嵌め継ぎ手51がナット30の吸収口(すなわち、前記軸方向穴A3)に挿入して位置決めされる。
前記伝導素子A5の他端は前記潤滑ユニット40から流出する潤滑油をリング状潤滑ユニットA4に供給して、リング状潤滑ユニットA4によりねじ軸20が潤滑される。
このように、収容空間32の開放口(すなわち、前記環状溝A1)はスクレーパ60よりもナット30の内側に位置するので、本実施例は、依然として快速脱着可能な外部接続式貯油タンク50を採用することも可能であり、且つスクレーパ60によって新たに充填された潤滑油が擦り取られる欠点を回避できる。
また、図9に示すのは本発明の実施例4である。
本発明の実施例4では、潤滑ユニット40の突出部41が収容空間32の開放口321から突出してねじ軸20に接触する。
また、潤滑ユニット40の一端には突出した吸収部B1が設けてあり、前記吸収部B1がナット30の端面から外側に突出し、ナット30の端面に貯油ケース50が嵌合や螺着などの方法により位置決めされると、突出した吸収部B1は貯油ケース50に挿入して潤滑油を吸収する。
また、図10に示すのは本発明の実施例5である。
実施例5は、本発明の実施例のうちで構造が最も簡単なものである。そのため、前記した効果を得ることができると共に、生産コストを低減することができる。
本発明の実施例5では、ナット30の内部には収容空間32が開設してある。
前記収容空間32の一端にはねじ軸20に応じて開放口321が設けてある。
前記収容空間32の他端にはナット30の端面に開放した吸収口322(ねじ軸20の軸方向に沿い)が開設してあり、且つ収容空間32には外周に開放した半径方向貫通孔C1が開設してある。
前記収容空間32の半径方向貫通孔C1は、前記開放口321に対応し、前記スクレーパ収容溝34よりもナット30の内側に位置する。
また、前記ナット30の吸収口322に対応する箇所では前記半径方向貫通孔C1に連通した位置決め溝33が設けてある。
前記潤滑ユニットC2は、ロッド形状を呈し、前記ナット30の収容空間32の半径方向貫通孔C1内に位置決めされる。
且つ潤滑ユニットC2の一端には突出部C21が設けてある。前記突出部C21は、収容空間32の開放口321から突出してねじ軸20に接触する。
前記貯油ケース50は、その内部に潤滑油が充填してあり、ナット30の端面に位置決めされる。
潤滑油を流出させる嵌め継ぎ手51により、貯油ケース50が前記ナット30の位置決め溝33に挿入し位置決めされる。
また、前記位置決め溝33が前記半径方向貫通孔C1に連通し、前記嵌め継ぎ手51が潤滑ユニットC2に当接するので、潤滑油が前記貯油ケース50から潤滑ユニットC2を介してねじ軸20に流入してねじ軸20を潤滑することができる。
スクレーパ60は、前記ナット30の端部に位置決めさている。
本実施例では、ロッド形状を呈する前記潤滑ユニットC2が簡単で快速に前記半径方向貫通孔C1に入れることができるので、組付作業が簡単になり、部品の作製コストを低減できる。
従来のものの基本構成を示す概略図である。 別の従来のものの分解斜視図である。 別の従来のもののスクレーパの構造を示す分解斜視図である。 本発明に係る実施例1の組合状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例1のオイル・ケースの分解斜視図である。 本発明に係る実施例1のナットと潤滑ユニットの組合状態を示す斜視図である。 本発明に係る実施例2の潤滑ユニットとナットとねじ軸の断面図である。 本発明に係る実施例3の分解斜視図である。 本発明に係る実施例3の組合状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例4の組合状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例5の組合状態を示す断面図である。
符号の説明
10 ねじ軸 11 ナット
111 スクレーパ 12 オイル・ケース
121 潤滑具 13 ナット
14 オイル・ケース 15 ねじ軸
16 スクレーパ 161 台座
162 スクレーピング・リング 163 密封カバー
20 ねじ軸 30 ナット
31 ねじ穴 32 収容空間
321 開放口 322 吸収口
33 位置決め溝 34 スクレーパ収容溝
40 潤滑ユニット 41 突出部
42 吸収部 50 貯油ケース
51 嵌め継ぎ手 52 快速分解可能収容口
60 スクレーパ A1 環状溝
A2 半径方向貫通孔 A3 軸方向穴
A4 環状潤滑ユニット A5 伝導素子
B1 吸収部

Claims (5)

  1. 一つのねじ軸と、前記ねじ軸に螺合したナットと、少なくとも一つの潤滑ユニットと、少なくとも一つの貯油ケースとを含む自己潤滑式ボールねじにおいて、
    前記ナットは、内部に収容空間が一つ開設してあり、前記収容空間の一端には開放口が設けてあり、前記収容空間の他端には外側へ開放した吸収口が設けてあり、
    前記潤滑ユニットは、前記ナットの収容空間内に位置決められ、一端には突出部が設けてあり、前記突出部が収容空間の開放口から突出しねじ軸に接触し、収容空間の吸収口に吸収部が一つ設けてあり、
    前記貯油ケースは、その内部に潤滑油が充填してあり、前記ナットの端面に位置決められ、潤滑油が潤滑ユニットに吸収されて吸収部から外側へ流出し、前記貯油ケースの一側にはねじ軸との干渉を回避するための快速分解可能収容口が開設してあり、ねじ軸は半径方向に前記快速分解可能収容口を通過可能であることを特徴とする、
    自己潤滑式ボールねじ。
  2. 前記ナットは、吸収口に対応する箇所の近傍に位置決め溝が一つ設けてあり、前記ナットの端面にはスクレーパ収容溝が開設してあり、前記収容空間の開放口は前記スクレーパ収容溝よりもナットの内側に位置し、
    前記貯油ケースは、潤滑油を流出する嵌め継ぎ手により、前記ナットの吸収口に対応する位置決め溝に挿入し位置決めれ、突出した嵌め継ぎ手が潤滑ユニットの吸収部に当接し、
    前記スクレーパは、少なくとも一つを有し、前記ナットの端面にあるスクレーパ収容溝に嵌合し位置決められることを特徴とする、請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじ。
  3. 前記潤滑ユニットの吸収部は前記ナットの端面から外側に突出し、前記吸収部が前記貯油ケースに挿入されて潤滑油を吸収することを特徴とする、請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじ。
  4. 前記ナットの収容空間は、一つの環状溝と、少なくとも一つの半径方向貫通孔と、少なくとも一つの軸方向穴とから構成され、前記環状溝が前記半径方向貫通孔に連通し、前記半径方向貫通孔が前記軸方向穴に連通し、前記環状溝を開放口とし、前記軸方向穴を吸収口とし、
    前記潤滑ユニットはリング形状を呈し、
    一つのスクレーパと、一つの伝導素子とを含み、
    前記潤滑ユニットと前記スクレーパとを順序に環状溝に入れて位置決めし、前記伝導素子を前記半径方向貫通孔に入れ、前記伝導素子の一端が前記潤滑ユニットに接触し、前記貯油ケースの突出した嵌め継ぎ手が前記ナットの吸収口に挿入して位置決められ、前記伝導素子の他端は前記潤滑ユニットから流出する潤滑油をリング状潤滑ユニットに供給することを特徴とする、請求項1に記載の自己潤滑式ボールねじ。
  5. 前記ナットの収容空間には外側に開放した半径方向貫通孔が開設してあり、前記収容空間の半径方向貫通孔は、前記開放口に対応し、前記スクレーパ収容溝よりもナットの内側に位置し、前記ナットの吸収口に対応する箇所では前記半径方向貫通孔に連通した位置決め溝が設けてあり、
    前記潤滑ユニットは、ロッド形状を呈し、前記ナットの収容空間の半径方向貫通孔内に位置決められ、
    前記貯油ケースは、潤滑油を流出させる嵌め継ぎ手により、前記ナットの位置決め溝に挿入し位置決められ、前記位置決め溝が前記半径方向貫通孔に連通し、前記嵌め継ぎ手が潤滑ユニットに当接することを特徴とする、請求項2に記載の自己潤滑式ボールねじ。
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